JP2000038247A - 画像形成装置の排出トレイ - Google Patents

画像形成装置の排出トレイ

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JP2000038247A
JP2000038247A JP10207387A JP20738798A JP2000038247A JP 2000038247 A JP2000038247 A JP 2000038247A JP 10207387 A JP10207387 A JP 10207387A JP 20738798 A JP20738798 A JP 20738798A JP 2000038247 A JP2000038247 A JP 2000038247A
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JP
Japan
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discharge tray
image forming
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sheet
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JP10207387A
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English (en)
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Shinichi Uchida
進一 内田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成処理が終了した用紙を排出するため
の排出トレイにおけるストック性能を良好にし、排出ト
レイ上の用紙を取り出す際の操作性を高めた画像形成装
置の排出トレイを提供する。 【解決手段】 画像形成装置の排出トレイは、装置本体
に固定されるトレイ本体171と、トレイ本体171に
対して回動可能に取り付けられた複数のリブガイド17
2とを有し、リブガイド172の支持面187が用紙搬
送方向上流側において排出口173近傍に位置するよう
に付勢されるとともに、用紙の重量に応じて支持面18
7が下降するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の排
出トレイ、特に、画像形成処理が終了して排出口より排
出される用紙を受け取って上面にストックする画像形成
装置の排出トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置な
どの画像形成装置では、装置上面に設けられた原稿台に
原稿を載置し、この原稿画像に光を照射し、原稿から反
射してくる光に基づいて原稿画像の読み取りを行う。こ
の読み取られた原稿画像に基づいて、感光体ドラムの表
面に静電潜像を形成する。感光体ドラムは、主帯電装置
により、所定の極性に帯電させられており、原稿画像に
基づいて光が照射されると、その部分の電荷が除去され
て静電潜像となる。
【0003】内部にトナーを収納する現像装置が感光体
ドラムに隣接して設けられている。この現像装置内部に
収納されているトナーは、感光体ドラムと同極性に帯電
されており、現像装置と感光体ドラムとの近接位置にお
いて、感光体ドラムの電荷のない部分に吸着される。し
たがって、感光体ドラム周面に形成されている静電潜像
が、トナー画像に顕像化されることとなる。
【0004】また、感光体ドラムに隣接して転写装置が
設けられている。この転写装置は、感光体ドラムとの間
に搬送されてくる用紙に対して、用紙の裏面からトナー
と逆極性の電圧を印加して、感光体ドラム周面のトナー
を用紙上に引きつけてトナー画像を転写する。転写装置
の用紙搬送方向下流側には、分離装置が配置されてい
る。この分離装置は、用紙が感光体ドラムに巻き付かな
いように、用紙を裏面側から吸引するものであって、た
とえば、所定の電圧が印加される分離針が採用される。
【0005】このあと、表面にトナー画像が形成された
用紙を定着装置に搬送し、トナー画像を加熱して溶融定
着している。定着装置には、内部にヒータを内蔵する加
熱ローラと、加熱ローラに圧接される加圧ローラとが設
けられており、この加熱ローラと加圧ローラとの間に用
紙を挟持して搬送するとともに、加熱ローラによりヒー
タの熱を伝達して、用紙表面のトナー画像を溶融定着し
ている。
【0006】定着装置の用紙搬送方向下流側には、用紙
を排出するための排出口が設けられており、この排出口
の外方には排出される用紙を受ける排出トレイが設けら
れている。排出口には、互いに周面が圧接して用紙を挟
持しながら排出トレイ側に用紙を搬送する排出ローラ対
が設けられている。排出トレイは、排出されてくる用紙
を多数ストックするためにある程度の深さを有してお
り、底面の用紙排出方向上流側の端部が排出口よりも下
方に位置するように設定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような装置にお
いて、排出トレイにストックされる用紙枚数を多くする
ためには、排出トレイの深さを深くする必要があり、排
出口と排出トレイの底面との段差が大きくなる。このた
め、排出口から排出トレイまでの用紙の落下距離が大き
くなり、排出トレイ上の適切な位置に用紙が載置されな
かったり、排出された複数の用紙に位置ずれが生じたり
するおそれがある。
【0008】また、装置の設置スペースを小さくするた
めには、原稿台、排出トレイ、給紙カセットなどを平面
視ほぼ重合する位置で上下方向に配置することが好まし
い。この場合、原稿を載置する際の操作性を考慮する
と、原稿台は装置の最も上部に配置することが好まし
く、これに伴って原稿の読み取りを行う光学系などが装
置の上部に配置される。このことにより、排出トレイ
は、原稿台や光学系などの原稿読取部の下方に配置され
ることとなる。
【0009】このように、上方を原稿読取部によって閉
塞された排出トレイでは、例えば、排出トレイに対応す
る装置前面側に用紙取出用開口を設け、この用紙取出用
開口に手を挿入して排出された用紙を取り出すこととな
る。しかしながら、排出された用紙は排出トレイの上面
に載置されているため、用紙の下に指を挿入することが
困難であり、用紙取出用開口のスペースが小さいことも
あって、用紙を取り出すことが容易ではない。
【0010】この問題点を解決するために、用紙取出用
開口の近傍に位置して、排出トレイ上面の一部に凹所を
設け、この凹所に指を挿入して用紙を取り出すように構
成することが考えられる。しかしながら、この場合、排
出される用紙を支持する排出トレイの上面に凹凸が存在
することとなり、排出口から排出された用紙がこの凹所
に引っかかって正常なストック位置に載置されないおそ
れがある。特に、多くの用紙をストックするために、排
出トレイを深く構成した場合には、用紙のストック性能
が悪くなる傾向がある。
【0011】本発明は、画像形成処理が終了した用紙を
排出するための排出トレイにおけるストック性能を良好
にし、排出トレイ上の用紙を取り出す際の操作性を高め
た画像形成装置の排出トレイを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置の排出トレイは、画像形成処理が終了して排出口より
排出される用紙を受け取って上面にストックする画像形
成装置の排出トレイであって、本体底部と、本体底部に
対して上下動可能な補助底部とを備えている。ここで、
排出トレイは、上面にストックされた用紙を取り出すた
めの取出用開口が側方に設けられる構成とすることがで
き、上方が閉塞されている構成とすることもでき、排出
トレイの上方に位置して原稿画像を読み取るための原稿
読取部が配置される画像形成装置に用いる構成とするこ
ともできる。
【0013】さらに、本体底部が少なくとも用紙搬送方
向上流側の端部が前記排出口よりもストック可能枚数に
対応して下方に位置しており、補助底部は用紙を支持す
るための支持面を備え、少なくとも支持面の用紙搬送方
向上流側の端部が本体底部の高さ位置と排出口近傍の高
さ位置との間で移動可能な構成とすることができる。こ
の場合には、排出口から補助底部の支持面に用紙が排出
されるため、用紙の落下距離が小さくなり、排出された
用紙の位置ずれなどを防止することができる。
【0014】また、補助底部は、用紙搬送方向に直交す
る方向に互いに離間して配置される複数の板状のリブ部
材で構成でき、このリブ部材は、用紙搬送方向下流側に
おいて回動自在に軸支され、支持面の用紙搬送方向上流
側の端部を前記排出口近傍に位置するように付勢する付
勢部材をさらに備える構成とすることができる。さら
に、付勢部材は、用紙搬送方向上流側の端部における支
持面の高さ位置が、その上に載置される用紙の枚数が多
くなるのに対応してその重量により本体底部の高さ位置
に近づくように付勢力が設定されていることが好まし
い。
【0015】この場合には、排出トレイ上に排出された
用紙の枚数に応じて、排出口から排出される用紙の落下
距離を小さく保ったまま補助底部の支持面が下がり、排
出トレイ上の用紙のストック性能を高く維持できる。ま
た、本体底部と補助底部の上面の高さ位置が異なるた
め、用紙下面に間隙が生じ、用紙下面に手を挿入して容
易に取り出すことが可能となる。
【0016】また、補助底部は、取出用開口近傍に配置
されてその上面が本体底部の上面と面一となるように付
勢されるとともに、本体底部の上面よりも下方に移動可
能とすることができる。この場合、補助底部を押し下げ
ることによって、用紙の下面に手を挿入して用紙を取り
出すことが容易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態が採用
される複写機の縦断面図を示す。この複写機1は、本体
10と、本体10の上部に開閉自在に装着された原稿押
さえ11とを有している。本体10には、その上部に位
置して、原稿が載置される原稿台15が配置されてい
る。本体10の内部には、正面から見て左側の端部で上
下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられている。
また、下部には、画像形成部16に原稿を供給するため
の給紙部17が設けられている。
【0018】給紙部17には、本体10に着脱自在に取
り付けられ、用紙を収納する給紙カセット18,19
と、その上方に設けられるスタックバイパス20とを備
えている。原稿台15の下方には、原稿台15上に載置
された原稿の画像情報を読み取るための光学系21が設
けられている。光学系21は、原稿台15上に載置され
た原稿表面に光を照射するための光源22と、原稿表面
から反射した光を偏向するためのミラー23,24,2
5と、ミラー25からの光を収束させるためのレンズ2
6と、レンズ26によって収束された光を受光して原稿
画像に対応する画像データ信号を生成するCCDセンサ
などの撮像素子27とを備えている。
【0019】画像形成部16は、表面に静電潜像が形成
される感光体ドラム30を有し、さらに感光体ドラム3
0の周囲に配置された主帯電装置31、現像装置32、
転写ローラ33およびクリーニング装置34を有してい
る。主帯電装置31は、感光体ドラム30の表面を帯電
させるための装置であり、感光体ドラム30の右斜め上
方に配置されている。主帯電装置31から所定の間隙を
あけて感光体ドラム30の右斜め下方に感光体ドラム3
0上にトナー像を形成する現像装置32が配置されてい
る。現像装置32は、内部にトナーを収納し、感光体ド
ラム30に形成されている静電潜像をトナーによって顕
像化するものである。また、転写ローラ33は、感光体
ドラム30上のトナー像を用紙に転写するための装置で
あり、感光体ドラム30の左側方に配置されている。ク
リーニング装置34は、感光体ドラム30表面の残留ト
ナーなどを除去するための装置であり、感光体ドラム3
0の上方に配置されている。
【0020】感光体ドラム30の右側方には、感光体ド
ラム30の周面に静電潜像を形成するためのレーザユニ
ット35が設けられている。レーザユニット35は、撮
像素子27から得られる画像データ信号に基づいて感光
体ドラム30周面に静電潜像を形成する。給紙部17に
は、各給紙カセット18,19から画像形成部16方向
に用紙を搬送するための縦搬送路41と、スタックバイ
パス20から画像形成部16方向に用紙を搬送するバイ
パス搬送路42とが設けられている。各給紙カセット1
8,19およびスタックバイパス20には、収納されて
いる用紙を取り出すためのピックアップローラ43,4
4,45および用紙を1枚ずつ搬送路に送り出すための
給紙ローラ対46,47,48が設けられている。縦搬
送路41には、搬送ローラ対49,50が設けられてお
り、バイパス搬送路42には搬送ローラ対51が設けら
れている。縦搬送路41とバイパス搬送路42は、感光
体ドラム30と転写ローラ33とが対向する転写位置の
下方で合流している。この合流した個所には、搬送され
てくる用紙を所定位置に待機させるためのレジストロー
ラ52が設けられている。
【0021】感光体ドラム30および転写ローラ33の
上方には、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するた
めの定着装置53が設けられている。定着装置53は、
ヒータを内蔵する加熱ローラ54と加熱ローラ54に圧
接する加圧ローラ55とが設けられており、両ローラ間
に用紙を挟持して搬送するとともに、用紙表面に形成さ
れたトナー画像を加熱定着するものである。
【0022】定着装置53のさらに上方には、分岐部5
6が設けられている。分岐部56の右側方には、排出ロ
ーラ対60を介して用紙が排出される排出トレイ57
と、排出トレイ57の上方に配置され、排出ローラ対6
1を介して用紙が排出されるサブ排出トレイ58とが配
置されている。また、分岐部56の左下方には両面コピ
ーの際に用紙を反転させるためのスイッチバック部59
が配置されている。分岐部56には、用紙搬送方向を排
出トレイ57方向とスイッチバック部59方向とに切り
換えるための分岐爪62が設けられている。分岐爪62
の左側方には、2つの分岐爪63,64が設けられてい
る。この2つの分岐爪63,64の下方にはスイッチバ
ック部59に用紙を案内するスイッチバック搬送路65
が設けられ、上方にはサブ排出トレイ58へ用紙を案内
するサブトレイ搬送路66が設けられ、また、2つの分
岐爪63,64の中間には図示しないソータやステープ
ルソータなどのフィニッシャに用紙を搬送するフィニッ
シャ搬送路67が設けられている。分岐爪63,64
は、搬送されてくる用紙をスイッチバック搬送路65、
サブトレイ搬送路66またはフィニッシャ搬送路67の
いずれかに案内するように切り換え可能となっている。 〔スタックバイパス〕スタックバイパス20の詳細を図
2、図3に基づいて説明する。
【0023】このスタックバイパス20は、基体81と
基体81に回動可能に支持される蓋部材82とを有して
いる。基体81は、上面に用紙が載置される載置板86
を備えたトレイ形状であり、載置板86の左端部上方に
位置して用紙を引き出すためのピックアップローラ45
と、用紙を1枚ずつ搬送路に送り出すための給紙ローラ
対48とが設けられている。給紙ローラ対48の左側方
には用紙をバイパス搬送路42側に案内する案内面87
が設けられている。また、基体81の両側部(本体10
の前後方向)には、被案内レール84と案内ローラ85
とを備える被案内部83,83を有している。これに対
応して、本体10内部には、被案内レール84の下面を
案内するための案内ローラ73を有する案内レール72
が設けられている。基体81は、この案内レール72に
案内されて、本体10の右側方に設けられた開口71か
ら引き出すことが可能となっている。
【0024】載置板86には、案内溝88が設けられて
おり、この案内溝88に係合して用紙の左右方向の位置
合わせを行う仕切板89,89が取り付けられている。
また、載置板86は支軸90を介して基体81に対して
回動可能となっており、収納される用紙の先端位置を上
方に押し上げる方向に付勢されている。この例では、載
置板86の左端部下面にバネ91が設けられており、載
置板86の左端部を上方に付勢している。
【0025】また、載置板86の上面にはカム部材92
が当接している。このカム部材92は、ピックアップロ
ーラ45の回転軸の両端部に取り付けられており、用紙
搬送方向下流側の端部において載置板86上面に当接し
ている。このカム部材92は、非駆動時には図に示すよ
うにバネ91の付勢力に抗して載置板86の上面をピッ
クアップローラ45から離間させる。また、カム部材9
2は回転に伴ってカム面が上昇する。これに伴って、載
置板86はバネ91の付勢力によりその上面がピックア
ップローラ45に近接あるいは圧接する位置まで移動す
るように構成されている。
【0026】蓋部材82は、基体81の右端部において
回動自在に支持されており、基体81が本体10内の所
定位置に収納されるとき、開口71を閉止可能となって
いる。このスタックバイパス20に収納される用紙は、
急激な方向転換することなく、バイパス搬送路42を介
して画像形成部16に搬送される。したがって、このス
タックバイパス20は、厚紙やOHPシート、表面コー
ト紙などのいわゆるマテリアル紙を画像形成部16に給
紙するのに適している。
【0027】また、このスタックバイパス20は、載置
板86上にA4横サイズの用紙を収納して、蓋部材82
が閉止可能となっている。通常使用する用紙サイズとし
てはA4サイズが多いと考えられるため、このような用
紙を載置板86上に載置して蓋部材82を閉止すれば、
いわゆるバイパストレイに用紙をセットした状態で、本
体10の側方に突出する部分がなくなる。さらにこのス
タックバイパス20は、給紙カセット18,19、排出
トレイ57、サブ排出トレイ58、原稿台15と平面視
重合する位置に配置されているため、設置面積を極力小
さくすることが可能となる。
【0028】さらに、このスタックバイパス20は、本
体10の右側方に設けられた開口71から引き出し可能
となっているため、載置板86上に用紙をセットする作
業が容易となり、はがきなどの小型サイズの用紙であっ
てもセッティングが容易となる。スタックバイパス20
を本体10の側方に引き出す際には、ピックアップロー
ラ45、給紙ローラ対48、載置板86を上下動させる
機構などが一体的に引き出されるため、給紙に関わる各
機構の位置決め精度を損なうことがない。 〔レジストローラ〕レジストローラ52は、図4に示す
ように、モータなどの駆動源から駆動力が伝達される駆
動ローラ101と、駆動ローラ101に圧接される従動
ローラ102とにより構成されている。駆動ローラ10
1は、その回転軸104がフレーム103に支持されて
回転可能となっており、ギヤおよびクラッチ(図示せ
ず)を介してモータと接続されている。従動ローラ10
2は、その回転軸105が幅方向両端に設けられる軸受
部材106に支持されて回転可能となっている。従動ロ
ーラ102の幅方向両端側方には、圧着ばね107が設
けられている。この圧着ばね107は、両端がフレーム
103に取付られ、中央部が軸受部材106に係合し
て、従動ローラ102の回転軸105を駆動ローラ10
1側に付勢している。このことにより、従動ローラ10
2の周面が駆動ローラ101の周面に圧接するように構
成されている。
【0029】また、従動ローラ102の回転軸105に
は、軸受部材106とともに回転軸105を支持する取
付部材108が設けられている。取付部材108は、回
転軸105が挿通される貫通孔を有する側板109と、
側板109間に従動ローラ102と平行に配置される底
板110とを備えており、底板110の従動ローラ10
2に対向する面には従動ローラ102の周面に当接して
従動ローラ102の周面をクリーニングするスポンジ1
11が取り付けられている。
【0030】従動ローラ102は圧着ばね107によっ
て、駆動ローラ101に圧接されており、駆動ローラ1
01とともに用紙を挟持して搬送することができる。ま
た、従動ローラ102の周面に当接しているスポンジ1
11は、従動ローラ102の回転軸105に取り付けら
れた取付部材108に取付られているため、従動ローラ
102が移動しても、従動ローラ102とスポンジ11
1の相対位置が変化することなく、スポンジ111によ
るクリーニング効果は常に安定する。
【0031】スポンジ111に代えて、起毛されたクリ
ーニングブラシを用いることも可能であり、先端が従動
ローラ102の周面に当接するクリーニングブレードを
用いることも可能である。 〔定着装置〕定着装置53の詳細を図5に示す。
【0032】定着装置53は、内部にヒータ121,1
22を有する加熱ローラ54と、加熱ローラ54に圧接
する加圧ローラ55とを備えている。加圧ローラ55
は、合成樹脂、金属その他の材料で構成される円筒状の
ローラ基体と、ローラ基体の周面を被覆するフッ素系樹
脂材料でなる被覆チューブとで構成され、回転軸123
を中心に回転するように構成されている。この加圧ロー
ラ55の回転軸123は、幅方向両端に設けられる支持
部材124に回動自在に支持されている。
【0033】支持部材124は、導電性材料で構成され
ており、その一端が支軸125に支持されて、定着ハウ
ジング126に回動可能に取り付けられている。支持部
材124の他端側には、支持部材124を加熱ローラ5
4側に付勢するばね127が取り付けられている。ま
た、支持部材124には、除電ブラシ128が取り付け
られている。
【0034】この除電ブラシ128は、図6に示すよう
に、加圧ローラ55とほぼ同一の幅を有する基体129
と、基体129に繊維状に植設されたブラシ部130と
を有している。基体129およびブラシ部130は、と
もに導電性材料が採用され、たとえば、基体129とし
てアルミニウム、SUSなどが採用され、ブラシ部13
0としてSUSなどが採用され得る。
【0035】除電ブラシ128は、ブラシ部130の先
端と加圧ローラ55の周面との間隙が所定の距離となる
ように、幅方向両端側がボルト131によって支持部材
124に固定されている。ブラシ部130の先端と加圧
ローラ55の周面との間隙は、1mm〜3mm程度に設
定されることが好ましい。支持部材124には、さら
に、アース電極132が取り付けられている。このアー
ス電極132はボルト133によって支持部材124に
取り付けられ、フレームなどの所定位置に配線されて、
支持部材124を電気的に接地するものである。
【0036】加熱ローラ54と加圧ローラ55との間に
搬送されてくる用紙から加圧ローラ55に電荷が移動す
ることにより、加圧ローラ55は帯電することとなる
が、除電ブラシ128により除電される。加圧ローラ5
5から除電ブラシ128に移動した電荷は、支持部材1
24、アース電極132を介してアースに逃がされる。
このようにした、定着装置53では、加圧ローラ55を
除電するための除電ブラシ128が、ブラシ部130の
先端が加圧ローラ55の周面と所定の間隙を開けて配置
されており、除電ブラシ128先端と加圧ローラ55と
の間にトナーかすが滞留することがなく、トナーによる
用紙裏面の汚損を防止することができる。
【0037】また、除電ブラシ128が加圧ローラ55
を支持する支持部材124に取り付けられているため、
加圧ローラ55が移動しても加圧ローラ55と除電ブラ
シ128との相対距離が変化することがなく、除電ブラ
シ128のブラシ部130先端と加圧ローラ55周面と
の間隙が一定に保たれる。したがって、加熱ローラ54
と加圧ローラ55との間に搬送されてくる用紙の厚さに
関係なく、除電ブラシによる除電効果を一定に維持する
ことが可能となる。 (実験例1)加圧ローラ55を−3000Vに帯電させ
た後、加圧ローラ55を1回転させることにより除電を
行い、図7に示すような静電気測定器141を用いて残
留電圧を測定した結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】ここでは、除電ブラシ128として、アル
ミニウム製の基体129に長さ10mmのSUS304
でなる電極を4mm間隔で植設したブラシ部130を設
けたものと、アルミニウム製の基体129に長さ10m
mのアモルファス金属繊維(Co−Fe−Cr−Si−
B系合金:ユニチカ社製アモルファス金属繊維ボルファ
使用)でなる電極を4mm間隔で植設したブラシ部13
0を設けたものとを用意し、それぞれブラシ部130と
加圧ローラ55周面との間隙(GAP)=0mm、1m
m、2mm、3mm、5mm、7mm、10mmとした
場合について、加圧ローラ55の残留電圧を測定してい
る。それぞれの場合について、3回づつ測定を行った結
果、ブラシ部130と加圧ローラ55との間隙(GA
P)が小さいほど残留電圧が小さくなり、間隙(GA
P)が5mm以下で初期の帯電量の半分以下となること
がわかった。この結果、ブラシ部130と加圧ローラ5
5との間隙(GAP)は5mm以下、好ましくは1〜3
mm程度に設定することにより、除電ブラシ128によ
る除電効果を得ることが可能となる。 〔加圧ローラ剥離爪〕図8に示すように、定着装置53
の加熱ローラ54近傍には、剥離爪151が設けられて
いる。剥離爪151は、熱変形の少ない合成樹脂材料で
形成されており、先端が鋭利に形成されるとともに加熱
ローラ54周面に圧接するように設けられている。
【0040】加圧ローラ55の近傍には、加熱ローラ5
4と加圧ローラ55との間を通過する用紙を案内するた
めの用紙ガイド152が設けられている。用紙ガイド1
52には、剥離爪153が取り付けられている。用紙ガ
イド152は、図9に示すように、加熱ローラ54およ
び加圧ローラ55とほぼ同等の幅を有する板状の基体1
54と、基体154の一方の面に立設された案内リブ1
55,156とを有している。案内リブ155は所定距
離離間して2つずつ配置されており、図9上面に位置し
て用紙を案内するための案内面157を有し、基体15
4よりも加圧ローラ55側に突出する突部158を有し
ている。また、案内リブ156は、2つの案内リブ15
5の中間に位置して設けられており、案内リブ155と
同様にして図9上面に位置して用紙を案内するための案
内面159を有し、基体154よりも加圧ローラ55側
および下面に突出する突部160を有している。基体1
54および案内リブ155,156は、熱変形の少ない
合成樹脂材料で一体成型により構成されている。
【0041】剥離爪153は、案内リブ156の突部1
60を受け入れる切欠部161を有している。また、剥
離爪153は、後端部163が基体154の下面であっ
て用紙搬送方向下流側に取り付けられており、先端部1
62は基体154および案内リブ156の突部158よ
りも用紙搬送方向上流側に突出して、加圧ローラ55の
周面に当接するように配置されている。また、この剥離
爪153は、可撓性を有するSUSなどの板ばね部材で
構成されており、先端部162が加圧ローラ55周面か
ら離間する方向に撓むことが可能となっている。
【0042】この場合、剥離爪153によって、加圧ロ
ーラ55に用紙が巻き付くことを防止し、用紙ガイド1
52の案内リブ155,156の案内面157,159
により用紙を搬送方向に確実に案内できる。ここで、剥
離爪153はSUSで構成されており、合成樹脂材料で
構成する場合に比してコストを低減することが可能とな
る。
【0043】また、加熱ローラ54と加圧ローラ55の
用紙搬送方向下流側において、用紙ジャムが発生したと
き、蛇腹状に変形した用紙が用紙ガイド152を押圧す
る場合がある。このとき、用紙ガイド152の上面に案
内リブ155,156が突出しており、蛇腹状になった
用紙がこの案内リブ155,156に当接して直接剥離
爪153を押圧することがなくなる。したがって、剥離
爪153がジャムを起こした用紙に押圧されて変形した
り、加圧ローラ55に食い込んで損傷したりすることを
防止できる。
【0044】さらに、この定着装置53においてジャム
が発生した場合には、ジャムを起こした用紙を排出方向
に引き出すことによってこの用紙を除去するジャム処理
が行われる。このジャム処理時に、用紙を引き出すのに
伴って加熱ローラ54および加圧ローラ55が回転する
こととなる。このとき、可撓性を有する剥離爪153
は、切欠部161に案内リブ156の突部160を受け
入れるとともに先端部162が加圧ローラ55周面から
離間する方向に撓むことが可能となっている。したがっ
て、剥離爪153の先端部162が加圧ローラ55の周
面に食い込んでこれを損傷することがなく、剥離爪15
3が塑性変形してしまうこともなくなる。 〔排出トレイ〕排出トレイ57の1実施形態を図10に
示す。
【0045】排出トレイ57は、装置に固定されるトレ
イ本体171と、トレイ本体171に対して回動可能に
取り付けられたリブガイド172とを有している。トレ
イ本体171は、排出ローラ対60が設けられる排出口
173から下方に延設される側板174と、側板174
から用紙搬送方向下流側に延設される本体底板175と
を備えている。本体底板175は、用紙搬送方向上流側
から下流側にかけて上方に向けて傾斜しており、リブガ
イド172を受け入れるための複数の切欠部176が設
けられている。
【0046】リブガイド172は、排出口173から排
出される用紙の幅方向に離間して複数設けられており、
用紙搬送方向下流側において支持軸177によってそれ
ぞれが連結されるとともに、回動可能に支持されてい
る。リブガイド172の上面は排出口173から排出さ
れる用紙を支持するための支持面178を構成してお
り、用紙搬送方向下流側においてこの支持面178は、
本体底板175の上面とほぼ同じ高さ位置となるように
設定されている。リブガイド172は、支持軸177を
中心に回動可能となっており、用紙搬送方向上流側にお
いて支持面178が排出口173近傍の高さ位置と本体
底板175の上面とほぼ同じ高さ位置との間で移動可能
となっている。
【0047】また、リブガイド172は、用紙搬送方向
上流側において支持面178が排出口173近傍の高さ
位置になるように、バネ179によって付勢されてい
る。このバネ179は、リブガイド172の支持面17
8上にストックされる用紙の枚数に応じてその重量によ
りリブガイド172の用紙搬送方向上流側が下方に移動
するように、その強さが設定されている。これにより、
リブガイド172の支持面178上にストック可能な最
大枚数の用紙が載置されるとき、リブガイド172が回
動して切欠部176に埋没し、リブガイド172の支持
面178が本体底板175の上面とほぼ同一かわずかに
上方に位置するようになる。
【0048】このようにした場合、排出トレイ57に用
紙がない場合、リブガイド172の支持面178は用紙
搬送方向上流側において、排出口173の高さ位置に近
く、排出される用紙の落下距離が短くなる。リブガイド
172の支持面178上に用紙が排出されるにつれて、
リブガイド172が回動して支持面178の用紙搬送方
向上流側が低くなっていく。これにより、リブガイド1
72の支持面178上にストックされた用紙の最上面が
常に排出口173の高さ位置近傍となり、排出される用
紙の落下距離はほぼ一定に保たれる。したがって、排出
口173から排出される用紙が位置ずれを起こすことが
少なく、ストック性能を高く維持することが可能であ
る。また、最下層に位置する用紙は、リブガイド172
の支持面178に支持されており、本体底板175の上
面から離間しているため、用紙下面に手を挿入して用紙
を取り出すことが容易である。 〔排出トレイの他の実施形態〕図11に示すような排出
トレイを用いることも可能である。
【0049】排出トレイ180は、装置に固定されるト
レイ本体181と、トレイ本体181に対して下方に移
動可能に取り付けられた可動板182とを有している。
トレイ本体181は、排出ローラ対(図示せず)が設け
られる排出口183から下方に延設される側板184
と、側板184から用紙搬送方向下流側に延設される本
体底板185とを備えている。本体底板185は、用紙
搬送方向上流側から下流側にかけて上方に向けて傾斜し
ており、可動板182を受け入れるために切欠部186
が設けられている。
【0050】可動板182は、本体底板185の切欠部
186に位置する場合、その上面が本体底板185の上
面と面一になるように構成されている。また、可動板1
82は、図示しないばねなどの付勢手段により上方に付
勢されるとともに、本体底板185の上面と面一となる
位置で上方への移動が規制されている。したがって、可
動板182は通常状態では、その上面が本体底板185
の上面と面一となっており、付勢手段の付勢力に抗して
押し下げることによって、図11の2点鎖線で示すよう
に、下方に移動することが可能となっている。
【0051】このようにした場合、排出トレイ180の
上面は、本体底板185と可動板182とにより滑らか
に構成されており、排出口183から排出される用紙が
引っかかってストック性能が低下することを防止でき
る。また、排出トレイ180にストックされた用紙を取
り出す際には、可動板182を下方に押し下げることに
よって、最下層に位置する用紙の下方に間隙を作ること
ができ、この間隙に手を挿入することによって用紙の取
り出しを容易に行うことができる。 〔排出ローラ〕排出ローラ対60のうち、下方に位置す
る排出ローラを図12に示す構成とすることができる。
【0052】排出ローラ191は、回転軸192に互い
に離間して取り付けられる複数のローラ部材193,1
93を備えている。回転軸192は導電性材料で構成さ
れており、たとえばステンレススチールなどの金属材料
で構成され、図示しない配線により電気的に接地されて
いる。また、ローラ部材193は、少なくとも周面が弾
性を有する合成樹脂材料で形成され、たとえばフッ素系
樹脂で構成されている。
【0053】回転軸192には、ローラ部材193の間
隙に位置して、除電ブラシ194が取り付けられてい
る。この除電ブラシ194は、回転軸192に固定され
る基体195と、基体195に植設された繊維状のブラ
シ部196とから構成されている。ブラシ部196の先
端は、図13に示すように、ローラ部材193の周面よ
りも外側に位置するように構成されている。この除電ブ
ラシ194の基体195およびブラシ部196はともに
導電性材料で構成されており、回転軸192とは電気的
な導通が可能となるように結合されている。
【0054】排出ローラ191が回転すると、回転軸1
92に取り付けられた除電ブラシ194も一体的に回転
する。このとき、除電ブラシ194のブラシ部196は
その先端がローラ部材193の周面よりも外側に位置し
ているため、排出ローラ191によって搬送される用紙
表面にブラシ部196の先端が当接する。除電ブラシ1
94は導電性材料で構成されているため、用紙の帯電電
荷が除電ブラシ194のブラシ部196に移動し、基体
195および回転軸192を介してアースに流れること
となる。このことによって、用紙の帯電電荷が除去され
て、排出された用紙の処理が容易となる。
【0055】排出トレイとして図11に示すような排出
トレイ180を用いた場合、排出される用紙が排出口1
83に引っかかってしまうおそれがある。しかしなが
ら、除電ブラシ194のブラシ部196先端が、引っか
かった用紙を押圧しながら回転し、用紙を本体底板18
5上に落下させることができる。除電ブラシ194は、
各ローラ部材193の間隙において、回転軸192の周
面1カ所または2カ所以上設けることが可能である。
【0056】また、同様の構成は、中間トレイを有する
装置において中間トレイへの排出部分、自動原稿搬送装
置を備える装置において原稿の排出部分などに適用する
ことが可能である。 〔他の実施形態〕搬送ローラ対49,50,51に、上
述のレジストローラ52の構成を適用して、従動ローラ
周面の紙粉を除去するクリーニング部材を設けることが
可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置の排出トレイ
によれば、排出される用紙のストック性能を良好にし、
排出トレイ上の用紙を取り出す際の操作性を高めること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を採用した複写機の縦断面
概略図。
【図2】その要部拡大図。
【図3】その分解斜視図。
【図4】レジストローラの説明用斜視図。
【図5】定着装置の要部拡大図。
【図6】その要部斜視図。
【図7】加圧ローラの残留電圧を測定する実験方法を示
す説明図。
【図8】定着装置の要部説明図。
【図9】用紙ガイドおよび剥離爪を示す斜視図。
【図10】排出トレイの斜視図。
【図11】排出トレイの他の実施形態の斜視図。
【図12】排出ローラの斜視図。
【図13】排出ローラの側面図。
【符号の説明】
1 複写機 10 本体 15 原稿台 16 画像形成部 17 給紙部 20 スタックバイパス 21 光学系 30 感光体ドラム 32 現像装置 33 転写ローラ 42 バイパス搬送路 53 定着装置 54 加熱ローラ 55 加圧ローラ 171 トレイ本体 172 リブガイド 173 排出口 174 側板 175 本体底板 178 支持面 179 バネ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成処理が終了して排出口より排出さ
    れる用紙を受け取って上面にストックする画像形成装置
    の排出トレイであって、 本体底部と、前記本体底部に対して上下動可能な補助底
    部とを備える、画像形成装置の排出トレイ。
  2. 【請求項2】前記排出トレイは、上面にストックされた
    用紙を取り出すための取出用開口が側方に設けられてい
    る、請求項1に記載の画像形成装置の排出トレイ。
  3. 【請求項3】前記排出トレイは、上方が閉塞されてい
    る、請求項2に記載の画像形成装置の排出トレイ。
  4. 【請求項4】前記排出トレイの上方に位置して原稿画像
    を読み取るための原稿読取部が配置される画像形成装置
    に用いられる、請求項3に記載の画像形成装置の排出ト
    レイ。
  5. 【請求項5】前記本体底部は少なくとも用紙搬送方向上
    流側の端部が前記排出口よりもストック可能枚数に対応
    して下方に位置しており、前記補助底部は用紙を支持す
    るための支持面を備え、少なくとも前記支持面の用紙搬
    送方向上流側の端部が前記本体底部の高さ位置と前記排
    出口近傍の高さ位置との間で移動可能である、請求項1
    〜4のいずれかに記載の画像形成装置の排出トレイ。
  6. 【請求項6】前記補助底部は、用紙搬送方向に直交する
    方向に互いに離間して配置される複数の板状のリブ部材
    である、請求項5に記載の画像形成装置の排出トレイ。
  7. 【請求項7】前記リブ部材は、用紙搬送方向下流側にお
    いて回動自在に軸支され、支持面の用紙搬送方向上流側
    の端部を前記排出口近傍に位置するように付勢する付勢
    部材をさらに備える、請求項6に記載の画像形成装置の
    排出トレイ。
  8. 【請求項8】前記付勢部材は、用紙搬送方向上流側の端
    部における前記支持面の高さ位置が、その上に載置され
    る用紙の枚数が多くなるのに対応してその重量により前
    記本体底部の高さ位置に近づくように付勢力が設定され
    ている、請求項7に記載の画像形成装置の排出トレイ。
  9. 【請求項9】前記補助底部は、前記取出用開口近傍に配
    置されてその上面が前記本体底部の上面と面一となるよ
    うに付勢されるとともに、前記本体底部の上面よりも下
    方に移動可能である、請求項2〜4のいずれかに記載の
    画像形成装置の排出トレイ。
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