JP2000047505A - 画像形成装置の転写装置 - Google Patents

画像形成装置の転写装置

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JP2000047505A
JP2000047505A JP10216953A JP21695398A JP2000047505A JP 2000047505 A JP2000047505 A JP 2000047505A JP 10216953 A JP10216953 A JP 10216953A JP 21695398 A JP21695398 A JP 21695398A JP 2000047505 A JP2000047505 A JP 2000047505A
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transfer roller
photosensitive drum
transfer
image forming
roller
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JP10216953A
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Toru Nakayama
徹 中山
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で転写ローラの感光体ドラム
に対する位置決め精度を高く維持することが可能な画像
形成装置の転写装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置の転写装置は、イメージン
グユニット221のハウジング222の一体に設けられ
る位置決め部材231を有し、位置決め部材231は、
転写ローラの回転軸を受け入れて位置決めする支持凹部
232と、転写ローラの回転軸を支持凹部232に案内
する下案内部233、上案内部234とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の転
写装置、特に、感光体ドラムに対して転写ローラが移動
可能に設けられた画像形成装置の転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置な
どの画像形成装置では、装置上面に設けられた原稿台に
原稿を載置し、この原稿画像に光を照射し、原稿から反
射してくる光に基づいて原稿画像の読み取りを行う。こ
の読み取られた原稿画像に基づいて、感光体ドラムの表
面に静電潜像を形成する。感光体ドラムは、主帯電装置
により、所定の極性に帯電させられており、原稿画像に
基づいて光が照射されると、その部分の電荷が除去され
て静電潜像となる。
【0003】感光体ドラムの周囲には、現像装置、転写
装置、分離装置、クリーニング装置などが配置されてい
る。現像装置は、感光体ドラムと同極性に帯電されたト
ナーを内部に収納している。この現像装置内に収納され
たトナーは、現像装置と感光体ドラムとの近接位置にお
いて、感光体ドラムの電荷のない部分に吸着される。し
たがって、感光体ドラム周面に形成されている静電潜像
が、トナー画像に顕像化されることとなる。
【0004】転写装置は、感光体ドラムとの間に搬送さ
れてくる用紙に対して、用紙の裏面からトナーと逆極性
の電圧を印加して、感光体ドラム周面のトナーを用紙上
に引きつけてトナー画像を転写する。転写装置の用紙搬
送方向下流側には、分離装置が配置されている。この分
離装置は、用紙が感光体ドラムに巻き付かないように、
用紙を裏面側から吸引するものであって、たとえば、所
定の電圧が印加される分離針が採用される。
【0005】クリーニング装置は、感光体ドラム周面に
残留したトナーを除去するためのものであって、感光体
ドラム周面に当接してトナーを掻き落とすクリーニング
ブレード、感光体ドラム周面のトナーの結着力を弱める
ためのファーブラシ、感光体ドラム周面から剥離したト
ナーを回収部に搬送するトナー搬送装置などを備えてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】転写装置と感光体ドラ
ムとの間に用紙を搬送するために、給紙カセットなどを
含む給紙部から給紙搬送路が形成されている。また、転
写装置と感光体ドラムとの間を通過した用紙を定着装置
に搬送するために、排紙搬送路が形成されている。
【0007】装置本体に開閉自在に支持される開閉フレ
ームを設け、この開閉フレームを開放状態とすることに
よって、給紙搬送路および排紙搬送路を露出状態とし、
用紙ジャムの処理を容易にすることが考えられる。この
場合、転写ローラや搬送ローラ対の一方を開閉フレーム
に取り付けておき、開閉フレームを開放状態とすること
によって、各搬送ローラ対および転写ローラと感光体ド
ラムとを離間させ、ジャム処理を容易にすることができ
る。
【0008】しかしながら、開閉フレームの回動に伴っ
て、各搬送ローラ対の位置決め精度を高く維持すること
ができないおそれがある。特に、転写ローラを開閉フレ
ームに取り付けた場合には、感光体ドラムと転写ローラ
との位置決めを精度良く行うことができなければ、画像
形成時に適切な画質を得られないおそれがある。このた
め、転写ローラの回転軸を支持する位置決め部材を装置
本体側に設け、開閉フレームが閉止状態となったとき
に、転写ローラの回転軸が位置決め部に嵌合して転写ロ
ーラと感光体ドラムとの位置決めを行うように構成する
ことが考えられる。位置決め部材は、例えば、転写ロー
ラの回転軸を受け入れ可能な略U字形状の部材でなり、
感光体ドラムが収納されているイメージングユニットの
ハウジングにねじ止めなどで固定することが考えられ
る。
【0009】この場合、感光体ドラムの回転軸、感光体
ドラムの回転軸を支持している軸受け部材、イメージン
グユニットのハウジング、位置決め部材、転写ローラの
回転軸のそれぞれの間における較差が重畳して大きな誤
差となるおそれがあり、それぞれの取り付け精度が要求
されることとなる。各部における取り付け精度を高く維
持することはコストの上昇を招くこととなる。
【0010】本発明の目的は、簡単な構成で転写ローラ
の感光体ドラムに対する位置決め精度を高く維持するこ
とが可能な画像形成装置の転写装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置の転写装置は、感光体ドラム周面に形成されるトナー
画像を用紙上に転写するため画像形成装置の転写装置で
あって、回転軸の周りに回転駆動され、高電圧が印加さ
れて感光体ドラム周面に形成されたトナー画像を用紙上
に転写する転写ローラと、感光体ドラムの回転軸に取り
付けられ、転写ローラの回転軸を位置決めする位置決め
部材とを備えている。
【0012】この場合、位置決め部材が感光体ドラムの
回転軸に直接取り付けられており、転写ローラの感光体
ドラムに対する位置決め精度を高く維持することが可能
となる。ここで、位置決め部材は、転写ローラと感光体
ドラムとが所定距離となるように転写ローラの回転軸を
支持する支持部と、転写ローラが感光体ドラムから離間
している状態における転写ローラの回転軸の位置から支
持部の位置まで転写ローラの回転軸を案内する案内部と
を備える構成とすることができる。
【0013】また、感光体ドラムの回転軸は軸受け部材
によって支持されており、位置決め部材は、軸受け部材
から転写ローラ側に突出されて一体的に形成されていて
もよい。また、本発明では、イメージングユニットのハ
ウジング内に収納された感光体ドラムの周面にトナー画
像を形成し、感光体ドラム周面に形成されたトナー画像
を用紙表面に転写する画像形成装置の転写装置であっ
て、回転軸の周りに回転駆動され、高電圧が印加されて
感光体ドラム周面に形成されたトナー画像を用紙上に転
写する転写ローラと、イメージングユニットのハウジン
グに一体的に設けられ、転写ローラの回転軸を位置決め
する位置決め部材とを備える画像形成装置の転写装置を
提供する。
【0014】この場合も、感光体ドラムが収納されてい
るイメージングユニットに直接位置決め部材が設けられ
ており、転写ローラの感光体ドラムに対する位置決め精
度を高く維持することが可能となる。ここで、位置決め
部材は、転写ローラと前記感光体ドラムとが所定距離と
なるように転写ローラの回転軸を支持する支持部と、転
写ローラが感光体ドラムから離間している状態における
転写ローラの回転軸の位置から支持部の位置まで転写ロ
ーラの回転軸を案内する案内部とを備える構成とするこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態が採用
される複写機の縦断面図を示す。この複写機1は、本体
10と、本体10の上部に開閉自在に装着された原稿押
さえ11とを有している。本体10には、その上部に位
置して、原稿が載置される原稿台15が配置されてい
る。本体10の内部には、正面から見て左側の端部で上
下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられている。
また、下部には、画像形成部16に用紙を供給するため
の給紙部17が設けられている。
【0016】給紙部17には、本体10に着脱自在に取
り付けられ、用紙を収納する給紙カセット18,19
と、その上方に設けられるスタックバイパス20とを備
えている。原稿台15の下方には、原稿台15上に載置
された原稿の画像情報を読み取るための光学系21が設
けられている。光学系21は、原稿台15上に載置され
た原稿表面に光を照射するための光源22と、原稿表面
から反射した光を偏向するためのミラー23,24,2
5と、ミラー25からの光を収束させるためのレンズ2
6と、レンズ26によって収束された光を受光して原稿
画像に対応する画像データ信号を生成するCCDセンサ
などの撮像素子27とを備えている。
【0017】画像形成部16は、表面に静電潜像が形成
される感光体ドラム30を有し、さらに感光体ドラム3
0の周囲に配置された主帯電装置31、現像装置32、
転写ローラ33およびクリーニング装置34を有してい
る。主帯電装置31は、感光体ドラム30の表面を帯電
させるための装置であり、感光体ドラム30の右斜め上
方に配置されている。主帯電装置31から所定の間隙を
あけて感光体ドラム30の右斜め下方に感光体ドラム3
0上にトナー像を形成する現像装置32が配置されてい
る。現像装置32は、内部にトナーを収納し、感光体ド
ラム30に形成されている静電潜像をトナーによって顕
像化するものである。また、転写ローラ33は、感光体
ドラム30上のトナー像を用紙に転写するための装置で
あり、感光体ドラム30の左側方に配置されている。ク
リーニング装置34は、感光体ドラム30表面の残留ト
ナーなどを除去するための装置であり、感光体ドラム3
0の上方に配置されている。
【0018】感光体ドラム30の右側方には、感光体ド
ラム30の周面に静電潜像を形成するためのレーザユニ
ット35が設けられている。レーザユニット35は、撮
像素子27から得られる画像データ信号に基づいて感光
体ドラム30周面に静電潜像を形成する。給紙部17に
は、各給紙カセット18,19から画像形成部16方向
に用紙を搬送するための縦搬送路41と、スタックバイ
パス20から画像形成部16方向に用紙を搬送するバイ
パス搬送路42とが設けられている。各給紙カセット1
8,19およびスタックバイパス20には、収納されて
いる用紙を取り出すためのピックアップローラ43,4
4,45および用紙を1枚ずつ搬送路に送り出すための
給紙ローラ対46,47,48が設けられている。縦搬
送路41には、搬送ローラ対49,50が設けられてお
り、バイパス搬送路42には搬送ローラ対51が設けら
れている。縦搬送路41とバイパス搬送路42は、感光
体ドラム30と転写ローラ33とが対向する転写位置の
下方で合流している。この合流した個所には、搬送され
てくる用紙を所定位置に待機させるためのレジストロー
ラ52が設けられている。
【0019】感光体ドラム30および転写ローラ33の
上方には、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するた
めの定着装置53が設けられている。定着装置53は、
ヒータを内蔵する加熱ローラ54と加熱ローラ54に圧
接する加圧ローラ55とが設けられており、両ローラ間
に用紙を挟持して搬送するとともに、用紙表面に形成さ
れたトナー画像を加熱定着するものである。
【0020】定着装置53のさらに上方には、分岐部5
6が設けられている。分岐部56の右側方には、排出ロ
ーラ対60を介して用紙が排出される排出トレイ57
と、排出トレイ57の上方に配置され、排出ローラ対6
1を介して用紙が排出されるサブ排出トレイ58とが配
置されている。また、分岐部56の左下方には両面コピ
ーの際に用紙を反転させるためのスイッチバック部59
が配置されている。分岐部56には、用紙搬送方向を排
出トレイ57方向とスイッチバック部59方向とに切り
換えるための分岐爪62が設けられている。分岐爪62
の左側方には、2つの分岐爪63,64が設けられてい
る。この2つの分岐爪63,64の下方にはスイッチバ
ック部59に用紙を案内するスイッチバック搬送路65
が設けられ、上方にはサブ排出トレイ58へ用紙を案内
するサブトレイ搬送路66が設けられ、また、2つの分
岐爪63,64の中間には図示しないソータやステープ
ルソータなどのフィニッシャに用紙を搬送するフィニッ
シャ搬送路67が設けられている。分岐爪63,64
は、搬送されてくる用紙をスイッチバック搬送路65、
サブトレイ搬送路66またはフィニッシャ搬送路67の
いずれかに案内するように切り換え可能となっている。 〔開閉ユニット〕図2に示すように、感光体ドラム30
に対して開閉自在な開閉ユニット201が設けられてい
る。開閉ユニット201には、搬送ローラ対50のうち
図左側に配置される搬送ローラ50B、レジストローラ
52のうち図左側に配置されるレジストローラ52Bお
よび転写ローラ33などが軸支されている。開閉ユニッ
ト201の図右側面は縦搬送路41を構成しており、感
光体ドラム30に近接する閉止状態となったとき、搬送
ローラ50Bを搬送ローラ50Aに圧接し、レジストロ
ーラ52Bをレジストローラ52Aに圧接し、転写ロー
ラ33を感光体ドラム30に近接させる。開閉ユニット
201は支持軸202を中心に回動自在に支持されてお
り、矢印A方向に回動させることによって、搬送ローラ
50B、レジストローラ52Bおよび転写ローラ33を
それぞれ搬送ローラ50A、レジストローラ52Aおよ
び感光体ドラム30から離間させるとともに、縦搬送路
41を外方に露出させることが可能となっている。
【0021】感光体ドラム30と転写ローラ33とのニ
ップ位置から用紙搬送方向下流側(図2上方)に位置し
て、開閉ユニット201には用紙ガイド203が形成さ
れている。この用紙ガイド203は、感光体ドラム30
と転写ローラ33との間を通過した用紙を定着装置側に
搬送するためのものであり、感光体ドラム30に対向す
る用紙案内面205を備えている。用紙ガイド203の
感光体ドラム30に近接する位置に分離針204が取り
付けられている。
【0022】転写ローラ33の回転軸211は、その一
端側(図鉛直上面側)が軸受け部材212に回動自在に
支持されている。軸受け部材212は、ガイド部材21
3,214にガイドされて感光体30に対して進退移動
可能となっている。ガイド部材213,214にはそれ
ぞれ先端部内方側に突出する位置規制部215,216
が設けられており、軸受け部材212がこの位置規制部
215,216を超えて感光体ドラム30側に移動しな
いように構成されている。同様の軸受け部材が、回転軸
211の他端側を支持するように設けられており、この
軸受け部材が同様にガイド部材に案内されて感光体ドラ
ム30に対して進退移動可能となっている。
【0023】軸受け部材212は、バネ217によって
感光体ドラム30側に付勢されている。このことによ
り、転写ローラ33は感光体ドラム30に近接する方向
に付勢され、開閉ユニット201が閉止状態となったと
き、感光体ドラム30との間に搬送されてくる用紙の厚
さに基づいて感光体ドラム30から離間する方向に移動
可能となっている。
【0024】開閉ユニット201は支持軸202を中心
に回動可能となっているため、開閉ユニット201を開
閉する際に転写ローラ33の回転軸211が移動する方
向は、図2矢印B方向となる。これに対して、バネ21
7の付勢方向は転写ローラ33と感光体ドラム30の中
心を結ぶ方向であり、転写ローラ33の移動方向もこれ
に応じて図2矢印C方向となる。 〔イメージングユニット〕感光体ドラム30は、図3に
示すようなイメージングユニット221内に収納されて
いる。
【0025】イメージングユニット221は、そのハウ
ジング222内に感光体ドラム30、感光体ドラム30
周面に形成された静電潜像を顕像化する現像装置32、
感光体ドラム30の周面に残留したトナーを除去するた
めのクリーニング装置34およびクリーニング装置34
で回収したトナーを現像装置32に搬送するトナー回収
機構71などを内蔵している。
【0026】現像装置32には、2つのスパイラル8
1,82と、攪拌パドル83と、現像ローラ84とが設
けられている。この現像装置32の内部では、キャリア
とトナーとからなる現像材が攪拌されて現像ローラ84
側に搬送され、現像ローラ84に付着したトナーによ
り、感光体ドラム30周面に形成された静電潜像がトナ
ー画像に顕像化されることとなる。
【0027】感光体ドラム30から用紙にトナー画像が
転写された後、感光体ドラム30の周面に残留したトナ
ーは、感光体ドラム30の周面に当接するクリーニング
ブレード(図示せず)によって掻き落とされ、回転駆動
されるスパイラル70によって感光体ドラム30の幅方
向一端に配置されるトナー回収機構71に搬送される。
トナー回収機構71の内部には、回転駆動されるスパイ
ラル(図示せず)が配置されており、回収したトナーを
現像装置32に搬送する。
【0028】イメージングユニット221のハウジング
222は、感光体ドラム30の幅方向両端において、転
写ローラ33を位置決めするための位置決め部231を
有している。位置決め部材231は、転写ローラ33の
回転軸211を所定位置に支持するための支持凹部23
2と、支持凹部232の下方において転写ローラ33側
に突出する下案内部233と、支持凹部232の上方に
おいて転写ローラ33側に突出する上案内部234とを
備えている。上案内部234の先端位置には、開閉ユニ
ット201を開放状態から閉止状態にする際に、転写ロ
ーラ33の回転軸211に当接して支持凹部232に案
内する傾斜面235が設けられている。
【0029】このことから、開閉ユニット201を開放
状態から閉止状態にする際には、転写ローラ33の回転
軸211は位置決め部材の上案内部234によって支持
凹部232に案内されて位置決めされる。このことによ
り、転写ローラ33が感光体ドラム30に対して位置決
めされる。位置決め部材231の下案内部233および
上案内部234の内縁は、転写ローラ33のバネ217
による付勢方向と同一の方向に形成されており、転写ロ
ーラ33が位置決め部材231によって位置決めされた
後の感光体ドラム30に対する進退方向の移動が許容さ
れている。
【0030】位置決め部材231は、感光体ドラム30
を収納しているイメージングユニット221のハウジン
グ222と一体に構成されているため、転写ローラ33
の位置決め精度を高く維持することができ、コストダウ
ンを図ることが可能となる。 〔位置決め部材の他の実施形態〕転写ローラ33を感光
体ドラム30に対して位置決めするための位置決め部材
として、図4に示すような位置決め部材241を利用す
ることが可能である。
【0031】この位置決め部材241は、感光体ドラム
30の回転軸を支持するための軸受け部材246に位置
決め部240を一体に設けたものである。位置決め部2
40は、上述の実施形態と同様にして、転写ローラ33
の回転軸211を所定位置に支持するための支持凹部2
42と、支持凹部242の下方において転写ローラ33
側に突出する下案内部243と、支持凹部242の上方
において転写ローラ33側に突出する上案内部244と
を備えており、上案内部244の先端位置には、開閉ユ
ニット201を開放状態から閉止状態にする際に、転写
ローラ33の回転軸211に当接して支持凹部242に
案内する傾斜面245が設けられている。
【0032】このように構成した場合には、感光体ドラ
ム30の回転軸に位置決め部材241が直接取り付けら
れているため、転写ローラ33の位置決め精度をさらに
高く維持することが可能となる。この実施形態で用いた
位置決め部材241とほぼ同様の部材を軸受け部材と別
個に感光体ドラム30の回転軸に取り付けることも可能
である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、転写ローラの感光体ド
ラムに対する位置決め精度を高く維持することができ、
しかも簡単な構成であるためコストダウンを図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を採用した複写機の縦断面
概略図。
【図2】開閉ユニットの縦断面概略図。
【図3】イメージングユニットの縦断面概略図。
【図4】位置決め部材の他の実施形態を示す側面図。
【符号の説明】
1 複写機 30 感光体ドラム 33 転写ローラ 211 回転軸 221 イメージングユニット 222 ハウジング 231 位置決め部材 232 支持凹部 233 下案内部 234 上案内部 235 傾斜部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラム周面に形成されるトナー画像
    を用紙上に転写するため画像形成装置の転写装置であっ
    て、 回転軸の周りに回転駆動され、高電圧が印加されて前記
    感光体ドラム周面に形成されたトナー画像を用紙上に転
    写する転写ローラと、 前記感光体ドラムの回転軸に取り付けられ、前記転写ロ
    ーラの回転軸を位置決めする位置決め部材と、を備える
    画像形成装置の転写装置。
  2. 【請求項2】前記位置決め部材は、前記転写ローラと前
    記感光体ドラムとが所定距離となるように前記転写ロー
    ラの回転軸を支持する支持部と、前記転写ローラが前記
    感光体ドラムから離間している状態における前記転写ロ
    ーラの回転軸の位置から前記支持部の位置まで前記転写
    ローラの回転軸を案内する案内部とを備える、請求項1
    に記載の画像形成装置の転写装置。
  3. 【請求項3】前記感光体ドラムの回転軸は軸受け部材に
    よって支持されており、前記位置決め部材は、前記軸受
    け部材から前記転写ローラ側に突出されて一体的に形成
    されている、請求項1または2に記載の画像形成装置の
    転写装置。
  4. 【請求項4】イメージングユニットのハウジング内に収
    納された感光体ドラムの周面にトナー画像を形成し、前
    記感光体ドラム周面に形成されたトナー画像を用紙表面
    に転写する画像形成装置の転写装置であって、 回転軸の周りに回転駆動され、高電圧が印加されて前記
    感光体ドラム周面に形成されたトナー画像を用紙上に転
    写する転写ローラと、 前記イメージングユニットのハウジングに一体的に設け
    られ、前記転写ローラの回転軸を位置決めする位置決め
    部材と、 を備える画像形成装置の転写装置。
  5. 【請求項5】前記位置決め部材は、前記転写ローラと前
    記感光体ドラムとが所定距離となるように前記転写ロー
    ラの回転軸を支持する支持部と、前記転写ローラが前記
    感光体ドラムから離間している状態における前記転写ロ
    ーラの回転軸の位置から前記支持部の位置まで前記転写
    ローラの回転軸を案内する案内部とを備える、請求項4
    に記載の画像形成装置の転写装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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