JP5176761B2 - 廃トナーボトル及び画像形成装置 - Google Patents

廃トナーボトル及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5176761B2
JP5176761B2 JP2008198736A JP2008198736A JP5176761B2 JP 5176761 B2 JP5176761 B2 JP 5176761B2 JP 2008198736 A JP2008198736 A JP 2008198736A JP 2008198736 A JP2008198736 A JP 2008198736A JP 5176761 B2 JP5176761 B2 JP 5176761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste toner
main body
toner bottle
apparatus main
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008198736A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010038993A (ja
Inventor
史 伊藤
弘恭 長島
博司 小野
昌彦 赤藤
倫哉 岡本
賢 雨宮
裕司 荒井
寿男 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2008198736A priority Critical patent/JP5176761B2/ja
Publication of JP2010038993A publication Critical patent/JP2010038993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5176761B2 publication Critical patent/JP5176761B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、複写装置、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは装置本体に対して着脱自在に設けられた廃トナーを収容する廃トナーボトル及びこれを備えた画像形成装置に関する。
トナーを用いて作像を行う画像形成装置では、感光体上の転写残トナーを清掃する感光体クリーニング装置、転写ベルトあるいは転写ローラ上に付着したトナーを清掃する転写クリーニング装置等から回収された廃トナーを貯留するための廃トナーボトルが設けられている。この廃トナーボトルには、通常ハードまたはソフト的なトナー満杯検知手段が設けられており、廃トナーの満杯が検知されるとサービスマンあるいはユーザによって廃トナーボトルが画像形成装置本体より取り外され、清掃あるいはボトル交換が行われる。この廃トナーボトルは、定着ユニット等の熱源に近付けないように留意した上で各クリーニング装置からの廃トナー搬送経路が確保できるのであれば、画像形成装置本体内における設置箇所は拘束されない。
最近では画像形成装置のカラー化が進んでおり、一般的なフルカラー機の場合では、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分の感光体クリーニング装置及び転写クリーニング装置の5系統の廃トナー搬送経路を備えている。この場合に、廃トナー搬送経路の構成を簡略化して廃トナーボトルまでのトナー搬送パスを短くし、かつ廃トナーボトルの着脱性を犠牲にしたくないという観点から、廃トナーボトルを感光体クリーニング装置及び転写クリーニング装置の前面に配置し、かつ5系統の廃トナー搬送経路のそれぞれと廃トナーボトルとを連結する構成が一般的に採用されている。
上述の構成では、感光体周りのユニットのメンテナンス作業あるいは交換作業の際に廃トナーボトル自体の交換が不要であってもその着脱を強いられることがあり、廃トナーボトル着脱の機会が増加することによるトナーの落下や漏れが発生してしまうという問題点、複数の搬送経路と連結することによりトナーの落下や漏れが増大してしまうという問題点がある。廃トナーボトル着脱時におけるトナーの落下や漏れは、作業時にユーザやサービスマンの手や衣服及び機外の床面等を汚損する虞がある。トナーの落下や漏れを防止すべく、廃トナーボトルの連結部にシャッターを用いる技術が提案されているが、廃トナーボトルの構成が複雑化すると共にコストアップしてしまうため好ましくない。そこで、廃トナーボトルの連結部にシール部材を設けてトナーの落下や漏れを防止する技術が、例えば「特許文献1」に開示されている。
特許第3948400号公報
上述の技術によれば、廃トナーボトルの装置本体からの着脱時あるいは着脱後に機外に置いた際等に、廃トナーボトルの転倒や回転等によって搬送経路との連結部に設けられた穴部からトナーが落下したり漏れたりする不具合の発生を防止することができる。しかし「特許文献1」に開示されたシール部材は樹脂材料であるため、めくれたり経時劣化によって変形した際にはトナーが落下したり漏れたりする不具合が発生してしまう。
本発明は上述した問題点を解決し、回転や転倒がし難く長期間使用してもトナーの落下や漏れの発生を防止することが可能な廃トナーボトル及びこれを用いる画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、画像形成装置の装置本体内部に設けられたクリーニング装置によって回収された廃トナーを搬送する廃トナー搬送経路に接続され、前記装置本体に着脱自在であり内部に廃トナーを貯容する廃トナーボトルにおいて、前記廃トナー搬送経路に接続する穴部を有するジョイント部をその一側面に有すると共に、前記装置本体から取り外された状態で立設可能な底部を有し、前記ジョイント部を有する前記一側面側の前記底部の一部位が外方に向けて突出した形状を備え、立設時において内部の廃トナーの有無にかかわらず、前記ジョイント部が配設された側の前記底部の一部位の端点とボトル重心とを結ぶ線と前記底部とがなす角度が60度以下となる形状であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の廃トナーボトルにおいて、さらに前記端点を有する前記底部の一部位が変位可能であり、前記装置本体から取り外された際には前記一部位が突出して前記底部として機能し、前記装置本体に装着された際には前記一部位が収納されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の廃トナーボトルにおいて、さらに前記底部が前記一部位とは対向する位置に変位可能な他部位を有し、前記装置本体から取り外された際には前記他部位が突出して前記底部として機能し、前記装置本体に装着された際には前記他部位が収納されることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしの何れか1つに記載の廃トナーボトルを装置本体に装着可能な画像形成装置であって、前記装置本体の内部に、クリーニング装置と前記クリーニング装置において回収された廃トナーを搬送する廃トナー搬送経路とを有することを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の画像形成装置において、前記装置本体に対して着脱自在なユニットを有し、前記廃トナーボトルを前記装置本体から取り外さないと前記ユニットを前記装置本体から取り外せないことを特徴とする。
本発明によれば、ジョイント部を有する一側面側の底部の一部位が外方に向けて突出した形状を備え、立設時において内部の廃トナーの有無にかかわらず、ジョイント部が配設された側の底部の一部位の端点とボトル重心とを結ぶ線と底部とがなす角度が60度以下となる形状であることにより、装置本体より廃トナーボトルを取り外して外部に置いた後、廃トナーボトルに一定値以上の外力が加わって端点を支点として廃トナーボトルがある程度外力の加えられた方向に回転しても、その回転角度が30度以下ではボトル重心にかかる力が同じ回転方向とは反発する回転モーメントとなるために廃トナーボトルは多少の回転では転倒し難く、ジョイント部からのトナー落下及びトナー漏れの発生を防止することができる。
図1は本発明の一実施形態を採用した画像形成装置の概略構成図、図2は同画像形成装置の要部概略図である。画像形成装置の装置本体22(図5参照)内部のほぼ中央には中間転写ベルト1が配設されている。中間転写ベルト1は、ポリイミドやポリアミド等の耐熱性樹脂材料によって形成され中抵抗に調整された基体からなる無端状ベルトであり、複数のローラに掛け渡されていて図において反時計回り方向に走行駆動される。中間転写ベルト1の下方には、その下側の展張面に接触するように配置された4個の感光体ドラム10a,10b,10c,10dを有するプロセスカートリッジ11a,11b,11c,11dが、中間転写ベルト1のベルト面に沿って並設されている。ユニットとしてのプロセスカートリッジ11a,1b,11c,11dは、それぞれ装置本体22に対して着脱自在に構成されており、プロセスカートリッジ11aはブラックトナーによる黒色画像を、プロセスカートリッジ11bはイエロトナーによる黄色画像を、プロセスカートリッジ11cはシアントナーによる青色画像を、プロセスカートリッジ11dはマゼンタトナーによる赤色画像をそれぞれ形成する。
各感光体ドラム10a,10b,10c,10dの周りには、それぞれ専用の帯電ローラ15a,15b,15c,15d及びクリーニング装置としてのクリーニングユニット14a,14b,14c,14dがそれぞれ設けられている。また、各プロセスカートリッジ11a,11b,11c,11dの各色に対応させて、それぞれトナー色の異なる現像ユニット16a,16b,16c,16dが配設されている。
プロセスカートリッジ11a,11b,11c,11dの下方には書き込みユニット9が配設されている。書き込みユニット9は、各色毎に設けられたレーザダイオード(LD)方式の4個の光源、6面のポリゴンミラー及びポリゴンモータから構成される1組のポリゴンスキャナ、各光源の光路に配置されたfθレンズや長尺シリンドリカルレンズ等のレンズやミラー等から構成されている。レーザダイオードから射出されたレーザ光は、ポリゴンミラーにより偏向走査され各感光体ドラム10a,10b,10c,10d上に照射される。
中間転写ベルト1を介して各感光体ドラム10a,10b,10c,10dと対向する位置には、各感光体ドラム10a,10b,10c,10d上に形成されたトナー像を中間転写ベルト1上に1次転写する転写ローラ13がそれぞれ配設されている。各転写ローラ13は図示しない電源に接続されており、1次転写時において各転写ローラ13には所定の電圧が印加される。
中間転写ベルト1を支持する右側のローラと中間転写ベルト1を介して対向する位置には2次転写ローラ5が配設されている。中間転写ベルト1に圧接配置された2次転写ローラ5は図示しない電源に接続されており、2次転写時において2次転写ローラ5には所定の電圧が印加される。2次転写ローラ5と中間転写ベルト1との圧接部において2次転写部が形成され、ここで中間転写ベルト1上のトナー像が転写紙に転写される。中間転写ベルト1を支持する左側のローラと中間転写ベルト1を介して対向する位置には、2次転写後の中間転写ベルト1の表面をクリーニングするクリーニング装置としてのベルトクリーニングユニット12が配設されている。2次転写部の上方には転写紙上のトナー像を定着させる定着ユニット4が配設されており、装置本体22の下方には貯容された転写紙を2次転写部に向けて送り出す給紙ユニット8が配設されている。
上述の構成に基づく画像形成装置の動作を以下に説明する。
図1において左からイエロ、シアン、マゼンタ、ブラックのトナーが充填されたトナーボトル2はそれぞれ図示しないトナー搬送経路に接続されており、各トナーボトル2からそれぞれ所定の補給量のトナーが各現像ユニット16a,16b,16c,16dに補給される。給紙ユニット8からは給紙コロ7によって転写紙が送り出され、転写紙の先端がレジストローラ対6に達すると図示しないセンサによってこれが検知され、所定のタイミングでレジストローラ対6が回転することにより転写紙が2次転写部に向けて給送される。
予め帯電ローラ15a,15b,15c,15dによって一様に帯電された各感光体ドラム10a,10b,10c,10dは書き込みユニット9からのレーザ光によってそれぞれ露光走査され、各感光体ドラム10a,10b,10c,10d上に静電潜像がそれぞれ形成される。形成された各静電潜像は各色の現像ユニット16a,16b,16c,16dによってそれぞれ現像され、これにより各感光体ドラム10a,10b,10c,10dの表面にはイエロ、シアン、マゼンタ、ブラックの各トナー像が形成される。
次に、転写ローラ13に電圧が印加され各感光体ドラム10a,10b,10c,10d上のトナー像が中間転写ベルト1上に順次転写されていく。このときの各色の作像動作は、各色のトナー像が中間転写ベルト1上の同じ位置に重ねて転写されるように上流側から下流側へ向けてタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト1上に形成されたカラートナー像は、2次転写部において転写紙に2次転写される。各色のカラートナー像が転写された転写紙は、定着ユニット4に搬送されてカラートナー像を定着された後、排紙ローラ3によって排出される。各感光体ドラム10a,10b,10c,10d上に残留した残留トナーは各クリーニングユニット14a,14b,14c,14dによってクリーニングされ、中間転写ベルト1上に残留した残留トナーはベルトクリーニングユニット12によってクリーニングされる。
図3はプロセスカートリッジ11の概略を、図4はプロセスカートリッジ11及びこれに接続される廃トナーボトル20の概略をそれぞれ示している。クリーニングユニット14によって回収された廃トナーは、クリーニングユニット14内の廃トナー搬送スクリュによってプロセスカートリッジ11に設けられた廃トナー搬送経路としての廃トナー排出パイプ18の廃トナー排出口19から排出され、排出された廃トナーは装置本体に取り付けられた廃トナーボトル20内に貯容される。なお、プロセスカートリッジ11から廃トナーボトル20に直接廃トナーを排出せず、一度装置本体内の廃トナー搬送経路に排出してから廃トナーボトルに廃トナーを排出する構成の画像形成装置も存在する。
図5は、廃トナーボトル20を装置本体22へ装着した状態を示す概略構成図である。同図において廃トナーボトル20は装置本体22の外装カバー21に装着され、外装カバー20を開放することで廃トナーボトル20の着脱が可能に構成されている。廃トナーボトル20は外装カバー21にセットされた状態である程度のガタを有しており、外装カバー21を閉じると装置本体22に対して位置決めされる。
図4及び図6に示すように、側面視台形状正面視長方形状の廃トナーボトル20の一側面には、各プロセスカートリッジ11a,11b,11c,11dからの廃トナーを回収するためのジョイント部としての4個の入口23a、ベルトクリーニングユニット12からの廃トナーを回収するためのジョイント部としての1個の入口23bが設けられており、上部には廃トナーボトル20を持ち運ぶための取手24が設けられている。また底部には、廃トナーボトル20を外装カバー21にセットする際のガイドとなるピン26、装置本体22との位置決め用のU字溝28及び穴29が設けられている。廃トナーボトル20の装置本体22に対する位置決めは、U字溝28と穴29とがそれぞれ装置本体22に設けられた図示しない廃トナースクリュ駆動用ギヤの軸及び位置決めピンと嵌合することにより行われる。
図7に示すように、廃トナーボトル20の内部には回収した廃トナーを均しかつ満杯検知位置まで搬送するための搬送スクリュ30、搬送スクリュ30を駆動する駆動ギヤ31、入口23a,23bと搬送スクリュ30との間で廃トナーが架橋することを防止するマイラ32が設けられている。搬送スクリュ30は装置本体22から駆動ギヤ31を介して駆動される。また装置本体22には、廃トナーボトル20の満杯を検知する図示しない公知の満杯検知機構が設けられている。この満杯検知機構は、例えば特開2006−11360号公報に開示されている。
上述した一般的な廃トナーボトル20、すなわち側面視台形状(図6参照)、正面視長方形状(図4参照)の廃トナーボトル20では、図8(a)に示すように廃トナー排出パイプ18と接続する入口23a,23bを有する側の底部33の端点33aと廃トナーボトル20の重心Gとを結ぶ線と底部33とがなす角度θが60度よりも大きい。装置本体22より廃トナーボトル20を取り外して外部に置いた後、図8(b)に示すように矢印A方向に一定値以上の外力が加わると端点33aを支点として廃トナーボトル20は時計回り方向に回転し、その回転角度が30度にも満たないうちに重心Gにかかる力Wが同じ回転方向のモーメントに移行してしまうため、廃トナーボトル20はさらに回転して転倒してしまう。このとき、各入口23a,23bが下方を向くため、各入口23a,23bからのトナー落下及びトナー漏れが発生してしまう。
本発明は上述した問題の発生を防止するためのものであり、本発明の第1の実施形態で示す廃トナーボトル34は、図9に示すように底部35の各入口23a,23bを有する側の一部位35aが外方に向けて突出した形状を呈している。この構成により、入口23a,23bを有する側の底部35の端点35bと廃トナーボトル34の重心Gとを結ぶ線と底部35とがなす角度θ1が60度以下となり、装置本体22より廃トナーボトル34を取り外して外部に置いた後、図9(b)に示すように矢印A方向に一定値以上の外力が加わり、端点35bを支点として廃トナーボトル34がある程度時計回り方向に回転しても、その回転角度が30度以下では重心Gにかかる力Wが同じ回転方向とは反発する回転モーメントであるため、廃トナーボトル34は多少の回転では転倒し難く、各入口23a,23bからのトナー落下及びトナー漏れの発生を防止することができる。
図10は、本発明の第2の実施形態を採用した廃トナーボトルを示す。この廃トナーボトル36は、第1の実施形態で示した廃トナーボトル34と比較すると、底部37の各入口23a,23bを有する側に外方に向けて突出変位可能な一部位37aを有する点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
一部位37aは廃トナーボトル36に対して支点37cを中心に回動自在に取り付けられており、廃トナーボトル36が装置本体22に装着された際には図10(a)に示すように廃トナーボトル36に収納され、廃トナーボトル36が装置本体22から取り外された際には図10(b)に示すように一部位37aが外方に向けて突出する。一部位37aはトーションスプリング等の付勢手段によって突出状態に付勢されており、廃トナーボトル36が装置本体22から取り外された際に自動的に突出するように構成されている。突出状態において、一部位37aの入口23a,23bを有する側の端点37bと廃トナーボトル36の重心Gとを結ぶ線と底部37とがなす角度θ2は60度以下となるように構成されている。
この構成により、第1の実施形態と同様の作用効果を奏すると共に、装置本体22に取り付けられた際に一部位37aが廃トナーボトル36に収納されるので、装置の小型化を図ることができる。
図11は、本発明の第3の実施形態を採用した廃トナーボトルを示す。この廃トナーボトル38は、第1の実施形態で示した廃トナーボトル34と比較すると、底部39の各入口23a,23bを有する側に外方に向けて突出変位可能な一部位39aを有する点と、底部39の各入口23a,23bを有する側とは反対側に外方に向けて突出変位可能な他部位39bを有する点においてのみ相違しており、他の構成は同一である。
一部位39aは廃トナーボトル38に対して支点39cを中心に回動自在に取り付けられており、廃トナーボトル38が装置本体22に装着された際には図11(a)に示すように廃トナーボトル38に収納され、廃トナーボトル38が装置本体22から取り外された際には図11(b)に示すように一部位39aが外方に向けて突出する。一部位39aはトーションスプリング等の付勢手段によって突出状態に付勢されており、廃トナーボトル38が装置本体22から取り外された際に自動的に突出するように構成されている。突出状態において、一部位39aの入口23a,23bを有する側の端点39dと廃トナーボトル38の重心Gとを結ぶ線と底部39とがなす角度θ3は60度以下となるように構成されている。他部位39bも支点39eを中心に廃トナーボトル38に対して回動自在に取り付けられていると共に図示しない付勢手段によって突出状態に付勢され、廃トナーボトル38が装置本体22に装着された際には図11(a)に示すように廃トナーボトル38に収納され、廃トナーボトル38が装置本体22から取り外された際には図11(b)に示すように外方に向けて突出する。
この構成により、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を奏すると共に、装置本体22から取り外された際に他部位39bが外方に向けて突出するので、第1及び第2の実施形態とは逆方向へも廃トナーボトル38が転倒し難くなり、各入口23a,23bからのトナー落下及びトナー漏れ、さらにはトナー飛散の発生を防止することができる。
また一般的な廃トナーボトル20では、ボトル上部に設けられた取手24を重力以外の外力がかからない状態で把持した際に、すなわち取手24を支点として廃トナーボトル20を吊り下げた際に、図12(a)に示した例では廃トナーボトル20が時計回り方向に回転し易く、各入口23a,23bが下方を向くためにトナー落下及びトナー漏れが発生する虞がある。そこで、本発明の参考例で示す廃トナーボトル40は、図13に示すように、取手41を支点として廃トナーボトル40を吊り下げた際に廃トナーボトル40が時計回り方向に回転し難くなるように、ボトルの重心Gと取手41の配設位置とが決定されている。この構成により各入口23a,23bが下方を向かず、各入口23a,23bからのトナー落下及びトナー漏れの発生を防止することができる。
上述した各実施形態、参考例では、廃トナーボトル34,36,38,40が装置本体22の外装カバー21に着脱自在である構成を示したが、画像形成装置によっては廃トナーボトルを装置本体から取り外さないとプロセスカートリッジや転写ベルトユニット等のユニット類を装置本体から取り外せないものがある。このような画像形成装置においては廃トナーボトルを装置本体から取り外す頻度が高くなるので、本発明の構成は特に有効である。
上述した各実施形態、参考例では、画像形成装置としてタンデム型のフルカラー複写装置を用いた例を示したが、本発明が適用可能な画像形成装置はこれに限られず、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらを複合した複合機等の他の画像形成装置にも本発明は適用可能である。
本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の概略正面図である。 本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の要部概略図である。 本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジの概略斜視図である。 本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジと廃トナーボトルとの接続状態を示す概略図である。 本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置における廃トナーボトルの装着状態を説明する概略斜視図である。 本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置に装着可能な廃トナーボトルの構造を説明する概略図である。 本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置に装着可能な廃トナーボトルの構造を説明する概略図である。 従来の廃トナーボトルの問題点を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる廃トナーボトルの概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられる廃トナーボトルの概略図である。 本発明の第3の実施形態に用いられる廃トナーボトルの概略図である。 従来の廃トナーボトルの問題点を説明する概略図である。 本発明の参考例に用いられる廃トナーボトルの概略図である。
符号の説明
11 ユニット(プロセスカートリッジ)
12 クリーニング装置(ベルトクリーニングユニット)
14 クリーニング装置(クリーニングユニット)
18 廃トナー搬送経路(廃トナー排出パイプ)
22 装置本体
23a,23b ジョイント部(入口)
34.36.38.40 廃トナーボトル
35,37,39 底部
35b,37b,39d 端点
37a,39a 一部位
39b 他部位
41 取手
G ボトル重心

Claims (5)

  1. 画像形成装置の装置本体内部に設けられたクリーニング装置によって回収された廃トナーを搬送する廃トナー搬送経路に接続され、前記装置本体に着脱自在であり内部に廃トナーを貯容する廃トナーボトルにおいて
    前記廃トナー搬送経路に接続する穴部を有するジョイント部をその一側面に有すると共に、前記装置本体から取り外された状態で立設可能な底部を有し
    前記ジョイント部を有する前記一側面側の前記底部の一部位が外方に向けて突出した形状を備え、
    設時において内部の廃トナーの有無にかかわらず、前記ジョイント部が配設された側の前記底部の一部位の端点とボトル重心とを結ぶ線と前記底部とがなす角度が60度以下となる形状であることを特徴とする廃トナーボトル。
  2. 請求項1記載の廃トナーボトルにおいて、
    前記端点を有する前記底部の一部位が変位可能であり、前記装置本体から取り外された際には前記一部位が突出して前記底部として機能し、前記装置本体に装着された際には前記一部位が収納されることを特徴とする廃トナーボトル。
  3. 請求項2記載の廃トナーボトルにおいて、
    前記底部が前記一部位とは対向する位置に変位可能な他部位を有し、前記装置本体から取り外された際には前記他部位が突出して前記底部として機能し、前記装置本体に装着された際には前記他部位が収納されることを特徴とする廃トナーボトル。
  4. 請求項1ないし3の何れか1つに記載の廃トナーボトルを装置本体に装着可能な画像形成装置であって、
    前記装置本体の内部に、クリーニング装置と前記クリーニング装置において回収された廃トナーを搬送する廃トナー搬送経路とを有することを特徴とする画像形成装置
  5. 請求項4記載の画像形成装置において
    前記装置本体に対して着脱自在なユニットを有し、前記廃トナーボトルを前記装置本体から取り外さないと前記ユニットを前記装置本体から取り外せないことを特徴とする画像形成装置。
JP2008198736A 2008-07-31 2008-07-31 廃トナーボトル及び画像形成装置 Active JP5176761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008198736A JP5176761B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 廃トナーボトル及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008198736A JP5176761B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 廃トナーボトル及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010038993A JP2010038993A (ja) 2010-02-18
JP5176761B2 true JP5176761B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=42011652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008198736A Active JP5176761B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 廃トナーボトル及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5176761B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5736874B2 (ja) * 2011-03-17 2015-06-17 株式会社リコー 廃トナー回収容器、及び、画像形成装置
JP6136695B2 (ja) * 2013-07-22 2017-05-31 株式会社リコー 廃トナー回収容器、及び、画像形成装置
JP6165005B2 (ja) * 2013-09-20 2017-07-19 キヤノン株式会社 画像形成装置、及び回収容器
JP6844212B2 (ja) * 2016-11-17 2021-03-17 コニカミノルタ株式会社 廃材収容容器および画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001345566A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Kyocera Mita Corp 電子機器装置の安全装置
JP4871652B2 (ja) * 2006-06-22 2012-02-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4409557B2 (ja) * 2006-10-24 2010-02-03 シャープ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010038993A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100726441B1 (ko) 현상장치 및 이를 이용한 화상형성장치
JP4884549B2 (ja) 廃トナーボトル及び画像形成装置
US8155569B2 (en) Toner cartridge and image forming apparatus
JP2007298543A (ja) トナーカートリッジ
US20090297175A1 (en) Developing apparatus, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus
JP5933516B2 (ja) クリーニング装置、画像形成装置
US9785086B2 (en) Developer container, developing device, process cartridge, and image forming apparatus
JP2009036922A (ja) 画像形成装置
JP4157809B2 (ja) 剤供給装置及び画像形成装置
JP5176761B2 (ja) 廃トナーボトル及び画像形成装置
JP2006011360A (ja) 画像形成装置及び廃トナーボトル脱着方法
EP3625626A1 (en) Developer container and image forming apparatus incorporating same
JP5961575B2 (ja) トナー搬送機構及び画像形成装置
US9996029B2 (en) Image forming apparatus with removable residual toner accommodating portion
JP5288763B2 (ja) 中間転写ユニット及びこれを備えたカラー画像形成装置
US9110395B2 (en) Image forming apparatus and cartridge
US7583921B2 (en) Image forming apparatus and transfer unit
US20130121721A1 (en) Developer conveyance apparatus developing apparatus and process cartridge
US8712294B2 (en) Image forming unit having agitating portion and image forming apparatus
JP2008102298A (ja) 画像形成装置
JP2014102340A (ja) トナー容器及び画像形成装置
JP2000221847A (ja) 画像形成装置及びこの装置を構成するユニットの交換方法
JP5919935B2 (ja) 画像形成装置
JP2013167839A (ja) 回収トナー容器及び画像形成装置
JP4663296B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121224

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5176761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160118

Year of fee payment: 3