JP2010234558A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光手段の照射面に付着した付着物掻き取った清掃片に保持されている付着物を効果的に回収することができるようにする。
【解決手段】露光装置124の照射面124aを清掃するスクレーパー32は、その走行方向前方側に照射面124a上に付着した付着物を掻き取る掻き取り縁部324を備えた掻き取り面を有し、かつ、照射面124aの後端部S1から前端部S2に向けて移動するように構成されている。そして、スクレーパー32の掻き取り縁部324に付着した掻き取り物Dを削ぎ落とす削ぎ落とし部材51の削ぎ落とし工具53は、スクレーパー32が前端部S2付近に到達したときに掻き取り縁部324の一端と接触し、当該接触後のスクレーパー32の走行に伴い掻き取り縁部324の他端へ向けて摺動し、付着物を削ぎ落として回収コンテナ60へ導くように構成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像情報に基づく露光装置からの光の照射で像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを供給することで形成されたトナー像を用紙に転写するように構成された画像形成装置に関するものであり、特に、露光装置からの像担持体への光照射を曇りのない状態で適正に行い得るように改良された画像形成装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、LED(light emitting diode)等の固定光源列の発光を、収束性光ファイバーレンズ列の表面の照射面(引用文献1では露光面)から像担持体としての感光体ドラムの周面に照射し、これによって感光体ドラムの周面に静電潜像を形成させるようになされている。この静電潜像が形成された感光体ドラムの周面に現像装置からトナーが供給され、これによって同周面に静電潜像に沿ったトナー像が形成される。このトナー像は、感光体ドラムへ向けて給紙された用紙に転写される。トナー像の転写された用紙は、加熱された定着ローラによるトナー像の定着処理が施されたのち外部へ排出される。
このような画像形成装置において、照射面にトナーや粉塵等の異物が付着すると、光が遮られて感光体ドラムの周面へ照射される光量が不足するため、画像がぼやけてしまったり、光が拡散してしまったりして画像にむらが生じてしまうという不都合が生じる。
かかる不都合を解消するべく、特許文献1の画像形成装置においては、照射面をクリーニングするクリーニング機構が設けられている。このクリーニング機構は、照射面に押圧当接し得るように設定されたゴム等からなる小さな板状の清掃片(特許文献1では清掃部材)と、この清掃片が支持されるL字状に折り曲げられた支持板と、この支持板を手操作で照射面の延びる方向へ移動させるスライダとを備えている。スライダにはオペレータが操作するための操作棒が固定されている。
かかるクリーニング機構によれば、操作棒を把持して正逆操作することにより清掃片がスライダを介して進退し、これによって照射面に押圧当接している清掃片の先端縁が当該照射面に付着している付着物を掻き取るため、照射面の付着物による曇りを解消させることができる。
特開2001−343714号公報
ところで、特許文献1に記載のクリーニング機構にあっては、清掃片が照射面から掻き取った付着物は、当該清掃片に残留したままになっているとともに、清掃片における付着物の保持量もそれ程多くはないため、清掃片に溜まった付着物を短い周期で度々取り除かなければならず、メンテナンス作業が非常に煩雑かつ面倒であり、作業性に劣るという問題点を有している。
また、清掃片の移動時や停止時のショックで当該清掃片に溜まった付着物が脱落すると、画像形成装置内が脱落付着物で汚染され、画像形成処理に悪影響を及ぼす場合があるという問題点が存在する。
本発明は、従来のかかる問題点を解消するためになされたものであって、露光手段の照射面に付着した付着物を清掃片によって掻き取った後に当該清掃片に残留している付着物を即座に回収することができ、これによって清掃片に係るメンテナンス作業の作業性を大幅に向上させることができる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明に係る画像形成装置は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に静電潜像を形成させるべく画像情報に基づいた光を照射する一方向に長尺の照射面を備えた露光手段と、前記照射面に沿って走行し当該照射面に付着した付着物を掻き取る清掃片を含んだ清掃手段と、掻き取ることによって前記清掃片に付着した付着物を削ぎ落とす削ぎ落とし部材と、前記削ぎ落とし部材によって削ぎ落とされた付着物を回収する回収容器とが備えられ、前記清掃片は、その走行方向前方側に前記照射面上に付着した付着物を掻き取る掻き取り縁部を備えた掻き取り面を有し、かつ、前記照射面の長手方向の第1端部から当該第1端部の反対側の第2端部に向けて移動するように構成され、前記削ぎ落とし部材および前記回収容器は、前記第2端部側に配設され、前記削ぎ落とし部材は、前記清掃片が前記第2端部付近に到達したときに前記掻き取り面の一端と接触し、当該接触後の清掃片の走行に伴い掻き取り縁部の他端へ向けて摺動し、前記付着物を削ぎ落として前記回収容器へ導く削ぎ落とし工具を有していることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、清掃手段の駆動で清掃片を照射面の第1端部から第2端部に向けて移動させることにより、当該清掃片の掻き取り縁部が露光手段の照射面に付着している付着物を掻き取っていき、これによって照射面は清浄化処理される。従って、照射面を介して照射された露光手段からの光は、適正に像担持体に照射されるため、光量が不足したり、光が拡散して画像にむらが生じてしまったりするような不都合の発生が防止される。
そして、清掃片が第2端部近傍まで移動することにより削ぎ落とし部材の削ぎ落とし工具が当該清掃片の掻き取り面の一端と接触する。その後、削ぎ落とし工具は、清掃片の走行に伴い掻き取り面の他端へ向けて摺動するため、清掃片の掻き取り面に残留している付着物は、削ぎ落とし工具によって削ぎ落とされ、回収容器へ回収される。
このように、掻き取り部材の掻き取り縁部によって掻き取られた照射面の付着物は、掻き取り部材が照射面の第2端部付近へ到達した後、当該掻き取り部材の走行の継続に連動して掻き取り面の一端から他端へ向かって移動する削ぎ落とし工具によって削ぎ落とされるとともに、この削ぎ落とされた付着物は直ちに回収容器に回収されるため、従来のように掻き取り部材の掻き取り面に付着した付着物を一々取り除く作業を行う必要がなくなり、その分清掃手段のメンテナンス作業の作業性が大幅に向上する。
かかる画像形成装置において、前記削ぎ落とし部材は、前記削ぎ落とし工具を前記掻き取り面へ向けて付勢する付勢部材を有していることが好ましい。
こうすることで、削ぎ落とし工具は、付勢部材の付勢力により掻き取り面に常に押圧された状態になるため、特に押圧機構を設けなくてもよい分、押圧するための構造の簡素化が実現する。
また、上記の各画像形成装置において、前記削ぎ落とし工具は、前記掻き取り縁部に押圧当接される先鋭な刃先を有していることが好ましい。こうすることで掻き取り部材の掻き取り面に付着している付着物は、先鋭な刃先によって効果的に掻き取られる。
さらに、上記の各画像形成装置において、前記掻き取り面は、前記清掃片の走行方向と直交する方向に延びていることが好ましい。こうすることで、掻き取り縁部によって掻き取られた付着物は、掻き取り面からその端部へ向けて移動することがなく、掻き取り面上に留まるため、付着物が掻き取り面の端部からこぼれ落ちることが防止され、こぼれ落ちた付着物で画像形成装置内が汚染されることが防止される。
本発明に係る画像形成装置によれば、当該画像形成装置に附設された清掃手段は、掻き取り部材の掻き取り縁部によって掻き取られた照射面の付着物は、掻き取り部材が照射面の第2端部付近へ到達した後、当該掻き取り部材の走行の継続に連動して掻き取り面の一端から他端へ向かって移動する削ぎ落とし部材の削ぎ落とし工具によって削ぎ落とされるとともに、この削ぎ落とされた付着物は直ちに回収容器に回収されるため、従来のように掻き取り部材の掻き取り面に付着した付着物を一々取り除く面倒な作業を行う必要がなくなり、その分清掃手段のメンテナンス作業の作業性を大幅に向上させることができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す外観視の斜視図である。 図1に示す画像形成装置の内部構造の概略を説明するための正面断面視の説明図である。 照射面クリーニング装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 図3に示す照射面クリーニング装置の組み立て斜視図であり、掻き取り部材が照射面の後端部に位置した状態。 図3に示す照射面クリーニング装置の組み立て斜視図であり、掻き取り部材が照射面の前端部に位置した状態を示している。 掻き取り部材の一実施形態を示す一部切り欠き斜視図であり、(A)は、分解斜視図、(B)は組み立て斜視図である。 削ぎ落とし部材の一実施形態を示す斜視図であり、(A)は、分解斜視図、(B)は、組み立て斜視図である。 削ぎ落とし構造の作用を説明するための平面視の作用図であり、(A)は、削ぎ落とし工具が保持部材から左前方へ突出した位置に位置している状態、(B)は、削ぎ落とし工具がスクレーパーの掻き取り縁部に保持された付着物を削ぎ落しつつある状態、(C)は、スクレーパーの掻き取り縁部の付着物が削ぎ落とされた状態をそれぞれ示している。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す外観視の斜視図であり、図2は、その内部構造の概略を説明するための正面断面視の説明図である。なお、図1および図2において、X方向を左右方向、Y方向を前後方向といい、特に−Xを左方、+Xを右方、−Yを前方、+Yを後方という。
まず、図1に示すように、画像形成装置10は、いわゆる胴内排紙型と称される複写機であり、装置本体11に画像形成部12と、定着部13と、用紙貯留部14と、用紙排出部15と、画像読取部16と、操作部17とが設定されて構成されている。そして、特に前記用紙排出部15は、画像読取部16の下部で装置本体11の一部が凹没されることによって形成され、これによって当該画像形成装置10が胴内排紙型と称されている。
前記装置本体11は、外観視で直方体状を呈した下部本体111と、この下部本体111の上方に対向配置された扁平な直方体状を呈する上部本体112と、この上部本体112と前記下部本体111との間に介設された連結部113とを備えている。前記連結部113は、下部本体111と上部本体112との間に用紙排出部15を形成させた状態で両者を互いに連結するための構造物であり、下部本体111の左部および後部から立設され、平面視でL字状を呈している。前記上部本体112は、その左部および後部がかかる連結部113の上端部に支持されている。
そして、前記下部本体111には、画像形成部12、定着部13および用紙貯留部14が内装されているとともに、前記上部本体112には画像読取部16が装着されている。前記操作部17は、本実施形態においては、上部本体112の前縁部から前方に向かって突設されている。
前記用紙貯留部14は、装置本体11に対して挿脱可能の用紙トレイ141を有している。この用紙トレイ141には用紙束P1(図2)が貯留されている。そして、画像形成処理が行われるに際し、この用紙束P1から用紙Pが1枚ずつ繰り出され、画像形成部12へ送り込まれて当該用紙Pに印刷処理が施される。本実施形態では、用紙トレイ141は1段で設けられているが、2段以上設けてもよい。
前記用紙排出部15は、下部本体111と上部本体112との間に形成されている。かかる用紙排出部15は、下部本体111の上面に形成された排紙トレイ151を有し、画像形成部12からのトナー画像が転写された用紙Pは、定着部13で定着処理が施された後に連結部113の下部からこの排紙トレイ151へ向けて排出される。
前記画像読取部16は、上部本体112の上面開口に装着された、原稿を載置するためのコンタクトガラス161と、このコンタクトガラス161に載置された原稿を押さえる開閉自在の原稿押さえカバー162と、コンタクトガラス161に載置された原稿の画像を走査して読み取る走査機構163(図2)とを備えている。
そして、走査機構163によって読み取られた原稿画像のアナログ情報は、デジタル信号に変換された後に後述する露光装置(露光手段)124へ向けて出力され、画像形成部12での画像形成処理に供される。
前記操作部17は、画像形成処理に関する処理情報を入力操作するためのものであり、用紙Pの処理枚数を入力するためのテンキー171やその他の各種の操作キー、さらにはタッチ入力を行うためのLCD(Liquid crystal display)172等が設けられている。
また、下部本体111の右面の下方位置には手差しトレイ142が設けられている。この手差しトレイ142は、下部が支持軸142a(図2)回りに回動可能に軸支され、手差しの給紙口を閉止するべく起立した閉止姿勢(図1)と、右方へ向かって突出した開放姿勢(図2)との間で姿勢変更可能とされている。かかる手差しトレイ142は、開放姿勢に姿勢設定された状態で1枚ずつの用紙Pの手差し給紙に供される。
また、前記下部本体111の前面には、開閉可能なメンテナンス用のメンテナンスドアー19が設けられている。搬送中の用紙Pが詰まったとき(すなわち、ジャムが発生したとき)などには、このメンテナンスドアー19が開放されてジャム解消のための作業が実行される。
以下、図2を基に画像形成装置10の内部構造についてその概要を説明する。前記画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙Pにトナー画像を形成させるものである。画像形成装置10には、上流側(図1の紙面の右方)から下流側へ向けて順次配設された、マゼンタ色のトナーを用いるマゼンタ用ユニット12Mと、シアン色のトナーを用いるシアン用ユニット12Cと、イエロー色のトナーを用いるイエロー用ユニット12Yと、ブラック色のトナーを用いるブラック用ユニット12Kとが備えられている。
そして、前記各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム(像担持体)121と、当該感光体ドラム121へトナーを供給する現像装置122とがそれぞれ備えられている。感光体ドラム121は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像(可視像)を形成させるためのものである。
各感光体ドラム121は、図2において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置122からトナーの供給を受け、その周面に静電潜像に沿ったトナー像が形成される。各現像装置122には、前記排紙トレイ151と後述する中間転写ベルト125との間の空間に配設されたトナーカートリッジ127から図略のトナー補給ダクトを介してトナーが補給される。
各感光体ドラム121の直下位置には帯電装置123がそれぞれ設けられているとともに、各帯電装置123の下方位置に露光装置124が設けられている。そして、各感光体ドラム121は、前記帯電装置123によって周面が一様に帯電され、画像読取部16で読み取られた画像データに基づく各色に対応したLED(light emitting diode)光が前記露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射されることにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成される。この感光体ドラム121の周面の静電潜像に現像装置122から供給されたトナーが積層されることにより、当該感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
かかる露光装置124には、その照射面124aに清掃処理を施す照射面クリーニング装置20が設けられている。このような照射面クリーニング装置20が設けられるのは、照射面124aに飛散トナーなどの異物が付着すると、LED光が遮られて感光体ドラムの周面へ照射される光量が不足して画像がぼやけてしまったり、光が拡散して画像にむらが生じてしまったりするが、かかる不都合を解消するためである。
各感光体ドラム121の上方位置には、中間転写ベルト125が配置されている。中間転写ベルト125は、図2における左側の駆動ローラ125aと同右側の従動ローラ125bとの間に張設され、この下側の部分(図1において矢印で示すように左方へ向けて移動する部分)が各感光体ドラム121の周面に当接している。この中間転写ベルト125は、その外周面に像担持面が設定され、各感光体ドラム121に対応して設けられた転写ローラ126によって感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間を周回する。
また、本実施形態においては、駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間であって、従動ローラ125b側へ寄った位置にテンションローラ125cが設けられている。このテンションローラ125cは、中間転写ベルト125に張力を与えるものであり、図略の付勢部材の付勢力で上方へ向かって付勢されている。従って、中間転写ベルト125の表面が上方を向いている部分(図2において右方へ向けて移動する部分)は、このテンションローラ125cにより上方へ押し上げられ、これによって中間転写ベルト125は、当該テンションローラ125cの部分が山頂になった山形形状になっている。
そして、中間転写ベルト125が周回することによりその表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタトナーのトナー像の転写が行なわれ、ついで中間転写ベルト125の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアントナーのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、ついで中間転写ベルト125の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム121によるイエロートナーのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、最後のブラック用ユニット12Kの感光体ドラム121によるブラックトナーのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、これによって中間転写ベルト125の表面にカラーのトナー像が形成される。この中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙Pに転写されることになる。
また、各感光体ドラム121の図2における左方位置には当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するドラムクリーニング装置128が設けられている。このドラムクリーニング装置128によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電装置123へ向かうことになる。
ドラムクリーニング装置128により感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って画像形成部12の前方(図2の紙面の表側)位置に形成されたトナー中継・貯留装置T(図2に二点鎖線で表示)内の回収容器に回収される。
画像形成部12の図2における左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路110が形成されている。この用紙搬送路110には、適所に複数対の搬送ローラ対112が設けられている。用紙貯留部14から給紙された用紙Pは、これらの搬送ローラ対112の駆動で駆動ローラ125aに掛け回されている中間転写ベルト125へ向けて搬送される。
かかる用紙搬送路110には、駆動ローラ125aと対向した位置に中間転写ベルト125の表面と当接した第2転写ローラ115が設けられている。そして、用紙搬送路110を搬送されつつある用紙Pは、中間転写ベルト125と第2転写ローラ115とに押圧挟持され、これによって中間転写ベルト125上のトナー像が当該用紙Pに転写される。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものである。かかる定着部13は、内部に加熱源であるハロゲンランプ等の通電発熱体を備えた加熱ローラ131と、図2における加熱ローラ131の左方で当該加熱ローラ131と対向配置された定着ローラ132と、この定着ローラ132および前記加熱ローラ131間に張設された定着ベルト133と、この定着ベルト133を介して前記定着ローラ132と対向配置された加圧ローラ134とを備えている。
そして、中間転写ベルト125のトナー像が転写された後に定着部13へ供給された用紙P上のトナー像は、当該用紙Pが加圧ローラ134と高温の定着ベルト133との間を通過しつつある間に定着ベルト133からの熱を得て定着処理される。
定着処理の完了したカラー印刷済みの用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って装置本体11の頂部に設けられた排紙トレイ151へ向けて排出される。
前記用紙貯留部14は、装置本体11内における露光装置124より下方位置に挿脱可能に装着された用紙束P1を貯留するための用紙トレイ141と、装置本体11の図2における右側壁に開閉自在に設けられた手差しトレイ142とを備えている。
前記用紙トレイ141は、上面が全面開口の箱体を備えて構成され、複数枚の用紙Pが積層されてなる用紙束P1が貯留可能になっている。かかる用紙トレイ141に貯留された用紙束P1の最上位の用紙Pは、下流端(図2における左端)の上面がピックアップローラ143の駆動で用紙搬送路110へ向けて繰り出される。
そして、用紙トレイ141から1枚ずつ繰り出された用紙Pは、搬送ローラ対112の駆動で用紙搬送路110を通って画像形成部12における第2転写ローラ115と中間転写ベルト125との間のニップ部へ向けて送り込まれることになる。
前記手差しトレイ142は、用紙Pを1枚ずつ手差し操作で画像形成部12へ向けて給紙するためのものであり、普段は図1に示すように装置本体11の右壁面に収納されている。そして、手差しで給紙するときのみ、図2に示すように、壁面から引き出されて手差し給紙に供される。
本実施形態においては、二次転写(中間転写ベルト125の下側面上のカラー画像が駆動ローラ125aの位置における中間転写ベルト125と第2転写ローラ115とのニップ部で用紙Pに転写されること)が行われた後の中間転写ベルト125上に残留している残留トナーを取り除いて清浄化するための、ベルトクリーニング装置129が、前記従動ローラ125bに対応した位置に設けられている。
そして、本実施形態においては、下部本体111内であって感光体ドラム121や中間転写ベルト125等の画像形成部12の各構成要素より前方位置に前記トナー中継・貯留装置T(図2に二点差線で表示)が配設されている。このトナー中継・貯留装置Tは、各トナーカートリッジ127から中間転写ベルト125より下方位置に配設された各現像装置122へ向けて供給されるべきトナーを中継するとともに、各感光体ドラム121に対応して設けられた複数のドラムクリーニング装置128および中間転写ベルト125に対応して設けられた1つのベルトクリーニング装置129からそれぞれ回収された廃トナーを貯留する機能を備えている。
このように構成された画像形成装置10において、前記露光装置124には、その照射面を清掃処理する照射面クリーニング装置20が設けられている。以下、図3〜図5を基に照射面クリーニング装置20について説明する。図3は、照射面クリーニング装置20の一実施形態を示す分解斜視図である。また、図4および図5は、その組み立て斜視図であり、図4は、掻き取り部材30が照射面124aの後端部S1に位置した状態、図5は、掻き取り部材30が照射面124aの前端部S2に位置した状態をそれぞれ示している。図3〜図5におけるXおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
まず、図3に示すように、照射面クリーニング装置20は、露光装置124の照射面124aを跨いだ状態で当該露光装置124に沿い前後方向へ向けて走行する掻き取り部材(清掃手段)30と、この掻き取り部材30を走行させる駆動機構40と、掻き取り部材30によって照射面124aから掻き取られたトナー等の付着物を削ぎ落とす削ぎ落とし構造50と、削ぎ落とし構造50によって削ぎ落とされた付着物を回収するべく収納する回収コンテナ(回収容器)60とが、装置本体11内に配設された支持フレーム70に支持された状態で構成されている。
前記支持フレーム70は、感光体ドラム121の下方位置で装置本体11内を前後方向に横断した横断フレーム71と、この横断フレーム71の前端部から右方へ向かって延設された延設フレーム72と、この延設フレーム72の右端部から一段下がった位置に設けられた板フレーム73とを備えている。
前記横断フレーム71は、前記露光装置124を装着するための第1横断フレーム711と、この第1横断フレーム711の左方位置に並設された第2横断フレーム712とからなっている。
一方、前記露光装置124は、前後方向に長い、例えば合成樹脂製の長尺ケーシング124bの内部に多数のLED(light emitting diode)が並設されてなる固定光源列が装着されて形成されている。長尺ケーシング124bの上面は、収束性光ファイバーレンズ列によって形成された、感光体ドラム121の周面に向けてLED光を照射する照射面124aとなっている。
このような露光装置124の長尺ケーシング124bの前後の端部には、裏面側から上方に向かって延びるビス孔124cが螺設されているとともに、前記第1横断フレーム711には、これらのビス孔124cに対応した位置に貫通孔711aが穿設されている。そして、ビスを各貫通孔711aを介してビス孔124cに螺着して締結することにより、露光装置124が、図4および図5に示すように、第1横断フレーム711に取り付けられる。
前記第1横断フレーム711と第2横断フレーム712との間には、掻き取り部材30の左端部(具体的には、後述の左方の挟持板311の下縁部)をガイドするための前後方向へ延びたガイド溝713が凹設されている。また、第1横断フレーム711の右縁部の上角部には、当該上角部が全長に亘って端面視で直角に切り欠かれることによって形成された切り欠きガイド縁714が設けられている。この切り欠きガイド縁714は、掻き取り部材30の右端部(具体的には、後述の右方の挟持板311の下縁部)をガイドするためのものである。
また、第1横断フレーム711には、切り欠きガイド縁714の垂直壁の下端部から左方へ向けて若干切り込まれることによって形成された前後方向へ延びる浮き上がり防止溝714bが設けられている。この浮き上がり防止溝714bは、掻き取り部材30の後述の浮き上がり防止突条311aを嵌め込むものであり、こうすることで掻き取り部材30の右端が浮き上がることを防止することができる。
そして、第1横断フレーム711の前端縁と、前記延設フレーム72の後側縁との間には、削ぎ落とし構造50の後述の中継部材56を装着するための装着隙間74が形成されている。
また、前記第2横断フレーム712の前部には、前記駆動機構40の構成要素である後述のスパイラルロット41の前端部を軸支するための軸受け板715が立設されている。この軸受け板715には、スパイラルロット41の前端が差し込まれる軸支孔715aが穿設されている。
前記延設フレーム72は、板フレーム73の左縁部を支持するためのものである。かかる延設フレーム72は、上面が第2横断フレーム712との上面と面一の延設フレーム板721と、この延設フレーム板721の右縁部から垂下され前後方向一対の垂下支柱722とを備えている。前記板フレーム73は、その左側縁がこれら一対の垂下支柱722に支持されている。
そして、延設フレーム板721には、前方右角部と、後側部の左右方向の略中央位置とに、削ぎ落とし構造50の構成要素である保持部材52をビス止めするためのビス孔721aがそれぞれ螺設されている。
垂下支柱722に固定された板フレーム73は、前記回収コンテナ60を載置するためのものである。かかる板フレーム73における後方の垂下支柱722のさらに後方位置に回収コンテナ60を位置決めするための平面視でコ字状を呈した位置決め囲い枠731が設けられている。この位置決め囲い枠731は、前後の内寸法が回収コンテナ60の前後の外寸法より僅かに大きめに設定されているとともに、右方が開放されている。従って、回収コンテナ60を右方の開放部分から位置決め囲い枠731内へ押し込むことによって当該回収コンテナ60は、位置決め状態で板フレーム73上に装着される。
以下、掻き取り部材30について、図6を基に、必要に応じて他の図面も参照しながら詳細に説明する。図6は、掻き取り部材30の一実施形態を示す一部切り欠き斜視図であり、図6(A)は、分解斜視図、図6(B)は組み立て斜視図である。なお、図6におけるXおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
掻き取り部材30は、露光装置124に沿って当該露光装置124の後端部(第1端部)S1から前端部(第2端部)S2へ向けて移動しながら、露光装置124の照射面124aに付着しているトナー等の付着物を掻き取るものである。かかる掻き取り部材30は、図6に示すように、前記ガイド溝713および切り欠きガイド縁714に案内されつつ前後動する支持枠体31と、この支持枠体31に回動可能に装着されるスクレーパー(清掃片)32と、支持枠体31に固定されたナット部材33と、スクレーパー32に付勢力を付与する第1コイルスプリング34とを備えて構成されている。
前記支持枠体31は、平面視で矩形状を呈したスクレーパー32を挟持するための左右一対の挟持板311と、これら一対の挟持板311間に架設された架設板312とを備えている。前記挟持板311は、厚み寸法が前記ガイド溝713の溝幅寸法よりも僅かに薄めに設定されている。また、前記架設板312は、一対の挟持板311間における下部後方に設けられ、左右寸法がガイド溝713と切り欠きガイド縁714との間の距離(内寸法)と同一に設定されている。従って、支持枠体31を第1横断フレーム711上へ載置することにより、左方の挟持板311の下縁部がガイド溝713に嵌り込むとともに、右方の挟持板311の下縁部が切り欠きガイド縁714に支持される。かかる支持枠体31は、一対の挟持板311がこれらガイド溝713および切り欠きガイド縁714に案内されつつ前後動可能とされている。
このような一対の挟持板311の内の右方のものには、前後方向の略中央部であって上下方向の中央部より若干上方位置に貫通孔314が穿設されているとともに、左方の挟持板311には、貫通孔314に対向した位置にネジ孔315が螺設されている。そして、貫通孔314にネジ軸35を差し通し、このネジ軸35をスクレーパー32に貫通させた状態でネジ孔315に螺着することにより、スクレーパー32が支持枠体31に支持される。
また、右方の挟持板311の下縁部には、左方へ向かって突設された前後方向へ延びる浮き上がり防止突条311aが設けられている。この浮き上がり防止突条311aは、前記第1横断フレーム711の浮き上がり防止溝714bに摺接状態で嵌め込まれるものであり、こうすることによって掻き取り部材30の右端の浮き上がりを防止することができる。
前記スクレーパー32は、本実施形態においては、硬質のゴムによって形成されている。かかるスクレーパー32は、平面視で矩形状に形成され、左右幅寸法が一対の挟持板311間の内寸法より僅かに短めに設定されているとともに、前後方向の長さ寸法が挟持板311の前後長より若干長めに設定されている。このようなスクレーパー32の裏面側には、前後方向の略中央位置に、下方へ向かって突設された左右方向へ延びる凸条321が膨設されている。この凸条321には、前記ネジ軸35を挿通するための左右方向へ延びた挿通孔322が設けられている。
そして、スクレーパー32を一対の挟持板311間に挟持させた状態で挟持板311の貫通孔314を介してネジ軸35を凸条321の挿通孔322に挿通し、ネジ孔315に螺着して締結することにより、スクレーパー32は、ネジ軸35回りに回動可能に支持枠体31へ装着される。
前記架設板312の中央部には、上方に向かって突設された下部突起316が設けられているとともに、スクレーパー32には、その下面側であって凸条321より後方の位置に前記下部突起316に対応した上部突起323が突設されている。これら下部突起316および上部突起323間に前記第1コイルスプリング34がそれぞれ外嵌介設されることにより、スクレーパー32は、図6(B)に示すように、ネジ軸35回りに反時計方向へ付勢された状態で支持枠体31に装着されることになる。
前記ナット部材33は、駆動機構40の後述の前後方向へ延びたスパイラルロット41に螺着されるものであり、左側の挟持板311の左面に固定されている。かかるナット部材33は、スパイラルロット41の雄ネジに対応する雌ネジの螺設された前後方向に延びるスパイラルホール331を有している。かかるスパイラルホール331がスパイラルロット41に外嵌螺着されている。従って、スパイラルロット41が軸心回りに回転することにより、掻き取り部材30は、当該ナット部材33を介して前後動する。
前記第1コイルスプリング34は、掻き取り部材30が第1横断フレーム711に装着された状態で、その前端縁の下方の稜線部分によって形成された掻き取り縁部324が露光装置124の照射面124aに当接するように長さ寸法が設定されている。
かかる掻き取り部材30によれば、当該掻き取り部材30がホームポジションとしての図4に示す照射面124aの後端部S1に位置した状態でこの位置を始点として前方へ向けて移動されることにより、スクレーパー32の前端の掻き取り縁部324が露光装置124の照射面124aに付着しているトナー等の付着物を掻き取るため、照射面124aは清浄になる。
前記駆動機構40は、図3に示すように、前記第2横断フレーム712と略同一の長さ寸法に設定された、前記ナット部材33に螺着されるスパイラルロット41と、このスパイラルロット41の後端位置に配設され、当該スパイラルロット41を軸心回りに駆動回転させる駆動モータ42とを備えている。
スパイラルロット41の前端には、前記軸受け板715の軸支孔715aに嵌入される小径軸411が同心で突設されている。スパイラルロット41は、この小径軸411が軸支孔715aに嵌入されることにより、その前端が軸受け板715に支持された状態になる。
また、スパイラルロット41の後端には、ロッド側カップリング412が同心で設けられているとともに、駆動モータ42の駆動軸421には、ロッド側カップリング412に対応したモータ側カップリング422が同心で設けられ、これら両カップリング412,422が、図4および図5に示すように、同心で互いに連結されることによって駆動モータ42の駆動力がスパイラルロット41へ伝達される。
前記削ぎ落とし構造50は、図3に示すように、掻き取り部材30のスクレーパー32によって露光装置124の照射面124aから掻き取られた掻き取り物D(図7)をスクレーパー32の掻き取り縁部324から削ぎ落とす削ぎ落とし部材51と、この削ぎ落とし部材51によって削ぎ落とされた掻き取り物Dを受けて回収コンテナ60へ導く中継部材56とを備えている。
以下、図7を基に、必要に応じて他の図面も参照しながら、削ぎ落とし部材51について説明する。図7は、削ぎ落とし部材51の一実施形態を示す斜視図であり、図7(A)は、分解斜視図、図7(B)は、組み立て斜視図である。なお、図7におけるXおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
まず、図7(A)に示すように、削ぎ落とし部材51は、前記支持フレーム70の延設フレーム板721に斜めに固定される保持部材52と、この保持部材52に保持された状態で当該保持部材52の延びる方向に向けて摺動する削ぎ落とし工具53と、この削ぎ落とし工具53に付勢力を付与する第2コイルスプリング54とを備えている。
前記保持部材52は、延設フレーム板721上において、前方右側の位置から後方左側の位置へ向けて延び、かつ、露光装置124の前端(具体的には、前端より若干左に寄った位置)に向かうように斜めに姿勢設定された状態で延設フレーム板721に固定されている。
かかる保持部材52は、直方体状の基礎ブロック521と、この基礎ブロック521の両側部から上方へ向けてそれぞれ突設された一対のガイド堰522と、基礎ブロック521の上面中央部から立設された円柱状の突片523とを備えている。前記一対のガイド堰522は、削ぎ落とし工具53を摺接状態で挟持するためのものであり、前記突片523は、第2コイルスプリング54の前端部を当止させるためのものである。
また、基礎ブロック521の両端部における延設フレーム板721に螺設された前記一対のビス孔721aに対応した位置には、上下方向に延びた貫通孔521aがそれぞれ穿設されている。そして、各貫通孔521aにビスBをそれぞれ差し通して各ビス孔721aに螺着締結することにより、保持部材52、図7(B)に示すように、延設フレーム板721に固定された状態になる。
前記削ぎ落とし工具53は、保持部材52のガイド堰522間に挟持された状態で、前進してきた掻き取り部材30のスクレーパー32の掻き取り縁部324に掻き取られて保持されたトナー等からなる掻き取り物D(図8)を削ぎ落とすための工具であり、幅寸法が前記一対のガイド堰522間の内寸法より僅かに小さめに設定されているとともに、長さ寸法が保持部材52のそれより略1.5倍ほど長めに設定されている。
かかる削ぎ落とし工具53は、平面視で矩形状の基体の後端部が左側部から右側部へ向けて先細りになるように斜めに切断された状態で形成された先鋭な削ぎ刃部(刃先)531を有している。また削ぎ落とし工具53の幅方向の中央部には、前記第2コイルスプリング54を装着するための長手方向に向けて延びた装着長孔532が貫設されている。
前記第2コイルスプリング54は、削ぎ落とし工具53が一対のガイド堰522間に嵌め込まれ、かつ、装着長孔532が突片523に外嵌された状態で、図7(B)に示すように、装着長孔532における突片523と当該装着長孔532の後縁部との間に嵌め込まれる。
このような第2コイルスプリング54は、長さ寸法が装着長孔532の長さ寸法から突片523の直径寸法を差し引いた値よりも若干長めに設定されている。そして、第2コイルスプリング54は、装着長孔532内に装着された状態で圧縮弾性変形し、これによって削ぎ落とし工具53を保持部材52から後方へ向けて付勢している。
従って、掻き取り部材30が駆動モータ42の駆動によるスパイラルロット41の軸心回りの回転で前進し、これによって、図5に示すように、スクレーパー32の掻き取り縁部324が削ぎ落とし工具53の削ぎ刃部531に当接した状態で、駆動モータ42の駆動による掻き取り部材30の前進を継続すると、削ぎ落とし工具53は、第2コイルスプリング54の付勢力に抗して一対のガイド堰522に案内されつつ斜め前方へ移動し、このときスクレーパー32の掻き取り縁部324に付着している掻き取り物D(図8)が削ぎ刃部531によって削ぎ落とされる。
図3〜図5へ戻り、前記中継部材56は、削ぎ落とし工具53によってスクレーパー32の掻き取り縁部324から削ぎ落とされた掻き取り物Dを回収コンテナ60へ向けて滑落させるものであり、第1横断フレーム711の前端と延設フレーム板721との間に形成された装着隙間74に装着されている。かかる中継部材56は、左端から右端へ向けて先下がりに傾斜設定された矩形状の滑落板561と、この滑落板561の前後の縁部から立設された一対の縁堰562とを備えている。後方の縁堰562には、前記第1横断フレーム711の前端に螺設されたビス孔714cに対応する貫通孔562aが穿設され、この貫通孔562aに差し通されたビスをビス孔714cに螺着して締結することにより、中継部材56が支持フレーム70に固定される。
そして、前記滑落板561は、下端縁部が板フレーム73に形成された前記位置決め囲い枠731の左方の壁部より若干右方に位置するように長さ寸法および傾斜角度が設定されている。
前記回収コンテナ60は、平面視で正方形状の上面が開放された升形の容器によって形成されている。かかる回収コンテナ60は、一辺の外寸法が板フレーム73に設けられた前記位置決め囲い枠731の前後の壁部間の内寸法より僅かに小さめに設定されているとともに、上端縁が滑落板561の下端縁と略同一高さになるように寸法設定されている。従って、当該回収コンテナ60は、位置決め囲い枠731内に装着されることにより、図4および図5に示すように、その上面開口が前記滑落板561の下端縁部と対向し、これによって滑落板561を滑り落ちた掻き取り物D(図8(C))は、滑落板561上を滑り落ち回収コンテナ60内へ回収されることになる。
以下図8を基に、削ぎ落とし構造50の作用について説明する。図8は、削ぎ落とし構造50の作用を説明するための平面視の作用図であり、図8(A)は、削ぎ落とし工具53が保持部材52から左前方へ突出したホームポジションに位置している状態、図8(B)は、スクレーパー32の掻き取り縁部324に保持された掻き取り物Dが削ぎ落とし工具53により削ぎ落されつつある状態、図8(C)は、スクレーパー32の掻き取り縁部324の掻き取り物Dが削ぎ落とされた状態をそれぞれ示している。なお、図8におけるXおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様(−X:左方、+X:右方、−Y:前方、+Y:後方)である。
まず、図8(A)に示すように、スパイラルロット41の軸心回りの時計方向へ向かう駆動回転によって掻き取り部材30のスクレーパー32の掻き取り縁部324が、ホームポジションに位置した削ぎ落とし工具53の削ぎ刃部531に到達したときには、当該削ぎ刃部531は、掻き取り縁部324の左端部に当接した状態になっている。
また、この状態ではスクレーパー32の掻き取り縁部324には、掻き取り部材30が前進したときに掻き取り縁部324が掻き取った掻き取り物Dが当該掻き取り縁部324に付着している。
この状態で、スパイラルロット41の駆動回転継続により掻き取り部材30が前進を継続すると、削ぎ落とし工具53は、その削ぎ刃部531がスクレーパー32の掻き取り縁部324によって前方へ向けて押圧されるため、図8(B)に示すように、一対のガイド堰522に案内されつつ第2コイルスプリング54の付勢力に抗して右前方へ向けて斜めに移動する。このとき削ぎ落とし工具53の削ぎ刃部531は、スクレーパー32の掻き取り縁部324を削ぐため、掻き取り縁部324に付着していた掻き取り物Dは、削ぎ刃部531によって削ぎ落とされていく。
そして、掻き取り部材30が、図8(C)に示すように、最前方位置に到達すると、掻き取り縁部324に付着していた掻き取り物Dは、削ぎ取られて中継部材56の滑落板561上に落下し、滑落板561上を滑落して回収コンテナ60へ回収される。その後、掻き取り部材30は、スパイラルロット41の逆回転によって露光装置124の後端のホームポジション(露光装置124の照射面124aの後端部S1)へ戻される。
以上詳述したように、本実施形態に係る画像形成装置10は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム121と、この感光体ドラム121に静電潜像を形成させるべく画像情報に基づいた光を照射する一方向に長尺の照射面124aを備えた露光装置124と、照射面124aに沿って走行し当該照射面124aに付着した付着物を掻き取るスクレーパー32を含んだ掻き取り部材30と、掻き取ることによってスクレーパー32に付着した付着物を削ぎ落とす削ぎ落とし部材51と、削ぎ落とし部材51によって削ぎ落とされた付着物を回収する回収コンテナ60とが備えられてなる基本構成を有している。
そして、スクレーパー32は、その走行方向前方側に照射面124a上の付着物を掻き取る掻き取り縁部324を備えた掻き取り面を有し、かつ、照射面124aの後端部S1から前端部S2に向けて移動するように構成されている。
かかる構成によれば、掻き取り部材30の駆動でスクレーパー32を照射面124aの後端部S1から前端部S2に向けて移動させることにより、当該スクレーパー32の掻き取り縁部324が照射面124aに付着している付着物を掻き取っていき、これによって照射面124aを清浄化処理することができる。従って、照射面124aを介して照射された露光装置124からの光は、適正に感光体ドラム121に照射されるため、光量が不足したり、光が拡散して画像にむらが生じたりして画像不良が起こるような不都合の発生を有効に防止することができる。
そして、削ぎ落とし部材51は、スクレーパー32が前端部S2付近に到達したときに掻き取り縁部324の一端(左端)と接触し、当該接触後のスクレーパー32の走行に伴い掻き取り縁部324の他端(右端)へ向けて摺動し、付着物を削ぎ落として回収コンテナ60へ導くように構成されている。
かかる構成によれば、スクレーパー32が前端部S2近傍まで移動することにより削ぎ落とし部材51の構成要素である削ぎ落とし工具53が当該スクレーパー32の掻き取り縁部324の左端と接触する。その後、削ぎ落とし工具53は、スクレーパー32の走行継続に伴い掻き取り縁部324の右端へ向けて摺動するため、スクレーパー32の掻き取り縁部324に付着している掻き取り物Dは、削ぎ落とし工具53によって削ぎ落とされ、回収コンテナ60へ回収される。
このように、スクレーパー32の掻き取り縁部324によって照射面124aから掻き取られた掻き取り物Dは、スクレーパー32が照射面124aの前端部S2付近へ到達した後、当該スクレーパー32の走行の継続に連動して掻き取り縁部324の一端から他端へ向かって移動する削ぎ落とし工具53によって削ぎ落とされるとともに、この削ぎ落とされた掻き取り物Dは直ちに中継部材56を介して回収コンテナ60に回収される。従って、従来のようにスクレーパー32の掻き取り縁部324に付着した掻き取り物Dを一々取り除く作業を行う必要がなくなり、その分掻き取り部材30のメンテナンス作業の作業性を大幅に向上させることができる。
そして、上記の実施形態においては、削ぎ落とし部材51は、削ぎ落とし工具53を掻き取り縁部324へ向けて付勢する第2コイルスプリング54を有しているため、削ぎ落とし工具53は、第2コイルスプリング54の付勢力により掻き取り縁部324に常に押圧された状態になり、掻き取り物Dを掻き取り縁部324から効果的に削ぎ落とすことができる。
また、削ぎ落とし工具53は、掻き取り縁部324に押圧当接される先鋭な削ぎ刃部531を有しているため、スクレーパー32の掻き取り縁部324に付着している掻き取り物Dを先鋭な当該削ぎ刃部531によって効果的に掻き取ることができる。
さらに、スクレーパー32の掻き取り縁部324は、スクレーパー32の走行方向と直交する方向に延びているため、掻き取り縁部324によって掻き取られた掻き取り物Dは、掻き取り縁部324からその端部へ向けて移動することがなく、掻き取り縁部324上に留まるため、掻き取り部材30の走行中に掻き取り物Dが掻き取り縁部324の端部からこぼれ落ちることが防止され、こぼれ落ちた付着物で画像形成装置10内が汚染されることを防止することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、画像形成装置10として複写機を例に挙げて説明したが、画像形成装置10が複写機であることに限定されるものではなく、プリンタであってもよいし、ファクシミリ装置であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、画像形成装置10としてマゼンタ用〜ブラック用の画像形成用のユニット12M,12C,12Y,12Kを備えたカラー印刷用のものを例として挙げたが、これに限らずモノクロ印刷用の画像形成装置であってもよい。
(3)上記の実施形態においては、画像形成装置10として感光体ドラム121の周面に形成されたトナー像を一端中間転写ベルト125に転写した後、この中間転写ベルト125上のトナー像を再び用紙Pへ転写するようになされているが、こうする代わりに中間転写ベルト125を採用することなく、感光体ドラム121の周面に形成されたトナー像を直接用紙Pへ転写させるような画像形成装置であってもよい。
(4)上記の実施形態においては、掻き取り部材30を移動させる駆動機構40として、駆動モータ42の駆動で軸心回りに回転するスパイラルロット41を備えたものを採用しているが、こうする代わりに前後で対向配置されたプーリー間に無端ベルトを張設し、駆動モータの駆動によるこの無端ベルトの周回によって掻き取り部材30を移動させるようにしてもよい。
10 画像形成装置 11 装置本体
110 用紙搬送路 111 下部本体
112 上部本体 113 連結部
114 排紙搬送路 115 第2転写ローラ
116 搬送ローラ対 12 画像形成部
12M マゼンタ用ユニット 12C シアン用ユニット
12Y イエロー用ユニット 12K ブラック用ユニット
121 感光体ドラム(像担持体)
122 現像装置 123 帯電装置
124 露光装置(露光手段) 124a 照射面
124b 長尺ケーシング 124c ビス孔
125 中間転写ベルト 125a 駆動ローラ
125b 従動ローラ 125c テンションローラ
126 転写ローラ 127 トナーカートリッジ
128 ドラムクリーニング装置 129 ベルトクリーニング装置
13 定着部 131 加熱ローラ
132 定着ローラ 133 定着ベルト
134 加圧ローラ 14 用紙貯留部
141 用紙トレイ 142 手差しトレイ
142a 支持軸 143 ピックアップローラ
15 用紙排出部 151 排紙トレイ
16 画像読取部 161 コンタクトガラス
162 原稿押さえカバー 163 走査機構
17 操作部 171 テンキー
172 LCD(Liquid crystal display)
19 メンテナンスドアー 20 照射面クリーニング装置
30 掻き取り部材(清掃手段) 31 支持枠体
311 挟持板 311a 防止突条
312 架設板 314 貫通孔
315 ネジ孔 316 下部突起
32 スクレーパー(清掃片) 321 凸条
322 挿通孔 323 上部突起
324 掻き取り縁部 33 ナット部材
331 スパイラルホール 34 コイルスプリング
35 ネジ軸 40 駆動機構
41 スパイラルロット 411 小径軸
412 ロッド側カップリング
42 駆動モータ 421 駆動軸
422 モータ側カップリング 50 削ぎ落とし構造
51 削ぎ落とし部材 52 保持部材
521 基礎ブロック 521a 貫通孔
522 ガイド堰 523 突片
53 削ぎ落とし工具 531 削ぎ刃部(刃先)
532 装着長孔 54 コイルスプリング
56 中継部材 561 滑落板
562 縁堰 562a 貫通孔
60 回収コンテナ(回収容器) 70 支持フレーム
71 横断フレーム 711 横断フレーム
711a 貫通孔 712 横断フレーム
713 ガイド溝 714 ガイド縁
714b 防止溝 714c ビス孔
715 軸受け板 715a 軸支孔
72 延設フレーム 721 延設フレーム板
721a ビス孔 722 垂下支柱
73 板フレーム 731 位置決め囲い枠
74 装着隙間 B ビス
D 掻き取り物 P 用紙
P1 用紙束 S1 露光装置の後端部(第1端部)
S2 露光装置の前端部(第2端部)

Claims (4)

  1. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に静電潜像を形成させるべく画像情報に基づいた光を照射する一方向に長尺の照射面を備えた露光手段と、
    前記照射面に沿って走行し当該照射面に付着した付着物を掻き取る清掃片を含んだ清掃手段と、
    掻き取ることによって前記清掃片に付着した付着物を削ぎ落とす削ぎ落とし部材と、
    前記削ぎ落とし部材によって削ぎ落とされた付着物を回収する回収容器とが備えられ、
    前記清掃片は、その走行方向前方側に前記照射面上に付着した付着物を掻き取る掻き取り縁部を備えた掻き取り面を有し、かつ、前記照射面の長手方向の第1端部から当該第1端部の反対側の第2端部に向けて移動するように構成され、
    前記削ぎ落とし部材および前記回収容器は、前記第2端部側に配設され、
    前記削ぎ落とし部材は、前記清掃片が前記第2端部付近に到達したときに前記掻き取り面の一端と接触し、当該接触後の清掃片の走行に伴い掻き取り縁部の他端へ向けて摺動し、前記付着物を削ぎ落として前記回収容器へ導く削ぎ落とし工具を有していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記削ぎ落とし部材は、前記削ぎ落とし工具を前記掻き取り面へ向けて付勢する付勢部材を有していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記削ぎ落とし工具は、前記掻き取り縁部に押圧当接される先鋭な刃先を有していることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記掻き取り面は、前記清掃片の走行方向と直交する方向に延びていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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