JP5330942B2 - レンズ装置 - Google Patents

レンズ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5330942B2
JP5330942B2 JP2009216032A JP2009216032A JP5330942B2 JP 5330942 B2 JP5330942 B2 JP 5330942B2 JP 2009216032 A JP2009216032 A JP 2009216032A JP 2009216032 A JP2009216032 A JP 2009216032A JP 5330942 B2 JP5330942 B2 JP 5330942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
focus
mounting frame
connector
guide shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009216032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011064970A (ja
Inventor
義孝 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2009216032A priority Critical patent/JP5330942B2/ja
Priority to EP10175912.4A priority patent/EP2302435B1/en
Priority to US12/878,749 priority patent/US8760778B2/en
Publication of JP2011064970A publication Critical patent/JP2011064970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5330942B2 publication Critical patent/JP5330942B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明はレンズ装置に係り、特にリアフォーカスレンズを有するレンズ装置に関する。
従来、テレビの取材等で使用される持ち運び可能なENG(Electronic News Gathering)カメラに用いられるレンズ装置として、リアフォーカス方式のレンズ装置が知られている(特許文献1)。
この種のリアフォーカス方式のレンズ装置において、フォーカスレンズ等が収容される後部固定筒に、レンズ装置を操作するための複数のスイッチを配設するようにしたものはなく、レンズ鏡胴本体の前方にスイッチを配置するようにしたものがあった。尚、従来のレンズ装置は、レンズに比べてレンズ鏡胴本体が大きく、複数のスイッチやフレキシブルプリント配線板を配置する空きスペースがあった。
特開2007−219023号公報
しかしながら、リアフォーカス方式のレンズ装置の小型化に伴い、レンズ鏡胴本体の前方に複数のスイッチを配設する空きスペースが確保できなくなった。
そこで、リアフォーカス式のレンズ装置において、フォーカスレンズ等が収容される後部固定筒(取付枠)に複数のスイッチを配設することにした。
図13は開発当初の取付枠の斜視図である。同図に示すように、この取付枠2は、その側面に複数のスイッチが配設されたスイッチカバー(図示せず)が取り付けられる開口3が形成され、スイッチカバーの裏側の部品を避けてリブ4が設けられている。
しかしながら、上記取付枠2は、リブ4が形成されているものの、側面の約3分の1が切り欠かれてしまうため、強度的、部品精度的に不利な形状である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、リアフォーカス方式のレンズ装置において、フォーカスレンズ等が収容される取付枠に複数のスイッチを配設することができるとともに、取付枠の強度及び部品精度を確保することができ、更に部品点数を増やすことなくスイッチの配線を良好に行うことができるレンズ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、レンズ鏡胴本体の後部の取付枠内にフォーカスレンズを含む内部構造物が収容されたリアフォーカス方式のレンズ装置において、前記取付枠は、前記内部構造物を収容する第1の空間と前記レンズ装置を操作するための複数のスイッチを含むスイッチアッセンブリを収容する第2の空間とを仕切る内壁部と、前記取付枠の外周面の一部に形成された前記第2の空間の開口であって、前記スイッチアッセンブリが取り付けられて前記スイッチアッセンブリにより覆われる開口とが形成され、前記スイッチアッセンブリの前記開口を覆う面に前記スイッチが露出して配置されて手動操作可能であると共に、前記内壁部により強度が補強されていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、内部構造物と干渉しない位置に内壁部を形成し、前記取付枠内を第1の空間と第2の空間とに仕切るようにしている。そして、前記第2の空間側には、その側面にスイッチアッセンブリが取り付けられる開口が形成されるが、その開口に対向する内側に内壁部を形成することにより、前記開口による取付枠の強度不足を補うようにしている。
請求項2に示すように請求項1に記載のレンズ装置において、前記内部構造物は、前記フォーカスレンズと、該フォーカスレンズを光軸方向に駆動するフォーカスレンズ駆動手段と、前記フォーカスレンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前記フォーカスレンズ、フォーカスレンズ駆動手段及びレンズ位置検出手段が配設された保持枠とを含むことを特徴としている。
請求項3に示すように請求項2に記載のレンズ装置において、前記保持枠には、前記フォーカスレンズを保持したフォーカスレンズ枠を光軸方向に移動自在に案内する基準の第1のガイド軸と回転規制用の第2のガイド軸とが配設され、前記第1のガイド軸を挟んで前記フォーカスレンズと対向する位置に前記レンズ位置検出手段が配設され、前記第1のガイド軸を挟んで対称の位置かつ該第1のガイド軸に最も近接可能な位置に一対の前記フォーカスレンズ駆動手段が配設されていることを特徴としている。
請求項4に示すように請求項3に記載のレンズ装置において、前記取付枠は円筒形であり、前記保持枠は光軸に対して前記第2のガイド軸側が前記第1のガイド軸側よりも小さい外形形状を有することを特徴としている。即ち、前記保持枠は、前記フォーカスレンズ駆動手段及びレンズ位置検出手段がそれぞれ前記第1のガイド軸側に配設されるため、前第2のガイド軸側の外形形状を第1のガイド軸側の外形形状よりも小さくすることができる。その結果、円筒形の取付枠と前記保持枠との間には、前記第2のガイド軸側に空きスペースが生じ、この空きスペースの前記保持枠と干渉しない位置に前記内壁部を形成するようにしている。
請求項5に示すように請求項3又は4に記載のレンズ装置において、前記取付枠の前記第1のガイド軸側の外周面にリード線取出口が形成され、前記取付枠に取り付けられたスイッチアッセンブリの各スイッチは、フレキシブルプリント配線板、該フレキシブルプリント配線板上に実装された第1のコネクタ、該第1のコネクタに接続される第2のコネクタ、及び第2のコネクタに接続され、前記リード線取出口から引き出される複数本のリード線を介して前記レンズ鏡胴本体の外部の駆動部と電気的に接続されることを特徴としている。
請求項6に示すように請求項5に記載のレンズ装置において、前記内壁部には、前記第2のコネクタを光軸方向からスライド移動させて該第2のコネクタを前記第1の空間から第2の空間内に挿入するためのU字状の切欠き部と、該切欠き部から光軸方向に連通した前記リード線が挿入されるスリット部とが形成されていることを特徴としている。これにより、第2のコネクタ付きのリード線を前記取付枠の内壁部に取り付けることができる。
請求項7に示すように請求項6に記載のレンズ装置において、前記第1のコネクタが実装されたフレキシブルプリント配線板の背面には補強板が配設され、前記第1のコネクタを前記第2のコネクタに接続すると、前記補強板が前記第1の空間内に突出する前記U字状の切欠き部の側面に当接し、前記第2のコネクタの前記スライド移動を防止することを特徴としている。前記第1のコネクタと第2のコネクタとが接続されると、前記第1のコネクタが実装されたフレキシブルプリント配線板の背面に配設された補強板が前記U字状の切欠き部の側面に当接して前記第2のコネクタのスライド移動を防止することができ、また、第1、第2のコネクタが外れるのを防止することができる。
請求項8に示すように請求項5から7のいずれかに記載のレンズ装置において、前記内壁部には、前記第2のコネクタが通過可能な2つの開口が形成され、前記2つの開口に前記第2のコネクタを通過させて、前記第2のコネクタの後方のリード線を前記内壁部に沿わせるようにしたことを特徴としている。
請求項9に示すように請求項8に記載のレンズ装置において、前記取付枠には、該取付枠を前記レンズ鏡胴本体の後部に取り付けるためのフランジ部であって、一部にケーブル保持用のボスが形成されたフランジ部と、該取付枠の後部にレンズマウントを含むマウント環を固定するための複数のねじ用ボスとが形成され、前記第1の空間側の複数本のリード線が纏められたケーブルは、前記取付枠のフランジ部とケーブル保持用のボスと内壁との間、及び前記取付枠のフランジ部と前記ねじ用ボスの下面と内壁とに挟み込まれて引き回され、前記リード線取出口から引き出されることを特徴としている。
請求項8、9に係る発明によれば、部品点数を増加させることなく前記取付枠の構造のみで前記リード線及びケーブルを良好に引き回すことができ、前記取付枠内に前記保持枠を配設する際に、前記リード線等が邪魔にならないようにすることができる。
本発明によれば、レンズ鏡胴本体の後部の取付枠内にフォーカスレンズを含む内部構造物が収容されたリアフォーカス方式のレンズ装置において、前記取付枠の内側の前記内部構造物と干渉しない位置に内壁部を形成するようにしたため、前記取付枠の側面にスイッチカバーが取り付けられる開口に対向する内側に内壁部が形成され、前記開口による取付枠の強度不足を補うことができるとともに、成形における部品精度を維持することができる。
本発明に係るレンズ装置を側面から見た断面図 本発明に係るレンズ装置の後部の斜視図 フォーカスレンズ及びボイスコイルモータ等が収容されるレンズ鏡胴本体の後部の円筒形のマウント取付枠の斜視図 前記マウント取付枠を他の方向から見たマウント取付枠の斜視図 前記マウント取付枠の平面図 前記マウント取付枠の断面図 マウント取付枠内に収容される保持枠等の外観を示す斜視図 前記マウント取付枠の要部拡大図 前記マウント取付枠のスイッチアッセンブリが配設される側面の要部斜視図 スイッチアッセンブリ側の雌コネクタを雄コネクタに接続した状態を示すマウント取付枠の側面の要部斜視図 フランジ部を含むマウント取付枠の要部拡大斜視図 内部構造物が収容された状態を示すマウント取付枠の平面図 開発当初に考えられたマウント取付枠の斜視図
以下、添付図面に従って本発明に係るレンズ装置の実施の形態について説明する。
[レンズ装置の全体構成]
図1は、本発明が適用された例えば民生用のビデオカメラ、テレビ放送用のENGカメラ、監視用カメラ等に適用されるリアフォーカス式で可変焦点距離のレンズ装置を側面から見た断面図であり、光軸Oから上半分に関して示している。
図1において、レンズ装置1のレンズ鏡胴本体は、主として前枠10、前固定環12、第1本体環14、第2本体環16、後固定環18、マウント取付枠20、及びマウント環22によって略円筒状に構成されている。
第1本体環14は、レンズ鏡胴本体の最内周の構成部材であり、この第1本体環14の外周前方側に前固定環12がねじにより固定され、前固定環12の前方に前枠10がねじにより固定されている。また、第1本体環14の外周後方側に第2本体環16がねじにより固定され、第2本体環16の後方に後固定環18が、後固定環18の後方にマウント取付枠20が、マウント取付枠20の後方にマウント環22がそれぞれねじにより固定されている。
尚、前枠10には、レンズフード24が装着できるようになっている。また、レンズ装置1は、マウント環22を介してレンズ交換式のカメラ本体に装着される。
このレンズ装置1における光学系は、物体側から順に、固定レンズ(第1群レンズ)30、ズーム(変倍)レンズ(第2群レンズ)32、前マスターレンズ(第3群レンズ)34、フォーカスレンズ(第4群レンズ)36、及び後マスターレンズ(第5群レンズ)38の5群から構成されている。また、前マスターレンズ34の直前には、虹彩絞り40が設けられている。
ズームレンズ32が取り付けられたレンズ枠42は、押え環44により移動枠46に固定されている。第1本体環14の内周部にはカム筒48が回動可能に保持されており、移動枠46は、カムピン46Aを介してカム筒48の内周部に保持されている。
即ち、第1本体環14の内周面には光軸O方向の直進溝14Aが形成されるとともに、カム筒48にはカム溝(カム形状の孔)48Aが形成されており、移動枠46に固定されたカムピン46Aが、カム筒48のカム溝48Aを挿通して第1本体環14の直進溝14Aに係合されている。これによって移動枠46は、回転が規制された状態で光軸O方向に直進可能に保持されるとともに、カムピン46Aがカム溝48Aに係合する位置に保持される。
従って、カム筒48が回動すると、カム筒48のカム溝48Aと第1本体環14の直進溝14Aとの交差位置がカム形状に応じた位置に変化し、その交差位置へのカムピン46Aの移動によって移動枠46が光軸O方向に進退移動する。
一方、第2本体環16の外周部には、ズームリング50が回動可能に配置されており、そのズームリング50の内周面の径方向内向きに棒状の連結軸52が取り付けられている。この連結軸52は、第1本体環14に形成された周方向の長孔(図示せず)を挿通してカム筒48に連結されている。これにより、ズームリング50を回動操作すると、それに連動してカム筒48が回動する。カム筒48が回動すると、上述のように移動枠46が進退移動し、移動枠46と連動してズームレンズ32が光軸O方向に移動する。従って、ズームリング50の回動操作によりズーム倍率が変更されるようになっている。
虹彩絞り40は、主としてプラスチック製の地板(絞り枠)54と、菊座(カム板)56と、絞り枠54とカム板56との間に配置された複数枚の絞り羽根58とによって構成されている。後固定環18とマウント取付枠20との間には、アイリスリング60が回動可能に配設され、このアイリスリング60には、カム板56から延出する連結軸56Aが連結されている。これにより、アイリスリング60の回動によりカム板56が回動し、絞り羽根58が開閉動作するようになっている。
フォーカスレンズ36は、光学系の焦点位置を変更するもので、前マスターレンズ34等を保持する保持枠62と、この保持枠62の後端に配設される後マスターレンズ38のレンズ枠64との間に保持されている基準の第1のガイド軸及び回転規制用の第2のガイド軸(図示せず)により、光軸O方向に移動可能に支持されている。また、保持枠62には、第1のガイド軸を挟んで一対のボイスコイルモータ(VCM)66が配設されており、フォーカスレンズ36は、このVCM66の動力によって電動で駆動されるようになっている。
尚、前記第1のガイド軸、第2のガイド軸及び一対のVCM66等の詳細については後述する。
前固定環12の外周部には、第1フォーカスリング70、及び第2フォーカスリング72がそれぞれ回動可能に配置されている。第1フォーカスリング70は、回動範囲が規制されておらず、エンドレスに回転させることができるとともに、光軸方向にスライド可能に配設されている。また、第2フォーカスリング72は、ストッパー軸74により約120度の範囲内で回動できるように規制されている。
第1フォーカスリング70と第2フォーカスリング72とが対向する端面には、それぞれ鋸歯状のクラッチ部70A、72Aが形成されており、図1に示す状態では、クラッチ部70A,72Aが連結(噛合)し、第1フォーカスリング70と第2フォーカスリング72とが一体的に回動する。従って、この状態で、第1フォーカスリング70を手動で回動させる場合には、約120度の範囲内でのみ回動させることができる。
一方、第1フォーカスリング70を、クリック用弾性部材76を乗り越えるように前方にスライドさせると、前記クラッチ部70A、72Aの連結が外れる。これにより第1フォーカスリング70は、エンドレスで回転できるようになる。尚、クリック用弾性部材76を含む第1フォーカスリング70のクリック機構の詳細については後述する。
上記構成のレンズ装置1の側面には、ねじ孔80、82を介してグリップ部を兼ねた駆動部(図示せず)が取り付けられる。
駆動部は、ズームリング50、アイリスリング60を駆動するための駆動手段を有するとともに、内部に制御基板が配設され、シーソー式のズームスイッチにより電動でズームレンズ32等を駆動制御するとともに、フォーカスレンズ36や虹彩絞り40を制御する。
<各種の検出手段>
第1本体環14の外周面には、光軸方向に沿ってリニアポテンショメータが配設されており、このリニアポテンショメータ(ズームリニアPOT)は、カム筒48の回転によりズームレンズ32が光軸方向に移動すると、その移動位置に対応した位置信号(絶対位置を示す信号)をリード線を介して駆動部に出力する。
カム筒48の後端面には、N極、S極が着磁された磁気リング84が接着されており、第1本体環14には、前記磁気リング84に対向して磁気センサ(MRセンサ)が配設されている。カム筒48とともに磁気リング84が回転すると、MRセンサはその回転量に対応するパルス数のパルス信号(相対位置を示す信号)をリード線を介して駆動部に出力する。
尚、ズームリニアPOTの出力は、電源投入時に使用され、その後は、ズーム位置検出用のMRセンサの出力が使用される。
フォーカスレンズ36の第1のガイド軸に対向する保持枠62には、フォーカスレンズ位置検出用のレンズ位置検出手段(MRセンサ)が配設されており、このMRセンサは、フォーカスレンズ36の移動量に対応するパルス数のパルス信号(相対位置を示す信号)をリード線を介して駆動部に出力する。尚、上記MRセンサの配置等の詳細については後述する。
また、フォーカスレンズ36の基準位置を検出するためのホームポジションセンサ(フォトインタラプタ)が保持枠62内に配設されており、駆動部は、ホームポジションセンサによって検出されたフォーカスレンズ36の基準位置を基準にしてMRセンサの出力信号をカウントすることによりフォーカスレンズ36の絶対位置を検知している。
第1フォーカスリング70及び第2フォーカスリング72の周囲には、それぞれ歯車70B,72Bが形成されており、これらの歯車70B,72Bは、それぞれ駆動部側に設けられた相対位置検出型センサ(インクリメンタルエンコーダ)、及び絶対位置検出型センサ(アブソリュートエンコーダ)の検出軸の歯車に連結している。
これにより、駆動部は、第1フォーカスリング70の相対的な回転量を検知することができるとともに、第2フォーカスリング72の絶対的な回転位置を検知することができる。
また、前固定環12の先端部には、フォトインタラプタ86が配設されており、一方、第1フォーカスリング70の先端には、遮光板70Cが設けられている。このフォトインタラプタ86は、遮光板70Cの有無を示す検出信号を駆動部に出力する。これにより駆動部は、フォトインタラプタ86からの検出信号により第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72に連結しているか否かを検知することができる。
[レンズ制御]
図2に示すようにマウント取付枠20の側面には、スライド式のマクロON/OFFスイッチ100と、AF/MF切替えスイッチ102と、ノンロック式のAFプッシュスイッチ104とが配設されており、これらのスイッチの操作に伴う出力信号は、リード線を介して駆動部に加えられるようになっている。
ここで、マクロON/OFFスイッチ100は、マクロ撮影モードをON/OFFさせるスイッチである。AF/MF切替えスイッチ102は、被写体像のコントラストが最大になるように自動的にフォーカスレンズ36を移動させて焦点調節を行うオートフォーカス(AF)モードと、第1フォーカスリングを手動で回動操作することによりフォーカスレンズ36を移動させて焦点調節を行うマニュアルフォーカス(MF)モードとを切り替えるスイッチである。AFプッシュスイッチ104は、AF/MF切替えスイッチ102によりMFモードに切り替えられている場合に、キートップが押下(プッシュ)されている期間だけAFモードに切り替えるスイッチである。
尚、マウント取付枠20には、カメラ装置に装着するためのレンズマウントを含むマウント環22を固定するためのねじ用ボスが、マウント取付枠20の周方向に等間隔に形成されており、マウント環22は、ねじ用ボスを使用して六角穴付ねじ23によりマウント取付枠20の後端に固定される。
<フォーカス制御>
AF/MF切替えスイッチ102によりAFモードに切り替えられている場合には、駆動部は、第1フォーカスリング70、第2フォーカスリング72の操作にかかわらず、自動的にフォーカスレンズ36を合焦位置に移動させるAF制御を行う。
一方、AF/MF切替えスイッチ102によりMFモードに切り替えられている場合には、第1フォーカスリング70のスライド位置に応じて、フルMFモード(端付き)とAF/MFモード(エンドレス)とが切り替えられるようになっている。
即ち、駆動部は、前述したフォトインタラプタ86からの検出信号により第1フォーカスリング70のスライド位置(第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72に連結しているか否か)を検知することができ、第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72に連結している場合にはフルMFモードに切り替え、第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72に連結していない場合にはAF/MFモードに切り替える。
駆動部は、第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72に連結しているフルMFモード時には、第2フォーカスリング72の歯車72Bに連結している絶対位置検出型センサからの絶対位置信号(至近から無限遠の範囲内の撮影距離を指令する信号)と、電源投入時のズームリニアPOTの出力及びその後のズーム位置検出用のMRセンサの出力から得られるズーム位置の絶対位置を示す信号(ズーム倍率を示す信号)とに基づいてフォーカスレンズ36を駆動制御する。即ち、撮影距離に対応するフォーカスレンズ36の移動すべき位置は、ズームレンズ32の現在のズーム位置(ズーム倍率)に応じて予め設定されており、駆動部は、第1フォーカスリング70の手動操作に連動して第2フォーカスリング72が回動すると、その回動位置を示す信号(撮影距離を指令する信号)と現在のズーム倍率とに基づいてフォーカスレンズ36を対応する位置に移動させる。
このようにフルMFモードに切り替えられると、第1フォーカスリング70を手動で操作することにより、フォーカスレンズ36を所望の撮影距離に対応する位置に移動させることができる。尚、第1フォーカスリング70は、ストッパー軸74によって回動範囲が規制されている端付きの第2フォーカスリング72に連結しているため、その回動範囲が第2フォーカスリング72と同様に規制され、至近端から無限遠端に対応する回動範囲内で回動できるようになっている。
上記フルMFモードは、第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72を介して回動範囲が制限されており、操作者は、第1フォーカスリング70が端に到達したときの操作感によってフォーカスレンズ36が至近端又は無限遠端に到達したことを認識することができる。このような第1フォーカスリング70のみによるフォーカス操作は、本職のカメラマン等が使い慣れた方式である。
一方、第1フォーカスリング70が第2フォーカスリング72に連結していないAF/MFモード時には、第1フォーカスリング70を回動させることによりフォーカスレンズ36を移動させるMFモードと、前述したAFプッシュスイッチ104の押下によるAFモードとを適宜使い分けてフォーカス制御を行うことができる。
即ち、駆動部は、AF/MFモード時に第1フォーカスリング70が操作され、第1フォーカスリング70の歯車70Bに連結している相対位置検出型センサからの相対位置信号を入力すると、その相対位置信号に基づいてフォーカスレンズ36を駆動制御し、第1フォーカスリング70の回動量に対応した移動量だけフォーカスレンズ36を移動させる。
尚、AF/MFモード時には第1フォーカスリング70は、第2フォーカスリング72に連結していないため、その回動範囲が規制されずエンドレスで回転できるが、駆動部は、フォーカスレンズ36が無限遠端又は至近端の位置まで移動すると、その端を超える移動指令は出力しないようにしている。
また、AF/MFモード時にAFプッシュスイッチ104の押下によりAFモードに一時的に切り替え、その後、AFプッシュスイッチ104から手を離してMFモードに切り替えると、AFモードによって自動的に合焦したフォーカスレンズ36の位置を引き継いで、第1フォーカスリング70を操作した分だけフォーカスレンズ36を変位させることができ、使い勝手がよくなる。
<ズーム制御>
駆動部に設けられているシーソー式のズームスイッチを操作すると、駆動部内の電動モータからズームリング50の周囲に形成されている歯車50Aに回転駆動力が伝達され、これによりズームリング50を回動させることができるようになっている。また、ズームリング50(ズームリング50に植設された図示しないズームレバー)を手動で操作することにより、ズームリング50を回動させることができるようになっている。
ズームリング50が回動すると、連結軸52を介して連結されているカム筒48が回動し、カム筒48が回動すると、第1本体環14に形成されている直進溝14A及びカム筒48のカム溝48Aに係合しているカムピン46Aを介して移動枠46が光軸O方向に進退移動する。このようにズームリング50を回動させると、ズームレンズ32を光軸O方向に移動させることができ、ズーム倍率を変更させることができる。
上記のようにしてズームレンズ32の移動によりズーム倍率が変化すると、焦点面が移動するが、駆動部は、ズーム倍率の変化に伴う焦点面の移動を補正する補正光学系としてフォーカスレンズ36を兼用し、ズーム倍率にかかわらず焦点面が移動しないようにフォーカスレンズ36の位置を制御している。
即ち、駆動部は、ズーム操作前の現在のズームレンズ32のズーム位置を、電源投入時のズームリニアPOTの出力及びその後のズーム位置検出用のMRセンサの出力から取得するとともに、現在のフォーカスレンズ36の位置をフォーカスレンズ位置検出用のMRセンサから取得し、予め撮影距離毎に準備されている焦点面を移動させないズーム位置とフォーカスレンズ位置との関係を示す補正曲線から、前記取得したズーム位置及びフォーカスレンズ位置に基づいて対応する補正曲線を選択し、その後、ズームレンズ32の移動量が、ズームレンズ位置検出用のMRセンサの出力信号に基づいて検出されると、この検出されたズーム位置に対応するフォーカスレンズ位置(焦点面を移動させないフォーカスレンズ位置)を前記選択した補正曲線から読み出し、読み出したフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズ36を移動させる。
これにより、フォーカス制御により焦点面が、レンズ装置1が装着されたカメラ本体の撮像素子上に位置するようにピント調整した後、ズーム倍率を変更しても焦点面が移動しないようにする(ピントがずれないようにする)ことができる。
これにより、ズーム倍率を変更しても焦点面が移動しないようにすることができる。従って、一旦、フォーカス制御により焦点面がレンズ装置1が装着されたカメラ本体の撮像素子上に位置するようにピント調整すると、その後、ズーム操作してもピントがずれないようにすることができる。
[実施の形態]
次に、上記構成のレンズ装置1に適用されたマウント取付枠20の構造及びマウント取付枠20内への内部構造物等の取付方法について説明する。
図3及び図4はそれぞれマウント取付枠20の斜視図であり、図5及び図6はそれぞれマウント取付枠20の平面図及び断面図であり、図7はマウント取付枠20内に収容される保持枠62等の外観を示す斜視図である。
マウント取付枠20は、アルミダイカストにより一体成形されたもので、円筒形の外形を有し、その内側に内壁部21が形成され、この内壁部21により保持枠62(図7)が収容される第1の空間110と、マクロON/OFFスイッチ100、AF/MF切替えスイッチ102、及びAFプッシュスイッチ104を含むスイッチアッセンブリ108が収容される第2の空間112とに仕切られている(図6参照)。
また、図3に示すように前記マウント取付枠20の側面には、第2の空間112の開口20Aであって、スイッチアッセンブリ108が取り付けられる開口20Aが形成されている。
前記開口20Aは、マウント取付枠20の周囲の約3分の1にわたって形成されているが、その開口20Aに対向する内側の位置に内壁部21が形成されているため、マウント取付枠20の強度が確保され、また、成形による部品精度が低下しないようになっている。
スイッチカバー106に取り付けられたマクロON/OFFスイッチ100、AF/MF切替えスイッチ102、及びAFプッシュスイッチ104は、図4に示すようにフレキシブルプリント配線板(FPC)120を介してFPC120上に実装された雌コネクタ122に接続されている。
一方、前記雌コネクタ122に接続される雄コネクタ130、及び雄コネクタ130に接続された複数本のリード線132、該リード線132が纏められた1本のケーブル134は、マウント取付枠20側に取り付けられている。
次に、雄コネクタ130、リード線132、及びケーブル134のマウント取付枠20への取付けについて説明する。
まず、雄コネクタ130のマウント取付枠20への取付けについて説明する。
図8は図5に示したマウント取付枠20の要部拡大図であり、図9はスイッチアッセンブリ108が配設されるマウント取付枠20の側面の要部斜視図である。
これらの図面に示すように、マウント取付枠20の内壁部21には、雄コネクタ130を光軸方向からスライド移動させて、雄コネクタ130を第1の空間110から第2の空間112内に挿入するためのU字状の切欠き部21Aと、この切欠き部21Aから光軸方向に連通したリード線132が挿入されるスリット部21B(図9)とが形成されている。尚、U字状の切欠き部21Aの周囲及びスリット部21Bの前後は、肉厚に形成されており、内壁部21の強度が低下しないようにしている。
また、マウント取付枠20の内壁部21には、雄コネクタ130が通過可能な2つの開口21C、21Dが形成されており、複数本横並びに連結された偏平なリード線132を有する雄コネクタ130は、第1の空間110から開口21Cを介して第2の空間112に通され、更に第2の空間112から開口21Dを介して第1の空間に通される。このようにしてリード線132は、内壁部21に沿うように引き回わされる(図5、図6)。
一方、図9に示すように雄コネクタ130は、U字状の切欠き部21Aを通して矢印A方向(光軸方向)にスライド移動させられ、第2の空間112内に挿入される。このとき、雄コネクタ130は、矢印A方向の奥行き端まで挿入され、ここでリード線132を接着テープで固定することにより雄コネクタ130がスライド移動しないようにする。尚、図8に示すように雄コネクタ130の裏面は内壁部21の当付面21Eに当接し、雄コネクタ130の内径方向への移動は阻止されている。
続いて、図4に示したスイッチカバー106側の雌コネクタ122を、前記内壁部21側に配置した雄コネクタ130に接続する。
図10はスイッチアッセンブリ108側の雌コネクタ122を雄コネクタ130に接続した状態を示すマウント取付枠20の要部斜視図である。図10に示すように雌コネクタ122が実装されたFPC120の裏面には、補強板124が配設されており、この補強板124は、U字状の切欠き部21Aの側面に当接し、雄コネクタ130のスライド移動(矢印方向の移動)を防止する役割を果たす。即ち、雌コネクタ122を雄コネクタ130に接続した後、スイッチカバー106をマウント取付枠20に固定すると、これらのコネクタ122、130間が外れなくなるとともに、スライド移動が阻止される。
次に、ケーブル134のマウント取付枠20への取付け(引き回し)について説明する。
図5に示すようにマウント取付枠20には、該マウント取付枠20を後固定環18に固定するための6個のねじ孔を有するフランジ部140が形成されており、マウント取付枠20は、6本のねじ142により後固定環18に固定できるようになっている。
図11は前記フランジ部140を含むマウント取付枠20の要部拡大斜視図である。
同図に示すようにフランジ部140の一部には、ケーブル保持用の2本のボス144が形成されている。また、マウント取付枠20には、マウント環22を固定するための6個のねじ用ボス146がマウント取付枠20の周方向に等間隔に形成されているが、図11に示すねじ用ボス146は、その下面とフランジ部140との間に隙間が形成されている。
また、マウント取付枠20のスイッチカバー106と反対側の外周面には、リード線取出口148が形成されている(図3〜図6参照)。
前述したように複数本の偏平なリード線132が纏められた1本のケーブル134は、マウント取付枠20のフランジ部140とケーブル保持用のボス144と内壁との間、及びフランジ部140とねじ用ボス146の下面と内壁との間に挟み込まれて引き回され、リード線取出口148から引き出される。
上記のようにしてスイッチカバー106に取り付けられたマクロON/OFFスイッチ100、AF/MF切替えスイッチ102、AFプッシュスイッチ104は、FPC120、雌コネクタ122、雄コネクタ130、リード線132、及びケーブル134を介してレンズ鏡胴本体の外側の駆動部と接続できるようになっている。
また、上記のようにしてリード線132及びケーブル134をマウント取付枠20内に引き回すことで、リード線132等がマウント取付枠20の後固定環18への固定時、及び後述する内部構造物の固定時に干渉しないようにすることができるとともに、部品点数を増加させることなくリード線132等をマウント取付枠20に固定することができる。
次に、マウント取付枠20内の第1の空間110に収容される内部構造物について説明する。
図7はフォーカスレンズ36、VCM66及びフォーカスレンズ36の位置を検出するレンズ位置検出手段としての磁気センサ150が配設された内部構造物(保持枠62)の外観を示している。この保持枠62は、保持枠62のフランジ部62Aにより後固定環18に固定できるようになっている。
図12は内部構造物が収容された状態を示すマウント取付枠20の平面図であり、内部構造物である保持枠62の後端に配設される後マスターレンズ38のレンズ枠64が外された状態に関して示している。
図12に示すように、フォーカスレンズ36はフォーカスレンズ枠37に保持されており、フォーカスレンズ枠37は、光軸方向の移動の基準となる第1のガイド軸39と、回転規制用の第2のガイド軸41とによって光軸方向に移動自在に案内される。
一対のVCM66は、それぞれマグネットを有するヨークと、ボイスコイルとからなる直方体形状のもので、ヨークは保持枠62側に固定され、ボイスコイルはフォーカスレンズ枠37に固定される。
また、フォーカスレンズ枠37の第1のガイド軸39に挿通される軸受け部には、リニア型のMRセンサ150のN極、S極が所定にピッチで着磁された磁気スケールが設けられ、前記磁気スケールのN極、S極を検出するMRセンサ150は、磁気スケールに対向する保持枠62側に配設される。
即ち、MRセンサ150は、第1のガイド軸39を挟んでフォーカスレンズ36と対向する位置であって、第1のガイド軸39に近接した位置に配置されている。これにより、MRセンサ150は、フォーカスレンズ36の位置を精度よく検出できる。
一方、一対のVCM66は、フォーカスレンズ36を円滑に移動させることができるように第1のガイド軸39を挟んで対称の位置に、かつ第1のガイド軸39に最も近接可能な位置に配設されている。尚、この実施の形態では、光軸と第1のガイド軸39とを通る線分と、光軸とVCM66の中心とを通る線分とのなす角度αは、略60度である。
上記のように基準の第1のガイド軸39側に一対のVCM66及びMRセンサ150が配設されているため、保持枠62は、光軸に対して第2のガイド軸41側が第1のガイド軸39側よりも小さい外形形状を有している。従って、上記保持枠62をマウント取付枠20内に収容することにより、第2のガイド軸41側のマウント取付枠20と保持枠62との間には、第1のガイド軸39側に比べて大きな空きスペースが形成される。
本発明では、上記空きスペース内の位置であって、マウント取付枠20内に収容される保持枠62と干渉しないマウント取付枠20の内側の位置に内壁部21を形成するようにしている。
尚、マウント取付枠の側部に配設されるスイッチアッセンブリのスイッチの数及び種類は、この実施の形態に限定されない。
また、本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1…レンズ装置、20…マウント取付枠、20A、21C、21D…開口、21…内壁部、21A…切欠き部、21B…スリット部、22…マウント環、36…フォーカスレンズ、38…後マスターレンズ、39…第1のガイド軸、41…第2のガイド軸、62…保持枠、64…レンズ枠、66…ボイスコイルモータ(VCM)、100…マクロON/OFFスイッチ、102…AF/MF切替えスイッチ、104…AFプッシュスイッチ、106…スイッチカバー、120…フレキシブルプリント配線板(FPC),122…雌コネクタ、124…補強板、130…雄コネクタ、132…リード線、134…ケーブル、148…リード線取出口、140…フランジ部、144…ボス、146…ねじ用ボス、150…磁気センサ(MRセンサ)

Claims (9)

  1. レンズ鏡胴本体の後部の取付枠内にフォーカスレンズを含む内部構造物が収容されたリアフォーカス方式のレンズ装置において、
    前記取付枠は、前記内部構造物を収容する第1の空間と前記レンズ装置を操作するための複数のスイッチを含むスイッチアッセンブリを収容する第2の空間とを仕切る内壁部と、前記取付枠の外周面の一部に形成された前記第2の空間の開口であって、前記スイッチアッセンブリが取り付けられて前記スイッチアッセンブリにより覆われる開口とが形成され、前記スイッチアッセンブリの前記開口を覆う面に前記スイッチが露出して配置されて手動操作可能であると共に、前記内壁部により強度が補強されていることを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記内部構造物は、前記フォーカスレンズと、該フォーカスレンズを光軸方向に駆動するフォーカスレンズ駆動手段と、前記フォーカスレンズの位置を検出するレンズ位置検出手段と、前記フォーカスレンズ、フォーカスレンズ駆動手段及びレンズ位置検出手段が配設された保持枠とを含むことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記保持枠には、前記フォーカスレンズを保持したフォーカスレンズ枠を光軸方向に移動自在に案内する基準の第1のガイド軸と回転規制用の第2のガイド軸とが配設され、前記第1のガイド軸を挟んで前記フォーカスレンズと対向する位置に前記レンズ位置検出手段が配設され、前記第1のガイド軸を挟んで対称の位置かつ該第1のガイド軸に最も近接可能な位置に一対の前記フォーカスレンズ駆動手段が配設されていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
  4. 前記取付枠は円筒形であり、前記保持枠は光軸に対して前記第2のガイド軸側が前記第1のガイド軸側よりも小さい外形形状を有することを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
  5. 前記取付枠の前記第1のガイド軸側の外周面にリード線取出口が形成され、
    前記取付枠に取り付けられたスイッチアッセンブリの各スイッチは、フレキシブルプリント配線板、該フレキシブルプリント配線板上に実装された第1のコネクタ、該第1のコネクタに接続される第2のコネクタ、及び第2のコネクタに接続され、前記リード線取出口から引き出される複数本のリード線を介して前記レンズ鏡胴本体の外部の駆動部と電気的に接続されることを特徴とする請求項3又は4に記載のレンズ装置。
  6. 前記内壁部には、前記第2のコネクタを光軸方向からスライド移動させて該第2のコネクタを前記第1の空間から第2の空間内に挿入するためのU字状の切欠き部と、該切欠き部から光軸方向に連通した前記リード線が挿入されるスリット部とが形成されていることを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
  7. 前記第1のコネクタが実装されたフレキシブルプリント配線板の背面には補強板が配設され、前記第1のコネクタを前記第2のコネクタに接続すると、前記補強板が前記第1の空間内に突出する前記U字状の切欠き部の側面に当接し、前記第2のコネクタの前記スライド移動を防止することを特徴とする請求項6に記載のレンズ装置。
  8. 前記内壁部には、前記第2のコネクタが通過可能な2つの開口が形成され、前記2つの開口に前記第2のコネクタを通過させて、前記第2のコネクタの後方のリード線を前記内壁部に沿わせるようにしたことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載のレンズ装置。
  9. 前記取付枠には、該取付枠を前記レンズ鏡胴本体の後部に取り付けるためのフランジ部であって、一部にケーブル保持用のボスが形成されたフランジ部と、該取付枠の後部にレンズマウントを含むマウント環を固定するための複数のねじ用ボスとが形成され、
    前記第1の空間側の複数本のリード線が纏められたケーブルは、前記取付枠のフランジ部とケーブル保持用のボスと内壁との間、及び前記取付枠のフランジ部と前記ねじ用ボスの下面と内壁とに挟み込まれて引き回され、前記リード線取出口から引き出されることを特徴とする請求項8に記載のレンズ装置。
JP2009216032A 2009-09-17 2009-09-17 レンズ装置 Active JP5330942B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009216032A JP5330942B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 レンズ装置
EP10175912.4A EP2302435B1 (en) 2009-09-17 2010-09-09 Lens device
US12/878,749 US8760778B2 (en) 2009-09-17 2010-09-09 Lens device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009216032A JP5330942B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 レンズ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011064970A JP2011064970A (ja) 2011-03-31
JP5330942B2 true JP5330942B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=42983577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009216032A Active JP5330942B2 (ja) 2009-09-17 2009-09-17 レンズ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8760778B2 (ja)
EP (1) EP2302435B1 (ja)
JP (1) JP5330942B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5958836B2 (ja) * 2011-08-25 2016-08-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 レンズ鏡筒
JP5915038B2 (ja) * 2011-09-06 2016-05-11 株式会社ニコン レンズアセンブリ、レンズ鏡筒および撮像装置
JP2013104920A (ja) * 2011-11-10 2013-05-30 Canon Inc 光学素子駆動装置および光学機器
US11366284B2 (en) * 2011-11-22 2022-06-21 Cognex Corporation Vision system camera with mount for multiple lens types and lens module for the same
JP5832264B2 (ja) * 2011-12-08 2015-12-16 キヤノン株式会社 交換レンズ
WO2016051838A1 (ja) 2014-09-29 2016-04-07 富士フイルム株式会社 レンズ装置
JP6476913B2 (ja) * 2015-01-26 2019-03-06 コニカミノルタ株式会社 レンズ鏡胴
US11240421B2 (en) * 2015-04-10 2022-02-01 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for defocus reduction using laser autofocus
CN105953097B (zh) * 2016-06-21 2022-08-30 东莞嘉盛照明科技有限公司 变焦灯头
WO2020217869A1 (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 株式会社ニコン レンズ鏡筒及び撮像装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2956703B2 (ja) * 1988-05-06 1999-10-04 ミノルタ株式会社 レンズ駆動装置
JPH0736333Y2 (ja) * 1988-10-04 1995-08-16 京セラ株式会社 ズームレンズ鏡胴とカメラ本体との電気接続装置
JPH05100139A (ja) * 1991-10-11 1993-04-23 Canon Inc レンズ鏡筒
JP3216285B2 (ja) * 1992-11-30 2001-10-09 キヤノン株式会社 光学機器
JPH0672290U (ja) * 1993-03-18 1994-10-07 株式会社ニコン フレキシブルプリント基板が組込まれた装置
JPH0943655A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Nikon Corp 沈胴レンズ鏡筒
JPH09179009A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Fuji Photo Optical Co Ltd テレビレンズ
JPH09222644A (ja) * 1996-02-15 1997-08-26 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JPH11348761A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Bosch Braking Systems Co Ltd ブレーキ倍力装置
JP4630467B2 (ja) * 2001-01-19 2011-02-09 キヤノン株式会社 光学装置および撮影装置
JP2003046817A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Sony Corp 撮像装置
JP4084967B2 (ja) * 2002-07-08 2008-04-30 フジノン株式会社 カメラ
JP4181886B2 (ja) * 2002-09-30 2008-11-19 キヤノン株式会社 ズームレンズの制御装置および撮影システム
JP2006078668A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Fujinon Corp レンズ装置
JP4661248B2 (ja) 2005-02-07 2011-03-30 パナソニック株式会社 レンズ保持枠用の配線板を備えるカメラ
JP2007047542A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Canon Inc 光学ユニットおよび光学機器
JP2007072252A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Canon Inc レンズ装置、撮像装置および撮像システム
JP2007219023A (ja) 2006-02-14 2007-08-30 Fujinon Corp レンズ鏡胴
JP4538755B2 (ja) * 2007-10-31 2010-09-08 ソニー株式会社 レンズ鏡筒及び撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8760778B2 (en) 2014-06-24
US20110063742A1 (en) 2011-03-17
EP2302435B1 (en) 2019-01-23
JP2011064970A (ja) 2011-03-31
EP2302435A1 (en) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5330942B2 (ja) レンズ装置
JP5958836B2 (ja) レンズ鏡筒
JP5334311B2 (ja) レンズ装置
JP2007108373A (ja) 電動ズーム装置
JP2011043705A (ja) レンズ装置
US8301023B2 (en) Lens apparatus
JP5479039B2 (ja) レンズ装置
JP5479034B2 (ja) レンズ装置
JP2011064973A (ja) レンズ装置
JP2011033885A (ja) レンズ装置
JP2011048080A (ja) レンズ装置
JP2011033888A (ja) レンズ装置
JP2011033886A (ja) レンズ装置
JP2011064972A (ja) レンズ装置
JP2011064971A (ja) レンズ装置
JP2011033811A (ja) レンズ装置
JP2011203385A (ja) レンズ駆動装置及び撮像装置
JP2011043582A (ja) レンズ装置
WO2023204100A1 (ja) 光学機器
JP5300632B2 (ja) レンズ装置
JP2013050688A (ja) レンズ装置
JP2011033989A (ja) レンズ装置
JP2007017846A (ja) レンズ鏡胴及びカメラ
JP2011033887A (ja) レンズ装置
JP2012168515A (ja) レンズ鏡筒

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5330942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250