JPH09179009A - テレビレンズ - Google Patents

テレビレンズ

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Publication number
JPH09179009A
JPH09179009A JP34123395A JP34123395A JPH09179009A JP H09179009 A JPH09179009 A JP H09179009A JP 34123395 A JP34123395 A JP 34123395A JP 34123395 A JP34123395 A JP 34123395A JP H09179009 A JPH09179009 A JP H09179009A
Authority
JP
Japan
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lens
television
television lens
extender
knob
Prior art date
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Pending
Application number
JP34123395A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinobu Hirakawa
明信 平川
Hiroyuki Kawamura
博行 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP34123395A priority Critical patent/JPH09179009A/ja
Publication of JPH09179009A publication Critical patent/JPH09179009A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビレンズのケーシングに軸支された回転ツ
マミの中心軸を非導電材料で形成して不要輻射ノイズの
混入を低減化し、耐ノイズ性に優れたテレビレンズを提
供する。 【解決手段】テレビレンズの後端に組付けられるマウン
トフレーム18の側面に設けられたエクステンダー切替
ツマミ26は、中心軸140がプラスチック材料で製作
されており、該中心軸140の先端にギヤ142が固着
され、軸の後端にリング144を介してローレットリン
グ146が固着されて構成される。中心軸140を非導
電材料で形成したことにより、該中心軸140は不要輻
射ノイズを受信するアンテナとして作用することなく、
ノイズの進入を低減化できる。また、トラッキング調整
ツマミについても同様にそのツマミの中心軸を非導電材
料で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビレンズに係
り、特に不要輻射ノイズの放射及び混入を低減化する手
段を設けたスタジオ用又はフィールド用のテレビレンズ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスタジオ内のテレビ撮影や屋外の
スポーツ中継等においては、EFPレンズと呼ばれるテ
レビレンズが広く用いられている。この種のテレビレン
ズは、金属製の鏡胴にフォーカスレンズ群及びズームレ
ンズが収納され、該鏡胴の周囲に前記レンズ群等を電気
的に駆動する駆動手段、及びその他各種の検出系を含む
制御回路基板が取り付けられてレンズ本体が構成されて
いる。そして、通常このレンズ本体は、金属製のカバー
で包囲されている。
【0003】また、テレビレンズの側面には一般に、エ
クステンダー切替ツマミ及び、トラッキング調整ツマミ
が設けられており、これらのツマミをマニュアルで回転
駆動することによってエクステンダーの切り替え、又は
レンズの結像位置の調整(トラッキング調整)を行うこ
とができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビレンズでは前記エクステンダー切替ツマミ及び、
トラッキング調整ツマミの中心軸は金属材料で製作され
ており、テレビレンズのケーシングを貫通する前記中心
軸が不要輻射ノイズを受信するアンテナとして作用し、
該中心軸を伝って不要輻射ノイズがテレビレンズ内に侵
入するという可能性があった。かかる不要輻射ノイズが
テレビレンズ内に侵入するとレンズ駆動手段等の各種制
御信号にノイズが混入して誤動作を起こす可能性がある
という問題がある。特に、高いレンズ位置精度が要求さ
れるテレビレンズでは、ピント調整されたフォーカスレ
ンズが数μm誤動作するとピンボケになるという不具合
があった。
【0005】また、最近は一般の電気機器装置に対して
EMC(電磁妨害を与える問題(EMI)と電磁妨害を
受ける問題(EMS)との総称)対策が十分に施されて
いることが望まれる情況にあり、テレビレンズにおいて
も電磁妨害対策が必要となってきている。本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたもので、不要輻射ノイズの
混入を低減でき、耐ノイズ性に優れたテレビレンズを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
する為に、テレビレンズのケーシングに軸支された回転
ツマミを手動操作することによって、当該テレビレンズ
の結像位置の調節又は撮影倍率の変更を行うことができ
るテレビレンズにおいて、前記回転ツマミの中心軸を非
導電材料で形成し、前記ケーシングの壁面を貫通する前
記中心軸が不要輻射ノイズを受信するアンテナとして作
用しないようにしたことを特徴としている。
【0007】本発明によれば、テレビレンズのケーシン
グに軸支された回転ツマミの中心軸を非導電材料で形成
したので、ケーシングの壁面を貫通する前記中心軸は不
要輻射ノイズに対してアンテナとしての役割を果たすこ
とはない。従って、テレビレンズ内に不要輻射ノイズが
導かれることはなく、不要輻射ノイズの進入を防止する
ことができる。これにより、テレビレンズの各種制御信
号にノイズが混入して誤動作を起こすような不具合を防
止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るテレビレンズの好ましい実施の形態について説明す
る。図1は、本発明に係るテレビレンズが適用されたE
FPレンズのレンズ本体の構成を示す斜視図であり、図
2は、そのレンズ本体を覆うカバーの斜視図である。図
1に示すようにレンズ本体10は、主としてレンズ12
が収納されている鏡胴14、ボディー底板16、及びマ
ウントフレーム18から成り、前記鏡胴14の下面にボ
ディー底板16が組付けられ、前記鏡胴14の後端にマ
ウントフレーム18が組付けられて構成される。
【0009】前記鏡胴14は金属材料(例えば、マグネ
シウム)で製作されており、該鏡胴14内には、図示し
ないフォーカスレンズ群及びズームレンズが光軸に沿っ
て移動可能に収納されている。前記フォーカスレンズ群
及びズームレンズは、それぞれ鏡胴14の下部に組付け
られるサーボモジュール(不図示)によって電気的に駆
動されるようになっている。また、前記鏡胴14内に
は、図示しないアイリスが配設されており、該アイリス
も鏡胴14の外周面に取り付けられたモータ20によっ
て電気的に駆動され絞り値を変更できるようになってい
る。
【0010】更に、前記鏡胴14には、図示しないエク
ステンダーレンズが回動自在に組付けられている。該エ
クステンダーは、鏡胴の外周面に取り付けられたモータ
22によって回動駆動され、光軸内に進入又は光軸から
退避されるようになっている。このエクステンダーの駆
動機構は、マウントフレーム18に設けられたエクステ
ンダー切替ツマミ26と連動しており、該エクステンダ
ー切替ツマミ26を回すことによって前記エクステンダ
ーレンズの進退をマニュアル操作で切替ることも可能で
ある。
【0011】前記鏡胴14の側面には、前述したフォー
カスレンズ、アイリス、エクステンダー等の各種駆動を
制御する制御回路を含んだ電子回路基板28が取り付け
られている。この回路基板28上には、外部から入力す
る各種操作信号をレンズ制御信号に変換する回路や、カ
メラからの電源及び信号等をレンズ側に伝えるその他制
御回路が含まれており、図には示されていないが適当な
配線を介して種々の信号が加えられるとともに、該回路
基板28から前記モータ20、22等の駆動を制御する
電気信号が出力されるようになっている。
【0012】また、該回路基板28の左隅部には、タリ
ーランプ電球30が固着されている。通常、タリーラン
プはテレビレンズの左右に一対設けられるものであり、
図には示されていないが鏡胴14の反対側の側面にも同
様にタリーランプ電球が設けられている。尚、タリーラ
ンプ電球30は前記回路基板28上に固着する場合に限
らず、適当な取り付け部材を配置して固着するようにし
てもよい。
【0013】前記鏡胴14の前側は円筒状に形成されて
おり、該円筒部14Aの終端縁は外周面に沿って段差3
2が設けられている。この周面段差32に後述するカバ
ーの縁が接触することになる(図2参照)。前記周面段
差32、即ちカバーの縁と接触する部分には、周面全周
にメッシュの導電性弾性部材34が粘着されており、カ
バー装着時に電磁的にシールドされるようになってい
る。尚、この段差32を含む円筒部14Aに塗装を施す
場合には、塗料によって導通が遮られることを考慮し
て、前記導電性弾性部材34に銅泊テープを貼り付け、
この銅泊テープを前記段差部に形成した雌ねじ部(タッ
プ)に螺子止め固定することにより導通をとるようにす
る。又は、導電性弾性部材34の粘着領域について塗料
が付着しないようにマスクしたり、或いは、導電性塗装
を施すなどして導通をとってもよい。
【0014】前記鏡胴14の下側には、ボディー底板取
付け用のプレート36と、これに直交するアングル部材
38が設けられている。前記プレート36及びアングル
部材38は金属材料で製作されており、前記アングル部
材38の前面部にはチューブ状の導電性ゴム40が固着
されている。尚、前記アングル部材38に塗装を施す場
合には、導電性ゴム40の粘着領域について塗料が付着
しないようにマスクしたり、或いは、導電性塗装を施す
などして導通をとるようにする。このアングル部材38
と前記プレート36とにボディー底板16が螺子固定さ
れることになる。
【0015】図1の下方に示したボディー底板16は、
左右の側面42、43が下側に折り曲げ形成されてお
り、この側面42、43の外側には前記アングル部材3
8と同様にチューブ状の導電性ゴム46、46が固着さ
れている。また、該ボディー底板16の上面47には、
3つの貫通コンデンサー48、49、50が取り付けら
れており、これら貫通コンデンサー48、49、50の
裏面には、図示しないバッテリーケーブルのコネクタ受
けが設けられている。このコネクタ受けにバッテリーケ
ーブルのコネクタが着脱自在に接続され、バッテリーか
らDC12Vの電源が導かれるようになっている。前記
貫通コンデンサーの役割については後述する。
【0016】ボディー底板16は、前記3つの貫通コン
デンサーの後方に段差状の平坦部52、52が形成され
ており、該平坦部52、52の裏面に図示しない多ピン
のコネクタ受けが設けられている。そして、このコネク
タ受けに外部からの信号を伝えるケーブルのコネクタが
着脱自在に接続さるようになっている(図11、図12
参照)。
【0017】前記コネクタ受けのピンにはそれぞれ各種
信号線54が接続されており、これらの信号線は図に示
すように束ねられて着脱式のフェライトコア56、56
に通されている。前記フェライトコア56、56は中空
略円筒状に形成され、軸に沿って2分割されている。2
分割された各片は、それぞれプラスチックケースに収納
され、ヒンジで連結されている。このフェライトコア5
6、56を開いて前記束ねた信号線の束(信号線束)5
7、58を挟みこむことによって、フェライトコア5
6、56が信号線束57、58に固着される。このよう
な2分割式のフェライトコア56は、配線済のケーブル
やコネクタに接続されたケーブルにも容易に固着できる
ばかりでなく、同一ラインに直流大電流が流れているよ
うな場合における直流でのコアの磁気飽和が非分割のも
のに比べて起きにくいという長所がある。
【0018】前記フェライトコア56、56を通された
各信号線は、それぞれ鏡胴14に組付けられた回路基板
28等に導かれている。例えば、左側の信号線束57に
はズーム、フォーカスの制御信号線が含まれ、右側の信
号線束58にはアイリス、エクステンダーの制御信号線
が含まれている。このように外部から入力されるコネク
タの入り口近傍で信号線を束ねてフェライトコア56、
56を通すことで不要輻射ノイズの発生及び混入を防止
している。
【0019】この場合、不要輻射のノイズを低減させる
手段としては、前記フェライトコア56に限らず、これ
と同様の機能を有するノイズ阻止手段(EMI除去手
段)を用いてもよい。ところで、ボディー底板16を前
記鏡胴14に組付けるには、ボディー底板16の上面4
7を前記鏡胴14下部に固着したプレート36に接面さ
せるとともに、ボディー底板16の前側端面を前記鏡胴
下部に固着したアングル部材38に合致させて、螺子固
定して組付ける。こうして、鏡胴14の下部にアングル
部材38及びボディー底板16で囲まれる凹部が形成さ
れる。この凹部を画成する3つの側面(38、42、4
3)には、導電性ゴム40、46、46が設けられてい
ることになる。尚、この凹部には、直方形状のサーボモ
ジュール(不図示)が組み込まれる。
【0020】サーボモジュールは、フォーカス駆動用の
ものとズームレンズ駆動用のものの2組が組付けられ、
各サーボモジュールは、コネクタを介してレンズ本体1
0と電気的に接続されるとともに、駆動力を伝える回転
軸がカップリングを介してレンズ本体10と機械的に連
結されるようになっている。次に、マウントフレーム1
8について説明する。
【0021】マウントフレーム18は、前記鏡胴14の
後端に組付けられるブロックである。マウントフレーム
18の後壁には鏡胴14内を通過した撮影光が導かれる
開口18Aが形成されており、このマウントフレーム1
8の後壁の後ろに図示しないカメラが取り付けられるよ
うになっている。マウントフレーム18の側部には、上
からインジケータ60、エクステンダー切替ツマミ2
6、トラッキング調整ツマミ62が設けられている。イ
ンジケータ60は、ズーム、アイリス等テレビレンズの
状態をLED点灯で表示するものであり、この表示に用
いられるLEDは電気ケーブル64を介して、前記鏡胴
14に取り付けられた回路基板28に接続され、レンズ
の状態に応じて特定のLEDが点灯するようになってい
る。このインジケータ表示部については後述する。
【0022】エクステンダー切替ツマミ26は、マウン
トフレーム側面に形成された凹部の前壁に組付けられて
おり、該エクステンダー切替ツマミ26の回転力は図示
しないギヤ等の動力伝達機構を介して前述したエクステ
ンダーの駆動機構(不図示)に伝達されるようになって
いる。トラッキング調整ツマミ62は、レンズの結像位
置を調整できるように設けられているもので、図示しな
いマスターレンズの駆動機構に連結されている。該トラ
ッキング調整ツマミ62の回転力は、図示しないギヤ等
の動力伝達機構を介して鏡胴内のマスターレンズ駆動機
構に伝達され、マニュアル操作によってレンズ結像位置
の微調整ができるようになっている。このエクステンダ
ー切替ツマミ26及びトラッキング調整ツマミ62の構
成については後述する。
【0023】マウントフレーム18の下部はコ文字状の
切欠部65が形成されており、該切欠部65に前記ボデ
ィー底板16の後方に形成された角筒状の凸部66が面
接触して組付けられる。また、マウントフレーム18の
上面及び左右両側面の先端部は、外周に沿って段差68
が形成されており、該段差68に途切れなく導電性ゴム
69が埋め込まれている。この段差部の導電性ゴム69
に後述するレンズカバー70の端面が接触し、カバー装
着時には電磁的にシールドされるようになっている。
【0024】図2は、図1に示したレンズ本体10を包
囲するレンズカバー70の斜視図である。同図に示すレ
ンズカバー70は、前記鏡胴14の円筒部14Aを覆う
フロントカバー72と前記レンズ本体の円筒部14Aよ
りも後方、即ち、回路基板28やモータ20等が組付け
られている部分を包囲する本体カバー74の2ピースか
ら成る。フロントカバー72は略四角筒状に形成され、
該フロントカバー72の後壁面76には、前記鏡胴の円
筒部14Aが挿通される円状の開口76Aが形成されて
いる。
【0025】前記本体カバー74も略四角筒状に形成さ
れ、該本体カバー74の前壁面78には前記鏡胴の円筒
部14Aが挿通される円状の開口78Aが形成されてい
る。この本体カバーの前壁面78と前記フロントカバー
後壁面76とを、両者の開口を合致させて4本の螺子7
9で連結させて一体化できるようになっている。本体カ
バー74の左右の両側面上部には、前から順に、タリー
ランプ窓80、持ち運び用の把手となる凹部81が形成
され、把手の後方にはカバーと本体を連結する固定ネジ
82が設けられている。タリーランプ窓80は、前述し
た鏡胴14に固着したタリーランプ電球30の光を外部
から見えるようにした部分であり、本体カバー74の該
当箇所に開口部が形成され、該開口部にメッシュ状に編
まれた金属網(不図示)を取り付けた後、その上から該
開口部を赤色透明の樹脂部材(透明なカバー部材に相
当)で密閉して構成されている。このように金属網を設
けたことで、ランプの光は通過させることができると同
時に、不要な輻射ノイズの進入を防ぐことができる。ま
た、金属網を取り付ける代わりに前記樹脂部材の裏面に
導電性処理を施すことによっても、不要輻射ノイズの進
入を防止することができる。尚、導電性処理は前記樹脂
部材の裏面に限らず、表面又は表裏全面でもよい。
【0026】本体カバー74の下面は、後方が空いたコ
文字状に切り欠かれており、カバー装着状態において前
述した鏡胴14の下部に形成されたサーボモジュールを
組み込む為の凹部を閉ざさないようになっている。図2
に示したフロントカバー72と本体カバー74とを連結
して成るレンズカバー70の後方から図1に示したレン
ズ本体10が挿入され、両者が組付けられることによ
り、レンズ本体10がレンズカバー70で包囲される。
即ち、レンズ本体10の前側は、円筒部14Aの段差3
2が本体カバーの前壁面78裏側の円周縁に接触し、レ
ンズ本体10の下側は、サーボモージュールを組み込む
凹部を画成する3つの側壁、即ち、アングル部材38
と、ボディー底板の左右の側面42、43とが、本体カ
バー74の下面に形成されたコ字状の切欠部74Aの3
つの辺部とそれぞれ接触する。また、本体カバー74の
後端面は、レンズ本体10のマウントフレーム18に形
成された段差68に接触され、その状態でレンズカバー
70とレンズ本体10が固定ネジ82、82によって連
結される。
【0027】このとき、レンズ本体10とレンズカバー
70との接触部には、図1に示したように導電性弾性部
材34、及び導電性ゴム40、46、69が設けられて
いるので、カバー装着時に該導電性弾性部材34、及び
導電性ゴム40、46、69が変形して両者は密着され
る。前記レンズカバー70についても、前記レンズ本体
10との各接触部は、接触領域について塗料が付着しな
いようにマスクして塗装したり、或いは、該接触領域に
導電性塗装を施すなど、導通可能な処理が施されてお
り、レンズ本体10とレンズカバー70の密着により電
磁的なシールドが強化される。
【0028】このように、レンズカバー70とレンズ本
体10の接触部に導電性弾性部材34及び導電性ゴム4
0、46、69を設け、レンズカバー70側にはその接
触部に導通可能な処理を施したことにより、レンズ本
体、特に電気系を含む部分のシールド性を高めることが
でき、不要輻射ノイズの混入を低減することができる。
次に、貫通コンデンサーの役割について説明する。
【0029】貫通コンデンサーは、棒状の中心電極と円
筒状の外部電極との間に誘電体を充填してコンデンサー
構成するものであり、一般に配線が機器のケーシング又
はシールド壁を貫通する部分などで、高周波短絡を行え
ばよいところに挿入される。図3には、図1に示した貫
通コンデンサー近傍の拡大図が示されている。同図に示
された貫通コンデンサー48、49、50は、円筒状の
外部電極48A、49A、50Aの周囲に螺子ヤマが形
成されており、ボディー底板16に形成されたタップに
直接螺合され固定されている。
【0030】図4は、貫通コンデンサーが適用されてい
る部分を示すブロック図である。テレビレンズ100と
カメラ102とが組付けられると、両者は図示しないイ
ンターフェイスを介して電気的に接続され、カメラ側の
電源103(DC12V)はレンズ側に供給されるよう
になる。一方、レンズ側には、別体のバッテリー104
をコネクタを介して着脱自在に接続が可能で、テレビレ
ンズ100は該バッテリー104からも電力の供給を受
けることができるようになっている。前記貫通コンデン
サー48、49、50は、このバッテリー104からの
電源供給線のコネクタ受けの直後に設けられているもの
である。
【0031】図5は、バッテリーのコネクタ及びコネク
タ受けの構造を示す拡大図であり、同図はバッテリーコ
ネクタ110がコネクタ受けに接続されていない状態を
示すものである。バッテリーコネクタ110は、先端が
中空円筒形状に形成されており、中心部がマイナス極に
相当し、円筒の外周面がプラス極となっている。尚、前
記マイナス極と前記プラス極の間は絶縁材で満たされて
いる。一方、コネクタ受け側は、図の左から順にマイナ
ス電源端子121、カメラ側からのプラス電源(+V
A)に接続されている端子122、及びレンズ側へ供給
されるプラス電源端子123の3本の端子で構成され、
各端子にはそれぞれ図3に示した貫通コンデンサー4
8、49、50が接続されている。
【0032】前記マイナス電源端子121の先端は、前
記バッテリーコネクタ110のマイナス極に嵌入可能な
ピン形状に形成されている。このマイナス電源端子12
1は、貫通コンデンサー48を介して、カメラ側電源の
マイナス電極に短絡されているとともに、レンズ側のマ
イナス電極に短絡されている。このように、マイナス極
はカメラ側電源とバッテリー電源とで共用されている。
【0033】図上中央に示された前記端子122には接
点部材122Aが接続されており、該端子122は貫通
コンデンサー49を介してカメラ側電源の(+VA)に
接続されている。図上右端に示された前記端子123に
は、接片123Aが弾性的に支持されており、バッテリ
ーコネクタ110が接続されていない状態(ノーマル状
態)では該接片123Aは前記接点部材122Aと接触
している。そして、バッテリーコネクタ110がコネク
タ受けに接続されると、その接点が離れるようになって
いる。また、該端子123は、貫通コンデンサー50を
介してレンズ側のプラス電源に接続されている。従っ
て、バッテリーコネクタ110が接続されていない状態
では、カメラ側のプラス電源+VA及びマイナス電源
(−)とがレンズ側の電源入力に接続され、カメラ側の
電源からレンズ側に電力が供給されるようになってい
る。
【0034】図6は、バッテリーコネクタが接続された
状態を示すものである。バッテリーコネクタ110がコ
ネクタ受けに接続されると、コネクタ受けのピン121
がバッテリーコネクタ110のマイナス極に嵌入すると
ともに、コネクタ110の外周部(プラス極)が接片1
23Aを押し広げ、接点部材122Aとの接触が離れ
る。これにより、レンズ側にはバッテリー104からの
電源(+VB)が供給されるようになる。
【0035】このように、レンズ側に入力する電源供給
線のコネクタ受けの直後に貫通コンデンサーを設けたの
で、不要な輻射ノイズの混入が防止されている。次に、
インジケータ表示部について説明する。図7は、マウン
トフレーム18の側面に設けられたインジケータ表示部
の構成を示す拡大図である。図7に示すようにマウント
フレーム18の側面には、長方形状の開口部130が形
成されており、該開口部130の内側に、図示しない複
数のLEDが配列して設けられている。そして、この開
口部130を、メッシュ状に編まれた金属網132、金
属プレート134及びプラスチック製のインジケータ板
136の順に重ねて閉塞させている。前記金属プレート
134にはLED光を透過させるための孔134A…が
打ち抜き形成されている。
【0036】図8は、インジケータ板136の一例を示
す図である。インジケータ板136の表面にはズーム
(焦点距離)、アイリス(IRIS)の絞り値、及びエ
クステンダーの倍率等を示す数字や文字と、これらに対
応するLEDの発光窓136A…が形成されており、該
当するLEDが点灯してテレビレンズの状態を表示する
ようになっている。
【0037】このように、図7に示した開口部130の
シールド性を高めたことにより、該開口部130から不
要輻射ノイズが進入するのを防止することができる。ま
た、前記メッシュ状の金属網132、又は金属プレート
134のうち少なくとも一方を用いるようにしても相応
の効果が認められる。その他、プラスチック製のインジ
ケータ板136の裏面に導電性処理(例えば、導電性薄
膜の蒸着処理)を施すことによっても、不要輻射ノイズ
の侵入を防止することができる。また、前記導電性処理
はインジケータ板136の裏面に限らず、表面又は表裏
全面に施してもよい。
【0038】尚、金属プレート134自体をプラスチッ
ク製のインジケータ板136の代用としないのは、LE
Dの表示を見えるようにする必要があることから、金属
プレート134にLED光の透過孔を打ち抜き形成する
と、該孔から内部にホコリ等が混入する恐れがあるとい
う問題が生じるからである。次に、マウントフレームの
側部に設けられているトラッキング調整ツマミ及び、エ
クステンダー切替ツマミの構成について説明する。
【0039】図9は、図1に示したエクステンダー切替
ツマミ26の分解斜視図である。同図に示すようにエク
ステンダー切替ツマミ26は、中心軸140がプラスチ
ック材料(例えば、デルリン等のポリアセタール樹脂)
で製作されており、該中心軸140の先端にギヤ142
が固着され、軸の後端にリング144を介してローレッ
トリング146が固着されて構成される。従来、この種
のツマミの中心軸は金属材料で製作されいたため、該金
属軸が不要電磁波を受信するアンテナの役割を果たし、
該金属軸を伝って不要輻射ノイズがレンズ本体に混入す
るという問題があった。
【0040】そこで、図9に示すようにエクステンダー
切替ツマミ26の中心軸140を非導電材料で形成する
ことによって、不要輻射ノイズの混入を防止している。
図10は、マウントフレームの側部に設けられているト
ラッキング調整ツマミ62の分解斜視図である。同図に
示すトラッキング調整ツマミ62も、前述したエクステ
ンダー切替ツマミ26と同様、中心軸148がプラスチ
ック材料で製作されている。この中心軸148は円筒部
材150に挿通され、該円筒部材150の先端部には外
周に螺子が形成された雄ねじ部材151が固着される。
前記円筒部材150の後端部には螺子部150Aの形成
されており、該螺子部150Aにローレットリング15
2が螺合され中心軸148の後端に組付けられる。この
ように、トラッキング調整ツマミ62の中心軸148を
非導電材料で形成することによって、該中心軸148は
不要電磁波を受信するアンテナとして作用することがな
く、不要輻射ノイズの混入を防止することができる。
【0041】図11は、エクステンダー切替コントロー
ラ(ERS)160とアイリスコントローラ(EIC)
162とがテレビレンズ100に直列に接続されている
様子を示すブロック図である。即ち、エクステンダー切
替コントローラ160は、多芯ケーブル164を介して
テレビレンズ100と接続され、アイリスコントローラ
162は、ケーブル166を介して前記エクステンダー
切替コントローラ160と接続されている。尚、それぞ
れ前記多芯ケーブル164及びケーブル166の接続部
には、着脱の容易性を考慮してコネクタ164A、16
4B、166A、166Bが用いられている。
【0042】前記エクステンダー切替コントローラ16
0には、撮影倍率を1倍(1×)、2倍(2×)に切り
替えるスイッチ(不図示)が設けられており、該エクス
テンダー切替コントローラ160は、前記スイッチの操
作に応じた電圧信号(エクステンダー切替信号)を出力
するようになっている。他方、アイリスコントローラ1
62には、テレビレンズ100のアイリスの絞り値を連
続的に変更操作し得るボリュームツマミ(不図示)が設
けられており、該アイリスコントローラ162は前記ボ
リュームツマミの操作に応じた電圧信号(アイリスコン
トロール信号)を出力するようになっている。
【0043】前記アイリスコントローラ162から出力
されたアイリスコントロール信号は、一旦、エクステン
ダー切替コントローラ160に導かれ、前記エクステン
ダー切替コントローラ160の基板160Aを経由し
て、エクステンダー切替信号とともにエクステンダー切
替コントローラ160から出力され前記テレビレンズ1
00に導かれる。尚、アイリスコントロール信号は、前
記基板160Aで中継される際に特別な変形を受けず、
そのまま出力されるようになっている。
【0044】前記アイリスコントローラ162から出力
されたアイリスコントロール信号をエクステンダー切替
コントローラ160に導く前記信号線166(アイリス
コントロール信号線)と、エクステンダー切替コントロ
ーラ160から出力されテレビレンズ100に入力され
るエクステンダー切替信号及びアイリスコントロール信
号が導かれる信号線ケーブル(多芯ケーブル)164と
を、エクステンダー切替コントローラ160のケーシン
グ内で一緒にまとめて一つのフェライトコア168を通
すようにしている。尚、前記信号線ケーブル164は、
エクステンダー切替信号を導く信号線とアイリスコント
ロール信号を導く信号線とが2本一緒に束ねられて構成
されている。
【0045】同図に示すようなフェライトコアの挿入方
法は、コモンモードチョークと称し、信号電流が作る磁
界は行きと帰りで互いに打ち消し合い信号に対しては挿
入損失を与えない。一方、ノイズ電流は一方向の磁界を
生じ挿入損失を生じる。即ち、ノイズに対してのみ損失
を与えることになる。このように、アイリスコントロー
ラ162とエクステンダー切替コントローラ160をテ
レビレンズ100に対して直列に接続し、アイリスコン
トロール信号線ケーブル166とエクステンダー切替コ
ントローラ160から出力される前記多芯ケーブル16
4の双方のケーブルを一つのフェライトコア168でま
とめるようにしたので、信号線に重畳するノイズを効果
的に除去できるとともに、それぞれのケーブルに個別に
フェライトコアを固着する場合に比べて、省スペース化
及び低コスト化を図ることができる。
【0046】この場合、信号線に重畳するノイズを低減
させる手段としては、前記フェライトコア168に限ら
ず、これと同様の機能を有するノイズ阻止手段(EMI
除去手段)を用いてもよい。また、図11では、エクス
テンダー切替コントローラとアイリスコントローラとの
2つのコントローラの組み合わせについて説明したが、
この組み合わせに限らず、フォーカスコントローラ、ズ
ームコントローラ等テレビレンズの各種制御に関する他
のコントローラの任意の複数の組み合わせにも適用する
ことができる。
【0047】図12は、テレビレンズ100と、フォー
カスデマンド170及びズームレイトデマンドユニット
172の接続関係を示す斜視図である。この種のテレビ
カメラ100のフォーカス操作は、図示しない雲台のパ
ン・チルト棒や、カメラに固定されたL字アングル部材
等にフォーカス操作部(フォーカスデマンド)170を
外付けし、このフォーカスデマンド170をカメラマン
が操作することにより行われる。該フォーカスデマンド
170は、テレビレンズ100にケーブル174を介し
て接続されており、フォーカスデマンド170から出力
される操作信号は、図1に示した回路基板28を経由し
てレンズ本体10下部の凹部に組付けられたフォーカス
レンズ駆動用のサーボモジュール(不図示)に加えられ
る。
【0048】サーボモジュールは、入力する制御信号に
基づいて内蔵サーボモータを駆動し、その駆動力をカッ
プリングを介して連結されたレンズ本体側へと伝達す
る。レンズ本体に伝達された駆動力は、レンズ本体に設
けられた図示しない動力伝達機構によってフォーカスレ
ンズ群に伝達され、該フォーカスレンズ群を駆動するよ
うにになっている。こうして、フォーカス調整が行われ
る。
【0049】他方、ズーム操作は、パン・チルト棒のグ
リップに取り付けられたズームレイトデマンドユニット
172のサムリング176をカメラマンが回動操作する
ことにより行われる。該ズームレイトデマンドユニット
172は、テレビレンズ100にケーブル174を介し
て接続されており、サムリング176の回動方向及び角
度に応じたズーム方向及びズーム速度の駆動信号をレン
ズ側に出力している。この駆動信号は、図1に示した回
路基板28を経由してレンズ本体10下部の凹部に組付
けられたズームレンズ駆動用のサーボモジュール(不図
示)に加えられる。前記フォーカスレンズ駆動用のサー
ボモジュールと同様に、ズームレンズ駆動用のサーボモ
ジュールも、入力する制御信号に基づいて内蔵サーボモ
ータを駆動し、その駆動力をカップリングを介して連結
されたレンズ本体側へと伝達する。レンズ本体10に伝
達された駆動力は、レンズ本体10に設けられた図示し
ない動力伝達機構によってズームレンズに伝達され、該
ズームレンズ群を駆動するようになっている。こうし
て、ズーム調整が行われる。
【0050】図13は、図12に示したテレビレンズ1
00とフォーカスデマンド170及びズームレイトデマ
ンドユニット172を接続する接続ケーブル174のコ
ネクタ部180の内部構造を示す部分断面図である。接
続ケーブル174内において、ズーム駆動信号又はフォ
ーカス駆動信号を伝えるリード線束は金属網状のシール
ド被覆線(網線)182で被覆されている。各リード線
はコネクタの金属筒184内を通され、それぞれ定めら
れたコネクタのピンに接続されている。前記シールド被
覆線182は、該シールド被覆線の末端の内周面を前記
金属筒(シールド被覆線接続部)184の外周面に面接
触され、その全周を半田付けされて接続されている。こ
れにより、前記リード線の周囲は、前記金属筒184及
びシールド被覆線182によって切れ目無く包囲される
とともに、シールド被覆線182と金属筒184の電気
的な接触が大きくなり、シールドが強化される。前記金
属筒184及びシールド被覆線182の周囲は樹脂等の
絶縁材185で固定されている。
【0051】従来のコネクタは、図14に示すように、
シールド被覆線182の終端部182Aは縒ってまとめ
られ、金属筒186の外周面の一か所(P)に半田付け
されているため、リード線の終端部188はシールド被
覆されず、不要輻射ノイズが混入する可能性があるとい
う欠点があった。これに対して、図13に示したように
コネクタ部のシールド被覆線182を金属筒184の外
周面の全周わたって半田付けすることで、ケーブルのシ
ールド強化が図られている。なお、シールド被覆線18
2は、金属筒184の外周面の全周に途切れなく半田付
けするのが最も効果的であるが、外周面に沿って数カ所
の半田付けをする場合でも、その半田付け位置の疎密に
応じて、相応の効果は認められる。また、シールド被覆
線182と金属筒184との接合は半田付けに限定され
るものではなく、不要輻射ノイズの低減を図るためには
シールド被覆線182と金属筒184との接触表面積を
なるべく大きく(望ましくは全周接触)しつつ、両者を
接合すればよい。
【0052】図13に示した構造の接続ケーブルは、テ
レビレンズ100とフォーカスデマンド170及びズー
ムレイトデマンドユニット172との接続以外にも、テ
レビレンズ100とエクステンダー切替コントローラ1
60又はアイリスコントローラ162の接続や、エクス
テンダー切替コントローラ160とアイリスコントロー
ラ162間の接続など、テレビレンズ本体とこれらを制
御する各制御装置間を接続する場合に利用することによ
り、テレビレンズへの不要輻射ノイズの混入を防止する
ことができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るテレビ
レンズによれば、テレビレンズのケーシングに軸支され
た回転ツマミの中心軸を非導電材料で形成したので、ケ
ーシングの壁面を貫通する前記中心軸を介して不要輻射
ノイズがテレビレンズ内に導かれることはなく、不要輻
射ノイズの進入を防止することができる。これにより、
テレビレンズのレンズの駆動手段等が誤動作するのを防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るテレビレンズが適用され
たEFPレンズのレンズ本体の構成を示す斜視図
【図2】図2は、レンズ本体を覆うカバーの斜視図
【図3】図3は、貫通コンデンサー近傍の拡大図
【図4】図4は、貫通コンデンサーが適用されている部
分を示すブロック図
【図5】図5は、バッテリーのコネクタ及びコネクタ受
けの構造を示す説明図
【図6】図6は、図5に示したコネクタ受けにバッテリ
ーコネクタが接続された状態を示す図
【図7】図7は、マウントフレームの側面に設けられた
インジケータ表示部の構成を示す拡大図
【図8】図8は、インジケータ板の一例を示す図
【図9】図9は、図1に示したエクステンダー切替ツマ
ミの分解斜視図
【図10】図10は、マウントフレームの側部に設けら
れているエクステンダー切替ツマミの分解斜視図
【図11】図11は、エクステンダー切替コントローラ
内のフェライトの配置関係を示す説明図
【図12】図12は、テレビレンズと、フォーカスデマ
ンド及びズームレイトデマンドの接続関係を示す斜視図
【図13】図13は、図12に示したケーブルコネクタ
の内部構造を示す部分断面図
【図14】図14は、従来のケーブルコネクタの内部構
造を示す部分断面図
【符号の説明】
10…レンズ本体 14…鏡胴 18…マウントフレーム 26…エクステンダー切替ツマミ 62…トラッキング調整ツマミ 140…エクステンダー切替ツマミの中心軸 148…トラッキング調整ツマミの中心軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビレンズのケーシングに軸支された
    回転ツマミを手動操作することによって、当該テレビレ
    ンズの結像位置の調節又は撮影倍率の変更を行うことが
    できるテレビレンズにおいて、 前記回転ツマミの中心軸を非導電材料で形成し、前記ケ
    ーシングの壁面を貫通する前記中心軸が不要輻射ノイズ
    を受信するアンテナとして作用しないようにしたことを
    特徴とするテレビレンズ。
JP34123395A 1995-12-27 1995-12-27 テレビレンズ Pending JPH09179009A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356732A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Canon Inc テレビレンズ装置及び該装置のカバー固定機構
JP2011064970A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Fujifilm Corp レンズ装置

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