JP5328911B2 - 手摺駆動装置の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機が別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置に関するものである。
従来のマンコンベアの駆動装置として、踏段の速度を検出する踏段速度検出器と手摺の速度を検出する手摺速度検出器とを備え、踏段速度検出器の値と手摺速度検出器の値との偏差が所定範囲以内であれば、その偏差分を補正した手摺速度指令で手摺を駆動し、踏段と手摺の速度を一致させ、逆に、踏段速度検出器の値と手摺速度検出器の値の偏差が所定範囲以上であれば、踏段と手摺を停止させることにより、踏段と手摺の位置ズレによる乗客の転倒を防止するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−53353号公報
しかしながら、従来のマンコンベアの駆動装置において、手摺駆動装置は、手摺を相対するローラで挟持し、ローラと手摺間のトラクションにより駆動される構造であり、手摺の速度変化には、手摺駆動装置本体のローラと手摺間のトラクションすべりと、手摺走行負荷による電動機本体のすべりの両方が含まれている。このため、踏段の速度と手摺の速度を検出するだけでは、手摺の速度変化のすべりの要因を分離することができず、トラクションのすべりが大きい場合に手摺の電動機の速度指令を補正するとトラクションのすべりが増加してローラと手摺の磨耗損傷が加速され、ローラおよび手摺の部品寿命の短縮や磨耗による駆動性能悪化のため、駆動性能改善のメンテナンス作業が頻繁となる。
この発明では、上記のような問題を解決するため、手摺駆動装置本体のローラと手摺間のトラクションすべりと手摺走行負荷による電動機本体のすべりを分離して検出することにより、ローラと手摺間のトラクションすべりが設定値よりも大きい場合は手摺指令速度を補正せず、ローラと手摺の磨耗損傷を抑制することができる手摺駆動装置の制御装置を得ることを目的とするものである。
この発明に係る手摺駆動装置の制御装置は、踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差及び前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、前記速度差分比較部からの速度指令値に応じて前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置とを備え、前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とし、前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲内で、かつ前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より小さな値の設定値SL2の範囲内のときに、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とするもの等にある
この発明によれば、手摺の速度変化の要因を判別することにより、手摺駆動装置のローラと手摺間のトラクションのすべりが設定値よりも大きい場合には手摺速度指令を補正せず、手摺駆動装置(ローラおよび手摺)の磨耗損傷を抑制することが可能となるため、部品寿命の延長と磨耗による駆動性能劣化改善のメンテナンス作業を軽減することができる。
この発明の実施の形態1による手摺駆動装置の制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による速度差分比較部での動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2による手摺駆動装置の制御装置の構成図である。 この発明の実施の形態2による速度差分比較部での動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態3による手摺駆動装置の制御装置の構成図である。 この発明の実施の形態3による速度差分比較部での動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態4による手摺駆動装置の制御装置の構成図である。 この発明の実施の形態4による速度差分比較部での動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態5による手摺駆動装置の制御装置の構成図である。 この発明の実施の形態5による速度差分比較部での動作を説明するフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による手摺駆動装置の制御装置の構成を示す図である。図1において、マンコンベア1の踏板2は、踏板チェーン3に連結されている。この踏板チェーン3には、マンコンベア1の上部に設置された踏板用電動機5と踏板用減速機6からなる踏板用駆動機の動力がチェーン7とスプロケット8及びスプロケット4を介して伝達されている。手摺10は、手摺用電動機13と手摺用減速機14からなる手摺用駆動機の動力をチェーン16を介して各ローラ12に伝達し、手摺10をローラ12と押し付けローラ17で挟持することにより手摺10を駆動している。なお、11は手摺駆動装置を示す。
踏板2の駆動速度は、制御盤21から所望の速度指令を踏板用駆動機に入力することにより行う。手摺10の駆動速度は、踏板用駆動機に取り付けられた踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと、手摺用駆動機に取り付けられたローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと、手摺10に取り付けられた手摺速度検出器18により検出された手摺速度Vhとから、速度差分比較部19により、踏板速度Vsと手摺速度Vhが一致するような手摺10の速度指令を生成して、速度可変装置20(例えばインバータ)で手摺用電動機の速度を変化させる。
図2は、速度差分比較部19の動作を説明するフローチャートである。速度差分比較部19の動作を図2に示すフローチャートに従って説明する。ステップS11において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと手摺速度検出器18により検出された手摺速度Vhの差が設定値±SL1以内であれば、ステップS12に進む。ステップS12において、ローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと手摺速度検出器18により検出された手摺速度Vhとの差が設定値±SL2(SL1>SL2)以内であれば、ステップS13において、式(1)に従い手摺速度指令Voを生成する。
Vo=Vs+(Vs−Vh) (1)
他方、ステップS11において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと手摺速度検出器18により検出された手摺速度Vhの差が設定値±SL1以内でなければ、ステップS14に進む。ステップS14において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと手摺速度検出器18により検出された手摺速度Vhの差が±SL3(SL1<SL3)以内であれば、ステップS15に進み、踏板2と手摺10の速度差が異常であることを知らせる警告信号Lを発生する。この警告は、マンコンベア1自身に表示するとともに保守センターに警告信号Lを送信する。そして、ステップS16において、踏板速度Vsを手摺速度指令Voとして生成する。
また、ステップS12において、ローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと手摺速度検出器18により検出された手摺速度Vhの差が設定値±SL2以内でない場合も同様に、ステップS15、ステップS16の処理を行う。
次に、ステップS14において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと手摺速度検出器18により検出された手摺速度Vhの差が設定値±SL3以内でない場合は、ステップS17に進み、ステップS15とは異なる警告信号Hをマンコンベア1自身に発生させ、保守センターに警告信号Hを送信する。そして、ステップS18において、マンコンベア1の踏板2および手摺10を停止させる。
このような構成によれば、設定値±SL1を手摺用電動機13のすべり補正限界値と手摺10とローラ12間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値との差分値、設定値±SL2を手摺10とローラ12間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値、設定値±SL3をマンコンベア1の踏板速度と手摺速度の偏差限界値と設定すると、手摺10とローラ12間の磨耗損傷を加速することなく、手摺用電動機13のすべり補正限界値まで手摺速度を補正して踏板速度に一致させることが可能となる。
そして、ローラ回転速度Vrと手摺速度Vhの差が設定値±SL2以内で、踏板速度Vsと手摺速度Vhの差が設定値±SL1以内でない場合は、想定以上の手摺走行負荷が発生していることを検知でき、乗客による負荷増加であれば乗客への注意喚起を行うとともに、この警告が継続して発生するようであれば、手摺走行系の異常も考えられるのでメンテナンス作業のスケジュールを計画することができる。
また、ローラ回転速度Vrと手摺速度Vhの差が設定値±SL2以内でない場合は、手摺10とローラ12間のトラクション駆動性能が低下していることを検知でき、トラクション駆動性能を改善するためのメンテナンス作業の計画をすることができる。
さらに、踏板速度Vsと手摺速度Vhの差が設定値±SL3以内でない場合は、従来と同様にマンコンベア1上の乗客が転倒する恐れがあるため、直ちにマンコンベア1を停止させて乗客の安全を確保することが可能である。この構成により、想定内の手摺走行負荷であれば、手摺10およびローラ12の磨耗損傷を加速することなく、踏板速度と手摺速度を一致させることができ、乗客の安全をより確保すること可能となる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による手摺駆動装置の制御装置の構成を示す図である。図3において、マンコンベア1の踏板2は、踏板チェーン3に連結されている。この踏板チェーン3には、マンコンベア1の上部に設置された踏板用電動機5と踏板用減速機6からなる踏板用駆動機の動力がチェーン7とスプロケット8及びスプロケット4を介して伝達されている。
右側(左側)の手摺10R(10L)は、左右別々に設けられた右側(左側)の手摺用電動機13Ra、13Rb(13La、13Lb)と手摺用減速機14Ra、14Rb(14La、14Lb)からなる手摺用駆動機の動力をチェーン16Ra、16Rb(16La、16Lb)を介して各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)に伝達し、手摺10R(10L)をローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)と押し付けローラ17Ra、17Rb(17La、17Lb)で挟持することにより手摺10R(10L)を駆動している。
なお、11Ra、11Rb(11La、11Lb)は右側(左側)の手摺駆動装置を示し、片側に手摺駆動装置が2台設けられている場合であり、マンコンベアの階高によっては手摺駆動装置の台数が異なる。また、チェーン16Ra、16Rb、16La、16Lbはタイミングベルトやギアなど直結構造でも良い。
踏板2の駆動速度は、制御盤21から所望の速度指令を踏板用駆動機に入力することにより行う。右側(左側)の手摺10R(10L)の駆動速度は、踏板用駆動機に取り付けられた踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと、右側(左側)の各手摺用駆動機に取り付けられたローラ回転速度検出器15Ra、15Rb(15La、15Lb)により検出されたローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と、右側(左側)の手摺10R(10L)に取り付けられた手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)とから、速度差分比較部19により、踏板速度Vsと手摺速度VhR(VhL)が一致するような右側(左側)の手摺10R(10L)の速度指令を生成して、右側(左側)の各手摺用駆動機の速度可変装置20Ra、20Rb(20La、20Lb)(例えばインバータ)で右側(左側)の手摺用電動機の速度を変化させる。
図4は、速度差分比較部19の動作を説明するフローチャートである。速度差分比較部19の動作を図4に示すフローチャートに従って説明する。ステップS21において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL1以内であれば、ステップS22に進む。ステップS22において、右側(左側)の各ローラ回転速度検出器15Ra、15Rb(15La、15Lb)により検出された各ローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)との差の全てが設定値±SL2(SL1>SL2)以内であれば、ステップS23において、式(2)に従い右側(左側)の各手摺用電動機への速度指令VoRa、VoRb(VoLa、VoLb)を生成する。
VoRa=VoRb=Vs+(Vs−VhR) (2)
(VoLa=VoLb=Vs+(Vs−VhL))
他方、ステップS21において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL1以内でなければ、ステップS24に進む。ステップS24において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)の差が±SL3(SL1<SL3)以内であれば、ステップS25に進み、踏板2と右側(左側)の手摺10R(10L)の速度差が異常であることを知らせる警告信号LR(LL)を発生する。この警告は、マンコンベア1自身に表示するとともに保守センターに警告信号LR(LL)を送信する。そして、ステップS26において、踏板速度Vsを右側(左側)の各手摺用電動機の速度指令VoRa、VoRb(VoLa、VoLb)として生成する。
また、ステップS22において、右側(左側)の各ローラ回転速度検出器15Ra、15Rb(15La、15Lb)により検出された各ローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)の差のどれかが設定値±SL2以内でない場合も同様に、ステップS25、ステップS26の処理を行う。
次に、ステップS24において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された右側(左側)の手摺速度VhR(VrL)の差が設定値±SL3以内でない場合は、ステップS27に進み、ステップS25とは異なる警告信号HR(HL)をマンコンベア1自身に発生させ、保守センターに警告信号HR(HL)を送信する。そして、ステップS28において、マンコンベア1の踏板2および左右の手摺10R、10Lを停止させる。
このような構成によれば、設定値±SL1を右側(左側)の各手摺用電動機13Ra、13Rb(13La、13Lb)のすべり補正限界値と手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値との差分値、設定値±SL2を右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値、設定値±SL3をマンコンベア1の踏板速度と右側(左側)の手摺速度の偏差限界値と設定すると、右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷を加速することなく、右側(左側)の各手摺用電動機13Ra、13Rb(13La、13Lb)のすべり補正限界値まで手摺速度を補正して踏板速度に一致させることが可能となる。
そして、各ローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL2以内で、踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL1以内でない場合は、想定以上の手摺走行負荷が発生していることを検知でき、乗客による負荷増加であれば乗客への注意喚起を行うとともに、この警告が継続して発生するようであれば、手摺走行系の異常も考えられるのでメンテナンス作業のスケジュールを計画することができる。
また、右側(左側)の各ローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差のどれかが設定値±SL2以内でない場合は、右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間のトラクション駆動性能が低下していることを検知でき、トラクション駆動性能を改善するためのメンテナンス作業の計画をすることができる。
さらに、踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL3以内でない場合は、従来と同様にマンコンベア1上の乗客が転倒する恐れがあるため、直ちにマンコンベア1を停止させて乗客の安全を確保することが可能である。この構成により、想定内の手摺走行負荷であれば、右側(左側)の手摺10R(10L)および各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)の磨耗損傷を加速することなく、踏板速度と右側(左側)の手摺速度を一致させることができ、乗客の安全をより確保すること可能となる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による手摺駆動装置の制御装置の構成を示す図である。図5において、マンコンベア1の踏板2は、踏板チェーン3に連結されている。この踏板チェーン3には、マンコンベア1の上部に設置された踏板用電動機5と踏板用減速機6からなる踏板用駆動機の動力がチェーン7とスプロケット8及びスプロケット4を介して伝達されている。右側(左側)の手摺10R(10L)は、左右別々に設けられた右側(左側)の手摺用電動機13Ra、13Rb(13La、13Lb)と手摺用減速機14Ra、14Rb(14La、14Lb)からなる手摺用駆動機の動力をチェーン16Ra、16Rb(16La、16Lb)を介して各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)に伝達し、手摺10R(10L)をローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)と押し付けローラ17Ra、17Rb(17La、17Lb)で挟持することにより手摺10R(10L)を駆動している。なお、11Ra、11Rb(11La、11Lb)は右側(左側)の手摺駆動装置を示し、片側に手摺駆動装置が2台設けられている場合であり、マンコンベアの階高によっては手摺駆動装置の台数が異なる。また、チェーン16Ra、16Rb、16La、16Lbはタイミングベルトやギアなど直結構造でも良い。
踏板2の駆動速度は、制御盤21から所望の速度指令を踏板用駆動機に入力することにより行う。左右の手摺10R、10Lの駆動速度は、踏板用駆動機に取り付けられた踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと、左右の各手摺用駆動機に取り付けられたローラ回転速度検出器15Ra、15Rb、15La、15Lbにより検出されたローラ回転速度VrRa、VrRb、VrLa、VrLbと、左右の手摺10R、10Lに取り付けられた手摺速度検出器18R、18Lにより検出された手摺速度VhR、VhLとから、速度差分比較部19により、踏板速度Vsと右側の手摺速度VhRの差と、踏板速度Vsと左側の手摺速度VhLの差の合計が一番小さくなるような左右の手摺10R、10Lの速度指令値を生成して、手摺駆動機の速度可変装置20(例えばインバータ)で左右の手摺用電動機の速度を変化させる。
図6は、速度差分比較部19の動作を説明するフローチャートである。速度差分比較部19の動作を図6に示すフローチャートに従って説明する。ステップS31において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差と、踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差の両方が設定値±SL1以内であれば、ステップS32に進む。ステップS32において、右側の各ローラ回転速度検出器15Ra、15Rbにより検出されたローラ回転速度VrRa、VrRbと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRとの差と、左側の各ローラ回転速度検出器15La、15Lbにより検出されたローラ回転速度VrLa、VrLbと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLとの差の両方が設定値±SL2(SL1>SL2)以内であれば、ステップS33において、式(3)に従い左右の手摺速度指令Voを生成する。
Vo=Vs+((Vs−VhR)+(Vs−VhL))/2 (3)
すなわち、速度差分比較部19は、踏板速度検出器9により検出された踏板速度Vsに、踏板速度検出器9により検出された踏板速度Vsと手摺速度検出器18により検出された夫々の手摺速度VhR,VhLとの差の平均を補正した値を手摺駆動装置11の速度指令とする。これにより、踏板速度と手摺速度の差を最小にすることが可能となる。
他方、ステップS31において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差、または踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL1以内でなければ、ステップS34に進む。ステップS34において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差と踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差の両方が±SL3(SL1<SL3)以内であれば、ステップS35に進み、踏板2と右側(左側)の手摺10R(10L)の速度差が異常であることを知らせる警告信号LR(LL)を発生する。この警告は、マンコンベア1自身に表示するとともに保守センターに警告信号LR(LL)を送信する。そして、ステップS36において、踏板速度Vsを左右の手摺速度指令Voとして生成する。
また、ステップS32において、右側の各ローラ回転速度検出器15Ra、15Rbにより検出された各ローラ回転速度VrRa、VrRbと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差、または左側の各ローラ回転速度検出器15La、15Lbにより検出された各ローラ回転速度VrLa、VrLbと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL2以内でない場合も同様に、ステップS35、ステップ3S6の処理を行う。
次に、ステップS34において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された右側の手摺速度VhRの差、または踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL3以内でない場合は、ステップS37に進み、ステップS35とは異なる警告信号HR(HL)をマンコンベア1自身に発生させ、保守センターに警告信号HR(HL)を送信する。そして、ステップS38において、マンコンベア1の踏板2および左右の手摺10R、10Lを停止させる。
このような構成によれば、設定値±SL1を右側(左側)の各手摺用電動機13Ra、13Rb(13La、13Lb)のすべり補正限界値と手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値との差分値、設定値±SL2を右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値、設定値±SL3をマンコンベア1の踏板速度と右側(左側)の手摺速度の偏差限界値と設定すると、右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷を加速することなく、左右の各手摺用電動機13Ra、13Rb、13La、13Lbいずれかのすべり補正限界値まで手摺速度を補正して踏板速度との差を最小限にすることが可能となる。
そして、各ローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL2以内で、踏板速度Vsと右側の手摺速度VhRの差、または踏板速度Vsと左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL1以内でない場合は、想定以上の手摺走行負荷が発生していることを検知でき、乗客による負荷増加であれば乗客への注意喚起を行うとともに、この警告が継続して発生するようであれば、手摺走行系の異常も考えられるのでメンテナンス作業のスケジュールを計画することができる。
また、右側の各ローラ回転速度VrRa、VrRbと右側の手摺速度VhRの差、または左側の各ローラ回転速度VrLa、VrLbと左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL2以内でない場合は、右側の手摺10Rと各ローラ12Ra、12Rb間または左側の手摺10Lと各ローラ12La、12Lb間のトラクション駆動性能が低下していることを検知でき、トラクション駆動性能を改善するためのメンテナンス作業の計画をすることができる。
さらに、踏板速度Vsと右側の手摺速度VhRの差、または踏板速度Vsと左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL3以内でない場合は、従来と同様にマンコンベア1上の乗客が転倒する恐れがあるため、直ちにマンコンベア1を停止させて乗客の安全を確保することが可能である。この構成により、想定内の手摺走行負荷であれば、右側(左側)の手摺10R(10L)および各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)の磨耗損傷を加速することなく、踏板速度と右側(左側)の手摺速度の差を最小限に抑えることができ、乗客の安全をより確保すること可能となる。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4による手摺駆動装置の制御装置の構成を示す図である。図7において、マンコンベア1の踏板2は、踏板チェーン3に連結されている。この踏板チェーン3には、マンコンベア1の上部に設置された踏板用電動機5と踏板用減速機6からなる踏板用駆動機の動力がチェーン7とスプロケット8及びスプロケット4を介して伝達されている。右側(左側)の手摺10R(10L)は、手摺用電動機13と手摺用減速機14からなる手摺用駆動機の動力を出力軸21とチェーン16Ra、16Rb(16La、16Lb)と伝達軸22と伝達チェーン23を介して各ローラ12Ra、12Rb(12L、12Lb)に伝達し、手摺10R(10L)を各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)と各押し付けローラ17Ra、17Rb(17La、17Lb)で挟持することにより手摺10R(10L)を駆動している。なお、11Ra、11Rb(11La、11Lb)は右側(左側)の手摺駆動装置を示し、片側に手摺駆動装置が2台設けられている場合であり、マンコンベアの階高によっては手摺駆動装置の台数が異なる。また、チェーン16Ra、16Rb、16La、16Lbはタイミングベルトやギアなど直結構造でも良い。
踏板2の駆動速度は、制御盤21から所望の速度指令を踏板用駆動機に入力することにより行う。左右の手摺10R、10Lの駆動速度は、踏板用駆動機に取り付けられた踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと、手摺用駆動機に取り付けられたローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと、右側(左側)の手摺10R(10L)に取り付けられた手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)とから、速度差分比較部19により、踏板速度Vsと右側の手摺速度VhRの差と、踏板速度Vsと左側の手摺速度VhLの差の合計が一番小さくなるような左右の手摺10R、10Lの速度指令値を生成して、手摺駆動機の速度可変装置20(例えばインバータ)で手摺用電動機の速度を変化させる。
図8は、速度差分比較部19の動作を説明するフローチャートである。速度差分比較部19の動作を図8に示すフローチャートに従って説明する。ステップS41において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差と、踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差の両方が設定値±SL1以内であれば、ステップS42に進む。ステップS42において、ローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRとの差と、同じくローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLとの差の両方が設定値±SL2(SL1>SL2)以内であれば、ステップS43において、式(4)に従い左右の手摺速度指令Voを生成する。
Vo=Vs+((Vs−VhR)+(Vs−VhL))/2 (4)
他方、ステップS41において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差、または踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL1以内でなければ、ステップS44に進む。ステップS44において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差と、踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差の両方が±SL3(SL1<SL3)以内であれば、ステップS45に進み、踏板2と右側(左側)の手摺10R(10L)の速度差が異常であることを知らせる警告信号LR(LL)を発生する。この警告は、マンコンベア1自身に表示するとともに保守センターに警告信号LR(LL)を送信する。そして、ステップS46において、踏板速度Vsを左右の手摺速度指令Voとして生成する。
また、ステップS42において、ローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された手摺速度VhRの差、または同じくローラ回転速度検出器15により検出されたローラ回転速度Vrと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL2以内でない場合も同様に、ステップS45、ステップS46の処理を行う。
次に、ステップS44において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側の手摺速度検出器18Rにより検出された右側の手摺速度VhRの差、または踏板速度Vsと左側の手摺速度検出器18Lにより検出された左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL3以内でない場合は、ステップS47に進み、ステップS45とは異なる警告信号HR(HL)をマンコンベア1自身に発生させ、保守センターに警告信号HR(HL)を送信する。そして、ステップS48において、マンコンベア1の踏板2および左右の手摺10R、10Lを停止させる。
このような構成によれば、設定値±SL1を手摺用電動機13のすべり補正限界値と手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値との差分値、設定値±SL2を右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値、設定値±SL3をマンコンベア1の踏板速度と右側(左側)の手摺速度の偏差限界値と設定すると、右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷を加速することなく、手摺用電動機13のすべり補正限界値まで手摺速度を補正して踏板速度との差を最小限にすることが可能となる。
そして、各ローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL2以内で、踏板速度Vsと右側の手摺速度VhRの差または踏板速度Vsと左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL1以内でない場合は、想定以上の手摺走行負荷が発生していることを検知でき、乗客による負荷増加であれば乗客への注意喚起を行うとともに、この警告が継続して発生するようであれば、手摺走行系の異常も考えられるのでメンテナンス作業のスケジュールを計画することができる。
また、ローラ回転速度Vrと右側の手摺速度VhRの差、または同じくローラ回転速度Vrと左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL2以内でない場合は、右側の手摺10Rと各ローラ12Ra、12Rb間または左側の手摺10Lと各ローラ12La、12Lb間のトラクション駆動性能が低下していることを検知でき、トラクション駆動性能を改善するためのメンテナンス作業の計画をすることができる。
さらに、踏板速度Vsと右側の手摺速度VhRの差または踏板速度Vsと左側の手摺速度VhLの差のどちらかが設定値±SL3以内でない場合は、従来と同様にマンコンベア1上の乗客が転倒する恐れがあるため、直ちにマンコンベア1を停止させて乗客の安全を確保することが可能である。この構成により、想定内の手摺走行負荷であれば、右側(左側)の手摺10R(10L)および各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)の磨耗損傷を加速することなく、踏板速度と右側(左側)の手摺速度の差を最小限に抑えることができ、乗客の安全をより確保すること可能となる。
実施の形態5.
図9は、この発明の実施の形態5による手摺駆動装置の制御装置の構成を示す図である。図9において、マンコンベア1の踏板2は、踏板チェーン3に連結されている。この踏板チェーン3には、マンコンベア1の上部に設置された踏板用電動機5と踏板用減速機6からなる踏板用駆動機の動力がチェーン7とスプロケット8及びスプロケット4を介して伝達されている。右側(左側)の手摺10R(10L)は、左右別々に設けられた右側(左側)の手摺用電動機13Ra、13Rb(13La、13Lb)と手摺用減速機14Ra、14Rb(14La、14Lb)からなる手摺用駆動機の動力をチェーン16Ra、16Rb(16La、16Lb)を介して各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)に伝達し、手摺10R(10L)をローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)と押し付けローラ17Ra、17Rb(17La、17Lb)で挟持することにより手摺10R(10L)を駆動している。ここで、手摺用電動機13Ra、13Rb(13La、13Lb)には、回転速度検出器(例えばエンコーダ)24Ra、24Rb(24La、24Lb)が設けられており、指令値に対してフィードバック制御を行う構成となっている。なお、11Ra、11Rb(11La、11Lb)は右側(左側)の手摺駆動装置を示し、片側に手摺駆動装置が2台設けられている場合であり、マンコンベアの階高によっては手摺駆動装置の台数が異なる。また、チェーン16Ra、16Rb、16La、16Lbはタイミングベルトやギアなど直結構造でも良い。
踏板2の駆動速度は、制御盤21から所望の速度指令を踏板用駆動機に入力することにより行う。右側(左側)の手摺10R(10L)の駆動速度は、踏板用駆動機に取り付けられた踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと、右側(左側)の手摺10R(10L)に取り付けられた手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)とから、速度差分比較部19により、踏板速度Vsと手摺速度VhR(VhL)が一致するような右側(左側)の手摺10R(10L)の速度指令を生成して、右側(左側)の各手摺用駆動機の速度可変装置20Ra、20Rb(20La、20Lb)(例えばインバータ)で右側(左側)の手摺用電動機の速度を変化させる。
図10は、速度差分比較部19の動作を説明するフローチャートである。速度差分比較部19の動作を図10に示すフローチャートに従って説明する。ステップS51において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL1以内であれば、ステップS52に進む。ステップS52において、式(5)に従い右側(左側)の各手摺用電動機への速度指令VoRa、VoRb(VoLa、VoLb)を生成する。
VoRa=VoRb=Vs+(Vs−VhR) (5)
(VoLa=VoLb=Vs+(Vs−VhL))
他方、ステップS51において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL1以内でなければ、ステップS53に進む。ステップS53において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された手摺速度VhR(VhL)の差が±SL3(SL1<SL3)以内であれば、ステップS54に進み、踏板2と右側(左側)の手摺10R(10L)の速度差が異常であることを知らせる警告信号LR(LL)を発生する。この警告は、マンコンベア1自身に表示するとともに保守センターに警告信号LR(LL)を送信する。そして、ステップS56において、踏板速度Vsを右側(左側)の各手摺用電動機の速度指令VoRa、VoRb(VoLa、VoLb)として生成する。
次に、ステップS53において、踏板速度検出器9より検出された踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度検出器18R(18L)により検出された右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL3以内でない場合は、ステップS56に進み、ステップS54とは異なる警告信号HR(HL)をマンコンベア1自身に発生させ、保守センターに警告信号HR(HL)を送信する。そして、ステップS57において、マンコンベア1の踏板2および左右の手摺10R、10Lを停止させる。
このような構成によれば、設定値±SL2を右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷が急激に加速するすべり補正限界値、設定値±SL3をマンコンベア1の踏板速度と右側(左側)の手摺速度の偏差限界値と設定すると、右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間の磨耗損傷を加速することなく、手摺速度を補正して踏板速度に一致させることが可能となる。
そして、各ローラ回転速度VrRa、VrRb(VrLa、VrLb)と右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL2以内で、踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL1以内でない場合は、想定以上の手摺走行負荷が発生していることを検知でき、乗客による負荷増加であれば乗客への注意喚起を行うとともに、この警告が継続して発生するようであれば、手摺走行系の異常も考えられるのでメンテナンス作業のスケジュールを計画することができる。
また、右側(左側)の各速度可変装置20Ra、20Rb(20La、20Lb)と右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差のどれかが設定値±SL2以内でない場合は、右側(左側)の手摺10R(10L)と各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)間のトラクション駆動性能が低下していることを検知でき、トラクション駆動性能を改善するためのメンテナンス作業の計画をすることができる。
さらに、踏板速度Vsと右側(左側)の手摺速度VhR(VhL)の差が設定値±SL3以内でない場合は、従来と同様にマンコンベア1上の乗客が転倒する恐れがあるため、直ちにマンコンベア1を停止させて乗客の安全を確保することが可能である。この構成により、想定内の手摺走行負荷であれば、右側(左側)の手摺10R(10L)および各ローラ12Ra、12Rb(12La、12Lb)の磨耗損傷を加速することなく、踏板速度と右側(左側)の手摺速度を一致させることができ、乗客の安全をより確保すること可能となる。
1 マンコンベア、2 踏板、3 踏板チェーン、4 スプロケット、5 踏板用電動機、6 踏板用減速機、7 チェーン、8 スプロケット、9 踏板速度検出器、10 手摺、11 手摺駆動装置、12 ローラ、13 手摺用電動機、14 手摺用減速機、15 ローラ回転速度検出器、16 チェーン、17 押さえ付けローラ、18 手摺速度検出器、19 速度差分比較部、20 速度可変装置、21 出力軸、22 伝達軸、23 伝達チェーン、24 回転速度検出器。

Claims (9)

  1. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差及び前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記速度差分比較部からの速度指令値に応じて前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とし、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲内で、かつ前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より小さな値の設定値SL2の範囲内のときに、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とする、手摺駆動装置の制御装置。
  2. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差及び前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記速度差分比較部からの速度指令値に応じて前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え、
    前記速度可変装置は、1台で複数台の手摺を駆動する駆動機を駆動し、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された夫々の手摺速度との差の平均を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とし、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲内で、かつ前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より小さな値の設定値の範囲内のときに、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された夫々手摺速度との差の平均を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とする、手摺駆動装置の制御装置。
  3. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差及び前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記速度差分比較部からの速度指令値に応じて前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え、
    前記手摺駆動装置は、複数台備えられ、
    複数台の手摺駆動装置を伝達軸と伝達チェーンで連結し、1台の駆動機で駆動し、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された夫々の手摺速度との差の平均を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とし、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲内で、かつ前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より小さな値の設定値の範囲内のときに、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された夫々手摺速度との差の平均を補正した値を前記手摺駆動装置の速度指令とする、手摺駆動装置の制御装置。
  4. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度が前記速度差分比較部からの速度指令値に追従するように前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備えた手摺駆動装置の制御装置。
  5. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差及び前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記速度差分比較部からの速度指令値に応じて前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲内で、かつ前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より小さな値の設定値の範囲外のときに、警告信号を発生すると共に、前記手摺速度検出器により検出された手摺速度を前記手摺駆動装置の速度指令とする、手摺駆動装置の制御装置。
  6. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度が前記速度差分比較部からの速度指令値に追従するように前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲内で、かつ前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より小さな値の設定値の範囲外のときに、警告信号を発生すると共に、前記手摺速度検出器により検出された手摺速度を前記手摺駆動装置の速度指令とする、手摺駆動装置の制御装置。
  7. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差及び前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記速度差分比較部からの速度指令値に応じて前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲外で、かつ前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より大きな値の設定値の範囲内のときに、警告信号を発生すると共に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度を前記手摺駆動装置の速度指令とする、手摺駆動装置の制御装置。
  8. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度が前記速度差分比較部からの速度指令値に追従するように前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え、
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲外で、かつ前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が前記設定値より大きな値の設定値の範囲内のときに、警告信号を発生すると共に、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度を前記手摺駆動装置の速度指令とする、手摺駆動装置の制御装置。
  9. 踏板を駆動する駆動機と手摺を駆動する駆動機とが別々に設けられたマンコンベアにおける手摺駆動装置の制御装置において、
    前記踏板の速度を検出する踏板速度検出器と、
    前記手摺の速度を検出する手摺速度検出器と、
    前記手摺駆動装置本体のローラの回転速度を検出するローラ回転速度検出器と、
    前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差に基づいて前記手摺駆動装置の駆動機への速度指令値を生成する速度差分比較部と、
    前記ローラ回転速度検出器により検出されたローラ回転速度が前記速度差分比較部からの速度指令値に追従するように前記手摺駆動装置の駆動機を駆動する速度可変装置と
    を備え
    前記速度差分比較部は、前記踏板速度検出器により検出された踏板速度と前記手摺速度検出器により検出された手摺速度との差が設定値の範囲外で、かつ前記設定値より大きな値の設定値の範囲外のときに、警告信号を発生すると共に、前記踏板および前記手摺を停止させる指令を出力する、手摺駆動装置の制御装置。
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