JP5323288B2 - 部品実装装置、ノズル及び部品実装位置補正方法 - Google Patents

部品実装装置、ノズル及び部品実装位置補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品を保持するノズルを備え、当該ノズルに保持された部品を基板に実装する部品実装装置、ノズル及び部品実装位置補正方法に関する。
ノズルで部品を保持し、当該部品を基板に実装する部品実装装置が知られている。この部品実装装置では、部品を基板の正確な位置に実装することが重要であるが、部品を基板へ実装する際に、位置ずれが生じる場合がある。
このため、従来、部品を基板へ実装する際の位置ずれを補正することで、部品を基板の正確な位置に実装することができる部品実装装置が開示されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1に開示されている部品実装装置においては、ノズル後方に配置されたA面と、ノズル先端のB面とを撮像する。これにより、ノズルの位置と部品の位置を認識し、部品を基板へ実装する際の位置ずれを補正することができる。
特許文献2に開示されている部品実装装置においては、ノズル先端に配置されている反射面に光を照射して反射した光を撮像するとともに、ノズルに保持されている部品にも光を照射して撮像する。これにより、ノズルの位置と部品の位置を認識し、部品を基板へ実装する際の位置ずれを補正することができる。
特許第3847070号公報 特許第4015402号公報
しかしながら、上記従来の部品実装装置においては、ノズルの位置を正確に認識することができないため、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができないという問題がある。
すなわち、上記特許文献1に開示されている部品実装装置においては、ノズル後方に配置されたA面を撮像することで、ノズルの位置を認識する。しかし、ノズル後方の位置では、撮像部のピントが合わず、当該A面を精度良く撮像することができない。このため、ノズルの位置を正確に認識することができず、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができない。
また、上記特許文献2に開示されている部品実装装置においては、反射面に光を照射して反射した光を撮像することで、ノズルの位置を認識する。しかし、当該反射面がムラがない状態に磨かれていないと、撮像部が撮像する反射面の輪郭がぼやけて不鮮明になり、当該反射面を精度良く認識することができない。このため、ノズルの位置を正確に認識することができず、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができない。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる部品実装装置、ノズル及び部品実装位置補正方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる部品実装装置は、部品を保持するノズルを備え、前記ノズルに保持された部品を基板に実装する部品実装装置であって、前記ノズルは、前記ノズルの本体であるノズル本体部と、前記ノズル本体部の後方に配置され、前方から照射される光を反射させる反射部材とを有し、前記ノズル本体部は、前方から見た場合に、前記ノズル本体部が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を前部に有し、前記部品実装装置は、さらに、前記反射部材の前方に配置され、前記反射部材に前方から光を照射する第一照射部と、前記ノズルの前方に配置され、前記第一照射部が照射して前記反射部材で反射される光によって、前記最大周縁部を撮像する撮像部とを備える。
これによれば、部品実装装置は、ノズル本体部の前部に、前方から見た場合に、反射部材より前方のノズル本体部が有する周縁部のうち最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を有しており、ノズル本体部後方の反射部材で反射される光によって、当該最大周縁部を撮像する。つまり、ノズル本体部の前部に最大周縁部を配置することで、撮像部がピントが実質的に合った状態で最大周縁部を撮像することができ、最大周縁部を精度良く撮像することができる。また、最大周縁部に光を照射して撮像するのではなく、ノズル本体部より後方の反射部材で反射される光によって、ノズル本体部の前部に位置する当該最大周縁部を撮像するため、最大周縁部の輪郭がぼやけにくく(ぼやけを抑制して)、最大周縁部を精度良く撮像することができる。これにより、部品実装装置は、ノズルの位置を正確に認識することができ、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、好ましくは、前記ノズル本体部は、前記撮像部と対向する位置に、前記最大周縁部を周縁部とし、光の反射を抑制する非反射性の前面部を有する。
これによれば、ノズル本体部は、撮像部と対向する位置に、最大周縁部を周縁部とする非反射性の前面部を有する。これにより、部品実装装置は、反射部材で反射される光によって、最大周縁部のシルエットを撮像する透過認識を精度良く行うことができる。このため、部品実装装置は、ノズルの位置を正確に認識することができ、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、好ましくは、前記ノズル本体部は、前後方向と直交する方向において前記最大周縁部に近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備える。
これによれば、ノズル本体部は、最大周縁部に近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備える。これにより、部品実装装置は、当該エッジ部を撮像することで、最大周縁部の輪郭がぼやけにくく、最大周縁部を精度良く撮像することができる。このため、部品実装装置は、ノズルの位置を正確に認識することができ、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、好ましくは、前記エッジ部は、後方の周縁部ほど、前記ノズル本体部の軸との距離が小さくなる。
これによれば、ノズル本体部のエッジ部は、後方の周縁部ほど、ノズル本体部の軸との距離が小さくなる。これにより、ノズル本体部は、例えば、キャンドル形状のノズルによって実現することができる。
また、好ましくは、前記最大周縁部は、前記ノズル本体部の先端面からの前後方向の距離が4mm以下の位置に配置されている。
これによれば、最大周縁部は、ノズル先端面からの距離が4mm以下の位置に配置されている。つまり、最大周縁部は、撮像部の焦点深度を考慮して、ピントが実質的に合う位置に配置されている。このため、撮像部は、ピントが実質的に合った状態で最大周縁部を撮像することができ、最大周縁部を精度良く撮像することができる。これにより、部品実装装置は、ノズルの位置を正確に認識することができ、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、好ましくは、前記ノズル本体部は、前記最大周縁部を周縁部とする別体の部材を備える。
これによれば、ノズル本体部のうち、最大周縁部を周縁部とする部材は、別体で構成されている。このため、当該部材を製造し、ノズル本体部に取り付けることで、最大周縁部をノズル本体部に有するノズルを形成することができるので、ノズルを容易に製造することができ、製造コストも低減できる。
また、好ましくは、さらに、前記撮像部が撮像した前記最大周縁部の撮像結果から、前記ノズルの基準位置を取得する位置取得部と、取得された前記ノズルの基準位置を用いて、前記ノズルの位置を補正する位置補正部とを備える。
これによれば、部品実装装置は、撮像部が撮像した最大周縁部の撮像結果から、ノズルの基準位置を取得し、ノズルの位置を補正する。これにより、ノズルの基準位置を用いて、正確にノズルの位置を補正することができるので、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、好ましくは、さらに、前記ノズルに保持されている部品に光を照射する第二照射部を備え、前記撮像部は、さらに、前記第二照射部が照射した光によって前記部品を撮像し、前記位置取得部は、さらに、前記撮像部が撮像した前記部品の撮像結果から、前記部品の基準位置を取得し、前記位置補正部は、取得された前記ノズルの基準位置と前記部品の基準位置とから得られる、前記ノズルと前記部品との位置関係を用いて、前記ノズルの位置を補正することで、前記ノズルによる前記部品の実装位置を補正する。
これによれば、部品実装装置は、撮像部が撮像した部品の撮像結果から、部品の基準位置を取得し、ノズルの基準位置と部品の基準位置とから得られるノズルと部品との位置関係を用いて、ノズルの位置を補正することで、ノズルによる部品の実装位置を補正する。これにより、ノズルの基準位置と部品の基準位置とを用いて、正確にノズルの位置を補正することができるので、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明にかかるノズルは、基板に部品を実装する部品実装装置に備えられ、当該部品を保持するノズルであって、前記ノズルの本体であるノズル本体部と、前記ノズル本体部の後方に配置され、前方から照射される光を反射させる反射部材とを備え、前記ノズル本体部は、前方から見た場合に、前記ノズル本体部が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を前部に有する。
これによれば、ノズルは、ノズル本体部と、ノズル本体部の後方に反射部材とを備え、また、ノズル本体部の前部に、前方から見た場合に、ノズル本体部が有する周縁部のうち最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を備えている。これにより、部品実装装置において、ノズル本体部の前部の最大周縁部を撮像することで、ピントが実質的に合った状態で最大周縁部を撮像することができ、最大周縁部を精度良く撮像することができる。また、部品実装装置において、ノズル本体部後方の反射部材で反射される光によって最大周縁部を撮像することで、最大周縁部に直接光を照射して撮像する場合に比べて最大周縁部の輪郭がぼやけにくく(ぼやけを抑制して)、最大周縁部を精度良く撮像することができる。これにより、ノズルの位置を正確に認識することができるので、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができるノズルを実現することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明にかかる部品実装位置補正方法は、部品を保持するノズルを備え、前記ノズルに保持された部品を基板に実装する部品実装装置の実装位置を補正する部品実装位置補正方法であって、前記ノズルは、前記ノズルの本体であるノズル本体部と、前記ノズル本体部の後方に配置され、前方から照射される光を反射させる反射部材とを有し、前記ノズル本体部は、前方から見た場合に、前記ノズル本体部が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を前部に有し、前記部品実装位置補正方法は、前記反射部材に前方から光を照射する第一照射ステップと、前記第一照射ステップで照射されて前記反射部材で反射される光によって、前記最大周縁部を撮像する第一撮像ステップと、撮像された前記最大周縁部の撮像結果から、前記ノズルの基準位置を取得する第一位置取得ステップと、取得された前記ノズルの基準位置を用いて、前記ノズルの位置を補正することで、前記ノズルによる前記部品の実装位置を補正する位置補正ステップとを含む。
これによれば、部品実装位置補正方法において、反射部材に光を照射して当該反射部材で反射される光によって最大周縁部を撮像し、最大周縁部の撮像結果からノズルの基準位置を取得して、当該ノズルの基準位置を用いて、ノズルの位置を補正することで、ノズルによる部品の実装位置を補正する。これにより、ノズルの基準位置を用いて、正確にノズルの位置を補正することができるので、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、好ましくは、さらに、前記ノズルに保持されている部品に光を照射する第二照射ステップと、前記部品に照射された光によって、前記部品を撮像する第二撮像ステップと、撮像された前記部品の撮像結果から、前記部品の基準位置を取得する第二位置取得ステップとを含み、前記位置補正ステップでは、取得された前記ノズルの基準位置と前記部品の基準位置とから得られる、前記ノズルと前記部品との位置関係を用いて、前記ノズルの位置を補正することで、前記ノズルによる前記部品の実装位置を補正する。
これによれば、部品に光を照射して部品を撮像し、部品の撮像結果から部品の基準位置を取得して、ノズルの基準位置と部品の基準位置とから得られるノズルと部品との位置関係を用いて、ノズルの位置を補正することで、ノズルによる部品の実装位置を補正する。これにより、ノズルの基準位置と部品の基準位置とを用いて、正確にノズルの位置を補正することができるので、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
なお、本発明は、このような部品実装位置補正方法として実現することができるだけでなく、当該部品実装位置補正方法に含まれる特徴的な処理をコンピュータに実行させるプログラムや集積回路として実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体及びインターネット等の伝送媒体を介して流通させることができるのは言うまでもない。
本発明によれば、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる部品実装装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる部品実装装置の構成を示す外観図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる部品実装装置の内部の主要な構成を示す平面図である。 図3は、本発明の実施の形態にかかるヘッドと撮像装置との位置関係を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態にかかるノズル及び撮像装置の構成を示す図である。 図5Aは、本発明の実施の形態にかかるノズルのノズル本体部の構成を示す図である。 図5Bは、本発明の実施の形態にかかるノズルのノズル本体部の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態にかかる制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施の形態にかかる制御装置が部品の実装位置を補正する処理を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態にかかる制御装置が部品の実装位置を補正する処理を説明するための図である。 図9Aは、本実施の形態の変形例1にかかるノズルのノズル本体部が備える最大周縁部材の構成を示す図である。 図9Bは、本実施の形態の変形例2にかかるノズルのノズル本体部が備える最大周縁部材の構成を示す図である。 図10Aは、本実施の形態の変形例3にかかるノズルが備える最大周縁部材の構成を示す図である。 図10Bは、本実施の形態の変形例4にかかるノズルが備える最大周縁部材の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態にかかる部品実装装置について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる部品実装装置10の構成を示す外観図である。
図2は、本発明の実施の形態にかかる部品実装装置10の内部の主要な構成を示す平面図である。
図1に示すように、部品実装装置10は、基板30に部品を実装し、実装基板を生産する装置であり、内部に、制御装置20(図示せず)を備えている。制御装置20は、部品実装装置10の動作を制御するコンピュータである。この制御装置20の詳細な説明については、後述する。なお、制御装置20は、部品実装装置10の内部に備えられていなくともよく、部品実装装置10の外部に配置されたパーソナルコンピュータなどのコンピュータであってもよい。
また、図2に示すように、部品実装装置10は、基板30に対して部品を実装する2つの実装ユニットを備えている。2つの実装ユニットは、お互いが協調し1枚の基板30に対して実装作業を行う。当該実装ユニットは、ヘッド100、撮像装置200及び部品供給部300を備えている。
部品供給部300は、部品テープを収納する複数の部品カセット310の配列からなる。なお、部品テープとは、例えば、同一部品種の複数の部品がテープ(キャリアテープ)上に均等に並べられたものであり、リール等に巻かれた状態で供給される。また、部品テープに並べられる部品は、例えばBGAやチップ部品等である。
ヘッド100は、複数のノズルを備えており、部品カセット310に収容された部品テープの部品を当該ノズルで吸着して、吸着した部品を基板30上に搬送し、基板30に当該部品を装着する。なお、ノズルの詳細な説明については、後述する。
撮像装置200は、ヘッド100に吸着保持されている部品をその下方側から撮像する装置であり、当該部品を認識するために用いられる。具体的には、撮像装置200は、ヘッド100のノズルに吸着された部品を撮像し、その部品の吸着状態を2次元又は3次元的に検査する。なお、撮像装置200の詳細な説明については、後述する。
図3は、本発明の実施の形態にかかるヘッド100と撮像装置200との位置関係を示す図である。
同図に示すように、ヘッド100は、部品を保持する複数のノズル110を備えている。本実施の形態の場合、ノズル110は、真空吸着により部品を保持するノズルである。また、ヘッド100は、ノズル110をそれぞれ独立にZ軸方向に上下動させる機構を備えており、部品を保持して搬送し、基板30に部品を装着する機能を備えている。
つまり、ヘッド100は、部品供給部300に配置されている部品をノズル110に吸着保持させ、ノズル110が撮像装置200の上方に配置されるように、移動する。そして、撮像装置200は、ノズル110及びノズル110が保持している部品を撮像することで、ノズル110及び当該部品の位置を認識する。
その後、ヘッド100は、ノズル110を基板30の実装位置に移動させ、撮像装置200の撮像結果を用いて、ノズル110の位置を補正し、ノズル110に保持されている部品を基板30に装着する。
次に、ノズル110及び撮像装置200の詳細な構成について、説明する。
図4は、本発明の実施の形態にかかるノズル110及び撮像装置200の構成を示す図である。
同図に示すように、ノズル110は、ノズル110の本体であるノズル本体部111と、ノズル本体部111の後方に配置された反射部材113とを備えている。そして、ノズル本体部111は、その前部に最大周縁部材112を備えている。
つまり、ノズル110の後部には、反射部材113が備えられ、ノズル110の前部には最大周縁部材112が備えられている。ここで、前方とは、同図の下方向(Z軸マイナス方向)を示しており、後方とは、同図の上方向(Z軸プラス方向)を示している。
反射部材113は、前方(Z軸マイナス側)から照射される光を反射させる反射部材である。具体的には、反射部材113は、光を反射させるアルミニウム製の円盤形状の反射板である。なお、反射部材113は、光を反射させることができればよく、材質及び形状は、アルミニウム製の円盤形状に限定されない。
最大周縁部材112は、前方(Z軸マイナス側)から見た場合に、反射部材113より前方のノズル本体部111が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を有した部材である。つまり、最大周縁部材112は、ノズル本体部111の中で最大の外径を有するドーナツ形状の例えばセラミックス製の部材である。最大周縁部の詳細な説明は、後述する。
なお、本実施の形態では、最大周縁部材112は、ノズル本体部111の他の部位とは別体で構成されているが、最大周縁部材112は、ノズル本体部111の他の部位と一体に形成されていることにしてもよい。また、最大周縁部材112の材質及び形状は、例えば金属製や樹脂製の円筒形状など、セラミックス製のドーナツ形状には限定されない。
また、撮像装置200は、撮像部210、及び第二照射部230を備えている。
第一照射部220は、反射部材113の前方に配置され、反射部材113に前方から光を照射する発光装置である。なお、第一照射部220は、反射部材113に光を照射できればよく、自らが発光していなくともよい。
第二照射部230は、ノズル110に保持されている部品40に光を照射する発光装置である。なお、第二照射部230は、部品40に光を照射できればよく、自らが発光していなくともよい。
撮像部210は、ノズル110の前方に配置され、第一照射部220が照射して反射部材113で反射される光によって、ノズル本体部111の前部に位置する最大周縁部材112の最大周縁部を撮像するカメラである。また、撮像部210は、さらに、第二照射部230が照射した光によって部品40を撮像する。
次に、ノズル110のノズル本体部111の詳細な構成について、説明する。
図5A及び図5Bは、本発明の実施の形態にかかるノズル110のノズル本体部111の構成を示す図である。ここで、図5Bは、図5Aに示されたノズル110を下方から見た図である。
これらの図に示すように、ノズル本体部111の最大周縁部材112は、その前面(Z軸マイナス側の面)に部材前面部112aを有し、周縁部に最大周縁部112bを有している。最大周縁部材112は、例えば、外径2mm〜3mm、内径約1.5mm、厚み約1mmのドーナツ形状の部材であるが、この形状に限定されるものではない。
最大周縁部112bは、前方(Z軸マイナス側)から見た場合に、反射部材113より前方に位置するノズル本体部111が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である。つまり、最大周縁部112bは、ノズル本体部111が有する周縁部のうち、最大の周縁部であり、例えば、直径が2mm〜3mmの円形状の部位である。
また、最大周縁部112bは、ノズル本体部111の先端面からの前後方向(Z軸方向)の距離D1が4mm以下、例えば0.4〜4mmの位置に配置されている。なお、最大周縁部112bは、好ましくは、距離D1が0.4〜3mmの位置に配置されている。ここで、撮像装置200は、部品40の前面(Z軸マイナス側の面)から後方(Z軸プラス方向)に距離D2離れた位置まで、最大周縁部112bによる位置、例えば中心位置を実質的に正確に撮像できることとする。
具体的には、例えば距離D2は、撮像装置200が撮像する部品の厚みの8〜10倍以下、好ましくは2〜5倍程度の距離である。つまり、撮像装置200により実質的に撮像可能な焦点深度相当の位置で、最大周縁部112bは、撮像装置200が正確に撮像できる距離D2内に配置されているため、撮像装置200により最大周縁部112bを実質的に正確に撮像することができる。なお、部品40は、例えば、0402チップ部品や0603チップ部品などの厚み(Z軸方向の厚み)が0.2〜0.4mm程度の部品である。
部材前面部112aは、撮像部210と対向する位置に配置されたノズル本体部111の最大周縁部材112の前面部であり、最大周縁部112bを周縁部とし、光の反射を抑制する非反射性の前面部である。つまり、部材前面部112aは、黒色や暗色などの、照射される光の色に対して補色となる色を有する非拡散性の面部である。
なお、上述の最大周縁部112bのノズル本体部111の先端面からの前後方向(Z軸方向)の距離D1が0.4〜4mmの位置に配置されているとして、下限が0mmでないのは、ノズル110の部品40の吸着面と部材前面部112aとの間に段差部(隙間)を設けるためである。つまり、当該段差部により、部品40の実装動作時に、隣接する実装済みの部品と部材前面部112aとの干渉を防止し、部材前面部112aに汚れが転写するのを抑制することができるため、ノズル本体部111の最大周縁部112bの撮像品質を高品質に維持することが可能である。
次に、部品実装装置10が備える制御装置20について、詳述する。
図6は、本発明の実施の形態にかかる制御装置20の機能構成を示すブロック図である。
制御装置20は、ノズル110に保持された部品40を基板30に実装する部品実装装置10の実装位置を補正する装置である。同図に示すように、制御装置20は、照射制御部21、撮像制御部22、位置取得部23及び位置補正部24を備えている。
照射制御部21は、第一照射部220を発光させて、反射部材113に前方から光を照射させる。また、照射制御部21は、第二照射部230を発光させて、ノズル110に保持されている部品40に光を照射させる。
撮像制御部22は、撮像部210に、第一照射部220が照射して反射部材113で反射される光を用いて、反射部材113より前方のノズル本体部111の前部に位置するノズル110に保持される部品の撮像される面より大きい最大周縁部112bを撮像させる。また、撮像制御部22は、撮像部210に、部品40に照射された光を用いて、部品40を撮像させる。
位置取得部23は、撮像部210が撮像した最大周縁部112bの撮像結果から、ノズル110の基準位置を取得する。また、位置取得部23は、撮像部210が撮像した部品40の撮像結果から、部品40の基準位置を取得する。
位置補正部24は、位置取得部23が取得したノズル110の基準位置を用いて、ノズル110の位置を補正する。具体的には、位置補正部24は、位置取得部23が取得したノズル110の基準位置と部品40の基準位置とから得られる、ノズル110と部品40との位置関係を用いて、ノズル110の位置を補正することで、ノズル110による部品40の実装位置を補正する。
次に、制御装置20が部品40の基板30への実装位置を補正する処理について、詳述する。
図7は、本発明の実施の形態にかかる制御装置20が部品40の実装位置を補正する処理を示すフローチャートである。
図8は、本発明の実施の形態にかかる制御装置20が部品40の実装位置を補正する処理を説明するための図である。
まず、図7に示すように、照射制御部21は、反射部材113と部品40とに光を照射させる(S102)。具体的には、照射制御部21は、第一照射部220を発光させて、反射部材113に前方から光を照射させる。また、照射制御部21は、第二照射部230を発光させて、ノズル110に保持されている部品40に光を照射させる。
ここで、図8に示すように、反射部材113及び部品40に光が照射されることで、反射部材113及び部品40で光が反射される。なお、最大周縁部112bを周縁部とする最大周縁部材112の部材前面部112aは、非反射性であるため、部材前面部112aでの光の反射は抑制される。
そして、図7に戻り、撮像制御部22は、撮像部210に、最大周縁部112bと部品40とを撮像させる(S104)。具体的には、撮像制御部22は、撮像部210に、第一照射部220が照射して反射部材113で反射される光を用いて、最大周縁部112bを撮像させる。また、撮像制御部22は、撮像部210に、部品40に照射された光を用いて、部品40を撮像させる。
ここで、最大周縁部112bがノズル110に保持された部品40の面よりも大きい場合には、最大周縁部112bと部品40とを同時に撮像可能であり、より精度の高い位置ずれ補正動作が可能である。
ここで、図8に示すように、反射部材113で光が反射され、非反射性の部材前面部112aでは光の反射が抑制されるので、境界である最大周縁部112bがぼやけにくく(ぼやけを抑制して)、撮像することができる。また、最大周縁部112bのノズル本体部111の先端面からの前後方向(Z軸方向)の距離D1が変動、あるいは撮像装置200による実質的に撮像可能な焦点深度位置より多少(距離D1、D2に対して例えば0.5〜0.8倍程度、あるいは1〜2mm程度の距離)外れる場合であっても、実質的に正確に撮像することができる。つまり、最大周縁部112bは、撮像部210のピントが実質的に合う距離に配置されているため、撮像部210によって最大周縁部112bを正確に撮像することができる。
なお、本実施の形態では、部品40を保持しているノズル110の先端部も非反射性の表面を有しており、部品40に光を照射して部品40を光らせることで、部品40を正確に撮像することができる。
そして、図7に戻り、位置取得部23は、撮像部210が撮像した最大周縁部112bの撮像結果から、ノズル110の基準位置を取得する(S106)。例えば、位置取得部23は、最大周縁部112bの中心位置を、ノズル110の基準位置として取得する。
また、位置取得部23は、撮像部210が撮像した部品40の撮像結果から、部品40の基準位置を取得する(S108)。例えば、位置取得部23は、部品40の中心位置を、部品40の基準位置として取得する。
そして、位置補正部24は、ノズル110による部品40の実装位置を補正する(S110)。具体的には、位置補正部24は、位置取得部23が取得したノズル110の基準位置と部品40の基準位置とから得られる、ノズル110と部品40との位置関係を用いて、ノズル110の位置を補正することで、ノズル110による部品40の実装位置を補正する。例えば、位置補正部24は、最大周縁部112bの中心位置と部品40の中心位置とのずれを補正することで、ノズル110による部品40の実装位置を補正する。
以上のように、本実施の形態にかかる部品実装装置10によれば、ノズル本体部111の前部に、さらにその前方から見た場合に、反射部材113より前方のノズル本体部111が有する周縁部のうち最も外側に配置される周縁部である最大周縁部112bを有しており、ノズル本体部111の後方の反射部材113で反射される光によって、当該最大周縁部112bを撮像する。つまり、ノズル本体部111の前部に最大周縁部112bを配置することで、撮像部210がピントが実質的に合った状態で最大周縁部112bを撮像することができ、最大周縁部112bを精度良く撮像することができる。また、最大周縁部112bに光を照射して撮像するのではなく、ノズル本体部111より後方の反射部材113で反射される光によって、ノズル本体部111の前部に位置する最大周縁部112bを撮像するため、最大周縁部112bの輪郭がぼやけにくく、最大周縁部112bを精度良く撮像することができる。これにより、部品実装装置10は、ノズル110の位置を正確に認識することができ、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、ノズル本体部111は、撮像部210と対向する位置に、最大周縁部112bを周縁部とする非反射性の部材前面部112aを有する。これにより、部品実装装置10は、反射部材113で反射される光によって、最大周縁部112bのシルエットを撮像する透過認識を精度良く行うことができる。このため、部品実装装置10は、ノズル110の位置を正確に認識することができ、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、最大周縁部112bは、ノズル110の先端面からの距離が例えば0.4〜4mmの位置に配置されている。つまり、最大周縁部112bは、撮像部210の焦点深度を考慮して、ピントが実質的に合う位置に配置されている。このため、撮像部210は、ピントが実質的に合った状態で最大周縁部112bを撮像することができ、最大周縁部112bを精度良く撮像することができる。これにより、部品実装装置10は、ノズル110の位置を正確に認識することができ、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、ノズル本体部111のうち、最大周縁部112bを周縁部とする最大周縁部材112は、別体で構成されている。このため、最大周縁部材112を製造し、ノズル本体部111に取り付けることで、最大周縁部112bをノズル本体部111の前部に有するノズル110を形成することができるので、ノズル110を容易に製造することができ、製造コストも低減できる。
また、部品実装装置10は、撮像部210が撮像した最大周縁部112bの撮像結果から、ノズル110の基準位置を取得し、ノズル110の位置を補正する。これにより、ノズル110の基準位置を用いて、正確にノズル110の位置を補正することができるので、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、部品実装装置10は、撮像部210が撮像した部品40の撮像結果から、部品40の基準位置を取得し、ノズル110の基準位置と部品40の基準位置とから得られるノズル110と部品40との位置関係を用いて、ノズル110の位置を補正することで、ノズル110による部品40の実装位置を補正する。これにより、ノズル110の基準位置と部品40の基準位置とを用いて、正確にノズル110の位置を補正することができるので、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、本実施の形態にかかるノズル110は、ノズル本体部111と、ノズル本体部111の後方に反射部材113とを備え、また、ノズル本体部111の前部に、前方から見た場合に、ノズル本体部111が有する周縁部のうち最も外側に配置される周縁部である最大周縁部112bを備えている。これにより、部品実装装置10において、ノズル本体部111の前部の最大周縁部112bを撮像することで、ピントが実質的に合った状態で最大周縁部112bを撮像することができ、最大周縁部112bを精度良く撮像することができる。また、部品実装装置10において、ノズル本体部111後方の反射部材113で反射される光によって最大周縁部112bを撮像することで、最大周縁部112bに直接光を照射して撮像する場合に比べて最大周縁部112bの輪郭がぼやけにくく、最大周縁部112bを精度良く撮像することができる。これにより、ノズル110の位置を正確に認識することができるので、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができるノズル110を実現することができる。
また、本実施の形態にかかる部品実装位置補正方法によれば、反射部材113に光を照射して反射部材113で反射される光によって最大周縁部112bを撮像し、最大周縁部112bの撮像結果からノズル110の基準位置を取得して、ノズル110の基準位置を用いて、ノズル110の位置を補正することで、ノズル110による部品40の実装位置を補正する。これにより、ノズル110の基準位置を用いて、正確にノズル110の位置を補正することができるので、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、部品40に光を照射して部品40を撮像し、部品40の撮像結果から部品40の基準位置を取得して、ノズル110の基準位置と部品40の基準位置とから得られるノズル110と部品40との位置関係を用いて、ノズル110の位置を補正することで、ノズル110による部品40の実装位置を補正する。これにより、ノズル110の基準位置と部品40の基準位置とを用いて、正確にノズル110の位置を補正することができるので、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
また、最大周縁部112bがノズル110に保持された部品40の面よりも大きい場合には、最大周縁部112bと部品40とを同時に撮像可能であり、より精度の高い位置ずれ補正動作が可能である。
また、本発明は、このような部品実装位置補正方法として実現することができるだけでなく、当該部品実装位置補正方法に含まれる特徴的な処理をコンピュータに実行させるプログラムや集積回路として実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体及びインターネット等の伝送媒体を介して流通させることができるのは言うまでもない。
次に、本実施の形態の変形例について、説明する。上記実施の形態では、ノズル110は、ドーナツ形状の最大周縁部材112を備えていることとしたが、最大周縁部材112の形状は、限定されない。以下に、図9A〜図10Bを用いて、最大周縁部材112がとり得る種々の形状について、説明する。
(変形例1)
図9Aは、本実施の形態の変形例1にかかるノズル120のノズル本体部121が備える最大周縁部材122の構成を示す図である。
同図に示すように、本変形例1にかかる最大周縁部材122は、前後方向(Z軸方向)と直交する方向(X軸方向またはY軸方向)において、最大周縁部122bに近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備えている。つまり、当該エッジ部の先端部によって、最大周縁部122bが形成されている。
また、最大周縁部122bは、ノズル本体部121の先端面からの前後方向(Z軸方向)の距離が距離D1の位置に配置されている。なお、部材前面部122aは、最大周縁部材122の非反射性の前面部(Z軸マイナス側の面部)である。
以上のように、本実施の形態の変形例1にかかる部品実装装置10によれば、ノズル本体部121は、最大周縁部122bに近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備えている。これにより、部品実装装置10は、当該エッジ部を撮像することで、最大周縁部122bの輪郭がぼやけにくく、最大周縁部122bを精度良く撮像することができる。このため、部品実装装置10は、ノズル120の位置を正確に認識することができ、部品40を基板30へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる。
(変形例2)
図9Bは、本実施の形態の変形例2にかかるノズル130のノズル本体部131が備える最大周縁部材132の構成を示す図である。
同図に示すように、本変形例2にかかる最大周縁部材132は、前後方向(Z軸方向)と直交する方向(X軸方向またはY軸方向)において、最大周縁部132bに近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備えており、当該エッジ部は、後方(Z軸プラス方向)の周縁部ほど、ノズル本体部131の軸との距離が小さくなっている。
つまり、当該エッジ部の先端部によって、最大周縁部132bが形成され、ノズル本体部131は、キャンドル形状のノズルによって実現されている。なお、最大周縁部132bは、ノズル本体部131の先端面からの前後方向(Z軸方向)の距離が距離D1の位置に配置されている。また、部材前面部132aは、最大周縁部材132の非反射性の前面部(Z軸マイナス側の面部)である。
(変形例3)
図10Aは、本実施の形態の変形例3にかかるノズル140が備える最大周縁部材142の構成を示す図である。
同図に示すように、本変形例3にかかる最大周縁部材142は、前方(Z軸マイナス側)から見た場合に、楕円形状の部材である。つまり、最大周縁部142bは、楕円形状の部位である。なお、部材前面部142aは、最大周縁部材142の非反射性の前面部(Z軸マイナス側の面部)である。
(変形例4)
図10Bは、本実施の形態の変形例4にかかるノズル150が備える最大周縁部材152の構成を示す図である。
同図に示すように、本変形例4にかかる最大周縁部材152は、前方(Z軸マイナス側)から見た場合に、四角形状の部材である。つまり、最大周縁部152bは、四角形状の部位である。なお、部材前面部152aは、最大周縁部材152の非反射性の前面部(Z軸マイナス側の面部)である。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る部品実装装置10について説明したが、本発明は、この実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。
今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明は、部品を基板へ実装する際の位置ずれを精度良く補正することができる部品実装装置等に利用できる。
10 部品実装装置
20 制御装置
21 照射制御部
22 撮像制御部
23 位置取得部
24 位置補正部
30 基板
40 部品
100 ヘッド
110、120、130、140、150 ノズル
111、121、131 ノズル本体部
112、122、132、142、152 最大周縁部材
112a、122a、132a、142a、152a 部材前面部
112b、122b、132b、142b、152b 最大周縁部
113 反射部材
200 撮像装置
210 撮像部
220 第一照射部
230 第二照射部
300 部品供給部
310 部品カセット

Claims (5)

  1. 部品を保持するノズルを備え、前記ノズルに保持された部品を基板に実装する部品実装装置であって、
    前記ノズルは、
    前記ノズルの前方から照射される光を反射させる反射部と、
    前記ノズルの本体であり、前記反射部の前方に配置されるノズル本体部とを有し、
    前記ノズル本体部は、前方から見た場合に、前記ノズル本体部が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を前部に有し、
    前記部品実装装置は、さらに、
    前記反射部の前方に配置され、前記反射部に前方から光を照射する第一照射部と、
    前記ノズルの前方に配置され、前記第一照射部が照射して前記反射部で反射される光によって、前記最大周縁部を撮像する撮像部とを備え、
    前記ノズル本体部は、前後方向と直交する方向において前記最大周縁部に近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備える
    品実装装置。
  2. 前記エッジ部は、後方の周縁部ほど、前記ノズル本体部の軸との距離が小さくなる
    請求項に記載の部品実装装置。
  3. 前記最大周縁部は、前記ノズル本体部の先端面からの前後方向の距離が4mm以下の位置に配置されている
    請求項1または2に記載の部品実装装置。
  4. 基板に部品を実装する部品実装装置に備えられ、当該部品を保持するノズルであって、
    前記ノズルの前方から照射される光を反射させる反射部と、
    前記ノズルの本体であり、前記反射部の前方に配置されるノズル本体部とを備え、
    前記ノズル本体部は、前方から見た場合に、前記ノズル本体部が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を前部に有し、
    前記ノズル本体部は、前後方向と直交する方向において前記最大周縁部に近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備える
    ノズル。
  5. 部品を保持するノズルを備え、前記ノズルに保持された部品を基板に実装する部品実装装置の実装位置を補正する部品実装位置補正方法であって、
    前記ノズルは、
    前記ノズルの前方から照射される光を反射させる反射部と、
    前記ノズルの本体であり、前記反射部の前方に配置されるノズル本体部とを有し、
    前記ノズル本体部は、前方から見た場合に、前記ノズル本体部が有する周縁部のうち、最も外側に配置される周縁部である最大周縁部を前部に有し、
    前記ノズル本体部は、前後方向と直交する方向において前記最大周縁部に近づくほど前後方向の幅が小さくなるエッジ部を備え、
    前記部品実装位置補正方法は、
    前記反射部に前方から光を照射する第一照射ステップと、
    前記第一照射ステップで照射されて前記反射部で反射される光によって、前記最大周縁部を撮像する第一撮像ステップと、
    撮像された前記最大周縁部の撮像結果から、前記ノズルの基準位置を取得する第一位置取得ステップと、
    取得された前記ノズルの基準位置を用いて、前記ノズルの位置を補正することで、前記ノズルによる前記部品の実装位置を補正する位置補正ステップと
    を含む部品実装位置補正方法。
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