JP5875676B2 - 撮像装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の撮像対象を1つのレンズ系を通して1つのイメージサークル内に収めて撮像する撮像装置及び画像処理装置に関する発明である。
例えば、部品実装機においては、特許文献1(特開2002−94296号公報)に記載されているように、吸着ノズルに部品を吸着して回路基板に実装する際に、吸着ノズルに吸着した部品をその下方からカメラで撮像して、その画像信号を処理して部品の吸着位置を認識し、吸着ノズルに対する部品の吸着位置のずれ(部品の中心と吸着ノズルの中心とのずれ)を考慮して該部品を回路基板に実装するようにしている。この際、吸着ノズルに吸着した部品をその下方から撮像した画像には、吸着ノズルの中心が部品に隠れて見えないため、部品撮像時に吸着ノズルの中心をカメラの中心に正確に位置合わせして停止させる必要があるが、部品撮像毎に吸着ノズルの中心をカメラの中心に正確に位置合わせして停止させると、その分、部品の吸着から実装までに要する時間が長くなり、生産性が低下する。
そこで、特許文献1では、吸着ノズルに対して予め決められた位置に基準ピンを下向きに設けて、該基準ピンの下端を基準マークとすると共に、該基準マークの高さ位置を吸着ノズルの下端とほぼ同じ高さに設定し、部品撮像時に吸着ノズルに吸着した部品と基準マークの両方をカメラの視野内に収めて撮像し、カメラの画像信号を処理して基準マークを基準にして部品の位置を認識することで、吸着ノズルに対する部品の吸着位置のずれ(部品の中心と吸着ノズルの中心とのずれ)を計測できるようにしている。このようにすれば、部品撮像時に吸着ノズルの中心をカメラの中心に正確に位置合わせする必要がなくなり、吸着ノズルを移動させながら部品を撮像しても(つまり吸着ノズルの中心がカメラの中心からずれていても)、吸着ノズルに対する部品の吸着位置のずれを計測できるようになる。
特開平2002−94296号公報
ところで、図2に示すように、吸着ノズル30に吸着した部品31と基準位置マーク32の両方をカメラのレンズを通して撮像素子33の受光面に結像させて撮像する場合は、部品31の像は、撮像素子33の受光面の中央側領域に結像し、基準位置マーク32の像は、撮像素子33の受光面の端部付近の領域に結像する。基準位置マーク32の位置は、吸着ノズル30に吸着可能な最大サイズの部品31の存在範囲より外側に位置させる必要があるため、撮像素子33の受光面の2辺部付近の領域は、基準位置マーク32のみを撮像する領域Bとなり、部品31を撮像する領域Aとしては利用できない。このため、部品31と基準位置マーク32の両方を撮像する撮像素子33は、従来より縦横の画素数を基準位置マーク32の撮像領域B分だけ増加させた大きなサイズの撮像素子33を使用する必要があり、しかも、撮像素子33のサイズが大きくなれば、その分、イメージサークル34(カメラのレンズを通して撮像対象物がシャープに結像する円形の領域)も大きくする必要があり、その結果、カメラが大型化するばかりか、コストアップ幅も大きいという欠点があった。
ところで、基準位置マーク32(基準ピンの下端)の高さ位置を撮像対象である部品31の下面と同じ高さにすると、吸着ノズル30に部品31を吸着するときや該部品31を基板に実装するとき等に、基準位置マーク32が周辺の物体に衝突する可能性があるため、基準位置マーク32の高さ位置を撮像対象である部品31の下面の高さ位置よりも少し高くして衝突を避ける必要がある。このため、2つの撮像対象(部品31と基準位置マーク32)の結像面の位置が光軸方向の前後にずれてしまい、一方の撮像対象に焦点を合わせると、他方の撮像対象には焦点が合わず、撮像画像がボケてしまう欠点がある。
この対策として、レンズの絞りを絞って被写界深度(焦点が合っているように見える範囲)を深くすると、撮像画像が暗くなってしまい、シャッター速度を遅くせざるを得ない。このため、動く撮像対象を撮像する場合は、撮像対象がぶれて撮像される可能性があり、画像認識精度が悪化する。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、複数の撮像対象を撮像する撮像装置のコンパクト化(省スペース化)と低コスト化を実現しながら、被写界深度を深くせずに、複数の撮像対象を全て焦点を合わせて撮像でき、複数の撮像対象の画像認識精度も向上できるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の撮像対象を1つのレンズ系を通して1つのイメージサークル内に収めて撮像する撮像装置において、前記複数の撮像対象を撮像する複数の撮像素子を前記1つのイメージサークル内に配置し、前記各撮像素子は、それぞれ異なる撮像対象を撮像し、且つ、該撮像対象の結像面(焦点面)に対して光学的に焦点深度の範囲内に収まる位置に配置されていることを特徴とするものである。ここで、焦点深度は、像のボケが許容ボケ内に収まる光軸上の距離であり、この焦点深度の範囲内であれば、焦点がずれていても、像のボケが許容ボケ内に収まり、十分に鮮明な像が得られる。
また、イメージサークルは、レンズ系(1枚のレンズ又は1群のレンズ)を通して撮像対象がシャープに結像する円形の領域であるのに対して、各撮像素子は四角形の形状である。この点を考慮して、本発明では、複数の撮像対象を撮像対象毎に撮像する複数の撮像素子を1つの円形のイメージサークル内に配置する構成であるため、1つの円形のイメージサークルの領域全体を有効に使用して、複数の撮像素子をスペース効率良く配置できると共に、全ての撮像素子の受光面全体を撮像対象の撮像領域として有効に使用できる。これにより、撮像素子のサイズを大きくする必要がなく、イメージサークルも大きくする必要がないため、複数の撮像対象を撮像する撮像装置のコンパクト化(省スペース化)を実現できる。しかも、各撮像素子は、サイズの小さい撮像素子を使用できるため、比較的安価であり、1個の大きな撮像素子で複数の撮像対象を一括して撮像する従来構成と比較して、撮像装置の低コスト化も実現できる。更に、本発明では、各撮像素子を各撮像対象の結像面(焦点面)に対して光学的に焦点深度の範囲内に収まる位置に配置しているため、複数の撮像対象が同一平面内に位置していない場合でも、被写界深度を深くせずに、複数の撮像対象を全て焦点を合わせて撮像することが可能となり、複数の撮像対象の画像認識精度も向上できる。
本発明は、同一平面内に位置しない複数の撮像対象を1つのレンズ系を通して1つのイメージサークル内に収めて撮像する複数の撮像素子を備えた撮像装置を搭載する機器に広く適用して実施でき、例えば、部品実装機に適用する場合、複数の撮像対象のうちの1つの撮像対象は、部品実装機で実装する部品とし、該部品を撮像する撮像素子は、他の撮像素子よりも大型の撮像素子で、且つ、イメージサークル内の中央側に配置し、他の撮像対象は、基準位置又は前記部品の情報を示すマークであり、該マークを撮像するマーク撮像用の撮像素子を部品撮像用の撮像素子の外側に配置した構成とすると良い。このようにすれば、円形のイメージサークル内のうちの部品撮像用の撮像素子の外側の空きスペースを有効に利用してマーク撮像用の撮像素子を配置することができる。
また、本発明は、複数の撮像素子を同じ回路基板に実装し、且つ、レンズ系から撮像対象の結像面までの距離が長い方の撮像素子の位置が焦点深度の範囲内に収まるように前記回路基板を配置し、複数の撮像素子のうちのレンズ系から撮像対象の結像面までの距離が短い方の撮像素子の受光面側に、光学的距離(光路長)を短縮する光学的距離調整手段を設けた構成としても良い。ここで、光学的距離調整手段としては、例えば、ガラス板、小型レンズ等を用いれば良い。この構成では、複数の撮像素子を同じ回路基板に実装できるため、複数の撮像素子の実装構造を簡単化でき、低コスト化できる。
本発明を部品実装機に適用する場合は、複数の撮像対象のうちの1つの撮像対象を、部品実装機の吸着ノズルに吸着された部品とし、他の撮像対象を、前記吸着ノズルに対して予め決められた位置に設けられた基準位置マークとし、撮像装置から出力される画像信号を処理して前記基準位置マークを基準にして前記部品の位置を画像処理手段により認識するようにすると良い。このようにすれば、部品実装機において、吸着ノズルに吸着された部品と基準位置マークの両方を撮像する撮像装置のコンパクト化(省スペース化)と低コスト化と画像認識精度向上を実現できる。
図1は本発明の実施例1を示す部品実装機の構成を示す縦断面図である。 図2は従来例におけるイメージサークルと撮像素子の配置関係を示す図である。 図3は実施例1におけるイメージサークル、メイン撮像素子及びマーク用撮像素子の位置関係を示す図である。 図4は実施例1における部品、基準位置マーク、レンズ及び各撮像素子の位置関係を示す図である。 図5は実施例2における部品、基準位置マーク、レンズ及び各撮像素子の位置関係を示す図である。 図6は実施例3におけるイメージサークル、メイン撮像素子及び2つのマーク用撮像素子の位置関係を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を部品実装機に適用して具体化した3つの実施例1〜3を説明する。
本発明の実施例1を図1〜図3を用いて説明する。
まず、図1に基づいて部品実装機全体の概略構成を説明する。
X軸スライド11は、X軸ボールねじ12によってX軸方向(図1の左右方向)にスライド移動可能に設けられ、このX軸スライド11に対して、Y軸スライド13がY軸ボールねじ14によってY軸方向(図1の紙面垂直方向)にスライド移動可能に設けられている。
Y軸スライド13には、装着ヘッド15が設けられ、この装着ヘッド15にノズルホルダ16がZ軸駆動機構(図示せず)を介してZ軸方向(上下方向)に昇降可能に設けられ、このノズルホルダ16に吸着ノズル17が下向きに取り付けられている。装着ヘッド15は、その中心軸(Z軸)の回りを回転機構(図示せず)により回転可能に構成され、吸着ノズル17に吸着した部品18を回路基板に実装するとき等に、該部品18の向きを調整できるようになっている。
一方、X軸スライド11には、吸着ノズル17に吸着した部品18(撮像対象)をその下面側から一対の反射鏡20,21を介して撮像する部品位置認識用の撮像装置22(パーツカメラ)が設けられている。吸着ノズル17に吸着した部品18の下方に位置する反射鏡20の上方には、吸着ノズル17に吸着した部品18をその下面側から照明する照明光源としてリング状のフロントライト23が設けられている。尚、撮像装置22を吸着ノズル17の真下に配置した構成としても良い。
本実施例1では、吸着ノズル17の上端フランジ部17aのうちの予め決められた位置に基準ピン24が下向きに設けられ、該基準ピン24の下端を、基準位置を示す基準位置マーク25とすると共に、該基準位置マーク25の高さ位置が吸着ノズル17に吸着した部品18の下面の高さ位置よりも少し高い位置に設定されている。吸着ノズル17に部品18を吸着するときや該部品18を基板に実装するとき等に、基準ピン24の下端(基準位置マーク25)が周辺の物体に衝突することを避けるためである。基準位置マーク25の位置は、吸着ノズル17に吸着可能な最大サイズの部品18の存在範囲より外側に位置し、部品18の位置を画像認識する際の基準位置となる。
撮像装置22は、図3に示すように、2つの撮像対象である部品18と基準位置マーク25の両方を1つのイメージサークル26内に収めて撮像するように構成されている。ここで、イメージサークル26は、撮像装置22のレンズ36(1枚のレンズ又は1群のレンズ)を通して撮像対象がシャープに結像する円形の領域である。このイメージサークル26内に部品18を撮像する四角形のメイン撮像素子27が配置され、該イメージサークル26内のうちのメイン撮像素子27の外側の予め決められた位置に、基準位置マーク25を撮像するマーク用撮像素子28が配置されている。
前述したように、吸着ノズル17に部品18を吸着するときや該部品18を基板に実装するとき等に、基準位置マーク25(基準ピン24の下端)が周辺の物体に衝突することを避けるため、基準位置マーク25の高さ位置を撮像対象である部品18の下面の高さ位置よりも少し高くして衝突を避ける必要がある。このため、図4に示すように、2つの撮像対象(部品18と基準位置マーク25)の結像面の位置が光軸方向の前後にずれてしまい、一方の撮像対象に焦点を合わせると、他方の撮像対象には焦点が合わず、撮像画像がボケてしまう。
この対策として、レンズ36の絞りを絞って被写界深度(焦点が合っているように見える範囲)を深くすると、撮像画像が暗くなってしまい、シャッター速度を遅くせざるを得ない。このため、動く撮像対象を撮像する場合は、撮像対象がぶれて撮像される可能性があり、画像認識精度が悪化する。
そこで、本実施例1では、図4に示すように、2つの撮像対象(部品18と基準位置マーク25)を撮像するメイン撮像素子27とマーク用撮像素子28を、それぞれ該撮像対象の結像面(焦点面)に対して焦点深度の範囲内に収まる位置に配置している。ここで、焦点深度は、像のボケが許容ボケ内に収まる光軸上の距離であり、この焦点深度の範囲内であれば、焦点がずれていても、像のボケが許容ボケ内に収まり、十分に鮮明な像が得られる。
部品実装機の制御装置(画像処理手段)は、生産中に、フィーダ(図示せず)から供給される部品18を吸着ノズル17に吸着して回路基板に実装する動作を制御すると共に、吸着ノズル17に吸着した部品18を回路基板側へ移送する途中で、該部品18を撮像位置(フロントライト23の上方位置)を通過させ、該部品18と基準位置マーク25の両方を下方からフロントライト23で照明して撮像装置22で撮像する動作を制御する。撮像時には、部品18をメイン撮像素子27で撮像すると共に、基準位置マーク25をマーク用撮像素子28で撮像し、各撮像素子27,28から出力される画像信号を画像処理して、基準位置マーク25を基準にして吸着ノズル17に対する部品18の吸着位置を認識する。
前述したように、イメージサークル26は、レンズ36を通して撮像対象がシャープに結像する円形の領域であるのに対して、各撮像素子27,28は四角形の形状である。この点を考慮して、本実施例1では、2つの撮像対象(部品18と基準位置マーク25)を撮像する2つの撮像素子27,28を1つの円形のイメージサークル26内に配置する構成であるため、1つの円形のイメージサークル26の領域全体を有効に使用して、2つの撮像素子27,28をスペース効率良く配置できると共に、各撮像素子27,28の受光面全体を撮像対象の撮像領域として有効に使用できる。これにより、2つの撮像素子27,28のサイズを大きくする必要がなく、イメージサークル26も大きくする必要がないため、2つの撮像対象を撮像する撮像装置22のコンパクト化(省スペース化)を実現できる。しかも、各撮像素子27,28は、サイズの小さい撮像素子を使用できるため、比較的安価であり、1個の大きな撮像素子で2つの撮像対象を一括して撮像する従来構成と比較して、撮像装置22の低コスト化も実現できる。
更に、本実施例1では、各撮像素子27,28を各撮像対象の結像面(焦点面)に対して焦点深度の範囲内に収まる位置に配置しているため、2つの撮像対象(部品18と基準位置マーク25)が同一平面内に位置していない場合でも、被写界深度を深くせずに、2つの撮像対象の両方を焦点を合わせて撮像することが可能となり、2つの撮像対象の画像認識精度も向上できる。
また、撮像装置22の撮像素子を、部品18を撮像するメイン撮像素子27と、基準位置マーク25を撮像するマーク用撮像素子28とに分割しているため、様々な画像処理方法を採用できる。例えば、部品18の画像処理と基準位置マーク25の画像処理とを別々に並行して行っても良いし、先にマーク用撮像素子28の画像処理を行った後にメイン撮像素子27の画像処理を開始するようにしても良い。更に、マーク用撮像素子28とメイン撮像素子27のデータ転送を並行して実行しても良いし、基準位置マーク25の位置認識と部品18の位置認識を並行して実行するようにしても良い。
尚、本実施例1では、基準ピン24(基準位置マーク25)を吸着ノズル17の上端フランジ部17aに設けたが、ノズルホルダ16に設けるようにしても良く、要は、吸着ノズル17に対して予め決められた位置に基準ピン24(基準位置マーク25)を設けるようにすれば良い。
上記実施例1では、メイン撮像素子27を実装した回路基板にマーク用撮像素子28を取り付ける場合は、該回路基板にスペーサ部材を介してマーク用撮像素子28を取り付ければ良いが、この構成では、マーク用撮像素子28の端子構造やスペーサ部材の厚みによっては、マーク用撮像素子28の端子をメイン撮像素子27の回路基板に接続する配線構造が複雑化したり、或は、マーク用撮像素子28を実装する回路基板をメイン撮像素子27の回路基板とは別に設けたりする必要がある。
そこで、本発明の実施例2では、図5に示すように、メイン撮像素子27とマーク用撮像素子28を同じ回路基板37に実装し、且つ、レンズ36から撮像対象の結像面までの距離が長い方の撮像素子であるメイン撮像素子27の位置が焦点深度の範囲内に収まるように回路基板37を配置している。更に、2つの撮像素子27,28のうちのレンズ36から撮像対象の結像面までの距離が短い方の撮像素子であるマーク用撮像素子28の受光面側に、光学的距離(光路長)を短縮する光学的距離調整手段38を設けた構成としている。ここで、光学的距離調整手段38としては、例えば、ガラス板、小型レンズ等を用いれば良い。その他の構成は、前記実施例1と同じである。
以上説明した本実施例2では、2つの撮像素子27,28を同じ回路基板37に実装できるため、2つの撮像素子27,28の実装構造を簡単化でき、低コスト化できる。その他、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
本発明は、上記実施例1,2のように基準位置マーク25を1箇所のみに設けても良いが、この場合は、撮像装置22の座標系(撮像画像の座標系)で1箇所の基準位置マーク25を基準にして部品18の位置を計測できるだけであり、撮像装置22側から部品18に隠れて見えない吸着ノズル17の位置は認識できないため、装着ヘッド15の回転停止位置のずれにより基準位置マーク25の位置が装着ヘッド15の回転方向にずれたことが原因で部品18の位置が相対的に装着ヘッド15の回転方向にずれた状態を撮像した場合と、吸着ノズル17に対する部品18の吸着位置が実際にずれた状態を撮像した場合とを区別できない。
そこで、図6に示す本発明の実施例3では、吸着ノズル17に対して予め決められたX方向とY方向の2箇所にそれぞれ基準位置マーク25X,25Yを設けると共に、イメージサークル26内のうちのメイン撮像素子27の外側のX方向とY方向の2箇所に、それぞれマーク用撮像素子28X,28Yを設け、各マーク用撮像素子28X,28Yでそれぞれ基準位置マーク25X,25Yを撮像するようにしている。各マーク用撮像素子28X,28Yは、それぞれ撮像対象である基準位置マーク25X,25Yの結像面(焦点面)に対して光学的に焦点深度の範囲内に収まる位置に配置されている。その他の事項は、前記実施例1又は2と同じである。
以上説明した本実施例3では、撮像装置22側から吸着ノズル17の位置が部品18に隠れて見えないという事情があっても、2箇所の基準位置マーク25X,25Yの位置から吸着ノズル17の位置が一義的に決まるため、撮像装置22の座標系(撮像画像の座標系)で2箇所の基準位置マーク25X,25Yを基準にして吸着ノズル17の位置と部品18の位置を精度良く計測でき、装着ヘッド15の回転停止位置のずれにより基準位置マーク25の位置が装着ヘッド15の回転方向にずれていても、吸着ノズル17に対する部品18の吸着位置を精度良く計測できる。
[その他の実施例]
上記実施例1〜3では、部品実装機の吸着ノズル17に吸着した部品18を撮像対象としたが、フィーダから供給される部品や、基板に実装した部品等を撮像対象とし、これらを上方から撮像する撮像装置に本発明を適用しても良い。
また、マーク用撮像素子で撮像するマークは、基準位置マークに限定されず、撮像対象(部品18等)の情報を表示した二次元コード、一次元コード等の情報マークを撮像するようにしても良く、勿論、マーク以外の物体を撮像対象としても良い。
その他、本発明は、部品実装機に限定されず、同一平面内に位置しない複数の撮像対象を1つのレンズ系を通して1つのイメージサークル内に収めて撮像する複数の撮像素子を備えた撮像装置を搭載する機器に広く適用して実施できる等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…X軸スライド、13…Y軸スライド、15…装着ヘッド、16…ノズルホルダ、17…吸着ノズル、18…部品(撮像対象)、20,21…反射鏡、22…撮像装置、23…フロントライト、24…基準ピン、25,25X,25Y…基準位置マーク(撮像対象)、26…イメージサークル、27…メイン撮像素子、28,28X,28Y…マーク用撮像素子、36…レンズ、37…回路基板、38…光学的距離調整手段

Claims (4)

  1. 複数の撮像対象を1つのレンズ系を通して1つのイメージサークル内に収めて撮像する撮像装置において、
    前記複数の撮像対象を撮像する複数の撮像素子を前記1つのイメージサークル内に配置し、
    前記各撮像素子は、それぞれ異なる撮像対象を撮像し、且つ、該撮像対象の結像面に対して光学的に焦点深度の範囲内に収まる位置に配置されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の撮像対象のうちの1つの撮像対象は、部品実装機で実装する部品であり、該部品を撮像する撮像素子は、他の撮像素子よりも大型の撮像素子で、且つ、前記イメージサークル内の中央側に配置され、
    他の撮像対象は、基準位置又は前記部品の情報を示すマークであり、該マークを撮像する前記他の撮像素子は、前記部品を撮像する撮像素子の外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記複数の撮像素子は、同じ回路基板に実装され、且つ、前記レンズ系から前記撮像対象の結像面までの距離が長い方の撮像素子の位置が前記焦点深度の範囲内に収まるように前記回路基板が配置され、
    前記複数の撮像素子のうちの前記レンズ系から前記撮像対象の結像面までの距離が短い方の撮像素子の受光面側に、光学的距離を短縮する光学的距離調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記複数の撮像対象のうちの1つの撮像対象は、部品実装機の吸着ノズルに吸着された部品であり、
    前記他の撮像対象は、前記吸着ノズルに対して予め決められた位置に設けられた基準位置マークであり、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置から出力される画像信号を処理して前記基準位置マークを基準にして前記部品の位置を認識する画像処理手段を備えていることを特徴とする画像処理装置。
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