JPH09289605A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH09289605A
JPH09289605A JP8100745A JP10074596A JPH09289605A JP H09289605 A JPH09289605 A JP H09289605A JP 8100745 A JP8100745 A JP 8100745A JP 10074596 A JP10074596 A JP 10074596A JP H09289605 A JPH09289605 A JP H09289605A
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JP
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image pickup
image
target area
light
video signal
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Application number
JP8100745A
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English (en)
Inventor
Atsushi Tanabe
敦 田邉
Masamichi Morimoto
正通 森本
Mamoru Inoue
守 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度の画像を、高速かつ容易で安価に撮
像することができる撮像装置を提供する。 【解決手段】 レンズ42で集光された撮像対象領域4
1からの光を均等に分岐手段43で分岐する。分岐され
た各光を、結像面45内で撮像対象領域41の異なる一
部分を受光するように配置されている各CCD44で受
光する。各CCD44で受光した光を電気信号に変換
し、映像信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理を行う対
象物の画像を得るために、その対象物を撮像する撮像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】年々、産業界では高速かつ高精度に製品
を生産することが望まれており、その一方で、製品を構
成している部品は縮小かつ高集積傾向にあり形状も複雑
化してきている。そういった部品を高精度に実装或いは
組み立てるため、近年では画像処理技術が活用されてき
ている。この画像処理ではデジタル化された画像の特徴
から対象物の位置や形状を検出しており、それらの情報
をもとに、実装或いは組立行程での位置補正や検査を行
っている。
【0003】画像処理を行う場合の対象物の画像を得る
ために、その対象物を撮像する方法としては、可視光線
を電気信号に変換して画像処理装置に入力する方法がも
っとも一般的である。可視光線を電気信号に変換する受
光素子としてはCCD(Charge Coupled Device )が一
般的に用いられている。CCDを用いた撮像装置には、
撮像装置(あるいは撮像対象)を移動することで2次元
の撮像対象領域を撮像するラインセンサーと、2次元の
対象領域の移動をともなわずに撮像するエリアセンサー
がある。一般的には、信号の伝達方式の関係で、512
×480画素の画像が撮像できるエリアセンサーが多く
用いられている。
【0004】しかし、近年の撮像対象の細密かつ複雑化
にともない、対象物をより高い分解能で撮像することが
必要となってきた。そのため、高精度を要求される分野
では、一般的な512×480画素からなるものよりも
高解像度の画像が必要とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高解像度の画像を得る
ための撮像方法としては、大きく3種類が考えられる。
その1つは、図1に示すように、1024×1024画
素相当の撮像対象領域内にある撮像対象10に対し、撮
像装置として512×480画素のエリアセンサー11
を例えば矢印Y1〜Y3で示すように移動させ、その位
置毎に撮像対象10を撮像し、複数の分割画像12(こ
の例では、4枚となる)を得る方法である。
【0006】この方法は最も安価ではあるが、画像を入
力する時間とエリアセンサー11を用いた撮像装置の移
動時間の両方が必要なので、全体として撮像時間の合計
は大きくなり、撮像スピードとしては大変遅いものとな
る。また、画像処理においては、4枚の分割画像12を
結合処理して得られた結合画像13として扱わなければ
ならない。この結合には、撮像装置の取り付け角度およ
び回転のズレや、撮像装置の移動方向および抑揚のズレ
などの要素を考慮しなければならず、完璧に結合するの
は大変困難であり、間違って結合すると結合画像14の
ような画像を処理することになり、正確な画像認識が行
えない。
【0007】なお、撮像装置を移動させる代わりに複数
台(この例の場合4台)の撮像装置を用いて行うことも
可能であり、この場合には、ズレ要素も軽減するが依然
として画像を結合する処理は必要となり、さらに撮像装
置の増加台数分高価になるだけで、あまり問題が解決さ
れたとはいえない。
【0008】撮像装置を移動させるもう一つの方法は、
図2に示すように、1024×1024画素相当の撮像
対象領域内にある撮像対象20に対し、撮像装置として
1行1024画素のラインセンサー21を例えば矢印Y
4で示すように移動させながら、各行ごとに撮像対象2
0を撮像し、各行ごとの撮像画素を連続的に蓄積して1
枚の画像22を得る方法である。
【0009】この方法は比較的安価に実現可能であり、
得られる画像22も画像処理装置に入力される段階から
連続しているため、画像処理としては扱いやすい。しか
し、この方法でも、撮像装置を移動しながら撮像するた
め、全体として撮像時間は大きくなり撮像スピードとし
ては大変遅いものとなる。
【0010】また、行単位の撮像であるため、ラインセ
ンサー21の取り付け角度および回転のズレや、移動方
向および抑揚などにより、撮像された画像が変形画像2
3のようになる場合がある。これを回避するためには、
上記の要素を校正してやらなければならないが、撮像が
撮像装置の移動をともなうため大変な手間となる。
【0011】最も単純な方法としては、図3に示すよう
に、1024×1024画素相当の撮像対象領域内にあ
る撮像対象30に対し、図1に示す512×480画素
のエリアセンサー11より高解像度である例えば102
4×1024画素のエリアセンサー31を撮像装置とし
て用いて、一回の撮像で画像32を得る方法などがあ
る。
【0012】この方法は、撮像装置の移動をともなわな
いため撮像時間もかからず連続した画像32を得ること
ができるが、使用しているCCDは、その画素数が51
2×480画素のエリアセンサーの4倍程度で生産が非
常に困難であり一般的に普及していないこともあって、
非常に高価となり実用的ではなくなる。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するもの
で、組立・加工工程における撮像画像に対する画像処理
による各種計測により位置検出および検査される撮像対
象物に対して、その位置検出および検査を高精度化する
ために、より高分解能で高精度な画像認識を可能とする
高解像度の画像を、高速かつ容易で安価に撮像すること
ができる撮像装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置におい
ては、分岐手段により分岐された各光をそれぞれ受光す
る各撮像素子を、撮像対象領域を撮像素子数で分割した
それぞれ異なる領域からの光を受光するように配置し、
各撮像素子から得られた画像を連結し撮像対象領域の全
域の映像信号として出力することを特徴としたものであ
り、組立・加工工程における撮像画像に対する画像処理
による各種計測により位置検出および検査される撮像対
象物に対して、その位置検出および検査を高精度化する
ために、より高分解能で高精度な画像認識を可能とする
高解像度の画像を、高速かつ容易で安価に撮像すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の撮像装
置は、画像処理を行う対象物の画像を得るために、その
対象物が含まれる撮像対象領域を撮像する撮像装置にお
いて、レンズにより集光された前記撮像対象領域からの
光を複数に分岐する分岐手段と、前記分岐手段により分
岐された各光をそれぞれ受光する複数の撮像素子とを備
え、各撮像素子を、前記撮像対象領域を撮像素子数で分
割したそれぞれ異なる領域からの光を受光するように配
置し、各撮像素子から得られた画像を連結し前記撮像対
象領域の全域の映像信号として出力することを特徴とす
る。
【0016】請求項2に記載の撮像装置は、請求項1に
記載の分岐手段を、透過性のある鏡で構成したことを特
徴とする。請求項3に記載の撮像装置は、請求項1に記
載の各撮像素子から得られた画像の大きさが等しくなる
ように分岐手段と撮像素子との間隔を調整する機構を備
えたことを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の撮像装置は、請求項1に
記載の各撮像素子から得られた画像が連続するように、
撮像対象領域からの光の結像面での撮像素子の配置を調
整する機構を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の撮像装置は、請求項1に
記載の各撮像素子から得られた画像の重複部分の映像信
号をカットして出力する回路を備えたことを特徴とす
る。請求項6に記載の撮像装置は、請求項1に記載の各
撮像素子から得られた画像に対応する映像信号のレベル
を同一に調整して出力する回路を備えたことを特徴とす
る。
【0019】請求項7に記載の撮像装置は、請求項1に
記載の各撮像素子から得られた画像に対応する映像信号
を連結して出力する回路と、独立して出力する回路とを
備えたことを特徴とする。
【0020】請求項8に記載の撮像装置は、請求項2か
ら請求項7に記載の構成から、いずれか複数組み合わせ
て構成したことを特徴とする。以上の構成により、レン
ズにより集光し分岐手段により均等に分岐した撮像対象
領域からの光の各結像面内に、その光の異なる一部分を
それぞれ受光するように配置された各撮像素子により、
各結像面内への光を受光して電気信号に変換し、映像信
号として出力する。
【0021】以下、本発明の実施の形態を示す撮像装置
について、図面を参照しながら具体的に説明する。本発
明の第1の実施の形態の撮像装置を図4に基づいて説明
する。
【0022】本実施の形態の撮像装置40は、図4に示
すように、撮像対象として星模様が描かれた1024×
1024画素相当の撮像対象領域41を、512×51
2画素の撮像素子としてのCCD44を4つ組み合わせ
て撮像する例である。
【0023】図4(a)は撮像装置40で対象領域41
を撮像している様子を示している。対象領域41からの
光はレンズ42で集光され、分岐手段43にて4つのC
CD44に均等に分割され受光される。受光された光は
各CCD44で電気信号に変換される。各CCD44は
それぞれの結像面45内でそれぞれ対象領域の異なる4
分の1領域を受光するように配置しておく。撮像装置4
0からはそれぞれのCCD44の電気信号を連結して合
成した映像信号として出力する。
【0024】図4(b)は撮像装置40から出力された
映像信号を画像処理装置に入力したときの画像イメージ
である。この画像イメージは、1024×1024画素
からなり高解像度のうえ画像処理装置に入力された段階
で適正に結合されているため、高精度な画像処理を行う
ことが可能となる。
【0025】本発明の第2の実施の形態の撮像装置を図
5に基づいて説明する。本実施の形態の撮像装置50
は、図5に示すように、撮像対象として星模様が描かれ
た1024×1024画素相当の撮像対象領域51を、
512×512画素からなる4つの撮像素子としてのC
CD54,56,58,59を組み合わせて撮像する例
である。
【0026】図5(a)は撮像装置50で対象領域51
を撮像している様子を示している。対象領域51からの
光はレンズ52で集光され4分の3透過ミラー53に当
たる。この光のうち4分の1の光は反射しCCD54に
受光される。残りの4分の3は通過し3分の2透過ミラ
ー55に当たる。この光のうち3分の1の光は反射しC
CD56に受光される。残りの3分の2は通過し2分の
1透過ミラー57に当たる。この光のうち半分の光は反
射しCCD58に受光される。残りの半分は通過しCC
D59に受光される。
【0027】結局、レンズ52から入った光は、CCD
54,56,58,59に均等に受光されることにな
る。CCD54,56,58,59は、それぞれ画像5
4′,56′,58′,59′のように、対象領域51
のうちのそれぞれ異なる4分の1の領域を受光するよう
に配置しておく。CCD54,56,58,59で受光
された光はそれぞれ電気信号に変換され、撮像装置50
からはCCD54,56,58,59の電気信号を連結
して合成した映像信号として出力する。
【0028】図5(b)は撮像装置50から出力された
映像信号を画像処理装置に入力したときの画像イメージ
である。本発明の第3の実施の形態の撮像装置を図6に
基づいて説明する。
【0029】本実施の形態の撮像装置60は、図6に示
すように、撮像対象として太い格子模様が描かれた10
24×1024画素相当の撮像対象領域61を、512
×512画素の撮像素子としてのCCD63を4つ組み
合わせて撮像する例である。
【0030】ここでは、図6(a)に示すように、撮像
装置60で対象領域61を撮像する。撮像装置60の内
部は、図6(b)に示すように、入力光H1を分岐手段
62で4つに均等に分岐させ、4つのCCD63にそれ
ぞれ受光させるようになっている。CCD63はそれぞ
れ対象領域61の異なる4分の1の領域を受光するよう
に配置してある。また、CCD63は分岐手段62の方
向へ微動可能になっている。受光された光はそれぞれの
CCD63で電気信号に変換され、それらの電気信号を
連結して合成し一つの映像信号として撮像装置60から
出力する。
【0031】対象領域61から各CCD63までの光路
長が4つとも等しい場合、出力される映像信号を画像入
力装置に入力した画像イメージとしては、図6(c)に
示すように、格子模様の太さの均一な対象領域61と同
等の画像イメージになる。しかし、各光路長が異なって
いる場合、図6(d)に示すように、格子模様の太さの
異なる画像イメージになる。その場合、CCD63を分
岐手段62へ近づける或いは遠ざける方向へ移動させて
光路長を変更することで、図6(c)のような画像イメ
ージに調整することができる。
【0032】なお、CCD63の移動による調整の代わ
りに、分岐手段62とCCD63の間にズームレンズを
入れ調整する方法でも同様の効果が得られる。本発明の
第4の実施の形態の撮像装置を図7に基づいて説明す
る。
【0033】本実施の形態の撮像装置70は、図7に示
すように、撮像対象として格子模様が描かれた1024
×1024画素相当の撮像対象領域71を、512×5
12画素の撮像素子としてのCCD72を4つ組み合わ
せて撮像する例である。
【0034】ここでは、図7(a)に示すように、撮像
装置70で対象領域71を撮像する。撮像装置70の内
部には、図7(b)に示すように、4つのCCD72が
それぞれ対象領域71のうち異なる4分の1の領域を受
光するように配置してある。また、各CCD72は、図
7(b)に示すように、結像面73内を上下左右かつ回
転移動ができるようになっている。受光された光は各C
CD72で電気信号に変換され、それらの電気信号を連
結して合成し一つの映像信号として撮像装置70から出
力する。
【0035】CCD72が正しく配置されている場合、
出力される映像信号を画像入力装置に入力した画像イメ
ージは、図7(c)に示すように、格子模様が連続した
対象領域71と同等の画像イメージになる。しかし、平
行または回転ズレして配置されている場合、図7(d)
に示すような格子が不連続な画像イメージになる。この
ような場合は、各CCD72を結像面73内で移動する
ことで、図7(c)のような画像イメージになるように
調整できる。
【0036】本発明の第5の実施の形態の撮像装置を図
8に基づいて説明する。本実施の形態の撮像装置80
は、図8に示すように、撮像対象として格子模様が描か
れた1024×1024画素相当の撮像対象領域81
を、552×552画素の撮像素子としてのCCD82
を4つ組み合わせて撮像する例である。
【0037】ここでは、図8(a)に示すように、撮像
装置80で対象領域81を撮像する。撮像装置80の内
部には、図8(b)に示すように、4つのCCD82が
それぞれ対象領域81のうちの異なる4分の1の領域を
受光するように配置してある。ただし、CCD82は、
図8(b)に示すように、結像面83外に20画素程度
はみ出し、他のCCDと20画素程度重複するような位
置に配置されている。受光された光は各CCD82で電
気信号に変換され、それらの電気信号のうち有効範囲8
4に相当する部分のみを連結して合成し一つの映像信号
として撮像装置80から出力する。
【0038】各CCD82が正しく配置され、かつ各有
効範囲84が正しく設定されている場合、出力される映
像信号を画像入力装置に入力した画像イメージは、図8
(c)に示すように、格子模様が連続した対象領域81
と同等の画像イメージになる。しかし、CCD82が正
しく配置されていない場合、図8(d)に示すような格
子が不連続な画像イメージになる。このような場合は、
有効範囲84の設定を変更することで、図8(c)のよ
うな画像イメージになるように調整できる。
【0039】本発明の第6の実施の形態の撮像装置を図
9に基づいて説明する。本実施の形態の撮像装置90
は、図9に示すように、撮像対象としては白地である1
024×1024画素相当の撮像対象領域91を、51
2×512画素の撮像素子としてのCCD92を4つ組
み合わせて撮像する例である。
【0040】ここでは、図9(a)に示すように、撮像
装置90で対象領域91を撮像する。撮像装置90の内
部には、図9(b)に示すように、4つのCCD92が
それぞれ対象領域91のうちの異なる4分の1の領域を
受光するように配置してある。受光された光はそれぞれ
のCCD92で電気信号に変換され、それらの電気信号
をゲインコントロール93を通しセレクタ94で連結し
て合成し一つの映像信号として撮像装置90から出力す
る。
【0041】CCD92の感度がすべて等しい場合、出
力される映像信号を画像入力装置に入力した画像イメー
ジは、図9(c)に示すように、均一な対象領域91と
同等の画像イメージになる。しかし、CCD92の感度
がそれぞれ異なる場合、図9(d)に示すような明るさ
むらのある画像イメージになる。このような場合は、各
ゲインコントロール93の設定を変更することで、図9
(c)のような均一な画像イメージになるように調整す
ることができる。
【0042】本発明の第7の実施の形態の撮像装置を図
10に基づいて説明する。本実施の形態の撮像装置10
1は、図10に示すように、撮像対象として星模様が描
かれた1024×1024画素相当の撮像対象領域を、
512×512画素の撮像素子としてのCCD100を
4つ組み合わせて撮像し、それらの映像信号を高速に画
像処理装置104に転送する例である。
【0043】ここでは、図10(a)に示すように、4
つのCCD100がそれぞれ対象領域のうちの異なる4
分の1の領域を受光するように配置された撮像装置10
1で対象領域を撮像する。受光された光はそれぞれのC
CD100で電気信号に変換される。
【0044】図10(a)に示すように、撮像した対象
領域をモニタ102に表示する場合、図10(b)に示
す各CCD100から出力された各電気信号をセレクタ
103で切り替え、各電気信号の太線の部分を合成し連
続した映像信号として転送する。同様に、画像処理装置
104にも転送は行えるが、高速に転送を行うために、
図10(c)に示す各CCD100から出力された映像
信号からなる電気信号を4系統並列に画像処理装置10
4に転送する。これらの電気信号に含まれる各映像信号
を画像処理装置104では4つのメモリ105に独立し
て格納し、画像処理を行う際には4つのメモリ105を
1つのメモリとして処理をおこなう。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レンズに
より集光し分岐手段により均等に分岐した撮像対象領域
からの光の各結像面内に、その光の異なる一部分をそれ
ぞれ受光するように配置された各撮像素子により、各結
像面内への光を受光して電気信号に変換し、映像信号と
して出力することができる。
【0046】そのため、単一の高解像度の撮像素子を使
用した撮像装置と同一解像度の撮像装置を安価に実現す
ることができる。また、撮像装置または対象物の移動を
ともなわないため、高速に撮像することができるととも
に、撮像画像の変形の発生を防止することができる。
【0047】また、画像処理装置への画像転送も単一の
高解像度の撮像素子を使用した撮像装置より高速化する
ことができる。また、撮像装置から出力された画像は単
一の高解像度の撮像素子で撮像された画像と変わらない
結合状態にすることができ、従来の画像処理による複雑
な画像の結合が必要なくなり、簡単にかつ正確に画像認
識することができる。
【0048】以上により、組立・加工工程における撮像
画像に対する画像処理による各種計測により位置検出お
よび検査される撮像対象物に対して、その位置検出およ
び検査を高精度化するために、より高分解能で高精度な
画像認識を可能とする高解像度の画像を、高速かつ容易
で安価に撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の撮像装置による画像撮像の説明図
【図2】従来の別の撮像装置による画像撮像の説明図
【図3】従来のさらに別の撮像装置による画像撮像の説
明図
【図4】本発明の第1の実施の形態の撮像装置による画
像撮像の説明図
【図5】本発明の第2の実施の形態の撮像装置による画
像撮像の説明図
【図6】本発明の第3の実施の形態の撮像装置による画
像撮像の説明図
【図7】本発明の第4の実施の形態の撮像装置による画
像撮像の説明図
【図8】本発明の第5の実施の形態の撮像装置による画
像撮像の説明図
【図9】本発明の第6の実施の形態の撮像装置による画
像撮像の説明図
【図10】本発明の第7の実施の形態の撮像装置による
画像撮像の説明図
【符号の説明】 43,62 分岐手段 44,54,56,58,59,63,72,82,9
2,100 CCD 53 4分の1透過ミラー 55 3分の1透過ミラー 57 2分の1透過ミラー 93 ゲインコントロール 94,103 セレクタ 102 モニタ 104 画像処理装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理を行う対象物の画像を得るため
    に、その対象物が含まれる撮像対象領域を撮像する撮像
    装置において、レンズにより集光された前記撮像対象領
    域からの光を複数に分岐する分岐手段と、前記分岐手段
    により分岐された各光をそれぞれ受光する複数の撮像素
    子とを備え、各撮像素子を、前記撮像対象領域を撮像素
    子数で分割したそれぞれ異なる領域からの光を受光する
    ように配置し、各撮像素子から得られた画像を連結し前
    記撮像対象領域の全域の映像信号として出力する撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 分岐手段を、透過性のある鏡で構成した
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 各撮像素子から得られた画像の大きさが
    等しくなるように分岐手段と撮像素子との間隔を調整す
    る機構を備えた請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 各撮像素子から得られた画像が連続する
    ように、撮像対象領域からの光の結像面での撮像素子の
    配置を調整する機構を備えた請求項1に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 各撮像素子から得られた画像の重複部分
    の映像信号をカットして出力する回路を備えた請求項1
    に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 各撮像素子から得られた画像に対応する
    映像信号のレベルを同一に調整して出力する回路を備え
    た請求項1に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 各撮像素子から得られた画像に対応する
    映像信号を連結して出力する回路と、独立して出力する
    回路とを備えた請求項1に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項2から請求項7に記載の構成か
    ら、いずれか複数組み合わせて構成した撮像装置。
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JP (1) JPH09289605A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7061526B2 (en) 2001-05-11 2006-06-13 Fujitsu Limited Image pickup device with multiple image sensors which combines image data from multiple image sensors to increase resolution
JP2009192541A (ja) * 2009-05-25 2009-08-27 Hitachi Ltd 欠陥検査装置
WO2013153645A1 (ja) * 2012-04-12 2013-10-17 富士機械製造株式会社 撮像装置及び画像処理装置
JP2023085360A (ja) * 2017-12-08 2023-06-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 検査システム

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