JP5322775B2 - 低床式鉄道車両用台車、それの固定車軸の圧入方法および取り外し方法 - Google Patents

低床式鉄道車両用台車、それの固定車軸の圧入方法および取り外し方法 Download PDF

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Description

本発明は、特に超低床LRV (Light Rail Vehicle)車両用台車に好適な、低床式鉄道車両用台車、それの固定車軸の圧入方法および取り外し方法に関する。
近い将来、本格的な高齢化社会が訪れようとしているとともに、車椅子等を使用せざるを得ない移動制約者への対応などで欧州では本格的に超低床のLRV車両が開発され、国内でも1997年に熊本市に欧州製の超低床LRV車両が登場した。その後、各地で超低床LRV車両の導入あるいは導入計画が活発になった。このような背景を受け、旧建設省(現国土交通省)の呼びかけによって、環境改善とバリアフリー化に対応できる日本型超低床LRVの開発を目指し、「超低床エルアールブイ台車技術研究組合」が設けられ、要素開発を行い、種々の台車が開発されている。
そのような超低床LRV車両用台車では、車椅子利用者等の移動制約者でも簡単にLRV用の低いプラットホームから段差なしに乗降できるよう出入り口部が超低床であるとともに、車内での移動も車椅子で可能な、全体に床高さが超低床であることが求められている。そのため入り口から出口までの経路が車椅子で移動可能な、若干の傾斜は許容されるが、全体に床高さは超低床であるとともに車椅子が通過できるよう、最低限の通路幅が確保される必要がある。
このためには、車体を支持する台車の台車わくが正面視凹状に形成され、床面高さを超低床とするために左右の車輪間の車軸を通すことが出来ないので、独立車輪とならざるを得ない。また左右の車輪の間隔を寸法精度を高く保つために、左右の独立車輪を固定する車軸はり構造になっていなければならない。
また、独立車輪を採用する場合、車輪を車軸と一体回転可能に設け、車軸を軸箱支持装置の軸箱に内蔵した軸受で回転可能に支持する構造がある。例えば、図7に示すように、低床部を確保するために、左右の車輪間を接続する車軸の代わりに車軸はり51を備え、この車軸はり51の両側に軸箱52をボルト等を用いて固定し、各軸箱52に内蔵した軸受によって車輪53を一体回転可能に備えた車軸54を支持する構造が提案されている。
しかし、この車軸はり構造(図7参照)では、車輪53を車軸はり51の各軸箱52の内側に細長い開口55を設けて各開口55から車輪53の一部を下方へ突出させるためと、軸受の取付けスペースが大きく、しかも車軸も軸箱内に収容された軸受で回転可能に支持されるためにある程度長い寸法にしなければならないためとの2つの理由で、構造が複雑で重量が重くなる。
この種の超低床式LRV車両用台車に関する先行技術として、正面視凹状の軸はりにより固定車軸を形成したうえ、この固定車軸の両側に独立した車輪を回転可能に支持する。前記固定車軸を軸はりリンク部材で、それぞれ台車中心方向に前記軸はりリンクの両側基端を前記固定車軸側で上下方向へ回転可能に枢支連結した構造の超低床式鉄道車両が、本出願人により特許出願され、公開されている(例えば、特許文献1参照)。
また、独立車輪を備えた鉄道車両用台車の別の先行技術を挙げると、図示は省略するが、従来の独立車輪駆動コンポーネントでは、電動機の回転力は電動機軸を介して減速機に伝わり減速され、減速された回転力は車輪ハウジングに伝達される。車輪ハウジングは、モータフレームの外周側にて回転自在に配置されている。この車輪ハウジングの外周面には、弾性部材を介して、車輪が取り付けられている。弾性部材は周方向に沿い環状に配置されており、車輪とともに回転しつつ車輪振動を制振する(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−62680号公報 特開2001−10487号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、車輪の中央側と固定車軸の間に軸受(ローラーベアリング、ボールベアリング、または平軸受:”平軸受”は鉄道車両分野の用語で、一般的機械用語では”スベリ軸受”)を用いて、通常の軸箱を用いずに独立車輪を構成することにより、従来はボルト等を用いて車軸はりの両側に固定していた軸箱を不要な構造として簡略化することができ、さらにこのように簡略化した車軸はり構造では、普通の鉄道用輪軸圧入装置や圧力プレス機を用いて固定車軸を固定車軸支持部の支持孔に圧入するのが困難であったが、車軸を固定車軸支持部の支持孔に容易に圧入することができる、鉄道車両用台車、それの固定車軸の圧入方法および取り外し方法を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために本発明の請求項1にかかる低床式鉄道車両用台車は、車両長手方向に対して前側部分と中間部分と後側部分とを有し、前記中間部分が前記前側部分および前記後側部分よりも低い位置に設けられた左右一対の側はりと、前記一対の側はりの前記中間部分を互いに連結する横はりとを有する台車わくと、前記横はりの前方および後方でそれぞれ車幅方向に延びる前後一対の車軸はりと、前記車軸はりの左右両側部にそれぞれ回転自在に支持された独立車輪と、を備え、前記独立車輪の各々は、それぞれ個別に設けられた固定車軸に軸受を介して回転自在に設けられており、前記車軸はりの左右両側部には、前記固定車軸を支持する車軸支持部が前記車軸はりと一体的に設けられ、前記車軸支持部は、車幅方向外側に向けて開口した凹部である車軸収容部を有し、その凹部の底壁にはボルト挿通孔が形成されており、前記固定車軸は、車幅方向内側の端面に前記ボルト挿通孔と合致するネジ穴が形成され、前記ネジ穴に前記ボルト挿通孔を通過するボルトが締結され、前記車軸収容部に車幅方向外側から嵌合している
、ことを特徴とする。
上記の構成を有する本発明にかかる低床式鉄道車両用台車によれば、下記の請求項に記載のように、車軸はりの両側の各車軸支持部のボルト挿通孔から長尺ボルトを挿入して固定車軸先端面のボルト孔に螺合して締め付けることにより取り付ける。この状態で、図2に示すように固定車軸の中心軸線と車軸支持部の支持孔内の中心軸線とが一致するように配置し、ピストンに貫通孔を有するセンターホールシリンダの伸長操作により長尺ボルトを介して車軸を軸箱の支持孔内に引き込んで圧入する。このようにして固定車軸を車軸支持部の支持孔内に圧入して固定した状態で、長尺ボルトを固定車軸のボルト孔から抜き出したのち、短尺ボルトをボルト挿通孔から挿入して固定車軸のボルト孔に螺合し締め付けることにより、支持孔内に圧入した固定車軸を車軸支持部に確実に固定することができる。
また、スペースを大きく取る軸受を車輪内に収納することができ、固定車軸を車軸はりの両側の車軸支持部にそれぞれ圧入して取り付けることができる。
請求項2に記載のように、前記車軸支持部は、車幅方向外側に向けて開口した内部空間を形成する車軸収容部を有し、前記固定車軸は、前記車軸収容部に車幅方向外側から嵌合していることができる。
請求項に記載のように、前記独立車輪は、環状の車輪であり、前記軸受は、前記独立車輪の内周面と前記固定車軸の外周面との間に組み込まれている、構成とすることができる。
請求項3の発明は車両長手方向に対して前側部分と中間部分と後側部分とを有し、前記中間部分が前記前側部分および前記後側部分よりも低い位置に設けられた左右一対の側はりと、前記一対の側はりの前記中間部分を互いに連結する横はりとを有する台車わくと、前記横はりの前方および後方でそれぞれ車幅方向に延びる前後一対の車軸はりと、前記車軸はりの左右両側部にそれぞれ回転自在に支持された独立車輪と、を備え、前記独立車輪の各々は、それぞれ個別に設けられた固定車軸に軸受を介して回転自在に設けられており、前記車軸はりの左右両側部には、前記固定車軸を支持する車軸支持部が前記車軸はりと一体的に設けられ、前記車輪は、レールの頭部の上面に当接する踏面が外周面に形成された車輪本体部と、前記車輪本体部の車幅方向一方側に設けられたフランジ部とを有しており、前記軸受の車幅方向中心は、前記車輪の踏面の車幅方向中心と車幅方向位置が略一致するように前記車輪の車幅方向中心から車幅方向他方側にずれている、ことを特徴とする。
請求項にかかる独立車輪を備えた車軸はり装置における固定車軸の圧入方法は、請求項1または2に記載の低床式鉄道車両用台車における固定車軸の圧入方法であって、基端側に車輪を回転可能に備えた固定車軸をその中心軸線と車軸支持部の支持孔内の中心軸線とが一致するように配置する工程と、車軸支持部の裏面のボルト挿通孔から長尺ボルトを挿入するとともに、ピストンに貫通孔を有するセンターホールシリンダのセンターホールに長尺ボルトを通し、長尺ボルトを車軸先端面のボルト孔に螺合して締め付けることに長尺ボルトを固定する工程と、前記センターホールシリンダを伸長操作することにより長尺ボルトを介して固定車軸を車軸支持部の支持孔内に引き込んで圧入して固定する工程と、長尺ボルトを車軸のボルト孔から抜き出したのち、短尺ボルトをボルト挿通孔から挿入して固定車軸のボルト孔に螺合し締め付けることにより、支持孔内に圧入した固定車軸を車軸支持部に固定する工程とを備えることを特徴とする。
このようにして、回転可能な車輪を一端部に備えた固定車軸を車軸支持部の支持孔内に圧入して固定した状態で、短尺ボルトを車軸支持部のボルト挿通孔から挿入して固定車軸のボルト孔に螺合し締め付けているので、固定車軸を車軸支持部に確実に固定することができる。
請求項に記載の固定車軸の取り外し方法は、請求項1または2に記載の低床式鉄道車両用台車における固定車軸の取り外し方法であって、基端側に車輪を回転可能に備えた固定車軸が相対向する少なくとも一方の車軸支持部の支持孔内に圧入されている状態で、車軸支持部の裏面のボルト挿通孔から長尺ボルトを挿入し、前記固定車軸のボルト孔にねじ込んで固定する工程と、前記長尺ボルトの頭部側と対向する他方の車軸支持部との間に、取り外し用治具を介してシリンダを配置する工程と、前記シリンダを伸長操作することにより長尺ボルトを介して固定車軸を車軸支持部の支持孔内から押し出して取り外す工程とを備えることを特徴とする。
また、車軸支持部を両側方に備えた正面視凹形の車軸はりを、内部から強い圧力をかけることによって固定車軸を車軸支持部の支持孔から引き抜くことになるので、車軸はりの上部側が全体的に弓形円弧状に開く形に変形するおそれがある。このため、車軸はりの左右の車軸支持部の上端部間を、枠状の引っ張り部材で固定して支持することにより変形の防止を図ることが望ましい。引っ張り部材の長さ調整を簡単に行うために、例えばターンバックルタイプの引っ張り部材を採用することが可能である。
このようにして、車軸はりの両側方または一側方の車軸支持部に固定車軸が圧入された状態で、シリンダおよび取り外し用治具を介して確実かつ容易に固定車軸を取り外すことができる。なお、シリンダは、固定車軸を圧入する時に使用する前記センターホールシリンダを使用することも可能で、経済的である。
本発明に係る低床式鉄道車両用台車、れの固定車軸の圧入方法および取り外し方法は上記の構成からなるから、つぎのような優れた効果がある。
・占有スペースが大きい軸受を車輪内に収納し、車軸はりに一体の車軸支持部に車軸を圧入するようにしているので、車軸はりの車軸支持部周りのスペースを充分に確保することができる。
・車軸はりに車軸支持部を一体に設けた構造であるから、通常の鉄道車両用輪軸圧入装置や圧力プレス機を使用するのが困難であるが、固定車軸の先端面にボルト用ネジ孔を設け、圧入する際にボルトを螺合して固定することにより、市販のセンターホール油圧シリンダを用いてそのボルトを固定車軸の圧入方向に引っ張って簡単に圧入することができる。
・また、圧入作業に用いるボルトを固定するための固定車軸先端面のネジ孔は、車軸支持部内に固定車軸を圧入後、固定車軸を固定するための抜け止めボルトを固定するために併用できて便利である。
・固定車軸の先端面に設けたネジ孔は、固定車軸の圧入時に必要な長尺ボルトを螺着するだけでなく、固定車軸の取り外し時にも長尺ボルトを螺着し、固定車軸の圧入時に用いたセンターホールシリンダと取り外し用治具を用いて固定車軸を簡単に取り外すことができる。
本発明に係る鉄道車両用台車の車軸はり装置の実施例を概略的に示す斜視図で、車輪が軸受を介して一端部に回転可能に備えられた固定車軸を固定車軸支持部に圧入する前の状態を表している。 図2(a)は図1の車軸はり装置の一方の固定車軸支持部側を拡大して断面で表す、固定車軸の圧入作業の状態を示す説明図、図2(b)は固定車軸支持用の治具18を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る車軸はり装置を示すもので、図3(a)は一方の固定車軸支持部の周辺を示す断面図、図3(b)は図3(a)のb−b線矢視図で左半分はバラストや鉄粉等の飛散から軸受10の周囲を保護する車輪カバー9aを装着した状態を、右半分は車輪カバー9aを取り外した状態の車輪の一部を省略した正面図である。 本発明の実施例に係る車軸はり装置を備えた超低床式鉄道車両用台車を示す側面図である。 図4の鉄道車両用台車の平面図である。 図5のB−B断面図である。 提案されている別の鉄道車両用台車の車軸はり装置を示す斜視図である。 図1の車軸はり装置を拡大して断面で表す、固定車軸の取り外し作業の状態を示す説明図である。
以下、本発明の超低床式鉄道車両用台車の車軸はり装置について実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例1に係る車軸はり装置4を備えた超低床式鉄道車両用台車1は非駆動台車で、この台車1は図4〜図6に示すように、正面視凹状の台車わく2を備えている。この台車わく2は、側方より見ると、前後方向(レール方向)の中間位置の部分(中央部)3aが凹状に形成された左右一対の側はり3・3を有する。各側はり3は、凹状の中央部3aの底部(下部)3bから上部前側部分3cおよび上部後側部分3cにかけてそれぞれ上方へ立ち上がったのちに水平に延び、上部前側部分3cおよび上部後側部分3cを形成している。左右の側はり3・3は、図5・図6に示すように、中央部3aの底部(下部)3b・3b間が横はり3dにより一体に連結されている。また、前記車軸はり装置4が、横はり3dを挟んで前後の各位置に横はり3dとほぼ同一の高さにその固定車軸7が位置するように横はり3dと平行に配置されている。
車軸はり装置4は、図1〜図3に示すように、車軸はり5の両側部上に、固定車軸支持部6がそれぞれ溶接等により一体に設けられている。固定車軸支持部6には固定車軸7の一端部(先端側)が圧入されるが、この固定車軸7の他端部(基端側)に車輪9が軸受10を介して回転可能に装着されている。また、固定車軸7の先端面の中心部に、後述するボルト8(および圧入作業用ボルト13)用のボルト孔7aが形成されている。
左右の固定車軸支持部6の外面側に固定車軸7の支持孔6aが穿設され、この支持孔6aに固定車軸7が圧入されている。また圧入状態で、図1および図3に示すように、固定車軸支持部6の内面側に穿設され、支持孔6aの中心部に位置するボルト挿通孔6bから短尺の抜け止め用ボルト8を貫通して挿入し、固定車軸7の先端面の中心部に穿設されたボルト孔7aにボルト8(のネジ部)を螺合して締め付けることにより、固定車軸7が固定車軸支持部6に固定されている。一方、車輪9は、固定車軸支持部6に一部が圧入・固定される固定車軸7に対し軸受10を介して回転自在に支持されている。この軸受10は、図1に示すとおり車輪9内に収容されている。また、軸受10の内輪側10aが固定車軸7の周囲に固定され、固定車軸7および内輪側軸受10aに対し外輪側10bが車輪9と一体に回転する。なお、図3中の符号9aは車輪9のセンターに取り付けられる車輪カバーで、複数のボルトにより着脱可能に取り付けられる。
車軸はり装置4は、台車わく2の側はり3の上部前側部分3cまたは上部後側部分3cに対し案内機構11を介して上下方向に変位可能に接続されている。そして、側はり3の上部前側部分3cおよび上部後側部分3cの下面と固定車軸支持部6の両側(前後)部上との間に、軸ばね12・12が縮装して配置されている。この構成により、台車1の台車わく2は、4つの各車輪9に対しそれぞれ前後一対の軸ばね12(軸箱支持装置)を介して昇降可能かつ弾力的に支持される。なお、軸ばね12には、コイルばねのほか、エリコばね、ゴムばねなどが使用される。なお、本実施例の場合は、固定車軸7と固定車軸7を固定する固定車軸支持部6により構成されているので、一般的に言われる軸箱(回転する車軸を軸箱内で軸受によって保持する構造)の存在しない方式である。この構成では、車輪の荷重を弾性支持するために軸箱支持装置が必要になる。なお、一般的に言われる軸箱としての機能は、主に車輪9と車輪内中央部の軸受10と固定車軸7とにより行われる。
ここで、上記のようにして構成される本実施例の車軸はり装置4について、固定車軸支持部6に対する固定車軸7の圧入方法を含めて車軸はり装置4の着脱方法について説明する。
図2に示すように、図1に示す車軸はり装置4をその車軸はり5の両側を左右一対のブロック体からなる車軸はり固定治具14上に載置し、固定する。それから、長尺の圧入作業用ボルト13の先端部側を固定車軸支持部6のボルト挿通孔6bから挿入し、固定車軸7のボルト孔7aに螺合して締め付けることにより、取り付ける。また、固定車軸支持部6の内側には、本例の場合、反力受け用治具15、油圧シリンダ16および座金17をこの順に直列に配置し、長尺のボルト13を反力受け用治具15、油圧シリンダ16および座金17内を貫通するように一連に挿通する。ここで、反力受け用治具15は一端を開放した円筒体からなり、他端の中心部に貫通孔15aを設けた構造からなる。また、センターホール型油圧シリンダ16には、ピストン16aの中心に貫通孔16bを有する複動型センターホール型シリンダ(理研機器(株)製造販売)を使用し、図2(a)のように油圧ポンプ16pに油圧シリンダ16の注油口16cと排油孔16dを油圧ホース16e・16fを介して接続する。この状態で、固定車軸支持部6の支持孔6aの中心軸線の延長線上に固定車軸7の中心軸線が一致するように、本例ではVブロックからなる固定車軸支持用治具18のV字状溝18a内に固定車軸7を水平に保持する。そして、油圧シリンダ16を油圧ポンプ16pにて伸張させることにより、固定車軸7の先端部側が支持孔6a内に圧入されるので、固定車軸支持用治具18を取り除いたのち、油圧シリンダ16の伸張操作を継続し、固定車軸7の先端部を支持孔6a内の底部に当接するまで圧入する。油圧シリンダ16はピストンの中心に貫通孔を有するセンターホール油圧シリンダであれば、複動型に限らず、単動型でもよい。なお、油圧シリンダ16に代えて、ボールネジ軸を電動モータで回転させることにより伸縮する構造の伸縮装置を使用することもできる。
この後、長尺のボルト13を逆向きに回転し、固定車軸7のボルト孔7aから抜き出すとともに、反力受け用治具15、油圧シリンダ16および座金17を取り外す。この状態で、短尺の抜け止め用ボルト8を貫通孔6bから固定車軸支持部6内に挿入し、固定車軸7のボルト孔7aに螺合させてねじ込み、固定車軸7が抜けないように固定する。以上のようにして、車軸はり5の両側の固定車軸支持部6に固定車軸7を圧入して固定し、車輪9を取り付けることができる。なお、長尺のボルト13は固定車軸7を反力受け用治具15により水平に保持した状態で、ボルト孔7aにねじ込んで取り付けてもよい。
一方、車軸はり5の両側方または一側方の固定車軸支持部6の支持孔6aに固定車軸7が圧入された状態で、固定車軸7を下記のようにして取り外すことができる。すなわち、図8に示すように、センターホール油圧シリンダ16、両端の開口を塞いだパイプからなる取り外し用治具20aおよび、センターホール油圧シリンダ16を中心軸線が一致するように水平に支持するためのV字形のセンターホール油圧シリンダ固定用治具20bならびに、取り外し用治具20aを中心軸線が一致するように水平に支持するためのV字形の取り外し用治具固定用治具20cを使用する。そして、基端側に車輪9を回転可能に備えた固定車軸7が相対向する少なくとも一方の固定車軸支持部6の支持孔6a内に圧入されている状態で、固定車軸支持部6の裏面のボルト挿通孔6bから長尺のボルト13を挿入し、固定車軸7のボルト孔7aにねじ込んで固定する。
ここで、長尺のボルト13の頭部側と対向する他方の固定車軸支持部6との間に、取り外し用治具20aを介してセンターホール油圧シリンダ16をそれぞれ固定用治具20b・20cにより車軸はり上で水平に支持する。この状態で、センターホール油圧シリンダ16を油圧ポンプ16pにて伸長操作することにより長尺のボルト13を介して固定車軸7を固定車軸支持部6の支持孔6a内から押し出し、固定車軸7を固定車軸支持部6の支持孔6aから取り外す。このようにして、油圧シリンダ16および取り外し用治具20aを介して確実かつ容易に固定車軸7を取り外すことができる。
また、固定車軸7を取り外す際には、固定車軸支持部6を両側方に備えた正面視凹形の車軸はり5を、その内部側から強い圧力をかけることによって固定車軸7を固定車軸支持部6の支持孔6aから引き抜くことになるので、車軸はり5の上部側が全体的に弓形円弧状に開く形に変形するおそれがあるから、車軸はり5の左右の固定車軸支持部6の上端部間を、コの字枠状の引っ張り部材20dで固定して支持することにより変形の防止を図ることが望ましい。なお、図示は省略するが、引っ張り部材20dの長さ調整を簡単に行うために、例えばターンバックルタイプの引っ張り部材を採用することもできる。
図4または図6に示すように超低床鉄道車両の車体21が、8個の空気ばね23(車体支持装置)を介して台車1上に載置される。各空気ばね23は、本実施例では円筒体状に形成され、側はり3の上部前側部分3cおよび上部後側部分3c上において車輪9の固定車軸7を中心にして挟むように、各部分3c上に2つ(前後一対)ずつ配置される。
図4に示すように、側はり3の中央部3aの底部3bには、中心線を挟んで対称的に踏面ブレーキ装置25が設けられている。各踏面ブレーキ装置25はそれぞれ制輪子26を備え、各制輪子26が対応する車輪9の踏面に向けて配置されている。また、中央部3aの底部3bの中心線位置から、図5に示すように、それぞれ両側方に向け長方形状の支持部材27が張り出して固設されている。そして、各支持部材27の先端部に対し、車体21の上下動を許容するように牽引装置28を介して車体21が接続されている。つまり、台車1とこの上に載置される車体21とは、左右一対の牽引装置28・28により接続されるとともに、台車1の横はり3dの前側で車幅方向の中間部に相対向して配設されたストッパー29・29により車体21の横方向の移動を抑制する。このため、車体21の底部からストッパー29・29間に向けて下向きに支持片30が突設されている。なお、図5中の符号31はダンパー装置である。
以上のようにして本実施例に係る車軸はり装置4と台車1とがそれぞれ構成され、台車1上に車体21が搭載されて超低床式鉄道車両(図示せず)が完成する。
上記に本発明の車軸はり装置について実施例を挙げて組み付け方法と併せて説明したが、下記のように実施することができる。
・上記実施例では、固定車軸7を固定車軸支持部6に圧入する際に、車軸はり固定治具14および固定車軸支持治具18を使用したが、これらの治具の構造については限定するものではない。また、反力受け用治具15および座金17は使用しなくても実施できる。
・上記実施例では、固定車軸7を固定車軸支持部6から取り外す際に、センターホール油圧シリンダ16を使用したが、これにとらわれず通常の油圧シリンダでも良いし、さらに油圧でなくネジ式や空気式のジャッキップ装置、つまり自動車のパンク等の車体を持ち上げる際に使用する各種装置を使用することも可能である。
本発明の車軸はり装置は、超低床式LRV車両のような超低床式鉄道車両用台車に限らず、地下鉄、その他の鉄道用車両用台車にも利用できる。
1 台車
2 台車わく
3 側はり
3a凹状の中央部
3b底部
3c前側上部または後側上部
3d横はり
4 車軸はり装置
5 車軸はり
6 固定車軸支持部
6a支持孔
6bボルト挿通孔
7 固定車軸
7aボルト孔
8 抜け止めボルト
9 車輪
9a車輪カバー
10 軸受
10a内輪側軸受
10b外輪側軸受
11 案内機構
12 軸ばね(軸箱支持装置)
13 圧入作業用ボルト
14 車軸はり固定治具
15 反力受け用治具
16 センターホール油圧シリンダ
17 座金
18 固定車軸支持治具
18aV字状溝
20a取り外し用治具
20bセンターホール油圧シリンダ固定用治具
20c取り外し用治具固定用治具
20d引っ張り部材
21 車体
23 空気ばね(車体支持装置)
25 踏面ブレーキ装置
26 制輪子
27 支持部材
28 牽引装置
29 ストッパー
30 支持片
31 ダンパー装置

Claims (5)

  1. 車両長手方向に対して前側部分と中間部分と後側部分とを有し、前記中間部分が前記前側部分および前記後側部分よりも低い位置に設けられた左右一対の側はりと、前記一対の側はりの前記中間部分を互いに連結する横はりとを有する台車わくと、
    前記横はりの前方および後方でそれぞれ車幅方向に延びる前後一対の車軸はりと、
    前記車軸はりの左右両側部にそれぞれ回転自在に支持された独立車輪と、を備え、
    前記独立車輪の各々は、それぞれ個別に設けられた固定車軸に軸受を介して回転自在に設けられており、
    前記車軸はりの左右両側部には、前記固定車軸を支持する車軸支持部が前記車軸はりと一体的に設けられ、
    前記車軸支持部は、車幅方向外側に向けて開口した凹部である車軸収容部を有し、その凹部の底壁にはボルト挿通孔が形成されており、
    前記固定車軸は、車幅方向内側の端面に前記ボルト挿通孔と合致するネジ穴が形成され、
    前記ネジ穴に前記ボルト挿通孔を通過するボルトが締結され、前記車軸収容部に車幅方向外側から嵌合している、ことを特徴とする低床式鉄道車両用台車。
  2. 前記独立車輪は、環状の車輪であり、
    前記軸受は、前記独立車輪の内周面と前記固定車軸の外周面との間に組み込まれている、請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  3. 車両長手方向に対して前側部分と中間部分と後側部分とを有し、前記中間部分が前記前側部分および前記後側部分よりも低い位置に設けられた左右一対の側はりと、前記一対の側はりの前記中間部分を互いに連結する横はりとを有する台車わくと、
    前記横はりの前方および後方でそれぞれ車幅方向に延びる前後一対の車軸はりと、
    前記車軸はりの左右両側部にそれぞれ回転自在に支持された独立車輪と、を備え、
    前記独立車輪の各々は、それぞれ個別に設けられた固定車軸に軸受を介して回転自在に設けられており、
    前記車軸はりの左右両側部には、前記固定車軸を支持する車軸支持部が前記車軸はりと一体的に設けられ、
    前記車輪は、レールの頭部の上面に当接する踏面が外周面に形成された車輪本体部と、前記車輪本体部の車幅方向一方側に設けられたフランジ部とを有しており、
    前記軸受の車幅方向中心は、前記車輪の踏面の車幅方向中心と車幅方向位置が略一致するように前記車輪の車幅方向中心から車幅方向他方側にずれている、ことを特徴とする低床式鉄道車両用台車。
  4. 請求項1または2に記載の低床式鉄道車両用台車における固定車軸の圧入方法であって、
    基端側に車輪を回転可能に備えた固定車軸をその中心軸線と車軸支持部の支持孔内の中心軸線とが一致するように配置する工程と、
    車軸支持部の裏面のボルト挿通孔から長尺ボルトを挿入するとともに、ピストンに貫通孔を有するセンターホールシリンダのセンターホールに長尺ボルトを通し、長尺ボルトを車軸先端面のボルト孔に螺合して締め付けることに長尺ボルトを固定する工程と、
    前記センターホールシリンダを伸長操作することにより長尺ボルトを介して固定車軸を車軸支持部の支持孔内に引き込んで圧入して固定する工程と、
    長尺ボルトを車軸のボルト孔から抜き出したのち、短尺ボルトをボルト挿通孔から挿入して固定車軸のボルト孔に螺合し締め付けることにより、支持孔内に圧入した固定車軸を車軸支持部に固定する工程と
    を備えることを特徴とする低床式鉄道車両用台車における固定車軸の圧入方法。
  5. 請求項1または2に記載の低床式鉄道車両用台車における固定車軸の取り外し方法であって、
    基端側に車輪を回転可能に備えた固定車軸が相対向する少なくとも一方の車軸支持部の支持孔内に圧入されている状態で、車軸支持部の裏面のボルト挿通孔から長尺ボルトを挿入し、前記固定車軸のボルト孔にねじ込んで固定する工程と、
    前記長尺ボルトの頭部側と対向する他方の車軸支持部との間に、取り外し用治具を介してシリンダを配置する工程と、前記シリンダを伸長操作することにより長尺ボルトを介して固定車軸を車軸支持部の支持孔内から押し出して取り外す工程と
    を備えることを特徴とする低床式鉄道車両用台車における固定車軸の取り外し方法。
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