JP5320841B2 - 増幅器および光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、増幅器および光モジュールに関し、特に、ゲイン制御を行なう増幅器および光モジュールに関する。
光ファイバを用いた公衆回線網において1ギガビット/秒の通信速度を実現するGE−PON(Giga Bit Passive Optical Network)では、宅側装置からの光信号を受光素子で検出し、この受光素子の出力する検出電流を増幅するためのTIA(トランスインピーダンスアンプ)すなわち前置増幅器が局側装置に設けられる。
従来の前置増幅器として、たとえば、特許文献1には、以下のような構成が開示されている。すなわち、光入力により変化するアバランシェフォトダイオードの出力電流をプリアンプを介して出力電圧として出力し、AGC(Automatic Gain Control)回路によりこの出力電圧を制御する光受信回路において、プリアンプの出力電圧の飽和を検出する飽和電圧検出回路と、飽和電圧検出回路の出力に応答してアバランシェフォトダイオードの出力電流を分流する分流回路とを備える。
また、特許文献2には、以下のような構成が開示されている。すなわち、受光素子からの電流信号を増幅する光受信前置増幅器において、電流信号の大きさに応じて第1の制御信号により利得位相特性を可変する帰還増幅回路と、帰還増幅回路の出力を基準電圧と比較し第1の制御信号を帰還増幅回路に出力する大入力制御回路とを備える。帰還増幅回路が、電流信号を増幅する増幅器と、増幅器の出力をバッファリングするバッファ回路と、増幅器の利得を切り替える帰還用の第1の抵抗および第2の抵抗と、増幅器の位相補償を行なう位相補償コンデンサと、利得および位相補償の切り替え動作を行なう第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子とから構成されている。
また、特許文献3には、以下のような構成が開示されている。すなわち、バースト信号が入力される反転増幅回路と、反転増幅回路の入力ノードと出力ノードとの間に配置される第1帰還回路と、第1帰還回路と並列に配置される第2帰還回路と、反転増幅回路の出力に基づいてバースト信号の継続期間を判定し、バースト信号のオフ時期を示す第1信号を出力するバースト区間判定部と、反転増幅回路の出力に基づいてバースト信号の振幅を判定し、振幅が所定の閾値を超えたことを示す第2信号を出力する利得切替信号生成部とを備える。第2帰還回路は、位相補償用コンデンサと、第1信号と第2信号とに基づいて開閉が制御されるスイッチとを含み、スイッチの開閉によって利得が制御される。
特開昭63−151205号公報 特開平9−8563号公報 特開2006−101223号公報
特許文献1に記載の前置増幅器は、出力電圧の飽和を飽和電圧検出回路で検出し、飽和電圧検出回路の出力に応じてアバランシェフォトダイオードの出力電流を分流することにより、アバランシェフォトダイオードからプリアンプ(増幅回路)への電流を所定量減らす構成である。しかしながら、このような構成では分流量の調整が困難である。すなわち、分流量を小さく設定しすぎると光入力信号のレベルが比較的大きい場合にプリアンプの飽和が防げず、前置増幅器のダイナミックレンジが狭くなるという問題点がある。その一方で、分流量を大きく設定しすぎると、S/N(Signal to Noise)比が劣化するという問題点がある。
特許文献1の実施例では、反転増幅を行なう前置増幅器の出力電圧と基準電圧Vrefとを比較し、前置増幅器への入力電流信号のレベルが大きい場合には、前置増幅器の出力電圧が基準電圧Vrefを下回り、アバランシェフォトダイオードの出力電流が分流される。基準電圧Vrefの設定は難しく、基準電圧Vrefを小さく設定しすぎると分流量が小さくなり、前置増幅器のダイナミックレンジが狭くなる。その一方で、前置増幅器への入力電流信号の論理ハイレベルの区間のみアバランシェフォトダイオードの出力電流が分流されるため、基準電圧Vrefを大きく設定しすぎると分流量が大きくなり、S/N比が劣化する。
図13は、特許文献2および3に記載の前置増幅器の構成を概略的に示す図である。
図13を参照して、特許文献2および3に記載の前置増幅器は、帰還抵抗RFの抵抗値を切り替えることにより利得を変更する構成である。
増幅回路51の利得をAとし、帰還抵抗RFの抵抗値をRFとし、受光素子PDの寄生容量等の入力容量をCinとすると、この前置増幅器のDC利得ZTおよび−3dB帯域f−3dBは、以下の式で表わされる。
Figure 0005320841
これらの式では、説明を簡単にするために増幅回路51の周波数特性を無視している、すなわち利得Aを固定値としている。しかしながら、帰還抵抗RFによって形成される帰還ループの帯域よりも増幅回路51の帯域が小さくなると、位相余裕が低下して帰還ループが不安定になる。ここで、増幅回路51が1次の特性を持つ場合(A(s)=A/(1+s))、増幅回路51には帰還ループの√2倍程度の帯域が必要になる。高利得かつ広帯域の前置増幅器を設計するためには、位相余裕を満足する範囲で増幅回路51の利得Aを大きくする必要がある。
図13に示す前置増幅器において、光入力信号レベルが大きい場合に帰還抵抗値が小さくなるように切り替えると、DC利得ZTが小さくなるとともに帰還ループの帯域が大きくなる。そうすると、増幅回路51の帯域が不足し、位相余裕が低下してしまう。
このような問題点を解決するためには、予め位相余裕を大きめに確保する、すなわち増幅回路51の帯域を広めに設計する必要がある。しかしながら、トランジスタの(利得×帯域)は一定であり、帯域を広くすると利得は小さくなることから、高周波用の前置増幅器ではこのような方法は適していない。
また、特許文献2に記載の前置増幅器のように、位相補償コンデンサで帯域を制御することにより、帰還ループの帯域が大きくならないようにする方法では、パラメータ調整が難しく、製造ばらつきおよび温度変動の影響を受けやすい。
それゆえに、本発明の目的は、ダイナミックレンジを広げ、かつ広帯域の信号を安定して増幅することが可能な増幅器および光モジュールを提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる増幅器は、電流が入力される第1導通電極と、第1導通電極に結合された制御電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第1のトランジスタと、第1導通電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極と、第1のトランジスタの制御電極に結合された制御電極とを有する第2のトランジスタと、第2のトランジスタの制御電極に結合され、第2のトランジスタの出力を第2のトランジスタの制御電極に帰還するための帰還抵抗と、第1のトランジスタの第1導通電極から第2のトランジスタの制御電極および帰還抵抗へ流れる電流と、第1のトランジスタの第1導通電極から第2導通電極へ流れる電流との比率を制御するための可変抵抗素子とを備える。
好ましくは、可変抵抗素子は、第1のトランジスタの第2導通電極と固定電圧源との間に接続されている。
より好ましくは、可変抵抗素子は、第1のトランジスタの第2導通電極に結合された第1導通電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第3のトランジスタであり、増幅器は、さらに、第2のトランジスタの第2導通電極に結合された第1導通電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第4のトランジスタを備える。
より好ましくは、第1のトランジスタのサイズおよび第2のトランジスタのサイズの比と、第3のトランジスタのサイズおよび第4のトランジスタのサイズの比とが略等しい。
好ましくは、可変抵抗素子は、第1のトランジスタの制御電極と第1のトランジスタの第1導通電極および第2のトランジスタの制御電極との間に接続されている。
好ましくは、第1のトランジスタおよび第2のトランジスタは同じ構造であり、増幅器は、さらに、第2のトランジスタの第1導通電極に結合され、帰還抵抗と同じ材料で形成された抵抗を備える。
好ましくは、増幅器は、さらに、第1のトランジスタの第1導通電極に定電流を供給する電流源を備える。
好ましくは、増幅器は、第1のトランジスタおよび可変抵抗素子の組を複数備え、各第1のトランジスタの第1導通電極および制御電極が第2のトランジスタの制御電極に共通に結合されている。
好ましくは、増幅器は、さらに、第2のトランジスタの出力に基づいて、可変抵抗素子の抵抗値を3段階以上に制御する制御回路を備える。
好ましくは、第1のトランジスタの第1導通電極には、受動的光ネットワークにおいて用いられる受光素子からの電流が入力される。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる光モジュールは、光ファイバを備えた受動的光ネットワークにおいて用いられる光モジュールであって、光ファイバと光学的に結合された受光素子と、受光素子に結合された第1導通電極と、第1導通電極に結合された制御電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第1のトランジスタと、第1導通電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極と、第1のトランジスタの制御電極に結合された制御電極とを有する第2のトランジスタと、第2のトランジスタの制御電極に結合され、第2のトランジスタの出力を第2のトランジスタの制御電極に帰還するための帰還抵抗と、第1のトランジスタの第1導通電極から第2のトランジスタの制御電極および帰還抵抗へ流れる電流と、第1のトランジスタの第1導通電極から第2導通電極へ流れる電流との比率を制御するための可変抵抗素子と、可変抵抗素子の抵抗値を制御するための制御信号を受ける端子とを備える。
本発明によれば、ダイナミックレンジを広げ、広帯域の信号を安定して増幅することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光ネットワークの構成を示す図である。
図1を参照して、光ネットワーク501は、たとえばGE−PONであり、宅側装置401A,401B,401C,401Dと、局側装置402と、スプリッタSP1,SP2とを備える。宅側装置401A,401B,401C,401Dと局側装置402とは、スプリッタSP1およびSP2ならびに光ファイバOPTFを介して接続され、互いに光信号を送受信する。宅側装置401Dと局側装置402とは、スプリッタSP2および光ファイバOPTFを介して接続され、互いに光信号を送受信する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る局側装置の構成を示す図である。
図2を参照して、局側装置402は、光モジュール301と、PON受信部302と、PON送信部303と、通信制御部304と、上位ネットワーク受信部305と、上位ネットワーク送信部306とを備える。光モジュール301は、光受信部51と、光送信部52と、合分波部53と、端子T1〜T3とを含む。光受信部51は、レンズ201と、受光素子PDと、前置増幅器101とを含む。光送信部52は、レンズ202と、発光素子203とを含む。PON受信部302は、後置増幅器54と、クロック/データ再生部55とを含む。
上位ネットワーク502からのフレームは上位ネットワーク受信部305により受信され、通信制御部304へ送られる。通信制御部304は、PON送信部303を介して光モジュール301の端子T3へフレームを出力する。光モジュール301の光送信部52において、発光素子203は、PON送信部303から受けた電気信号であるフレームを光信号に変換し、レンズ202および合分波部53を介して宅側装置へ送信する。
一方、宅側装置から局側装置へ送信された光信号は、合分波部53を介して光受信部51により受信される。光受信部51において、受光素子PDは、合分波部53およびレンズ201を介して光ファイバOPTFと光学的に結合されている。受光素子PDは、光ファイバOPTFから受けた光量に応じた電気信号を出力する。前置増幅器101は、受光素子PDから受けた電気信号を増幅し、端子T1を介してPON受信部302へ出力する。
PON受信部302において、後置増幅器54は、前置増幅器101から受けた電気信号を増幅してクロック/データ再生部55へ出力する。クロック/データ再生部55は、後置増幅器54から受けた電気信号に基づいて、クロックおよびデータを再生する。
通信制御部304は、クロック/データ再生部55から受けたデータを復号化し、データフレームおよび制御フレームを復元する。通信制御部304は、復元したこれらのフレームに基づいて、上位ネットワーク送信部306を介して上位ネットワーク502へフレームを送信する。また、通信制御部304は、各宅側装置が送信した光信号が時間的に競合しないように、宅側装置からのバースト信号の開始タイミングおよび終了タイミング等を管理し、バースト信号を送信してもよい期間を示すウインドウを制御フレームとして宅側装置に通知する。宅側装置は、割り当てられたウインドウにおいてバースト信号を送信してくるため、通信制御部304は、管理しているタイミングに基づいてバースト信号の開始時または終了時にリセット信号RSTを端子T2を介して前置増幅器101へ出力する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す回路図である。
図3を参照して、前置増幅器101は、利得制御回路1と、反転増幅回路2と、差動変換回路3と、出力バッファ回路4と、NPNトランジスタN1と、NチャネルMOSトランジスタM1,M11と、コンデンサC1と、インバータINVとを備える。反転増幅回路2は、NPNトランジスタN0,NFと、帰還抵抗RFと、抵抗RLと、電流源IS1とを含む。
NPNトランジスタN1は、受光素子PDのアノードに接続されたコレクタおよびベースと、NチャネルMOSトランジスタM1のドレインおよびコンデンサC1の第1端に接続されたエミッタとを有する。
NチャネルMOSトランジスタM1は、利得制御回路1からのゲイン切り替え信号GSWを受けるゲートと、接地電圧源PS2およびコンデンサC1の第2端に接続されたソースとを有する。
NチャネルMOSトランジスタM11は、インバータINVの出力に接続されたゲートと、固定電圧源PS4に接続されたドレインと、コンデンサC1の第1端に接続されたソースとを有する。
NPNトランジスタN0は、NPNトランジスタN1のベースおよび帰還抵抗RFの第1端に接続されたベースと、抵抗RLの第1端およびNPNトランジスタNFのベースに接続されたコレクタと、接地電圧源PS2に接続されたエミッタとを有する。NPNトランジスタNFは、固定電圧源PS3および抵抗RLの第2端に接続されたコレクタと、帰還抵抗RFの第2端および電流源IS1の第1端に接続されたエミッタとを有する。
電流源IS1の第2端が接地電圧源PS2に接続されている。受光素子PDのカソードが固定電圧源PS1に接続されている。
差動変換回路3は、反転増幅回路2の出力電圧VAMPすなわちNPNトランジスタNFのエミッタ電圧を差動信号に変換し、出力バッファ回路4を介して出力信号VOUTとして端子T1へ出力する。
帰還抵抗RFは、出力電圧VAMPすなわちNPNトランジスタN0の出力を、NPNトランジスタN0のベースに帰還するために設けられている。
NチャネルMOSトランジスタM1は、受光素子PDからNPNトランジスタN0および帰還抵抗RFへ流れる電流と、受光素子PDからNPNトランジスタN1のコレクタおよびエミッタを介して接地電圧源PS2へ流れる電流との比率を制御するために設けられている。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM1がオンし、かつNチャネルMOSトランジスタM11がオフしている状態を示す回路図である。
利得制御回路1は、出力電圧VAMPに基づいてゲイン切り替え信号GSWを生成して出力する。より詳細には、利得制御回路1は、バースト信号である光入力信号の先頭において、論理ローレベルのゲイン切替信号GSWを出力して光入力信号の受信を開始する。その後、光入力信号の複数ビット分の期間における、出力電圧VAMPのレベルの平均値を算出する。そして、利得制御回路1は、反転増幅回路2の出力電圧VAMPの平均値が所定値未満すなわち光入力信号のレベルが大きい場合には、論理ハイレベルのゲイン切り替え信号GSWを出力することにより、NチャネルMOSトランジスタM1をオンする。そうすると、NPNトランジスタN1のエミッタ電位が下がり、NPNトランジスタN1がオンする。これにより、NPNトランジスタN1およびNチャネルMOSトランジスタM1を通してバイパス電流ibpsが受光素子PDから接地電圧源PS2へ流れる。すなわち、受光素子PDからの検出電流ipdが反転増幅回路2への入力電流iinとバイパス電流ibpsとに分流される。このとき、NPNトランジスタN0およびN1のエミッタがそれぞれ接地電圧源PS2に結合されていることから、NPNトランジスタN0およびN1はカレントミラー回路のような動作を行ない、バイパス電流ibpsに対応する電流がNPNトランジスタN0のコレクタからエミッタへ流れる。なお、本発明において、「結合している」とは、各回路要素同士が直接接続されている状態に限らず、各回路要素間に他の回路要素が接続されている場合も含む。
一方、利得制御回路1は、出力電圧VAMPの平均値が所定値以上すなわち光入力信号のレベルが小さい場合には、論理ローレベルのゲイン切り替え信号GSWを出力することにより、NチャネルMOSトランジスタM1をオフする。そうすると、NPNトランジスタN1のエミッタ電位が上がり、NPNトランジスタN1がオフする。これにより、受光素子PDからの検出電流ipdは分流されず、入力電流iinとして反転増幅回路2へ流れる。
なお、利得制御回路1は、出力電圧VAMPのレベルの平均値の代わりに、バースト信号である光入力信号の先頭において、光入力信号の複数ビット分の期間における出力電圧VAMPのボトム値を検出し、このボトム値に基づいてゲイン切り替え信号GSWの論理レベルを決定する構成であってもよい。
インバータINVは、利得制御回路1から受けたゲイン切り替え信号GSWの論理レベルを反転してNチャネルMOSトランジスタM11のゲートへ出力する。
利得制御回路1は、バースト信号ごとに通信制御部304からリセット信号RSTを受けて、NチャネルMOSトランジスタM11をオンする。これにより、固定電圧源PS4からコンデンサC1に電荷が注入されるため、NPNトランジスタN1のエミッタ電位を迅速に上昇させることができる。ここで、固定電圧源PS4の出力電圧は、NPNトランジスタN1のベース・エミッタ間電圧より大きい電圧であればよい。ただし、NチャネルMOSトランジスタM1をオフからオンにした場合において、コンデンサC1から電荷を引き抜く時間を短縮するためには、固定電圧源PS4の出力電圧は、NPNトランジスタN1のベース・エミッタ間電圧に近い電圧であることが好ましい。
また、利得制御回路1は、バースト信号ごとに通信制御部304からリセット信号RSTを受けて、出力電圧VAMPの平均値をクリアする。バースト信号の光強度は、宅側装置ごとに大きく異なる場合がある。バースト信号ごとに出力電圧VAMPの平均値をクリアすることにより、過去に受信したバースト信号の影響を受けることなく、新たに受信するバースト信号に対して、出力電圧VAMPのレベルを精度良く検出して、ゲイン切り替え信号GSWを生成することができる。
なお、利得制御回路1は、通信制御部304からリセット信号RSTを受ける構成に限らず、バースト信号の開始または終了を自ら検出し、ゲイン切り替え信号GSWの論理レベルを初期値に戻す構成であってもよい。また、局側装置402がバースト信号ではなく連続信号を受信する場合には、リセット信号RSTは存在しなくてもよい。
ここで、NPNトランジスタN0の相互コンダクタンスをgm0とし、反転増幅回路2の利得をAとし、帰還抵抗RFの抵抗値をRFとし、抵抗RLの抵抗値をRLとする。前置増幅器101の入力ノードすなわち受光素子PDとNPNトランジスタN1との接続ノードから見た帰還抵抗RFのAC的なインピーダンスZRFは、以下の式で表わされる。
Figure 0005320841
また、NPNトランジスタN0のベース電流をib0とし、ベース電圧をvb0とし、電流利得をhfe0とする。前置増幅器101の入力ノードから見たNPNトランジスタN0のAC的なインピーダンスZ0は、以下の式で表わされる。
Figure 0005320841
ここで、一般的にhfe0>>(RF/RL)であることから、式(1)および式(2)を比較した場合、帰還形TIAである前置増幅器101の入力インピーダンスは式(1)で近似できる。
次に、NPNトランジスタN1のベース電流をib1とし、ベース電圧をvb1とし、相互コンダクタンスをgm1とし、真性エミッタ抵抗をre1とし、電流利得をhfe1とする。前置増幅器101の入力ノードから見たバイパス電流ibpsの経路のAC的なインピーダンスZ1は、以下の式で表わされる。
Figure 0005320841
NチャネルMOSトランジスタM1がオフしている場合、受光素子PDからの検出電流ipdはすべて入力電流iinとなる。一方、NチャネルMOSトランジスタM1がオンしている場合、検出電流ipdは式(1)で表わされるインピーダンスZRFと式(3)で表わされるインピーダンスZ1との比率に基づいて、以下の式(4)のように入力電流iinとバイパス電流ibpsとに分流される。
Figure 0005320841
ここで、NPNトランジスタN0およびN1のベース・エミッタ間電圧は等しく、NPNトランジスタN1およびNPNトランジスタN0の動作点は等しい。また、NPNトランジスタN0およびN1は同じ構造のトランジスタである。これにより、gm1/gm0はNPNトランジスタN0およびN1のサイズ比で決まる値となり、製造ばらつきおよび温度変動に対して安定した値となる。
なお、本発明において、「トランジスタのサイズ」とはトランジスタの相互コンダクタンスを決める構造上のサイズを意味する。たとえば、NPNトランジスタではエミッタ幅×エミッタ長であり、NチャネルMOSトランジスタではゲート幅/ゲート長である。また、複数のトランジスタを並列に接続する場合には、サイズは並列接続された各トランジスタのサイズの和となる。
同様に、帰還抵抗RFおよび抵抗RLをたとえばポリ抵抗および金属抵抗等の同種のデバイスで製造する、すなわち同じ材料で形成することにより、RF/RLは製造ばらつきおよび温度変動に対して安定した値となる。
また、一般的にRF/RL>1であるため、NPNトランジスタN0と同程度のサイズのNPNトランジスタN1によって入力電流iinを効果的に抑制することができる。
たとえば、帰還抵抗RFの抵抗値を1000Ωとし、抵抗RLの抵抗値を200Ωとし、NPNトランジスタN0およびN1のサイズを等しくする、すなわちgm1/gm0=1とした場合、入力電流iinとバイパス電流ibpsとの比は以下のようになる。
Figure 0005320841
このように、NチャネルMOSトランジスタM1をオンすることにより、NチャネルMOSトランジスタM1がオフしている場合と比べて入力電流iinを1/6に抑えることができるため、前置増幅器101の強入力耐性を6倍に高めることができる。
NチャネルMOSトランジスタM1がオフしている場合の前置増幅器101の利得ZTは、以下の式で表わされる。
Figure 0005320841
また、NチャネルMOSトランジスタM1がオンしている場合の前置増幅器101の利得ZTは、以下の式で表わされる。
Figure 0005320841
このように、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器では、出力電圧VAMPに基づいて、受光素子PDからの検出電流ipdの分流比率すなわち入力電流iinとバイパス電流ibpsとの比を制御する。このような構成により、バイパス電流ibpsが検出電流ipdに対する比率で決まり、強入力のときはバイパス電流ibpsの量を多くし、弱入力のときはバイパス電流ibpsの量を少なくすることができる。これにより、反転増幅回路2が飽和して前置増幅器101のダイナミックレンジが狭くなることを防ぐことができ、かつS/N比の劣化を防ぐことができる。また、検出電流ipdの分流比率は、抵抗の比率とトランジスタの相互コンダクタンスの比率とで決まる製造ばらつきおよび温度変動に対して安定した値であり、パラメータ調整が容易である。
また、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器では、出力信号VOUTを監視し、光入力信号のレベルが大きい場合には、NチャネルMOSトランジスタM1をオンする。これにより、受光素子PDからの検出電流ipdの一部をバイパス電流ibpsとしてグランドにバイパスし、反転増幅回路2への入力電流iinを小さくすることで、前置増幅器101の利得を見かけ上小さくする。このような構成により、帰還抵抗の抵抗値を切り替える必要がなくなるため、利得切り替え前後で帰還ループの特性に変更を生じさせず、位相余裕の制御を不要にすることができる。
また、高周波用のTIAでは、高速動作を実現するために、低周波用のTIAと比べて入力インピーダンスすなわち帰還抵抗の抵抗値が小さく設定される。このため、図3に示す前置増幅器101で考えた場合、バイパス電流ibpsの経路の抵抗成分を低減する、すなわちNチャネルMOSトランジスタM1のオン抵抗を小さくする必要がある。しかしながら、NチャネルMOSトランジスタM1のオン抵抗は製造ばらつきおよび温度変動が大きいために制御しにくいパラメータであり、このオン抵抗を無視できる程度に小さくするためには、NチャネルMOSトランジスタM1のサイズを大きくする必要がある。このとき、前置増幅器の入力ノードにおける寄生容量が大きくなると、高周波動作が困難になってしまう。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器では、NチャネルMOSトランジスタM1は、NPNトランジスタN1のエミッタと接地電圧源PS2との間に接続されている。これにより、NPNトランジスタN1はエミッタ接地状態で動作するため、NチャネルMOSトランジスタM1の寄生容量は前置増幅器の入力ノードからは見えない。また、NチャネルMOSトランジスタM1の寄生容量が大きくなるほど、NPNトランジスタN1のエミッタは高周波領域において強く接地される。すなわち、NチャネルMOSトランジスタM1のオン抵抗を小さくするとともに、高周波領域におけるNPNトランジスタN1の動作を安定化することができる。
また、NPNトランジスタN0のベース・エミッタ間容量をCbe0とし、ベース・コレクタ間容量をCbc0とすると、入力ノードからはCbe0+(1+A)×Cbc0の容量が見える。ただし、(1+A)はミラー効果によるものである。これに対して、入力ノードから見たNPNトランジスタN1の容量はベース・エミッタ間容量Cbe1のみを考慮すればよい。したがって、前置増幅器101の入力容量に対するNPNトランジスタN1の影響を抑えることができる。
また、特許文献1に記載の前置増幅器では、光入力信号の1ビットごとにアバランシェフォトダイオードの出力電流を分流するか否かを切り替える構成である。このため、高速な制御ループが必要となることから、広帯域化を図ることが困難である。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器では、利得制御回路1は、バースト信号の先頭において、光入力信号の複数ビット分の期間における、出力電圧VAMPのレベルの平均値を算出する。そして、利得制御回路1は、出力電圧VAMPの平均値に基づいて、ゲイン切り替え信号GSWを生成する。その後のバースト信号区間においては、ゲイン切り替え信号GSWを固定しておけばよく、制御ループは動作しない。このような構成により、高速な制御ループが不要となることから、容易に広帯域化を図ることができる。
なお、NPNトランジスタN0およびN1は、バイポーラトランジスタ以外のトランジスタであってもよく、たとえばNチャネルMOSトランジスタに置き換えることが可能である。また、コンデンサC1は、NチャネルMOSトランジスタM1の寄生容量が十分にある場合は、設けなくてもよい。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べて回路のマッチングを改善した前置増幅器に関する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM0およびM1がオンし、かつNチャネルMOSトランジスタM11がオフしている状態を示す回路図である。
図5を参照して、前置増幅器102は、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べて、さらに、NチャネルMOSトランジスタM0と、コンデンサC0とを備える。
NチャネルMOSトランジスタM0は、NPNトランジスタN0のエミッタおよびコンデンサC0の第1端に接続されたドレインと、接地電圧源PS2およびコンデンサC0の第2端に接続されたソースと、ゲートとを有する。
NチャネルMOSトランジスタM0のゲートには、NチャネルMOSトランジスタM0をオンするための電圧が常に供給される。
また、NチャネルMOSトランジスタM0のサイズ:NチャネルMOSトランジスタM1のサイズ=NPNトランジスタN0のサイズ:NPNトランジスタN1のサイズとなるようにこれらのトランジスタのサイズが設定される。
本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器では、NチャネルMOSトランジスタM1のサイズを大きくすることで、そのオン抵抗をある程度小さくすることができるが、NチャネルMOSトランジスタM1の小さいオン抵抗により、NPNトランジスタN0のエミッタとNPNトランジスタN1のエミッタとの間に電位差が生ずる。
しかしながら、本発明の第2の実施の形態に係る前置増幅器では、NチャネルMOSトランジスタM0をNPNトランジスタN0のエミッタとグランドとの間に挿入することにより、回路のマッチングが改善される。これにより、NPNトランジスタN0のエミッタとNPNトランジスタN1のエミッタとの電位差を小さくすることができ、NチャネルMOSトランジスタM0のオン抵抗のばらつきに起因する特性変動を抑えることができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る前置増幅器と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第3の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べて利得切り替え用のトランジスタの配置を変更した前置増幅器に関する。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。図8は、本発明の第3の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM1がオンし、かつNチャネルMOSトランジスタM11がオフしている状態を示す回路図である。
図7を参照して、利得切り替え用のNチャネルMOSトランジスタM1が、NPNトランジスタN1のベースノードに配置されている。すなわち、NチャネルMOSトランジスタM1は、NPNトランジスタN1のベースに接続されたソースと、NPNトランジスタN1のコレクタ、NPNトランジスタN0のベースおよび帰還抵抗RFの第1端に接続されたドレインと、利得制御回路1からのゲイン切り替え信号GSWを受けるゲートとを有する。
また、NチャネルMOSトランジスタM11は、NチャネルMOSトランジスタM1のソースおよびNPNトランジスタN1のベースに接続されたドレインと、接地電圧源PS2に接続されたソースとを有する。
利得制御回路1は、光入力信号の複数ビット分の期間における、反転増幅回路2の出力電圧VAMPのレベルの平均値を算出する。そして、利得制御回路1は、出力電圧VAMPの平均値が所定値未満である場合には、論理ハイレベルのゲイン切り替え信号GSWを出力することにより、NチャネルMOSトランジスタM1をオンする。そうすると、NPNトランジスタN1のベース電位が上がり、NPNトランジスタN1がオンする。これにより、NPNトランジスタN1を通してバイパス電流ibpsが受光素子PDから接地電圧源PS2へ流れる。すなわち、受光素子PDからの検出電流ipdが反転増幅回路2への入力電流iinとバイパス電流ibpsとに分流される。このとき、NPNトランジスタN0およびN1はカレントミラー回路に近い動作を行ない、バイパス電流ibpsに対応する電流がNPNトランジスタN0のコレクタからエミッタへ流れる。
一方、利得制御回路1は、出力電圧VAMPの平均値が所定値以上である場合には、論理ローレベルのゲイン切り替え信号GSWを出力することにより、NチャネルMOSトランジスタM1をオフし、かつNチャネルMOSトランジスタM11をオンする。そうすると、NPNトランジスタN1のベース電位が接地電位となり、NPNトランジスタN1がオフする。これにより、受光素子PDからの検出電流ipdは分流されず、入力電流iinとして反転増幅回路2へ流れる。
なお、利得制御回路1は、出力電圧VAMPのレベルの平均値の代わりに、バースト信号である光入力信号の先頭において、光入力信号の複数ビット分の期間における出力電圧VAMPのボトム値を検出し、このボトム値に基づいてゲイン切り替え信号GSWの論理レベルを決定する構成であってもよい。
NチャネルMOSトランジスタM1のオン抵抗をRON1とすると、前置増幅器103の入力ノードから見たバイパス経路のインピーダンスZ1は、以下の式で表わされる。
Figure 0005320841
NPNトランジスタN1のベースノードは高周波ラインであり、寄生容量に敏感である。このため、NチャネルMOSトランジスタM1のサイズを大きくすることは困難である。
しかしながら、式(8)から、オン抵抗RON1は1/(hfe1+1)となり、一般にhfe1>100である。このため、NチャネルMOSトランジスタM1のサイズが比較的小さく、オン抵抗RON1が大きい場合でも、1/gm1>>RON1/(1+hfe1)となることから、Z1〜1/gm1と近似することができる。すなわち、式(8)を式(3)に近似できるため、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器に近い効果を奏することができる。
ここで、NチャネルMOSトランジスタM1がオフしている場合、NチャネルMOSトランジスタM11は前置増幅器103の信号ラインすなわち検出電流ipdの経路から分離されるため、NチャネルMOSトランジスタM11の寄生容量は前置増幅器103の特性に影響しない。
また、NチャネルMOSトランジスタM1がオンしている場合、NチャネルMOSトランジスタM11の寄生容量は前置増幅器103の信号ラインに影響する。しかしながら、NチャネルMOSトランジスタM11は小さいサイズのものを使用することができるため、この影響を最小限に抑えることができる。さらに、NチャネルMOSトランジスタM1がオンする場合には、光入力信号のレベルが大きいことから、前置増幅器103の帯域がNチャネルMOSトランジスタM11の寄生容量によって小さくなったとしても、前置増幅器103の特性に与える影響は小さい。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る前置増幅器と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第4の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べてDCバイアス電流を増強した前置増幅器に関する。
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。
図9を参照して、前置増幅器104は、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べて、さらに、電流源IS2を備える。
電流源IS2は、固定電圧源PS5と、NPNトランジスタN1のコレクタとの間に接続されている。
電流源IS2は、論理ハイレベルのゲイン切り替え信号GSWを受けて、NPNトランジスタN1のコレクタに定電流Idcを供給する。
前置増幅器101〜103におけるNPNトランジスタN1は、オン状態においてDCバイアス電流Ibiasを必要とする。このDCバイアス電流Ibiasは、検出電流ipdおよび反転増幅回路2によってまかなわれる。
ここで、検出電流ipdが大きい場合には、NチャネルMOSトランジスタM1をオン状態として前置増幅器の利得を低い方に切り替えると、検出電流ipdによってNPNトランジスタN1のDCバイアス電流をまかなうことができる。
一方、検出電流ipdが小さい場合において、NチャネルMOSトランジスタM1をオン状態として前置増幅器の利得を低い方に切り替えると、検出電流ipdから十分なDCバイアス電流を確保することができず、反転増幅回路2が不足分を供給しようとする。このとき、反転増幅回路2に十分な電流供給能力がないと、前置増幅器の入力ノードの電位が下がり、前置増幅器の出力ノードすなわちNPNトランジスタNFのエミッタ電位が上がる。これにより、NPNトランジスタN0のベース・エミッタ間電圧およびNPNトランジスタNFのベース・エミッタ間電圧が低下するため、前置増幅器の動作速度が低下してしまう場合がある。
しかしながら、本発明の第4の実施の形態に係る前置増幅器では、NチャネルMOSトランジスタM1をオン状態として前置増幅器の利得を低い方に切り替える場合には、電流源IS2からNPNトランジスタN1のコレクタに定電流Idcを供給する。このような構成により、検出電流ipdを分流する場合でも、十分なDCバイアス電流を確保することができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る前置増幅器と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第5の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べて多段階の利得切り替えを可能とした前置増幅器に関する。
図10は、本発明の第5の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。
図10を参照して、前置増幅器105は、利得制御回路1の代わりに利得制御回路11を備え、かつ本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器と同様のNチャネルMOSトランジスタM1およびコンデンサC1の組を複数備える。すなわち、前置増幅器105は、利得制御回路11と、反転増幅回路2と、NPNトランジスタN1〜Nnと、NチャネルMOSトランジスタM1〜Mnと、コンデンサC1〜Cnとを備える。
NPNトランジスタN1〜Nnのコレクタが受光素子PDのアノードに共通に接続され、ベースがNPNトランジスタN0のベースおよび帰還抵抗RFの第1端に共通に接続され、エミッタがNチャネルMOSトランジスタM1〜MnおよびコンデンサC1〜Cnのうち、対応のNチャネルMOSトランジスタのドレインおよび対応のコンデンサの第1端に接続されている。
前置増幅器105では、複数のバイパス経路が設けられ、多段階の利得切替が可能である。
すなわち、利得制御回路11は、出力電圧VAMPに基づいてゲイン切り替え信号GSW1〜GSWnを生成し、NチャネルMOSトランジスタM1〜Mnのゲートへそれぞれ出力する。NチャネルMOSトランジスタM1〜Mnは、オン状態のとき、それぞれバイパス電流ibps1〜ibpsnを流す。NチャネルMOSトランジスタM1〜Mnの中からオン状態とする1または複数のNチャネルMOSトランジスタを選択することにより、多段階の利得切替が可能となる。また、並列接続された複数の帰還抵抗を設けることで多段階の利得切替を行なう構成と比べて、NPNトランジスタN1〜Nnのサイズを調整することにより、容易に利得を調整することができる。
なお、前置増幅器105は、本発明の第2の実施の形態に係る前置増幅器と同様のマッチング用NチャネルMOSトランジスタM0をNチャネルMOSトランジスタM1〜Mnに対応して複数備える構成であってもよい。また、本発明の第3の実施の形態に係る前置増幅器と同様に、DCバイアス電流を供給する電流源IS2を備える構成であってもよい。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る前置増幅器と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第6の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べてバイパス経路の抵抗値を連続的に変化させることを可能とした前置増幅器に関する。
図11は、本発明の第6の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。図12は、本発明の第6の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM1がオンしている状態を示す回路図である。
図11を参照して、前置増幅器106は、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べて、利得制御回路1の代わりに利得制御回路12を備える。利得制御回路12は、利得制御回路1と異なり、リセット信号RSTを受けない。また、前置増幅器106は、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器と比べて、NチャネルMOSトランジスタM11およびインバータINVを備えない。
利得制御回路12は、出力電圧VAMPの平均値に基づいてゲイン制御信号GCNTを生成し、NチャネルMOSトランジスタM1のゲートおよびNチャネルMOSトランジスタM11のゲートへ出力する。より詳細には、利得制御回路12は、出力電圧VAMPに基づいて、ゲイン制御信号GCNTの電圧値を連続的にすなわち3段階以上に制御することにより、NチャネルMOSトランジスタM1のオン抵抗を連続的に制御する。すなわち、図12に示すように、NチャネルMOSトランジスタM1は、可変抵抗として機能する。
これにより、NPNトランジスタN1のエミッタ電位すなわちベース・エミッタ間電圧を連続的に制御できるため、相互コンダクタンスgm1を連続的に制御することができる。
ここで、前置増幅器101〜105では、利得を切り替えると、出力ノードのDC電位が変化する。これに起因して、通信信号受信中の利得切替時に受信エラーが生じる場合は、前置増幅器101〜105は連続信号が送受信される通信システムには好適ではない。一方、受動的ネットワークの局側装置のように、光入力信号がバースト信号であり、かつ、宅側装置ごとに光入力信号のパワーが異なりうる場合には好適である。バースト信号ごとにバースト信号の受信開始時に利得を決定して固定できるため、通信信号受信中に利得が切り替わることがなく、受信エラーが発生しない。したがって、前置増幅器101〜105を、リセット信号RSTを受けるための端子T2を備えた光モジュール301に搭載することで、ダイナミックレンジを広げ、かつ広帯域の信号を安定して増幅することが可能なPONに適した光モジュールを得ることができる。
一方、本発明の第6の実施の形態に係る前置増幅器では、NチャネルMOSトランジスタM1が完全にオンしている状態では、本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器と同様の増幅特性となる。しかしながら、NチャネルMOSトランジスタM1のゲート電圧値すなわちゲイン制御信号GCNTのレベルを連続的に制御することにより、前置増幅器106の利得を連続的に変化させることができる。これにより、連続信号を良好に受信することができる。また、出力ノードのレベルをモニタして、光入力信号のレベルに応じてゲイン制御信号GCNTすなわちNチャネルMOSトランジスタM1のゲート電圧を制御するフィードバックループを構成することで、NチャネルMOSトランジスタM1の特性のばらつきに対応することができる。フィードバックループは、特許文献1に記載の構成のように光入力信号の1ビットごとに応答する必要はなく、たとえば、光入力信号の複数ビット分の期間における、出力電圧VAMPのレベルの平均値に応答すればよい。このため、広帯域化を図ることが容易である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る光ネットワークの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る局側装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM1がオンし、かつNチャネルMOSトランジスタM11がオフしている状態を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM0およびM1がオンし、かつNチャネルMOSトランジスタM11がオフしている状態を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM1がオンし、かつNチャネルMOSトランジスタM11がオフしている状態を示す回路図である。 本発明の第4の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。 本発明の第5の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。 本発明の第6の実施の形態に係る前置増幅器の構成を示す図である。 本発明の第6の実施の形態に係る前置増幅器において、NチャネルMOSトランジスタM1がオンしている状態を示す回路図である。 特許文献2および3に記載の前置増幅器の構成を概略的に示す図である。
符号の説明
1,11,12 利得制御回路、2 反転増幅回路、51 増幅回路、3 差動変換回路、4 出力バッファ回路、51 光受信部、52 光送信部、53 合分波部、54 後置増幅器、55 クロック/データ再生部、101〜106 前置増幅器、201 レンズ、202 レンズ、203 発光素子、301 光モジュール、302 PON受信部、303 PON送信部、304 通信制御部、305 上位ネットワーク受信部、306 上位ネットワーク送信部、401A,401B,401C,401D 宅側装置、402 局側装置、501 光ネットワーク、502 上位ネットワーク、SP1,SP2 スプリッタ、T1〜T3 端子、PD 受光素子、N0,N1〜Nn,NF NPNトランジスタ、M0,M1〜Mn,M11 NチャネルMOSトランジスタ、C0,C1〜Cn コンデンサ、INV インバータ、RF 帰還抵抗、RL 抵抗、IS1,IS2 電流源。

Claims (11)

  1. 電流が入力される第1導通電極と、前記第1導通電極に結合された制御電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第1のトランジスタと、
    第1導通電極と、前記固定電圧源に結合された第2導通電極と、前記第1のトランジスタの制御電極に結合された制御電極とを有する第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタの制御電極に結合され、前記第2のトランジスタの出力を前記第2のトランジスタの制御電極に帰還するための帰還抵抗と、
    前記第1のトランジスタの相互コンダクタンスを制御することにより、前記第1のトランジスタの第1導通電極から前記第2のトランジスタの制御電極および前記帰還抵抗へ流れる電流と、前記第1のトランジスタの第1導通電極から第2導通電極へ流れる電流との比率である分流比を制御するための可変抵抗素子とを備える増幅器。
  2. 前記可変抵抗素子は、前記第1のトランジスタの第2導通電極と前記固定電圧源との間に接続されている請求項1に記載の増幅器。
  3. 前記可変抵抗素子は、前記第1のトランジスタの第2導通電極に結合された第1導通電極と、前記固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第3のトランジスタであり、
    前記増幅器は、さらに、
    前記第2のトランジスタの第2導通電極に結合された第1導通電極と、前記固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第4のトランジスタを備える請求項2に記載の増幅器。
  4. 前記第1のトランジスタのサイズおよび前記第2のトランジスタのサイズの比と、前記第3のトランジスタのサイズおよび前記第4のトランジスタのサイズの比とが略等しい請求項3に記載の増幅器。
  5. 前記可変抵抗素子は、前記第1のトランジスタの制御電極と前記第1のトランジスタの第1導通電極および前記第2のトランジスタの制御電極の接続点との間に接続されている請求項1に記載の増幅器。
  6. 前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタは同じ構造であり、
    前記増幅器は、さらに、
    前記第2のトランジスタの第1導通電極に結合され、前記帰還抵抗と同じ材料で形成された抵抗を備える請求項1から5のいずれかに記載の増幅器。
  7. 前記増幅器は、さらに、
    前記第1のトランジスタの第1導通電極から前記第2のトランジスタの制御電極および前記帰還抵抗へ流れる電流を減じて前記分流比を変える場合に前記第1のトランジスタの第1導通電極に定電流を供給する電流源を備える請求項1から6のいずれかに記載の増幅器。
  8. 前記増幅器は、前記第1のトランジスタおよび前記可変抵抗素子の組を複数備え、各前記第1のトランジスタの第1導通電極および制御電極が前記第2のトランジスタの制御電極に共通に結合されている請求項1から7のいずれかに記載の増幅器。
  9. 前記増幅器は、さらに、
    前記第2のトランジスタの出力に基づいて、前記可変抵抗素子の抵抗値を3段階以上に制御する制御回路を備える請求項1から8のいずれかに記載の増幅器。
  10. 前記第1のトランジスタの第1導通電極には、受動的光ネットワークにおいて用いられる受光素子からの電流が入力される請求項1から9のいずれかに記載の増幅器。
  11. 光ファイバを備えた受動的光ネットワークにおいて用いられる光モジュールであって、
    前記光ファイバと光学的に結合された受光素子と、
    前記受光素子に結合されて、前記受光素子からの電流が入力される第1導通電極と、前記第1導通電極に結合された制御電極と、固定電圧源に結合された第2導通電極とを有する第1のトランジスタと、
    第1導通電極と、前記固定電圧源に結合された第2導通電極と、前記第1のトランジスタの制御電極に結合された制御電極とを有する第2のトランジスタと、
    前記第2のトランジスタの制御電極に結合され、前記第2のトランジスタの出力を前記第2のトランジスタの制御電極に帰還するための帰還抵抗と、
    前記第1のトランジスタの相互コンダクタンスを制御することにより、前記第1のトランジスタの第1導通電極から前記第2のトランジスタの制御電極および前記帰還抵抗へ流れる電流と、前記第1のトランジスタの第1導通電極から第2導通電極へ流れる電流との比率を制御するための可変抵抗素子と、
    前記可変抵抗素子の抵抗値を制御するための制御信号を受ける端子とを備える光モジュール。
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