JPH09186659A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH09186659A
JPH09186659A JP7343927A JP34392795A JPH09186659A JP H09186659 A JPH09186659 A JP H09186659A JP 7343927 A JP7343927 A JP 7343927A JP 34392795 A JP34392795 A JP 34392795A JP H09186659 A JPH09186659 A JP H09186659A
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circuit
transistor
amplifier
current
bypass
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JP7343927A
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English (en)
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Daisuke Yamazaki
大輔 山崎
Norio Nagase
典生 永瀬
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/04Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
    • H03F3/08Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light

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  • Amplifiers (AREA)
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過大な入力電流があっても回路が飽和するこ
となくかつ出力電圧のデューティ比の劣化を抑さえた増
幅回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力電流に応じた出力電圧を出力する増
幅器を有する増幅回路において、前記入力電流が前記増
幅器に入力する前に、前記入力電流の一部をバイパス電
流としてバイパスさせるバイパス回路を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信に関し、より
詳細には光信号を変換した入力電流を増幅するのに好適
な増幅回路に関する。現在、光通信では光で信号を伝送
するが、増幅や交換処理は電気信号で行う場合が多い。
例えば、光ファイバケーブルを介して伝送されて来た光
信号をフォトダイオードで電気信号に変換し、これを増
幅して後段で所定の信号処理が行われる。この増幅処理
は、フォトダイオードの出力である電流信号を電圧信号
に変換する増幅回路(特に、前置増幅回路と言う)と、
この電圧信号を増幅するメイン増幅回路とで行われる。
【0002】本発明は、電流信号を電圧信号に変換する
増幅回路、即ち光通信で用いられる前置増幅回路に関す
る。
【0003】
【従来の技術】一般に、光通信では、各加入者端末と交
換局とは光ファイバケーブルで接続されている。交換局
は受信した光信号を電気信号に変換して所定の処理を行
う。この光信号は、各加入者端末と交換局との距離や各
加入者端末の光出力レベルの相違等に起因して、受信レ
ベルに変動がある。このような光信号を変換して得られ
る電流信号も電流値が変動する。この電流信号(入力電
流)を電圧信号(出力電圧)に変換する前置増幅回路は
ある程度の電流変動は許容できる。しかしながら、大き
な変動があった場合には前置増幅回路が飽和してしま
い、出力電圧のデューティ比が入力電圧のそれと変わっ
てしまい、後段で行われる識別等の信号処理でエラーが
発生してしまう。
【0004】図10は、従来の前置増幅回路の回路図で
ある。前置増幅回路はバイポーラトランジスタQ1 とQ
2 、一端が定電圧源VCONTに接続された負荷抵抗RL、
帰還抵抗Rf及び出力抵抗Rとを有する。カソードが定
電圧源VCONT’に接続されたフォトダイードPDは光入
力を電流入力に変換する。トランジスタQ1のベースイ
ンピーダンスは高いので、入力電流のほとんどは帰還抵
抗Rfを通り、出力抵抗Rを介してグランドに流れる。
よって、出力トランジスタ(バッファトランジスタとも
言う)Q2 のエミッタ電位は下がる。光入力がなくなる
と帰還抵抗Rfに流れる電流がなくなるため、トランジ
スタQ2 のエミッタ電位は上がる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す構成の前置増幅回路は以下の問題点を有する。図
11は、図10に示す前置増幅回路の出力応答特性を示
す図である。前置増幅回路は、図示するような直流入出
力特性を有している。入力電流が図示するように、入出
力特性に対し過大な振幅波形を有していると(大電流入
力があると)、図10に示すトランジスタQ1 のコレク
タ電位が低下し、そのベース・コレクタ電圧が十分に得
られなくなるので、回路は飽和する。この結果、図11
に示すように、出力電圧波形(出力応答波形とも言う)
のデューディ比は劣化する。デューディ比が劣化する
と、メイン増幅回路を介して前置増幅回路に接続される
識別回路でのビット単位の識別動作(信号が”0”であ
るか”1”であるかをビット単位に判別する)に誤りが
生じてしまう。
【0006】従って、本発明は上記従来技術の問題点を
解決し、過大な入力電流があっても回路が飽和すること
なくかつ出力電圧のデューティ比の劣化を抑さえた増幅
回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力電流に応じた出力電圧を出力する増幅器を有す
る増幅回路において、前記入力電流が前記増幅器に入力
する前に、前記入力電流の一部をバイパス電流としてバ
イパスさせるバイパス回路を有することを特徴とする増
幅回路である。バイパス回路は過大な入力電流があって
も、その一部をバイパスさせるので、増幅器には常に適
切な入力電流が与えられる。よって、回路が飽和するこ
となくかつ出力電圧のデューティ比の劣化を抑さえるこ
とができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記バイパス回路が、前記入力電流に対するバイパ
ス電流の割合を前記増幅器の出力電圧に応じて決定する
ことを特徴とする増幅回路である。請求項3に記載の発
明は、請求項1又は2において、前記バイパス回路が第
1及び第2のトランジスタを有し、前記第1のトランジ
スタは第1の定電圧源に接続された第1の端子と、第1
の抵抗に接続された第2の端子と、前記増幅器の出力端
子に接続された制御端子とを有し、前記第2のトランジ
スタは前記増幅器の入力端子に接続された第1の端子
と、前記第1の抵抗に接続された第2の端子と、第2の
定電圧源に接続された制御端子とを有することを特徴と
する増幅回路である。電流入力に応じて増幅器の出力電
位は降下し、これにより第1のトランジスタの第2の端
子の電位も降下する。すると、第2のトランジスタのバ
イアス電圧(制御端子と第2の端子との間の電圧)は第
2のトランジスタをオンとする電圧となり、バイパス回
路が動作を開始する。また、第1の抵抗を用いること
で、低電源電圧で動作させることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記バイパス回路が第1及び第2のトランジ
スタを有し、前記第1のトランジスタは第1の定電圧源
に接続された第1の端子と、第1の定電流源に接続され
た第2の端子と、前記増幅器の出力端子に接続された制
御端子とを有し、前記第2のトランジスタは前記増幅器
の入力端子に接続された第1の端子と、前記第1の定電
流源に接続された第2の端子と、第2の定電圧源に接続
された制御端子とを有することを特徴とする増幅回路で
ある。請求項3の第1の抵抗に代えて第1の定電流源を
用いているが、その動作は請求項3のものと同様であ
る。定電流源を用いることで、消費電流を減少させるこ
とができる。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4において、前記増幅回路が更に前記増幅器の出力端子
と基準電位点との間に直列に接続された複数の抵抗を有
する直列回路を有し、前記増幅器はその入力端子と前記
直列回路内のノードとの間に接続された帰還抵抗とを有
することを特徴とする増幅回路である。バイパス回路の
動作開始タイミングを制御することができる。
【0011】請求項6ないし10に記載の発明は、前記
増幅回路は更に、入力電流の大きさに応じて前記増幅器
の所定の特性を変化させる補償回路を有することを特徴
とする増幅回路である。所定の特性とは、例えば微分負
荷抵抗特性であり、これを変化させることで高域遮断周
波数を一定に保ち、応答特性を良好に保つことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理を示す図で
ある。本発明による前置増幅回路は、前置増幅器10
(請求項では単に増幅器という)の入力端子とグランド
(基準電位点)との間にバイパス回路12を設けたこと
を特徴とする。なお、前置増幅器10は図10のトラン
ジスタQ1 、Q2 と、負荷抵抗RLと、出力抵抗Rとを
含むものである。バイパス回路12は、入力電流が前置
増幅器10に入力する前に、前記入力電流の一部をバイ
パス電流としてバイパスさせる。より具体的には、バイ
パス回路12は、入力電流の大きさが所定値以上となっ
たときに、所定の割合でバイパス電流を流す。後述する
ように、入力電流に対するバイパス電流の割合を、前置
増幅器10の出力電圧に応じて決定することができる。
このようにして、前置増幅器10の増幅動作が飽和して
しまうような大入力電流がフォトダイオードPDから流
れてくると、バイパス回路12が働き、適切な電流量を
前置増幅器10に与え、余分な電流はバイパス電流とし
て逃がす。この結果、図11で示すような回路の飽和や
出力電圧のデューディ比の劣化という問題点が解決でき
る。
【0013】図2は、図1に示すバイパス回路12の一
構成例を有する増幅回路を示す図である。図示するよう
に、バイパス回路12は2つのトランジスタQ3 、Q4
と抵抗R4と定電圧源VCONT2 とを有する。トランジス
タQ3 のコレクタは前置増幅器10の入力端子に接続さ
れ、エミッタは抵抗R4の一端に接続されている。トラ
ンジスタQ3のベースには、定電圧源VCONT2 が接続さ
れている。トランジスタQ4 のコレクタには定電圧源V
CONT1 が接続され、エミッタは抵抗R4の一端が接続さ
れ、ベースは前置増幅器10の出力端子に接続されてい
る。
【0014】定電圧源VCONT1 は、フォトダイオードP
Dが接続されている定電圧源VCONT’と同一電圧であっ
てもよいし、異なる電圧であってもよい。定電圧源V
CONT2の電圧は、入力電流がない状態でトランジスタQ
3のベース・エミッタ間電圧が0.4Vとなるような値
である。なお、図2以降のバイポーラトランジスタのベ
ース・エミッタ間動作電圧は0.8Vであるとする。
【0015】入力電流が流れ始めると、この入力電流は
帰還抵抗Rfに流れ、前置増幅器10の出力端子の電
位、すなわち出力電圧は下がり始める。この時点では、
トランジスタQ3 のベース・エミッタ間電圧は0.8V
よりも小さいので、トランジスタQ3には電流は流れな
い。
【0016】入力電流が次第に大きくなると出力電圧も
下がっていき、トランジスタQ4 のエミッタも下がる。
そして、出力電圧が0.4V下がった時点でトランジス
タQ 4 のエミッタ電圧も0.4V下がり、この結果トラ
ンジスタQ3のベース・エミッタ間電圧は0.8Vとな
り、トランジスタQ3 はオフからオンに変化する。これ
により、バイパス回路12はオンとなり、入力電流の一
部がトランジスタQ3を流れ始める。更に、入力電流が
増大してもバイパス回路12を流れ、出力電圧は0.4
V下がった電圧で固定される。
【0017】このように、従来回路では増幅回路の入出
力特性に対し過大な入力電流があると、図11に示すよ
うに増幅回路はすぐに飽和してしまう。これに対し、図
2に示す構成では入力電流をバイパスして適切な電流量
を前置増幅器10に与える構成のため、上記のような問
題点は発生しない。
【0018】ここで、上記動作を数式で表現する。図3
は、図2をより詳細に示す図である。図2に示す増幅器
AMPは、図3のトランジスタQ1 、Q2 、Q5 、負荷
抵抗RL、帰還抵抗Rf、及び出力抵抗R並びに定電圧
源VCONT3 を含むものである。なお、トランジスタQ5
以外の上記回路素子については前述した通りである。ま
たトランジスタQ5 については後述する。
【0019】前述したように、電流入力があった場合、
トランジスタQ4 のベース電位は低下する。従って、ト
ランジスタQ4 に流れる電流が小さくなり、トランジス
タQ 3 のエミッタ電位が小さくなる。ここで、トランジ
スタQ3 のベース電位を予めしきい値電圧VT (=kT
/q)よりも大きく設定してあれば、入力電流に応じて
トランジスタQ3 のベース・エミッタ電圧VBEは大きく
なる。つまり、入力電流に応じて電流をバイパスするこ
とになる。
【0020】ここで、電流バイパスの動作を説明する。
入力電流をIIN、トランジスタQ3のコレクタ電流(バ
イパス電流)をI3C、無入力時におけるトランジスタQ
3 のベース・エミッタ間電圧をV3BE0、バイパス電流が
ないときの前置増幅器10の入力端子から出力端子への
トランスインピーダンスをZTRAN、トランジスタの飽和
電流をIS とおく。
【0021】まず、トランジスタQ3 のベース・エミッ
タ間電圧V3BE は V3BE =V3BE0+(IIN−I3C)ZTRAN (1) 従って、バイパス電流I3Cは I3C=IS exp (V3BE /VT ) =IS exp {(V3BE0+(IIN−I3C)ZTRAN/VT )/VT }(2) 上記(2)式より、 IIN=VT /ZTRANIn(I3C/IS )+I3C−(V3BE0/ZTRAN) (3) この結果から、入力電流IINが増加するに従ってバイパ
ス電流が多くなる。
【0022】また、入力電流IINをバイパスしている状
態での微分トランスインピーダンスをZTRAN’とする
と、 (∂IIN−∂I3C)ZTRAN=∂IIN・ZTRAN’ (4) であるから、 ZTRAN’=(1−(∂I3C/∂IIN))ZTRAN =(1−(1/(∂IIN/∂I3C)))ZTRAN (5) 従って、(3)、(5)式より、 ZTRAN’=(1−(1/((VT /ZTRAN3C)+1)))ZTRAN =(VT TRAN)/(VT +ZTRAN3C) (6) となり、バイパス電流の大きさに応じてZTRAN’が小さ
くなる。つまり、入力電流に対してZTRAN’が徐々に低
下する。このため、飽和により急激のトランスピンピー
ダンスが低下する従来の前置増幅回路に比べ、図3に示
す回路はデューディ比の劣化を抑えることができる。
【0023】ここで、前置増幅回路の高域遮断周波数f
-3dBは入力容量をCIN、トランジスタの伝達コンダクタ
ンスをgm、トランジスタQ1 のコレクタにつく微分負
荷抵抗をRL’とすると、 f-3dB=(gm・RL’)/(2π・CIN・ZTRAN’) (7) と表すことができる。従って、RL’が一定のままでZ
TRAN’が小さくなるとf -3dBが大きくなり過ぎ、トラン
ジスタQ1 、Q2 、帰還抵抗Rfからなるループの位相
余裕がとれなくなる。すなわち、回路が発振し易くな
る。
【0024】そこで、図3に示す回路では、入力電流の
増加によりトランジスタQ3 がオフからオンになると同
時にオフからオンになるトランジスタQ5 を設けること
で、ZTRAN’が減少すると同時にRL’を減少させてい
る。これにより、高域遮断周波数f-3dBを一定に保ち、
位相余裕を確保している。この観点から、トランジスタ
5 を位相補償回路又は単に補償回路とも呼ぶ。
【0025】以上のように、前置増幅器10内に上記補
償回路を設けることが好ましい。図4は、図3に示す増
幅回路の出力応答特性を示す図である。入力電流IIN
1 となった時点でトランジスタQ3 がオンとなり、バ
イパス電流が流れ始める。このタイミングでトランジス
タQ5 がオンし、微分負荷抵抗RL’が減少する。よっ
て、入力電流の増加に対する出力電圧の増加が緩和さ
れ、出力波形は図4に示すようになる。図4と図11を
比較すると、図3の回路では過大な入力電流があっても
回路が飽和することなく、かつ出力電圧のデューディの
劣化が抑えられてることが判る。
【0026】図5は、図2の回路構成を変形したもので
ある。図2では、帰還抵抗Rfの一端は前置増幅器10
の出力端子に接続されている。これに対し、図5の構成
では、帰還抵抗Rfの一端は直列に接続された抵抗R6
及びR7の接続ノードAに接続されている。抵抗R6及
びR7からなる直列回路は、前置増幅器10の出力端子
とグランドとの間に接続され、トランジスタQ4のベー
ス電位の設定(すなわち、バイパス電流を流し始めるタ
イミング)を容易にする。具体的には、トランジスタQ
4のベース電位は抵抗R6とR7の抵抗値の比に依存す
る。入力電流がない場合には帰還抵抗Rfに電流がほと
んど流れないため、接続ノードAの電位は前置増幅器1
0内のトランジスタQ1 のベース・エミッタ電圧0.8
Vに等しい。この場合、R6とR7の比を1:2に設定
することで、トランジスタQ1 のベース電位を1.2V
に設定することができる。一方、定電圧源VCONT2
0.8Vに設定すれば、トランジスタQ4 のエミッタ電
位VE4は0.4Vなので(V E4=1.2V−0.8V=
0.4V)、トランジスタQ3のベース・エミッタ間電
圧を0.4Vに設定できる。
【0027】図6は、図5に示す構成と図3に示す構成
とを組み合わせた構成の前置増幅回路を示す図である。
ただし、図6に示す構成では、図3に示す構成を発展さ
せたものとなっている。具体的には、図3に示す構成に
加え、トランジスタQ6 、抵抗R5及び定電圧源V
CONT4 を設けたものである。すなわち、トランジスタQ
5、Q6 、定電圧源VCONT3 、VCONT4 及び抵抗R5で
位相補償回路が形成されている。トランジスタQ6 と抵
抗R5の直列回路は負荷抵抗RLに並列に接続され、ト
ランジスタQ5 は負荷抵抗RLに並列に接続されてい
る。トランジスタQ6のベース電位は定電圧源VCONT4
で設定され、トランジスタQ5 のベース電位は定電圧源
CONT3 で設定されている。トランジスタQ5 とQ6
異なるコレクタ・エミッタ間電圧でオンする。すなわ
ち、負荷抵抗RLの両端の異なる電位差でそれぞれトラ
ンジスタQ5 とQ6 はオンする。具体的には、トランジ
スタQ6 がオンすることで並列に抵抗R5が負荷抵抗R
Lに接続され、次にトランジスタQ 5 がオンする。これ
により、入力電流の電流量に応じて微分負荷抵抗RL’
を段階的に減少させることで高域遮断周波数f-3dBを一
定に保持することができる。高域遮断周波数f-3dBが急
激に低下すると応答速度が低下して光入力の変化に追従
できなくなるが、高域遮断周波数f-3dBを一定に保つこ
とでこのような問題点は回避できる。なお、この位相補
償回路の詳細な動作については、図8を参照して後述す
る。
【0028】なお、図6の出力バッファ14は、図3に
示すトランジスタQ2 に相当する。図7は、図6に示す
構成の位相補償回路の変形例を含む前置増幅回路の構成
を示す図である。図7に示す位相補償回路は、トランジ
スタQ5 、Q6 、抵抗R1、R2及び単一の定電圧源V
CONT5 からなる。定電圧源VCONT5はトランジスタQ5
のベースとグランドとの間に設けられ、抵抗R1とR2
の直列回路は定電圧源VCONT5 と定電圧源VCONTとの間
に設けられている。図7に示す位相補償回路の動作は、
図6を参照して説明した動作と同様である。
【0029】図8は、図7に示す構成において、定電圧
源VCONT2 とVCONT5 を一体構成にしたものである。図
8に示す定電圧源VCONT6 は、上記VCONT2 とVCONT5
の両方の機能を持つ。定電圧源VCONT6 はダイオード接
続されたトランジスタQ7 、Q8 、Q9 と抵抗R3とを
有する。これらのトランジスタQ7 、Q8 、Q9 と抵抗
R3は直列に接続され、これらからなる直列回路は抵抗
R2の一端とグランドとの間に設けられている。
【0030】次に図8に示す前置増幅回路の動作を説明
する。まず、図示するトランジスタはすべて0.8Vの
ベース・エミッタ間電圧を有し、前置増幅回路の出力端
子に0.4V程度の振幅が出力されたときから電流バイ
パスを開始するように設計してある。
【0031】無入力電流では帰還抵抗Rfにほとんど電
流が流れないため、接続ノードAの電位はトランジスタ
1 のベース・エミッタ間電圧とほぼ同じ0.8Vであ
る。ここで、前述したように抵抗R6とR7の抵抗値の
比を1:2にすることで、トランジスタQ1 のベース電
位は1.2Vとなる。また、トランジスタQ9 のベース
電位は常に0.8V(抵抗R3の抵抗値は小さく、流れ
る電流が小さいことからR3における電圧降下は無視で
きる)である。従って、無入力電流時にはトランジスタ
3 のベース・エミッタ間電圧は0.4Vしかなく、ト
ランジスタQ3はオフの状態にある。一方、トランジス
タQ2 のベース電位は2.0Vであり、トランジスタQ
5 のベース電位は2.4V、トランジスタQ6 のベース
電位は2.5V(抵抗R2において、0.1Vの電圧降
下があるように抵抗R2に電流を流す)である。このた
め、無入力時はトランジスタQ5 及びQ6 もオフの状態
である。
【0032】ここで、電流が出力に0.4Vの振幅が出
るレベルまで入力されると、トランジスタQ4 のベース
電位が0.8Vになる。すると、トランジスタQ3 のベ
ース・エミッタ間電圧が0.8V確保されるためトラン
ジスタQ3 がオンになり、入力電流の一部がバイパスさ
れる。よって、前述の微分トランスインピーダンスZ
TRAN’は低下する。また、入力電流に0.4Vの振幅が
でると、トランジスタQ 2 のベース電位は1.6Vにな
り、トランジスタQ5 、Q6 ともにベース・エミッタ間
電圧が0.8V確保されてオンになり、微分負荷抵抗R
L’は低下する。この結果、振幅が0.4Vでるような
入力電流値から微分トランスインピーダンスZTRAN’を
徐々に低下させるともに、高域遮断周波数f-3dBを一定
に保ち、位相余裕を確保することができる。また、トラ
ンジスタQ1 、Q3 、Q4 、Q9 でで対比をとり、トラ
ンジスタQ2 、Q8 で対比をとり、トランジスタQ5
6、Q7 で対比をとっている。従って、温度の変動や
プロセスによるトランジスタの特性のバラツキによら
ず、トランジスタQ3 、Q5 、Q6 のオンとオフの切り
替わる入力電流が同一になるように補償がかけられてい
る。
【0033】ここで、図3に示すように、微分負荷抵抗
RL’を低下させる回路がトランジスタQ5 のみから構
成されると入力電流に対するZTRAN’の変化量よりもR
L’の変化量の方が大きいため、高域遮断周波数f-3dB
を一定に保つことができない。このため、図8の回路で
は、入力電流が小さいうちからオンになるが、抵抗R5
の抵抗値以下には微分抵抗RL’が低下しないトランジ
スタQ6 と抵抗R5とからなる回路と、入力電流が大き
くなってからオンになるが、微分負抗が非常に小さくな
るトランジスタQ5 からなる回路との2つの回路から微
分負荷抵抗RL’を低下させる位相補償回路を構成して
いる。ここで、抵抗R6とR7の抵抗値の比を変えるこ
とでトランスインピーダンスZTRANを低下させ始める入
力電流値を変えることができる。
【0034】更に、出力電圧振幅が0.4V以上である
ような入力電流値から、入力電流がゼロになった状態を
考える。この時のトランジスタQ3 、Q5 、Q6 のオン
からオフになるステップは次の通りである。トランジス
タQ3 に関しては、トランジスタQ4 のベース電位の上
昇→トランジスタQ4 のエミッタ電位の上昇→トランジ
スタQ3 がオフの3ステップである。これに対し、トラ
ンジスタQ5 、Q6 に関しては、トランジスタQ2 のベ
ース電位の上昇→トランジスタQ5 、Q6 がオフと2ス
テップである。このため、トランジスタQ3 、Q5 、Q
6 は静的にはオンからオフへ同時になるが、過渡的には
3 の方がQ5 、Q6 よりも遅れてオフになる。このた
め、前述した(7)式から分かるように、過渡的に対域
が大きく延びる現象が起き、立ち下がりを早めることが
できる。この結果、デューディ比の劣化をより小さく抑
さえることができる。
【0035】図8に示すように、バイパス回路12に抵
抗R4を用いる構成は低電源電圧化に適している。なぜ
ならば、グランドと定電源電圧VCONTとの間は、トラン
ジスタ2段構成となっている。しかしながら、消費電流
は比較的大きい。例えばR4=50Ωとし、その両端の
電圧を0.4Vにするには、抵抗R4に8mAの電流が
必要となる。
【0036】図9に示す構成は、低定電流消費化を図っ
た構成の前置増幅回路である。前述の抵抗R4に代え
て、定電流源ICONTを接続する。定電流源ICONTによる
レベル調整のために、図8に示す定電圧源VCONT6 にト
ランジスタQ10を設けて定電圧源VCONT6 ’とするとと
もに、トランジスタQ1 のエミッタとグランドとの間に
ダイオード接続のトランジスタQ11を設けている。定電
流を例えば1mAとすれば、無入力電流の場合にはトラ
ンジスタQ4 に1mAが流れ、トランジスタQ3に0.
5mAが流れる場合にはトランジスタQ4 にも0.5m
Aの電流が流れる。このような電流値であっても、図8
と同等の機能が得られる。ただし、図8の回路に比べ、
高い電源電圧VCONTが必要となる。電源電圧VCONTとグ
ランドとの間はトランジスタ3段構成である。
【0037】以上、本発明の実施例を説明した。本発明
は上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記
バイポーラトランジスタをMOSトランジスタとしても
同等の特性が得られる。なお、本願請求項の構成要素と
実施例中の構成要素との対応関係について、簡単に説明
する。
【0038】請求項1に記載のバイパス回路は、例えば
図1に示すバイパス回路12に対応する。請求項2に記
載のバイパス回路は、例えば図2に示す構成のバイパス
回路12に相当する。
【0039】請求項3に記載の第1及び第2のトランジ
スタはそれぞれトランジスタQ4 とQ3 に相当し、第1
の定電圧源は定電圧源VCONT1 に相当し、第1の抵抗は
抵抗R4に相当し、第2の定電圧源は定電圧源VCONT2
に相当する。請求項4に記載の第1及び第2のトランジ
スタはそれぞれトランジスタQ4 とQ3 に相当し、第1
の定電圧源は定電圧源VCONT1 に相当し、第1の電流源
はI CONTに相当し、第2の定電圧源は定電圧源VCONT2
に相当する。
【0040】請求項5に記載の直列回路は例えば図5に
示す抵抗R6とR7とからなる直列回路に対応し、前記
直列回路内のノードとは接続ノードAに対応する。請求
項6及び7に記載の補償回路は、例えば図3に示すトラ
ンジスタQ5 と定電圧源VCONT3 からなる回路、又は図
8に示すトランジスタQ5 、Q6 、抵抗R1、R2、R
5からなる回路に対応する。
【0041】請求項8に記載の第2の抵抗は、例えば図
6や図7の抵抗R5に対応し、第3のトランジスタはト
ランジスタQ6 に対応し、第4のトランジスタはトラン
ジスタQ5 に対応する。請求項9に記載の異なる定電圧
源とは、例えば図6の定電圧源VCONT3 、VCO NT4 に相
当する。
【0042】請求項10に記載の第3の定電圧源は図7
に示すVCONT5 に対応し、バイアス抵抗はR2に相当す
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果が得られる。請求項1及び2に記載の発明によ
れば、入力電流に応じた出力電圧を出力する増幅器を有
する増幅回路において、前記入力電流が前記増幅器に入
力する前に、前記入力電流の一部をバイパス電流として
バイパスさせるバイパス回路を有することを特徴とする
増幅回路である。バイパス回路は過大な入力電流があっ
ても、その一部をバイパスさせるので、増幅器には常に
適切な入力電流が与えられる。よって、回路が飽和する
ことなくかつ出力電圧のデューティ比の劣化を抑さえる
ことができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、入力電流
が所定量となった時点で、バイパス回路の動作を開始さ
せることができるとともに、第1の抵抗を用いることで
定電源電圧化が可能になる。請求項4に記載の発明によ
れば、入力電流が所定量となった時点で、バイパス回路
の動作を開始させることができるとともに、定電流源を
用いることで、消費電流を減少させることができる。
【0045】請求項5に記載の発明によれば、バイパス
回路の動作開始タイミングを制御することができる。請
求項6ないし10に記載の発明によれば、所定の特性で
ある微分負荷抵抗特性を入力電流に応じて変化させるこ
とで高域遮断周波数を一定に保ち、応答特性を良好に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す図である。
【図2】図1に示すバイパス回路の一構成例を有する増
幅回路を示す図である。
【図3】図2に示す構成をより詳細に示す図である。
【図4】図3に示す増幅回路の出力応答特性を示す図で
ある。
【図5】図2の回路構成を変形した構成を示す図であ
る。
【図6】図5に示す構成と図3に示す構成とを組み合わ
せた構成の増幅回路を示す図である。
【図7】図6に示す構成の位相補償回路の変形例を含む
前置増幅回路の構成を示す図である。
【図8】図7に示す2つの定電圧源を一体化した構成を
示す図である。
【図9】低定電流消費化を図った構成の増幅回路を示す
図である。
【図10】従来の増幅回路を示す図である。
【図11】図10に示す増幅回路の出力応答特性を示す
図である。
【符号の説明】
10 前置増幅器 12 バイパス回路 14 バッファ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03F 3/08 H04B 1/18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電流に応じた出力電圧を出力する増
    幅器を有する増幅回路において、 前記入力電流が前記増幅器に入力する前に、前記入力電
    流の一部をバイパス電流としてバイパスさせるバイパス
    回路を有することを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記バイパス回路は、前記入力電流に対
    するバイパス電流の割合を前記増幅器の出力電圧に応じ
    て決定することを特徴とする請求項1記載の増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記バイパス回路は第1及び第2のトラ
    ンジスタを有し、 前記第1のトランジスタは第1の定電圧源に接続された
    第1の端子と、第1の抵抗に接続された第2の端子と、
    前記増幅器の出力端子に接続された制御端子とを有し、 前記第2のトランジスタは前記増幅器の入力端子に接続
    された第1の端子と、前記第1の抵抗に接続された第2
    の端子と、第2の定電圧源に接続された制御端子とを有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記バイパス回路は第1及び第2のトラ
    ンジスタを有し、 前記第1のトランジスタは第1の定電圧源に接続された
    第1の端子と、第1の定電流源に接続された第2の端子
    と、前記増幅器の出力端子に接続された制御端子とを有
    し、 前記第2のトランジスタは前記増幅器の入力端子に接続
    された第1の端子と、前記第1の定電流源に接続された
    第2の端子と、第2の定電圧源に接続された制御端子と
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の増幅回
    路。
  5. 【請求項5】 前記増幅回路は更に前記増幅器の出力端
    子と基準電位点との間に直列に接続された複数の抵抗を
    有する直列回路を有し、 前記増幅器はその入力端子と前記直列回路内のノードと
    の間に接続された帰還抵抗とを有することを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか一項記載の増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記増幅回路は更に、入力電流の大きさ
    に応じて前記増幅器の所定の特性を変化させる補償回路
    を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    一項記載の増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記補償回路は、入力電流の大きさに応
    じて前記増幅器内の増幅トランジスタの負荷抵抗を変化
    させる回路を有することを特徴とする請求項6記載の増
    幅回路。
  8. 【請求項8】 前記補償回路は、第2の抵抗を介して前
    記負荷抵抗に並列に接続された第3のトランジスタと、
    前記負荷抵抗に並列に接続された第4のトランジスタと
    を有し、 前記第3及び第4のトランジスタは異なるベース電位で
    オンすることを特徴とする請求項6、7及び8のいずれ
    か一項記載の増幅回路。
  9. 【請求項9】 前記第3のトランジスタのベースと前記
    第4のトランジスタのベースとはそれぞれ異なる定電圧
    源に接続されていることを特徴とする請求項8記載の増
    幅回路。
  10. 【請求項10】 前記第4のトランジスタのベースは第
    3の定電圧源に接続され、前記第3のトランジスタのベ
    ースはバイアス抵抗を介して前記第3の定電圧源に接続
    されていることを特徴とする請求項8記載の増幅回路。
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