JPH05304422A - 光通信用前置増幅器 - Google Patents

光通信用前置増幅器

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JPH05304422A
JPH05304422A JP4106682A JP10668292A JPH05304422A JP H05304422 A JPH05304422 A JP H05304422A JP 4106682 A JP4106682 A JP 4106682A JP 10668292 A JP10668292 A JP 10668292A JP H05304422 A JPH05304422 A JP H05304422A
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JP
Japan
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preamplifier
optical communication
amplifier circuit
drain
feedback resistor
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JP4106682A
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Inventor
Yasuki Mikamura
泰樹 御神村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • H03F1/34Negative-feedback-circuit arrangements with or without positive feedback
    • H03F1/342Negative-feedback-circuit arrangements with or without positive feedback in field-effect transistor amplifiers
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    • H03F3/04Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
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    • H03F3/082Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light with FET's
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数帯域の向上とダイナミックレンジの向
上を同時に満足し得る光通信用の前置増幅器を提供す
る。 【構成】 入力信号が小信号のときは、増幅回路のオー
プンループ利得を高くし且つ帰還抵抗を大きくすること
により小受光感度が高くする。一方、入力信号が予め設
定された振幅を超えると、帰還抵抗を減少させて最大許
容入力レベルの向上を図ると共に、該増幅回路のオープ
ンループ利得を低下させることによって、増幅回路の周
波数帯域を上昇させることで、発振状態やリンギングの
発生を抑制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信用の受信装置に
適用される光通信用前置増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、光通信用受信器には、図8
(a)に示すようなトランスインピーダンス型の前置増
幅器や、図8(b)に示すようなハイインピーダンス型
の前置増幅器が適用され、これらの技術は、「K.Ogawa:
Considerations for Optical Receiver Design,IEEE J
ournal on Selected Are-as in Communications,Vol.SA
C-1,No.3,1983 」等の文献に開示されている。
【0003】従来、光通信の主要な適用分野であった電
話回線の幹線系において用いられる中継器では、長距離
の伝送により減衰された微弱な信号を等化増幅するため
に、高感度の特性が要求されてきた。
【0004】ところが、近年のように、データ通信の分
野や加入者系等に光通信の応用分野が拡大してくると、
種々の通信システムへの適用可能性を考慮するために
は、光源の種類、伝送距離、光ファイバーの減衰度、通
信ネットワークのトポロジー等に鑑み、高感度の特性と
共に、広ダイナミックレンジの光信号に対応することが
できる光通信用受信器の開発が重要になってきた。
【0005】そこで、本願発明者はこのような課題に対
処すべく、図9に示すような構成の前置増幅器を提案し
た(例えば、「広ダイナミックレンジ型GaAs光受信
用前置増幅器IC」 1990年、電子情報通信学会秋季全
国大会:講演番号 B-743)。この前置増幅器Aは、トラ
ンスインピーダンス型の増幅器を基本構成とし、中継器
内のフロントエンド部に相当する光受信器B内に設けら
れる。そして、光伝送線路を介して伝送されてくる光信
号hνを受光素子PDが光電変換することによって発生
された光電流がインピーダンス変換された入力信号VIN
を増幅して出力すると共に、バイパス回路Cを付加する
ことによってダイナミックレンジの向上を図るようにし
ている。即ち、前置増幅器Aの入出力端子間には、帰還
抵抗rfを有するトランスインピーダンス型の反転増幅
回路1と出力バッファ回路2がカスケードに接続され、
バイパス回路C内のトランジスタ3のソース・ドレイン
が帰還抵抗rf に対して並列に接続されると共に、電界
効果トランジスタ3のゲートには出力バッファ回路2の
出力レベルに比例した電圧がレベルシフト回路4を介し
て印加されている。
【0006】そして、この前置増幅器Aによれば、過大
振幅の入力信号VINが入力すると、出力VOUT の変化に
伴って電界効果トランジスタ3がオン状態となることか
ら、実効的な帰還抵抗値(即ち、帰還抵抗rf と電界効
果トランジスタ3との並列抵抗値)RF が小さくなり、
ダイナミックレンジが改善される。
【0007】更に、図9に示すトランスインピーダンス
型の前置増幅器の一具体例を図10に基いて詳述する。
この前置増幅器は、GaAsMESFET等の化合物半
導体から成る電界効果トランジスタ(以下、FETとい
う)T1 〜T8 と、レベルシフト用のダイオード群
1 ,d2 と、抵抗r1 ,r2 、及び帰還抵抗rf で構
成され、単一電源VDDによって作動する。尚、FET
1 〜T4 及びダイオード群d1 ,d2 によって反転増
幅回路1が構成され、FET T5 ,T6 によって出力
バッファ回路2が構成され、FET T7 及び抵抗
1 ,r2 によってレベルシフト回路4が構成され、更
に、図10中の帰還抵抗rf が図9中の抵抗rfに対応
し、FET T8 が図9中のトランジスタ3に対応して
いる。更に、FET T8 のしきい値電圧VT8を−0.
5ボルト、無信号及び微小信号入力時(例えば−20d
Bm以下のとき)のFET T8 のゲート・ソース間電
圧VGSが−0.5ボルト以下となるようにバイアス設定
が成されており、ソース・ドレイン間を電流が流れない
構成と成っている。
【0008】かかる構成の具体例にあっては、受信した
光信号の光強度の増大に伴って入力信号VINの振幅が増
大すると、光受信時には反転増幅により出力信号VOUT
の電圧レベルが下がると共に、FET T8 のゲート電
位VG とソース電位VS が共に降下する。但し、ソース
電位VS の電圧降下の度合いがゲート電位VG のそれよ
りも大きいため、ゲート・ソース間電圧VGSが増加す
る。この結果、光入力信号の強度がある値(例えば、−
10dBm)を超えると、FET T8 がオン状態に移
行してトランスインピーダンスが減少し、更に過大振幅
となるとこのトランスインピーダンスの減少により、回
路内部の電位変動をクリップするので、各FET T1
〜T7 が非飽和領域にバイアスされることなく最大許容
入力レベル(入力信号VINの最大振幅)を向上させるこ
とができる。即ち、図9及び図10の前置増幅器は、最
大許容入力レベルの向上を図ることで広ダイナミックレ
ンジ化を実現する。
【0009】一方、これらの前置増幅器において、ダイ
ナミックレンジの内の最小受光感度を向上させるために
は、大きな値の帰還抵抗rf を適用する必要がある。即
ち、増幅回路1の入出力間の実効的な帰還抵抗値を
F 、前置増幅器の周波数帯域幅をW、絶対温度をT、
ボルツマン定数をkとすると、熱雑音<iRF 2 >は、次
式(1)で示されるので、帰還抵抗rf の値を大きくす
るほど、熱雑音が低減され最小受光感度の向上が可能と
なる。
【0010】
【数1】
【0011】しかしながら、実質的な帰還抵抗値RF
大きくすると、次式(2)に示されるように、光受信器
Bの周波数帯域ωC が下がってしまう問題を生じる。
尚、式(2)において、Gは増幅回路1のオープンルー
プ利得、CT は入力容量、RFは実質的な帰還抵抗値で
ある。
【0012】
【数2】
【0013】したがって、最小受光感度を向上させるた
めに実質的な帰還抵抗値RF を大きくし、且つ光受信器
Bの周波数帯域ωC を十分に確保するためには、上記式
(2)から明らかなように、増幅回路1のオープンルー
プ利得Gを増加させるか、又は入力容量CT を減らす必
要がある。
【0014】そこで、本願発明者は、図11に示すよう
な、オープンループ利得を増加することができる前置増
幅器を提案した(例えば、「高速光受信器用高利得・広
帯域GaAs前置増幅器IC」 1990年、電子情報通信
学会秋季全国大会:講演番号B-744 )。これは、2種類
のしきい値電圧を有するFETを用いた電流注入方式を
適用することによって上記オープンループ利得を増大さ
せるようにしたものであり、基本的には、図10中の入
力用のFET T1 のドレイン接点と電源VDDとの間に
電流注入用のFET TINが接続すると共に、このFE
T TINを負荷用のFET T2 に対してアイソレート
するためのFET TISが接続された構成となってお
り、入出力接点間に帰還抵抗rf が接続している。
【0015】図11の前置増幅回路によれば、電流注入
用のFET TINから入力用のFET T1 に電流が注
入されることによってオープンループ利得Gが増加し、
その結果、オープンループ利得Gが約33dBとなり、
高利得化が達成される。しかるに、一般的に利得帯幅積
は一定値となるので、高利得化を実施しない場合(例え
ば図10の前置増幅回路)より周波数帯域幅は狭くな
り、約600MHzである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図9及び図1
0に示す第1の従来技術、即ちバイパス回路Cを備える
ことによって最大許容入力レベルの向上を図ることので
きる前置増幅器と、図11に示す第2の従来技術、即ち
電流注入用のFETを備えることによってオープンルー
プ利得及び周波数帯域の向上ひいては最小受光感度の向
上を図ることのできる前置増幅器との両者の利点を組み
合わせることによって、図12に示すような前置増幅器
を開発した。
【0017】しかしながら、実際には次のような問題が
発生するので、かかる単純な組み合わせでは、最適な前
置増幅器を実現することができなかった。即ち、図12
の前置増幅器は、図11に示す電流注入用のFET T
INを備えた前置増幅器に、図10のFET T8 に相当
するスイッチングダイオードds を設けることでバイパ
ス回路を実現している。そして、かかる前置増幅器の周
波数特性が1次の極(ポール)を有する場合には、この
前置増幅器を内蔵する光受信器のトランスインピーダン
ス伝達関数ZT (s)は2次の極を有することとなるの
で、光受信器の周波数帯域(角周波数)をωC 、前置増
幅器の直流オープンループ利得をG、前置増幅器の周
波数帯域(角周波数)をω、実質的な帰還抵抗値
(帰還抵抗rf とスイッチングダイオードds のカソー
ド・アノード間抵抗との並列抵抗値)をRF 、前置増幅
器の入力容量をCT とすれば、次式(3)で表される。
【0018】
【数3】
【0019】そして、問題は次の状況で発生する。即
ち、過大な入力信号VINが入力した場合、上記バイパス
回路の機能によって帰還抵抗値RF が減少し、上記式
(3)中のζが減少することとなる。ζが減少するとい
うことは帰還量が増加することを意味し、入力信号VIN
が更に増加してζが減少していくと、上記式(2)から
明らかなように光受信器の周波数帯域ωC が上昇してい
き、前置増幅器の周波数帯域ωh の上限に次第に近づい
ていく。ここで、前述したように電流注入方式により高
利得化を実施した前置増幅器の帯域は図10の前置増幅
器の帯域より狭いため、第1の従来例と比べて前置増幅
器の周波数帯域ωh と光受信器の周波数帯域ωC との関
係が、ωC ≧ωh とりやすい。この時上記式(3)の関
係から、光受信器のトランスインピーダンス特性が図1
3(a)に示すようなピーキング特性を有するようにな
り、光受信器の動作が不安定となる。
【0020】そして、このピーキング特性を示すように
なると、例えば、NRZ(ノンリターンゼロ)の矩形波
の光信号が入力された場合には、リンギングや発振を招
来し、出力信号VOUT は図13(b)に示すように、忠
実な波形とならない。具体的には、入力平均光強度が−
10dBmで622Mbit/secのNRZの光信号
を入力してその出力信号VOUT の波形を測定したとこ
ろ、図14に示すように、発振現象を伴う波形歪みを招
いた。
【0021】即ち、入力信号VINの振幅が過大でないと
きは、前置増幅器の周波数帯域ωhの方が光受信器の周
波数帯域ωC より十分に高い(ωh >ωC )ので安定動
作となるが、入力信号VINの振幅が過剰に増大すると、
光受信器の周波数帯域ωC が上昇して、前置増幅器の周
波数帯域ωh に接近又は卓越するようになり、このよう
な状態になると、光受信器が発振状態などの不安定な状
態となるのである。
【0022】このように、本発明は従来の光受信器に適
用される前置増幅器の問題点に鑑みて成されたものであ
り、周波数帯域の向上とダイナミックレンジの向上を同
時に満足し得る光通信用の前置増幅器を提供することを
目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、受光素子の光電変換よって発生され
た入力信号を増幅する光通信用前置増幅器において、上
記入力信号を増幅するドレイン接地形の増幅回路と、該
増幅回路の負荷に予め設定された電流が流れると、該負
荷抵抗値を減少させることによって、該増幅回路のオー
プンループ利得を低下させる利得制御手段と、該増幅回
路に負帰還をかけるための帰還抵抗と、該増幅回路の帰
還量が予め設定された量になると、該帰還抵抗値を減少
させるバイパス手段と、を具備することを特徴とする光
通信用前置増幅器。
【0024】
【作用】かかる構成の光通信用前置増幅器にあっては、
入力信号が小信号のときは、前記増幅回路のオープンル
ープ利得が高く且つ帰還抵抗が大きいので最小受光感度
が高くなる。
【0025】一方、入力信号が予め設定された振幅を超
えると、帰還抵抗が減少されるので最大許容入力レベル
の向上が図られる。ここで、入力信号が予め設定された
振幅を超えると、該負荷抵抗値が減少されるのに伴っ
て、該増幅回路のオープンループ利得が低下し、その反
面で周波数帯域が上昇するので、増幅回路の周波数帯域
が光受信器の周波数帯域よりも常に高くなり、発振状態
やリンギングの発生が抑制される。
【0026】
【実施例】以下、本発明による前置増幅器の一実施例を
図面と共に説明する。まず、図1に基いて回路構成を述
べると、光伝送線路を介して伝送されてくる光信号hν
をフォトダイオード等の受光素子PDが光電変換するこ
とによって発生された光電流がインピーダンス変換され
た入力信号VINがゲートに印加されるFET Q1を有
し、このFET Q1 のソースが低電圧電源VSSに接続
し、ドレインが固定値の負荷抵抗ZL を介して高電圧電
源VDDに接続している。又、負荷抵抗ZL に対して並列
に利得制御手段が接続している。即ち、利得制御手段
は、負荷抵抗ZL の両端にソースとドレインが接続し、
ゲートは一定の直流電圧VBBでバイアスされたFET
ZLで形成されている。かかるFET Q1 ,QZLと負
荷抵抗ZL 及び直流電圧VBBによって初段の増幅回路1
00が構成されている。FETQ1 のドレインXに生じ
る信号SX は、レベルシフト回路101によって適宜の
バイアスレベルにレベルシフトされ、帰還抵抗rf を介
してFET Q1 のゲートに帰還されている。又、帰還
抵抗Rf に対して並列にバイパス回路103が接続さ
れ、更に、レベルシフト回路101の出力を出力バッフ
ァ回路102で電力増幅することによって出力信号V
OUT を発生する構成となっている。ここで、バイパス回
路103は、レベルシフト回路101の出力レベルに応
じて帰還抵抗rf との並列抵抗を制御することにより、
実質的な帰還抵抗値(即ち、帰還抵抗rf とバイパス回
路103との並列抵抗値)RF を自動調節する。
【0027】次に動作を図2と共に説明すると、初段の
増幅回路100は反転増幅器であるので、入力信号VIN
の反転増幅された信号SX がFET Q1 のドレインX
に生じる。
【0028】まず、入力信号VINが小振幅である場合に
は、レベルシフト回路101の出力SR の直流変動分も
小さいので、バイパス回路103は開放状態のままであ
り、実質的な帰還抵抗値RF は帰還抵抗rf となる。し
たがって、入力信号VINが微小あるいは小振幅のとき
は、大きな帰還抵抗rf により最小受信感度が高くな
る。
【0029】入力信号VINが所定の振幅VINC を超え、
それに伴ってレベルシフト回路101の出力SR がバイ
パス回路103に予め設定されるしきい値電圧を超える
と、バイパス回路103の内部抵抗が小さくなるので、
実質的な帰還抵抗値Rf は帰還抵抗rf よりも小さくな
る。したがって、過大な入力信号VINが入力されると、
回路内部の電位変動がクリップされ、内部の能動素子が
非飽和領域にバイアスされることなく最大許容入力レベ
ルの向上が自動的に図られる。
【0030】更に、FET Q1 のドレインXの電位
は、入力信号VINの振幅が増加するのに伴って降下する
ので、FET QZLのソース電位もそれに連れて降下
し、ゲート・ソース間電圧VGSも増加する。したがっ
て、入力信号VINが所定の振幅を超えるのに伴ってゲー
ト・ソース間電圧VGSがFET QZLのしきい値電圧V
TZLを超えると、FET QZLはオン状態となり、実質
的な負荷抵抗値(即ち、負荷抵抗ZL とFET QZL
の並列抵抗値)RZLが次第に小さくなる。この結果、過
大振幅の入力信号VINが入力されると、初段の増幅器1
00のオープンループ利得が下がるが、周波数帯域ωh
が上昇するので、発振状態やリンギングの発生が抑制さ
れる。即ち、上記式(4)において、実質的な帰還抵抗
値RF が小さくなった分、増幅器100の周波数帯域ω
h が上昇するので、ζの値が減少せず、この結果、上記
式(2)に基いて光受信器の周波数帯域ωC が上昇して
も、この実施例の前置増幅器の周波数帯域ωh も上昇す
ることとなり、常に、ωC >ωhの関係が得られて、光
受信器の動作は常に安定化される。
【0031】このように、この実施例によれば、入力信
号VINが予め設定された振幅未満のときは実質的な帰還
抵抗値RF が大きいので最小受信感度が高くなり、入力
信号VINが過大振幅となると、帰還抵抗値RF が小さく
なって最大許容入力レベルを向上させ、且つ増幅回路1
00の周波数帯域ωh が上昇することから、発振等の不
安定な状態が回避される。
【0032】尚、図12の従来の前置増幅器に適用した
のと同じ条件のNRZ(ノンリターンゼロ)の矩形波の
入力信号VINをこの実施例の前置増幅器に適用した場合
の出力信号VOUT の波形を測定したところ、図15に示
すように、発振現象の無い忠実な出力波形が得られ、図
14に示す波形と比較して明らかに改善が見られた。
【0033】次に、図3に基いて第2の実施例を説明す
る。まず構成を述べると、FETQ1 ,QIS,QIN,Q
2 ,QZLとバイアス設定用のダイオードD1 ,D2 によ
って形成される初段の増幅回路と、FET Q3 ,Q4
及びダイオードD3 ,D4によって形成されるレベルシ
フト回路と、FET Q5 ,Q6 から成る出力バッファ
回路と、バイパス回路に相当するダイオードDs と高抵
抗の帰還抵抗rf で構成されている。
【0034】即ち、入力信号VINがゲートに入力される
FET Q1 のソースにはバイアス設定用のダイオード
1 ,D2 が接続され、ドレインにはFET QISを介
して負荷用のFET Q2 が接続している。更に、上記
ドレインには電流注入用のFET QINが接続し、負荷
用のFET Q2 には所定電圧VBBによってゲートバイ
アスされたFET QZLが接続している。FET Q2
のソース接点XがFET Q3 のゲートに接続し、ダイ
オードD3 ,D4 によってレベルシフトされた信号SR
がソースフォロワ接続されたFET Q5 によって電力
増幅されることにより出力信号VOUT が発生される。
又、信号SR は帰還抵抗rf 及びダイオードDs を介し
てFET Q1 のゲートに帰還される。
【0035】かかる実施例によれば、入力信号VINが小
振幅の場合には、FET QZLはゲート・ソース間電圧
GSがそのしきい値電圧VTZL より小さくなるようにバ
イアス設定されているのでオフ状態となり、FET Q
1 に対する実質的な負荷抵抗値RZLはFET Q2で設
定される大きな値となる。したがって、大きなオープン
ループ利得が得られることとなり、最小受光感度が向上
する。更にこの場合には、ダイオードDs のカソード・
アノード間電圧がオン電圧に達しないため、実質的な帰
還抵抗値RF は帰還抵抗rf と等しくなり、最小受光感
度が向上する。
【0036】一方、過大な入力信号VINが入力される
と、FET Q2 のソース接点Xの電位が低くなり、F
ET QZLはゲート・ソース間電圧VGSがそのしきい値
電圧VTZL より大きくなるのでオン状態となり、FET
1 に対する実質的な負荷抵抗値RZLは小さくなる。
更に、ダイオードDs がオン状態となり、実質的な帰還
抵抗値RF は帰還抵抗rf より小さくなる。したがっ
て、第1の実施例の場合と同様に、前置増幅器のオープ
ンループ利得が小さく成る一方でその周波数帯域ωh
広がるので、発振等の不安定状態と成ることなく、最大
許容入力レベルが向上する。
【0037】次に、第3の実施例を図4に基いて説明す
る。尚、図3と同一又は相当する部分を同一符号で示
す。第2の実施例との相違点を述べると、バイパス回路
に相当するダイオードDS の代わりに、ゲート・ドレイ
ンが短絡されたエンハンスメント型のFET QDSのド
レインとソースが帰還抵抗rf の両端に並列接続されて
いる。かかる構成のFET QDSは図3中のダイオード
S と同じ機能、即ち、入力信号VINの振幅が小さいと
きはオフ状態となり、入力信号VINの振幅が所定値を超
えるとオン状態となって帰還抵抗値RF を小さくする機
能を有するので、第3の実施例においても第2の実施例
と同様に、動作が安定でダイナミックレンジの広い前置
増幅器を提供することができる。
【0038】次に、第4の実施例を図5に基いて説明す
る。尚、図3と同一又は相当する部分を同一符号で示
す。第2の実施例との相違点を述べると、バイパス回路
に相当するダイオードDS の代わりに、ディプレッショ
ン型のFET QF が帰還抵抗rf に対して並列接続さ
れている。即ち、FET QF のドレインが入力側のF
ET Q1 のゲートに接続し、そのソースがレベルシフ
ト回路のFET Q4 のドレインに接続し、ゲートがグ
ランド接点に接続している。FET QF は、入力信号
INが小振幅のときは、ゲート・ソース間電圧がしきい
値電圧より小さいのでオフ状態となり、入力信号VIN
所定の振幅を超えると、ゲート・ソース間電圧がしきい
値電圧より大きくなるのでオン状態となる。したがっ
て、第2の実施例と同様に、入力信号VINの振幅に応じ
て、安定して最小受信感度の向上と最大許容入力レベル
の向上が図られることとなり、広ダイナミックレンジ前
置増幅器を提供することができる。
【0039】次に、第5の実施例を図6に基いて説明す
る。尚、図5と同一又は相当する部分を同一符号で示
す。第4の実施例との相違点を述べると、出力信号V
OUT が発生する出力接点にFET Q7 及び抵抗R1
2 から成る分圧回路が設けられ、出力信号VOUT の分
圧電圧によって、ディプレッション型のFET QF
ゲートバイアスを設定している。即ち、出力信号VOUT
が発生する出力接点にFET Q7 のゲートが接続さ
れ、そのドレインが電源電圧VDDに接続され、そのソー
スが抵抗R1 ,R2 を介してグランド接点に接続され、
抵抗R1 ,R2 による分圧電圧VG がFET QF のゲ
ートに印加される。
【0040】ここで、FET QF のソース接点のバイ
アス電圧よりもゲート接点のバイアス電圧の方が常に低
電圧となるように抵抗R1 ,R2 の各抵抗値が設定され
ている。そして、FET QF は、第4の実施例と同様
に、入力信号VINの振幅に応じてオフ状態とオン状態に
自動的に切替わることから、最小受信感度の向上と最大
許容入力レベルの向上が図られることとなり、安定した
広ダイナミックレンジ前置増幅器を提供することができ
る。
【0041】更に、一般的に、半導体製造プロセスによ
って、半導体素子にバラツキを生じるので、図5に示す
第4の実施例のように、FET QF のゲートをグラン
ド電位の固定する場合には、しきい値電圧のバラツキに
起因してオフ状態とオン状態の切替わり条件が変動す
る。しかし、図6に示す第5の実施例によれば、抵抗R
1 ,R2 による分圧電圧VG をFET QF のゲートに
印加するので、これらの素子に製造バラツキがあっても
互いに相殺され、オフ状態とオン状態の切替わり条件を
安定化することができる。
【0042】次に、第6の実施例を図7に基いて説明す
る。尚、図6と同一又は相当する部分を同一符号で示
す。第5の実施例との相違点を述べると、出力信号V
OUT が発生する出力接点に接続されるFET Q9 のソ
ースにFET Q10のドレインが接続し、更に、FET
10のゲート・ソース間が短絡されてアース接点に接
続し、そのドレインに発生する電圧によってFET Q
F のゲートバイアスを行う構成となっている。
【0043】かかる構成によると、FET Q10は抵抗
として作用するので、第5の実施例と同様の機能を発揮
する。更に、抵抗分圧する場合よりも小さな素子で実現
することができる。
【0044】尚、以上に説明した第1〜第6の実施例は
動作が安定で広ダイナミックレンジをえることができる
ので、GaAsMESFETを適用する前置増幅器に好
適であり、該MESFETの適用により、高速の光受信
器を実現することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内部増幅回路の周波数帯域幅の向上を図ることにより、
動作が安定で広ダイナミックレンジの前置増幅器を実現
するので、光源の種類、伝送距離、光ファイバーの減衰
度、通信ネットワークのトポロジー等により要求され
る、高感度の特性と、広ダイナミックレンジの光信号に
対応することができる光通信用受信器を提供することが
できる。又、GaAsMESFETを適用する前置増幅
器に好適であり、該MESFETの適用により、高速の
光通信用受信器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による前置増幅器の第1の実施例を示す
回路図である。
【図2】第1の実施例の機能を説明するための説明図で
ある。
【図3】第2の実施例を示す回路図である。
【図4】第3の実施例を示す回路図である。
【図5】第4の実施例を示す回路図である。
【図6】第5の実施例を示す回路図である。
【図7】第6の実施例を示す回路図である。
【図8】一般的な前置増幅器を示す説明図である。
【図9】前置増幅器の第1の従来例を示すブロック図で
ある。
【図10】第1の従来例を更に詳細に示す回路図であ
る。
【図11】第2の従来例を示す回路図である。
【図12】第3の従来例を示す回路図である。
【図13】従来例の問題点を説明するための説明図であ
る。
【図14】従来例の問題点を更に説明するための説明図
である。
【図15】第1〜第6の実施例の効果を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
100…増幅回路、101…レベルシフト回路、102
…出力バッファ回路、103…バイパス回路、PD…受
光素子、ZL …負荷抵抗、rf …帰還抵抗、Q1
7 ,QZL,QIN,QIS,QDS,QF …FET、D1
4 ,Ds …ダイオード。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子の光電変換よって発生された入
    力信号を増幅する光通信用前置増幅器において、 前記入力信号を増幅するソース接地形の増幅回路と、 該増幅回路の負荷に予め設定された電流が流れると、該
    負荷抵抗値を減少させることによって、該増幅回路のオ
    ープンループ利得を低下させる利得制御手段と、 該増
    幅回路に負帰還をかけるための帰還抵抗と、 該増幅回路の帰還量が予め設定された量になると、該帰
    還抵抗値を減少させるバイパス手段と、 を具備することを特徴とする光通信用前置増幅器。
  2. 【請求項2】 トランスインピーダンス型増幅器である
    ことを特徴とする請求項1の光通信用前置増幅器。
  3. 【請求項3】 前記増幅回路、利得制御手段及びバイパ
    ス手段は、GaAsMESFETが適用されることを特
    徴とする請求項1の光通信用前置増幅器。
  4. 【請求項4】 前記バイパス手段は、前記帰還抵抗に対
    して並列接続されるダイオードから成ることを特徴とす
    る請求項1の光通信用前置増幅器。
  5. 【請求項5】 前記バイパス手段は、ドレイン及びゲー
    トが前記帰還抵抗の一端に接続し、ソースが該帰還抵抗
    の他端に接続することによって、該帰還抵抗に並列接続
    するエンハンスメント型電界効果トランジスタから成る
    ことを特徴とする請求項1の光通信用前置増幅器。
  6. 【請求項6】 前記バイパス手段は、ドレインが前記帰
    還抵抗の一端に接続され、ソースが該帰還抵抗の他端に
    接続され、ゲートが一定電圧によってバイアスされるデ
    ィプレッション型電界効果トランジスタから成ることを
    特徴とする請求項1の光通信用前置増幅器。
  7. 【請求項7】 前記バイパス手段は、ドレインが前記帰
    還抵抗の一端に接続され、ソースが該帰還抵抗の他端に
    接続され、ゲートが前記増幅回路の出力によって制御さ
    れるディプレッション型電界効果トランジスタから成る
    ことを特徴とする請求項1の光通信用前置増幅器。
  8. 【請求項8】 前記バイパス手段は、ドレインが前記帰
    還抵抗の一端に接続され、ソースが該帰還抵抗の他端に
    接続され、ゲートが前記増幅回路の出力に設けられる分
    圧手段によって分圧された電圧によって制御されるディ
    プレッション型電界効果トランジスタから成ることを特
    徴とする請求項1の光通信用前置増幅器。
  9. 【請求項9】 前記分圧手段は、前記増幅回路の出力を
    レベルシフトするドレイン接地形電界効果トランジスタ
    と、 該ドレイン接地形電界効果トランジスタでレベルシフト
    された出力を分圧する抵抗とから成ることを特徴とする
    請求項8の光通信用前置増幅器。
  10. 【請求項10】 前記分圧手段は、前記増幅回路の出力
    をレベルシフトするドレイン接地形ソースフォロワ接地
    の電界効果トランジスタと、該ドレイン接地形電界効果
    トランジスタの負荷となるゲートソース間を短絡したデ
    ィプレッション型電界効果トランジスタから成ることを
    特徴とする請求項8の光通信用前置増幅器。
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