JP5314998B2 - 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 - Google Patents
表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5314998B2 JP5314998B2 JP2008272548A JP2008272548A JP5314998B2 JP 5314998 B2 JP5314998 B2 JP 5314998B2 JP 2008272548 A JP2008272548 A JP 2008272548A JP 2008272548 A JP2008272548 A JP 2008272548A JP 5314998 B2 JP5314998 B2 JP 5314998B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- contact
- microcapsule
- display device
- shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/165—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on translational movement of particles in a fluid under the influence of an applied field
- G02F1/166—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on translational movement of particles in a fluid under the influence of an applied field characterised by the electro-optical or magneto-optical effect
- G02F1/167—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on translational movement of particles in a fluid under the influence of an applied field characterised by the electro-optical or magneto-optical effect by electrophoresis
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/165—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on translational movement of particles in a fluid under the influence of an applied field
- G02F1/1675—Constructional details
- G02F1/16757—Microcapsules
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/165—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on translational movement of particles in a fluid under the influence of an applied field
- G02F1/1675—Constructional details
- G02F2001/1678—Constructional details characterised by the composition or particle type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
Description
この表示装置は、電圧の印加を停止した状態でも表示内容を維持する表示メモリー性を備えているため、消費電力が低い。また、特に、一般の印刷物のように反射光を利用して表示するため、広視野角性を有し、高コントラストの表示が可能であること等の特徴を備えている。
従来の方式の電気泳動表示装置では、白色と黒色の中間調(中間色)である所定階調のグレー色を得るには、粒子間の電気泳動移動度の差等を利用し、完全に白の状態または完全に黒の状態から、完全に黒の状態または完全に白の状態にならないように、1対の電極間に、所定の大きさの電圧を所定時間を印加する。これにより、液相分散媒中の所定の領域に白色粒子と黒色粒子とが分散または凝集した状態となり、一応、グレー色が得られる。
すなわち、完全に白の状態または完全に黒の状態から、1対の電極間に電圧を印加すると、白色粒子および黒色粒子は、それぞれ、一方の電極から他方の電極に向かって、互いに衝突しつつ液相分散媒中を移動するし、また、グレー色が表示されているときは、白色粒子と黒色粒子とが混在した状態にあるので、再現性が悪く、所定階調のグレー色を得るのは、非常に困難である。
すなわち、白色粒子および黒色粒子は、それぞれ、液相分散媒中を浮遊しているので、液相分散媒中を経時的に移動してしまうし、また、白色粒子と黒色粒子とは互いに反対の極性に帯電しているので、白色粒子と黒色粒子とが互いに吸着し、複数の白色粒子および黒色粒子が凝集してしまう。このため、たとえ所定階調のグレー色が得られたとしても、そのグレー色は、維持されず、表示された像は、非常に不安定である。
また、次の表示を行う際、互いに吸着している白色粒子と黒色粒子とを分離する必要があり、そのためには、1対の電極間に、大きな電圧を、極性を交互に換えて繰り返し印加したり、また、別途、電極を設けたりする必要がある。このため、制御や構造が複雑化し、また、消費電力が増大してしまう。
しかしながら、前記電気這動方式の表示装置では、従来の電気泳動方式の表示装置とは異なり、マイクロカプセルが、表示面側や背面側で扁平になるように配置されると、却ってコントラストが低下してしまうという問題がある。
すなわち、図22に示すように、マイクロカプセル1000の外径は、一定ではなく、大きいものや小さいものが存在するので、特に、大型のマイクロカプセル1000は、変形して、扁平になる。
本発明の目的は、コントラストが高く、中間調を容易かつ確実に得ることができ、電圧の印加を停止した状態でも中間調を含む各色を確実に維持することができる表示装置、かかる表示装置を容易かつ確実に製造し得る表示装置の製造方法および電子機器を提供することにある。
本発明の表示装置は、殻体と、前記殻体の内面に接触し、帯電しかつ着色された接触粒子と、前記殻体に内包され、光を散乱させる散乱体または前記接触粒子と異なる色相を有する着色体とを有するマイクロカプセルを含有するマイクロカプセル含有層と、
電圧を印加すると、前記接触粒子に作用させる電界を発生する1対の電極とを備え、
前記マイクロカプセルの外径の平均値は、20〜60μm、前記マイクロカプセルの外径のCV値は、20%以下であり、
前記1対の電極間に電圧を印加することにより、前記接触粒子が前記殻体の内面に接触しつつ、該内面に沿って移動するよう構成されていることを特徴とする。
これにより、接触粒子(表示用の粒子)が、常に、マイクロカプセルの殻体の内面のいずれかの部位に接触しているので(内面に接近する方向に付勢されているので)、中間調を容易かつ確実に得ることができ、また、電圧の印加を停止した状態でも中間調を含む各色を確実に維持することができる。すなわち、表示が非常に安定し、所定の表示内容(イメージ)を表示した後に、電圧の印加を停止しても、その表示内容が安定的に保持される(表示状態が劣化するのを防止することができる)。
また、比較的弱い電界で確実に接触粒子を移動させることができ、これにより、消費電力を低減することができる。
また、マイクロカプセルの外径(粒子径)のCV値(変動係数)が小さいので、マイクロカプセルが扁平にならず、球状となり、これにより、接触粒子を移動させる際は、接触粒子は、殻体の内面に接触しつつ、その内面に沿って確実に移動することができる。これによって、中間調を含む各色を確実に表示することができ、コントラストが非常に高い。
また、いわゆるマイクロカップ型の表示装置に比べ、表示装置を容易かつ確実に製造することができる。
これにより、容易かつ確実に、接触粒子を殻体の内面に接触させることができる。
本発明の表示装置では、前記殻体の内部に前記接触粒子と同極性の正味の電荷が存在し、これにより、前記接触粒子が前記殻体の内面に接触していることが好ましい。
これにより、容易かつ確実に、接触粒子を殻体の内面に接触させることができる。
これにより、接触粒子は、より確実に、殻体の内面に接触しつつ、殻体の内面に沿って移動することができる。
これにより、より優れた表示特性が得られる。
本発明の表示装置では、前記液体は、液相分散媒中に分散粒子を分散してなるものであることが好ましい。
これにより、より優れた表示特性が得られる。
これにより、より優れた表示特性が得られる。
本発明の表示装置では、前記分散粒子は、実質的に帯電していないか、または、前記接触粒子と反対の極性に帯電していることが好ましい。
これにより、分散粒子が壁部の内面に接近する方向に付勢されてその内面に接触してしまうのを防止することができる。
本発明の表示装置では、前記散乱体または前記着色体は、前記殻体内に、前記殻体の内面から所定距離離間するように設けられた構造体であり、
前記接触粒子は、前記殻体と前記構造体との間に位置していることが好ましい。
これにより、より優れた表示特性が得られる。
これにより、より優れた表示特性が得られる。
本発明の表示装置では、前記1対の電極は、前記マイクロカプセル含有層を介して対向配置されており、
前記殻体は、球殻状をなしていることが好ましい。
これにより、より円滑かつ確実に、接触粒子を殻体の内面に沿って移動させることができ、これによって、より容易かつ確実に中間調を含む各色を得ることができる。
R=L0/L1・・・(1)
(但し、上記(1)式中、L1[μm]は、測定対象のマイクロカプセルの投影像の周囲長、L0[μm]は、測定対象のマイクロカプセルの投影像の面積に等しい面積の真円の周囲長を表す。)
これにより、さらに円滑かつ確実に、接触粒子を殻体の内面に沿って移動させることができ、これによって、さらに容易かつ確実に中間調を含む各色を得ることができる。
これにより、表示装置を容易に製造することができる。
本発明の表示装置では、前記1対の電極間に印加する電圧の大きさおよび/または時間を調整することにより、前記接触粒子の位置を調整し、これにより、表示面側から見たときの、前記殻体内の前記散乱体または前記着色体の前記接触粒子により覆われている部分の面積と、前記殻体内の前記散乱体または前記着色体の全体の面積との比率が調整されるよう構成されていることが好ましい。
これにより、より容易かつ確実に、各中間調を得ることができる。
電圧を印加すると、前記接触粒子に作用させる電界を発生する1対の電極を形成する電極形成工程とを有し、
前記マイクロカプセル含有層形成工程は、前記殻体の内面側の部分または全部を形成した後、前記殻体の内部に前記接触粒子と同極性の正味の電荷を与える帯電工程を有し、該帯電工程により、前記接触粒子が前記殻体の内面に接触することを特徴とする。
これにより、本発明の表示装置を容易かつ確実に製造することができる。
前記第2の層を形成する際に、前記帯電工程を行なうことが好ましい。
これにより、本発明の表示装置をより容易かつ確実に製造することができる。
本発明の表示装置の製造方法では、前記殻体を形成した後、前記マイクロカプセルの外表面に密着して該マイクロカプセルを固定する固定材料を介し、前記帯電工程を行なうことが好ましい。
これにより、本発明の表示装置をより容易かつ確実に製造することができる。
本発明の電子機器は、本発明の表示装置を備えることを特徴とする。
これにより、優れた表示特性を有する電子機器を提供することができる。
<第1実施形態>
1.表示装置
まず、本発明の表示装置について説明する。
また、図2、図3、図5、図6、図9〜図13では、カプセル本体401の記載を簡略化して1層に記載している。
また、図6、図9〜図13では、液相分散媒6および分散粒子5の記載および断面を示す斜線が省略されている。
図1に示すように、表示装置20は、表示シート(フロントプレーン)21と、回路基板(バックプレーン)22と、表示シート21と回路基板22とを接合する接着剤層8と、表示シート21と回路基板22との間の間隙を気密的に封止する封止部7とを有している。
一方、回路基板22は、平板状の基部1と基部1の上面に設けられた複数の第1の電極3とを備える対向基板11と、この対向基板11(基部1)に設けられた、例えばTFT等のスイッチング素子を含む回路(図示せず)とを有している。
以下、各部の構成について順次説明する。
各基部1、2は、それぞれ、可撓性を有するもの、硬質なもののいずれであってもよいが、可撓性を有するものであるのが好ましい。可撓性を有する基部1、2を用いることにより、可撓性を有する表示装置20、すなわち、例えば電子ペーパーを構築する上で有用な表示装置20を得ることができる。
第1の電極3と第2の電極4との間に電圧を印加すると、これらの間に電界が生じ、この電界が、マイクロカプセル含有層400中の後述する接触粒子(表示粒子)50に作用する。なお、後述する分散粒子(表示粒子)5が帯電している場合は、前記電界は、その分散粒子5にも作用する。
なお、第2の電極4も、第1の電極3と同様に複数に分割するようにしてもよい。
また、第1の電極3がストライプ状に分割され、第2の電極も同様にストライプ状に分割され、これらが交差するように配置された形態であってもよい。
なお、各基部1、2および各電極3、4のうち、表示面側に配置される基部および電極(本実施形態では、基部2および第2の電極4)は、それぞれ、光透過性を有するもの、すなわち、実質的に透明(無色透明、有色透明または半透明)とされる。これにより、後述する接触粒子50および分散粒子5の状態、すなわち表示装置20に表示された情報(画像)を目視により容易に認識することができる。
このマイクロカプセル含有層400は、後述する分散液10および接触粒子50をカプセル本体(殻体)401内に封入した複数のマイクロカプセル40を、バインダ(固定材料)41で固定(保持)してなるものである。
バインダ41は、マイクロカプセル40の外表面に密着し、マイクロカプセル40を被覆しており、マイクロカプセル40同士の間に形成された隙間(空隙)は、そのバインダ41で満たされている。
このようなバインダ41としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、メタクリル酸エステル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、塩化ビニル樹脂、セルロース系樹脂等の熱可塑性樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂等の各種樹脂材料が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
このような接着剤層8は、例えば、ポリウレタンを主材料として構成されているのが好ましい。
さらに、基部1と基部2との間であって、それらの縁部に沿って、封止部7が設けられている。この封止部7により、各電極3、4、マイクロカプセル含有層400および接着剤層8が気密的に封止されている。これにより、表示装置20内への水分の浸入を防止して、表示装置20の表示性能の劣化をより確実に防止することができる。
なお、封止部7は、必要に応じて設ければよく、省略することもできる。
また、カプセル本体401内には、光を散乱させる散乱体または接触粒子50と異なる色相を有する着色体として、液体、すなわち、本実施形態では、分散液10が封入(充填)されている。
ここで、分散粒子5は、帯電していてもよく、また、帯電していなくてもよいが、帯電している場合は、接触粒子50と反対の極性、すなわち、カプセル本体401と同じ極性に帯電している必要がある。これにより、分散粒子5がカプセル本体401の内面に接近する方向に付勢されてその内面に接触(付着)してしまうのを防止することができる。
また、分散粒子5が接触粒子50と反対の極性に帯電している場合には、その分散粒子5の電荷の極性は、カプセル本体401の内部の正味の電荷と反対の極性となるので、分散粒子5がカプセル本体401の内面に押し付けられる現象は起こらない。そのため、分散粒子5の分散状態が維持される。
製造時の接触粒子50および分散粒子5の液相分散媒6への分散は、それぞれ、例えば、ペイントシェーカー法、ボールミル法、メディアミル法、超音波分散法、撹拌分散法等のうちの1種または2種以上を組み合わせて行うことができる。
液相分散媒6としては、カプセル本体401に対する溶解性が低く、かつ比較的高い絶縁性を有するものが好適に使用される。
また、液相分散媒6(分散液10)中には、必要に応じて、例えば、電解質、アルケニルコハク酸エステルのような界面活性剤(アニオン性またはカチオン性)、金属石鹸、樹脂材料、ゴム材料、油類、ワニス、コンパウンド等の粒子からなる荷電制御剤、シラン系カップリング剤等の分散剤、潤滑剤、安定化剤等の各種添加剤を添加するようにしてもよい。
接触粒子50は、荷電を有し、電界が作用することにより、液相分散媒6中をカプセル本体401の内面に沿って移動し得る粒子である。すなわち、接触粒子50は、後述するように、カプセル本体401の内面に接触しつつ、その内面に沿って移動する。
一方、分散粒子5は、前述したように、荷電を有し、電界が作用することにより、液相分散媒6中を電気泳動し得る粒子であってもよく、また、荷電を有していない粒子であってもよい。
また、複合粒子としては、例えば、顔料粒子の表面を樹脂材料や他の顔料で被覆したもの、樹脂粒子の表面を顔料で被覆したもの、顔料と樹脂材料とを適当な組成比で混合した混合物で構成される粒子等が挙げられる。
また、カーボンブラック粒子、チタンブラック粒子、またはその表面を被覆した粒子は、黒色表示用の接触粒子50として好適に用いられる。
また、接触粒子50および分散粒子5の形状は、それぞれ、特に限定されないが、球形状であるのが好ましい。
マイクロカプセル40は、図1に示すように、対向基板11と基板12との間に、縦横に並列するように単層で(厚さ方向に重なることなく1個ずつ)、かつ、マイクロカプセル含有層400の厚さ方向全体に配設されている。
また、マイクロカプセル40は、図示の構成では、1つの第1の電極3に、1つ配置されているが、これに限らず、例えば、1つの第1の電極3に、2以上配置されていてもよい。
また、カプセル本体401およびその外部は、それぞれ、帯電していてもよく、また、帯電していなくてもよい。なお、この点については、後述する。
ここで、この表示装置20では、カプセル本体401の内部(カプセル本体401自体は含まず)における正味の電荷(接触粒子50の電荷を含む全電荷の合計値(総和))は、ゼロでなく(正味の電荷が存在し)、その極性が接触粒子50の電荷の極性と同一(同極)となるよう構成されている。
なお、各接触粒子50がすべてカプセル本体401の内面に接触していてもよいが、これに限らず、その一部に、カプセル本体401の内面に接触していないものが存在していてもよい。例えば、接触粒子50が2層に配列される場合は、2層目の接触粒子50は、1層目の接触粒子50に接触する。これは、後述する接触粒子50の移動中も同様である。
また、第1の電極3が第2の電極4に対して負電位になるように、第1の電極3と第2の電極4との間に電圧を印加すると、接触粒子50は、カプセル本体401の内面に接触しつつ、その内面に沿って第2の電極4側(表示面側)に移動する。
これによって、本実施形態では、白黒表示において、白色および黒色の他に、白色と黒色との間の任意の中間調(中間色)、すなわち、任意の階調(明度)のグレー色を表示することができる。すなわち、表示色を、白色と黒色との間で連続的に変化させることができる。
また、分散粒子5が接触粒子50と反対の極性に帯電している場合は、第1の電極3と第2の電極4との間に電圧が印加されると、分散粒子5は、前記接触粒子50が向かう電極と反対側の電極に向かって、電気泳動するが、前記電圧の印加を停止すると、分散粒子5は、再び、液相分散媒6中に分散され、前記分散粒子5が帯電していない場合と同様の機能を発揮する。
前記接触粒子50がカプセル本体401の内面に接触しつつその内面に沿って移動する現象を微視的に見ると、もう少し複雑である。以下、それを説明する。
しかし、接触粒子50が距離Z1だけ離間した位置に接近すると、ポテンシャル曲線の傾きが大きくなり、接触粒子50に対して大きな引力が作用し、これにより、接触粒子50は、カプセル本体401の内面からそれ以上離間することができなくなり、逆に、カプセル本体401の内面に接近する方向へ移動する。
なお、カプセル本体401は、これら第1のカプセル層402と第2のカプセル層403とのうち、いずれか一方のみが帯電していてもよく、また、両方が帯電していてもよく、また、帯電していなくてもよい。
また、第1のカプセル層402および第2のカプセル層403を構成する樹脂には、それぞれ、架橋剤により架橋(立体架橋)構造を形成するようにしてもよい。これにより、第1のカプセル層402や第2のカプセル層403の強度をさらに向上させることができる。その結果、マイクロカプセル40が崩壊するのをより確実に防止することができる。
カプセル本体401の外径(粒径)としては、体積平均粒子径(平均値)が20〜60μmであり、20〜50μmであることが好ましく、30〜45μmであることがより好ましい。カプセル本体401の外径がこのような範囲であることにより、寸法精度よくマイクロカプセル含有層400を形成することができる。
一方、カプセル本体401の外径が前記上限値よりも大きいと、基板12と対向基板11(回路基板22)との間の、カプセル本体401によって構成される壁の密度が小さくなり、これにより、カプセル本体401が潰れ易くなり、表示のコントラストが低下するおそれがある。
また、マイクロカプセル40は、その大きさ(粒径)がほぼ均一(同一)に形成されているのが好ましい。
また、マイクロカプセル40の外径の標準偏差(σ)は、4μm以下とされ、好ましくは3μm以下とされ、より好ましくは2μm以下とされる。また、マイクロカプセル40の外径の標準偏差の下限値は、0.6μmであるのが好ましい。
また、マイクロカプセル40は、側面視(図1の紙面に対して垂直な方向を見たとき)における下記(1)式で表される平均円形度Rが、0.88〜1であるのが好ましく、0.90〜1であるのがより好ましく、0.90〜0.99であるのがさらに好ましい。平均円形度Rが前記下限値未満であると、他の条件によっては、前述したように、接触粒子50がカプセル本体401の内面に沿って移動し難くなり、表示のコントラストが低下する。
R=L0/L1・・・(1)
但し、上記(1)式中、L1[μm]は、測定対象のマイクロカプセル40の投影像の周囲長、L0[μm]は、測定対象のマイクロカプセル40の投影像の面積に等しい面積の真円(完全な幾何学的円)の周囲長を表す。
次に、図9に基づいて、表示装置20の原理を説明する。
以上説明したように、本発明の這動方式の表示装置20に必要なカプセル本体401の内部の電界は、カプセル本体401上の電荷では生じない。すなわち、カプセル本体401の内部に、粒子と同極の正味の電荷を有する場合に、粒子をカプセル本体401の内面に押し付ける静電力を発現する電界が発生する。
次に、図10〜図13に基づいて、具体的な構成例を説明する。この場合、吸着粒子50を黒粒子51として説明する。
このような表示装置20は、次のようにして作動する。
以下、図6に基づき、表示装置20の作動(動作)方法について説明する。なお、代表的に、接触粒子50が負に帯電し、カプセル本体401の内部に正味の負の電荷が存在し、さらに、接触粒子50が第1の電極3側に位置している状態(白色が表示されている状態)が初期状態として設定されている場合を説明する。
まず、白色を表示する際は、第1の電極3が第2の電極4に対して正電位になるように、第1の電極3と第2の電極4との間に電圧を印加する。この電圧は、確実を期すため、接触粒子50が第2の電極4側から第1の電極3側まで移動するのに十分な時間印加するのが好ましい。
これにより、接触粒子50は、カプセル本体401の内面に接触しつつ、その内面に沿って第2の電極4側に向かって移動し、その第2の電極4側に停止する。一方、分散粒子5は、液相分散媒6中に分散された状態を保持する。これにより、表示面側から見たとき、接触粒子50により、カプセル本体401内の分散粒子5および液相分散媒6(液体)がすべて覆われた状態、すなわち、比率(S2/S1)が1となり、黒色が表示される。
前記各色の表示およびその組み合わせにより、所望の情報(画像)を表示することができる。
また、分散粒子5として、接触粒子50と色相の異なる着色粒子を用いてもよい。
このような表示装置20は、次のようにして製造することができる。
以下、図7および図8に基づき、表示装置20の製造方法について説明する。
図7および図8に示す表示装置20の製造方法は、マイクロカプセル40を作製するマイクロカプセル作製工程[A1]と、マイクロカプセル40を含むマイクロカプセル塗料(マイクロカプセル分散液)を調製するマイクロカプセル塗料調製工程[A2]と、基板12の一方の面側にマイクロカプセル40を含むマイクロカプセル含有層400を形成するマイクロカプセル含有層形成工程[A3]と、マイクロカプセル含有層400の基板12と反対の面側に接着剤層8を形成する接着剤層形成工程[A4]と、接着剤層8のマイクロカプセル含有層400と反対の面側に対向基板11を接触して、接着剤層8と対向基板11とを接合する接合工程[A5]と、封止部7を形成する封止工程[A6]とを有している。
また、前記マイクロカプセル含有層形成工程[A3]で用意する基板12を製造する工程は、基部2の下面に、第2の電極4を形成する第2の電極形成工程を有し、前記接合工程[A5]で用意する回路基板22を製造する工程は、基部1の上面に、第1の電極3を形成する第1の電極形成工程を有している。この第2の電極形成工程と、第1の電極形成工程とで、本発明の表示装置の製造方法における電極形成工程が構成される。
以下、各工程について説明する。
[A1−1]第1のカプセル層402の形成
まず、分散液10および接触粒子50を第1のカプセル層402に内包するマイクロカプセルを得る。なお、以下、説明の便宜上、このマイクロカプセルを「マイクロカプセル前駆体」と言うこととする。
マイクロカプセル化手法(第1のカプセル層402への調整液の封入方法)としては、特に限定されないが、例えば、界面重合法、In−situ重合法、相分離法(または、コアセルベーション法)、界面沈降法、スプレードライ法等の各種マイクロカプセル化手法を用いることができる。このマイクロカプセル化手法は、第1のカプセル層402の構成材料等に応じて、適宜選択するようにすればよい。
なお、均一な大きさのマイクロカプセル前駆体は、例えば、ふるいにかけて選別する方法、濾過法、比重差分級法等を用いることにより得ることができる。
次に、工程[A1−1]で得たマイクロカプセル前駆体(第1のカプセル層402)の外周面に、第2のカプセル層403を形成し、分散液10および接触粒子50を内包するマイクロカプセル40を得る。
第2のカプセル層403は、例えば、マイクロカプセル前駆体を水系媒体中に分散させたカプセル分散液に、樹脂のプレポリマーを徐々に添加し、マイクロカプセル前駆体の表面に吸着したプレポリマーを、重合反応させることによって形成することができる。これにより、マイクロカプセル前駆体の表面に第2のカプセル層403が形成され、分散液10および接触粒子50を内包するマイクロカプセル40が得られる。
また、均一な大きさのマイクロカプセル40、すなわち、外径の平均値、CV値、標準偏差が前述した範囲内のマイクロカプセル40は、例えば、ふるいにかけて選別する方法、濾過法、比重差分級法等を用いることにより得ることができる。
このように、本実施形態の製造方法では、このマイクロカプセル作製工程[A1]において、カプセル本体401の内面側の部分(一部分)を構成する第1のカプセル層402を形成した後、帯電工程が行われる。
次に、マイクロリアクターを用いる方法について、簡単に説明する。
図15に示すように、マイクロリアクター9は、それぞれ微小な内径を有する第1の管(流路)91、第2の管(流路)92および第3の管(流路)93を有している。第1の管91と第2の管92は、それらの先端で合流し、第3の管93の基端に接続されている。
また、インクジェット方式では、簡単に説明すると、大気中に設置された液滴吐出装置の液滴吐出ヘッドに分散液および接触粒子からなる調整液を導入し、液滴吐出ヘッドのノズルから、乳化剤を溶解した水溶液に向けて、その調整液の液滴を吐出する。これにより、調整液の液滴は、前記水溶液内で所定の大きさの球状の液滴になる。吐出する液滴の速度は、8m/s以下が好ましく、4m/s以下がより好ましい。液滴の速度を前記のように設定することにより、サテライトの発生を防止(または抑制)することができる。
次に、バインダ41および溶剤を用意し、このバインダ41および溶剤と、前記工程[A1]で作製されたマイクロカプセル40とを混合してマイクロカプセル塗料を調製する。
バインダ41と前記工程[A1]で作成されたマイクロカプセル40との混合比は、マイクロカプセル40およびバインダ41に対するバインダ41の量が、20〜45vol%程度であるのが好ましい。
また、バインダ41の量が前記上限値を超えると、他の条件によっては、マイクロカプセル40とマイクロカプセル40との間の間隔が広くなってしまい、表示のコントラスト等、表示性能が低下する。
マイクロカプセル40の含有量を前記範囲に設定すると、マイクロカプセル40が厚さ方向に重ならないように(単層で)、マイクロカプセル含有層400において移動(再配置)させて配設する上で、非常に有利である。
次に、図7(a)に示すように、基板12を用意する。そして、図7(b)に示すように前記工程[A2]で調製したマイクロカプセル塗料を基板12上に塗布する。
マイクロカプセル塗料を塗布する方法としては、特に限定されないが、例えば、アプリケーター、バーコーター、ダイコーター、エアナイフコーター、キスコーター、グラビアコーター等の各種塗布法を用いることができる。
必要に応じて、基板12の各部において、マイクロカプセル塗料の厚さ(量)が均一になるように、好ましくはマイクロカプセル40が厚さ方向に重ならないように1個ずつ(単層に)配置されるように塗布する。
これにより、マイクロカプセル含有層400が形成され、図7(d)に示すような表示シート21が得られる。
なお、前述したように、ダイコーターのヘッドにマイクロカプセル塗料を導入して、塗工することもできる。
次に、図8(e)に示すように、マイクロカプセル含有層400上に、接着剤層8を形成する。
これは、例えば、シート状の接着剤層8を、オーバーコート法、転写法等により、マイクロカプセル含有層400上に配置することにより行うことができる。
次に、図8(f)に示すように、接着剤層8上に、別途用意した回路基板22を、第1の電極3が接着剤層8に接触するように重ね合わせる。
これにより、接着剤層8を介して、表示シート21と回路基板22とが接合される。
このとき、接着剤層8および回路基板22の自重や、回路基板22と表示シート21とを接近するように加圧する(マイクロカプセル含有層400の厚さを減少させる)ことにより、マイクロカプセル含有層400において、マイクロカプセル40の配設密度を均一にすることができる。
次に、図8(g)に示すように、表示シート21および回路基板22の縁部に沿って、封止部7を形成する。
これは、表示シート21(基部2)と回路基板22(基部1)との間であって、これらの縁部に沿って封止部7を形成するための材料を、例えば、ディスペンサ等により供給し、固化または硬化させることにより形成することができる。
以上の工程を経て、表示装置20が得られる。
また、例えば、シート状の接着剤層8は、これを撓ませた状態で、その一端部をマイクロカプセル含有層400に接触させ、他端側に向かって順にマイクロカプセル含有層400に接触させて、マイクロカプセル含有層400上に配置するのが好ましい。これにより、マイクロカプセル含有層400と接着剤層8との間に気泡が生じるのを防止することができるとともに、マイクロカプセル40の再配置をより確実に行うことができる。
以上説明したように、この表示装置20によれば、接触粒子50は、常に、カプセル本体401の内面のいずれかの部位に接触しており、カプセル本体401の内面に接触しつつ、その内面に沿って移動し、さらには、接触粒子50と分散粒子5とが吸着してしまうこともないので、中間調を容易かつ確実に得ることができる。
また、接触粒子50は、カプセル本体401の内面に接触しており、接触粒子50と分散粒子5とが吸着してしまうこともないので、高いコントラストが得られ、また、色純度も向上する。
また、マイクロカプセル40の外径のCV値が小さいので、マイクロカプセル40が扁平にならず、球状となり、これにより、接触粒子50を移動させる際は、接触粒子50は、カプセル本体401の内面に接触しつつ、その内面に沿って確実に移動することができる。これによって、中間調を含む各色を確実に表示することができ、コントラストが非常に高い。
また、この表示装置20は、いわゆるマイクロカプセル型であるので、いわゆるマイクロカップ型の表示装置に比べて、容易かつ確実に製造することができる。
以下、第2実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第2実施形態の表示装置20では、その製造方法において、カプセル本体401を形成する際は、帯電工程を行わない。そして、カプセル本体401の全部を形成した後、すなわち、マイクロカプセル作製工程[A1]を行った後、マイクロカプセル塗料調製工程[A2]において、バインダ41を介してカプセル本体401の内部に接触粒子50と同極性の正味の電荷を与える帯電工程が行われる。
この表示装置20によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
以下、第3実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図16は、図1に示す表示装置の製造方法の他の方法を説明するための模式図である。
なお、以下では、説明の都合上、図16中の上側を「上」、下側を「下」として説明を行う。
すなわち、第3実施形態では、マイクロカプセル含有層400の形成工程(A3)において、バインダ41の含有量(含有比)の比較的少ないマイクロカプセル塗料を用いる。具体的には、マイクロカプセル40およびバインダ41に対するバインダ41の量が、20〜30vol%程度であるマイクロカプセル塗料を用いるのが好ましい。
そこで、本実施形態では、まず、バインダ41の含有量の比較的少ないマイクロカプセル塗料を用いて、図16(a)に示すように、そのマイクロカプセル塗料を基板12上に塗布し、乾燥させ、平滑処理を行なう。
これにより、マイクロカプセル40が緻密になるようにマイクロカプセル塗料を塗布することができ、また、マイクロカプセル40を、第2の電極4や接着剤層8(第1の電極3)に接触(定着)させることができ、また、マイクロカプセル40を単層に配列することができる。
次に、図16(b)に示すように、バインダ41および溶剤を混合してなるバインダ液をさらに塗布し、これより、残りの量のバインダ41を追加する。これにより、バインダ41でマイクロカプセル40の全体が覆われる。
以降の工程は、前記第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
図17は、本発明の表示装置の第4実施形態を模式的に示す縦断面図である。
なお、以下では、説明の都合上、図17中の上側を「上」、下側を「下」として説明を行う。また、図17では、カプセル本体401の記載を簡略化して1層に記載している。
以下、第4実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
構造体13は、本実施形態では、その外形がカプセル本体401の内形と略相似形をなしており、支持部131により、カプセル本体401の所定の部位(図示の構成では、表示面と反対側の部位)に固定されている。接触粒子50は、構造体13の外面と、カプセル本体401の内面との間の空間(間隙空間)14に位置し、カプセル本体401の内面に接触しつつ、その内面に沿って移動する。なお、支持部131は、例えば、カプセル本体401や構造体13に比べて非常に細い棒状をなしており、接触粒子50の移動の際に邪魔になることはない。
なお、空間14には、例えば、空気等の気体が充填されていてもよく、また、真空に近い状態(実質的に真空)であってもよい。
この表示装置20によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
以上のような表示装置20は、各種電子機器に組み込むことができる。以下、表示装置20を備える本発明の電子機器について説明する。
<<電子ペーパー>>
まず、本発明の電子機器を電子ペーパーに適用した場合の実施形態について説明する。
図18は、本発明の電子機器を電子ペーパーに適用した場合の実施形態を示す斜視図である。
図18に示す電子ペーパー600は、紙と同様の質感および柔軟性を有するリライタブルシートで構成される本体601と、表示ユニット602とを備えている。
このような電子ペーパー600では、表示ユニット602が、前述したような表示装置20で構成されている。
次に、本発明の電子機器をディスプレイに適用した場合の実施形態について説明する。
図19は、本発明の電子機器をディスプレイに適用した場合の実施形態を示す図である。このうち、図19中(a)は断面図、(b)は平面図である。
図19に示すディスプレイ(表示装置)800は、本体部801と、この本体部801に対して着脱自在に設けられた電子ペーパー600とを備えている。なお、この電子ペーパー600は、前述したような構成、すなわち、図19に示す構成と同様のものである。
このようなディスプレイ800では、電子ペーパー600は、本体部801に着脱自在に設置されており、本体部801から取り外した状態で携帯して使用することもできる。
なお、本発明の電子機器は、以上のようなものへの適用に限定されず、例えば、テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、電子新聞、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等を挙げることができ、これらの各種電子機器の表示部に、本発明の表示装置20を適用することが可能である。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前記実施形態では、1対の基板が対向して設けられた構成のものについて示したが、本発明は、これに限らず、例えば、単一の基板を有するものに適用することもできる。
1.表示装置の製造
下記合成例1を製造した。
(合成例1)
攪拌羽根、温度計、冷却管を備えた300mlのセパラブルフラスコに、メタクリル酸ドデシル、アクリル酸2−エチルへキシル(組成比85:15)からなる共重合体(MW:5300)2g、接触粒子(黒色粒子)として正帯電性のカーボンブラック(帯電量:+85μc/g)(Printex60 デグサ社製)20g、アイソパーM78gを仕込み、さらに、セパラブルフラスコに、1mmφのジルコニア製のビーズ800gを仕込んだ。そして、回転数300rpmで攪拌しながら60℃で2時間、分散操作を行った。なお、前記接触粒子等の各粒子の帯電量の測定方法は、後述する。
次いで、セパラブルフラスコに、アイソパーMを100g添加し、混合した。
この混合物とビーズとを分離し、カーボンブラックを10wt%含有するカーボンブラック分散液を得た。
処理された酸化チタンをヘキサン100gに分散させ、遠心沈降器で遠心分離し、酸化チタンを洗浄する操作を3回行った後、100℃で乾燥した。
前記カーボンブラック分散液6.0g、酸化チタン分散液75g、アイソパーM15gを200mlのマヨネーズビンに仕込み、混合して、正帯電のカーボンブラック/負帯電の酸化チタン分散液を得た。
前記合成例1を用いて、下記実施例1〜25、比較例1〜12の表示装置を製造した。
500mlの平底セパラブルフラスコに、ポリビニルアルコール(クラレポバール205 クラレ社製)6gを溶解した水溶液120gを仕込み、ディスパー(製品名:ROBOMICS 特殊機化工業社製)による攪拌下に、合成例1のカーボンブラック/酸化チタン分散液100gに、メチルメタクリレート10g、グリシジルメタクリレート2g、テトラエチレングリコールジアクリレート1g、アゾビスイソブチロニトリル0.15gを溶解した分散液を添加した。その後、攪拌速度2000rpmで2分間攪拌した後、攪拌速度を1700rpmにし、水200gを添加して縣濁液を得た。
そして、得られたマイクロカプセル前駆体を25℃まで冷却し、目開き32μmの標準ふるいaで粗大粒子をカットした。
次いで、前記500mlの平底セパラブルフラスコに、このマイクロカプセル前駆体をすべて入れ、脱イオン水を加え、200gとし、攪拌しながら50℃に昇温した。
そして、50℃で5時間反応を行い、マイクロカプセル前駆体(第1のカプセル層)の表面に、帯電付与シェルを析出させ、エポキシ系樹脂よりなる第2のカプセル層を形成した。このようにして、第1のカプセル層と第2のカプセル層とで構成されるカプセル本体内に分散液および接触粒子を内包するマイクロカプセルを得た。
なお、実施例1におけるマイクロカプセルの接触粒子は、正に帯電し、分散粒子は、負に帯電し、カプセル本体は、負に帯電している。
次いで、得られたマイクロカプセルを前記マイクロカプセル前駆体と同様に、25℃まで冷却し、目開き32μmの標準ふるいで粗大粒子をカットし、その後、洗浄し、目開き16μmの標準ふるいで微小粒子をカットした。すなわち、目開き32μmの標準ふるいaを通過し、目開き16μmの標準ふるいbを通過しなかったマイクロカプセルを採取した。マイクロカプセルの黒さは、洗浄後も維持された。
この様にして得られたマイクロカプセルを含むペーストの固形分の比率は、65wt%であり、これをマイクロカプセルペースト(1)とした。
次いで、表示シート(1)を用い、下記のようにして、表示装置を製造した。
一辺にマイクロカプセル含有層が形成されていない部分(導電部分)があり、マイクロカプセル含有層が形成されている部分が、縦5cm×横3cmの動表示シート(1)と、ITOよりなる第1の電極が形成され、縦6cm×横4cmで厚さ75μmの回路基板とを、接着剤層を介して張り合わせ(任意2箇所をセロテープ(セロテープは登録商標)で止める)、厚さ2mmのガラス板上に載置し、ロールラミネータの2本のロール間を通過させ、接合した。
なお、マイクロカプセル含有層側が、熱媒により加熱されている上方ロール側に位置するように配置し、また、送り速度は、6cm/分とした。
また、下記表1に示す目開きのふるいを用いてマイクロカプセルの粒度分布の調整を行なった他は、前記実施例1と同様にして、表示装置を製造した。すなわち、実施例2〜25、比較例1〜11では、それぞれ、マイクロカプセル塗料の製造に際し、下記表1に示す標準ふるいaを通過し、標準ふるいbを通過しなかったマイクロカプセルを採取し、そのマイクロカプセルを用いた。
粒子0.4gと鉄粉(DSP-128 同和鉄粉社製)20gとを容量が50mlのポリプロピレン製の容器に入れ、ボールミル回転数100rpmで5分間混合した。
そして、この混合粉体の帯電量をブローオフ粉体帯電量測定装置(モデルTB-200 東芝ケミカル社製)で測定した。その結果は、前述した通りである。
各実施例および各比較例について、粒度分布測定装置(Mdtisizer3型システム ベックアン・コールター社製)および顕微鏡写真の画像処理により、マイクロカプセルの外径の平均値(平均カプセル径)および標準偏差を測定し、マイクロカプセルの外径のCV値(%)(=標準偏差/平均カプセル径×100)を求めた。その結果は、下記表2に示す通りであった。
各実施例および各比較例について、第1の電極と第2の電極との間に、15V、400m秒の電圧パルスを印加して、黒色を表示し、反射濃度計(製品名:SpectroEye、グレタグマクベス社製 )で明度を測定した。次いで、印加する電圧の極性を切り換えて、第1の電極と第2の電極との間に、15V、400m秒の電圧パルスを印加して、白色を表示し、前記反射濃度計で明度を測定し、コントラストを求めた。その結果は、下記表2に示す通りであった。
これに対して、比較例1〜12では、コントラストが低いのが判る。
また、図20は、実施例23について、黒色表示を行なった後、白色表示を行なったときのマイクロカプセルの電子顕微鏡写真を示す図であり、図21は、比較例10について、黒色表示を行なった後、白色表示を行なったときのマイクロカプセルの電子顕微鏡写真を示す図である。
これに対して、図21に示すように、比較例10では、マイクロカプセルの中央部が黒色になっており、中抜けが生じていることが判る。
Claims (16)
- 殻体と、前記殻体の内面に接触し、帯電しかつ着色された接触粒子と、前記殻体に内包され、光を散乱させる散乱体または前記接触粒子と異なる色相を有する着色体とを有するマイクロカプセルを含有するマイクロカプセル含有層と、
電圧を印加すると、前記接触粒子に作用させる電界を発生する1対の電極とを備え、
前記マイクロカプセルの外径の平均値は、20〜60μm、前記マイクロカプセルの外径のCV値は、20%以下であり、
前記1対の電極間に電圧を印加することにより、前記接触粒子が前記殻体の内面に接触しつつ、該内面に沿って移動するよう構成されていることを特徴とする表示装置。 - 前記接触粒子は、静電力により前記殻体の内面に接触している請求項1に記載の表示装置。
- 前記殻体の内部に前記接触粒子と同極性の正味の電荷が存在し、これにより、前記接触粒子が前記殻体の内面に接触している請求項1または2に記載の表示装置。
- 前記1対の電極間の電界により前記接触粒子に作用する静電力よりも、前記接触粒子を前記殻体の内面に保持する力の方が大きくなるよう構成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置。
- 前記散乱体または前記着色体は、前記殻体内に充填された液体である請求項1ないし4のいずれかに記載の表示装置。
- 前記液体は、液相分散媒中に分散粒子を分散してなるものである請求項5に記載の表示装置。
- 前記分散粒子は、光を散乱させる粒子または着色された粒子である請求項6に記載の表示装置。
- 前記分散粒子は、実質的に帯電していないか、または、前記接触粒子と反対の極性に帯電している請求項6または7に記載の表示装置。
- 前記散乱体または前記着色体は、前記殻体内に、前記殻体の内面から所定距離離間するように設けられた構造体であり、
前記接触粒子は、前記殻体と前記構造体との間に位置している請求項1ないし4のいずれかに記載の表示装置。 - 前記マイクロカプセルの側面視における下記(1)式で表される平均円形度Rは、0.88〜1である請求項1ないし9のいずれかに記載の表示装置。
R=L0/L1・・・(1)
(但し、上記(1)式中、L1[μm]は、測定対象のマイクロカプセルの投影像の周囲長、L0[μm]は、測定対象のマイクロカプセルの投影像の面積に等しい面積の真円の周囲長を表す。) - 前記殻体は、それぞれ殻状をなす、第1の層と、該第1の層よりも外側に配置されている第2の層とを有する請求項1ないし10のいずれかに記載の表示装置。
- 前記1対の電極間に印加する電圧の大きさおよび/または時間を調整することにより、前記接触粒子の位置を調整し、これにより、表示面側から見たときの、前記殻体内の前記散乱体または前記着色体の前記接触粒子により覆われている部分の面積と、前記殻体内の前記散乱体または前記着色体の全体の面積との比率が調整されるよう構成されている請求項1ないし11のいずれかに記載の表示装置。
- 帯電しかつ着色された接触粒子と、光を散乱させる散乱体または前記接触粒子と異なる色相を有する着色体とを殻体に内包し、外径のCV値が20%以下であるマイクロカプセルを製造し、該マイクロカプセルを含有するマイクロカプセル含有層を形成するマイクロカプセル含有層形成工程と、
電圧を印加すると、前記接触粒子に作用させる電界を発生する1対の電極を形成する電極形成工程とを有し、
前記マイクロカプセル含有層形成工程は、前記殻体の内面側の部分または全部を形成した後、前記殻体の内部に前記接触粒子と同極性の正味の電荷を与える帯電工程を有し、該帯電工程により、前記接触粒子が前記殻体の内面に接触することを特徴とする表示装置の製造方法。 - 前記殻体は、それぞれ殻状をなす、第1の層と、該第1の層よりも外側に配置されている第2の層とを有しており、
前記第2の層を形成する際に、前記帯電工程を行なう請求項13に記載の表示装置の製造方法。 - 前記殻体を形成した後、前記マイクロカプセルの外表面に密着して該マイクロカプセルを固定する固定材料を介し、前記帯電工程を行なう請求項13に記載の表示装置の製造方法。
- 請求項1ないし12のいずれかに記載の表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008272548A JP5314998B2 (ja) | 2008-10-22 | 2008-10-22 | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 |
US12/588,651 US7957052B2 (en) | 2008-10-22 | 2009-10-22 | Display device, method of manufacturing display device and electronic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008272548A JP5314998B2 (ja) | 2008-10-22 | 2008-10-22 | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010102051A JP2010102051A (ja) | 2010-05-06 |
JP5314998B2 true JP5314998B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=42108446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008272548A Expired - Fee Related JP5314998B2 (ja) | 2008-10-22 | 2008-10-22 | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7957052B2 (ja) |
JP (1) | JP5314998B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5314997B2 (ja) * | 2007-11-19 | 2013-10-16 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 |
KR101067071B1 (ko) * | 2009-07-14 | 2011-09-22 | 삼성전기주식회사 | 전자종이 표시소자의 제조 방법 및 이로부터 제조된 전자종이 표시소자 |
CN101989144A (zh) * | 2009-08-07 | 2011-03-23 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 触摸面板及应用该触摸面板的触摸输入装置 |
JP2012008209A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Seiko Epson Corp | 表示シート、表示装置、電子機器および表示シートの駆動方法 |
WO2013128883A1 (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 三菱電機株式会社 | スクリーン、光学素子及び表示装置 |
US20140104674A1 (en) * | 2012-10-15 | 2014-04-17 | Sipix Technology Inc. | Display medium and manufacturing method thereof and electrophoretic display therewith |
KR102642016B1 (ko) * | 2016-11-29 | 2024-02-28 | 엘지디스플레이 주식회사 | 반사 영역을 포함하는 디스플레이 장치 |
JP2019132981A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3892568A (en) | 1969-04-23 | 1975-07-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electrophoretic image reproduction process |
JPS5015115A (ja) | 1973-06-13 | 1975-02-18 | ||
JP2551783B2 (ja) | 1987-09-29 | 1996-11-06 | エヌオーケー株式会社 | 電気泳動表示装置 |
US5961804A (en) | 1997-03-18 | 1999-10-05 | Massachusetts Institute Of Technology | Microencapsulated electrophoretic display |
JP4338152B2 (ja) * | 1998-06-10 | 2009-10-07 | キヤノン株式会社 | 表示媒体 |
JP4385438B2 (ja) * | 1999-05-14 | 2009-12-16 | ブラザー工業株式会社 | 記録媒体、電気泳動表示装置及び記録媒体の制御方法 |
JP2003330049A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Canon Inc | 電気泳動表示装置、該電気泳動表示装置の駆動方法、及び該電気泳動表示装置の製造方法 |
JP4366059B2 (ja) * | 2002-09-10 | 2009-11-18 | キヤノン株式会社 | 電気泳動表示装置 |
JP2004301947A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Casio Comput Co Ltd | 表示装置 |
JP2005315992A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Murata Mfg Co Ltd | 光トランシーバ構造 |
JP2005326570A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Brother Ind Ltd | 電気泳動表示装置 |
JP2006091546A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Canon Inc | 粒子移動型表示装置 |
JP2006292897A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Canon Inc | 電気泳動表示装置 |
JP2007114622A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Canon Inc | 粒子移動型表示装置、およびその駆動方法 |
JP4682177B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2011-05-11 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示装置用マイクロカプセル、その製造方法およびその用途 |
JP4547393B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2010-09-22 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示シート、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器 |
JP4484915B2 (ja) * | 2007-10-30 | 2010-06-16 | セイコーエプソン株式会社 | 電気泳動表示シート、電気泳動表示装置および電子機器 |
JP5314997B2 (ja) | 2007-11-19 | 2013-10-16 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 |
JP4443597B2 (ja) | 2007-11-19 | 2010-03-31 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 |
US20110032180A1 (en) * | 2009-08-04 | 2011-02-10 | Seiko Epson Corporation | Display device, method of manufacturing display device and electronic apparatus |
-
2008
- 2008-10-22 JP JP2008272548A patent/JP5314998B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-10-22 US US12/588,651 patent/US7957052B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010102051A (ja) | 2010-05-06 |
US20100097685A1 (en) | 2010-04-22 |
US7957052B2 (en) | 2011-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5314997B2 (ja) | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 | |
JP5314998B2 (ja) | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 | |
JP4443597B2 (ja) | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 | |
JP4685815B2 (ja) | 電気泳動シート、電気泳動装置、電気泳動装置の製造方法および電子機器 | |
JP5070827B2 (ja) | 電気泳動シート、電気泳動装置、電気泳動装置の製造方法および電子機器 | |
JP4297170B2 (ja) | 電気泳動表示シート、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器 | |
JP4547433B2 (ja) | 電気泳動表示装置および電子機器 | |
KR20080103923A (ko) | 전자 종이 디스플레이의 제조방법 | |
JP4547434B2 (ja) | 電気泳動表示装置の製造方法 | |
JP2009251048A (ja) | 表示装置、表示装置の製造方法および電子機器 | |
JP2008107484A (ja) | 電気泳動表示シートの製造方法、電気泳動表示装置および電子機器 | |
WO2006064842A1 (ja) | 表示媒体用粒子及びそれを用いた情報表示用パネル | |
JP2009276473A (ja) | 電気泳動表示シート、電気泳動表示装置および電子機器 | |
JP5385577B2 (ja) | 表示装置の駆動方法、表示装置および電子機器 | |
JP4484915B2 (ja) | 電気泳動表示シート、電気泳動表示装置および電子機器 | |
JP4389528B2 (ja) | 電気泳動表示装置の製造方法、電気泳動表示装置および電子機器 | |
US20110032180A1 (en) | Display device, method of manufacturing display device and electronic apparatus | |
JP4547393B2 (ja) | 電気泳動表示シート、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器 | |
JP2011158787A (ja) | 表示装置および電子機器 | |
JP4389523B2 (ja) | 電気泳動表示装置の製造方法、電気泳動表示装置および電子機器 | |
JP5526319B2 (ja) | 表示シート、表示装置、電子機器および表示シートの駆動方法 | |
JP4506131B2 (ja) | 電気泳動表示装置の製造方法、電気泳動表示装置および電子機器 | |
JP2009205002A (ja) | 電気泳動表示シート、電気泳動表示装置および電子機器 | |
JP2009205003A (ja) | 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置および電子機器 | |
JP2007264521A (ja) | 表示材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130409 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130708 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |