JP2019132981A - 表示装置 - Google Patents

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眞澄 西村
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Abstract

【課題】屈曲可能な表示パネルの信頼性を確保することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示装置1Aは、屈曲可能な表示パネル10と、前記表示パネルの表示面側Fとは反対の裏面側Rに設けられた屈曲可能な基板2と、前記表示パネルの一部を前記基板に接着する接着部材4と、前記表示パネル及び前記基板を保持し、前記表示パネル及び前記基板とともに屈曲可能な筐体3とを有し、前記表示パネルは面内方向にスライド可能に保持され、前記基板は、前記基板の非屈曲時と屈曲時の一方において前記表示パネルに覆われ、他方において前記表示パネルに覆われない覆/非覆切替領域26を含む。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関する。
特許文献1には、フレキシブル筐体にフレキシブルディスプレイ、フレキシブル回路基板及びフレキシブルバッテリが収容されたフレキシブル電子デバイスが開示されている。
特表2015−501461号公報
しかしながら、上記従来のフレキシブル電子デバイスでは、フレキシブルディスプレイの周縁部がフレキシブル筐体の側壁部に取り付けられるため、フレキシブル筐体の屈曲に伴ってフレキシブルディスプレイに応力が作用し、フレキシブルディスプレイの信頼性が損なわれるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、屈曲可能な表示パネルの信頼性を確保することが可能な表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の表示装置は、屈曲可能な表示パネルと、前記表示パネルの表示面側とは反対の裏面側に設けられた屈曲可能な基板と、前記表示パネルの一部を前記基板に接着する接着部材と、前記表示パネル及び前記基板を保持し、前記表示パネル及び前記基板とともに屈曲可能な筐体とを有し、前記表示パネルは面内方向にスライド可能に保持され、前記基板は、前記基板の非屈曲時と屈曲時の一方において前記表示パネルに覆われ、他方において前記表示パネルに覆われない覆/非覆切替領域を含む。
第1実施形態に係る表示装置の平面図である。 屈曲時の表示装置の斜視図である。 屈曲時の表示装置の斜視図である。 屈曲時の表示装置の断面構造を示す断面図である。 図3に示すIV−IV線で切断したときの断面図である。 図3に示すV−V線で切断したときの断面図である。 図3に示すVI−VI線で切断したときの断面図である。 表示装置の電気的構成を示すブロック図である。 表示パネルの断面構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る表示装置の平面図である。 非屈曲時の表示装置の断面構造を示す断面図である。 屈曲時の表示装置の断面構造を示す断面図である。 図10に示すXII−XII線で切断したときの断面図である。 図10に示すXIII−XIII線で切断したときの断面図である。 図10に示すXIV−XIV線で切断したときの断面図である。 第3実施形態に係る表示装置の平面図である。 屈曲時の表示装置の斜視図である。 非屈曲時の表示装置の断面構造を示す断面図である。 屈曲時の表示装置の断面構造を示す断面図である。 図18に示すXIX−XIX線で切断したときの断面図である。 図18に示すXX−XX線で切断したときの断面図である。 図18に示すXXI−XXI線で切断したときの断面図である。 変形例に係る表示装置の図19に対応する断面図である。 変形例に係る表示装置の図20に対応する断面図である。 変形例に係る表示装置の図21に対応する断面図である。 変形例に係る表示装置の屈曲時の断面構造を示す断面図である。 第4実施形態に係る表示装置の平面図である。 非屈曲時の表示装置の断面構造を示す断面図である。 屈曲時の表示装置の断面構造を示す断面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実施の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
さらに、本発明の実施形態の詳細な説明において、ある構成物と他の構成物の位置関係を規定する際、「上に」「下に」とは、ある構成物の直上あるいは直下に位置する場合のみでなく、特に断りの無い限りは、間にさらに他の構成物を介在する場合を含むものとする。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る表示装置1Aの平面図である。図2A及び図2Bは、屈曲時の表示装置1Aの斜視図である。これらの図では、筐体3の図示を省略している。図3は、屈曲時の表示装置1Aの断面構造を示す断面図である。図4は、図3に示すIV−IV線で切断したときの断面図である。図5は、図3に示すV−V線で切断したときの断面図である。図6は、図3に示すVI−VI線で切断したときの断面図である。図中のF方向は表示面側を表し、R方向は裏面側を表している。
表示装置1Aは、例えば有機発光ダイオードを表示素子として含む有機EL表示装置である。表示装置1Aは、可撓性を有するフィルムを基材として用いた屈曲可能な表示パネル10を備えている。可撓性を有するフィルムは、例えばポリイミドなどの樹脂材料で形成される。表示パネル10には、例えば赤、緑及び青からなる複数色の単位画素(サブピクセル)を組み合わせたフルカラーの画素Pがマトリクス状に配列している。表示パネル10上にはタッチセンサが設けられてもよい。
表示パネル10の裏面側には、屈曲可能な基板2が設けられている。基板2は、表示パネル10よりも面積が大きく、厚さ方向に見たときに表示パネル10の全部を含むように配置されている。基板2は、例えば表示パネル10を駆動するための要素を含む駆動基板である。
基板2は、例えば屈曲可能な回路基板を含んでいる。屈曲可能な回路基板は、例えばFPC(フレキシブルプリント基板)のように、ポリイミド等の樹脂材料と銅等の導電材料とが交互に積層された積層体であってよい。また、基板2はバッテリを含んでもよい。基板2に含まれるバッテリも屈曲可能であることが好ましい。
基板2は、必ずしも全部が屈曲可能である必要はなく、屈曲しない非屈曲部を局所的に含んでいてもよい。非屈曲部は、例えば基板2の一部の剛性を高めることによって形成されてもよいし、筐体3等の周囲の構成によって屈曲しないように構成されてもよい。非屈曲部には、ICチップ(集積回路チップ)等の電子部品が実装されてもよい。
表示パネル10及び基板2は、屈曲可能な筐体3に保持されている。筐体3は、表示パネル10及び基板2と共に屈曲する。筐体3は、例えば合成ゴム等の、弾性を有する屈曲可能な材料で形成される。
本実施形態では、図1−図3に示すように、表示パネル10、基板2及び筐体3は、一方向に延びた帯状に形成されており、長手方向の第1の端部11,21,31と第2の端部12,22,32とが互いに近づくように全体的に屈曲する。具体的には、表示パネル10、基板2及び筐体3は、側面視でC字状となるように湾曲する。
表示パネル10、基板2及び筐体3は、図1に示す非屈曲状態から裏面側に向かって屈曲し、図2A−図3に示す屈曲状態となる。また、表示パネル10、基板2及び筐体3は、図2A−図3に示す屈曲状態から表示面側に向かって復帰し、図1に示す非屈曲状態となる。すなわち、裏面側が屈曲方向内側、表示面側が屈曲方向外側となる。
表示パネル10の第1の端部11は、接着部材4によって基板2の第1の端部21に接着されている。接着部材4は、例えば樹脂系接着剤で形成される。さらに、表示パネル10の第1の端部11は、配線部材5によって基板2の第1の端部21に接続されており、これにより表示パネル10と基板2とが電気的に接続されている。配線部材5は、例えばFPCである。
重ね合わされた表示パネル10及び基板2が共に屈曲するとき、両者の曲率に差が生じるため、表示パネル10は基板2に対して面内方向にスライドする。ここで、面内方向とは、表示パネル10又は基板2の表面に沿った方向である。すなわち、表示パネル10又は基板2が屈曲している場合には、面内方向は、屈曲した表面に沿った方向である。
本実施形態では、表示パネル10の第1の端部11が基板2の第1の端部21に接着されているので、表示パネル10の第2の端部12と基板2の第2の端部22との距離が屈曲に応じて変化するように、表示パネル10が基板2に対してスライドする。
基板2は、非屈曲時に表示パネル10に覆われ、屈曲時に表示パネル10に覆われない覆/非覆切替領域26を含んでいる。すなわち、図1に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲しないとき(非屈曲時)には、覆/非覆切替領域26は表示パネル10によって覆われる。一方、図2A−図3に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲するとき(屈曲時)には、覆/非覆切替領域26は表示パネル10によって覆われず、露出する。
覆/非覆切替領域26は、表示パネル10の第2の端部12(基板2に接着された第1の端部11とは反対の端部)のスライドにより形成される。すなわち、図1に示す非屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12は基板2の第2の端部22に近づき、図2A−図3に示す屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12は基板2の第2の端部22から離れ、この差分に相当する領域が覆/非覆切替領域26となる。
図4−図6に示すように、筐体3は表示パネル10及び基板2を収容している。筐体3は、基板2の裏面側に設けられた底部30と、底部30の幅方向の両端に設けられた一対の側壁部33と、側壁部33の上端から幅方向内側に突出する一対の鉤部34とを有している。筐体3内の空間は、鉤部34の間を通じて表示面側に開放されている。
筐体3は、表示パネル10を面内方向にスライド可能に保持している。具体的には、筐体3は、側壁部33の中途に幅方向内側に突出する一対のレール部35を有している。レール部35は、筐体3の長手方向に連続的に形成されてもよいし、断続的に形成されてもよい。
底部30とレール部35との間の空間は、基板2を収容するための基板収容部3aとされる。一方、鉤部34とレール部35との間の空間は、表示パネル10を収容するためのパネル収容部3bとされる。パネル収容部3bには、表示パネル10の幅方向の端部が挿入される。
表示パネル10は、鉤部34又はレール部35に沿ってスライドするように、鉤部34又はレール部35によってガイドされる。なお、筐体3の第1の端部31にはレール部35が設けられておらず、表示パネル10の第1の端部11と基板2の第1の端部12とが接着部材4により接着されている。
図7は、表示装置1の電気的構成を示すブロック図である。表示装置1は、表示パネル10に設けられる画素アレイ部202を備えている。同図では、画素アレイ部202に含まれる1つの単位画素の回路構成を示している。単位画素は、有機発光ダイオード(OLED)204及び画素回路206を含んでいる。画素回路206は、スイッチングTFT208、駆動TFT210及びキャパシタ212を含んでいる。
さらに、表示装置1は、画素アレイ部202を駆動するための走査線駆動回路214、映像線駆動回路216、駆動電源回路218及び制御装置220を備えている。走査線駆動回路214、映像線駆動回路216及び駆動電源回路218は、額縁領域B(図1等を参照)に設けられる。
走査線駆動回路214は、単位画素の水平方向の並び(画素行)ごとに設けられた走査信号線222に接続されている。走査線駆動回路214は、制御装置220からのタイミング信号に応じて、スイッチングTFT208をオン状態にするための電圧を走査信号線222に順番に印加する(すなわち、画素行を順番に選択する)。
映像線駆動回路216は、単位画素の垂直方向の並び(画素列)ごとに設けられた映像信号線224に接続されている。映像線駆動回路216は、走査線駆動回路214による画素行の選択に合わせて、選択された画素行に含まれる各々のスイッチングTFT208に制御装置220からの映像信号に応じた電圧を印加する。これにより、選択された画素行に含まれる各々のキャパシタ212には、スイッチングTFT208を通じて映像信号に応じた電圧が書き込まれる。
駆動電源回路218は、単位画素の垂直方向の並び(画素列)ごとに設けられた駆動電源線226に接続されている。駆動電源回路218は、駆動電源線226及び駆動TFT210を通じてOLED204に電流を供給する。このとき、駆動TFT210は、キャパシタ212に書き込まれた電圧に応じた分の電流をOLED204に供給する。これにより、OLED204が発光する。
図8は、表示パネル10の断面構造を示す断面図である。同図では、断面構造を見易くするため、一部の層のハッチングを省略している。以下の説明では、積層方向を上方向とする。
基板300は、例えばポリイミド等の可撓性がある樹脂からなる。基板300の上面はアンダーコート層304によって覆われている。アンダーコート層304上には半導体層306が形成されており、半導体層306はゲート絶縁膜308によって覆われている。ゲート絶縁膜308上にはゲート電極310が形成されており、ゲート電極310はパシベーション膜312によって覆われている。ドレイン電極314及びソース電極316は、ゲート絶縁膜308とパシベーション膜312とを貫通して半導体層306に接続されている。半導体層306、ゲート電極310、ドレイン電極314及びソース電極316により薄膜トランジスタ302が構成される。薄膜トランジスタ302は、複数の単位画素のそれぞれに対応するように設けられている。アンダーコート層304、ゲート絶縁膜308及びパシベーション膜312は、例えばSiO又はSiN等の無機絶縁材料で形成されている。半導体層306は、例えばLTPS(Low Temperature Poly-silicon)等の半導体で構成されている。
ドレイン電極314及びソース電極316は層間絶縁膜318によって覆われており、層間絶縁膜318は平坦化膜322によって覆われている。ドレイン電極314及びソース電極316は、例えばAl、Ag、Cu、Ni、Ti、Mo等を含む導電性材料で形成されている。層間絶縁膜318は、例えばSiO又はSiN等の無機絶縁材料で形成されている。平坦化膜322は、例えばアクリル樹脂等の有機絶縁材料で形成され、平坦な上面を有している。
平坦化膜322上には画素電極324が形成されている。画素電極324は、平坦化膜322と層間絶縁膜318とを貫通してソース電極316に接続された接続電極320に接続されている。画素電極324は、複数の単位画素のそれぞれに対応するように個別に設けられている。本実施形態では、表示パネル10はトップエミッション型であり、画素電極324は反射電極として形成されている。画素電極324は、例えばAl、Ag、Cu、Ni、Ti、Mo等を含む導電性材料や、ITO、IZO等の導電性酸化物を含んで形成されている。
画素電極324は画素分離膜334によって覆われている。画素分離膜334はリブ又はバンクとも呼ばれる。画素分離膜334には、画素電極324が底に露出する開口が形成されている。開口を形成する画素分離膜334の内縁部分は画素電極324の周縁部分に載っており、画素分離膜334は、断面視で底部から上方に向かうに従って幅が細くなる順テーパー形状を有している。画素分離膜334は、例えばアクリル樹脂やポリイミド樹脂等の有機絶縁材料で形成されている。
画素分離膜334の開口の底に露出した画素電極324上には、発光層326が形成されている。発光層326とともに、正孔輸送層、正孔注入層、電子輸送層及び電子注入層の少なくとも一層が形成されてもよい。発光層326は、隣り合う開口55a上及びそれらの間の画素分離膜334に亘って連続的に、表示領域Aの全体に広がる一様な膜(いわゆるベタ膜)として蒸着形成されている。この場合、発光層326は単色で発光し、カラーフィルタや色変換層によって例えば赤、緑及び青からなる複数色のそれぞれの成分が取り出される。又は、発光層326は、マスクを用いて互いに離れるように個別に蒸着形成されてもよい。この場合、発光層326は、複数の単位画素のそれぞれに対応して例えば赤、緑及び青からなる複数色で発光する。なお、発光層326は蒸着形成に限らず、塗布形成されてもよい。
発光層326及び画素分離膜334は対向電極328によって覆われている。対向電極328は、表示領域Aの全体に広がる一様な膜(いわゆるベタ膜)として形成されている。発光層326並びに発光層326を挟む画素電極324及び対向電極328によって有機発光ダイオード(OLED)が構成され、画素電極324と対向電極328の一方が陽極、他方が陰極となり、発光層326は画素電極324と対向電極328との間を流れる電流によって発光する。対向電極328は、例えばITO、IZO等の透明導電材料又はMgAg等の金属薄膜で形成される。
画素分離膜334及び対向電極328は、封止膜(パシベーション膜)330によって覆われることで封止され、水分から遮断される。封止膜330は、例えばSiO又はSiN等の無機絶縁材料で形成されている。封止膜330は、保護膜336によって覆われている。保護膜336は、例えばアクリル樹脂等の有機絶縁材料で形成されており、機械的な耐性を確保する。
[第2実施形態]
図9は、第2実施形態に係る表示装置1Bの平面図である。同図では、筐体3の図示を省略している。図10は、非屈曲時の表示装置1Bの断面構造を示す断面図である。図11は、屈曲時の表示装置1Bの断面構造を示す断面図である。図12は、図10に示すXII−XII線で切断したときの断面図である。図13は、図10に示すXIII−XIII線で切断したときの断面図である。図14は、図10に示すXIV−XIV線で切断したときの断面図である。
本実施形態に係る表示装置1Bは、本のように折り畳み可能である。本実施形態において、基板2は、屈曲領域25を含む。また、基板2は、他の領域(屈曲領域)よりも曲がりの少ない又は屈曲しない領域であって、互いに離れた第1領域23及び第2領域24を含む。屈曲領域25は、第1領域23と第2領域24との間に位置する。
第1領域23及び第2領域24は、例えば屈曲領域25と比べて厚くすることで剛性を高めた領域であってもよいし、支持基板を貼り付けることで剛性を高めた領域であってもよい。これにより、筐体3が折り曲げられた際に、第1領域23及び第2領域24の屈曲の度合いは、屈曲領域25の度合いよりも小さい。また、第1領域23及び第2領域24は、筐体3の対応する部分に剛性を持たせることによって屈曲しないようにされてもよい。
表示パネル10、基板2及び筐体3は、図9及び図10に示す非屈曲状態から表示面側に向かって屈曲し、図11に示す屈曲状態となる。また、表示パネル10、基板2及び筐体3は、図11に示す屈曲状態から裏面側に向かって復帰し、図9及び図10に示す非屈曲状態となる。すなわち、表示面側が屈曲方向内側、裏面側が屈曲方向外側となる。
表示パネル10は、接着部材4によって基板2の第1領域23に接着されている。さらに、表示パネル10の第1の端部11は、配線部材5により基板2の第1領域23に含まれる第1の端部21に接続されている。
本実施形態では、表示パネル10が基板2の第1領域23に接着されているので、表示パネル10の接着されていない領域が基板2の第2領域24及び屈曲領域25に対してスライドする。このとき、表示パネル10の第2領域24に含まれる第2の端部12と基板2の第2の端部22との距離が屈曲に応じて変化する。
本実施形態では、覆/非覆切替領域26は、非屈曲時に表示パネル10に覆われず、屈曲時に表示パネル10に覆われる。すなわち、図9及び図10に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲しないとき(非屈曲時)には、覆/非覆切替領域26は表示パネル10によって覆われず、露出する。一方、図11に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲するとき(屈曲時)には、覆/非覆切替領域26は表示パネル10によって覆われる。
覆/非覆切替領域26は、基板2の第2領域24に形成される。すなわち、図9及び図10に示す非屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12は基板2の第2領域24に含まれる第2の端部22から離れ、図11に示す屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12は基板2の第2領域24に含まれる第2の端部22に近づき、この差分に相当する領域が覆/非覆切替領域26となる。
[第3実施形態]
図15は、第3実施形態に係る表示装置1Cの平面図である。図16は、屈曲時の表示装置1Cの斜視図である。これらの図では、筐体3の図示を省略している。図17は、非屈曲時の表示装置1Cの断面構造を示す断面図である。図18は、屈曲時の表示装置1Cの断面構造を示す断面図である。図19は、図18に示すXIX−XIX線で切断したときの断面図である。図20は、図18に示すXX−XX線で切断したときの断面図である。図21は、図18に示すXXI−XXI線で切断したときの断面図である。
本実施形態に係る表示装置1Cも、上記第2実施形態に係る表示装置1Bと同様に、本のように折り畳み可能である。但し、本実施形態に係る表示装置1Cでは、折り畳みの方向が、上記第2実施形態に係る表示装置1Bとは逆になる。
具体的には、表示パネル10、基板2及び筐体3は、図15及び図17に示す非屈曲状態から裏面側に向かって屈曲し、図16及び図18に示す屈曲状態となる。また、表示パネル10、基板2及び筐体3は、図16及び図18に示す屈曲状態から表示面側に向かって復帰し、図15及び図17に示す非屈曲状態となる。すなわち、裏面側が屈曲方向内側、表示面側が屈曲方向外側となる。
本実施形態では、覆/非覆切替領域26は、非屈曲時に表示パネル10に覆われ、屈曲時に表示パネル10に覆われない。すなわち、図15及び図17に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲しないとき(非屈曲時)には、覆/非覆切替領域26は表示パネル10によって覆われる。図16及び図18に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲するとき(屈曲時)には、覆/非覆切替領域26は表示パネル10によって覆われず、露出する。
覆/非覆切替領域26は、基板2の第2領域24に形成される。すなわち、図15及び図17に示す非屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12は基板2の第2領域24に含まれる第2の端部22に近づき、図16及び図18に示す屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12は基板2の第2領域24に含まれる第2の端部22から離れ、この差分に相当する領域が覆/非覆切替領域26となる。
筐体3については、図19−図21に示す態様に限らず、例えば図22−図24に示すようにレール部35が省略されてもよい。表示パネル10は、筐体3の鉤部34と基板2との間に配置され、面内方向にスライドするように筐体3の鉤部34又は基板2の表面によってガイドされる。
また、筐体3については、図18に示すように基板2の屈曲部25に対応する部分が湾曲する態様に限らず、例えば図25に示すように底部30の裏面同士が接触可能なように折り畳み可能であってもよい。
[第4実施形態]
図26は、第4実施形態に係る表示装置1Dの平面図である。同図では、筐体3の図示を省略している。図27は、非屈曲時の表示装置1Dの断面構造を示す断面図である。図28は、屈曲時の表示装置1Dの断面構造を示す断面図である。
本実施形態に係る表示装置1Dも、上記第3実施形態に係る表示装置1Cと同様に、本のように折り畳み可能である。
但し、本実施形態の表示装置1Dでは、上記第1−第3実施形態と異なり、表示パネル10の第1の端部11と第2の端部12の間の中央部が接着部材4により基板2に接着されている。具体的には、表示パネル10の中央部は、接着部材4により基板2の第1領域23と第2領域24との間の屈曲領域25に接着されている。
本実施形態では、表示パネル10の中央部が基板2に接着されているので、表示パネル10の第1の端部11と基板2の第1の端部21との距離と、表示パネル10の第2の端部12と基板2の第2の端部22との距離との両方が屈曲に応じて変化するように、表示パネル10が基板2に対してスライドする。
このため、基板2は、非屈曲時に表示パネル10に覆われ、屈曲時に表示パネル10に覆われない2つの覆/非覆切替領域26,27を含んでいる。すなわち、図26及び図27に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲しないとき(非屈曲時)には、覆/非覆切替領域26,27は表示パネル10によって覆われる。一方、図28に示すように表示パネル10及び基板2が屈曲するとき(屈曲時)には、覆/非覆切替領域26,27は表示パネル10によって覆われず、露出する。
覆/非覆切替領域26,27は、表示パネル10の第1の端部11と第2の端部12の両方のスライドによりそれぞれ形成される。
すなわち、第1の端部11の側においては、図26及び図27に示す非屈曲時には、表示パネル10の第1の端部11が基板2の第1の端部21に近づき、図28に示す屈曲時には、表示パネル10の第1の端部11が基板2の第1の端部21から離れ、この差分に相当する領域が覆/非覆切替領域27となる。
一方、第2の端部12の側においては、図26及び図27に示す非屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12が基板2の第2の端部22に近づき、図28に示す屈曲時には、表示パネル10の第2の端部12が基板2の第2の端部12から離れ、この差分に相当する領域が覆/非覆切替領域26となる。
なお、本実施形態では、表示パネル10の第1の端部11と基板2の第1の端部21との距離が屈曲に応じて変化するので、表示パネル10の第1の端部11と基板2の第1の端部21とを接続する配線部材5は、当該距離の変化を吸収可能なように長めに設けられる。
本実施形態においては、開示例として有機EL表示装置の場合を例示したが、その他の適用例として、液晶表示装置、その他の自発光型表示装置、あるいは電気泳動素子等を有する電子ペーパー型表示装置等、あらゆるフラットパネル型の表示装置が挙げられる。また、中小型から大型まで、特に限定することなく適用が可能であることは言うまでもない。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1 表示装置、10 表示パネル、11,12 端部、2 基板、21,22 端部、23 第1領域、24 第2領域、25 屈曲領域、26,27 覆/非覆切替領域、3 筐体、30 底部、31,32 端部、33 側壁部、34 鉤部、35 レール部、3a 基板収容部、3b パネル収容部、4 接着部材、5 配線部材。

Claims (12)

  1. 屈曲可能な表示パネルと、
    前記表示パネルの表示面側とは反対の裏面側に設けられた屈曲可能な基板と、
    前記表示パネルの一部を前記基板に接着する接着部材と、
    前記表示パネル及び前記基板を保持し、前記表示パネル及び前記基板とともに屈曲可能な筐体とを有し、
    前記表示パネルは面内方向にスライド可能に保持され、
    前記基板は、前記基板の非屈曲時と屈曲時の一方において前記表示パネルに覆われ、他方において前記表示パネルに覆われない覆/非覆切替領域を含む表示装置。
  2. 前記表示パネルは、前記基板に対して屈曲方向外側に配置され、
    前記覆/非覆切替領域は、非屈曲時に前記表示パネルに覆われ、屈曲時に前記表示パネルに覆われない、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示パネルは、前記基板に対して屈曲方向内側に配置され、
    前記覆/非覆切替領域は、非屈曲時に前記表示パネルに覆われず、屈曲時に前記表示パネルに覆われる、
    請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記接着部材は、屈曲時に互いに近づく前記表示パネルの端部の一方を前記基板に接着する、
    請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記覆/非覆切替領域は、屈曲時に互いに近づく前記表示パネルの端部の他方のスライドにより形成される、
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記基板に接着された前記表示パネルの端部を前記基板に接続する配線部材をさらに備える、
    請求項4に記載の表示装置。
  7. 前記表示パネル、前記基板及び前記筐体は、全体的に屈曲する、
    請求項1に記載の表示装置。
  8. 前記基板は、他の領域よりも曲がりの少ない又は屈曲しない領域であって、互いに離れた領域である第1領域及び第2領域を含み、
    前記接着部材は、前記表示パネルを前記第1領域及び第2領域の一方に接着する、
    請求項1に記載の表示装置。
  9. 前記覆/非覆切替領域は、前記第1領域及び第2領域の他方に形成される、
    請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記第1領域及び第2領域の一方に接着された前記表示パネルの端部を前記基板に接続する配線部材をさらに備える、
    請求項8に記載の表示装置。
  11. 前記接着部材は、屈曲時に互いに近づく前記表示パネルの端部の間の中央部を前記基板に接着する、
    請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記覆/非覆切替領域は、屈曲時に互いに近づく前記表示パネルの端部の両方のスライドによりそれぞれ形成される、
    請求項11に記載の表示装置。

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