JP5313730B2 - 光送信機及び光送信モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、光送信機及び光送信モジュールに関する。
半導体光変調器素子および光変調器集積型半導体レーザチップを内蔵した光モジュールは、中長距離光ファイバ伝送用トランシーバのキーデバイスの一つとして用いられている。光トランシーバは近年のブロードバンドネットワークの普及とともに高速化が図られ、ビットレートが10Gbit/s以上の高速伝送レートのものが広く用いられるようになっている。このような光トランシーバ用途に適した光モジュールは、良好な光送信波長品質を実現することとともに、小型、低消費電力であることが強く要求される。
小型化に適する光変調器素子として電界吸収型(Electro−absorption:EA)光変調器素子が多く用いられている。電界吸収型光変調器素子は信号出力回路(例えば、ドライバIC)を用いてその出力電圧波形により駆動する。電界吸収型光変調器素子のインピーダンスは光信号のON/OFF状態で大きく変動するため、電界吸収型光変調器素子単独を駆動しただけではインピーダンスの不整合により良好な波形を得ることが困難である。従来の光モジュールでは、良好な光送信波形を得るために、約50Ωの抵抗素子を電界吸収型光変調器素子に近接して配置して、その一端を光変調器素子に、他端を接地電位に接続して、この抵抗素子を信号出力回路の終端抵抗として用いることが多かった。しかし、このような光モジュールでは、電界吸収型光変調器素子にバイアス電圧を印加する必要があり、上記のような終端回路構成では、抵抗素子に本来不必要な直流電流が生じてしまい、無駄な消費電力が発生してしまうことがあった。
消費電力を低減する従来技術として、抵抗素子と(単独または並列接続した複数の)直流遮断用容量素子とを直列接続した終端抵抗回路を光変調器素子に近接配置する構造が提案されている。特許文献1に記載されている技術はその一例であり、電界吸収型光変調器素子に近接してチップ抵抗器、積層セラミックキャパシタ、平行平板キャパシタからなる終端抵抗回路を配置している。終端抵抗回路は、容量値0.01μFの積層セラミックキャパシタと容量値100pFの平行平板キャパシタとを並列接続し、これらを抵抗値50Ωのチップ抵抗器と直列接続したものとしている。特許文献1においては高周波特性に優れた平行平板キャパシタにより、終端抵抗回路のインピーダンスを高周波領域において50Ωに保ち、大容量化に優れた積層セラミックキャパシタにより、終端抵抗回路のインピーダンスを、低周波領域(但し、低域遮断周波数300kHzより高い周波数領域)において50Ωに保つことで広帯域な終端抵抗回路を構成し、消費電力の低減と良好な光送信波形の両立を可能にしている。
特開平6−230328号公報
しかし、光トランシーバのMSA(Multi Source Agreement)規格による小型化が進むに従い、上記従来技術を用いて光モジュールを構成した場合に小型化が阻害されるという課題が生じた。10ギガビット・イーサネット(登録商標)用の光トランシーバのMSA規格であるSFP+を満たすには、送信側の光モジュール(光送信サブアセンブリ:TOSA)を従来よりも小型の5.6mmのTO−CANパッケージで実現する必要がある。特許文献1に記載されている技術では、容量値0.01μF以上の積層セラミックキャパシタを光モジュール内に搭載することが必要となるが、直径5.6mmのTO−CANパッケージ内に光変調器集積型半導体レーザチップおよび抵抗素子など、光モジュールに不可欠な部品を搭載してしまうと、積層セラミックキャパシタを搭載する余地がなく、小型サイズの光モジュールの実現が困難となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、広帯域において良好な光送信波形品質が得られる状況を維持しつつ、光送信モジュールの小型化が可能な光送信機及び光送信モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光送信機は、光送信モジュールと、前記光送信モジュールと電気的に接続されたプリント回路基板と、を有する光送信機であって、前記光送信モジュールが、発光素子と、前記発光素子から出射される光を変調する光変調器と、前記光変調器と電気的に接続された第1の終端抵抗回路と、を備え、前記プリント回路基板が、前記光変調器に供給される信号を出力する信号出力回路と、前記信号出力回路と電気的に接続された第2の終端抵抗回路と、を備え、前記第1の終端抵抗回路の低域遮断周波数と、前記第2の終端抵抗回路の高域遮断周波数と、が対応し、前記第1の終端抵抗回路の透過周波数帯域におけるインピーダンスと、前記第2の終端抵抗回路の透過周波数帯域におけるインピーダンスと、が対応するよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光送信モジュールは、プリント回路基板と電気的に接続された光送信モジュールであって、発光素子と、前記発光素子から出射される光を変調する光変調器と、前記光変調器と電気的に接続された第1の終端抵抗回路と、を備え、前記プリント回路基板が、前記光変調器に供給される信号を出力する信号出力回路と、前記信号出力回路と電気的に接続された第2の終端抵抗回路と、を備え、前記第1の終端抵抗回路の低域遮断周波数と、前記第2の終端抵抗回路の高域遮断周波数と、が対応し、前記第1の終端抵抗回路の透過周波数帯域におけるインピーダンスと、前記第2の終端抵抗回路の透過周波数帯域におけるインピーダンスと、が対応するよう構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の終端抵抗回路の低域遮断周波数から第2の終端抵抗回路の高域遮断周波数までという広帯域において、平坦なインピーダンス特性を得ることができるので、広帯域において良好な光送信波形品質を得ることができる。また、第2の終端抵抗回路がプリント回路基板に備えられているため、光送信モジュールを従来技術よりも小型にすることができる。このようにして、本発明によれば、広帯域において良好な光送信波形品質が得られる状況を維持しつつ、光送信モジュールを小型化することが可能となる。
本発明の一態様では、前記光送信モジュールと、前記プリント回路基板と、を電気的に接続する伝送線路をさらに備え、前記第1の終端抵抗回路の透過周波数帯域におけるインピーダンスが、前記伝送線路の特性インピーダンスに対応し、前記第2の終端抵抗回路の透過周波数帯域におけるインピーダンスが、前記伝送線路の特性インピーダンスに対応するよう構成されていることを特徴とする。この態様によれば、電気的反射による信号の減衰を低減することができる。
また、本発明の一態様では、前記信号出力回路から出力される信号の、前記第1の終端抵抗回路と前記伝送線路との接続点における振幅と、前記第2の終端抵抗回路と前記伝送線路との接続点における振幅と、の差が、所与の値以下となるよう構成されていることを特徴とする。この態様によれば、本構成を有しない場合と比較して、良好な光送信波形品質を容易に得ることができる。
この態様では、前記信号出力回路から出力される信号の振幅に対する、前記第1の終端抵抗回路と前記伝送線路との接続点と、前記第2の終端抵抗回路と前記伝送線路との接続点と、の間の前記信号の振幅の差の割合が、5%以下となるよう構成されていてもよい。
また、この態様では、前記第1の終端抵抗回路の低域遮断周波数に対応する時定数が、前記伝送線路の遅延時間の所定倍以上となるよう構成されていてもよい。こうすれば、第1の終端抵抗回路の低域遮断周波数に応じた伝送線路の長さの設定や、伝送線路の長さに応じた第1の終端抵抗回路の低域遮断周波数の設定を行うことができる。
また、この態様では、前記第1の終端抵抗回路が容量素子と抵抗素子を含んでおり、前記容量素子の容量値と前記抵抗素子の抵抗値との積が、前記伝送線路の遅延時間の所定倍以上となるよう構成されていてもよい。こうすれば、第1の終端抵抗回路に含まれる容量素子の容量値や抵抗素子の抵抗値に応じた伝送線路の長さの設定や、伝送線路の長さに応じた第1の終端抵抗回路に含まれる容量素子の容量値や抵抗素子の抵抗値の設定を行うことができる。
また、この態様では、前記第2の終端抵抗回路がインダクタ素子を含んでおり、前記第2の終端抵抗回路に含まれるインダクタ素子のインダクタンス値が、前記第1の終端抵抗回路に含まれる抵抗素子の抵抗値の二乗と前記第1の終端抵抗回路に含まれる容量素子の容量値との積に対応するよう構成されていてもよい。こうすれば、第1の終端抵抗回路に含まれる容量素子の容量値や抵抗素子の抵抗値に応じた第2の終端抵抗回路に含まれるインダクタ素子のインダクタンス値の設定や、第2の終端抵抗回路に含まれるインダクタ素子のインダクタンス値の設定に応じた第1の終端抵抗回路に含まれる容量素子の容量値や抵抗素子の抵抗値の設定を行うことができる。
本発明の一実施形態における光送信機の主要回路の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における光送信機に含まれる光送信モジュールの内部構造の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における光送信機の主要部分の一例を示す図である。 第1の終端抵抗回路及び第2の終端抵抗回路の周波数特性を説明する図である。 位相と信号の振幅差との関係の一例を示す図である。 光出力波形の一例を示す図である。 光出力波形の一例を示す図である。 光出力波形の一例を示す図である。 光出力波形における振幅誤差の一例を示す図である。 光出力波形の一例を示す図である。 光出力波形の一例を示す図である。 光出力波形の一例を示す図である。 本発明の別の実施形態における光送信機の主要回路の一例を示す図である。 本発明の別の実施形態における光送信機の主要部分の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本実施形態における光送信機1の主要回路の一例を示す図である。図2は、本実施形態における光送信機1に含まれる光送信モジュール2の内部構造の一例を示す図である。図3は、本実施形態における光送信機1の主要部分の一例を示す図である。
本実施形態における光送信機1は、光送信モジュール2、フレキシブルプリント基板3、プリント回路基板4を有している。このように、光送信モジュール2とプリント回路基板4とは電気的に接続されている。光送信モジュール2は、発光素子(本実施形態では、例えば、半導体レーザダイオード素子10)と、発光素子から出射される光を変調する光変調器素子12と、光変調器素子12と電気的に接続された第1の終端抵抗回路14−1と、を備えている。プリント回路基板4は、光変調器素子12に供給される信号(電気変調信号)を出力する信号出力回路(本実施形態では、例えば、ドライバIC16)、信号出力回路と電気的に接続された第2の終端抵抗回路14−2、半導体レーザダイオード素子10に直流電流を供給するレーザ電流供給回路18、を備えている。
本実施形態では、ドライバIC16が出力した電気変調信号は、プリント回路基板4に含まれる(例えば、プリント回路基板4上の)伝送線路20、伝送線路22、フレキシブルプリント基板3に含まれる(例えば、フレキシブルプリント基板3上の)伝送線路24、光送信モジュール2に含まれる(例えば、光送信モジュール2内部の)伝送線路26、伝送線路28、を通って光変調器素子12の一端に入力される。光変調器素子12の他端は光送信モジュール2の内部で接地する。本実施形態では、光送信モジュール2は、例えば、光変調器素子12と伝送線路28とを接続するインダクタ素子(ボンディングワイヤ)30、伝送線路26と伝送線路28とを接続するインダクタ素子(ボンディングワイヤ)32、を備えている。インダクタ素子(ボンディングワイヤ)30や、インダクタ素子(ボンディングワイヤ)32は、インダクタンス値ができるだけ小さな値となるよう短くあるいは並列に複数本設けることが好ましい。
第1の終端抵抗回路14−1の一端は、光変調器素子12とインダクタ素子(ボンディングワイヤ)30との接続点Yに接続され、他端は接地電極34に接続されている。第1の終端抵抗回路14−1は、直列接続されたインダクタ素子(ボンディングワイヤ)36、抵抗素子38、インダクタ素子(ボンディングワイヤ)40、容量素子42により構成される。第2の終端抵抗回路14−2の一端は伝送線路20と、伝送線路22との接続点Xに接続され、他端は接地電極44に接続されている。第2の終端抵抗回路14−2は、直列接続されたインダクタ素子46、抵抗素子48、容量素子50により構成される。本実施形態では、ドライバIC16は、光変調器素子12のバイアス電圧を供給する機能を有しており、光変調器素子12に対して直流接続されている。第1の終端抵抗回路14−1に含まれる容量素子42及び第2の終端抵抗回路14−2に含まれる容量素子50は直流遮断キャパシタとして作用するため、ドライバIC16の出力に不要な直流電流が生じることが回避される。
本実施形態では、半導体レーザダイオード素子10は、例えば、レーザ電流供給回路18から、プリント回路基板4に含まれる(例えば、プリント回路基板4上の)伝送線路52、フレキシブルプリント基板3に含まれる(例えば、フレキシブルプリント基板3上の)伝送線路54、光送信モジュール2に含まれる(例えば、光送信モジュール2内部の)伝送線路56、インダクタ素子(ボンディングワイヤ)58、インダクタ素子(ボンディングワイヤ)60を経由して、供給される直流電流を光電変換して、無変調連続レーザ光を出射する。インダクタ素子(ボンディングワイヤ)58とインダクタ素子(ボンディングワイヤ)60との接続点には、デカップリング用の容量素子62が電気的に接続されている。
光送信モジュール2は、筐体として、金属ステム64と主要部搭載用の金属台座66を含むCAN型のパッケージ筐体が用いられている。そして、金属ステム64には、円筒状の貫通穴を通して円柱状のリードピン26a、リードピン56aが設けられている。リードピン26aは封止ガラス26bにより、リードピン56aは封止ガラス56bにより固定されている。接地電位用のリードピン64aは、金属ステム64に直接接続されている。金属台座66上には中継基板26cとキャリア基板68とが搭載されている。中継基板26c上には伝送線路26に対応する配線パタン26dが設けられている。キャリア基板68の表面上には抵抗素子38、接地電極34、伝送線路28に対応する配線パタン28a、が設けられている。接地電極34は、バイアホール70によりキャリア基板68の裏面電極に接続されている。キャリア基板68の裏面電極は金属台座66に接続されており、金属ステム64、リードピン64aと同電位になっている。キャリア基板68には半導体チップ72及び容量素子42、容量素子62が搭載されている。半導体チップ72は、本実施形態では、例えば、その表面に半導体レーザダイオード素子10及び光変調器素子12が設けられた変調器集積型半導体レーザチップである。半導体レーザダイオード素子10から出力される無変調連続レーザ光は、光変調器素子12を通過した後、結合レンズ(図示せず)を介して光ファイバへと出射される。光変調器素子12は、ドライバIC16からの10Gbit/sの電気変調信号により連続レーザ光を光変調信号に変調する。金属ステム64上にはモニタ用フォトダイオード74が設けられている。このモニタ用フォトダイオード74は、半導体レーザダイオード素子10の後方出力光を受光できる位置に固定されている。インダクタ素子(ボンディングワイヤ)30は、配線パタン28aと光変調器素子12とを接続し、インダクタ素子(ボンディングワイヤ)36は、光変調器素子12と抵抗素子38の一端とを接続する。インダクタ素子(ボンディングワイヤ)40は、抵抗素子38の他端と容量素子42の上部電極とを接続する。容量素子42の下部電極は接地電極34に接続されている。キャリア基板68上の配線パタン28aと中継基板26c上の配線パタン26dとを接続するインダクタ素子(ボンディングワイヤ)32は、複数本のワイヤあるいはリボンワイヤ等により、低いインダクタンスで接続することが好ましい。配線パタン26dとリードピン26aとは、例えば、AuSn合金等により接合されている。このようにして、リードピン26aから光変調器素子12への電気信号入力経路が構成される。半導体レーザダイオード素子10は給電用のインダクタ素子(ボンディングワイヤ)58、インダクタ素子(ボンディングワイヤ)60を介してリードピン56aに接続される。そして、リードピン56aから直流電流が供給される。上述した各部品はCAN型のパッケージ筐体により機密封止される。
CAN型のパッケージ筐体としては、本実施形態では、例えば、直径5.6mmのTO−56型の筐体等を用いる。金属ステム64、金属台座66の材料としては安価な鉄を用いると低コスト化に好適である。中継基板26c及びキャリア基板68は、例えば、アルミナ、窒化アルミ等の誘電体材料で構成されている。キャリア基板68が熱伝導率の高い窒化アルミにより構成されている場合、半導体チップ72から金属台座66に至る熱抵抗が低減され、素子温度上昇が抑えられる。また、キャリア基板68は、窒化アルミなどの誘電体基板と、銅タングステンなどの金属板と、を貼り合わせた基板で構成されてもよい。この場合、熱抵抗をさらに下げるのに好適である。抵抗素子38は窒化タンタル膜により構成され、例えば、レーザトリミングにより抵抗値が50Ωとなるよう調整されている。半導体チップ72としては、例えば、n型InP基板を用いて、その表面に分布帰還型レーザダイオード(DFB−LD)である半導体レーザダイオード素子10と電界吸収型変調器(EAM)である光変調器素子12を形成したものを用いる。半導体チップ72のチップ表面には、半導体レーザダイオード素子10と光変調器素子12のそれぞれのアノード電極が設けられている。光変調器素子12のアノード電極を中継点としてインダクタ素子(ボンディングワイヤ)30とインダクタ素子(ボンディングワイヤ)36とが一本のワイヤを用いて直線的に形成されていると、光変調器素子12のアノード電極の面積が最小となり、素子容量の低減による高速動作に好適となる。半導体チップ72の裏面電極は、例えば、半導体レーザダイオード素子10と光変調器素子12の共通カソード電極とする。モニタ用フォトダイオード74の出力は、他のリードピン(図示せず)を通じて出力する。容量素子42及び容量素子62には、例えば、単層の高誘電体セラミックで構成した平行平板キャパシタ(Single Layer Capacitor)を用いる。平行平板キャパシタには、例えば、比誘電率が22000の高誘電体セラミックを用い、例えば、長さ0.38mm、幅0.38mm、厚さ0.15mmのサイズとする。そして、本実施形態では、容量素子42の容量値は330pFである。このようにして、本実施形態における光送信モジュール2では、直径5.6mmのCAN型パッケージ筐体内に実装可能な小型化が実現されている。
本実施形態では、図2に例示するキャリア基板68上の配線パタン28aを含んで構成されるマイクロストリップ線路にて、図1に例示する回路図における伝送線路28をなし、図2における中継基板26c上の配線パタン26dを含んで構成されるマイクロストリップ線路と金属ステム64の円筒状の貫通穴と封止ガラス26b及びリードピン26aとが構成する同軸線路と、にて図1の回路図における伝送線路26をなしている。本実施形態では、リードピン26aのフレキシブルプリント基板3との接続点から光変調器素子12まで、すなわち第1の終端抵抗回路14−1との接続点までの信号配線の長さd1を、例えば、4mmとした。また、その遅延時間は27psとなる。また、図2における金属ステム64の円筒状の貫通穴と封止ガラス56bおよびリードピン56aとが構成する同軸線路にて、図1の回路図における伝送線路56を成している。
フレキシブルプリント基板3は、光送信モジュール2と、プリント回路基板4と、の間を、可撓性を有しつつ接続している。フレキシブルプリント基板3は、本実施形態では、例えば、厚さ50μmのポリイミドフィルムの両面に厚さ30μmの銅箔が貼り付けられて構成されている。さらに、保護フィルムとしてその両面に厚さ40μmのカバーレイが貼り付けられている。伝送線路24及び伝送線路54は表面の銅箔をストリップ導体、裏面の銅箔を接地導体としたマイクロストリップ線路とし、ストリップ導体の線幅を80μmとすることでその特性インピーダンスを50Ωにすることができる。本実施形態では、フレキシブルプリント基板3上にはフォトダイオードの出力端子に接続する配線(図示せず)などが設けられている。フレキシブルプリント基板3の裏面銅箔からなる接地導体は、光送信モジュール2のリードピン64a及びプリント回路基板4の接地電極76、接地電極78に接続されている。
プリント回路基板4には、例えば、FR4などのガラスエポキシ基板を用いる。第2の終端抵抗回路14−2は表面実装型部品により構成される。容量素子50には、例えば、1005サイズで容量値が0.1μFの積層セラミックキャパシタ、抵抗素子48には、例えば、1608サイズで抵抗値が50Ωの厚膜チップ抵抗、インダクタ素子46には、例えば、1608サイズでインダクタンス値が820nHのインダクタを用いる。これらの部品は気密封止が必要な光送信モジュール2内部搭載の第1の終端抵抗回路14−1とは異なり、容易に交換して、電気的特性を調整することが可能である。フレキシブルプリント基板3とリードピン26aとの接続点から第2の終端抵抗回路14−2までの信号配線の長さd2は、本実施形態では、例えば、26mmである。この場合、長さd2に対応する遅延時間は119psとなる。
本実施形態では、ドライバIC16として、バイアス電圧供給回路内蔵型のものを用いている。伝送線路20は、バイアホール80を介してプリント回路基板4上のレーザ電流供給回路18に接続されている。
本実施形態では、例えば、接続点Xから接続点Yまでの(電気的な長さに相当する)遅延時間tdが168ps以下となるように伝送線路の長さを設定する。本実施形態では、伝送線路20、伝送線路22、伝送線路24、伝送線路26、伝送線路28の特性インピーダンスはそれぞれ50Ωである。本実施形態では、第1の終端抵抗回路14−1に含まれるインダクタ素子(ボンディングワイヤ)36のインダクタンス値は0.7nH、抵抗素子38の抵抗値は50Ω、インダクタ素子(ボンディングワイヤ)40のインダクタンス値は0.3nH、容量素子42の容量値は330pFである。また、本実施形態では、第2の終端抵抗回路14−2に含まれるインダクタ素子46のインダクタンス値は820nH、抵抗素子48の抵抗値は50Ω、容量素子50の容量値は0.1μFである。
図4は、第1の終端抵抗回路14−1及び第2の終端抵抗回路14−2の周波数特性を説明する図である。なお、以下の説明において、第1の終端抵抗回路14−1に含まれる抵抗素子38の抵抗値(本実施形態では、第2の終端抵抗回路14−2の抵抗素子48の抵抗値でもある)をRterm、容量素子42の容量値をCterm、第2の終端抵抗回路14−2に含まれる容量素子50の容量値をC、インダクタ素子46のインダクタンス値をLterm、第1の終端抵抗回路14−1に含まれるインダクタ素子(ボンディングワイヤ)36とインダクタ素子(ボンディングワイヤ)40のインダクタンス値の総和をLと表現することとする。本実施形態では、直列LCR回路で構成される第1の終端抵抗回路14−1のインピーダンスは広い周波数範囲(第1の終端抵抗回路14−1の透過周波数帯域)で50Ω(本実施形態では、伝送線路の特性インピーダンスに対応する)に保たれる。第1の終端抵抗回路14−1は、高い周波数領域においてはLRフィルターとして働くため、第1の終端抵抗回路14−1のインピーダンスが上昇し、その高域遮断周波数は、Rterm/(2πL)で近似される。インダクタ素子(ボンディングワイヤ)36とインダクタ素子(ボンディングワイヤ)40のインダクタンス値を小さくすることで、1GHzを超える周波数範囲まで第1の終端抵抗回路14−1のインピーダンスを50Ωにすることができる。第1の終端抵抗回路14−1は、低い周波数領域においてはCRフィルターとして働くためインピーダンスが上昇し、その低域遮断周波数は1/(2π×Cterm×Rterm)で近似される。本実施形態では、低域遮断周波数は10MHzとなる。同じく直列LCR回路で構成される第2の終端抵抗回路14−2のインピーダンスもまた広い周波数範囲(第2の終端抵抗回路14−2の透過周波数帯域)で50Ω(本実施形態では、伝送線路の特性インピーダンスに対応する)に保たれる。第2の終端抵抗回路14−2は、低い周波数領域においてはCRフィルターとして働くためインピーダンスが上昇し、その低域遮断周波数は1/(2π×C×Rterm)で近似される。容量素子50の容量値を0.1μFとしたことで低域遮断周波数を32kHzと低くでき、ビットレートが10Gbit/sの光通信システムで要求される低域周波数特性を充分満足できる。第2の終端抵抗回路14−2は、高い周波数領域においてはLRフィルターとして働くためインピーダンスが上昇し、その高域遮断周波数はRterm/(2π×Lterm)で近似できる。上記の値の場合高域遮断周波数は10MHzとなる。
このように、本実施形態では、第1の終端抵抗回路14−1の低域遮断周波数と、第2の終端抵抗回路14−2の高域遮断周波数と、が対応する。なお、後述のように、第1の終端抵抗回路14−1の低域遮断周波数と、第2の終端抵抗回路14−2の高域遮断周波数と、が必ずしも一致している必要はない。また、本実施形態では、第1の終端抵抗回路14−1の透過周波数帯域におけるインピーダンスと、第2の終端抵抗回路14−2の透過周波数帯域におけるインピーダンスと、が対応するよう構成されている。
これら第1の終端抵抗回路14−1及び第2の終端抵抗回路14−2を用いた本実施形態において、ドライバIC16から光送信モジュール2側を見込んだときのインピーダンスは、図4に示すように、周波数32kHzから1GHzを超えるまでの広い周波数範囲において平坦な特性が得られる。周波数fを上記の場合の第1の終端抵抗回路14−1における低域遮断周波数及び第2の終端抵抗回路14−2における高域遮断周波数である10MHzとすると、周波数f以上の周波数領域では第1の終端抵抗回路14−1が支配的、周波数f以下の周波数領域では第2の終端抵抗回路14−2が支配的となる働きが得られる。
図5は位相と信号の振幅差との関係の一例を示す図である。図5を参照しながら、伝送線路上の終端抵抗位置の違いが振幅変化に及ぼす影響を説明する。第1の終端抵抗回路14−1と第2の終端抵抗回路14−2が切り替わる周波数fにて、接続点Xと接続点Yとの位置の違いにより小信号伝達特性S21の位相差がΔφ生じるとする。電気変調信号の周波数fにおける成分をA×sinφとすると、終端抵抗位置の違いによる位相差Δφが信号の振幅に生じる変動幅ΔAはA×(sinφ−sin(φ−Δφ))となる。φに比べΔφが充分小さい範囲では、|ΔA/A|=Δφ×|cosφ|となる。図5に示すように|ΔA/A|は、φ=0のとき、最大値Δφを示す。
ここで、電気波形における振幅誤差ΔA/Aを抑えるほど、より良好な光送信波形品質を実現することができる。この条件(|ΔA/A|≦0.05)を満足するための位相差Δφの条件を求めると、|ΔA/A|max=Δφ≦0.05ラジアンとなる(以下、角度はすべて弧度法による記述とする)。本実施形態では、ドライバIC16から出力される信号の、第1の終端抵抗回路14−1と伝送線路との接続点における振幅と、第2の終端抵抗回路14−2と伝送線路との接続点における振幅と、の差が、所与の値以下となるよう構成する。より具体的には、ドライバIC16から出力される信号の振幅に対する、第1の終端抵抗回路14−1と伝送線路との接続点と、第2の終端抵抗回路14−2と伝送線路との接続点と、の間の信号の振幅の差の割合が、5%以下となるよう構成する。
一方周波数fにおける電磁波の伝送線路中の伝搬波長をλgとすると、接続点Xから接続点Yまでの電気長Dは(Δφ/π)×λgとなる。接続点Xから接続点Yまでの長さDを信号が伝搬するに要する遅延時間tdをΔφで記述すると、td=D/(f×λg)=Δφ/(π×f)となる。そのため、tdに求められる条件として、td≦0.05/(π×f)=0.1/(2π×f)という関係が必要となる。以上より、1/(2πf)≧10×tdという関係式が得られる。
本実施形態では、周波数fに対応する時定数1/(2πf)は16nsであり、接続点Xから接続点Yまでの遅延時間tdの168psに比べて所定倍(本実施形態では、10倍)以上の充分大きい値となるよう構成されている。なお、1(2πf)≧10×tdの関係式を満たす範囲でこれらの数値を変化させてもよい。また、ドライバIC16から出力される信号の振幅に対する、第1の終端抵抗回路14−1と伝送線路との接続点Aと、第2の終端抵抗回路14−2と伝送線路との接続点Bと、の間の信号の振幅の差の割合に応じて、第1の終端抵抗回路14−1の低域遮断周波数に対応する時定数が、伝送線路の遅延時間の所定倍以上となるよう光送信機1を構成してもよい。
図6Aは、上述の関係式を充分な余裕を持って満足する、遅延時間tdが168ps(D=30mm)、時定数1/(2πf)が16ns(Cterm=330pF)である際にシミュレーションを行い、算出した光出力波形の一例を示す図である。図6Bは、上述の関係式を、余裕を持たず満足する、遅延時間tdが168ps(D=30mm)、時定数1/(2πf)が1.6ns(Cterm=33pF)である際にシミュレーションを行い、算出した光出力波形の一例を示す図である。図6Cは、上述の関係式を満足しない、遅延時間tdが168ps(D=30mm)、時定数1/(2πf)が500ps(Cterm=10pF)である際にシミュレーションを行い、算出した光出力波形の一例を示す図である。
光出力波形の算出結果は図6A〜図6Cに例示するように、図6A、図6Bに対応する条件では、光送信波形品質を実現でき、図6Cに対応する条件では波形に雑音およびジッタが生じて太い波形となり充分な波形品質を得ることができない。このように、上述の関係式を満足すれば、満足しない場合よりも良好な波形品質を得ることができることとなる。
第1の終端抵抗回路14−1における低域遮断周波数fが1/(2π×Cterm×Rterm)で近似されることから、上述の関係式は、Cterm×Rterm≧10×tdという関係式に置き換えられる。この関係式を満足するよう、容量素子42の容量値Ctermや抵抗素子38の抵抗値Rtermを設定してもよい。このように、容量素子42の容量値と抵抗素子38の抵抗値との積が、伝送線路の遅延時間の所定倍以上となるよう光送信機1を構成してもよい。この条件を満足するならば、第2の終端抵抗回路14−2において、インダクタ素子46のインダクタンス値Ltermを、例えば、光出力特性を見ながらLtermを実験的に調整するなどして容易に調整することができる。
プリント回路基板4やフレキシブルプリント基板3の基板材料の比誘電率は通常4以下である。そのため、それらの基板上に形成される伝送線路をマイクロストリップ線路とすると、実効比誘電率εeffは3以下となる。伝送線路の波長短縮率(λg/λo)を実効比誘電率εeffで記述すると、1/√εeffであるので、伝送線路の遅延時間tdは、td=D/(c×λg/λo)=√εeff/c×D(cは真空中の光速度)となる。この式をCterm×Rterm≧10×tdという関係式に代入することにより、Cterm≧10/Rterm×td=10/Rterm×√εeff/c×Dという関係式が導かれる。この式にRterm=50Ω、c=3.0×10[m/s]、εeff≦3を代入すると、Cterm≧D×1.1×10−9[F/m]という関係式が得られる。この関係式を満足するよう、容量素子42の容量値Ctermや接続点から接続点までの長さDを設定してもよい。この条件を満足するならば、第2の終端抵抗回路14−2において、インダクタ素子46のインダクタンス値Ltermを、例えば、光出力特性を見ながら実験的に調整するなどして容易に調整することができる。また、プリント回路基板4上に第2の終端抵抗回路14−2を搭載すること及びフレキシブルプリント基板3により光送信モジュール2を実装上不具合なく接続するためには、信号配線の長さDが10mm以上であることが好ましい。
ここで、比例定数LfactorをLterm=((Rterm)^2×Cterm)×Lfactorという関係式により定義する。シミュレーションによりLfactorの値を変化させた際の、光出力波形における振幅誤差の一例を図7に例示する。上述のように、Lfactorの最適値は1(図7中の条件(B))である。Lfactor=1の場合に、Lterm=((Rterm)^2×Cterm)という関係式が成り立つ。Lfactorを1から増大させるに従って、振幅誤差が増大し、Lfactor=1.5(図7中の条件())において、Lfactor=1の場合よりも振幅誤差が5ポイント増加した。また、Ltermを1から減少させるに従って、振幅誤差が増大し、Lfactor=0.666(図7中の条件())においてLfactor=1の場合よりも振幅誤差が5ポイント増加した。この結果より、振幅誤差が最適値から5ポイントの範囲内に入る条件として、2/3≦Lfactor≦3/2という関係式が導かれる。そして、(Rterm)^2×Cterm×2/3≦Lterm≦(Rterm)^2×Cterm×3/2という関係式が導かれる。このように、第2の終端抵抗回路14−2に含まれるインダクタ素子46のインダクタンス値が、第1の終端抵抗回路14−1に含まれる抵抗素子38の抵抗値の二乗と第1の終端抵抗回路14−1に含まれる容量素子42の容量値との積に対応する(例えば、第2の終端抵抗回路14−2に含まれるインダクタ素子46のインダクタンス値と、第1の終端抵抗回路14−1に含まれる抵抗素子38の抵抗値の二乗と第1の終端抵抗回路14−1に含まれる容量素子42の容量値との積と、の比が所定の関係を満足する(所定の範囲内に収まる))よう光送信機1を構成してもよい。図8A〜図8Cは、光出力波形の算出結果の一例を示す図である。図8Aは、図7中の条件(A)に対応する。図8Bは、図7中の条件(B)に対応する。図8Cは、図7中の条件(C)に対応する。図8A〜図8Cには、上述の条件を満足する場合に、満たさない場合よりも良好な光送信波形品質を実現できることが示されている。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
図9は、別の実施形態における光送信機1の主要回路の一例を示す図である。図10は、この実施形態における光送信機1の主要部分の一例を示す図である。
この実施形態では、第2の終端抵抗回路14−2を伝送線路との接続点Xから接地電極44に向けてインダクタ素子46、抵抗素子48、容量素子50の順で直列接続し、抵抗素子48と容量素子50との接続箇所に分岐を設け、その先に伝送線路82経由で光変調器素子へのバイアス電圧供給回路84を接続している。図9及び図10において、インダクタ素子46、抵抗素子48、容量素子50それぞれの電気的特性および部品形態は上述の実施形態のインダクタ素子46、抵抗素子48、容量素子50と同様である。伝送線路22、伝送線路24、伝送線路86の特性インピーダンスは50Ωである。容量素子88は直流遮断用キャパシタであり、例えば、1005サイズで容量値が0.1μFの積層セラミックキャパシタである。この実施形態の回路構成とすることにより、バイアス電圧供給回路84から伝送線路との接続点Xまでの直流電圧供給経路に対して第2の終端抵抗回路14−2を良好なローパスフィルタとして兼用することができる。これにより、ドライバIC16として、バイアス電圧を供給する機能を持たないタイプのICを用いることができる。よってこの実施形態によれば、光送信機1により小型・安価なICを用いることができ、光送信機1の小型化および低コスト化に有効である。
1 光送信機、2 光送信モジュール、3 フレキシブルプリント基板、4 プリント回路基板、10 半導体レーザダイオード素子、12 光変調器素子、14 終端抵抗回路、16 ドライバIC、18 レーザ電流供給回路、20 伝送線路、22 伝送線路、24 伝送線路、26 伝送線路、26a リードピン、26b 封止ガラス、26c 中継基板、26d 配線パタン、28 伝送線路、28a 配線パタン、30 インダクタ素子(ボンディングワイヤ)、32 インダクタ素子(ボンディングワイヤ)、34 接地電極、36 インダクタ素子(ボンディングワイヤ)、38 抵抗素子、40 インダクタ素子(ボンディングワイヤ)、42 容量素子、44 接地電極、46 インダクタ素子、48 抵抗素子、50 容量素子、52 伝送線路、54 伝送線路、56 伝送線路、56a リードピン、56b 封止ガラス、58 インダクタ素子(ボンディングワイヤ)、60 インダクタ素子(ボンディングワイヤ)、62 容量素子、64 金属ステム、64a リードピン、66 金属台座、68 キャリア基板、70 バイアホール、72 半導体チップ、74 モニタ用フォトダイオード、76 接地電極、78 接地電極、80 バイアホール、82 伝送線路、84 バイアス電圧供給回路、86 伝送線路、88 容量素子。

Claims (5)

  1. 光送信モジュールと、前記光送信モジュールと伝送線路にて電気的に接続されたプリント回路基板と、を有する光送信機であって、
    前記光送信モジュールが、発光素子と、前記発光素子から出射される光を変調する、前記伝送線路と接続された光変調器と、一端が前記伝送線路と第1接続点で接続され、他端が第1接地点と接続された第1の終端抵抗回路と、を備え、
    前記プリント回路基板が、前記光変調器に供給される信号を出力する、前記伝送線路と接続された信号出力回路と、一端が前記伝送線路と第2接続点で接続され、他端が第2接地点と接続された第2の終端抵抗回路と、を備え、
    前記第1の終端抵抗回路は、直列接続された、抵抗値がRtermである第1抵抗素子、容量値がCtermである第1容量素子と、を含み、
    前記第2の終端抵抗回路は、直列接続された、抵抗値がR2である第2抵抗素子、容量値がC2である第2容量素子、およびインダクタンス値がLtermである第2インダクタンス素子を含み、
    (Rterm)^2×Cterm×2/3≦Lterm≦(Rterm)^2×Cterm×3/2の関係式を満たし、
    前記第1抵抗素子の抵抗値Rtermと前記第2抵抗素子の抵抗値R2は、前記伝送線路の特性インピーダンスと略一致し、
    1/(2π・C2・R2)で定まる低域遮断周波数は、送信される信号にとって必要な低域周波数以下であり、
    前記第2容量素子の容量値C2は、前記第1容量素子の容量値Ctermより大きく、
    前記第1の終端抵抗回路の透過周波数帯域における前記第1接続点から前記第1接地点までの間のインピーダンスと、前記第2の終端抵抗回路の透過周波数帯域における前記第2接続点から前記第2接地点までの間のインピーダンスと、が略一致するよう構成されている、
    ことを特徴とする光送信機。
  2. 請求項1に記載の光送信機であって、
    前記第2の終端抵抗回路において、前記第2接続点側より、前記第2インダクタンス素子、前記第2抵抗素子、そして前記第2容量素子の順で並んでいる、
    ことを特徴とする光送信機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光送信機であって、
    前記第1の終端抵抗回路は、さらに直列接続された第1インダクタンス素子を含む、
    ことを特徴とする光送信機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光送信機であって、
    前記信号出力回路から出力される信号は電気信号であり、
    前記第1の終端抵抗回路の前記第1接続点から前記第1接地点までの間の低域遮断周波数と、前記第2の終端抵抗回路の前記第2接続点から前記第2接地点までの間の高域遮断周波数が、周波数fにおいて略一致し、
    前記第1接続点から前記第2接続点までの間を前記信号が伝搬するのに要する遅延時間tdは、1/(2π×f)≧10×tdの関係式を満たしており、
    前記信号出力回路から出力される信号である電気信号の振幅に対する、前記第1の終端抵抗回路と前記伝送線路との第1接続点における前記電気信号の振幅と、前記第2の終端抵抗回路と前記伝送線路との第2接続点における前記電気信号の振幅と、の差の割合が、5%以下となるよう構成されている、
    ことを特徴とする光送信機。
  5. 光変調器素子を内蔵した光送信モジュールと、
    前記光変調器素子への駆動信号を出力する出力端子を有するドライバICと、
    前記ドライバICを搭載したプリント基板と、
    前記ドライバIC前記出力端子から前記光変調素子に至る伝送線路と、
    一端が前記伝送線路と第1接続点で、他端が第1接地点と接続され、前記光送信モジュールに内蔵された第1終端抵抗回路と、
    一端が前記伝送線路と第2接続点で、他端が第2接地点と接続され、前記プリント基板に搭載された第2終端抵抗回路と、を備え、
    前記第1の終端抵抗回路は、直列接続された、抵抗値がRtermである第1抵抗素子容量値がCtermである第1容量素子と、を含み、
    前記第2の終端抵抗回路は、直列接続された、抵抗値がR2である第2抵抗素子、容量値がC2である第2容量素子、およびインダクタンス値がLtermである第2インダクタンス素子を含み、
    (Rterm)^2×Cterm×2/3≦Lterm≦(Rterm)^2×Cterm×3/2の関係式を満たし、
    前記第1抵抗素子の抵抗値Rtermと前記第2抵抗素子の抵抗値R2は、前記伝送線路の特性インピーダンスと略一致し、
    1/(2π・C2・R2)で定まる低域遮断周波数は、送信される信号にとって必要な低域周波数以下であり、
    前記第2容量素子の容量値C2は、前記第1容量素子の容量値Ctermより大きく、
    前記第1の終端抵抗回路の前記第1接続点から前記第1接地点までの間の低域遮断周波数と、前記第2の終端抵抗回路の前記第2接続点から前記第2接地点までの間の高域遮断周波数が、周波数fにおいて略一致し、
    周波数fより高い周波数においては、第1終端抵抗の第1接続点から第1接地点までの間のインピーダンスZ1の絶対値は、Rtermに略等しく、かつ、第2終端抵抗の第2接続点から第2接地点までの間のインピーダンスZ2の絶対値は、Rtermより十分に大きく、
    周波数fより低い周波数においては、第1終端抵抗の第1接続点から第1接地点までの間のインピーダンスZ1の絶対値は、Rtermより十分に大きく、かつ、第2終端抵抗の第2接続点から第2接地点までの間のインピーダンスZ2の絶対値は、Rtermに略等しく、
    前記伝送線路の上の前記第1接続点から前記第2接続点までの間の前記伝送線路の遅延時間tdは、1/(2π×f)≧10×tdの関係式を満たしている、
    ことを特徴とする光送信機。
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