JP5309807B2 - シート折り装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)画像形成装置から排出されるシートを折りローラ対に挟持して折り加工するシート折り装置において、シートを撓ませることにより撓み部をローラに挟持させ搬送方向の折り位置を決定する複数の先端ストッパ手段と、ストッパ手段に突き当てることで撓みを形成させる搬送ローラ対と、シートを挟持し折り目を形成する1方向に回転する少なくとも4本の折りローラとを有し、前記折りローラ対は、互いに密接し第1折りローラ及び第2折りローラで形成される第1挟持部と、第2折りローラ及び第3折りローラで形成される第2挟持部と、第3折りローラ及び第4折りローラで形成される第3挟持部で構成され、前記第1・第2・第3の各挟持部によって、2つ折り、内3つ折り、外三つ折り、Z折り、4つ折り、観音折りのいずれかの折り加工を施されたシートを排出部に向け排出する構成を備えたシート折り装置において、前記折り加工後のシートが排出される位置には該シートを積載可能なスタック部が設けられ、該スタック部は、シート載置面が前記折り加工の種類に応じて、積載されるシートのうちで最上位側のシートがほぼ水平方向となる角度に傾斜可能であることを特徴とするシート折り装置。
(2)前記スタック部には、前記シートの幅方向サイズに応じて該幅方向端縁の位置を規定する手段を備えていることを特徴とする(1)に記載のシート折り装置。
(3)前記スタック部には、積載されたシートの折り加工完了後の長手方向端縁の位置を規定する手段が設けられていることを特徴とする(1)または(2)に記載のシート折り装置。
(4)(1)乃至(3)のいずれか一つに記載のシート折り装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
図1は、本発明によるシート折り装置の要部構成を説明するための模式図である。
(A)二つ折り
この折り加工は、図2〜図5に示す手順が用いられる。
(A−1)
図2において、第2切替爪302がシートを第2搬送路102に向けガイドする向きに設定され、シート受け入れ部IPから導入されたシートが第2搬送路102に搬送される。
(A−2)
図3に示すように、第2搬送路102に搬送されたシートは、第1折りローラ201を通過して第3搬送路103内に導入される。第3搬送路103では、導入されたシート折り長さに応じた位置にシート先端を規定するため、第1ストッパ手段601の位置が設定され、この第1ストッパ手段601によりシート先端が衝止される。
(A−3)
図4に示すように、第1ニップ部205の近傍でシートに膨らみが生じた状態が得られると、第2折りローラ202が第1折りローラ201と連れ回ることでシートの膨らみ部を第3ニップ部207に導入して折り目を付けて重ねられたシートが挟持搬送される。
(A−4)
図5に示すように、第1折りローラ201と第2折りローラ202とで折り目を付けられた状態で挟持搬送されるシートは、第4搬送路104に導入され、排出部EPに向けて搬送される。
(B)Z折り
この折り加工は、図6〜図10に示す手順が用いられる。
(B−1)
この場合には、第1切替爪301および第2切替爪302が図1に示した場合である初期態位に設定される。
(B−2)
第1ニップ部205を通過したシートは、シートの折り目位置を設定できる位置に移動している第2ストッパ602により先端が衝止された状態で搬送を継続されると、図8に示すように、第1ニップ部205を通過した位置近傍で膨らみが形成される。
(B−3)
シートの膨らみは、シートの搬送が継続されることにより、第2折りローラ202と第3折りローラ203とで構成される第2ニップ部206内に入り込み、その折り目部分が、図9に示すように、第3ストッパ603により衝止される。
(B−4)
図9に示した状態のシートは、さらに搬送が継続されると、図10に示すように、第2ニップ部206を通過した位置で膨らみを形成される。
(C)外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折り
この折り加工の手順のうちで、1回目の折り目加工までの手順に関しては、(B−1)、(B−2)、(B−3)に示した手順と同様であり、この後の手順として、2回目の折り目可能が行われる。
(C−1)
つまり、図11に示すように、第2ストッパ602により1回目の折り目加工部分を衝止されているシートは、この状態で搬送が継続されると、図12に示すように、第1折りローラ201と第2折りローラ202とで構成される第1ニップ部205を通過した位置で膨らみが形成される。
(C−2)
膨らみが形成されたシートは、搬送が継続されることにより、図13に示すように、膨らみ部分が第2折りローラ202と第3折りローラ203とで構成される第2のニップ部206を通過することで2回目の折り目が形成され、第4切替爪304の態位設定により、第5搬送路106あるいは第6搬送路107を介してスタック部700のいずれかに向け搬送される。このとき、第3切替爪303は、シートを第3ニップ部207に向け搬送する態位(図13において実線で示す態位)に設定されている。
(D)観音折り
この折り加工は、図31に示すように3回の折り目加工が施される。このため、(B)に挙げたZ折りや、(C)に挙げた外三つ折り、内三つ折り、単純四つ折りの場合と同じ手順により2回目までの折り目加工が施される。
本実施形態の特徴は、第6搬送路107を介してシートが搬送されるスタック部での積載制御にある。
これにより、積載されるシートのうちで最上位のシートを、排出されてくるシートの移動を阻害しない姿勢に設定できるようにしている。この場合の移動を阻害しないとは、導入されたシートが滑落したり進行を邪魔されてしまうことがないことを意味している。また、この場合の導入されるシートは、図1に示した第6搬送路107から導入されるシートを対象としている。
図33,図34に示したように、観音四つ折りや単純四つ折りなどのように折り加工の種類によってシート載置面に積載されるシートの積載状態が異なるため、最上位シートの上面での傾きが一様ではなく、次に導入されたシートの積載が正常に行われなくなるのを防止することが理由である。
図17(A)は、単純四つ折りを対象とした場合であり、図17(B)は、観音折りを対象とした場合である。
図33,図34において説明したように、これら折り加工においては、重ねられた際のシート同士の傾きが異なる。そこで、これら積載シートの傾きに対応して最上位側のシートがほぼ水平方向となるようにシート載置面の角度、つまりトレイ700Bの傾斜角度を修正する。
つまり、単純四つ折りの場合には、エンドフェンス701D側が沈み込む傾向となり、次に導入されるシートの進行が邪魔されてしまう虞がある。また、観音四つ折りの場合には、単純四つ折りとは逆にエンドフェンス701D側の折り目部分が浮き上がる傾向となり、次に導入されるシートが積載されると滑落する虞がある。
このため、いずれの場合にも、次に導入されるシートがその進行を邪魔されたり滑落することがない態勢を、既に積載されているシート群に設定すること、つまり、傾斜角度を変化させることにより設定するようになっている。
図21において、トレイ700Bにおけるシートの幅方向両端近傍には、シートの幅方向に摺動可能なサイドフェンス70B1が設けられている。サイドフェンス700B1は、後述する制御部により、シートの幅サイズに応じてその端縁を規定する位置まで移動することができるようになっている。
同図において、昇降装置701が配置されているケーシング700Dの壁面で構成されているエンドフェンス700D1を基準端として、シートの長手方向デコの基準端と反対側には、シートの長手方向に沿って図示しない駆動源を介して移動可能な後端規制フェンス700B2が設けられている。
図28は、制御部の構成を説明するためのブロック図である。
図28において制御部705は、画像形成装置1000側の制御部および後処理装置1001側の制御部と相互に接続されており、入力側には、紙面検知センサ702、画像形成装置1000側に設けられている操作パネル(図示されず)および各搬送路でのシートの検知手段(図28では経路の用紙検知手段と表記してある)700Lが接続され、出力側には傾斜角度を設定するための駆動源(図28ではスタック面角度可変手段と表記してある)700F、サイドフェンス700B1の駆動源(図28では用紙幅方向規制手段と表記してある)700G、後端規制フェンス700B2の駆動源(図28では用紙長さ方向規制手段と表記してある)700H、そして、各搬送路に設けらている搬送ローラ(図28では用紙搬送手段と表記してある)700J、各折り処理を行う折ローラ(図28では、用紙折り手段と表記してある)700Kが接続されている。なお、図28では、各駆動源がフィードバック制御されることを意味して通信ラインの矢印が双方向に付けられている。
図29は、画像形成装置100の使用開始時、つまり印刷開始時での処理を示しており、同図においては、シート折り加工が指定された場合を示している。
この処理では、トレイ700B上に導入されたシート検知が行われ、次にシートの導入があるかどうかを判別して導入される場合には、次のシートを導入できる高さにトレイ700Bが下降される。
この処理では、折り加工対象となるシートが導入されると、シートの長さ方向の長さ通り加工の種類によって折り目部分あるいはシート端部の位置が割り出されて後端規制フェンス700B2の位置決めが行われ、この状態で図29に示した処理と同様な処理が実行される。
201 第1折りローラ
202 第2折りローラ
203 第3折りローラ
204 第4折りローラ
205 第1ニップ部
206 第2ニップ部
207 第3ニップ部
700 スタック部
700B トレイ
702 紙面検知センサ
705 制御部
1000 画像形成装置
1001 後処理装置
θ1,θ2 傾斜角度
Claims (4)
- 画像形成装置から排出されるシートを折りローラ対に挟持して折り加工するシート折り装置において、
シートを撓ませることにより撓み部をローラに挟持させ搬送方向の折り位置を決定する複数の先端ストッパ手段と、
ストッパ手段に突き当てることで撓みを形成させる搬送ローラ対と、
シートを挟持し折り目を形成する1方向に回転する少なくとも4本の折りローラとを有し、
前記折りローラ対は、互いに密接し第1折りローラ及び第2折りローラで形成される第1挟持部と、第2折りローラ及び第3折りローラで形成される第2挟持部と、第3折りローラ及び第4折りローラで形成される第3挟持部で構成され、
前記第1・第2・第3の各挟持部によって、2つ折り、内3つ折り、外三つ折り、Z折り、4つ折り、観音折りのいずれかの折り加工を施されたシートを排出部に向け排出する構成を備えたシート折り装置において、
前記折り加工後のシートが排出される位置には該シートを積載可能なスタック部が設けられ、該スタック部は、シート載置面が前記折り加工の種類に応じて、積載されるシートのうちで最上位側のシートがほぼ水平方向となる角度に傾斜可能であることを特徴とするシート折り装置。 - 前記スタック部には、前記シートの幅方向サイズに応じて該幅方向端縁の位置を規定する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート折り装置。
- 前記スタック部には、積載されたシートの折り加工完了後の長手方向端縁の位置を規定する手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート折り装置。
- 請求項1乃至3のいずれか一つに記載のシート折り装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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