JP5309474B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、直線状の前記搬送経路の脇に発熱源が設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記記録材を加熱し当該記録材に形成された画像を当該記録材に定着する定着装置がさらに設けられ、前記定着装置は、前記記録材の搬送方向において、前記発熱源よりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記搬送部材は、前記開口から離れる方向に向かって前記記録材が移動するように当該記録材を上方に向けて搬送し、前記記録材を加熱し当該記録材に形成された画像を当該記録材に定着する定着装置がさらに設けられ、前記定着装置は、前記記録材の搬送方向において前記搬送部材よりも下流側に配置されるとともに、当該搬送部材よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記空気流通路は、前記搬送部材により搬送される記録材をガイドするガイド面に、記録材の搬送方向に沿って設けられ当該記録材に接触可能に配置される突出部を複数備えることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記空気流通路は、一部に、他の部分よりも断面積が大きく形成された形成部を備えることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記空気流通路に形成される開口は、前記装置本体の底部に設けられた前記開口を除き、前記画像形成装置の内部に通じていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比べ、画像形成装置の内部への空気の導入を促進させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比べ、更なる騒音の低減が可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比べ、空気流通路から画像形成装置の外部への音漏れが抑制され、騒音の更なる低減が可能となる。
図1は、本実施の形態が適用された画像形成装置1の概略構成を示した概略構成図である。この画像形成装置1は、記録材としての用紙Pに画像を形成する装置本体70、積載された原稿束(不図示)から原稿を順次搬送する原稿送り装置100、およびスキャンによって画像を読み取るスキャナ装置200を有している。
そして、装置本体70には、用紙Pにトナー像を形成する画像形成部10、画像形成部10によって用紙P上に形成されたトナー像を加熱・加圧定着する定着部20、および画像形成部10に用紙Pを供給する用紙供給部30が設けられている。
ここで、第2用紙収容部51および第3用紙収容部61は、第1給紙部31に設けられた第1用紙収容部41と同様であり、他の構成部材についても、第1給紙部31に設けられたものと同じ構成を有している。
第1搬送ロール45は、一対のロール状部材から構成され、また、第1捌き機構44よりも用紙搬送方向下流側に設けられる。第1搬送ロール45は、第1捌き機構44から送られてくる用紙Pを一旦停止させた後、所定のタイミングを持って再送する。また、第2搬送ロール55も、一対のロール状部材から構成されている。この第2搬送ロール55は、第2捌き機構54よりも用紙搬送方向下流側に設けられ、第2捌き機構54から送られてくる用紙Pを一旦停止させた後、所定のタイミングを持って再送する。
なお、第1搬送ロール45および第2搬送ロール55は、より下段の第2給紙部32および第3給紙部33から用紙Pが供給される際に、用紙Pを用紙経路811に搬送するための搬送ロールとしても機能する。なお、用紙供給部30の詳細については、後述する。
図2は、用紙供給部30の一部を拡大して示した説明図である。より詳細には、装置本体70の左方における用紙供給部30を拡大して示している。
本実施形態における用紙供給部30は、上述のとおり、第2用紙収容部51、第2引き込みロール53、第2捌き機構54、および第2搬送ロール55等を備えている。そして、本実施形態における用紙供給部30は、これらの構成に加え、同図に示すように、第2捌き機構54から搬送されてきた用紙Pを第2搬送ロール55に案内する第1ガイド部材71と、第3搬送ロール65を通過した用紙Pを第2搬送ロール55に案内する第2ガイド部材72とを備えている。
また、第1ガイド部材71は、側壁75における内側面75aの対向位置に、鉛直方向にほぼ沿って配設され、内側面75aに略平行に配設された第2ガイド面71bを備えている。第3搬送ロール65により下方から搬送されてきた用紙Pは、この第2ガイド面71bおよび内側面75aによって第2搬送ロール55に案内される。
用紙Pの搬送路としても機能する第1流路91は、側壁75における内側面75a、第1ガイド部材71における第2ガイド面71b、第2ガイド部材72におけるガイド面72a、第1の側部78、および第2の側部79(図3参照)により囲まれた領域に形成されている。
図3は、装置本体70の横断面図である。より詳細には、図2のB−B線における断面を示している。なお、本図では、第2用紙収容部51の図示を省略している。
同図(a)に示すように、本実施形態における側壁75は、内側面75aに、この内側面75aから第2ガイド部材72に向けて突出したリブ状の壁側突出部75bを複数備えている。また、本実施形態における第2ガイド部材72は、ガイド面72aに、このガイド面72aから側壁75に向かって突出したリブ状のガイド側突出部72bを複数備えている。なお、壁側突出部75bおよびガイド側突出部72bは、用紙Pの搬送方向に沿って設けられている。
即ち、側壁75の内側面75aに突出部を形成することなく平坦に形成するとともに、第2ガイド部材72のガイド面72aに突出部を形成することなく平坦に形成し、内側面75aおよびガイド面72aを対向配置する構成とすることができる。しかしながら、このような構成の場合、第1流路91の断面積が低下するため、空気の流れを阻害するおそれがある。このため、図3(a)で示したように、内側面75aに壁側突出部75bを設け、ガイド面72aにガイド側突出部72bを設け、流路の断面積を確保する構成とすることが望ましい。なお、流路の断面積を確保するという観点からは、内側面75aやガイド面72aに、溝などの凹部を形成する構成とすることもできる。
そこで、本実施形態では、上記のとおり、側壁75、第1の側部78、第2の側部79に開口等を設けない構成とし、開口95(図2参照)を除き、流路90に、画像形成装置1(図1参照)の外部に直接通ずる開口を設けないようにしている。この結果、外部への騒音の漏れが抑制され静音化が可能となる。
また、本実施形態では、開口95からの空気を用紙Pの搬送が行われる第1流路91に対して案内する第2流路92〜第4流路94を設ける構成としている。この結果、このような構成ではない場合に比べ、第1流路91に対する空気の供給をより安定化させることが可能となる。
本説明では、図4(a)に示すような管80を用いる。この管80は、断面積S1,長さl1の管81、断面積S2,長さl2の管82、断面積S3,長さl3の管83とから構成されている。なお、本図では、管82の両側に管81および管83が配置されるとともに、断面積S2>断面積S1,断面積S2>断面積S3、という関係となっている。このような構成とすることで、音響的な低域通過フィルタが構成される。
Claims (8)
- 装置本体と、
前記装置本体内に設けられるとともに下方から上方に向かうように形成され且つ直線状に形成され、記録材が直線状に搬送される搬送経路と、
直線状の前記搬送経路上に設けられ、当該搬送経路上の記録材を下流側へ搬送する搬送部材と、
直線状の前記搬送経路の延長線上に且つ前記装置本体の底部に設けられた開口と、
直線状の前記搬送経路に接続されるとともに当該搬送経路の延長線に沿うように設けられ、前記開口から導入された空気を当該搬送経路に案内する案内路と、
を備える画像形成装置。 - 直線状の前記搬送経路の脇に発熱源が設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記記録材を加熱し当該記録材に形成された画像を当該記録材に定着する定着装置がさらに設けられ、
前記定着装置は、前記記録材の搬送方向において、前記発熱源よりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記搬送部材は、前記開口から離れる方向に向かって前記記録材が移動するように当該記録材を上方に向けて搬送し、
前記記録材を加熱し当該記録材に形成された画像を当該記録材に定着する定着装置がさらに設けられ、
前記定着装置は、前記記録材の搬送方向において前記搬送部材よりも下流側に配置されるとともに、当該搬送部材よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 装置本体の底部に設けられた開口と、
前記開口から前記装置本体の内部に向けて形成され且つ直線状に形成された空気流通路と、
前記空気流通路内に記録材を供給する記録材供給部と、
前記空気流通路上に設けられ、前記記録材供給部により当該空気流通路内に供給された記録材を、前記開口から離れる方向に向けて搬送する搬送部材と、
を含む画像形成装置。 - 前記空気流通路は、前記搬送部材により搬送される記録材をガイドするガイド面に、記録材の搬送方向に沿って設けられ当該記録材に接触可能に配置される突出部を複数備えることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記空気流通路は、一部に、他の部分よりも断面積が大きく形成された形成部を備えることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記空気流通路に形成される開口は、前記装置本体の底部に設けられた前記開口を除き、前記画像形成装置の内部に通じていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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