JP6418509B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、駆動音が外部に漏れ出ることを抑制するためにヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置を備えたものが知られている。
特許文献1には、画像形成部で画像を形成した転写紙等の記録媒体を排出する排出口近傍の記録媒体搬送路を形成する部材にヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音手段を配置する構成が記載されている。この構成により、排出口から画像形成装置外に放出される音を低減することができる、とされている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、排出口近傍の記録媒体搬送路の周辺にヘルムホルツ共鳴器の共鳴箱を設ける空間を確保する必要があり、装置における排出口に到る記録媒体搬送路を形成する部分が大型化してしまう。
このような問題は、音を減衰する吸音手段がヘルムホルツ共鳴器を用いるものに限らず、排出口近傍の記録媒体搬送路に吸音手段を設ける構成であれば生じ得る問題である。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、記録媒体に画像を形成し、排出口から排出する画像形成部と、吸音手段とを有する画像形成装置において、少なくとも装置本体の一側面に開口し、且つ、前記排出口が臨む空間であり、前記排出口から排出された記録媒体を収容する排出記録媒体収容部を備え、前記吸音手段は、空洞部と外部とを連通する連通部を有する第一部材と、前記第一部材と接合することで前記空洞部を形成する第二部材とを備え、前記排出記録媒体収容部に前記吸音手段を設ける構成で、前記連通部を形成する首部が、金属製の前記第一部材と同一部材であり、前記排出記録媒体収容部とは反対側に突き出す形状であり、前記装置本体の金属製の骨組み部材を前記吸音手段の前記第一部材とし、前記骨組み部材における前記吸音手段を設ける箇所が、板金に対する曲げまたは絞りによって周辺から段差をつけた形状であることを特徴とするものである。
本発明によれば、装置内部で発生した音が排出口から外部に伝達して騒音となることを抑制しつつ、装置における排出口に到る記録媒体搬送路を形成する部分の大型化を抑制することが可能となるという優れた効果がある。
本実施形態に係る複写機の特徴部の説明図、(a)は、複写機の斜視説明図、(b)は、スキャナ下面を下方から覗いたときの吸音装置の斜視説明図。 本発明の一実施形態に係る複写機の概略構成図。 同複写機における感光体近傍の概略構成図。 ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置の模式図。 本実施形態に係る吸音装置の断面図。 胴内排紙部を上から見た説明図。 変形例に係る吸音装置の断面図。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式の複写機(以下、単に「複写機500」という。)の一実施形態について説明する。本実施形態では、複写機500として、モノクロ画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明は、公知のカラー画像形成装置についても同様に適用することができる。
まず、複写機500の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る複写機500全体の概略構成図である。図2において、複写機500の画像形成部100の上に画像読取部であるスキャナ200が取り付けられ、画像形成部100は記録紙バンク300上に載置されている。スキャナ200の上には、背面側(図中紙面奥側)を支点にして回動自在に構成された自動原稿搬送装置400が取り付けられている。
図2に示すように、スキャナ200の内部に吸音装置600を配置している。複写機500では、スキャナ200を形成する板金に、バーリング加工を施すことでヘルムホルツ消音器の頸部を形成している。頸部はヘルムホルツ消音器の穴部630を形成している。
画像形成部100の内部には、潜像担持体としてドラム状の感光体10が設けられている。図3は、感光体10の近傍を拡大した概略構成図である。感光体10の周りには図3に示すように、除電ランプ9、帯電ローラを用いた帯電装置11、現像装置12、転写ユニット13、感光体クリーニングブレード8を有したクリーニング装置14が配置されている。現像装置12は、トナーとして、重合法により製造した重合トナーを用い、その重合トナーを現像剤担持体としての現像ローラ121を用いて感光体10上の静電潜像に付着させて、これを可視像化する。
転写ユニット13は、第一ベルト張架ローラ15と第二ベルト張架ローラ16との二つのローラ部材に掛け回された転写ベルト17を備えている。この転写ベルト17は、記録媒体である記録紙Pに感光体10上のトナー像を転写する転写位置Bで感光体10の周面に押し当てられている。
記録紙Pが分離した後の転写ベルト17上に残った残留トナーや紙粉等の異物は、転写ベルトクリーニング部Cに設けられた、転写ベルト17を介して第一ベルト張架ローラ15に対して当接したベルトクリーニングブレード18によって掻き落とされる。
また、画像形成部100には、帯電装置11及びクリーニング装置14の図中左側に、現像装置12に新しいトナーを補給するトナー補給装置20が設けられている。
さらに画像形成部100には、記録紙バンク300の記録紙カセット61から送り出された記録紙Pを、転写位置Bを経て排出スタック部39まで搬送する記録紙搬送装置60が設けられている。この記録紙搬送装置60は、供給路R1または手差し供給路R2、及び、記録紙搬送路Rに沿って、記録紙Pを搬送する。記録紙搬送路R上には、転写位置Bに対して記録紙搬送方向の上流側にレジストローラ対21が設けられている。
一方、転写位置Bに対して記録紙搬送路Rの記録紙搬送方向下流側には、熱定着装置22が設けられている。この熱定着装置22には、加熱部材である加熱ローラ30と加圧部材である加圧ローラ32との間に記録紙Pを挟み込んで加熱加圧定着を行う。
熱定着装置22の更に記録紙搬送方向下流側には、排出分岐爪34、排出ローラ35、第一加圧ローラ36、第二加圧ローラ37及びコシ付ローラ38が設けられている。また、熱定着装置22を経た画像形成済みの記録紙Pをスタックする排出スタック部39も設けられている。
また、画像形成部100には、図中右側に、スイッチバック装置42が設けられている。このスイッチバック装置42は、記録紙搬送路Rの排出分岐爪34が配置された位置から分岐した反転路R3と、この反転路R3を通ってきた記録紙Pを再び記録紙搬送路Rのレジストローラ対21の位置まで導く再搬送路R4とに沿って記録紙Pを搬送する。反転路R3にはスイッチバックローラ対43が設けられており、再搬送路R4には、複数の記録紙搬送ローラ対66が設けられている。
図2に示すように、画像形成部100には、現像装置12の図中左側に、レーザー書込装置47が設けられている。このレーザー書込装置47は、レーザー光源、走査用の回転多面鏡であるポリゴンミラー48、ポリゴンモータ49、及び、fθレンズ等の走査光学系を備えている。
また、スキャナ200は、光源53、複数のミラー54、結像用光学レンズ55及びCCDイメージセンサなどのイメージセンサ56等を備えており、その上面にはコンタクトガラス57が設けられている。
また、自動原稿搬送装置400には、原稿セット台が設けられており、原稿の排出位置には、原稿スタック台が設けられている。自動原稿搬送装置400は、複数の原稿搬送ローラを備えており、この原稿搬送ローラによって、原稿は、原稿セット台からスキャナ200のコンタクトガラス57上の読取位置を経て原稿スタック台まで搬送される。
記録紙バンク300には、内部に、記録材である紙やOHPフィルム等の記録紙Pを収納する記録紙カセット61が複数重ねて設けられている。各記録紙カセット61には、それぞれ呼出ローラ62、供給ローラ63、分離ローラ64が設けられている。記録紙カセット61の図中右側には、画像形成部100の記録紙搬送路Rへと通じる上述した供給路R1が形成されている。この供給路R1にも、記録紙Pを搬送するいくつかの記録紙搬送ローラ対66が設けられている。
画像形成部100には、図2中の右側に、手差し給紙部68が設けられている。この手差し給紙部68には、手差しトレイ67が開閉自在に設けられており、その手差しトレイ67上にセットした記録紙Pを記録紙搬送路Rへと導く上述した手差し供給路R2が形成されている。この手差し給紙部68にも、記録紙カセット61と同様に、呼出ローラ62、供給ローラ63及び分離ローラ64が設けられている。
次に、複写機500の動作について説明する。
複写機500を用いてコピーをとるとき、まず、メインスイッチをオンするとともに、自動原稿搬送装置400の原稿セット台に原稿をセットする。ブック原稿のような場合には、自動原稿搬送装置400を開いてスキャナ200のコンタクトガラス57上に直接原稿をセットし、自動原稿搬送装置400を閉じてそれで押える。
その後、スタートスイッチを押すと、自動原稿搬送装置400に原稿をセットしたときは、その原稿を原稿搬送ローラにより原稿搬送路を通してコンタクトガラス57上へと移動させてからスキャナ200を駆動する。そして、原稿内容を読み取って原稿スタック台上に排出する。一方、コンタクトガラス57上に直接原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ200を駆動して原稿内容を読み取る。
原稿内容を読み取る際、スキャナ200は、光源53をコンタクトガラス57に沿って移動させながら、その光源53からの光をコンタクトガラス57上の原稿面に照射する。そして、その反射光を複数のミラー54で結像用光学レンズ55まで案内してイメージセンサ56に入れ、そのイメージセンサ56で原稿内容を読み取る。
複写機500では、原稿内容の読み取りと同時に、感光体駆動モータによって感光体10を回転させる。そして、まず、帯電装置11により感光体10の表面を例えば−1000[V]前後に一様に帯電する。次いで上述のスキャナ200で読み取った原稿内容に応じてレーザー書込装置47から感光体10にレーザー光を照射してレーザー書込みを行い、感光体10の表面に静電潜像を形成する。レーザー光が照射された部分(潜像部)の表面電位は例えば0[V]〜−200[V]となる。その後、その静電潜像に現像装置12でトナーを付着させてこれを可視像化する。
複写機500では、スタートスイッチを押したと同時に、記録紙バンク300が備える複数の記録紙カセット61のうち選択サイズに対応するものから、呼出ローラ62により記録紙Pを送り出す。そして、送り出された記録紙Pを供給ローラ63及び分離ローラ64で一枚ずつ分離して、その一枚を供給路R1へ案内し、記録紙搬送ローラ対66で記録紙搬送路Rへと導く。記録紙搬送路Rへ搬送された記録紙Pは、レジストローラ対21に突き当たって止められる。
手差し給紙部68を使う場合、手差しトレイ67を開けてこれに記録紙Pをセットする。この場合も、手差しトレイ67上にセットされた記録紙Pは、呼出ローラ62、供給ローラ63及び分離ローラ64によって一枚だけ手差し供給路R2へ搬送され、記録紙搬送ローラ対66で記録紙搬送路Rへと導かれる。記録紙搬送路Rに導かれた記録紙Pは、レジストローラ対21に突き当たって止められる。
このようにして、レジストローラ対21に止められた記録紙Pは、上述した感光体10の可視像化したトナー像の先端が転写位置Bへ進入するタイミングを合わせて回転を開始するレジストローラ対21によって、その転写位置Bへ送り込まれる。
転写位置Bへと送り込まれた記録紙Pは、転写ユニット13により感光体10上のトナー像が転写され、その表面にトナー像を担持する。転写後の感光体10は、その表面に残留した残留トナーがクリーニング装置14で除去され、除電ランプ9により感光体10上の残留電位も除去される。残留電位が除去されることで、表面電位が0[V]〜−150[V]の基準電位に平均化され、帯電装置11からはじまる次の画像形成に備える。
一方、転写位置Bでトナー像を担持した記録紙Pは、転写ベルト17により搬送されて熱定着装置22に入る。そして、加熱ローラ30と加圧ローラ32との間を搬送されながら熱と圧力とが加えられて、記録紙P上のトナー像が定着する。その後、記録紙Pは、排出ローラ35、第一加圧ローラ36、第二加圧ローラ37及びコシ付ローラ38により、コシを付けられ、排紙口40から排出スタック部39上に排出され、そこにスタックされる。
記録紙Pの両面に画像を形成する場合には、排出分岐爪34を切り替え、記録紙Pの片面にトナー像を転写して定着した後、この記録紙Pを記録紙搬送路Rから反転路R3に入れる。反転路R3に入れた記録紙Pは、記録紙搬送ローラ対66で搬送してスイッチバック位置44へ入れた後、スイッチバックローラ対43でスイッチバックし、今度は再搬送路R4に入れ、記録紙搬送ローラ対66で再び記録紙搬送路Rに導く。そして、再搬送路R4を通過した記録紙Pの反対面にも上述と同様にしてトナー像を転写する。
次に、本実施形態の複写機500の特徴部について説明する。
図1は、複写機500の特徴部の説明図である。図1(a)は、複写機500の斜視説明図、図1(b)は、図1(a)に示す複写機500のスキャナ200の下面であるスキャナ下面203を下方から覗いたときの吸音装置600の斜視説明図である。
図1(a)及び図2に示すように複写機500は、画像形成部100で画像形成された記録媒体が排出口である排紙口40から排出される胴内排紙部41の上方にスキャナ200が配置され、下方に画像形成部100が配置された胴内排紙型の画像形成装置である。画像形成がされた記録紙Pは、排紙口40から胴内排紙部41に排出され排出スタック部39上にスタックされる。
また、図1に示すように、胴内排紙部41を形成するスキャナ下面203に吸音手段である吸音装置600を設けている。
本実施形態の複写機500が備える吸音装置600は、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置である。
図4は、ヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置600の模式図である。
図4に示すように、ヘルムホルツ共鳴器は、入口が狭まった容器のような形状であり、ある程度の体積を有する空洞部601と、それよりも小さい連通部603とによって構成され、連通部603に入ってくる特定の周波数の音を吸音する。
空洞部601の体積を「V」、連通部603における開口部602の開口面積を「S」、連通部603の長さを「H」、音速を「c」とし、吸音装置600での吸音周波数を「f」とすると、以下の(1)式が成り立つ。
Figure 0006418509
(Δr:開口端補正)
(1)式における「Δr」は開口端補正であり、一般に連通部603の断面が円形のときの半径を「r」としたときに、「Δr=0.6r」を用いる。
(1)式に示すように、吸音装置600によって吸音する音の周波数は、空洞部601の体積V、連通部603の長さH及び連通部603の開口面積Sによって求めることができる。
画像形成部100の内部では、各種ローラに回転駆動を伝達する駆動モータの駆動音や、各種ローラ等の移動部材の移動音、レーザー書込装置47のポリゴンミラー48の回転音等の様々な音が発生する。このような音が複写機500の外部に伝達し、周辺の人に不快感を与える騒音となることがある。画像形成部100の内部で発生した音は、外装カバー等、複写機500の内部と外部とを遮蔽する部材によって外部に伝達することが抑制される。
しかし、排紙口40は必然的に画像形成部100の開口部となってしまい、遮蔽物が無いため、画像形成部100の内部で発生した音は排紙口40から漏れ出てしまい、騒音が発生する要因となる。
このような問題に対して排紙口40近傍の記録紙搬送路Rにヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音装置を配置することが考えられる。しかし、画像形成装置は、部品点数が多い精密機械のため、内容物が多く、排紙口40近傍の記録紙搬送路Rにヘルムホルツ共鳴器を配置できるスペースが少ない。また、スペースを確保できたとしても、使用者の位置まで音が伝達することを抑制するのに効果的な位置に配置できない、配置できる数が少なく吸音効果をそこまで高められない、などの課題がある。
これに対して、本実施形態の複写機500は、胴内排紙部41を形成するスキャナ下面203に吸音装置600を設けることで、排紙口40から胴内排紙部41に漏れた音を使用者が感知する前に吸音することが出来、騒音となることを抑制できる。
図1に示すように、胴内排紙部41の天井面となるスキャナ下面203を形成する構造体であるスキャナ下フレーム604に穴部630を設けている。この穴部630は、図4で説明した連通部603に該当する。
図5は、本実施形態に係る吸音装置600の断面図である。図5に示すように、板金からなるスキャナ下フレーム604にバーリング処理を施すことによって穴部630を形成し、穴部630を設けた位置のスキャナ下フレーム604の上面に空洞部601を形成する共鳴箱608を配置している。共鳴箱608は締結螺子640によってスキャナ下フレーム604に固定することでヘルムホルツ共鳴器である吸音装置600を形成する。スキャナ下フレーム604に対する共鳴箱608の固定は、螺子に限らず両面テープやシーラントなど、他の固定手段を用いても良い。
スキャナ200の骨組み部材であるスキャナ下フレーム604に穴部630を開け、共鳴箱608を取り付けてヘルムホルツ共鳴器を形成することにより、部品点数の削減、及び、省スペース化を図ることができる。
図1(b)及び図5に示すように、複写機500は、スキャナ下フレーム604に凹み形状部607を設けている。これにより、スキャナ下フレーム604の下面に向かって伝達した音が凹み形状部607で跳ね返り、吸音装置600の穴部630に入り易くなる。さらに、凹み形状部607を設けることで、スキャナ下フレーム604が単なる平板ではなく、平板形状の板金に曲げや絞り形状で段差をつけて立体的な形状とする。このように、立体的な形状となることで、スキャナ下フレーム604の強度が上がり変形しにくくなるため、スキャナ下フレーム604と共鳴箱608との密閉性が落ちにくくなる。
また、凹み形状部607は、スキャナ下フレーム604の周辺部よりも胴内排紙部41から離れる側に凹んだ形状となっている。これにより、螺子などの突出する部品が使用者の邪魔にならないようにすることができる。また、凹ませるためのディンブル、曲げ形状により強度が上がり、スキャナ下フレーム604と共鳴箱608との密閉性を保持しやすくなる。さらに、吸音装置600の周囲に壁ができることになり、吸音装置600の穴部630に音が集まり易くなり、この穴部630に音が入り易くなって、吸音効果の向上を図ることができる。
穴部630としては板状のスキャナ下フレーム604を打ち抜いた単純穴でもよいが、スキャナ下フレーム604が板金の場合、バーリング加工によって連通部603の長さ「H」を稼ぐことができる。この場合、バーリング加工によって突き出す形状を、図5に示すようにスキャナ下フレーム604の上面側、すなわち、スキャナ200の内部に向けることで、バーリング加工による板金のエッジが見えなくなり、安全性が高まる。
図6は、胴内排紙部41を上から見た説明図である。
図6中の矢印αは排紙方向であり、図6中の矢印βは複写機500の前面側を示しており、矢印βで示す方向が図2中の紙面手前側となる。本実施形態の複写機500は、図6中の「γ」で示す胴内排紙部41の手前側となる領域の上方に位置するスキャナ下フレーム604に吸音装置600を設けている。
使用者は、オペレーションパネル501を操作したり、出力される記録紙Pを回収したりするために、複写機500の前面側に立つことが想定される。排紙口40から出てきた音のうち、胴内排紙部41に伝達し、複写機500の前面側に立っている使用者の位置まで伝達する音のほとんどは図6中のγで示す領域を通過する。このように使用者に向かう音が通過する領域γの上方に吸音装置600を配置することで、排紙口40から出てきた音が使用者の位置に伝達することを効果的に抑制することができる。このように使用者が最も近づく箇所のひとつである胴内排紙部41の周囲に吸音装置600を設けることで、使用者に対する不快音を効果的に抑制することができる。
本実施形態のスキャナ200は、その筐体の内部を光源53と複数のミラー54とを副走査方向(図2中の左右方向)に移動させるスキャナ駆動機構を装置の奥側に配置している。スキャナ駆動機構は、光源53やミラー54が移動する領域よりも高さがあり、スキャナ200の高さはスキャナ駆動機構の高さに合わせてあるため、スキャナ200の筐体内のミラー54が移動する領域の下方に空間的な余裕が存在する。この空間的な余裕の部分に吸音装置600を配置することで、装置内部で発生した音が排出口から外部に伝達して騒音となることを抑制しつつ、複写機500の大型化を抑制することが可能となる。
排紙口40から漏れ出てくる音は、主に紙の摺動音であるが、画像形成部100内の様々の部材の稼動音も含むため、特定のピーク音ではなく、周波数の異なる音が漏れ出てくる。このため、全ての周波数に対応した吸音装置600を配置することは困難であるため、人の聴覚上で気になり易い周波数、例えば、1000[Hz]〜1500[Hz]の周波数の音に対応した吸音装置600を配置する。これにより、排紙口40から漏れ出た音が騒音となることを効率的に抑制することができる。また、吸音装置600は穴部630を胴内排紙部41に向けて開口しているため、胴内排紙部41に到達した音が穴部630に入り易く、効率的に吸音することができる。
本実施形態の複写機500では、図6に示すように、スキャナ下面203の手前側のみに吸音装置600を配置している。吸音装置600の配置としてはこれに限らず、スキャナ200の筐体の内部の空間に余裕があれば、スキャナ下面203の全域に吸音装置600を設けても良い。また、スキャナ200は他の構造体と比較して筐体の内部の空間的な余裕が多く、ヘルムホルツ共鳴器からなる吸音装置600を多数配置することが可能である。多数の吸音装置600を設けることで、異なる周波数に対応したヘルムホルツ共鳴器を形成することができ、吸音効果の向上を図ることができる。
また、吸音装置600を設ける位置としては、スキャナ下面203に限るものではなく、スキャナ支持部側板410など胴内排紙部41を形成する面に設けることで排紙口40から外部に伝達した音が騒音となることを抑制することが可能となる。
排紙口40近傍の記録紙搬送路Rは、複数の搬送ローラやこれらを駆動するローラ駆動機構が配置されているため、吸音装置600を配置する空間的な余裕がない。このような記録紙搬送路Rに吸音装置600を配置すると、搬送機構を配置するスペースが大型化し、複写機500全体の大型化につながる。また、吸音装置600を配置するスペースを確保できたとしても、使用者に対して効果的な位置に配置できない、配置できる数が少なく吸音効果をそこまで高められない、などの課題が生じる。
これに対して、本実施形態の複写機500は、胴内排紙部41を形成する構造体であるスキャナ200に吸音装置600を設けている。胴内排紙部41を形成する構造体は、その筐体の前後方向、左右方向及び高さ方向のそれぞれの大きさが、各方向について最大の内容物によって決まる。そして、記録紙搬送路Rの周辺のように配置すべき部材も多くないため、筐体の内部に空間的な余裕が生じ易い。このような空間的な余裕となる部分に吸音装置600を配置することで、排紙口40から外部に伝達した音が騒音となることを抑制することが可能となる。
また、複写機500では、吸音装置600を胴内排紙部41の上方に位置するスキャナ200のスキャナ下面203に設けている。胴内排紙部41の下方に位置する排出スタック部39に吸音装置600を設けると、記録紙Pがスタックされると吸音装置600と排紙口40との間を記録紙Pが隔ててしまうので吸音効果が低減してしまう。これに対して、胴内排紙部41の上方に吸音装置600を配置することで、記録紙Pがスタックされても、記録紙Pが排紙口40と吸音装置600との間を隔てることなく、吸音効果を維持することができる。
〔変形例〕
図7は、本発明の特徴部を備えた変形例の複写機500が備える吸音装置600の断面図である。吸音装置600が備える複数の穴部630のうちの一部の位置が異なる点以外は上述した実施形態の複写機500と共通であるため、共通する構成の説明は省略し、相異点について説明する。
図7に示すように、変形例の吸音装置600は、複数の空洞部601のうちの一部の空洞部601と外部とを連通する穴部630がスキャナ下フレーム604に設けられ、他の空洞部601の穴部630が共鳴箱608の側壁に設けられている。
変形例では、スキャナ下フレーム604に穴部630が設けられた空洞部601によって形成されるヘルムホルツ共鳴器の吸音周波数を排紙口40から漏れ出る音の周波数に合わせる。一方、共鳴箱608の側壁に穴部630が設けられた空洞部601によって形成されるヘルムホルツ共鳴器の吸音周波数をスキャナ200の内部で発生する音の周波数に合わせる。これにより、変形例の構成では、一つの吸音装置600で、排紙口40から漏れ出る音が騒音となることを抑制するだけでなく、スキャナ200の内部で発生する音が騒音となることも抑制することが可能となる。
上述した実施形態及び変形例では、電子写真方式の画像形成装置である複写機500について説明したが、画像形成装置としては電子写真方式に限るものではない。画像形成を行った記録媒体を排出口から排出する胴内排紙型の画像形成装置であれば本発明は適用可能である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
記録紙P等の記録媒体に画像を形成し、排紙口40等の排出口から排出する画像形成部100等の画像形成部と、吸音装置600等の吸音手段とを有する複写機500等の画像形成装置において、少なくとも装置前面等の装置本体の一側面に開口し、且つ、排出口が臨む空間であり、排出口から排出された記録媒体を収容する胴内排紙部41等の排出記録媒体収容部を備え、スキャナ下面203等の排出記録媒体収容部に吸音手段を設ける。
これによれば、上記実施形態について説明したように、排出口から出てきた音は、排出記録媒体収容部内に伝達するが、排出記録媒体収容部に吸音手段を設けることで、排出記録媒体収容部に出てきた音が開口から装置の周辺に伝達することを抑制できる。これにより、装置内部で発生した音が排出口から外部に伝達して騒音となることを抑制できる。また、排出口近傍の記録媒体搬送路の周辺に吸音手段を設ける空間を確保する必要がなくなるため、装置における排出口に到る記録媒体搬送路を形成する部分の大型化を抑制することが可能となる。このように態様Aでは、装置内部で発生した音が排出口から外部に伝達して騒音となることを抑制しつつ、装置における排出口に到る記録媒体搬送路を形成する部分の大型化を抑制することが可能となる。
(態様B)
態様Aにおいて、吸音装置600等の吸音手段を、胴内排紙部41等の排出記録媒体収容部の上方に位置するスキャナ200等の部材の下面に設ける。
これによれば、上記実施形態について説明したように、記録紙P等の記録媒体が排出記録媒体収容部にスタックされても、記録媒体が排紙口40等の排出口と吸音手段との間を隔てることなく、吸音効果を維持することができる。
(態様C)
態様AまたはBの何れかの態様において、装置前面側の位置等の使用者が操作する所定の位置と排紙口40等の排出口との間に吸音装置600等の吸音手段を配置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、オペレーションパネル501付近等のユーザが特に操作すると考えられる位置と、排出口との間に吸音手段を配置することで、排出口から出てきた音が使用者の位置に伝達することを効果的に抑制することができる。これにより、使用者に不快感を与えるおそれがある稼動音が使用者に伝達し、騒音となることを効果的に抑制することができる。
(態様D)
態様A乃至Cの何れかの態様において、吸音装置600等の吸音手段がヘルムホルツ共鳴器を用いたものである。
これによれば、上記実施形態について説明したように、吸音したい音の周波数にヘルムホルツ共鳴器の吸音周波数を合わせることで、胴内排紙部41等の排出記録媒体収容部に伝達した音を吸音する吸音手段を実現することができる。
なお、ヘルムホルツ共鳴器を用いる構成以外の吸音手段としては、スポンジやグラスウールなどの吸音材を用いる構成が挙げられる。
(態様E)
態様Dにおいて、スキャナ下フレーム604等の装置本体の金属製の骨組み部材をヘルムホルツ共鳴器の連通部603等の首部を形成する部材として利用する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、骨組み部材に穴部630等の穴を開け、共鳴箱608等の容器部材を取り付けてヘルムホルツ共鳴器を形成することにより、部品点数の削減、及び、省スペース化を図ることができる。
(態様F)
請求項Eにおいて、スキャナ下フレーム604等の骨組み部材におけるヘルムホルツ共鳴器を設ける箇所が、周辺から段差をつけた形状である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、立体的な形状となることで、骨組み部材の強度が上がり変形しにくくなるため、骨組み部材と共鳴箱608等の容器部材との密閉性を確保し易くなる。
(態様G)
態様Fにおいて、ヘルムホルツ共鳴器を形成する箇所を、胴内排紙部41等の排出記録媒体収容部に対して周辺部よりも凹ませた形状である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、吸音装置600等の吸音手段の連通部603等の首部の入口に音が集まり易くなり、この首部に音が入り易くなって、吸音効果の向上を図ることができる。
(態様H)
態様D乃至Gの何れかの態様において、ヘルムホルツ共鳴器の連通部603等の首部を板金に対してバーリング加工を施したバーリング部によって形成し、バーリング部が板金に対して胴内排紙部41等の排出記録媒体収容部とは反対側に突き出す形状である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、バーリング加工による板金のエッジが見えなくなり、安全性が高まり、バーリング部が使用者の邪魔にならないようにすることができる。
(態様I)
請求項D乃至Hの何れかの態様において、ヘルムホルツ共鳴器を複数備え、少なくとも一つのヘルムホルツ共鳴器は他のヘルムホルツ共鳴器と共鳴周波数が異なる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、異なる周波数に対応したヘルムホルツ共鳴器を形成することができ、吸音効果の向上を図ることができる。
(態様J)
態様D乃至Iの何れかの態様において、胴内排紙部41等の排出記録媒体収容部の上方に装置を形成する構造体としてのスキャナ200等の画像読取部を備え、画像読取部のスキャナ下フレーム604等の骨組み部材に共鳴空間を形成する共鳴箱608等の容器部材を取り付け、ヘルムホルツ共鳴器を形成する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像読取部の骨組み部材の内側は空間的な余裕があり、開いているスペースが多いため、新たな部品が取り付け易い。このため、骨組み部材の内側に容器部材を入れられる場合、または、骨組み部材の外側から容器部材を取り付ける場合、の何れの場合でも、締結螺子640等の締結部材の締結箇所の自由度が高く、さらに、ヘルムホルツ共鳴器の配置自由度が高い。
(態様K)
態様Jにおいて、共鳴箱608等の容器部材をスキャナ下フレーム604等の骨組み部材を挟んで胴内排紙部41等の排出記録媒体収容部の反対側に配置する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ヘルムホルツ共鳴器の穴形状を骨組み部材に設け、容器部材を骨組み部材の上部に配置することで、排出記録媒体収容部内に吸音装置600等の吸音手段を形成する部材が突き出すことがない。これにより、新たに設けた吸音手段が使用者の邪魔となることを防止できる。
また、本発明は、胴内排紙部の上下に画像形成部と画像読取部とが設けられた画像形成装置に限るものではない。すなわち、装置内側における装置上下方向で途中の箇所に形成された空間に設けた排出記録媒体収容部に記録媒体を排出し、その排出された記録媒体を装置本体の側面に形成した開口から手を入れて取り出す構成でもよい。
例えば、装置上部に設けられた画像形成部と、装置下部に設けられた用紙カセットとの間に形成され装置本体の少なくとも一側壁に開口した空間に、排出記録媒体収容部が設けられたプリンタなどにも適用することができる。
この他、上下壁に囲まれ装置本体側面に開口した空間内に排出記録媒体収容部を設ける場合に限らず、排出記録媒体収容部が上壁または下壁に囲まれていない排出記録媒体収容部に記録媒体を排出する構成でもよい。
すなわち、少なくとも一側壁に開口し上壁に囲まれていない排出記録媒体収容部を装置上部に有するプリンタなどにも本発明を適用できる。
また、少なくとも一側壁に開口し下壁に囲まれていない排出記録媒体収容部を装置下部に有するプリンタや複写機などにも本発明を適用することができる。例えば、装置が設置される床や台などの設置面との間で排出記録媒体収容部を囲う上壁を備え、装置の下部に形成された排出記録媒体収容部に排出口から記録媒体を排出するプリンタなどにも本発明を適用できる。
8 感光体クリーニングブレード
9 除電ランプ
10 感光体
11 帯電装置
12 現像装置
13 転写ユニット
14 クリーニング装置
15 第一ベルト張架ローラ
16 第二ベルト張架ローラ
17 転写ベルト
18 ベルトクリーニングブレード
20 トナー補給装置
21 レジストローラ対
22 熱定着装置
30 加熱ローラ
32 加圧ローラ
34 排出分岐爪
35 排出ローラ
36 第一加圧ローラ
37 第二加圧ローラ
38 コシ付ローラ
39 排出スタック部
40 排紙口
41 胴内排紙部
42 スイッチバック装置
43 スイッチバックローラ対
44 スイッチバック位置
47 レーザー書込装置
48 ポリゴンミラー
49 ポリゴンモータ
53 光源
54 ミラー
55 結像用光学レンズ
56 イメージセンサ
57 コンタクトガラス
60 記録紙搬送装置
61 記録紙カセット
62 呼出ローラ
63 供給ローラ
64 分離ローラ
66 記録紙搬送ローラ対
67 手差しトレイ
68 手差し給紙部
100 画像形成部
121 現像ローラ
200 スキャナ
203 スキャナ下面
300 記録紙バンク
400 自動原稿搬送装置
410 スキャナ支持部側板
500 複写機
501 オペレーションパネル
600 吸音装置
601 空洞部
602 開口部
603 連通部
604 スキャナ下フレーム
607 凹み形状部
608 共鳴箱
630 穴部
640 締結螺子
B 転写位置
C 転写ベルトクリーニング部
P 記録紙
R 記録紙搬送路
R1 供給路
R2 手差し供給路
R3 反転路
R4 再搬送路
特開2008−49587号公報

Claims (2)

  1. 記録媒体に画像を形成し、排出口から排出する画像形成部と、
    吸音手段とを有する画像形成装置において、
    少なくとも装置本体の一側面に開口し、且つ、前記排出口が臨む空間であり、前記排出口から排出された記録媒体を収容する排出記録媒体収容部を備え、
    前記吸音手段は、空洞部と外部とを連通する連通部を有する第一部材と、前記第一部材と接合することで前記空洞部を形成する第二部材とを備え、
    前記排出記録媒体収容部に前記吸音手段を設ける構成で、
    前記連通部を形成する首部が、金属製の前記第一部材と同一部材であり、前記排出記録媒体収容部とは反対側の前記空洞部の内側に突き出す形状であり、
    前記装置本体の金属製の骨組み部材を前記吸音手段の前記第一部材とし、
    前記骨組み部材における前記吸音手段を設ける箇所が、板金に対する曲げまたは絞りによって周辺から段差をつけた形状であることを特徴とする画像形成装置
  2. 求項に記載の画像形成装置において、
    前記吸音手段を形成する箇所を、前記排出記録媒体収容部に対して周辺部よりも凹ませた形状であることを特徴とする画像形成装置。
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