JP2007314282A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マシンサイズを拡大したり反転搬送路を波形に形成したりしなくても、シート反転のための搬送路長を長く確保することができるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】本発明のシート搬送装置は、搬送されるシートに所定の処理を行なうシート処理位置を通過するようにシートを搬送するための主搬送路R2と、主搬送路R2に沿って搬送されたシートを反転させるための反転搬送路R4と、反転搬送路R4で反転させたシートを再び主搬送路R2に送り込むための再搬送路R5と、反転搬送路R4の終端側を再搬送路R5の途中に接続する接続部39とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置とこれを備える複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置の中には、シートの片面に画像を形成する片面モードと、シートの両面に画像を形成する両面モードとを備えるものがある。この種の画像形成装置には、片面に画像が形成されたシートを反転させるシート反転部と、このシート反転部で反転させたシートを再び画像形成部に送り込む再搬送部が設けられている(例えば、特許文献1を参照)。
図3は従来の画像形成装置の構成例を示す概略図である。図3において、画像形成装置本体(以下、装置本体)51の内部には複数のシート収容トレイ52,53,54,55が組み込まれている。また、シート収容トレイ52の近傍には、シート供給用のロールとして、呼び出しロール56と送り出しロール57が配置されている。これと同様に、他のシート収容トレイ53,54,55の近傍にも、それぞれシート供給用のロール58〜63が配置されている。
また、装置本体51の内部には、画像形成処理の対象となるシートを搬送するためのシート搬送路が形成されている。このシート搬送路を複数のシート搬送路R11〜R16に分けて考えると、シート搬送路R11上には複数の搬送ロール64〜69が配置されている。シート搬送路R12上には、プレレジストロール70と、レジストロール71と、感光体ドラム72と、転写ロール73と、加熱定着ロール74と、排出ロール75が配置されている。シート搬送路R13上には搬送ロール76が配置されている。シート搬送路R14上には反転ロール77が配置されている。シート搬送路R15上には複数の搬送ロール78〜80が配置されている。シート搬送路R16上には搬送ロール81が配置されている。
さらに、装置本体51には手差しトレイ82と排出トレイ83が取り付けられている。手差しトレイ82の取付部位には、手差し供給用のロールとして、呼び出しロール84と送り出しロール85が配置されている。また、装置本体51は仕切板86を境に上側本体51Aと下側本体51Bに分かれている。上側本体51Aには、上述したプレレジストロール70、レジストロール71、感光体ドラム72、転写ロール73、加熱定着ロール74、排出ロール75、搬送ロール76、反転ロール77、搬送ロール78〜80、搬送ロール81が組み込まれている。下側本体51Bには、上述したシート収容トレイ52〜55、シート供給用のロール56〜63、搬送ロール64〜69が組み込まれている。
また、上側本体51Aの内部にはジャムクリアユニット87が設けられている。このジャムクリアユニット87は、プレレジストロール70、レジストロール71、転写ロール73、加熱定着ロール74、搬送ロール76、反転ロール77、搬送ロール78〜81を含んだ構成となっている。また、ジャムクリアユニット87は、ジャムシートの除去を容易に行えるように、上側本体51Aに対して引き出し可能に組み込まれている。
上記構成からなる画像形成装置を用いて、例えばシート収容トレイ55に収容されたシートの両面に画像を形成する場合は、呼び出しロール62及び送り出しロール63の回転により、シート収容トレイ55からシートを送り出すとともに、当該送り出したシートを搬送ロール69の回転によりシート搬送路R11からシート搬送路R12へと搬送する。
次いで、シートは、プレレジストロール70及びレジストロール71を順に経由して、感光体ドラム72と転写ロール73の対向部分を通過する。このとき、感光体ドラム72からシートの第1面にトナー画像が転写される。その後、シートは加熱定着ロール74に送り込まれ、そこで加熱定着ロール74の加熱作用と加圧作用によりシートの第1面にトナー画像が定着される。
次いで、加熱定着ロール74から送り出されたシートは、図示しない搬送路切り替え手段により、搬送ロール25の回転にしたがってシート搬送路R12からシート搬送路R13へと案内され、そこで搬送ロール76の回転により反転ロール77へと送り込まれる。次に、シートは、反転ロール77にニップされたまま、反転ロール77の正回転によってシート搬送路R14に取り込まれる。そして、シートの後端が、シート搬送路R15への分岐位置となる反転切り替えポイントPを通過すると、シートをニップしたままの状態で反転ロール77の正回転が停止する。次いで、シートは、反転ロール77の逆回転により、それまでとは逆方向に搬送される。このとき、図示しない搬送路切り替え手段により、シートはシート搬送路R15へと案内される。
その後、シートは、シート搬送路R15に沿って搬送ロール78,79から搬送ロール80を経由して、再びプレレジストロール70へと送り込まれる。以後は、上記同様の手順でシートの第2面にトナー画像の転写及び定着が行なわれる。こうして第1面と第2面に画像が形成されたシートは、排出ロール75の回転によって排出トレイ83に排出される。
特開2005−99602号公報
ところで、上述のように両面モードで画像形成装置を動作させる場合は、反転ロール77の正回転によってシート搬送路R14に取り込んだシートの後端部を、一旦、反転切り替えポイントPと反転ロール77の間まで引き込む必要がある。このため、両面モードで搬送可能なシートの最大長さは、反転切り替えポイントPを起点としたシート搬送路R14の長さに依存する。したがって、両面モードで搬送可能なシートの最大長さを現状よりも長く確保したい場合は、装置本体51を現状よりも幅広にするか、シート搬送路R14を平坦な形状から波形の形状等に変更する必要がある。
しかしながら、装置本体51を幅広にすると、マシンサイズが拡大してしまう。また、シート搬送路R14を波形の形状にすると、腰の強いシート(例えば、厚紙など)を円滑に搬送できなくなる。
本発明に係るシート搬送装置は、搬送されるシートに所定の処理を行なうシート処理位置を通過するようにシートを搬送するための主搬送路と、前記主搬送路に沿って搬送されたシートを反転させるための反転搬送路と、前記反転搬送路で反転させたシートを再び前記主搬送路に送り込むための再搬送路と、前記反転搬送路の終端側を前記再搬送路の途中に接続する接続部とを備えるものである。
本発明に係るシート搬送装置においては、反転搬送路の終端側を再搬送路の途中に接続することにより、再搬送路の一部をシート反転用の搬送路として兼用することが可能となる。
本発明のシート搬送装置によれば、マシンサイズを拡大したり反転搬送路を波形に形成したりしなくても、シート反転のための搬送路を長く確保することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す概略図である。図示した画像形成装置は、処理の対象となるシートを搬送するシート搬送装置と、このシート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段とを備えるものである。以下に、具体的な装置構成について説明する。
図1において、装置本体1の内部には複数のシート収容トレイ2,3,4,5が組み込まれている。シート収容トレイ2,3,4,5は、それぞれ所定枚数のシートを積載状態に収容するものである。各々のシート収容トレイ2〜5は、収容対象となるシートのサイズや種類によってトレイ全体のサイズが異なるものの、基本的には同様の構成となっている。シート収容トレイ2,3は、水平方向に横並びの状態(隣り合う状態)でシート収容トレイ4の下方に配置され、シート収容トレイ5は、シート収容トレイ4の上方に配置されている。
シート収容トレイ2の近傍には、シート供給用のロールとして、呼び出しロール6と送り出しロール7が配置されている。呼び出しロール6は、シート収容トレイ2に収容されたシートの最上面に接触して回転することにより、シート収容トレイ2からシートを呼び出すものである。送り出しロール7は、呼び出しロール6によって呼び出されたシートを一枚ずつ捌きながら送り出すものである。これと同様に、他のシート収容トレイ3,4,5の近傍にも、それぞれシート供給用のロール8〜13が配置されている。
また、装置本体1の内部には、画像形成処理の対象となるシートを搬送するためのシート搬送路が形成されている。このシート搬送路を複数のシート搬送路R1〜R6に分けて考えると、第1のシート搬送路R1上には複数の搬送ロール14〜19が配置されている。これらの搬送ロール14〜19は、第1のシート搬送路R1に沿ってシートを搬送するものである。
第2のシート搬送路R2上には、プレレジストロール20と、レジストロール21と、感光体ドラム22と、転写ロール23と、加熱定着ロール24と、搬送ロール25と、排出ロール26が配置されている。プレレジストロール20は、第1のシート搬送路R1から送り込まれたシートや、手差しで供給されたシート、あるいは第5のシート搬送路R5を通して送り込まれたシートを、それぞれ第2のシート搬送路R2に沿って搬送するものである。レジストロール21は、画像形成処理の対象となるシートを画像転写位置に送り込むとともに、この送り込みに際してシートと画像(トナー画像)の位置を合わせるために、第2のシート搬送路R2に沿ってプレレジストロール21により送り込まれたシートのスキューを補正するとともに、このスキュー補正したシートを所定のタイミングで画像転写位置に送り込むものである。
感光体ドラム22は、像担持体となるもので、図の反時計回り方向に回転駆動されるものである。感光体ドラム22の周囲には、感光体ドラム22の表面を一様に帯電する帯電器(不図示)と、この帯電器で帯電された感光体ドラム22の表面をレーザビームで露光走査して静電潜像を書き込む潜像書き込み装置(不図示)と、この潜像き込み装置によって静電潜像が書き込まれた感光体ドラム22の表面にトナーを供給して現像する現像器(不図示)と、この現像器で現像されたトナー画像をシートに転写する転写ロール23と、シートに転写されずに感光体ドラム22の表面に残った不要トナーを除去するクリーナー(不図示)と、感光体ドラム22の表面を除電する除電器(不図示)が、それぞれ感光体ドラム22の回転方向に順に配置されている。
ここで、画像転写位置とは、シートに画像が転写される位置をいう。本実施形態に係る画像形成装置では、感光体ドラム22に担持されたトナー画像が転写ロール23によってシートに転写されることから、感光体ドラム22と転写ロール23の対向部分が画像転写位置となる。また、レジストロール21は、感光体ドラム22に担持されたトナー画像が、当該感光体ドラム22の回転によって転写ロール23との対向部分に到達するタイミングに合わせてシートを画像転写位置に送り込むレジスト手段となる。このため、レジストロール21によるシートの送り込みタイミングは、画像転写位置にトナー画像が到達するタイミングに合わせて制御される。
加熱定着ロール24は、画像転写位置を通過したシートに画像(トナー画像)を定着させる定着手段となるものである。加熱定着ロール24は、例えば加熱ロールと加圧ロール(ピンチロール)によって構成されるもので、画像転写位置でトナー画像が転写されたシート面に加熱ロールが接触し、その反対側のシート面に加圧ロールが接触するように配置されている。この場合、加熱ロールと加圧ロールの対向部分(シートをニップする部分)は、シートに画像を定着させる画像定着位置となる。搬送ロール25は、加熱定着ロール24から送り出されたシートを搬送するものである。排出ロール26は、画像形成済みのシートを装置本体1の外部に排出するものである。
第3のシート搬送路R3上には搬送ロール27が配置されている。搬送ロール27は、搬送ロール25によって送り込まれたシートを第3のシート搬送路R3に沿って搬送するものである。第4のシート搬送路R4上には反転手段となる反転ロール28が配置されている。反転ロール28は、搬送ロール27によって送り込まれたシートをスイッチバック方式で反転(表裏反転)させるために、双方向に回転(正回転/逆回転)可能に設けられている。
第5のシート搬送路R5上には、再搬送手段となる複数の搬送ロール29〜31が配置されている。搬送ロール29〜31は、反転ロール28で反転されたシートを再び第2のシート搬送路R2に送り込むために、第5のシート搬送路R5に沿ってシートを搬送するものである。第6のシート搬送路R6上には搬送ロール32が配置されている。搬送ロール32は、反転ロール28で反転されたシートを第6のシート搬送路R6を通して排出ロール26に送り込むものである。
さらに、装置本体1には手差しトレイ33と排出トレイ34が取り付けられている。手差しトレイ33は、装置本体1の内部に手差しでシートを供給するときに用いられるものである。排出トレイ34は、排出ロール26によって装置本体1から排出されたシートを収容(スタック)するものである。手差しトレイ33の取付部位には、手差し供給用のロールとして、呼び出しロール35と送り出しロール36が配置されている。呼び出しロール35は、手差しトレイ33にセット(載置)されたシートの上面に接触して回転することにより、手差しトレイ33からシートを呼び出すものである。送り出しロール36は、呼び出しロール35によって呼び出されたシートを一枚ずつ捌きながら送り出すものである。
また、装置本体1は仕切板37を境に上側本体1Aと下側本体1Bに分かれている。仕切板37は、上側本体1Aの底板に相当するものであってもよいし、下側本体1Bの天板に相当するものであってもよい。上側本体1Aには、上述したプレレジストロール20、レジストロール21、感光体ドラム22、転写ロール23、加熱定着ロール24、搬送ロール25、排出ロール26、搬送ロール27、反転ロール28、搬送ロール29〜31、搬送ロール32が組み込まれている。下側本体1Bには、上述したシート収容トレイ2〜5、シート供給用のロール6〜13、搬送ロール14〜19が組み込まれている。
また、上側本体1Aの内部には、1ユニット構造をなすジャムクリアユニット38が設けられている。ジャムクリアユニット38は、シートの搬送中にジャムが発生した場合に、シート搬送路からジャムシートを除去できるようにユニット化されたものである。ジャムクリアユニット38は、少なくともレジストロール(レジスト手段)21と加熱定着ロール(定着手段)24と反転ロール(反転手段)28と搬送ロール(再搬送手段)29〜31とを含んで一体化されるものであるが、ここではさらにプレレジストロール20と転写ロール23と搬送ロール25,27と搬送ロール32とを含んで一体化されている。
こうした1ユニット構造を採用することにより、跨ぎジャムの発生を有効に回避することができる。すなわち、レジスト手段、定着手段及び反転手段と再搬送手段とを別々のユニットで構成した2ユニット構造を採用した場合は、2つのユニットに跨った状態でジャムシートが停止する「跨ぎジャム」の発生が懸念されるが、レジスト手段、定着手段、反転手段及び再搬送手段を1つのユニットで構成した1ユニット構造を採用した場合は、そうした跨ぎジャムの発生がなくなる。このため、2つのユニットに跨ったジャムシートの存在(有無)を検知するためのセンサが不要になる。したがって、画像形成装置の低コスト化や省スペース化を図るうえで有利になる。
ジャムクリアユニット38は、上側本体1Aに対して、例えば図示しないガイドレール等を用いて引き出し可能(出し入れ可能)に構成されている。このため、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出すと、ジャムクリアユニット38に搭載された各々の部材も当該ジャムクリアユニット38と同時(一緒)に装置本体1の外側(ユーザから見て手前側)に引き出される。ジャムクリアユニット38の引き出しは、上側本体1Aの前面を覆うフロントカバー(不図示)を開いた状態で行われる。
また、上述した複数のシート搬送路R1〜R6のうち、第1のシート搬送路R1は、各々のシート収容トレイ2,3,4,5を起点として下側本体1Bに形成されている。第1のシート搬送路R1は、上側本体1Aと下側本体1Bとの境界部で第2のシート搬送路R2に接続されている。第2のシート搬送路R2は、プレレジストロール20、レジストロール21、画像転写位置(感光体ドラム22と転写ロール23の対向部分)、加熱定着ロール24、搬送ロール25、排出ロール26を順に経由するように形成されている。第3のシート搬送路R3は、搬送ロール25と排出ロール26の間で第2のシート搬送路R2から下方に分岐するように形成されている。第3のシート搬送路R3の終端部は、反転ロール28の手前で第4のシート搬送路R4に接続されている。
第4のシート搬送路R4は、ジャムクリアユニット38の底部とこれに対向する仕切板37とを用いて形成されている。仕切板37は、装置本体1側の部材として、上側本体1Aと下側本体1Bとを上下に仕切るものである。仕切板37は、装置本体1のフレーム部分(不図示)に水平に取り付けられている。また、ジャムクリアユニット38の底部と仕切板37とは、上下方向で所定(例えば、数mm程度)のギャップを介して対向しており、このギャップ部分で第4のシート搬送路R4が形成されている。また、第4のシート搬送路R4は、第3のシート搬送路R3から連続するように形成されている。反転ロール28は、第4のシート搬送路R4の入口部分に配置されている。
第5のシート搬送路R5は、第3のシート搬送路R3から第4のシート搬送路R4に遷移するシート搬送路の途中に設定された反転切り替えポイントPから横方向(図の左方向)に分岐するように形成されている。第5のシート搬送路R5の終端部は、プレレジストロール20の手前(上流側)で第2のシート搬送路R2に合流している。また、第5のシート搬送路R5は、第4のシート搬送路R4との間で略U字形を形成するように反転切り替えポイントPから緩やかな搬送カーブを描いて湾曲するように分岐し、そこから斜め下向きに延在した後、第4のシート搬送路R4と平行に水平方向に延在している。したがって、上下方向でみると、上側本体1A内に形成されたシート搬送路は、第3のシート搬送路R3と第6のシート搬送路R6を除くと、レジストロール21から画像転写位置を経由して加熱定着ロール24に至る第2のシート搬送路R2を上層、第5のシート搬送路5を中層、第4のシート搬送路R4を下層とした3層構造になっている。すなわち、第5のシート搬送路5の上側には第2のシート搬送路R2が配置され、第5のシート搬送路R5の下側には第4のシート搬送路R4が配置されている。
第5のシート搬送路R5は、図示しない上下一対の搬送路形成部材を用いてジャムクリアユニット38に形成されている。また、第5のシート搬送路R5を形成する下側の搬送路形成部材(不図示)は、仕切板37との対向部分で第4のシート搬送路R4を形成する搬送路形成部材を兼ねた構成となっている。つまり、第5のシート搬送路R5を形成する下側の搬送路形成部材は、上下両方にシート案内面を有する構造になっている。そして、上側のシート案内面は第5のシート搬送路R5を形成し、下側のシート案内面は第4のシート搬送路R4を形成するように配置されている。
また、第5のシート搬送路R5を形成する下側の搬送路形成部材の下面は、ジャムクリアユニット38の底部に露出し、これに対向する仕切板37との間で第4のシート搬送路R4を形成している。さらに、第5のシート搬送路R5を形成する下側の搬送路形成部材は、ジャムクリアユニット38の底部に開閉可能に取り付けられている。そして、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出したときに、ジャムクリアユニット38の底部で搬送路形成部材を下向きに開くことにより、第5のシート搬送路R5をジャムクリアユニット38の下側に開放可能な構成となっている。
第6のシート搬送路R6は、第3のシート搬送路R3から第4のシート搬送路R4に遷移するシート搬送路の途中で且つ第5のシート搬送路R5よりも手前の位置から上方に分岐するように形成されている。また、第6のシート搬送路R6の終端部は、排出ロール26の手前で第2のシート搬送路R2に合流している。
以上のことから、第1のシート搬送路R1は、シート収容トレイ2〜5に収容されたシートを画像転写位置に送り込むための供給搬送路となるものである。第2のシート搬送路R2は、第1のシート搬送路R1を通して送り込まれたシートや、手差しトレイ33を用いて供給されたシート、あるいは第5のシート搬送路R5を通して送り込まれたシートを、それぞれ画像転写位置と画像定着位置を通過するように搬送するための主搬送路となるものである。ちなみに、主搬送路の途中に設けられた画像転写位置と画像定着位置は、本発明における「シート処理位置」に相当するものである。ただし、本発明はこれに限らず、例えば、画像読取装置においてシート原稿に記録された画像を読み取る画像読取位置をシート処理位置としてもよい。
第3のシート搬送路R3は、画像転写位置を通過したシートを反転ロール28に送り込むために、第2のシート搬送路R2と第4のシート搬送路R4とを中継する中継搬送路となるものである。第4のシート搬送路R4は、第3のシート搬送路R3を通して送り込まれたシートを反転ロール28で反転させるための反転搬送路となるものである。第5のシート搬送路R5は、画像転写位置を通過したシートを再び画像転写位置に送り込むための再搬送路(循環搬送路)となるものである。第6のシート搬送路R6は、反転ロール28によって反転されたシートを排出ロール26に送り込むための反転排出搬送路となるものである。
このうち、反転搬送路となる第4のシート搬送路R4の終端側は、再搬送路となる第5のシート搬送路R5の途中に接続部39を介して接続されている。その場合、ジャムクリアユニット38を出し入れする必要がなければ、第4のシート搬送路R4の終端を第5のシート搬送路R5の途中に直に接続してもかまわない。本実施形態においては、装置本体1に対してジャムクリアユニット38の出し入れを許容するために、図2に示すように、第4のシート搬送路R4の終端側にシート導出部40を設けるとともに、このシート導出部40に対応して第5のシート搬送路R5の途中にシート導入部41を設け、これらシート導出部40とシート導入部41によって接続部39を構成している。シート導出部40とシート導入部41は、構造的には分離しているものの、シートの搬送路でみると、第4のシート搬送路R4の終端側を第5のシート搬送路R5の途中に合流させるかたちで、それらのシート搬送路R4,R5を相互に接続している。
ここで、第4のシート搬送路R4の終端側とは、第5のシート搬送路R5への分岐位置となる反転切り替えポイントPに近い側を第4のシート搬送路R4の始端側として、その反対側をいう。したがって、反転ロール28の正回転によって第4のシート搬送路R4にシートを取り込む場合、反転ロール28にニップされたシートは、第4のシート搬送路R4の始端側から終端側に向かって移動することになる。また、反転ロール28の逆回転によって第4のシート搬送路R4からシートを送り出す場合、反転ロール28にニップされたシートは、第4のシート搬送路R4の終端側から始端側に向かって移動することになる。
一方、第5のシート搬送路R5の途中とは、第5のシート搬送路R5の始端部及び終端部を含まず、当該始端部から終端部に至る搬送路の途中をいう。第5のシート搬送路R5の始端部は、第4のシート搬送路R4からの分岐位置となる反転切り替えポイントPの位置となり、第5のシート搬送路R5の終端部は、第2のシート搬送路R2に合流する位置(プレレジストロール20の手前の位置)となる。
シート導出部40は、反転ロール28の正回転によって第4のシート搬送路R4の奥側(図の左側)に取り込まれるシートの端部を、第4のシート搬送路R4の終端側から、第5のシート搬送路R5に設けられたシート導入部41へと導き出すものである。シート導出部40は、例えば、第4のシート搬送路R4を形成する仕切板37をアルミニウムやステンレスなどの金属板で構成するものとすると、この金属板の一部を曲げ加工することにより、仕切板37と一体に形成することが可能である。また、これ以外にも、例えば、シートの導出方向を案内する部材を仕切板37に取り付けることにより、第4のシート搬送路R4の終端側にシート導出部40を設けることも可能である。
これに対して、シート導入部41は、第4のシート搬送路R4のシート導出部40から導き出されたシートを、第5のシート搬送路R5へと導き入れるものである。シート導入部41は、第5のシート搬送路R5を形成する一対の搬送路形成部材のうち、下側の搬送路形成部材に対して、シートの取り込み口を設けるとともに、シート導出部40によって第4のシート搬送路R4から導き出されたシートを上記取り込み口へと導く案内部材を、当該搬送路形成部材と一体に又は別部材として設けることにより、第5のシート搬送路R5の途中に設けられるものである。また、第5のシート搬送路R5に沿うシートの搬送方向において、シート導入部41は、第5のシート搬送路R5の最下流に配置された搬送ロール31の下流側で、かつ第2のシート搬送路R2に合流する位置よりも手前(上流側)に設けられている。シート導入部41から第5のシート搬送路R5の終端部までの区間では、第5のシート搬送路R5に取り込まれたシートが搬送ロール等によりニップされずにフリーの状態に保持されるようになっている。
一方、ジャムクリアユニット38は、第1のシート搬送路R1の全部と第4のシート搬送路R4の大部分(水平搬送路)を除く他のシート搬送路、すなわち第2のシート搬送路R2と第3のシート搬送路R3と第5のシート搬送路R5と第6のシート搬送路R6とを含む構成となっている。したがって、上側本体1Aに形成されるシート搬送路は、装置本体1にジャムクリアユニット38を差し込んだ状態では、上述のように第2のシート搬送路R2と第4のシート搬送路R4と第5のシート搬送路R5による3層構造となるが、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出した状態では、第2のシート搬送路R2と第5のシート搬送路R5によるる2層構造となる。この理由は、装置本体1にジャムクリアユニット38を差し込んだ状態では、ジャムクリアユニット38の底部と仕切板37が対向することにより、その間(ギャップ部分)に第4のシート搬送路R4が形成されるが、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出した状態では、ジャムクリアユニット38の底部と仕切板38とが対向せず、第4のシート搬送路R4が自然に開放されるためである。
続いて、上記構成からなる画像形成装置の動作について説明する。まず、画像形成に用いられるシートが、例えばシート収容トレイ2に収容されている場合は、このシート収容トレイ2に対応する呼び出しロール6及び送り出しロール7の回転により、シート収容トレイ2に収容されたシートが最上位から順に一枚ずつ送り出される。
ちなみに、シート収容トレイ3からシートを供給する場合は、このシート収容トレイ3に対応する呼び出しロール8及び送り出しロール9の回転により、シート収容トレイ3に収容されたシートを最上位から順に送り出すことになる。また、シート収容トレイ4からシートを供給する場合は、このシート収容トレイ4に対応する呼び出しロール10及び送り出しロール11の回転により、シート収容トレイ4に収容されたシートを最上位から順に送り出し、シート収容トレイ5からシートを供給する場合は、このシート収容トレイ5に対応する呼び出しロール12及び送り出しロール13の回転により、シート収容トレイ5に収容されたシートを最上位から順に送り出すことになる。また、手差しトレイ33からシートを供給する場合は、この手差しトレイ33に対応する呼び出しロール35及び送り出しロール36の回転により、手差しトレイ33にセットされたシートを送り出すことになる。
シート収容トレイ2から送り出されたシートは、第1のシート搬送路R1を搬送ロール14,17,18,19の回転により搬送されるとともに、第1のシート搬送路R1から第2のシート搬送路R2へと進んでプレレジストロール20の回転によりレジストロール21に送り込まれる。このとき、レジストロール21の回転は、プレレジストロール20によるシートの送り込みに先立って停止状態とされる。このため、プレレジストロール20によって送り込まれたシートの先端部は回転停止状態のレジストロール21のニップ部分に突き当てられる。また、この突き当て状態でプレレジストロール20によりシートを所定量だけ送り込むことにより、レジストロール21の手前でシートがループ状に撓んだ状態、すなわちシートのスキューが補正された状態となり、この状態でシートが一時停止する。
その後、潜像書き込み装置(不図示)によって感光体ドラム22の表面に書き込まれた静電潜像がトナー画像に現像されて画像転写位置に到達するタイミングに合わせて、例えばレジストロール駆動用のクラッチをオン動作させることにより、レジストロール21の回転を開始する。これにより、スキュー補正されたシートは、レジストロール21の回転にしたがって画像転写位置へと送り込まれる。そして、画像転写位置においては、レジストロール21によって送り込まれたシートが、感光体ドラム22と転写ロール23の対向部分を通過するように移動する。このとき、シートの先端が画像転写位置(感光体ドラム22と転写ロール23の対向部分)に到達するタイミングに合わせて、感光体ドラム22上のトナー画像が画像転写位置に到達し、そこで転写ロール23がトナーと逆極性の電荷を付与することにより、感光体ドラム22表面のトナー画像がシートの第1面に転写される。
その後、シートは加熱定着ロール24に送り込まれ、そこで加熱定着ロール24の加熱作用と加圧作用によりシートの第1面にトナー画像が定着される。次いで、加熱定着ロール24から送り出されたシートは、搬送ロール25の回転により排出ロール26に送り込まれるとともに、排出ロール12の回転によって排出トレイ34に排出される。以上の動作は、シートの片面に画像を形成するモード(片面モード)で適用されるものである。
両面モードの場合は、画像転写位置を経由して加熱定着ロール24から送り出されたシートが、図示しない搬送路切り替え手段により、搬送ロール25の回転にしたがって第2のシート搬送路R2から第3のシート搬送路R3へと案内され、そこで搬送ロール27の回転により反転ロール28へと送り込まれる。次に、シートは、反転ロール28にニップされたまま、反転ロール28の正回転によって第4のシート搬送路R4に取り込まれる。そして、シートの後端が、第5のシート搬送路R5への分岐位置となる反転切り替えポイントPを通過すると、シートをニップしたままの状態で反転ロール28の正回転が停止する。次いで、シートは、反転ロール28の逆回転により、それまでとは逆方向に搬送される。このとき、図示しない搬送路切り替え手段により、シートは第5のシート搬送路R5へと案内される。
その後、シートは、第5のシート搬送路R5に沿って搬送ロール29から搬送ロール30を経由して搬送ロール31に送り込まれる。次いで、シートは、搬送ロール31の回転により第2のシート搬送路R2との合流位置に到達し、そこから再びプレレジストロール20へと送り込まれる。以後、上記同様の手順でシートの第2面にトナー画像の転写及び定着が行われる。次いで、シートは、片面モードの場合と同様に搬送ロール25の回転により排出ロール26に送り込まれるとともに、排出ロール12の回転によって排出トレイ34に排出される。
また、上述した片面モード又は両面モードにおいて、シートを表裏反転して排出トレイ34に排出する場合は、画像転写位置を経由して加熱定着ロール24から送り出されたシートが、図示しない搬送路切り替え手段により、搬送ロール25の回転にしたがって第2のシート搬送路R2から第3のシート搬送路R3へと案内され、そこで搬送ロール27の回転により反転ロール28へと送り込まれる。次に、シートは、反転ロール28にニップされたまま、反転ロール28の正回転によって第4のシート搬送路R4に取り込まれる。そして、シートの後端が第6のシート搬送路R6への分岐位置を通過すると、シートをニップしたままの状態で反転ロール28の正回転が停止する。
次いで、シートは、反転ロール28の逆回転により、それまでとは逆方向に搬送される。このとき、図示しない搬送路切り替え手段により、シートは第6のシート搬送路R6へと案内される。その後、シートは、搬送ロール32の回転により第6のシート搬送路R6に沿って搬送される。次いで、シートは、第2のシート搬送路R2との合流位置で排出ロール26に取り込まれ、この排出ロール26の回転によって排出トレイ34に排出される。
また、第4のシート搬送路R4よりも長いシートを両面モードで搬送する場合は、上述のように第1のシート搬送路R1、第2のシート搬送路R2及び第3のシート搬送路R3を順に経由して搬送されたシート(第1面に画像が形成されたシート)が、反転ロール28の正回転によって第4のシート搬送路R4に取り込まれる。その際、反転ロール28にニップされたシートの後端が、第5のシート搬送路R5への分岐位置となる反転切り替えポイントPに達する前に、当該シートの反対側の端部が第4のシート搬送路R4の終端側(奥側)へと移動し、そこに設けられたシート導出部40によってシートの端部がシート導入部41へと導き出される。さらに、こうして導き出されたシートは、シート導入部41によって第5のシート搬送路R5に導き入れられ、そのまま第5のシート搬送路R5に沿って搬送方向の下流側に取り込まれる。
したがって、上述のように反転ロール28にニップされたシートの後端が、第5のシート搬送路R5への分岐位置となる反転切り替えポイントに到達した時点(反転ロール28の正回転が停止する時点)では、シート導出部40とシート導入部41に案内されてシートが第4のシート搬送路R4と第5のシート搬送路R5に跨って配置されることになる。また、この状態から反転ロール28が逆回転を開始すると、第4のシート搬送路R4の終端側では、一旦、第5のシート搬送路R5に取り込まれたシートが接続部39を介して第4のシート搬送路R4に引き戻され、第4のシート搬送路R4の始端側では、反転切り替えポイントPを境にしてシートが第4のシート搬送路R4から第5のシート搬送路R5へと送り込まれる。
こうしたシート反転動作により、第5のシート搬送路R5の一部、すなわちシート導入部41が設けられた位置から第5のシート搬送路R5の終端部までの区間を、シート反転用の搬送路として兼用することができる。したがって、マシンサイズを拡大したり反転搬送路を波形に形成したりしなくても、シート反転のための搬送路長を長く確保することができる。また、第4のシート搬送路R4より長いシートであっても、反転ロール28で反転させることができる。また、画像形成装置の両面モードでは、より長いシートの搬送に対応することができる。
また、本実施形態においては、主搬送路(第2のシート搬送路R2)を上層、再搬送路(第5のシート搬送路R5)を中層、反転搬送路(第4のシート搬送路R4)を下層とした3層構造でシート搬送路を形成しているため、従来装置(図3参照)のように主搬送路を上層、反転搬送路を中層、再搬送路を下層した3層構造でシート搬送路を形成する場合に比較して、反転切り替えポイントPの位置を装置(マシン)の端に寄せて設定することが可能となる。すなわち、反転搬送路を中層とし、再搬送路を下層とした場合は、主搬送路と反転搬送路の間(上段)と、反転搬送路と再搬送路の間(下段)で、それぞれ搬送路をカーブさせる必要があるため、中層の反転搬送路を基準に考えると、搬送路を上下2段でカーブさせることになる。しかも、それぞれの搬送カーブは、厚紙などの搬送性を考えて緩やかな曲線で形成する必要がある。このため、反転切り替えポイントPの位置が装置の内側(中心側)に寄ってしまい、その分だけ反転搬送路の長さが短くなる。
これに対して、再搬送路を中層とし、反転搬送路を下層とした場合は、上述のように上下2段で搬送路をカーブさせる必要がなく、上層の主搬送路から下層の反転搬送路に向かって搬送路をカーブさせ、そこから中層の再搬送路に向かって搬送路を上方に戻すかたちでカーブさせることになる。このため、反転搬送路を中層とする場合に比較すると、反転切り替えポイントPの位置を装置(マシン)の端に寄せて設定することができる。したがって、シート反転のための搬送路を長く確保するうえで有利になる。また、主搬送路から反転搬送路に向かう搬送路のカーブと、反転搬送路から再搬送路に向かう搬送路のカーブを、それぞれ緩やかな曲線で形成することができる。
また、本実施形態の画像形成装置では、画像形成動作中にシートのジャムが発生すると、上述したシート搬送路R1〜R6のうち、いずれかの箇所にジャムシートが停止した状態となる。このとき、プレレジストロール20から画像転写位置を経由して排出ロール26に至る第2のシート搬送路R2(主搬送路)の途中にジャムシートが停止していた場合は、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出して第2のシート搬送路R2を上側に開放することにより、第2のシート搬送路R2からジャムシートを取り除くことができる。
また、第4のシート搬送路R4にジャムシートが停止していた場合は、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出すことで、ジャムクリアユニット38の底部と仕切板37との位置関係がユニット引き出し方向に大きくずれる。このため、第4のシート搬送路R4を形成するジャムクリアユニット37の底部が装置外部に露出した状態となる。したがって、第4のシート搬送路R4にジャムシートが停止した場合は、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出すだけで、第4のシート搬送路R4からジャムシートを取り除くことができる。
また、第5のシート搬送路R5にジャムシートが停止していた場合は、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出した後、第5のシート搬送路R5を形成する下側の搬送路形成部材(不図示)を開いて第5のシート搬送路R5を下側に開放させることにより、第5のシート搬送路R5からジャムシートを取り除くことができる。したがって、3層構造をなすシート搬送路R2,R4,R5のいずれの箇所にジャムシートが停止した場合でも、各々のシート搬送路R2,R4,R5を適宜開放してジャムシートを取り除くことができる。このため、低コスト化や省スペース化に有利な1ユニット構造を採用しても、良好なジャムクリア性を実現することができる。
また、反転手段となる反転ロール28を、反転搬送路となる第4のシート搬送路R4の入口部分に配置しているため、反転手段で反転中に停止したジャムシートを取り除く場合に、装置本体1からジャムクリアユニット38を引き出すことで、ジャムシートが反転手段から垂れ下がった状態となる。したがって、反転搬送路からのジャムシートの除去作業が容易になる。
また、再搬送路(第5のシート搬送路R5)を形成する下側の搬送路形成部材を兼用して反転搬送路(第4のシート搬送路R4)を形成することにより、部品点数を削減することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の主要部を示す拡大図である。 従来の画像形成装置の構成例を示す概略図である。
符号の説明
1…装置本体、22…感光体ドラム、23…転写ロール、24…加熱定着ロール、28…反転ロール、29〜31…搬送ロール、37…仕切板、38…ジャムクリアユニット、39…接続部、40…シート導出部、41…シート導入部、R2…第2のシート搬送路(主搬送路)、R4…第4のシート搬送路(反転搬送路)、R5…第5のシート搬送路(再搬送路)

Claims (4)

  1. 搬送されるシートに所定の処理を行なうシート処理位置を通過するようにシートを搬送するための主搬送路と、
    前記主搬送路に沿って搬送されたシートを反転させるための反転搬送路と、
    前記反転搬送路で反転させたシートを再び前記主搬送路に送り込むための再搬送路と、
    前記反転搬送路の終端側を前記再搬送路の途中に接続する接続部と
    を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記接続部は、前記反転搬送路の終端側に設けられたシート導出部と、前記シート導出部に対応して前記再搬送路の途中に設けられたシート導入部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記主搬送路を上層、前記再搬送路を中層、前記反転搬送路を下層とした3層構造でシート搬送路を形成してなる
    ことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  4. 請求項1、2又は3記載のシート搬送装置を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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