JP5306326B2 - プローブウエハ、プローブ装置、および、試験システム - Google Patents

プローブウエハ、プローブ装置、および、試験システム Download PDF

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Description

本発明は、プローブウエハ、プローブ装置、および、試験システムに関する。本発明は、特に、複数の半導体チップが形成される半導体ウエハと電気的に接続するプローブウエハに関する。
半導体チップの試験において、複数の半導体チップが形成された半導体ウエハの状態で、各半導体チップの良否を試験する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。当該装置は、複数の半導体チップと一括して電気的に接続可能なプローブカードを備えることが考えられる。
プローブカードは、試験装置の試験基板と、半導体ウエハとの間に配置される。ここで、試験基板における端子配列間隔と、半導体ウエハにおける端子配列間隔とが異なる場合、プローブカードに当該端子配列間隔を吸収する機能を持たせることが考えられる。例えば、プローブカードの表面および裏面において異なる間隔で端子を配置して試験基板および半導体ウエハと電気的に接続する。そして、プローブカード内で、表面および裏面の対応する端子を接続することが考えられる。
特開2002−222839号公報 国際公開第2003/062837号パンフレット
一般にプローブカードは、プリント基板等を用いて形成される(例えば、特許文献2参照)。当該プリント基板に複数のプローブピンを形成することで、複数の半導体チップと一括して電気的に接続することができる。
しかし、半導体ウエハとプリント基板とは熱膨張率が異なるので、試験時における半導体チップの発熱、加熱試験時、または、冷却試験等により温度が変動すると、半導体チップとプローブカードとの間の電気的な接続がはずれることも考えられる。係る課題は、大面積の半導体ウエハに形成される半導体チップの試験時に、より顕著となる。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるプローブウエハ、プローブ装置、および、試験システムを提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、複数の半導体チップが形成された半導体ウエハと電気的に接続するプローブウエハであって、ウエハ接続面、および、ウエハ接続面の裏面に形成される装置接続面を有するピッチ変換用ウエハ基板と、ピッチ変換用ウエハ基板のウエハ接続面に形成され、それぞれの半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、ウエハ基板の装置接続面に、複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、外部の装置と電気的に接続する複数の装置側接続端子と、対応するウエハ側接続端子および装置側接続端子を電気的に接続する複数の伝送路とを備えるプローブウエハを提供する。
本発明の第2の形態においては、複数の半導体チップが形成された半導体ウエハと電気的に接続するプローブ装置であって、半導体ウエハと電気的に接続されるピッチ変換用のプローブウエハと、ピッチ変換用のプローブウエハと電気的に接続される回路形成用のプローブウエハとを備え、ピッチ変換用のプローブウエハは、ピッチ変換用のウエハ基板と、ピッチ変換用のウエハ基板の半導体ウエハと対向する面に形成され、それぞれの半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、ピッチ変換用のウエハ基板の回路形成用のプローブウエハと対向する面に、複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、回路形成用のプローブウエハと電気的に接続する複数の第1の中間接続端子と、対応するウエハ側接続端子および第1の中間接続端子を電気的に接続する複数の伝送路とを有し、回路形成用のプローブウエハは、ピッチ変換用のウエハ基板の複数の第1の中間接続端子が形成される面と対向して設けられる回路形成用のウエハ基板と、回路形成用のウエハ基板に形成され、複数の第1の中間接続端子と一対一に対応して設けられ、対応する第1の中間接続端子と電気的に接続される複数の第2の中間接続端子と、それぞれの半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する半導体チップに与えるべき信号を生成し、中間接続端子およびウエハ側接続端子を介して、対応する半導体チップに信号を供給する複数の回路部とを有するプローブ装置を提供する。
本発明の第3の形態においては、半導体ウエハに形成された複数の半導体チップを試験する試験システムであって、それぞれの半導体チップに供給する試験信号を出力する信号生成部と、信号生成部から受け取った試験信号をそれぞれの半導体チップに供給するプローブウエハと、それぞれの半導体チップが試験信号に応じて出力する応答信号を、プローブウエハを介して受け取り、応答信号に基づいてそれぞれの半導体チップの良否を判定する判定部とを備え、プローブウエハは、ウエハ接続面、および、ウエハ接続面の裏面に形成される装置接続面を有するピッチ変換用ウエハ基板と、ピッチ変換用ウエハ基板のウエハ接続面に形成され、それぞれの半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、ウエハ基板の装置接続面に、複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、信号生成部と電気的に接続する複数の装置側接続端子と、対応するウエハ側接続端子および装置側接続端子を電気的に接続する複数の伝送路とを有する試験システムを提供する。
本発明の第4の形態においては、半導体ウエハに形成された複数の半導体チップを試験する試験システムであって、それぞれの半導体チップに供給する試験信号を出力する信号生成部と、信号生成部から受け取った試験信号をそれぞれの半導体チップに供給するプローブ装置と、それぞれの半導体チップが試験信号に応じて出力する応答信号を、プローブ装置を介して受け取り、応答信号に基づいてそれぞれの半導体チップの良否を判定する判定部とを備え、プローブ装置は、半導体ウエハと電気的に接続されるピッチ変換用のプローブウエハと、ピッチ変換用のプローブウエハと電気的に接続される回路形成用のプローブウエハとを有し、ピッチ変換用のプローブウエハは、ピッチ変換用のウエハ基板と、ピッチ変換用のウエハ基板の半導体ウエハと対向する面に形成され、それぞれの半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、ピッチ変換用のウエハ基板の回路形成用のプローブウエハと対向する面に、複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、回路形成用のプローブウエハと電気的に接続する複数の第1の中間接続端子と、対応するウエハ側接続端子および第1の中間接続端子を電気的に接続する複数の伝送路とを含み、回路形成用のプローブウエハは、ピッチ変換用のウエハ基板の複数の第1の中間接続端子が形成される面と対向して設けられる回路形成用のウエハ基板と、回路形成用のウエハ基板に形成され、複数の第1の中間接続端子と一対一に対応して設けられ、対応する第1の中間接続端子と電気的に接続される複数の第2の中間接続端子と、それぞれの半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、中間接続端子およびウエハ側接続端子を介して、対応する半導体チップを試験する複数の回路部とを含む試験システムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
一つの実施形態に係る試験システム400の構成例を示す図である。 プローブウエハ100の側面図の一例である。 プローブウエハ100を有するプローブ装置200の構成例を示す断面図である。 制御装置10の構成例を示す概念図である。 プローブウエハ100の側面図の他例を示す図である。 プローブウエハ100の他の構成を示す図である。 試験システム400の他の構成例を示す図である。 ピッチ変換用のプローブウエハ100−1および回路形成用のプローブウエハ100−2を有するプローブ装置200の構成例を示す断面図である。 回路部110の構成例を示す図である。 試験回路120の機能構成例を示すブロック図である。 試験回路120の他の構成例を示す図である。
符号の説明
10・・・制御装置、12・・・メインフレーム、14・・・テストヘッド、100・・・プローブウエハ、102・・・ウエハ接続面、104・・・装置接続面、111・・・ウエハ基板、112・・・ウエハ側接続端子、113・・・第1の中間接続端子、114・・・装置側接続端子、115・・・第2の中間接続端子、116・・・スルーホール、117・・・配線、118・・・切替部、119・・・パッド、120・・・試験回路、122・・・パターン発生部、124・・・パターンメモリ、126・・・期待値メモリ、128・・・フェイルメモリ、130・・・波形成形部、132・・・ドライバ、134・・・コンパレータ、136・・・タイミング発生部、138・・・論理比較部、140・・・特性測定部、142・・・電源供給部、150・・・パッド、160・・・スイッチ、170・・・切替部、200・・・プローブ装置、210・・・ウエハトレイ、212・・・保持部材、220・・・ウエハ側メンブレン、222・・・バンプ、230・・・ウエハ側PCR、240・・・装置側PCR、250・・・装置側メンブレン、252・・・バンプ、260・・・装置基板、270・・・中間PCR、280・・・中間メンブレン、282・・・バンプ、300・・・半導体ウエハ、310・・・半導体チップ、400・・・試験システム
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一つの実施形態に係る試験システム400の構成例を示す図である。試験システム400は、試験対象の半導体ウエハ300に形成された複数の半導体チップ310を試験するシステムであって、プローブウエハ100および制御装置10を備える。なお図1では、半導体ウエハ300およびプローブウエハ100の斜視図の一例を示す。
半導体ウエハ300は、例えば円盤状の半導体基板であってよい。より具体的には、半導体ウエハ300はシリコン、化合物半導体、その他の半導体基板であってよい。また、半導体チップ310は、半導体ウエハ300において露光等の半導体プロセスを用いて形成されてよい。
プローブウエハ100は、半導体ウエハ300と、制御装置10とを電気的に接続する。より具体的には、プローブウエハ100は、制御装置10の各端子と、半導体ウエハ300に形成された各端子との間に配置され、制御装置10および半導体ウエハ300において対応する端子を電気的に接続する。本例のプローブウエハ100は、図2において後述するように、ピッチ変換用ウエハ基板111および複数のウエハ側接続端子112を有する。
制御装置10は、プローブウエハ100を介して、半導体ウエハ300のそれぞれの半導体チップ310を試験する。例えば制御装置10は、プローブウエハ100を介して、それぞれの半導体チップ310に試験信号を供給してよい。また、制御装置10は、それぞれの半導体チップ310が試験信号に応じて出力する応答信号を、プローブウエハ100を介して受け取り、応答信号に基づいてそれぞれの半導体チップ310の良否を判定してよい。
図2は、プローブウエハ100の側面図の一例である。図1および図2に示すように、プローブウエハ100は、ピッチ変換用ウエハ基板111、ウエハ側接続端子112、装置側接続端子114、スルーホール116、パッド150、および、配線117を有する。
ピッチ変換用ウエハ基板111は、半導体ウエハ300の基板と同一の半導体材料で形成される。例えばピッチ変換用ウエハ基板111は、シリコン基板であってよい。また、ピッチ変換用ウエハ基板111は、半導体ウエハ300の基板と略同一の熱膨張率を有する半導体材料で形成されてもよい。また、ピッチ変換用ウエハ基板111は、図2に示すように、ウエハ接続面102、および、ウエハ接続面102の裏面に形成される装置接続面104を有する。ウエハ接続面102は、図1に示した半導体ウエハ300と対向して形成され、装置接続面104は、図1に示した制御装置10と対向して形成される。
また、ピッチ変換用ウエハ基板111は、半導体ウエハ300の半導体チップ310が形成される面と、略同一の形状に形成されたウエハ接続面を有する。ウエハ接続面は、半導体ウエハの面と略同一の直径の円形状を有してよい。ピッチ変換用ウエハ基板111は、ウエハ接続面が半導体ウエハ300と対向するように配置される。また、ピッチ変換用ウエハ基板111は、半導体ウエハ300より大きい直径の円盤状の半導体基板であってもよい。
複数のウエハ側接続端子112は、ピッチ変換用ウエハ基板111のウエハ接続面102に形成される。また、ウエハ側接続端子112は、それぞれの半導体チップ310に対して少なくとも一つずつ設けられる。例えばウエハ側接続端子112は、それぞれの半導体チップ310のそれぞれの入出力端子に対して、一つずつ設けられてよい。つまり、それぞれの半導体チップ310が複数の入出力端子を有する場合、ウエハ側接続端子112は、それぞれの半導体チップ310に対して複数個ずつ設けられてよい。
それぞれのウエハ側接続端子112は、半導体ウエハ300におけるそれぞれの入出力端子と同一の間隔で設けられ、対応する半導体チップ310の入出力端子と電気的に接続される。なお、電気的に接続するとは、2つの部材間で電気信号を伝送可能となる状態を指してよい。例えば、ウエハ側接続端子112および半導体チップ310の入出力端子は、直接に接触、または、他の導体を介して間接的に接触することで、電気的に接続されてよい。また、ウエハ側接続端子112および半導体チップ310の入出力端子は、容量結合(静電結合)または誘導結合(磁気結合)等のように、非接触の状態で電気的に接続されてもよい。また、ウエハ側接続端子112および半導体チップ310の入出力端子の間の伝送線路の一部が、光学的な伝送線路であってもよい。
複数の装置側接続端子114は、ピッチ変換用ウエハ基板111の装置接続面104に形成され、制御装置10と電気的に接続される。また、装置側接続端子114は、複数のウエハ側接続端子112と一対一に対応して設けられる。ここで、装置側接続端子114は、制御装置10の端子と同一の間隔で設けられる。このため図2に示すように、装置側接続端子114は、ウエハ側接続端子112とは異なる間隔で設けられてよい。
スルーホール116、パッド150、および配線117は、ピッチ変換用ウエハ基板111に形成され、対応するウエハ側接続端子112および装置側接続端子114を電気的に接続する。例えば、パッド150は、装置接続面104において、ウエハ側接続端子112と対向する位置に設けられる。スルーホール116は、一端がウエハ側接続端子112に接続され、他端がパッド150に接続されるように、ピッチ変換用ウエハ基板111を貫通して形成される。また、配線117は、装置接続面104において、パッド150および装置側接続端子114を電気的に接続する。このような構成により、配列間隔が異なる装置側接続端子114およびウエハ側接続端子112を電気的に接続する。
例えば、ウエハ側接続端子112は、半導体チップ310の各入力端子と電気的に接続するべく、各入力端子と同一の間隔で配置される。このため、ウエハ側接続端子112は、例えば図1に示すように、半導体チップ310毎に予め定められた領域に、微小な間隔で設けられる。
これに対し、それぞれの装置側接続端子114は、一つの半導体チップ310に対応する複数のウエハ側接続端子112の間隔より広い間隔で設けられてよい。例えば装置側接続端子114は、装置接続面104の面内において、装置側接続端子114の分布が略均等となるように等間隔に配置されてよい。
本例のプローブウエハ100は、ピッチ変換用ウエハ基板111が、半導体ウエハ300の基板と同一の半導体材料で形成されるので、周囲温度が変動したような場合であっても、プローブウエハ100と半導体ウエハ300との間の電気的な接続を良好に維持することができる。このため、例えば半導体ウエハ300を加熱して試験を行うような場合であっても、半導体ウエハ300を精度よく試験することができる。
また、ピッチ変換用ウエハ基板111が半導体材料で形成されるので、ピッチ変換用ウエハ基板111に多数のウエハ側接続端子112等を容易に形成することができる。例えば、露光等を用いた半導体プロセスにより、ウエハ側接続端子112、装置側接続端子114、スルーホール116、および、配線117を容易に形成することができる。このため、多数の半導体チップ310に対応する多数のウエハ側接続端子112等を、ピッチ変換用ウエハ基板111に容易に形成することができる。また、プローブウエハ100の端子は、導電材料をメッキ、蒸着等することでピッチ変換用ウエハ基板111に形成されてよい。
なお本例では、プローブウエハ100を、試験システム400に用いる例を説明したが、プローブウエハ100の用途は、試験システム400に限定されない。例えば、半導体ウエハ300に形成された状態で複数の半導体チップ310が電気機器等に使用される場合、プローブウエハ100は、当該電気機器等に実装されて、半導体ウエハ300と電気的に接続されてもよい。
図3は、プローブウエハ100を有するプローブ装置200の構成例を示す断面図である。本例では、プローブ装置200の各構成要素を離間させた図を用いて説明するが、プローブ装置200の各構成要素は、図3の上下方向において隣り合う他の構成要素と接触して配置される。プローブ装置200は、半導体ウエハ300を保持して、プローブウエハ100および半導体ウエハ300を電気的に接続させる。
プローブ装置200は、ウエハトレイ210、ウエハ側メンブレン220、ウエハ側PCR230、プローブウエハ100、装置側PCR240、装置側メンブレン250、および、装置基板260を有する。ウエハトレイ210は半導体ウエハ300を保持する。例えばウエハトレイ210は、半導体ウエハ300の端子312が形成されていない面と対向して配置される。また、ウエハトレイ210は、半導体ウエハ300を保持する保持部材212を有してよい。
保持部材212は、半導体ウエハ300をウエハトレイ210に係止する係止部材であってよい。また保持部材212は、半導体ウエハ300をウエハトレイ210に吸着してもよい。この場合、ウエハトレイ210には貫通孔が形成されており、保持部材212は、当該貫通孔を介して半導体ウエハ300をウエハトレイ210に吸着してよい。
ウエハ側メンブレン220は、半導体ウエハ300およびウエハ側PCR230の間に配置され、半導体ウエハ300およびウエハ側PCR230を電気的に接続する。ウエハ側メンブレン220は、絶縁材料で形成されたシートの表裏を貫通する、複数の導電体のバンプ222が設けられる。バンプ222は、半導体ウエハ300における各半導体チップ310の各端子と電気的に接続する。バンプ222は、プローブウエハ100のウエハ側接続端子112と同一の配置で設けられてよい。
ウエハ側PCR230は、ウエハ側メンブレン220およびプローブウエハ100の間に配置され、ウエハ側メンブレン220のバンプ222と、プローブウエハ100のウエハ側接続端子112とを電気的に接続する。ウエハ側PCR230は、バンプ222およびウエハ側接続端子112により押圧されることでバンプ222およびウエハ側接続端子112を電気的に接続する、異方性導電膜で形成されたシートであってよい。
装置側PCR240は、プローブウエハ100および装置側メンブレン250の間に配置され、プローブウエハ100の装置側接続端子114と、装置側メンブレン250のバンプ252とを電気的に接続する。装置側PCR240は、装置側接続端子114およびバンプ252により押圧されることで装置側接続端子114およびバンプ252を電気的に接続する、異方性導電膜で形成されたシートであってよい。
装置側メンブレン250は、装置側PCR240および装置基板260の間に配置され、装置側PCR240および装置基板260を電気的に接続する。装置側メンブレン250は、絶縁材料で形成されたシートの表裏を貫通する複数の導電体のバンプ252が設けられる。バンプ252は、装置基板260における各端子と電気的に接続する。バンプ252は、プローブウエハ100の装置側接続端子114と同一の配置で設けられてよい。
装置基板260は、ウエハトレイ210から装置側メンブレン250までの構成が固定される。例えば、ネジ止め、真空吸着等により、ウエハトレイ210から装置基板260までの構成を固定してよい。また、装置基板260は、制御装置10と、装置側メンブレン250の各バンプ252とを電気的に接続する。装置基板260は、プリント基板であってよい。
なお、それぞれのメンブレンは、メンブレンを介して電気的に接続される端子(パッド)の面積が小さいか、または、端子がアルミ膜等であり、表面に酸化膜が形成されるような場合に有効となる。このため、メンブレンを介して電気的に接続される端子の面積が十分に大きいような場合、メンブレンを省略してもよい。例えば、装置基板260の端子は、大面積且つ金メッキ等にすることが容易であるので、プローブ装置200は、装置側メンブレン250を有さずともよい。
このような構成により、プローブウエハ100および半導体ウエハ300を電気的に接続することができる。また、プローブウエハ100および制御装置10を電気的に接続することができる。なお、ウエハ側メンブレン220は、半導体ウエハ300の基板と同程度の熱膨張率を有する材料で形成されることが好ましい。また、装置側メンブレン250は、ピッチ変換用ウエハ基板111と同程度の熱膨張率を有する材料で形成されることが好ましい。
図4は、制御装置10の構成例を示す概念図である。制御装置10は、メインフレーム12およびテストヘッド14を有する。メインフレーム12は、テストヘッド14を制御して、半導体ウエハ300のそれぞれの半導体チップ310を試験させる。テストヘッド14は、メインフレーム12からの制御に応じて試験信号を生成して、プローブ装置200を介してそれぞれの半導体チップ310に供給する。例えばテストヘッド14は、それぞれの半導体チップ310に対して同一の試験信号を供給してよい。
また、テストヘッド14は、プローブ装置200を介してそれぞれの半導体チップ310の応答信号を受け取る。テストヘッド14は、それぞれの応答信号に基づいて、それぞれの半導体チップ310の良否を判定してよい。テストヘッド14は、それぞれの半導体チップ310の良否判定結果を、メインフレーム12に伝送してよい。このような構成により、半導体チップ310を試験することができる。
なお、図4においては、メインフレーム12およびテストヘッド14を別個の装置として示しているが、メインフレーム12およびテストヘッド14は、一体の装置であってもよい。例えば、制御装置10が有するテストリソースが少ない場合、メインフレーム12およびテストヘッド14を一つの筐体に格納することができる。
図5は、プローブウエハ100の側面図の他例を示す図である。本例におけるプローブウエハ100は、図2に関連して説明したプローブウエハ100の構成に加え、スイッチ160を更に有する。
スイッチ160は、パッド150と、装置側接続端子114との間に形成され、パッド150および装置側接続端子114とを配線117を介して接続するか否かを切り替える。スイッチ160は、半導体プロセスで形成されるトランジスタにより、当該接続を切り替えてよい。
スイッチ160は、全ての装置側接続端子114に対して設けられてよく、また、一部の装置側接続端子114に対して設けられてもよい。このような構成により、制御装置10と、半導体チップ310とを電気的に接続するか否かを、半導体チップ310のピン毎に切り替えることができる。
また、装置側接続端子114の少なくとも一つは、制御装置10から、半導体チップ310に供給すべき電源電力を受け取ってよい。例えば、半導体チップ310毎に、少なくとも一つの装置側接続端子114が、制御装置10から電源電力を受け取ってよい。これらの装置側接続端子114に対応するウエハ側接続端子112は、スルーホール116を介して電源電力を受け取り、対応する半導体チップ310に電源電力を供給する。
なお、電源電力を受け取る装置側接続端子114に対応するスルーホール116には、信号を伝送する他のスルーホール116とは異なる導電材料が充填されてよい。例えば、電源電力を伝送するスルーホール116は、高周波の信号を精度よく伝送せずともよいので、他のスルーホール116よりも、高周波特性が比較的に低い導電材料を充填してよい。例えば、電源電力を伝送するスルーホール116には銅が充填されてよく、他のスルーホール116には金が充填されてよい。
図6は、プローブウエハ100の他の構成を示す図である。図6においては、プローブウエハ100の装置接続面104を示す。本例におけるプローブウエハ100は、図2に関連して説明したプローブウエハ100の構成に加え、切替部170を更に有する。
切替部170は、それぞれの装置側接続端子114を、いずれのパッド150に接続するかを切り替える。例えば切替部170は、それぞれの装置側接続端子114、および、それぞれのパッド150と配線117を介して接続される。そして、それぞれの装置側接続端子114に対応する配線117を、いずれのパッド150に対応する配線117に電気的に接続するかを切り替えてよい。例えば切替部170は、複数のトランジスタを用いて、これらの配線117の接続を切り替えてよい。
なお図6では、一つの切替部170が全ての配線117の接続を制御する例を示したが、他の例では、複数の切替部170を用いて配線117の接続を制御してもよい。例えば、プローブウエハ100を所定の領域毎に分割して、それぞれの切替部170は、対応する領域内における配線117の接続を制御してもよい。複数の切替部170は、複数の半導体チップ310に対応して設けられ、それぞれの切替部170は、各半導体チップ310に対応するウエハ側接続端子112および装置側接続端子114との接続を切り替えてよい。
また、パッド150、配線117、および、切替部170は、ウエハ接続面102に設けられてもよい。この場合、スルーホール116は、一端が装置側接続端子114に接続され、他端がパッド150に接続される。また、配線117は、それぞれのパッド150、および、それぞれのウエハ側接続端子112を切替部170に接続する。切替部170は、それぞれのパッド150を、いずれのウエハ側接続端子112に接続するかを切り替える。
一般に、複数の装置側接続端子114に接続される制御装置10の複数の試験モジュールに対しては、その機能に応じて、テストヘッド14のいずれのスロットに配置すべきかが定められる。例えば、電源供給モジュールとして機能する試験モジュールは、半導体チップ310の電源ピンに対応する装置側接続端子114に接続すべく、当該装置側接続端子114に対応するスロットに配置される。
これに対し、本例のプローブウエハ100は、複数の装置側接続端子114と、複数のウエハ側接続端子112との接続関係を変更することができる。このため、任意のスロットに配置されたそれぞれの試験モジュールを、切替部170における設定を変更することで、半導体チップ310の所定の端子312に接続することができる。つまり、本例の試験システム400は、テストヘッド14の設計の自由度を高めることができる。
図7は、試験システム400の他の構成例を示す図である。本例の試験システム400は、ピッチ変換用のプローブウエハ100−1、回路形成用のプローブウエハ100−2、および、制御装置10を備える。プローブウエハ100−1は、半導体ウエハ300と、プローブウエハ100−2との間に設けられる。また、プローブウエハ100−2は、プローブウエハ100−1と、制御装置10との間に設けられる。プローブウエハ100−1およびプローブウエハ100−2のそれぞれは、半導体ウエハ300の半導体チップ310が形成される面と略同一の直径の円形状に形成された面を有してよい。
プローブウエハ100−1は、図1から図6に関連して説明したプローブウエハ100と同一の機能および構成を有してよい。ただし、プローブウエハ100−1の装置接続面104には、複数の装置側接続端子114に代えて、複数の第1の中間接続端子が形成され、第1の中間接続端子を介してプローブウエハ100−2と電気的に接続される。第1の中間接続端子の構造は、装置側接続端子114と同一であってよい。
プローブウエハ100−2は、回路形成用のウエハ基板111−2、複数の回路部110、複数の第2の中間接続端子115、および、複数の装置側接続端子を有する。ウエハ基板111−2は、プローブウエハ100−1のピッチ変換用の基板111−1と同一の材料で形成されてよい。
複数の第2の中間接続端子115は、ウエハ基板111−2においてプローブウエハ100−1と対向する面に形成される。複数の第2の中間接続端子115は、プローブウエハ100−1の第1の中間接続端子と一対一に対応して設けられ、それぞれ対応する第1の中間接続端子と電気的に接続される。プローブウエハ100−2は、第2の中間接続端子115を介して、プローブウエハ100−1と信号を受け渡す。
複数の装置側接続端子は、図1から図6に関連して説明した装置側接続端子114と同様に、制御装置10と電気的に接続される。また、それぞれの装置側接続端子は、対応する第2の中間接続端子115と、スルーホール等を介して電気的に接続される。
回路部110は、それぞれの半導体チップ310に対して少なくとも一つずつ設けられる。それぞれの回路部110は、ウエハ基板111−2に形成され、第2の中間接続端子115、および、プローブウエハ100−1を介して、対応する半導体チップ310と信号を受け渡す。また、それぞれの回路部110は、装置側接続端子を介して、制御装置10と信号を受け渡す。
それぞれの回路部110は、対応する半導体チップ310を試験する試験信号を生成して、半導体チップ310に供給してよい。また、それぞれの回路部110は、対応する半導体チップ310が出力する応答信号を受け取ってよい。それぞれの回路部110は、それぞれの応答信号の論理パターンと、予め定められた期待値パターンとを比較することで、それぞれの半導体チップ310の良否を判定してよい。
それぞれの回路部110は、図4に示したメインフレーム12およびテストヘッド14の機能の全て若しくは一部を有してよい。このような構成により、制御装置10の規模を低減することができる。例えば制御装置10は、回路部110に対して試験の開始等のタイミングを通知する機能、回路部110における試験結果を読み出す機能、回路部110および半導体チップ310の駆動電力を供給する機能の各機能を有すればよい。
また、ウエハ基板111−2が半導体材料で形成されるので、ウエハ基板111−2に高密度の回路部110を容易に形成することができる。例えば、露光等を用いた半導体プロセスにより、ウエハ基板111に高密度の回路部110を容易に形成することができる。このため、多数の半導体チップ310に対応する多数の回路部110を、ウエハ基板111に容易に形成することができる。
以上説明したように、本例の試験システム400によれば、温度変動等による端子間の接触不良を低減することができる。また、試験システム400の規模を低減することができる。また、ピッチ変換用のプローブウエハ100−1および回路形成用のプローブウエハ100−2を設けるので、例えば、試験内容が同一で、端子間隔が異なる半導体ウエハ300を試験する場合、回路形成用のプローブウエハ100−2を共通に用い、ピッチ変換用のプローブウエハ100−1を交換すればよいので、試験コストを低減することができる。
図8は、ピッチ変換用のプローブウエハ100−1および回路形成用のプローブウエハ100−2を有するプローブ装置200の構成例を示す断面図である。本例では、プローブ装置200の各構成要素を離間させた図を用いて説明するが、プローブ装置200の各構成要素は、図8の上下方向において隣り合う他の構成要素と接触して配置される。
プローブ装置200は、ウエハトレイ210、ウエハ側メンブレン220、ウエハ側PCR230、プローブウエハ100、装置側PCR240、装置側メンブレン250、中間PCR270、中間メンブレン280、および、装置基板260を有する。ウエハトレイ210は半導体ウエハ300を保持する。
ウエハトレイ210、ウエハ側メンブレン220、および、ウエハ側PCR230は、図3に関連して説明したウエハトレイ210、ウエハ側メンブレン220、および、ウエハ側PCR230と同一の機能および構造を有してよい。なお、ウエハ側PCR230は、ウエハ側メンブレン220と、プローブウエハ100−1との間に配置され、ウエハ側メンブレン220のバンプ222と、プローブウエハ100−1におけるウエハ側接続端子112とを電気的に接続する。
また、プローブウエハ100−1は、中間PCR270と対向する面に、複数の第1の中間接続端子113を有する。それぞれの第1の中間接続端子113は、図2に関連して説明した装置側接続端子114と同様に、スルーホール116を介して、対応するウエハ側接続端子112と電気的に接続されてよい。また、複数の第1の中間接続端子113は、後述する第2の中間接続端子115と同一の配置で設けられる。また、第1の中間接続端子113は、ウエハ側接続端子112とは異なる配置で設けられてよい。
中間PCR270は、プローブウエハ100−1と、中間メンブレン280との間に配置され、プローブウエハ100−1における第1の中間接続端子113と、中間メンブレン280のバンプ282とを電気的に接続する。中間PCR270は、第1の中間接続端子113およびバンプ282により押圧されることで第1の中間接続端子113およびバンプ282を電気的に接続する、異方性導電膜で形成されたシートであってよい。
中間メンブレン280は、中間PCR270と、プローブウエハ100−2との間に配置され、中間PCR270とプローブウエハ100−2とを電気的に接続する。中間メンブレン280は、絶縁材料で形成されたシートの表裏を貫通する複数の導電体のバンプ282が設けられる。バンプ282は、プローブウエハ100−2における第2の中間接続端子115と電気的に接続する。バンプ282は、プローブウエハ100−2の第2の中間接続端子115と同一の配置で設けられてよい。
また、プローブウエハ100−2は、ウエハ基板111−2において中間メンブレン280と対応する面に、複数の第1の中間接続端子113と一対一に対応して設けられた複数の第2の中間接続端子115を有する。それぞれの第2の中間接続端子115は、ウエハ基板111−2を貫通して形成されるスルーホールを介して、対応する装置側接続端子114と電気的に接続されてよい。第2の中間接続端子115は、装置側接続端子114と同一の配置で設けられてよい。
装置側PCR240、装置側メンブレン250、および、装置基板260は、図3に関連して説明した装置側PCR240、装置側メンブレン250、および、装置基板260と同一の機能および構造を有してよい。なお、装置側PCR240は、プローブウエハ100−2と、装置側メンブレン250との間に配置され、プローブウエハ100−2と、装置側メンブレン250とを電気的に接続する。このような構成により、2つのプローブウエハ100を用いて半導体ウエハ300を試験することができる。
なお、図3に関連して説明したように、本例のプローブ装置200においても、いずれかのメンブレンを省略してよい。例えば、図3に関連して説明した例と同様に、プローブ装置200は、装置側メンブレン250を有さずともよい。また、プローブウエハ100の端子も、大面積且つ金メッキ等で形成することが比較的に容易であるので、プローブ装置200は、中間メンブレン280を有さずともよい。
図9は、回路部110の構成例を示す図である。本例では、ウエハ基板111−2において、制御装置10と対向する面に回路部110が形成される例を説明する。なお、ウエハ基板111−2に形成される複数の回路部110は、各々が同一の構成を有してよい。
それぞれの回路部110は、複数の試験回路120および複数の切替部118を有する。また、回路部110には、複数のパッド119が設けられる。複数のパッド119は、図7および図8に関連して説明したように、第2の中間接続端子115と、スルーホールを介して電気的に接続される。
それぞれの試験回路120は、装置側接続端子114を介して制御装置10に接続される。それぞれの試験回路120は、制御装置10からの制御信号、電源電力等が与えられてよい。また、通常時は第1の試験回路120−1が動作して、他の試験回路120は、第1の試験回路120−1が故障した場合に動作する。複数の試験回路120は、各々が同一の回路であってよい。
それぞれの切替部118は、複数の試験回路120から、動作している試験回路120を選択する。また、通常時は第1の切替部118−1が動作して、他の切替部118は、第1の切替部118−1が故障した場合に動作する。複数の切替部118は、各々が同一の回路であってよい。切替部118は、選択した試験回路120を、パッド119を介して第2の中間接続端子115に接続して、対応する半導体チップ310を試験させる。
上述したように回路部110は半導体のウエハ基板111に形成されるので、半導体素子を有する試験回路120を高密度に形成することができる。このため、半導体チップ310に対応する領域内に、予備回路を含む複数の試験回路120等を容易に設けることができる。なお、回路部110は、一つの試験回路120を有しており、切替部118を有さない構成であってもよい。
図10は、試験回路120の機能構成例を示すブロック図である。試験回路120は、パターン発生部122、波形成形部130、ドライバ132、コンパレータ134、タイミング発生部136、論理比較部138、特性測定部140、および、電源供給部142を有する。なお、試験回路120は、接続される半導体チップ310の入出力ピンのピン毎に、図5に示した構成を有してよい。
パターン発生部122は、試験信号の論理パターンを生成する。本例のパターン発生部122は、パターンメモリ124、期待値メモリ126、および、フェイルメモリ128を有する。パターン発生部122は、パターンメモリ124に予め格納された論理パターンを出力してよい。パターンメモリ124は、試験開始前に制御装置10から与えられる論理パターンを格納してよい。また、パターン発生部122は、予め与えられるアルゴリズムに基づいて当該論理パターンを生成してもよい。
波形成形部130は、パターン発生部122から与えられる論理パターンに基づいて、試験信号の波形を成形する。例えば波形成形部130は、論理パターンの各論理値に応じた電圧を、所定のビット期間ずつ出力することで、試験信号の波形を成形してよい。
ドライバ132は、波形成形部130から与えられる波形に応じた試験信号を出力する。ドライバ132は、タイミング発生部136から与えられるタイミング信号に応じて、試験信号を出力してよい。例えばドライバ132は、タイミング信号と同一周期の試験信号を出力してよい。ドライバ132が出力する試験信号は、切替部118等を介して、対応する半導体チップ310に供給される。
コンパレータ134は、半導体チップ310が出力する応答信号を測定する。例えばコンパレータ134は、タイミング発生部136から与えられるストローブ信号に応じて応答信号の論理値を順次検出することで、応答信号の論理パターンを測定してよい。
論理比較部138は、コンパレータ134が測定した応答信号の論理パターンに基づいて、対応する半導体チップ310の良否を判定する判定部として機能する。例えば論理比較部138は、パターン発生部122から与えられる期待値パターンと、コンパレータ134が検出した論理パターンとが一致するか否かにより、半導体チップ310の良否を判定してよい。パターン発生部122は、期待値メモリ126に予め格納された期待値パターンを、論理比較部138に供給してよい。期待値メモリ126は、試験開始前に制御装置10から与えられる論理パターンを格納してよい。また、パターン発生部122は、予め与えられるアルゴリズムに基づいて当該期待値パターンを生成してもよい。
フェイルメモリ128は、論理比較部138における比較結果を格納する。例えば、半導体チップ310のメモリ領域を試験する場合、フェイルメモリ128は、半導体チップ310のアドレス毎に、論理比較部138における良否判定結果を格納してよい。制御装置10は、フェイルメモリ128が格納した良否判定結果を読み出してよい。例えば、装置側接続端子114は、フェイルメモリ128が格納した良否判定結果を、プローブウエハ100−2の外部の制御装置10に出力してよい。
また、特性測定部140は、ドライバ132が出力する電圧または電流の波形を測定する。例えば特性測定部140は、ドライバ132から半導体チップ310に供給する電流または電圧の波形が、所定の仕様を満たすか否かに基づいて、半導体チップ310の良否を判定する判定部として機能してよい。
電源供給部142は、半導体チップ310を駆動する電源電力を供給する。例えば電源供給部142は、試験中に制御装置10から与えられる電力に応じた電源電力を、半導体チップ310に供給してよい。また、電源供給部142は、試験回路120の各構成要素に駆動電力を供給してもよい。
試験回路120がこのような構成を有することで、制御装置10の規模を低減した試験システム400を実現することができる。例えば制御装置10として、汎用のパーソナルコンピュータ等を用いることができる。
図11は、試験回路120の他の構成例を示す図である。本例の試験回路120は、図10において説明した試験回路120の構成のうちの一部を有する。例えば試験回路120は、ドライバ132、コンパレータ134、および、特性測定部140を有してよい。ドライバ132、コンパレータ134、および、特性測定部140は、図10において説明したドライバ132、コンパレータ134、および、特性測定部140と同一であってよい。
この場合、制御装置10は、図10において説明したパターン発生部122、波形成形部130、タイミング発生部136、論理比較部138、および、電源供給部142を有してよい。試験回路120は、制御装置10から与えられる制御信号に応じて試験信号を出力する。また、試験回路120は、コンパレータ134における測定結果を、制御装置10に伝送する。このような試験回路120の構成によっても、制御装置10の規模を低減することができる。
また、プローブウエハ100は、所定の個数の半導体チップ310ごとに、一つの回路部110を有してもよい。この場合、それぞれの回路部110は、対応する複数の半導体チップ310のうち、選択したいずれかの半導体チップ310を試験してよい。
以上、発明を実施の形態を用いて説明したが、発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (8)

  1. 複数の半導体チップが形成された半導体ウエハと電気的に接続するプローブウエハであって、
    ウエハ接続面、および、前記ウエハ接続面の裏面に形成される装置接続面を有し、前記半導体ウエハと同一の半導体材料で形成されるピッチ変換用ウエハ基板と、
    前記ピッチ変換用ウエハ基板の前記ウエハ接続面に形成され、それぞれの前記半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する前記半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、
    前記ピッチ変換用ウエハ基板の前記装置接続面に、前記複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、前記ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、外部の装置と電気的に接続する複数の装置側接続端子と、
    対応する前記ウエハ側接続端子および前記装置側接続端子を電気的に接続する複数の伝送路と
    を備え、
    前記ピッチ変換用ウエハ基板の前記ウエハ接続面は、前記半導体ウエハの前記半導体チップが形成される面と略同一の形状に形成され、
    前記装置側接続端子の少なくとも一つは、前記外部の装置から、前記半導体チップに供給すべき電源電力を受け取り、
    当該装置側接続端子に対応する前記ウエハ側接続端子は、前記電源電力を前記半導体チップに供給し、
    それぞれの前記伝送路は、それぞれの前記ウエハ側接続端子および前記装置側接続端子を接続するように、前記ピッチ変換用ウエハ基板を貫通して形成される複数のスルーホールを有し、
    前記電源電力を受け取る前記装置側接続端子に対応する前記スルーホールには、他の前記スルーホールとは異なる導電材料が充填されるプローブウエハ。
  2. 前記異なる導電材料が充填される前記スルーホールが、それぞれの前記半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられる
    請求項に記載のプローブウエハ。
  3. 前記複数の装置側接続端子は、それぞれの前記装置側接続端子の間隔が、対応するそれぞれの前記ウエハ側接続端子の間隔より広くなるように形成される
    請求項1または2に記載のプローブウエハ。
  4. 複数の半導体チップが形成された半導体ウエハと電気的に接続するプローブウエハであって、
    ウエハ接続面、および、前記ウエハ接続面の裏面に形成される装置接続面を有するピッチ変換用ウエハ基板と、
    前記ピッチ変換用ウエハ基板の前記ウエハ接続面に形成され、それぞれの前記半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する前記半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、
    前記ピッチ変換用ウエハ基板の前記装置接続面に、前記複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、前記ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、外部の装置と電気的に接続する複数の装置側接続端子と、
    対応する前記ウエハ側接続端子および前記装置側接続端子を電気的に接続する複数の伝送路と
    を備え、
    前記装置側接続端子の少なくとも一つは、前記外部の装置から、前記半導体チップに供給すべき電源電力を受け取り、
    当該装置側接続端子に対応する前記ウエハ側接続端子は、前記電源電力を前記半導体チップに供給し、
    それぞれの前記伝送路は、それぞれの前記ウエハ側接続端子および前記装置側接続端子を接続するように、前記ピッチ変換用ウエハ基板を貫通して形成される複数のスルーホールを有し、
    前記電源電力を受け取る前記装置側接続端子に対応する前記スルーホールには、他の前記スルーホールとは異なる導電材料が充填されるプローブウエハ。
  5. 複数の半導体チップが形成された半導体ウエハと電気的に接続するプローブ装置であって、
    前記半導体ウエハと電気的に接続され、前記半導体ウエハと同一の半導体材料で形成されるピッチ変換用のプローブウエハと、
    前記ピッチ変換用のプローブウエハと電気的に接続される回路形成用のプローブウエハと
    を備え、
    前記ピッチ変換用のプローブウエハは、
    ピッチ変換用のウエハ基板と、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板の前記半導体ウエハと対向する面に形成され、それぞれの前記半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する前記半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板の前記回路形成用のプローブウエハと対向する面に、前記複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、前記ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、前記回路形成用のプローブウエハと電気的に接続する複数の第1の中間接続端子と、
    対応するウエハ側接続端子および前記第1の中間接続端子を電気的に接続する複数の伝送路と
    を有し、
    前記ピッチ変換用のプローブウエハの前記半導体ウエハと対向する面は、前記半導体ウエハの前記半導体チップが形成される面と略同一の形状に形成され、
    前記回路形成用のプローブウエハは、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板の前記複数の第1の中間接続端子が形成される面と対向して設けられる回路形成用のウエハ基板と、
    前記回路形成用のウエハ基板に形成され、前記複数の第1の中間接続端子と一対一に対応して設けられ、対応する前記第1の中間接続端子と電気的に接続される複数の第2の中間接続端子と、
    それぞれの前記半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する前記半導体チップに与えるべき信号を生成し、前記中間接続端子および前記ウエハ側接続端子を介して、対応する前記半導体チップに信号を供給する複数の回路部と
    を有し、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板に設けられ、それぞれの前記ウエハ側接続端子を、いずれの前記第1の中間接続端子に電気的に接続するかを切り替える切替部を更に備えるプローブ装置。
  6. 複数の半導体チップが形成された半導体ウエハと電気的に接続するプローブ装置であって、
    前記半導体ウエハと電気的に接続されるピッチ変換用のプローブウエハと、
    前記ピッチ変換用のプローブウエハと電気的に接続される回路形成用のプローブウエハと
    を備え、
    前記ピッチ変換用のプローブウエハは、
    ピッチ変換用のウエハ基板と、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板の前記半導体ウエハと対向する面に形成され、それぞれの前記半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する前記半導体チップの入出力端子と電気的に接続する複数のウエハ側接続端子と、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板の前記回路形成用のプローブウエハと対向する面に、前記複数のウエハ側接続端子と一対一に対応して、前記ウエハ側接続端子とは異なる間隔で形成され、前記回路形成用のプローブウエハと電気的に接続する複数の第1の中間接続端子と、
    対応する前記ウエハ側接続端子および前記第1の中間接続端子を電気的に接続する複数の伝送路と
    を有し、
    前記回路形成用のプローブウエハは、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板の前記複数の第1の中間接続端子が形成される面と対向して設けられる回路形成用のウエハ基板と、
    前記回路形成用のウエハ基板に形成され、前記複数の第1の中間接続端子と一対一に対応して設けられ、対応する前記第1の中間接続端子と電気的に接続される複数の第2の中間接続端子と、
    それぞれの前記半導体チップに対して少なくとも一つずつ設けられ、対応する前記半導体チップに与えるべき信号を生成し、前記中間接続端子および前記ウエハ側接続端子を介して、対応する前記半導体チップに信号を供給する複数の回路部と
    を有し、
    前記ピッチ変換用のウエハ基板に設けられ、それぞれの前記ウエハ側接続端子を、いずれの前記第1の中間接続端子に電気的に接続するかを切り替える切替部を更に備えるプローブ装置。
  7. 半導体ウエハに形成された複数の半導体チップを試験する試験システムであって、
    それぞれの前記半導体チップに供給する試験信号を出力する信号生成部と、
    前記信号生成部から受け取った前記試験信号をそれぞれの前記半導体チップに供給する請求項1からのいずれか一項に記載のプローブウエハと、
    それぞれの前記半導体チップが前記試験信号に応じて出力する応答信号を、前記プローブウエハを介して受け取り、前記応答信号に基づいてそれぞれの前記半導体チップの良否を判定する判定部と
    を備える試験システム。
  8. 半導体ウエハに形成された複数の半導体チップを試験する試験システムであって、
    それぞれの前記半導体チップに供給する試験信号を出力する信号生成部と、
    前記信号生成部から受け取った前記試験信号をそれぞれの前記半導体チップに供給する請求項5または6に記載のプローブ装置と、
    それぞれの前記半導体チップが前記試験信号に応じて出力する応答信号を、前記プローブ装置を介して受け取り、前記応答信号に基づいてそれぞれの前記半導体チップの良否を判定する判定部と
    を備える試験システム。
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