JP2001021587A - 検査プローブとその製造方法 - Google Patents

検査プローブとその製造方法

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JP2001021587A
JP2001021587A JP11193961A JP19396199A JP2001021587A JP 2001021587 A JP2001021587 A JP 2001021587A JP 11193961 A JP11193961 A JP 11193961A JP 19396199 A JP19396199 A JP 19396199A JP 2001021587 A JP2001021587 A JP 2001021587A
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electrode
layer
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substrate
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Michinaga Tanioka
道修 谷岡
Takahiro Kimura
高博 木村
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NEC Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/073Multiple probes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査物の電極の微細化に対応できる検査プ
ローブを提供する。 【解決手段】 本発明による検査プローブ1は、絶縁層
6と被検査物の電極をテスト基板に接続するための内層
配線8を形成した配線層7を有する基板部5を構成し、
その基板部5の表面に被検査物の電極に接触するための
突起状電極部2を形成した。基板部5の底面のテスト側
電極9は、テスト基板20の電極に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICやLSIのベ
アチップを検査するためにベアチップの電極に接触する
検査プローブに関し、特に電極密度が高いベアチップの
検査に適する検査プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベアチップの検査には、ベアチッ
プを搭載して接続するテスト基板と、ベアチップをテス
ト用基板を介して検査するための検査装置とを有する。
テスト基板には、ベアチップ上の複数の電極に対応する
複数の電極が形成されている。
【0003】この場合、ベアチップ上の複数の電極とテ
スト基板上に形成した複数の電極とを互いに接続するた
めに、次のような検査プローブが使用されている。
【0004】従来の第1の検査プローブは、ベアチップ
の電極に接触するプローブ片とテスト基板の電極に接触
するプローブ片とを有し、各プローブ片との間を小型バ
ネによって結合したものである。この検査プローブは、
ベアチップの電極毎に複数設けられている。小型バネ
は、ベアチップとテスト基板の電極との接触性を良くす
るために使用されている。
【0005】従来の第2の検査プローブは、ベアチップ
上の複数の電極とテスト基板上に形成した複数の電極と
を互いに接続するプローブピンを使用するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した第1の検査プ
ローブの場合、プローブ片及び小型バネを複数個設けて
個別に固定なければならないので、製造が大変で、コス
トがかかる欠点があります。また、小型バネやプローブ
片の小型化およびプローブ片の配列ピッチには限界があ
り、ベアチップの電極配置の微細化に対応できなくなっ
ている。第2の検査プローブの場合も、複数のプローブ
ピンを使って組み立てるのにコストがかかり、プローブ
ピンの小型化および各プローブピンの配列ピッチに限界
があってベアチップの電極配置の微細化に対応できなく
なっている。
【0007】本発明の目的は、狭ピッチ化したベアチッ
プの検査に適する検査プローブとその製造方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による検査プロー
ブは、被検査物を検査用のテスト基板に電気的に接続す
るための検査プローブにおいて、前記被検査物の電極を
前記テスト基板に接続するための配線を形成した配線層
を有する基板部と、その基板部の表面に突出して形成さ
れるとともに前記配線に接続され、前記被検査物の電極
に接触するための突起状電極部とを含む。
【0009】本発明では、狭ピッチ対応が可能な精度
(位置、高さ)を得ることが出来る。特に、めっき、エ
ッチングや電極、絶縁層のパターン形成などの半導体形
成プロセスにより基板部と突起状電極部を形成すること
ができ、一層の高集積化および薄型化が可能となる。
【0010】また、本発明では、基板部が層状に形成さ
れることで検査プローブ自体が薄くなり変形が容易であ
る。このため、テスト基板の反りと被検査物の反りを吸
収することができる。
【0011】さらに、突起状電極部が突起状に形成され
るので、被検査物であるベアチップとの接触性がよく、
検査が容易となる。本発明の場合、基板部は、絶縁層
と、前記テスト基板に接続するための配線を形成した配
線層とを有し、前記突起状電極部が前記絶縁層を介して
前記配線層の前記配線に接続されてもよい。ここで、突
起状電極部と配線層の間に絶縁層が介在することになる
ので、配線層の下に接続するテスト基板と被検査物との
絶縁が保たれる。さらに、本発明による検査プローブの
製造方法は、絶縁層の最上層に微細突起を形成する工程
と、前記被検査物の電極を前記テスト基板に接続するた
めの配線を有する配線層を前記絶縁層の前記微細突起と
反対側に形成する工程と、前記微細突起の表面に前記被
検査物の電極に接触するための電極層を形成する工程と
を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態):図1は本発明による検査プロー
ブの第1の実施の形態を示す平面図、図2は図1をA方
向から見た側面図、図3は図1のBB断面図である。ま
た図4は図3に示す検査プローブをテスト基板に接続し
た状態を示す断面図である。
【0013】図1、図2に示すように、本発明の実施の
形態の検査プローブ1は、図示しない被検査物である半
導体ICやLSIのベアチップの電極パッドに接触する
台形状の突起状電極部2と、突起状電極部2に接続する
配線層3と、突起状電極部2および配線層3が表面に形
成された絶縁層6およびその下の多層配線層7からなる
基板部5とを有する。
【0014】突起状電極部2および配線層3は、ベアチ
ップの複数の電極パッドと同じ間隔で複数個形成されて
いる。
【0015】基板部5の絶縁層3は、Si結晶層11お
よびその両面に形成された酸化シリコン(SiO2)層
10、12の3層かならなる。また、多層配線層7は、
ベースが感光性樹脂であり、内部に内層配線8が形成さ
れ、テスト基板側表面にテスト側電極9が形成されてい
る。テスト側電極9は、図4に示すようにテスト基板2
0の電極パッド21に接触して接続する。
【0016】なお、本発明の実施の形態では、基板部5
の層数は、図示のものに限定するものではない。
【0017】内層配線8と配線層3のめっき部分との間
には、貫通ビア4が形成され、さらにその貫通ビア4の
内壁表面には基板部5のシリコンとの絶縁を保つための
絶縁層が形成される。その貫通ビア内壁の絶縁層の表面
には、導体が形成され、その導体によって内層配線8と
配線層3とが互いに接続される。内線配線8は、突起状
電極部2をテスト側電極9に接続するための引き出し電
極パターンである。たとえば、テスト基板20の電極パ
ッド21のピッチがベアチップ2の電極パッドのピッチ
より広く、拡張している場合、そのピッチ拡張のために
引き出される配線パターンが内層配線8である。内層配
線8は、ベアチップの各電極からの配線が独立するよう
配線層3の各層において配線パターンが形成されてお
り、配線層3の層数は、ある程度ベアチップの電極数や
電極配置に依存することになる。
【0018】ただし、図3及び図4では、たまたま突起
状電極部2とテスト側電極9とが互いに対向する位置に
ある状態となっているが、実際には、テスト側電極9
は、突起状電極部2と対向位置に有ることは少ない。
【0019】図4において、突起状電極2に接続する被
検査物はベアチップに限らず、パッケージ化されたLS
Iでもよい。また、ベアチップは、単層に限らず、複数
のベアチップが積層した多層構造であっても良い。
【0020】図1から図3の検査プローブ1は、非常に
薄く(基板部5の厚さが100μm以下)、プローブ自
体が変形することにより、図4のテスト基板20の反り
と被検査物の反りを吸収することを特徴とする。
【0021】突起状電極部2のピッチは、40〜20μ
mであり、この時の突起状電極部2の突起高さは70〜
30μm、突起状電極部2の上面部面積は10平方μm
程度になる。
【0022】このように突起状に形成されるので、被検
査物であるベアチップとの接触性がよく、検査が容易と
なる。
【0023】また、図4に示すように、基板部5の多層
配線層7がテスト基板20の電極のピッチと被検査物の
電極ピッチの違いを吸収し、テスト基板の電極パターン
に対応できる構造である。このため、テスト基板20の
電極ピッチを被検査物の電極ピッチより広くすることが
でき、テスト基板自体の微細化を低減でき、低コスト化
を図れる。
【0024】さらに、被検査物とテスト用基板20との
間の絶縁が、両面に酸化シリコン絶縁層を有する絶縁層
6によって十分に保たれている。
【0025】(製造方法について):次に、図1から図
3に示す本発明の第1の実施の形態の製造方法について
図5から図10を参照して詳細に説明する。
【0026】最初、図5(a)、(b)に示すように、
シリコン(Si)基板の片側表面に熱酸化法により酸化
シリコン(SiO2)絶縁膜を形成したものをそれぞれ
用意し、さらに、図5(c)に示すように両面にSiO
2絶縁膜を施したものを用意し、これらのシリコン基板
3枚を貼り合わせる(図5(d))。
【0027】表層部分のSi30がもっとも厚く形成さ
れる。この表層部分のSi30を加工し図5(e)に示
す微細突起状のシリコンパターン31と平面状のシリコ
ンパターン32を形成する(この部分の製造方法につい
ては、図8、図9、図10により後で説明する)。
【0028】この後、図5(f)に示すようにドライエ
ッチングあるいはレーザー法により平面状のシリコンパ
ターン32に貫通穴41を形成し、図5(g)に示すよ
うに穴側面に絶縁膜42をSiO2または有機膜により
形成する。
【0029】これにより図3の絶縁層6と貫通ビア4
(貫通穴41に対応)の原型が形成される。つぎに、図
3の多層配線層7及び内層配線8を形成する工程に移
る。
【0030】まず、図6(a)に示すように、基板部分
の裏面のシリコンをフォトリソ法により除去することで
パターン形成し、シリコーンパターン部分51を形成す
る。次に図6(b)に示すように、Siのシリコンパタ
ーン31、32とシリコンパターン部分51にCuめっ
き52を施し、さらに貫通穴41をめっき導体で埋め
る。
【0031】つぎに図6(c)に示すように、裏面に絶
縁層(感光性樹脂)を塗布、硬化し、図6(d)に示す
ようにレーザによる穴開けを行い、図6(e)に示すよ
うにCuめっきにより穴埋めと表面めっきを施す。な
お、Cuめっきを形成する前に図6(d)に示すよう
に、微細突起側にCuメッキが施されないように、マス
クMが形成される。このマスクMは、内層配線8の形成
が終了するまで、除去されない。
【0032】さらに、図7(a)に示すように、Cuめ
っきをエッチングしてパターン形成し、めっきパターン
上にさらに感光性樹脂の絶縁層を形成する。次に、図7
(b)に示すように穴あけ、Cuめっきを施し、図7
(c)に示すようにCuめっきをパターン形成すること
により、図3の内層配線8が完成し、同時に図3のテス
ト側電極9の原型が形成される。
【0033】このように穴あけ、Cuめっきによる穴埋
め、めっき、パターン形成を行ない順次ピッチを拡張し
ながら多層配線層が形成される。
【0034】最後に、突起状電極2と配線層3とテスト
側電極9を完成させるため、図7(d)に示すように、
Niメッキを施し、さらにその上にAuメッキを施す
(図7(e))。
【0035】以上のようにして、本発明の第1の実施の
形態の検査プローブ1が製造される。
【0036】次に、図5(e)に示すSiの微細突起3
1、32の製造方法について図8から図10を参照して
説明する。
【0037】図8(a)(図5(d)と同一)に示すよ
うに張り合わせが終了した後に、両面にフォトレジスト
を塗布し、図8(c)、(d)に示すように露光、エッ
チングし不要な部分のSiO2膜を除去する。
【0038】この後、Si30をエッチングする。この
時、2段階でエッチング液を用いる。1回目は、図9
(a)に示すように結晶方位依存性の大きい方向性エッ
チング液であるアルカリエッチ液を用いて、突起形状を
形成する。エッチング液は、例えば4mol%カテコー
ル、46.4mol%のエチレンジアミン、および4
9.6mol%の水の混合液を用い、窒素を泡立てなが
ら118℃で沸騰させ、所定時間エッチングを行なう。
【0039】1回目のエッチングの後、図9(b)に示
すように表面のSiO2膜を除去する。さらに、図9
(c)に示すように突起部分の両側の溝を含めてSiO
2膜を形成し、図8(b)〜(d)と同様な工程(レジ
スト塗布、レジスト穴開け、レジスト除去)により図9
(d)のように突起部分以外の部分のSiO2膜を除去
する。
【0040】次に、図9(e)に示すように2回目のエ
ッチングを行う。2回目のエッチングでは通常の等方エ
ッチング液であるふっ酸エッチ液を用いて他の不要な部
分のエッチングを行なう。
【0041】さらに、配線層3となる微細突起32を形
成するために、図10(a)に示すようにレジスト塗
布、レジスト穴開け、レジスト除去を行い、等方エッチ
ング液によって表面にエッチングを施し、微細突起3
1、32が完成する。
【0042】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、基板部5の絶縁層6を形成してから多
層配線層7を1層毎に順次形成していたが、図3の絶縁
層6と多層配線層7とを個別に形成し、互いに張り付け
てもよい。この場合、張り付け時に絶縁層中の貫通穴4
1と多層配線層7の内層配線8との位置決めが必要であ
る。
【0043】図6(b)において、貫通穴41の中に導
体を形成するときに、Cuめっきと同時に形成していた
が、個別に形成してもよい。
【0044】また、Cuめっきに限らずほかの半田めっ
きなどの他のめっき材料を使用してもよいし、めっきで
なく、蒸着によって形成してもよい。
【0045】以上のように、本発明の第1の実施の形態
では、検査プローブ1が半導体製造プロセス工程で製造
されるので、突起状電極2のピッチや内層配線8を微細
にすることができ、被検査物であるベアチップの電極の
微細化に対応できる。
【0046】しかも、多層配線層7の内層配線8は、テ
スト基板20(図4)の電極ピッチにあわせて自由に構
成することができ、被検査物の電極ピッチとテスト基板
の電極ピッチとの相違に対する対応が容易となる。ま
た、基板部5の厚さをきわめて薄くする製造できる。第
1の実施の形態において、検査プローブ1は、テスト基
板上で動かないよう何らかの固定手段によって固定され
る。被検査物は、検査プローブ1の上から吸着機構等に
よって保持されながら検査プローブの突起状電極部2に
接触する。
【0047】(第2の実施の形態)図11は本発明によ
る第2の実施の形態を示す断面図である。本実施の形態
の検査プローブ1bは、第1の実施の形態よりも一層の
狭ピッチ化を実現し多ピンエリア配置に対応するため
に、突起状電極部2bに貫通ビア4bを形成し、その貫
通ビア4bの直下からピッチ拡張の引き出し配線(内層
配線)8bを形成する多層配線層7を有するものであ
る。
【0048】本実施の形態では、図4の検査プローブ1
のように、配線層3がないので、突起状電極部2を高密
度に配置することができる。ただし、貫通ビア4bが深
くなるので、レーザビームで穴開け深度を深くしなけれ
ばならない。
【0049】この場合、基板部5の絶縁層6と多層配線
層7とを個別に形成し、レーザビームを突起状電極部2
bの真上からと絶縁層6の下からの照射して貫通ビア4
bを形成した後、多層配線層7を張り合わせてもよい。
【0050】(第3の実施の形態)図12は本発明によ
る第3の実施の形態を示す断面図である。本実施の形態
の検査プローブ1cは、実質的に図4の第1の実施の形
態の検査プローブ1と同一である。検査プローブ1cと
テスト基板20(あるいはテスト基板との中継基板)の
間に異方性導電シート(例えば、金属線埋設シート)6
0を配置したものである。異方性導電シート60は、シ
リコン樹脂のベース層の内部に複数の金属線61を斜め
または垂直に均一に埋め込んで形成したものである。金
属線61の間隔は、検査プローブ1cのテスト側電極9
の幅よりも小さい。この異方性導電シート60は、柔軟
性があり、検査時のショックを吸収する。また、被検査
物50やテスト基板20のばらつき吸収性を向上させた
構造が得られる。これは、検査プローブ1cの厚さが1
00μm程度で柔軟性がない場合や、被検査物であるベ
アチップ50の反りが数十μmと大きい場合に有効であ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による検査
プローブは、被検査物の電極をテスト基板に接続するた
めの配線を形成した配線層を有する基板部を構成し、そ
の基板部の表面に被検査物の電極に接触するための突起
状電極部を形成したので、狭ピッチ対応が可能な精度
(位置、高さ)を得ることが出来る。特に、めっき、エ
ッチングや電極、絶縁層のパターン形成などの半導体製
造プロセスにより基板部と突起状電極部を形成すること
ができ、一層の高集積化および薄型化が可能となる。
【0052】また、本発明では、基板部が層状に形成さ
れることで検査プローブ自体が薄くなり変形が容易であ
る。このため、テスト基板の反りと被検査物の反りを吸
収することができる。さらに、突起状電極部が突起状に
形成されるので、被検査物であるベアチップとの接触性
がよく、検査が容易となる。また、配線層では、多層化
してピッチ拡張することで、テスト基板の電極のピッチ
にあわせて配線を平面的に拡張することができ、テスト
基板の電極ピッチを広げることができる。
【0053】また、本発明では、被検査物とテスト用基
板との間の絶縁が、絶縁層によって十分に保たれる場
合、検査中の電極同士の誤接触が防止され、テスト基板
と被検査物との絶縁が保たれる。
【0054】本発明により従来困難であった被検査物の
80μm以下のピッチに対するコンタクト安定化が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による検査プローブの第1の実施の形態
を示す平面図である。
【図2】図1の検査プローブを矢印A方向から見たとき
の側面図である。
【図3】図1のBB断面図である。
【図4】図1の検査プローブをテスト基板に接続した状
態の断面図である。
【図5】(a)から(g)は本発明の第1の実施の形態
の検査プローブの製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図6】(a)から(e)は図5(g)に続き、第1の
実施の形態の検査プローブの製造方法を説明するための
断面図である。
【図7】(a)から(e)は図6(e)に続き、第1の
実施の形態の検査プローブの製造方法を説明するための
断面図である。
【図8】(a)から(d)は図5(e)の微細突起を形
成する工程を説明するための断面図である。
【図9】(a)から(d)は図8(d)に続き、図5
(e)の微細突起を形成する工程を説明するための断面
図である。
【図10】(a)から(b)は図9(e)に続き、図5
(e)の微細突起を形成する工程を説明するための断面
図である。
【図11】本発明による検査プローブの第2の実施の形
態を示す断面図である。
【図12】本発明による検査プローブの第3の実施の形
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 検査プローブ 2 突起状電極部 3 配線層 4 貫通ビア 5 基板部 6 絶縁層 7 多層配線層 8 内層配線 9 テスト側電極 10、12 酸化シリコン(SiO2)層 11 シリコン(Si)層 13 絶縁層 14 絶縁層 20 テスト基板 21 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G011 AA16 AA21 AB06 AB07 AB08 AC14 AE03 AE22 AF07 4M106 AA02 AA04 BA01 BA14 DD03 DD10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物を検査用のテスト基板に電気的
    に接続するための検査プローブにおいて、前記被検査物
    の電極を前記テスト基板に電気的に接続するための配線
    を形成した配線層を有する基板部と、その基板部の表面
    に突出して形成されるとともに前記配線に接続され、前
    記被検査物の電極に接触するための突起状電極部とを含
    む検査プローブ。
  2. 【請求項2】 前記基板部は、絶縁層と、前記テスト基
    板に電気的に接続するための配線を形成した配線層とを
    有し、前記突起状電極部が前記絶縁層を介して前記配線
    層の前記配線に接続されたことを特徴とする請求項1に
    記載された検査プローブ。
  3. 【請求項3】 前記配線層は多層配線層であることを特
    徴とする請求項1または2に記載された検査プローブ。
  4. 【請求項4】 前記絶縁層は酸化シリコンを有する層で
    あることを特徴とする請求項2に記載された検査プロー
    ブ。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層中に前記突起状電極部と前記
    配線層の配線とを電気的に接続するための貫通ビアを有
    することを特徴とする請求項2または4に記載された検
    査プローブ。
  6. 【請求項6】 前記貫通ビアは前記突起状電極部から前
    記絶縁層を貫いて前記配線層の配線まで形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載された検査プローブ。
  7. 【請求項7】 被検査物を検査用のテスト基板に電気的
    に接続するための検査プローブにおいて、前記被検査物
    の電極を前記テスト基板に電気的に接続するための配線
    を形成した配線層を有する基板部と、その基板部の表面
    に突出して形成されるとともに前記配線に接続され、前
    記被検査物の電極に接触するための突起状電極部と、前
    記基板部の下に配置され前記配線層の配線を前記テスト
    基板の電極に電気的に接続する導電体を内蔵した異方性
    導電シートと、を含む検査プローブ。
  8. 【請求項8】 被検査物を検査用のテスト基板に接続す
    るための検査プローブの製造方法において、絶縁層の最
    上層に微細突起を形成する工程と、前記被検査物の電極
    を前記テスト基板に電気的に接続するための配線を有す
    る配線層を前記絶縁層の前記微細突起と反対側に形成す
    る工程と、前記微細突起の表面に前記被検査物の電極に
    接触するための電極層を形成する工程とを含む検査プロ
    ーブの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記配線層は、前記絶縁層の前記微細突
    起と反対側の表面に積層して形成されることを特徴とす
    る請求項8に記載された検査プローブの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記配線層は、前記絶縁層の前記微細
    突起と反対側の表面に張り付けられることを特徴とする
    請求項8に記載された検査プローブの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記微細突起は、前記絶縁層のエッチ
    ングにより形成されることを特徴とする請求項8、9ま
    たは10に記載された検査プローブの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記電極層と前記配線層の配線とを電
    気的に接続するための貫通ビアを形成する工程をさらに
    含むことを特徴とする請求項8から11のいずれか1つ
    に記載された検査プローブの製造方法。
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