JP5294286B1 - コイル素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

樹脂金型を使用し、剥離・転写を伴うことなくコイル素子の厚さを薄くすることの可能なコイル素子の製造方法を提供する。有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、表面に反転コイル素子パターンが刻印された樹脂金型を準備するステップと、樹脂金型の表面に金属シード膜を形成するステップと、反転コイル素子パターンが形成されていない領域の金属シード膜を除去するステップと、金属シード膜を下地として第1の電気めっきにより反転コイル素子パターンが刻印されている領域を埋める中心導体膜を形成するステップと、樹脂金型を溶解させ中心導体膜を取出すステップと、を有する。

Description

本発明はコイル素子の製造方法に係り、特に有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法に関する。
近年のスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器の多機能化に伴い、小型で高い定格電流を扱うことの出来るコイル部品(インダクタ)の必要性が高まっている。
このようなコイル部品の製造方法としては、転写用金属金型を用いるものが知られており、この方法は、表面に反転コイル素子パターンが刻印された金属金型を使用し、電気めっきによりこの金属金型内にコイル素子を形成した後、この金属金型からコイル素子を剥離して、部品基板に転写させるものである。
金属金型を用いない方法としては、基板上にメッキレジストパターンを形成した後、電気めっきによりコイル素子パターンを形成し、メッキレジストパターンを除去した後に、シート状磁性体層上に転写するものが知られている。
上記の方法はいずれも転写によってコイル素子を形成するため、コイル素子の剥離・転写に伴う導体パターンの転倒や脱落が発生し易いという問題点がある。
一方、金属金型を用いないで、樹脂金型を用いる方法も特許文献1に記載されている。この方法は、この樹脂金型内に形成されたコイル素子を転写することなくそのまま使用するものである。
また、特許文献2には、感光性絶縁樹脂部に埋設した導電体主部と導電体笠部とからなるコイル導電体を金属基板上に形成した後、この金属板を剥離することによりコイル導体を製造することが記載されている。
特開2005−191408号公報 特開2006−332147号公報
上述した特許文献1,2に記載されたコイル部品の製造方法は、いずれも、コイル素子パターンの剥離・転写を伴わないため導体パターンの転倒や脱落の問題は発生しない。
しかし、特許文献1に記載された方法では、コイル部品の形成後に樹脂金型をそのまま使用するため単一コイル部品の厚さが厚くなり、特に積層されたコイル部品を作製した場合、部品体積が大きくなってしまうという課題を有している。
また、特許文献2に記載された方法でも、絶縁性樹脂部の内層部に感光性絶縁部に埋設した導電体主部を形成するため、やはり単一コイル部品の厚さが厚くなるという課題を有している。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、樹脂金型を使用し、剥離・転写を伴うことなくコイル素子を作製でき、かつ、コイル素子の厚さを薄くすることの可能なコイル素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題は、以下の本発明によって達成することができる。
本発明の第1の手段は、有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、表面に反転コイル素子パターンが刻印された樹脂金型を準備するステップと、前記樹脂金型の表面に金属シード膜を形成するステップと、前記反転コイル素子パターンが形成されていない領域の前記金属シード膜を除去するステップと、前記金属シード膜を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが刻印されている領域を埋める中心導体膜を形成するステップと、前記樹脂金型を溶解させ前記中心導体膜を取出すステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第2の手段は、有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、表面に反転コイル素子パターンが刻印された樹脂金型を準備するステップと、前記樹脂金型の表面に金属シード膜を形成するステップと、前記反転コイル素子パターンが形成されていない領域に絶縁膜を形成するステップと、前記金属シード膜を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが刻印されている領域を埋め、前記絶縁膜内に留まるよう中心導体膜を形成するステップと、前記絶縁膜を除去するステップと、前記樹脂金型を溶解させ前記中心導体膜と前記金属シード膜を取出すステップと、前記金属シード膜を除去するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第3の手段は、有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、金属基板上に表面に反転コイル素子パターンの底面が前記金属基板に届かない深さに刻印された樹脂金型を準備するステップと、前記反転コイル素子パターンの前記底面が前記金属基板に到達するまでエッチングして前記底面下の樹脂を除去するステップと、前記金属基板を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが刻印されている領域を埋め、前記樹脂金型内に留まるように中心導体膜を形成するステップと、前記樹脂金型を溶解させるステップと、前記金属基板から前記中心導体膜を剥離して取出すステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第4の手段は、有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、コイル素子パターンが刻印された第1の金型を金属基板上に密着載置した第2の金型を準備するステップと、前記第2の金型内に樹脂を注入し、前記第1の金型内に充填させ硬化させるステップと、前記第1の金型を除去し、反転コイル素子パターンが形成された樹脂金型を作製するステップと、前記金属基板を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが形成されている領域を埋めるように中心導体膜を形成するステップと、前記樹脂金型を溶解させるステップと、前記金属基板から前記中心導体膜を剥離して取出すステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第1乃至4のいずれかの手段において、取出された前記中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより前記中心導体膜を被覆する表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップを更に有することを特徴とする。
本発明の第1乃至3のいずれかの手段において、前記表面に反転コイル素子パターンが刻印された樹脂金型がインプリント又は熱プレスによって作製されることを特徴とする。
また、本発明の第1又は2の手段において、前記樹脂金型が熱可塑性樹脂によって作製され、前記熱可塑性樹脂が、PMMA,PC又はCOPのいずれかであることを特徴とする。
本発明の第1又は2の手段において、前記金属シード膜は、Cu、Ni、Sn,又はAlのいずれかからなり、前記金属シード膜は、蒸着、スパッタ又はCVDのいずれかにより形成することを特徴とする。
また、本発明の第1乃至4のいずれかの手段において、前記第1の電気めっきは銅めっきであり、前記第2の電気めっきは銅めっきであることを特徴とする。
本発明の第1の手段において、前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域の前記金属シード膜の除去はダマシン法又は研磨にて行われることを特徴とする。
また、本発明の第3の手段において、前記エッチングがドライエッチングであり、前記エッチングがウェットエッチングであり、前記樹脂金型が2層に積層された上層側の第1の樹脂と下層側の第2の樹脂中に作製され、前記第1の樹脂がPPからなり、前記第2の樹脂がPMMA又はPETからなることを特徴とする。
さらに、本発明の第3又は4の手段において、前記金属基板がNi、SUS、又はNi合金からなることを特徴とする。
また、本発明の第4の手段において、前記第1の金型はSiからなることを特徴とする。
本発明によれば、コイル素子の製造に使用される樹脂金型をコイル素子の形成後に有機溶剤によって溶解して取り除くため、作製されるコイル素子の厚さを薄く、かつ安易に製造することができる。
本発明の第1の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図。 本発明の第2の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図。 本発明の第3の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図。 本発明の第4の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図。 本発明の第5の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図。 本発明による消耗型金型基板を用いて作製されたコイル素子集合体の平面図。 複数枚のコイル素子集合体を積層した状態を示す図。 複数枚のコイル素子集合体を積層し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成する説明図。 上部コアと下部コアとを用いてコイルを密閉した状態を示す図。 コイル内に絶縁物質を充填した状態を示す図。 積層されたコイル素子集合体を、コイル単位で切断するダイシングを示す図。 電極引出し部に外部電極を取り付けコイル部品を形成する工程を示す図。
以下、添付図面に従って、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図である。
本発明では、有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する。この樹脂金型内に形成されたコイル素子は、その形成後に樹脂金型が溶解されることによって取り除かれる。従って、このような樹脂金型は消耗型金型と呼ぶことができる。
まず、図1aに示すように、表面に反転コイル素子パターン102が刻印された樹脂金型100を準備する。樹脂金型100の材料としては、有機溶剤で溶解可能なものであれば良く、PMMA,PC,COPなどの熱可塑性樹脂を使用することができる。
また、反転コイル素子パターン102は、樹脂金型100の表面にインプリント又は熱プレスによって作製される。
次に、後続工程での電気鋳造(電気めっき)処理に備えて、図1bに示すように、樹脂金型100の表面を覆うように金属シード膜104を形成する。金属シード膜104に用いる金属としてはCu、Sn、Ni、Ag、Alなどが用いられる。
この金属シード膜104の形成は、銅(Cu)やニッケル(Ni)などを無電解めっきすることによっても行なうことができるし、蒸着やスパッタ又はCVDによって形成しても良い。
次いで、図1cに示すように樹脂金型100の表面の、反転コイル素子パターン102が形成されていない領域の金属シード膜104を除去する。
これは後続のはんだめっきによって、反転コイル素子パターン102が形成されていない領域に電着がされないようにするためである。
除去は、周知のダマシン法、又は研磨によって行なうことができる。
次に、この残存する金属シード膜104を下地として図1dに示すように電鋳(電気めっき)により反転コイル素子パターン102が刻印されている領域を埋めるように銅(Cu)を電着させ、中心導体膜106を形成する。
銅の電着は、反転コイル素子パターン102が刻印されている領域を埋め尽くし、その表面が樹脂金型100の表面と一致し、平坦となるまで行なわれる。
ついで、図1eに示すように、樹脂金型100を有機溶剤で溶解させ、中心導体膜106と金属シード膜104から構成されるコイル素子108を取出す。
このようにして、取出されたコイル素子108は部品基板(図示しない)に移植して使用したり、複数のコイル素子を積層して使用することができる。
なお、取出されたコイル素子108のパターン間隔を狭めて高密度のコイル素子を作製したい場合には、図1fに示すように、中心導体膜106及び金属シード膜104を下地として、電鋳により例えば銅(Cu)を表面に表面導体膜110として電着させ、コイル素子112とすることができる。この処理は、太らせめっきとも呼ばれる。
図2は、本発明の第2の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図である。
本実施例では、金属シード膜を途中で除去せず、中心導体膜と共に樹脂金型から取出した後に除去することを特徴とする。
まず、図2aに示すように、表面に反転コイル素子パターン202が刻印された樹脂金型200を準備する。そして、樹脂金型200の表面を覆うように金属シード膜204を形成する。樹脂金型200の材料及び金属シード膜204の材料及び形成方法は実施例1の場合と同様である。
次に、図2bに示すように、反転コイル素子パターン202が形成されていない領域に電気絶縁性材料を用いて絶縁膜206を形成する。
次いで、図2cに示すように、金属シード膜204を下地として銅(Cu)の電気めっきにより反転コイル素子パターン202が刻印されている領域を埋め、絶縁膜206内に留まるよう中心導体膜208を形成する。
その後、絶縁膜206をエッチングなどで除去した後、樹脂金型200を実施例1の場合と同様に有機溶剤で溶解させ、図2dに示すように、中心導体膜208と金属シード膜208が結合された状態で取出す。
最後に、金属シード膜204を図2eに示すように除去してコイル素子を形成する。
なお、金属シード膜204の除去は、選択性ウェットエッチングにより行うことができるが、金属シード膜204は非常に薄いため、選択性エッチャントを使用しなくても中心導体膜208をほとんどエッチングすることなく除去することができる。
図3は、本発明の第3の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図である。
本実施例では、金属シード膜を使用せず、また樹脂金型を金属基板上に形成した後、ドライエッチングにより成形することを特徴とする。
まず、図3aに示すように、Ni、SUS又はNi合金等からなる金属基板300上に、実施例1,2で使用したと同様の有機溶剤で溶解可能な樹脂302を積層する。
次いで、UVインプリント又は熱プレスによって、図3bに示すように、底面304aが金属基板300に届かない深さに反転コイル素子パターン304を刻印する。これにより、樹脂金型が形成される。
次に、反転コイル素子パターン304の底面304aが金属基板300に到達するまでエッチングして底面304a下の樹脂を除去する。この時、RIEなどのドライエッチングを用いることにより、図3cに示すように、反転コイル素子パターン304の側面304bが金属基板300に対し、ほぼ垂直となるようパターン化できる。
次に、図3dに示すように、金属基板300を下地として銅(Cu)の電気めっきにより反転コイル素子パターン304が刻印されている領域を埋め、樹脂金型302内に留まるように中心導体膜306を形成する。
その後、樹脂金型302を実施例1,2の場合と同様に有機溶剤で溶解させると、図3eに示すように中心導体膜306が金属基板300上に載置された状態となる。
最後に、図3fに示すように、金属基板300から中心導体膜306を剥離してコイル素子を形成する。
図4は、本発明の第4の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図である。本実施例は、金属シード膜を使用せず、また樹脂金型を金属基板上に形成した後、ウェットエッチングにより成形することを特徴とする。
まず、図4aに示すように、Ni、SUS又はNi合金等からなる金属基板400上に、実施例1、2で使用したと同様の有機溶剤で溶解可能な樹脂401、402を二層に積層する。
上層の樹脂401はPPからなり、下層の樹脂402はPMMA又はPETからなる。
本実施例の場合、下層の樹脂402として上下面に接着剤が塗布された両面テープを使用している。
次いで、UVインプリント、又は熱プレスによって図4bに示すように、底面404aが下層の樹脂402中に到達する深さに反転コイル素子パターン404を刻印する。これにより、樹脂金型が形成される。
次に、反転コイル素子パターン404の底面404aが金属基板400に到達するまでエッチングして底面404a下の樹脂を除去する。この時、ウェットエッチングを用いることにより、図3cに示すように、樹脂402の側壁402aもエッチングされるため、樹脂401が樹脂402上に屁状に張り出す形となる。
これは、ウェットエッチングがドライエッチングとは異なり、等方性エッチングであるためである。その結果、反転コイル素子パターン404の側面404bが金属基板400に接する部分でわずかに湾曲して広がった形状となる。
次に、図4dに示すように、金属基板400を下地として銅(Cu)の電気めっきにより反転コイル素子パターン404が刻印されている領域を埋め、樹脂金型401、402内に留まるように中心導体膜406を形成する。
その後、樹脂金型401、402を実施例1乃至3の場合と同様に有機溶剤で溶解させると、図4eに示すように中心導体膜406が金属基板400上に載置された状態となる。
最後に、図4fに示すように、中心導体膜406を金属基板400から剥離してコイル素子を形成する。
図5は、本発明の第5の実施例に係るコイル素子の作製工程を示す図である。
本実施例は、樹脂流し込み(キャスティング)溶解方式と呼ばれる方法で、金属シード膜を使用せず、また樹脂金型を金属基板上に形成するに際し、コイル素子パターンが刻印された金型を金属基板上に密着載置し、この金型内に樹脂を流し込んで(キャスティング)、硬化させた後にこの金型を除去して樹脂金型とすることを特徴とする。
まず、図5aに示すように、Ni、SUS又はNi合金等からなる金属基板500上に、コイル素子パターン502aが刻印されたSiモールド金型502(第1の金型)を密着させて載置する。なお、金属基板500上には部材504が同様に密着載置されており、これにより金型(第2の金型)が形成されている。
次に、図5bに示すように、実施例1乃至3で使用したと同様の有機溶剤で溶解可能な樹脂506を第2の金型内に注入し、第1の金型502に充填させて硬化させる。なお、樹脂506として熱重合型レジンを用いれば、注入後に加熱することにより容易に硬化させることができる。
その後、第1の金型502を除去し、部材504も除去すれば、図5cに示すように、反転コイル素子パターン502bが形成された樹脂金型506が作製される。この状態で十分なキュアを行い、ついで中心導体膜の形成を行う。
図5dに示すように、金属基板500を下地として第1の電気めっき(Cuめっき)により反転コイル素子パターン502bが形成されていない領域を埋めるように、中心導体膜508を形成する。
その後、樹脂金型506を実施例1乃至4の場合と同様に有機溶剤で溶解させると、図5eに示すように、中心導体膜508が金属基板500上に載置された状態となる。
次いで、図5fに示すように、中心導体膜508を金属基板500から剥離してコイル素子を形成する。
なお、高密度のコイル素子を作製する場合には、図5gに示すように、第2の電気めっきによる太らせめっきを行い、中心導体膜508の表面に表面導体膜510を電着させる。
以上の説明では、一個の樹脂金型に着眼して、一個のコイル素子を作製する場合を説明したが、複数のコイル素子を有するコイル素子集合体を一括して作製する場合には、それぞれに反転コイル素子パターンが食刻された複数の樹脂金型を備えた樹脂金型基板を用いて、同様に作製することができる。
次に、このように作製されたコイル素子集合体を用いてコイル部品を作製する方法について説明する。後述するように、コイル部品はコイル素子集合体を複数枚積層して作製される。
そこで、各層のコイル素子同士を接合して接続するために、予めコイル素子の周囲に接合膜を形成しておく必要がある。
図6は、樹脂金型基板を用いて作製されたコイル素子集合体1000の平面図である。このコイル素子集合体1000を作製するための樹脂金型基板も、この形状と同一の形状となっている。複数のコイル素子600m,n(m,n=1,2…)の導体パターンを補強するため、リブ602、ゲート604、ランナ606が設けられている。また、リブ602の4隅には孔608が設けられ、この孔608を貫通するピン610を用いて、複数枚のコイル素子集合体1000各層に形成されたコイル素子600m,nの導体パターンの位置合わせを行う。
図7に示すように複数枚のコイル素子集合体1000−1、1000−2、…1000−Nを、ピン610を介して、各コイル素子集合体中の対応するコイル素子同士が整合するように積層し、加熱及び/又は加熱して互いに接合し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成する。加熱及び/又は加熱することで、結合膜を構成する錫めっきが溶融し、はんだとして作用して各層のコイル素子同士が接合される。
図8は、複数枚のコイル素子集合体を積層し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成することを説明する図である。図8に示す実施例では、6層のコイル素子集合体を積層して、各層中のコイル素子同士を接続して、1個のコイルを作製する場合を示している。複数枚のコイル素子集合体中の対応するコイル素子同士は互いに異なるコイルパターンを含むように構成することができる。
図8に示す例では、第1層(Layer 1)、第3層(Layer 3)、及び第6層(Layer 6)はそれぞれ相異なるコイルパターンとなっており、第2層(Layer 2)と第4層(Layer 4)とは同一コイルパターン及び第3層(Layer 3)と第5層(Layer5)とはそれぞれ同一コイルパターンとなっている。(B)、(C)は、6層のコイル素子集合体を積層し、各層中の対応するコイル素子同士が整合するように接合し、コイル素子同士を接続して1個のコイルを形成した状態を示したものである。
なお、前述の説明におけるコイル素子の作製においては、コイル素子を構成する中心導体層の高さ(H)を揃えているようなイメージで説明をしたが、実際には図8(A)に示すように各層の接続部においては高さの異なるものを使用している。(A)に示す例では、通常のコイル素子のパターンにおいては高さ(H)は100μmであるが、層間の接続部分においては、高さ(H)は150μmとなっている。
このような高さ(H)の異なるコイルパターンの同一層中での作製は、樹脂金型に形成される食刻パターンの深さを接続部分において深くし、フィールドビア用の特殊な銅めっき液を用いることで、深くなった部分を、選択的に充填めっきを行ったり、マスクを2回用いて銅めっきを行ったりすることで実現できる。
以上のようにして、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成した後は、図9に示すように、いずれか一方にコイルの中心部を貫通する突起部704を有する磁性体の上部コア700と下部コア702とを用いて電極引出し部706を外部に露出させてコイルを密閉する。この際、上部コア700と下部コア702とは図6に示すパターン補強のためのゲート604をかわすように取り付ける。なお、上部コア700と下部コア702とは後続のダイシング工程でダイシングライン708に沿って切断される。次いで、図10に示すように上部コア700と下部コア702との隙間(図示せず)から絶縁物質712を充填し、コイルを固定する。
次いで、図11に示すように積層されたコイル素子集合体をコイル単位でカッター800を用いて切断する。(A)はコイル素子集合体を、(B)は1個のコイル部品を示すもので、電極引出し部706は、第1層(Layer 1)の一部として形成されている。
最後に、図12に示すように、電極引出し部706にはんだディップ法などの方法により、外部電極710を取付け、その後のはんだ付けのための前処理としてはんだ上げを行い、コイル部品2000を完成する。
100:樹脂金型
102:反転コイル素子パターン
104:金属シード膜
106:中心導体膜
108:コイル素子
110:表面導体膜
200:樹脂金型
202:反転コイル素子パターン
204:金属シード膜
206:絶縁膜
208:中心導体膜
300:金属基板
302:有機溶剤で溶解可能な樹脂
304:反転コイル素子パターン
306:中心導体膜
400:金属基板
401:上層の樹脂
402:下層の樹脂
404:反転コイル素子パターン
406:中心導体膜
500:金属基板
502:Siモールド金型(第1の金型)
502a:コイル素子パターン
502b:反転コイル素子パターン
504:部材
506:有機溶剤で溶解可能な樹脂
508:中心導体膜
510:表面導体膜

Claims (19)

  1. 有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、
    表面に反転コイル素子パターンが刻印された樹脂金型を準備するステップと、
    前記樹脂金型の表面に金属シード膜を形成するステップと、
    前記反転コイル素子パターンが形成されていない領域の前記金属シード膜を除去するステップと、
    前記金属シード膜を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが刻印されている領域を埋める中心導体膜を形成するステップと、
    前記樹脂金型を溶解させ前記中心導体膜を取出すステップと、を有することを特徴とする方法。
  2. 有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、
    表面に反転コイル素子パターンが刻印された樹脂金型を準備するステップと、
    前記樹脂金型の表面に金属シード膜を形成するステップと、
    前記反転コイル素子パターンが形成されていない領域に絶縁膜を形成するステップと、
    前記金属シード膜を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが刻印されている領域を埋め、前記絶縁膜内に留まるよう中心導体膜を形成するステップと、
    前記絶縁膜を除去するステップと、
    前記樹脂金型を溶解させ前記中心導体膜と前記金属シード膜を取出すステップと、
    前記金属シード膜を除去するステップと、を有することを特徴とする方法。
  3. 有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、金属基板上に表面に反転コイル素子パターンの底面が前記金属基板に届かない深さに刻印された樹脂金型を準備するステップと、
    前記反転コイル素子パターンの前記底面が前記金属基板に到達するまでエッチングして前記底面下の樹脂を除去するステップと、
    前記金属基板を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが刻印されている領域を埋め、前記樹脂金型内に留まるように中心導体膜を形成するステップと、
    前記樹脂金型を溶解させるステップと、
    前記金属基板から前記中心導体膜を剥離して取出すステップと、を有することを特徴とする方法。
  4. 有機溶剤で溶解可能な樹脂金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、
    コイル素子パターンが刻印された第1の金型を金属基板上に密着載置した第2の金型を準備するステップと、
    前記第2の金型内に樹脂を注入し、前記第1の金型内に充填させ硬化させるステップと、
    前記第1の金型を除去し、反転コイル素子パターンが形成された樹脂金型を作製するステップと、
    前記金属基板を下地として第1の電気めっきにより前記反転コイル素子パターンが形成されている領域を埋めるように中心導体膜を形成するステップと、
    前記樹脂金型を溶解させるステップと、
    前記金属基板から前記中心導体膜を剥離して取出すステップと、を有することを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    取出された前記中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより前記中心導体膜を被覆する表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップを更に有することを特徴とする方法。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載の方法において、
    前記表面に反転コイル素子パターンが刻印された樹脂金型がインプリント又は熱プレスによって作製されることを特徴とする方法。
  7. 請求項1又は2に記載の方法において、
    前記樹脂金型が熱可塑性樹脂によって作製されることを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載の方法において、
    前記熱可塑性樹脂が、PMMA,PC又はCOPのいずれかであることを特徴とする方法。
  9. 請求項1又は2に記載の方法において、
    前記金属シード膜は、Cu、Ni、Sn,又はAlのいずれかからなることを特徴とする方法。
  10. 請求項1又は2に記載の方法において、
    前記金属シード膜は、蒸着、スパッタ又はCVDのいずれかにより形成することを特徴とする方法。
  11. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記第1の電気めっきは銅めっきであることを特徴とする方法。
  12. 請求項5に記載の方法において、
    前記第2の電気めっきは銅めっきであることを特徴とする方法。
  13. 請求項1に記載の方法において、
    前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域の前記金属シード膜の除去はダマシン法又は研磨にて行われることを特徴とする方法。
  14. 請求項3に記載の方法において、
    前記エッチングがドライエッチングであることを特徴とする方法。
  15. 請求項3に記載の方法において、
    前記エッチングがウェットエッチングであることを特徴とする方法。
  16. 請求項3に記載の方法において、
    前記樹脂金型が2層に積層された上層側の第1の樹脂と下層側の第2の樹脂中に作製されることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、
    前記第1の樹脂がPPからなり、前記第2の樹脂がPMMA又はPETからなることを特徴とする方法。
  18. 請求項3又は4に記載の方法において、
    前記金属基板がNi、SUS、又はNi合金からなることを特徴とする方法。
  19. 請求項4に記載の方法において、
    前記第1の金型はSiからなることを特徴とする方法。
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