JP5294285B1 - コイル素子、コイル素子集合体及びコイル部品の製造方法 - Google Patents

コイル素子、コイル素子集合体及びコイル部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5294285B1
JP5294285B1 JP2013513443A JP2013513443A JP5294285B1 JP 5294285 B1 JP5294285 B1 JP 5294285B1 JP 2013513443 A JP2013513443 A JP 2013513443A JP 2013513443 A JP2013513443 A JP 2013513443A JP 5294285 B1 JP5294285 B1 JP 5294285B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
coil element
conductor film
forming
transfer mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013513443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014068611A1 (ja
Inventor
孝史 佐野
常徳 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LEAP Co., Ltd
Original Assignee
LEAP Co., Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LEAP Co., Ltd filed Critical LEAP Co., Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5294285B1 publication Critical patent/JP5294285B1/ja
Publication of JPWO2014068611A1 publication Critical patent/JPWO2014068611A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • H01F41/046Printed circuit coils structurally combined with ferromagnetic material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

絶縁基板を使用することなく、コイル部品を作製する。転写金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、反転コイル素子パターンが食刻された転写金型を準備するステップと、転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、絶縁膜上の反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、レジスト膜をマスクとして絶縁膜をエッチング除去するステップと、レジスト膜を除去した後、反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、絶縁膜上にわずかに突出するように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、中心導体膜を転写金型から剥離するステップと、中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、中心導体膜と表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有する。

Description

本発明は転写金型を用いたコイル部品の製造方法に係り、より詳細には転写金型を用いたコイル素子、転写金型基板を用いたコイル素子集合体、及びコイル素子集合体を用いたコイル部品の製造方法に関する。
近年のスマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器の多機能化に伴い、小型で高い定格電流を扱うことの出来るコイル部品(インダクタ)の必要性が高まっている。このようなコイル部品の製造方法として、特許文献1には、絶縁基板上に下地導電層を形成し、その下地導電層の表面に螺旋状にレジストパターンを形成し、下地導電層を下地として第1の電気めっきを行うことにより、断面がほぼ矩形の中心導体を形成し、レジストパターンを剥離した後、前記中心導体を下地として第2の電気めっきを行って前記中心導体を太らせて平面コイルを作製することが記載されている。
また、コイルパターン幅が細く、かつ厚さの大きい、いわゆるハイアスペクトの導体パターンを持ったコイル部品の必要性も高い。このようなコイル部品の製造方法として、特許文献2には、ポジ型フォトレジストを用いて、めっき処理後に活性線照射により導体パターン間のフォトレジストを追加的に除去し、かつ、めっきにより形成されたコイル導体の上に施した保護薄膜層を保ったままコイル導体間のめっき下地薄膜層を選択的に除去することにより、細幅で、厚さの大きい複数のハイアスペクト導体パターンを狭い間隔で並列的に設ける技術が記載されている。
特開2001−267166号公報 特開平11−204361号公報
上述した従来技術によるコイル部品の製造方法では、コイル部品はいずれも絶縁基板上に形成され、コイル部品の形成後に、この絶縁基板を取り除くことができなかった。したがって、コイル部品形成後に磁性コア材をコイル中心部に挿入して高インダクタンス化を図ろうとする場合、絶縁基板に開口を設けるか、絶縁基板の一方の面からのみコア材を挿入するしかなかった。
本発明の発明者等は鋭意研究を重ねた結果、転写金型を用いることにより、絶縁基板を使用することなく、コイル部品を作製することができる知見を得、本発明を完成させた。
上記課題は、以下の本発明によって達成することができる。本発明の第1の手段は、少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記絶縁膜上にわずかに突出するように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第2の手段は、少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記絶縁膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記絶縁膜を除去した後、前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第3の手段は、少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記転写金型内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第4の手段は、少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法に係り、前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域に、レジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記レジスト膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする。
第1の手段において、前記絶縁膜上にわずかに突出した前記中心導体膜の端部を電解逆めっき処理により除去することを特徴とする。
また、第3の手段においては、前記中心導体膜の前記転写金型からの剥離は、前記絶縁膜上に離形剤膜を形成し、露出した前記中心導体膜表面と前記離形剤膜とを覆うように接着剤膜を被着し、前記接着剤膜と共に前記中心導体膜を前記転写金型から剥離した後、前記接着剤膜を除去することにより行なわれることを特徴とする。
第3の手段において、前記中心導体膜の前記転写金型からの剥離は、露出した前記中心導体膜表面と前記絶縁膜とを覆うように金属膜を被着し、前記金属膜と共に前記中心導体膜を前記転写金型から剥離した後、前記金属膜を除去することにより行なわれることを特徴とする。
さらに、第3の手段において、前記離形剤膜がシリコーン又はテフロン(登録商標)であり、前記接着剤膜がアクリルであり、前記接着剤膜の除去がMEK、又はアセトンにより行なわれ、前記金属膜がSn,Ni,Ag又はAlのいずれかであることを特徴とする。
第1乃至4のいずれかの手段において、前記転写金型は、マスタ金型からマザー金型を経て転写により作製され、前記表面部はNiで、前記剥離膜がNiOであることを特徴とする。
また、第1乃至4のいずれかの手段において、前記表面部はNiで、前記剥離膜がPVA、PET、又はPMMAのいずれかであり、前記絶縁膜がSiO、SOG又は樹脂であり、前記絶縁膜をCVD又はスパッタにより形成することを特徴とする。
第1、2又は4のいずれかの手段において、前記中心導体膜の前記転写金型からの剥離は、UVシート、熱剥離シート、バキュームチャック又は静電チャックのいずれかを用いて行なわれることを特徴とする。
また、第1乃至4のいずれかの手段において、前記レジスト膜は、フォトレジスト膜、熱レジスト膜又はグラビアインキ膜のいずれかであり、前記第1の電気めっき及び第2の電気めっきは銅めっきであることを特徴とする。
本発明の第5の手段は、転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法に係り、それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記絶縁膜上にわずかに突出するように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第6の手段は、転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法に係り、それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記絶縁膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記絶縁膜を除去した後、前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第7の手段は、転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法に係り、それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記転写金型内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第8の手段は、転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法に係り、それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記レジスト膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、前記レジスト膜を除去した後、前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする。
第5乃至8のいずれかの手段において、前記第1及び第2の電気めっきが銅めっきであり、第3の電気めっきが錫めっきであり、前記複数の転写金型は行列状に配列されていることを特徴とする。
本発明の第9の手段は、コイル素子集合体を用いてコイル部品を製造する方法に係り、第5乃至8のいずれかの手段で、製造された複数枚のコイル素子集合体を準備するステップと、前記複数枚のコイル素子集合体中の対応する前記コイル素子同士が整合するように前記複数枚のコイル素子集合体を積層し、加熱及び/又は加圧して互いに接合し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成するステップと、いずれか一方に前記コイルの中心部を貫通する突起部を有する上部コアと下部コアとを用いて電極引出し部を露出させて、前記コイルを密閉するステップと、前記上部コアと下部コアとの隙間から絶縁物質を充填し、前記コイルを固定するステップと、前記積層されたコイル素子集合体を前記コイル単位で切断し、前記電極引出し部に外部電極を取付けてコイル部品を形成するステップと、を有することを特徴とする。
第9の手段において、前記複数枚のコイル素子集合体中の対応するコイル素子同士が、互いに異なるコイルパターンを含むことを特徴とする。
本発明では、転写金型を用いてコイル素子やコイル素子集合体が作製された後に、転写金型から剥離されるため、コイル素子やコイル集合体を支持するための絶縁基板を必要としない。
コイル素子をめっきで作製するための導電化処理(前処理)工程を示す図。 前処理済み金型を用いて中心導体膜を作製する工程を示す図(その1)。 前処理済み金型を用いて中心導体膜を作製する工程を示す図(その2)。 前処理済み金型を用いて中心導体膜を作製する工程を示す図(その3)。 前処理済み金型を用いて中心導体膜を作製する工程を示す図(その4)。 作製された中心導体膜の断面形状を示す図。 第1の電気めっきで作製された中心導体膜の断面形状を示す図。 第2の電気めっきで作製された表面導体膜で被覆された中心導体膜の断面形状を示す図。 第2の電気めっき後の導体膜の断面形状を示す図。 第3の電気めっき後の導体膜の断面形状を示す図。 転写金型基板を用いて作製されたコイル素子集合体の平面図。 複数枚のコイル素子集合体を積層した状態を示す図。 複数枚のコイル素子集合体を積層し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成する説明図。 上部コアと下部コアとを用いてコイルを密閉した状態を示す図。 コイル内に絶縁物質を充填した状態を示す図。 積層されたコイル素子集合体を、コイル単位で切断するダイシングを示す図。 電極引出し部に外部電極を取り付けコイル部品を形成する工程を示す図。 転写金型基板の一例を示す図。 マスタ金型の作製工程を示す図。 マスタ金型からマザー金型を経て転写により、サン金型を複製する工程を示す図。
以下、添付図面に従って、本発明を詳細に説明する。
図18は本発明に用いられる転写金型基板の一例を示す図である。
転写金型基板100は、(A)に示すように複数の転写金型100m,n(m,n=1,2,…)を備えており、これらの転写金型100m,nは通常、行列状に配列されている。そして、これらの転写金型100m,nには(B)に示すような種々の形状のコイル素子パターン100a、100bが食刻されて形成されている。コイル素子パターン100a、100bの形状は直線や曲線を組み合わせて構成することができ、また部分的に線幅を変えたりして、任意の形状に設計することができる。
これらのコイル素子パターン100a、100bは、フォトマスクを用いて、周知のフォトリソグラフィ技術により転写金型基板100上に反転コイル素子パターンとして食刻される。(C)は反転コイル素子パターンが食刻された転写金型基板の一部を示す模式図である。このように転写金型基板には、複数の転写金型が備えられているが、以下では説明の便宜上、一個の転写金型に着眼して、その作製方法を説明する。 一般に、実際の素子の作製に使用される転写金型はワーキング金型あるいはサン金型と呼ばれるものであるが、これらのワーキング金型や、サン金型は、マスタ金型から転写によって作製される。
図19はマスタ金型の作製工程を示す図である。
まず、(A)に示すようにSi(シリコン)やNi(ニッケル)などを基材とするマスタ基板200を準備する。そして、(B)に示すようにその表面に液レジストや、ドライフィルムレジストなどの感光性のレジスト202を塗布する。
なお、液体タイプのレジストの場合、レジスト202の塗布前に密着剤を下塗りするとレジスト202の密着性が向上する。次いで(C)に示すように、素子パターンの形成されたフォトマスク204を介してUV露光を行うことにより素子パターンをレジスト202に焼付ける。そして、レジスト202を現像することにより、(D)に示すように素子パターンが形成される。
次いで、周知のエッチング技術を用いてマスタ基板200を選択エッチングし、その後、レジスト202を除去することにより、(E)に示すように反転素子パターン206が食刻されたマスタ金型が完成する。
なお、図19の(E)において、パターンの側壁が傾斜して示されているが、エッチングにドライプロセスを使用すれば、側壁はほぼ重直な形状とすることができる。
ここで、作製されたマスタ金型は高価なものなので、元金型として残し、このマスタ金型からめっき技術を用いて転写、複製によりマザー金型、サン金型を作製する。
マザー金型やサン金型は通常数十枚の複製が可能である。
図20は、マスタ金型からマザー金型を経て転写によりサン金型を複製する工程を示す図である。
まず(A)に示すようにマスタ金型300を準備する。次いで、(B)に示すようにめっき技術を用いてマスタ金型300にNiなどの金属を所望の厚さに電着させ、これをマスタ金型300から剥離してマザー金型302を作製する。マスタ金型300とマザー金型302とはパターン形状が反転している。さらに(C)に示すように、マザー金型302にNiなどの金属を電着させ、その後、これをマザー金型302から剥離して(D)に示すように、サン金型304を作製する。マザー金型302とサン金型304とはパターン形状が反転するため、サン金型304のパターン形状はマスタ金型300のパターン形状と同一となる。
以下、このサン金型304を転写金型として用いてコイル素子を製造することになる。
本発明では、転写金型を用いて電気めっきによりコイル素子を製造するが、電気めっきを行うために転写金型に導電化処理を行う必要がある。ここでは、転写金型への導電化処理を前処理と呼ぶこととするが、図1は前処理工程を示す図である。
まず、図20(D)で複製されたサン金型304を転写金型400として(A)に示すように準備する。
この転写金型400には、その表面部に反転コイル素子パターン402が食刻されて形成されている。転写金型400は全体が金属製であっても良いが、その表面部だけが金属製で、基体部が非金属性の材料であっても良い。次に(B)に示すように、転写金型400の表面に剥離膜404を形成する。これは後に、反転コイル素子パターン402にめっきにより電着された金属の剥離を容易にするためである。剥離膜404としては、通常、転写金型400の材料としてNi(ニッケル)を使用する場合、酸化ニッケル(NiO)が使用される。
NiOはNiを熱酸化することにより容易に形成することができ、また導電性を有しているため、電気めっき時に転写金型400の表面にそのまま残しておくことができるからである。
また、剥離膜404として、PVA(ポリビニールアルコール)、PET、PMMA(アクリル)などの熱により軟化、もしくは溶融する材料からなる非導電性の材料膜を使用することができる。
この場合には、後続のめっき工程による導電膜の電着に備えて、この非導電性膜の材料層上に銅などで金属薄膜を形成しておく必要がある。
次に(C)に示すように、剥離膜404の表面に絶縁膜406を重畳して形成する。絶縁膜404としては、SiO、SOG又は樹脂などが使用される。
この絶縁膜404の成膜には、CVD(Chemical Vapor Deposition)やスパッタを用いることができる。絶縁膜404は後続の工程で反転コイル素子パターンの形成されていない領域408だけに残して導電性を無くし、この領域408にめっきが電着されないようにするために用いられる。
次に(D)に示すように、絶縁膜406上の反転コイル素子パターンの形成されていない領域408にレジスト膜410を形成する。レジスト膜410としては、フォトレジスト膜、熱レジスト膜又はグラビアインキ膜などが使用できる。
レジスト膜410の形成に当たっては、ロールコートを用いて塗布することにより、領域408上のみに塗布することができる。また、領域408のみにレジスト膜410を塗布することが困難な場合、全面に塗布した後、フォトリソグラフィ技術を用いてエッチングし、領域408のみにレジスト膜410を残すようにしても良い。
次に(E)に示すように、レジスト膜410をマスクとして、露出した絶縁膜406をエッチング除去する。
これにより、反転コイル素子パターン402が形成されている領域のみが導電性を有しているようになるため後続のめっき工程により、導電膜が電着される。
その後、(F)に示すようにレジスト膜410を除去する。以上で、前処理工程を終了する。
次に、図2を参照して、前処理済み転写金型を用いてコイル素子の中心導体膜を作製する工程を説明する。
まず、(A)に示すように、前処理済みの転写金型1000(400)を準備する。
そして、(B)に示すように、第1の電気めっき(電解めっき)により反転コイル素子パターン402の形成されている領域を埋め尽くし、絶縁膜406上にわずかに突出するように中心導体膜412を電着する。通常、この第1の電気めっきは銅めっきであるが、他の金属材料をめっきしても良い。
ここで、中心導体膜412を絶縁膜406上にわずかに突出させるのは、後続の工程で、粘着シートなどを中心導体膜412に貼り付けるのを容易にするためである。また、中心導体膜412を絶縁膜406上にわずかに突出させると、中心導体膜412の端部413がわずかに絶縁膜406上に乗り掛かるように張り出す。
次いで、(C)に示すように中心導体膜412の全面に粘着シート414を貼り付け、引きはがすことにより、中心導体膜412が粘着シート414に接着された状態で転写金型1000から剥離される。なお、複数の転写金型を備えた転写金型基板から中心導体膜412を剥離させる場合には、中心導体膜412は複数の転写金型から一体として剥離される。中心導体膜412の転写金型1000からの剥離に、粘着シート414に替えて、UVシート、熱剥離シートも使用することができ、また剥離用シートを使用せず、バキュームチャックや静電チャックを用いて行うこともできる。
なお、剥離膜404として前述の非導電性の材料膜を使用した場合には、転写金型1000からの引きはがし前に加熱することにより、上記材料層が軟化もしくは溶融するため、中心導体膜412と転写金型1000との密着性が緩和され剥離が容易となる。
その後、(D)に示すように、粘着シート414を加熱などにより取り外す。
なお、中心導体膜412の形成に際して、絶縁膜406上への突出を無くし、矩形状の中心導体膜とし、これを転写金型400から剥離するためには、以下のような種々の方法がある。
第1の方法を図3に示す。
まず、(A)に示すように、前処理済みの転写金型1000(400)を準備する。
そして(B)に示すように、第1の電気めっきにより反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、絶縁膜406内に留まるように中心導体膜412aを電着する。
このようにすると、中心導体膜412aは絶縁膜406内に留まって上部に突出することがないため、中心導体膜412aの形状は上面が平坦な矩形状となる。
次いで、(C)に示すように絶縁膜406をエッチングなどの方法で除去する。
すると、中心導体膜412aは、上面が剥離膜404の上面よりわずかに上方に突出した状態となる。そこで、中心導体膜412aの上面に粘着シート414を貼り付け引きはがす。その後、(D)に示すように粘着シート414を取り外す。
第2の方法を図4に示す。
第1の方法と同様に、(A)に示すように前処理済みの転写金型1000(400)を準備する。そして、(B)に示すように第1の電気めっきにより反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、転写金型400内に留まるように中心導体膜412bを電着する。このようにすると、中心導体膜412bは転写金型400内に留まって上部に突出することがないため、中心導体膜412bの形状は上面が平坦な矩形状となる。
この点では第1の方法の場合と同様であるが、第1の方法に比較してコイル素子のアスペクト比が若干小さくなる。
次いで、(C)に示すように、絶縁膜406上にシリコーンやテフロンなどの離形剤をコーティングし、離形剤膜420を形成する。この離形剤膜420は、後続の工程で上面に形成される接着剤膜が絶縁膜406と強固に接着されて、剥離出来なくなるのを防止するためである。
次いで、(D)に示すように、露出した中心導体膜412bの表面と離形剤膜420とを覆うようにアクリルなどの接着剤を被着させ、接着剤膜422を形成する。これにより、中心導体膜412bは接着剤膜422と強固に接着される。
この状態で、(E)に示すように、接着剤膜422と共に中心導体膜412bを転写金型400から剥離する。その後、(F)に示すように、接着剤膜422をMEKやアセトンなどの有機溶剤によって溶解させて除去する。
第3の方法を図5に示す。
(A)、(B)に示すように、中心導体膜412bを転写金型400内に留まるように電着する工程までは、図4(A)、(B)に示す第2の方法と同一である。
その後、図5(C)に示すように、露出した中心導体膜412bの表面と絶縁膜406とを覆うように金属膜430を被着する。金属膜430の被着は、めっき又はスパッタなどの方法で行うことができる。
被着する金属膜430としては、Sn、Ni、Ag、Alなどの金属が使用できる。好ましくは、中心導体膜412bとの密着性が良く、かつ、中心導体膜412bの金属との間で選択エッチング可能な金属が良い。
次いで、(D)に示すように、金属膜430と共に中心導体膜412bを転写金型400から剥離する。その後、(E)に示すように、金属膜430を選択エッチングにより除去する。
第4の方法は特に図示しないが、図1に示す前処理工程で、(E)に示すようにエッチングで絶縁膜406を除去した後、レジスト膜410を着けたままで、図2の(B)に示す第1の電気めっきを行い、その後、レジスト膜410を除去すればよい。この方法によれば、コイル素子のアスペクト比が高くなる。
図6は、図2の工程を経て作製された中心導体膜412の断面形状を示す図である。本実施例の場合、(A)に示すように中心導体膜412の高さ(H)は150μm、幅(W)は50μm、中心導体膜412間の間隔は50μmである。また、絶縁膜406上への突出は2μm、左右への張り出しは1.5μmであった。
この中心導体膜412の端部413の張り出しは後続の工程での表面導体膜の均一形成に障害となるため、電解逆めっき処理により、除去する。
なお、電解逆めっき処理とは、電界方向を逆にし、めっきされた金属を逆エッチングして取り除く処理をいう。ここで端部413には、他の部分に比較して電界が集中するため、エッチング速度が上がり、選択的にエッチングが行なわれる。
その結果(B)に示すように、均一な形状の中心導体膜412が形成される。
本発明では、次に中心導体膜412を均一に太らせて導体間の間隔を狭小化する。図7は、第1のめっき処理によって作製された中心導体膜412の断面形状を示したものである。この実施例では、高さ(H)は150μm、幅(W)は50μm、導体間隔は50μmである。
このような中心導体膜412を下地として第2の電気めっきにより、この中心導体膜412を均一に被覆するように表面導体膜416を形成する。これは太らせめっきと呼ばれるもので、この太らせめっきも本実施例の場合、第1の電気めっきと同様に銅めっきである。
図8は、第2の電気めっき(太らせめっき)で作製された表面導体膜416で被覆された、中心導体膜412の断面形状を示した図である。
中心導体膜412の周囲に、全体的に21μmの厚さに第2の電気めっき処理を施すと、導体膜の高さ(H)は192μm、幅(W)92μm、導体間隔は8μmとなり、ハイアスペクトで高定格電流を扱うことのできるコイル素子が形成される。
以上の説明では、一個の転写金型に着眼して、一個のコイル素子を作製する場合を説明したが、複数のコイル素子を有するコイル素子集合体を一括して作製する場合には、それぞれに反転コイル素子パターンが食刻された複数の転写金型を備えた転写金型基板を用いて、同様に作製することができる。
次に、このように作製されたコイル素子集合体を用いてコイル部品を作製する方法について説明する。後述するように、コイル部品はコイル素子集合体を複数枚積層して作製される。
そこで、各層のコイル素子同士を接合して接続するために、予めコイル素子の周囲に接合膜を形成しておく必要がある。
そこで、図9に示す第2の電気めっき後の中心導体膜412と表面導体膜416からなる導体膜の周囲に図10に示すように第3の電気めっきにより接合膜418を形成する。この接合膜418は通常錫めっきにより形成され、その膜厚は2μm程度とする。
なお、導体間隔がこの第3の電気めっきによって狭くなりすぎる恐れのある場合、第2のめっきでの表面導体膜416の厚さを少し減らすようにしても良い。
図11は、転写金型基板を用いて作製されたコイル素子集合体2000の平面図である。このコイル素子集合体2000を作製するための転写金型基板も、この形状と同一の形状となっている。複数のコイル素子500m,n(m,n=1,2…)の導体パターンを補強するため、リブ502、ゲート504、ランナ506が設けられている。また、リブ502の4隅には孔508が設けられ、この孔508を貫通するピン510を用いて、複数枚のコイル素子集合体2000各層に形成されたコイル素子500m,nの導体パターンの位置合わせを行う。
図12に示すように複数枚のコイル素子集合体2000−1、2000−2、…2000−Nを、ピン510を介して、各コイル素子集合体中の対応するコイル素子同士が整合するように積層し、加熱及び/又は加熱して互いに接合し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成する。加熱及び/又は加熱することで、図7に示す結合膜418を構成する錫めっきが溶融し、はんだとして作用して各層のコイル素子同士が接合される。
図13は、複数枚のコイル素子集合体を積層し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成することを説明する図である。図13に示す実施例では、6層のコイル素子集合体を積層して、各層中のコイル素子同士を接続して、1個のコイルを作製する場合を示している。複数枚のコイル素子集合体中の対応するコイル素子同士は互いに異なるコイルパターンを含むように構成することができる。
図13に示す例では、第1層(Layer 1)、第3層(Layer 3)、及び第6層(Layer 6)はそれぞれ相異なるコイルパターンとなっており、第2層(Layer 2)と第4層(Layer 4)とは同一コイルパターン及び第3層(Layer 3)と第5層(Layer5)とはそれぞれ同一コイルパターンとなっている。(B)、(C)は、6層のコイル素子集合体を積層し、各層中の対応するコイル素子同士が整合するように接合し、コイル素子同士を接続して1個のコイルを形成した状態を示したものである。
なお、前述の説明におけるコイル素子の作製においては、コイル素子を構成する中心導体層の高さ(H)を揃えているようなイメージで説明をしたが、実際には図13(A)に示すように各層の接続部においては高さの異なるものを使用している。(A)に示す例では、通常のコイル素子のパターンにおいては高さ(H)は100μmであるが、層間の接続部分においては、高さ(H)は150μmとなっている。
このような高さ(H)の異なるコイルパターンの同一層中での作製は、転写金型に形成される食刻パターンの深さを接続部分において深くし、フィールドビア用の特殊な銅めっき液を用いることで、深くなった部分を、選択的に充填めっきを行ったり、マスクを2回用いて銅めっきを行ったりすることで実現できる。
以上のようにして、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成した後は、図14に示すように、いずれか一方にコイルの中心部を貫通する突起部604を有する磁性体の上部コア600と下部コア602とを用いて電極引出し部606を外部に露出させてコイルを密閉する。この際、上部コア600と下部コア602とは図11に示すパターン補強のためのゲート504をかわすように取り付ける。なお、上部コア600と下部コア602とは後続のダイシング工程でダイシングライン608に沿って切断される。次いで、図15に示すように上部コア600と下部コア602との隙間(図示せず)から絶縁物質612を充填し、コイルを固定する。
次いで、図16に示すように積層されたコイル素子集合体をコイル単位でカッター700を用いて切断する。(A)はコイル素子集合体を、(B)は1個のコイル部品を示すもので、電極引出し部606は、第1層(Layer 1)の一部として形成されている。
最後に、図17に示すように、電極引出し部606にはんだディップ法などの方法により、外部電極610を取付け、その後のはんだ付けのための前処理としてはんだ上げを行い、コイル部品3000を完成する。
200:マスタ基板
202:レジスト
206:反転素子パターン
300:マスタ金型
302:マザー金型
304:サン金型
400:転写金型
402:反転コイル素子パターン
404:剥離膜
406:絶縁膜
408:反転コイル素子パターンの形成されていない領域
410:レジスト膜
412:中心導体膜
413:中心導体膜の端部
416:表面導体膜
418:接合膜
600:上部コア
602:下部コア
604:突起部
606:電極引出し部
608:ダイシングライン
610:外部電極
1000:前処理済みの転写管型
2000:コイル素子集合体
3000:コイル部品

Claims (26)

  1. 少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、
    前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、
    前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記絶縁膜上にわずかに突出するように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  2. 少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、
    前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、
    前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記絶縁膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記絶縁膜を除去した後、前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  3. 少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、
    前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、
    前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記転写金型内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  4. 少なくとも表面部が金属性の転写金型を用いてコイル素子を製造する方法であって、
    前記表面部に反転コイル素子パターンが食刻された前記転写金型を準備するステップと、
    前記転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域に、レジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記レジスト膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記中心導体膜を前記転写金型から剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜とからなるコイル素子を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、
    前記絶縁膜上にわずかに突出した前記中心導体膜の端部を電解逆めっき処理により除去することを特徴とする方法。
  6. 請求項3に記載の方法において、
    前記中心導体膜の前記転写金型からの剥離は、
    前記絶縁膜上に離形剤膜を形成し、
    露出した前記中心導体膜表面と前記離形剤膜とを覆うように接着剤膜を被着し、前記接着剤膜と共に前記中心導体膜を前記転写金型から剥離した後、
    前記接着剤膜を除去することにより行なわれることを特徴とする方法。
  7. 請求項3に記載の方法において、
    前記中心導体膜の前記転写金型からの剥離は、
    露出した前記中心導体膜表面と前記絶縁膜とを覆うように金属膜を被着し、前記金属膜と共に前記中心導体膜を前記転写金型から剥離した後、前記金属膜を除去することにより行なわれることを特徴とする方法。
  8. 請求項6に記載の方法において、
    前記離形剤膜がシリコーン又はテフロン(登録商標)であることを特徴とする方法。
  9. 請求項6に記載の方法において、
    前記接着剤膜がアクリルであり、前記接着剤膜の除去がMEK、又はアセトンにより行なわれることを特徴とする方法。
  10. 請求項7に記載の方法において、
    前記金属膜がSn,Ni,Ag又はAlのいずれかであることを特徴とする方法。
  11. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記転写金型は、マスタ金型からマザー金型を経て転写により作製されることを特徴とする方法。
  12. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記表面部はNiで、前記剥離膜がNiOであることを特徴とする方法。
  13. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記表面部はNiで、前記剥離膜がPVA、PET、又はPMMAのいずれかであることを特徴とする方法。
  14. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記絶縁膜がSiO、SOG又は樹脂であることを特徴とする方法。
  15. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記絶縁膜をCVD又はスパッタにより形成することを特徴とする方法。
  16. 請求項1、2又は4のいずれかに記載の方法において、
    前記中心導体膜の前記転写金型からの剥離は、UVシート、熱剥離シート、バキュームチャック又は静電チャックのいずれかを用いて行なわれることを特徴とする方法。
  17. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記レジスト膜は、フォトレジスト膜、熱レジスト膜又はグラビアインキ膜のいずれかであることを特徴とする方法。
  18. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
    前記第1の電気めっき及び第2の電気めっきは銅めっきであることを特徴とする方法。
  19. 転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法であって、
    それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、
    前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記絶縁膜上にわずかに突出するように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  20. 転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法であって、
    それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、
    前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記絶縁膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記絶縁膜を除去した後、前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  21. 転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法であって、
    それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、
    前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め、前記転写金型内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  22. 転写金型基板を用いてコイル素子集合体を製造する方法であって、
    それぞれ表面部に反転コイル素子パターンが食刻された複数の少なくとも前記表面部が金属性の転写金型を備えた転写金型基板を準備するステップと、
    前記複数の転写金型の表面に剥離膜と絶縁膜とを重畳して形成するステップと、
    前記絶縁膜上の前記反転コイル素子パターンの形成されていない領域にレジスト膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜をエッチング除去するステップと、
    前記反転コイル素子パターンの形成されている領域を埋め尽くし、前記レジスト膜内に留まるように第1の電気めっきにより中心導体膜を形成するステップと、
    前記レジスト膜を除去した後、前記中心導体膜を前記複数の転写金型から一体として剥離し、前記中心導体膜のみを取出すステップと、
    前記取出した中心導体膜を下地として第2の電気めっきにより表面導体膜を、第3の電気めっきにより前記表面導体膜を覆う接合膜を形成し、前記中心導体膜と前記表面導体膜と前記接合膜とからなるコイル素子集合体を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  23. 請求項19乃至22のいずれかに記載の方法において、
    前記第1及び第2の電気めっきが銅めっきであり、第3の電気めっきが錫めっきであることを特徴とする方法。
  24. 請求項19乃至22のいずれかに記載の方法において、
    前記複数の転写金型は行列状に配列されていることを特徴とする方法。
  25. コイル素子集合体を用いてコイル部品を製造する方法であって、
    請求項19乃至24のいずれかの方法で製造された複数枚のコイル素子集合体を準備するステップと、
    前記複数枚のコイル素子集合体中の対応する前記コイル素子同士が整合するように前記複数枚のコイル素子集合体を積層し、加熱及び/又は加圧して互いに接合し、各層のコイル素子同士を接続してコイルを形成するステップと、
    いずれか一方に前記コイルの中心部を貫通する突起部を有する上部コアと下部コアとを用いて電極引出し部を露出させて、前記コイルを密閉するステップと、
    前記上部コアと下部コアとの隙間から絶縁物質を充填し、前記コイルを固定するステップと、
    前記積層されたコイル素子集合体を前記コイル単位で切断し、前記電極引出し部に外部電極を取付けてコイル部品を形成するステップと、を有することを特徴とする方法。
  26. 請求項25に記載の方法において、
    前記複数枚のコイル素子集合体中の対応するコイル素子同士が、互いに異なるコイルパターンを含むことを特徴とする方法。
JP2013513443A 2012-10-30 2012-10-30 コイル素子、コイル素子集合体及びコイル部品の製造方法 Active JP5294285B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/006958 WO2014068611A1 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 コイル素子、コイル素子集合体及びコイル部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5294285B1 true JP5294285B1 (ja) 2013-09-18
JPWO2014068611A1 JPWO2014068611A1 (ja) 2016-09-08

Family

ID=49396745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013513443A Active JP5294285B1 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 コイル素子、コイル素子集合体及びコイル部品の製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20150302987A1 (ja)
EP (1) EP2927919A1 (ja)
JP (1) JP5294285B1 (ja)
KR (1) KR20150082406A (ja)
CN (1) CN104756208A (ja)
TW (1) TW201430878A (ja)
WO (1) WO2014068611A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10720823B1 (en) * 2016-01-15 2020-07-21 University Of Southern California Ferrofluid liquid spring with magnets between coils inside an enclosed chamber for vibration energy harvesting
JP6953279B2 (ja) 2016-12-07 2021-10-27 日東電工株式会社 モジュールの製造方法
US10930425B2 (en) 2017-10-25 2021-02-23 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Inductor
KR102029543B1 (ko) * 2017-11-29 2019-10-07 삼성전기주식회사 코일 전자 부품
WO2021000074A1 (zh) * 2019-06-29 2021-01-07 瑞声声学科技(深圳)有限公司 一种振动马达
US20240006945A1 (en) * 2021-01-04 2024-01-04 Lg Innotek Co., Ltd. Coil member and camera module comprising same
US11581828B2 (en) * 2021-05-05 2023-02-14 Enervibe Ltd Electromagnetic vibration and energy harvester having vibrating body, magnets and stationary magnet and hinge

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017351A (ja) * 1994-10-04 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 転写導体の製造方法およびグリーンシート積層体の製造方法
JP2003068555A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Minebea Co Ltd 電子部品の導体パターン形成方法及びコモンモードチョークコイル
JP2008166391A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tdk Corp 導体パターンの形成方法および電子部品
JP2008251640A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tdk Corp 導体パターンの形成方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4260913B2 (ja) 1998-01-12 2009-04-30 Tdk株式会社 ハイアスペクト導体デバイスの製造方法
JP2001267166A (ja) 2000-03-17 2001-09-28 Tdk Corp 平面コイルの製造方法、平面コイルおよびトランス

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017351A (ja) * 1994-10-04 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 転写導体の製造方法およびグリーンシート積層体の製造方法
JP2003068555A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Minebea Co Ltd 電子部品の導体パターン形成方法及びコモンモードチョークコイル
JP2008166391A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tdk Corp 導体パターンの形成方法および電子部品
JP2008251640A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tdk Corp 導体パターンの形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20150302987A1 (en) 2015-10-22
JPWO2014068611A1 (ja) 2016-09-08
CN104756208A (zh) 2015-07-01
EP2927919A1 (en) 2015-10-07
WO2014068611A1 (ja) 2014-05-08
KR20150082406A (ko) 2015-07-15
TW201430878A (zh) 2014-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5294285B1 (ja) コイル素子、コイル素子集合体及びコイル部品の製造方法
JP5294288B1 (ja) 樹脂基板を用い、電気鋳造によりコイル素子を製造する方法
JP5294286B1 (ja) コイル素子の製造方法
US20110154658A1 (en) Circuit substrate and manufacturing method thereof
JP2014194980A (ja) 積層型電子部品及びその製造方法
TW200829104A (en) Circuit board and method for manufaturing thereof
TWI542271B (zh) 封裝基板及其製作方法
JP5514375B1 (ja) コイル部品及びコイル部品の製造方法
US20110063776A1 (en) Fabrication of passive electronic components
CN116744585B (zh) 超薄介厚基板及其制作方法、音圈马达
CN109961940B (zh) 电感器及其制造方法
JP5294287B1 (ja) コイル素子の製造方法
JP2003068555A (ja) 電子部品の導体パターン形成方法及びコモンモードチョークコイル
CN104125726B (zh) 印刷电路板的制作方法
JP4033401B2 (ja) 積層セラミック電子部品および当該部品の製造の供せられるセラミックグリーンシートの製造方法
CN116207081A (zh) 一种嵌埋同轴电感的基板及其制作方法
JP2022008705A (ja) 極細導電回路を有する回路基板製造方法及びその構造
JP2014206512A (ja) マイクロ流路チップ及びその製造方法
JPH0677650A (ja) 多層配線板の製造方法
JP2018046270A (ja) 半導体素子の実装構造およびその製造方法
JP2005197584A (ja) 積層セラミック電子部品および当該部品の製造の供せられるセラミックグリーンシートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5294285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S303 Written request for registration of pledge or change of pledge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316303

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250