JP2008108882A - 電子部品とその製造方法 - Google Patents

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真二 原田
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慎一 守本
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Abstract

【課題】本発明はインダクタンス部品等の電子部品を小型化することを目的とするものである。
【解決手段】その目的を達成するために本発明は、内部導体1を有する本体2と、この本体2外に設けられるとともに、前記内部導体1に電気的に接続された外部電極3とを備え、前記本体2は、前記内部導体1が、少なくとも水平方向で接する内部導体形成用パターンを有する機能材料層を備えた構成としたものである。
つまり、機能材料層は、内部導体1を形成するための内部導体形成用パターンを有するので、別途マスクが不要で、しかも電子部品としての機能向上にもつながるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は例えばインダクタンス素子やキャパシタ素子などの電子部品とその製造方法に関するものである。
例えば携帯電話などに使用されるインダクタンス部品は非常に小型化が要求され、そのため製造方法も半導体と同じようにフォトリソグラフィ工法を用いたものが多くなっている(例えば下記特許文献1)。
特開2006−173159号公報
上記従来方法で製造されたインダクタンス部品は非常に小型化されたものと出来るが、その内部導体となるインダクタンス素子構成導体の近傍は感光性の絶縁樹脂層が存在することとなる。
この絶縁樹脂層は、フォトリソグラフィ工法でインダクタンス素子構成導体を製造するためには、上述のごとく感光性であることが必須となり、このことが本来の電気的性能を向上するのに障害となっている。
すなわち、インダクタンス部品であるとそのインダクタンス値を大きくするためには、インダクタンス素子構成導体の近傍に透磁率の大きな磁性体を設けるべきでは有るが、上述のごとくフォトリソグラフィ工法のためには感光性であることが必須となり、感光性の絶縁樹脂層は必ずしも透磁率が大きくなく、このことによりインダクタンス値を大きく出来ないのが実態であった。
また、このようにインダクタンス値を大きく出来ないということは、大きなインダクタンス値を得ようとすれば、インダクタンス素子構成導体の巻数を多くしなければならないことにもつながり、その結果としてインダクタンス部品の小型化が困難なものになっている。
そこで本発明は、インダクタンス部品等の電子部品の小型化を目的とするものである。
またその製造方法として、生産性を向上することを目的とするものである。
そして小型化の目的を達成するために本発明は、内部導体を有する本体と、この本体外に設けられるとともに、前記内部導体に電気的に接続された外部電極とを備え、前記本体は、前記内部導体が、少なくとも水平方向で接する内部導体形成用パターンを有する機能材料層を備えた構成としたものである。
また生産性の向上の目的を達成するために本発明は、内部導体を有する本体と、この本体外に設けられるとともに、前記内部導体に電気的に接続された外部電極とを備えた電子部品の製造方法であって、前記内部導体は、少なくとも下記第1から第9の工程により形成する電子部品の製造方法。
マスター金型を機能材料製板体に押し付けた後に引き剥がして、この機能材料製板体の前記マスター金型の凸部に対向する部分に凹部を形成する第1の工程、次にこの機能材料製板体の凹部を埋めるごとく、この機能材料製板体の凹部側に補助樹脂層を重ねる第2の工程、その後前記機能材料製板体の凹部とは反対側を、少なくともこの機能材料製板体の凹部底面に達するまで研削する第3の工程、次にこの機能材料製板体の研削面にフィルムを貼付する第4の工程、その後この機能材料製板体のフィルムとは反対側の補助樹脂層をこの機能材料製板体から引き剥がす第5の工程、次にこのフィルムに貼付された機能材料製板体の、フィルムとは反対側面を基材上に貼付する第6の工程、その後この基材上からフィルムを剥離する第7の工程、次にフィルムが剥離された基材上において機能材料製板体の凹部を埋めるごとく、この板体の凹部側にメッキによる導電層を設ける第8の工程、その後機能材料製板体の凹部に導電層を残した状態で、この機能材料製板体の基材とは反対側の導電層を研削する第9の工程。
以上のように本発明は、内部導体を有する本体と、この本体外に設けられるとともに、前記内部導体に電気的に接続された外部電極とを備え、前記本体は、前記内部導体が、少なくとも水平方向で接する内部導体形成用パターンを有する機能材料層を備えた構成としたもの、つまり内部導体に水平方向で接する部分に機能材料層を設けているので、例えばインダクタンス部品であればインダクタンス値を大きくすることが出来、またキャパシタンス部品であれば静電容量を大きくすることが出来、そのことからインダクタンス部品やキャパシタンス部品を小型化することも出来る。
また、機能材料層に内部導体形成用パターンを設けることで、生産性を向上することが出来る。
図1、図2に示すように本発明の一実施形態では、インダクタンス部品を例にしたものである。
本実施形態では、内部導体1を有する本体2と、この本体2外に設けられるとともに、前記内部導体1に電気的に接続された外部電極3とを備えている。
前記内部導体1はインダクタンス部品であるので、螺旋状のコイルパターンとなっており、螺旋状の内部導体1の内外に接する部分は機能材料層として磁性体層4となっている。
つまり、本実施形態のインダクタンス部品は一見一般的なものに見えるが、螺旋状の内部導体1の内外に接する部分が機能材料層として磁性体層4となっていることが大きな特徴で、それによりインダクタンス値が大きくなり、またそのことにより同じインダクタンス値なら従来品よりも小型化が図れる。
以下に、このような螺旋状の内部導体1と、その内外に接する機能材料層としての磁性体層4との製造方法を説明することで、本実施形態の特徴点をさらに明らかにする。
上記本体2は図2に示すようにa〜hの八層の磁性体層4を積層して構成したものである。その内で、一層目(a層)は図3、図4のようにして形成され、二層目(b層)は図5、図6のようにして形成され、三層目(c層)は図7、図8のようにして形成され、四層目(d層)は図9、図10のようにして形成され、五層目(e層)は図11、図12のようにして形成され、六層目(f層)は図13、図14のようにして形成され、七層目(g層)は図15、図16のようにして形成され、八層目(h層)は図17、図18のようにして形成される。
これらa〜hの八層の製造工程を示す図3〜図18において奇数の図3、図5、図7、図9、図11、図13、図15、図17はそれぞれの層を形成するための準備工程となっており、これら八つの準備工程は並行して進められる。
先ず第一層(a層)について説明すると、図3(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第一層(a層)の内部導体パターンを形成するための凹部5aを有する凹版6aを形成する。
次に図3(B)のごとくこの凹版6aの前記凹部5a側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6aの凹部5aに対向する部分が凸部7aとなったマスター金型8aを形成する。
その後図3(C)のごとくこのマスター金型8aを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9aに押し付けた後に引き剥がし、図3(D)のごとくこの機能材料製板体9aの前記マスター金型8aの凸部7aに対向する部分に凹部10aを形成する。
次に図3(E)のごとくこの機能材料製板体9aの凹部10aを埋めるごとく、この機能材料製板体9aの凹部10a側に補助樹脂層11aを重ねる。
その後図3(F)のごとく前記機能材料製板体9aの凹部10aとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9aの凹部10a底面に達するまで研削削除する。
次に図3(G)のごとくこの機能材料製板体9aの研削面に樹脂製のフィルム12aを貼付する。
その後図3(H)のごとくこの機能材料製板体9aのフィルム12aとは反対側の補助樹脂層11aをこの機能材料製板体9aから引き剥がす(なお、この図3(H)と、後述する図5(H)、図7(H)、図9(H)、図11(H)、図13(H)、図15(H)、図17(H)において、フィルム12a〜12h上に残った機能材料製板体9a〜9hが機能材料層となる)。
次に図4(A)(B)のごとくこのフィルム12aに貼付された機能材料製板体9aの、フィルム12aとは反対側面を基材13a上に貼付する。
その後図4(C)のごとくこの基材13a上からフィルム12aを剥離する。
次に図4(D)のごとくフィルム12aが剥離された基材13a上において機能材料製板体9aの凹部10aを埋めるごとく、この板体9aの凹部10a側に銅メッキによる導電層14aを設ける。
その後図4(E)のごとく機能材料製板体9aの凹部10aに導電層14aを残した状態で、この機能材料製板体9aの基材13aとは反対側の導電層14aを研削する(なお、この図4(E)と、後述する図6(E)、図8(E)、図10(E)、図12(E)、図14(E)、図16(E)、図18(E)において、基材13a上の左右に存在する導電層14a〜14hは外部電極接続用電極構成導体となり、図2において錫メッキをするための基礎部分であって、これにより外部電極3が構成される。)。
次に図2の第二層(b層)について説明する。
図5(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第二層(b層)の内部導体パターンを形成するための凹部5bを有する凹版6bを形成する。
次に図5(B)のごとくこの凹版6bの前記凹部5b側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6bの凹部5bに対向する部分が凸部7bとなったマスター金型8bを形成する。
その後図5(C)のごとくこのマスター金型8bを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9bに押し付けた後に引き剥がし、図5(D)のごとくこの機能材料製板体9bの前記マスター金型8bの凸部7bに対向する部分に凹部10bを形成する。
次に図5(E)のごとくこの機能材料製板体9bの凹部10bを埋めるごとく、この機能材料製板体9bの凹部10b側に補助樹脂層11bを重ねる。
その後図5(F)のごとく前記機能材料製板体9bの凹部10bとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9bの凹部10b底面に達するまで研削削除する。
次に図5(G)のごとくこの機能材料製板体9bの研削面に樹脂製のフィルム12bを貼付する。
その後図5(H)のごとくこの機能材料製板体9bのフィルム12bとは反対側の補助樹脂層11bをこの機能材料製板体9bから引き剥がす。
次に図6(A)(B)のごとくこのフィルム12bに貼付された機能材料製板体9bの、フィルム12bとは反対側面を、図4(E)で形成された基材13aの機能材料製板体9a上に貼付、一体化する。
その後図6(C)のごとく機能材料製板体9b上からフィルム12bを剥離する。
次に図6(D)のごとくフィルム12bが剥離された基材13a上において機能材料製板体9bの凹部10bを埋めるごとく、この板体9bの凹部10b側に銅メッキによる導電層14bを設ける。
その後図6(E)のごとく機能材料製板体9bの凹部10bに導電層14bを残した状態で、この機能材料製板体9bの基材13aとは反対側の導電層14bを研削する。
次に図2の第三層(c層)について説明する。
図7(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第三層(c層)の内部導体パターンを形成するための凹部5cを有する凹版6cを形成する。
次に図7(B)のごとくこの凹版6cの前記凹部5c側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6cの凹部5cに対向する部分が凸部7cとなったマスター金型8cを形成する。
その後図7(C)のごとくこのマスター金型8cを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9cに押し付けた後に引き剥がし、図7(D)のごとくこの機能材料製板体9cの前記マスター金型8cの凸部7cに対向する部分に凹部10cを形成する。
次に図7(E)のごとくこの機能材料製板体9cの凹部10cを埋めるごとく、この機能材料製板体9cの凹部10c側に補助樹脂層11cを重ねる。
その後図7(F)のごとく前記機能材料製板体9cの凹部10cとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9cの凹部10c底面に達するまで研削削除する。
次に図7(G)のごとくこの機能材料製板体9cの研削面に樹脂製のフィルム12cを貼付する。
その後図7(H)のごとくこの機能材料製板体9cのフィルム12cとは反対側の補助樹脂層11cをこの機能材料製板体9cから引き剥がす。
次に図8(A)(B)のごとくこのフィルム12cに貼付された機能材料製板体9cの、フィルム12cとは反対側面を、図6(E)で形成された基材13aの機能材料製板体9a、9b(正確には9b)上に貼付、一体化する。
その後図8(C)のごとく機能材料製板体9c上からフィルム12cを剥離する。
次に図8(D)のごとくフィルム12cが剥離された基材13a上において機能材料製板体9cの凹部10cを埋めるごとく、この板体9cの凹部10c側に銅メッキによる導電層14cを設ける。
その後図8(E)のごとく機能材料製板体9cの凹部10cに導電層14cを残した状態で、この機能材料製板体9cの基材13aとは反対側の導電層14cを研削する。
次に図2の第四層(d層)について説明する。
図9(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第四層(d層)の内部導体パターンを形成するための凹部5dを有する凹版6dを形成する。
次に図9(B)のごとくこの凹版6dの前記凹部5d側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6dの凹部5dに対向する部分が凸部7dとなったマスター金型8dを形成する。
その後図9(C)のごとくこのマスター金型8dを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9dに押し付けた後に引き剥がし、図9(D)のごとくこの機能材料製板体9dの前記マスター金型8dの凸部7dに対向する部分に凹部10dを形成する。
次に図9(E)のごとくこの機能材料製板体9dの凹部10dを埋めるごとく、この機能材料製板体9dの凹部10d側に補助樹脂層11dを重ねる。
その後図9(F)のごとく前記機能材料製板体9dの凹部10dとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9dの凹部10d底面に達するまで研削削除する。
次に図9(G)のごとくこの機能材料製板体9dの研削面に樹脂製のフィルム12dを貼付する。
その後図9(H)のごとくこの機能材料製板体9dのフィルム12dとは反対側の補助樹脂層11dをこの機能材料製板体9dから引き剥がす。
次に図10(A)(B)のごとくこのフィルム12dに貼付された機能材料製板体9dの、フィルム12dとは反対側面を、図8(E)で形成された基材13aの機能材料製板体9a〜9c(正確には9c)上に貼付、一体化する。
その後図10(C)のごとく機能材料製板体9d上からフィルム12dを剥離する。
次に図10(D)のごとくフィルム12dが剥離された基材13a上において機能材料製板体9dの凹部10dを埋めるごとく、この板体9dの凹部10d側に銅メッキによる導電層14dを設ける。
その後図10(E)のごとく機能材料製板体9dの凹部10dに導電層14dを残した状態で、この機能材料製板体9dの基材13aとは反対側の導電層14dを研削する。
次に図2の第五層(e層)について説明する。
図11(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第五層(e層)の内部導体パターンを形成するための凹部5eを有する凹版6eを形成する。
次に図11(B)のごとくこの凹版6eの前記凹部5e側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6eの凹部5eに対向する部分が凸部7eとなったマスター金型8eを形成する。
その後図11(C)のごとくこのマスター金型8eを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9eに押し付けた後に引き剥がし、図11(D)のごとくこの機能材料製板体9eの前記マスター金型8eの凸部7eに対向する部分に凹部10eを形成する。
次に図11(E)のごとくこの機能材料製板体9eの凹部10eを埋めるごとく、この機能材料製板体9eの凹部10e側に補助樹脂層11eを重ねる。
その後図11(F)のごとく前記機能材料製板体9eの凹部10eとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9eの凹部10e底面に達するまで研削削除する。
次に図11(G)のごとくこの機能材料製板体9eの研削面に樹脂製のフィルム12eを貼付する。
その後図11(H)のごとくこの機能材料製板体9eのフィルム12eとは反対側の補助樹脂層11eをこの機能材料製板体9eから引き剥がす。
次に図12(A)(B)のごとくこのフィルム12eに貼付された機能材料製板体9eの、フィルム12eとは反対側面を、図10(E)で形成された基材13aの機能材料製板体9a〜9d(正確には9d)上に貼付、一体化する。
その後図12(C)のごとく機能材料製板体9e上からフィルム12eを剥離する。
次に図12(D)のごとくフィルム12eが剥離された基材13a上において機能材料製板体9eの凹部10eを埋めるごとく、この板体9eの凹部10e側に銅メッキによる導電層14eを設ける。
その後図12(E)のごとく機能材料製板体9eの凹部10eに導電層14eを残した状態で、この機能材料製板体9eの基材13aとは反対側の導電層14eを研削する。
次に図2の第六層(f層)について説明する。
図13(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第六層(f層)の内部導体パターンを形成するための凹部5fを有する凹版6fを形成する。
次に図13(B)のごとくこの凹版6fの前記凹部5f側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6fの凹部5fに対向する部分が凸部7fとなったマスター金型8fを形成する。
その後図13(C)のごとくこのマスター金型8fを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9fに押し付けた後に引き剥がし、図13(D)のごとくこの機能材料製板体9fの前記マスター金型8fの凸部7fに対向する部分に凹部10fを形成する。
次に図13(E)のごとくこの機能材料製板体9fの凹部10fを埋めるごとく、この機能材料製板体9fの凹部10f側に補助樹脂層11fを重ねる。
その後図13(F)のごとく前記機能材料製板体9fの凹部10fとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9fの凹部10f底面に達するまで研削削除する。
次に図13(G)のごとくこの機能材料製板体9fの研削面に樹脂製のフィルム12fを貼付する。
その後図13(H)のごとくこの機能材料製板体9fのフィルム12fとは反対側の補助樹脂層11fをこの機能材料製板体9fから引き剥がす。
次に図14(A)(B)のごとくこのフィルム12fに貼付された機能材料製板体9fの、フィルム12fとは反対側面を、図12(E)で形成された基材13aの機能材料製板体9a〜9e(正確には9e)上に貼付、一体化する。
その後図14(C)のごとく機能材料製板体9f上からフィルム12fを剥離する。
次に図14(D)のごとくフィルム12fが剥離された基材13a上において機能材料製板体9fの凹部10fを埋めるごとく、この板体9fの凹部10f側に銅メッキによる導電層14fを設ける。
その後図14(E)のごとく機能材料製板体9fの凹部10fに導電層14fを残した状態で、この機能材料製板体9fの基材13aとは反対側の導電層14fを研削する。
次に図2の第七層(g層)について説明する。
図15(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第七層(g層)の内部導体パターンを形成するための凹部5gを有する凹版6gを形成する。
次に図15(B)のごとくこの凹版6gの前記凹部5g側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6gの凹部5gに対向する部分が凸部7gとなったマスター金型8gを形成する。
その後図15(C)のごとくこのマスター金型8gを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9gに押し付けた後に引き剥がし、図15(D)のごとくこの機能材料製板体9gの前記マスター金型8gの凸部7gに対向する部分に凹部10gを形成する。
次に図15(E)のごとくこの機能材料製板体9gの凹部10gを埋めるごとく、この機能材料製板体9gの凹部10g側に補助樹脂層11gを重ねる。
その後図15(F)のごとく前記機能材料製板体9gの凹部10gとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9gの凹部10g底面に達するまで研削削除する。
次に図15(G)のごとくこの機能材料製板体9gの研削面に樹脂製のフィルム12gを貼付する。
その後図15(H)のごとくこの機能材料製板体9gのフィルム12gとは反対側の補助樹脂層11gをこの機能材料製板体9gから引き剥がす。
次に図16(A)(B)のごとくこのフィルム12gに貼付された機能材料製板体9gの、フィルム12gとは反対側面を、図14(E)で形成された基材13aの機能材料製板体9a〜9f(正確には9f)上に貼付、一体化する。
その後図16(C)のごとく機能材料製板体9g上からフィルム12gを剥離する。
次に図16(D)のごとくフィルム12gが剥離された基材13a上において機能材料製板体9gの凹部10gを埋めるごとく、この板体9gの凹部10g側に銅メッキによる導電層14gを設ける。
その後図16(E)のごとく機能材料製板体9gの凹部10gに導電層14gを残した状態で、この機能材料製板体9gの基材13aとは反対側の導電層14gを研削する。
次に図2の第八層(h層)について説明する。
図17(A)のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより、第八層(h層)の内部導体パターンを形成するための凹部5hを有する凹版6hを形成する。
次に図17(B)のごとくこの凹版6hの前記凹部5h側にニッケルメッキをすることにより、前記凹版6hの凹部5hに対向する部分が凸部7hとなったマスター金型8hを形成する。
その後図17(C)のごとくこのマスター金型8hを、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9hに押し付けた後に引き剥がし、図17(D)のごとくこの機能材料製板体9hの前記マスター金型8hの凸部7hに対向する部分に凹部10hを形成する。
次に図17(E)のごとくこの機能材料製板体9hの凹部10hを埋めるごとく、この機能材料製板体9hの凹部10h側に補助樹脂層11hを重ねる。
その後図17(F)のごとく前記機能材料製板体9hの凹部10hとは反対側を、少なくともこの機能材料製板体9hの凹部10h底面に達するまで研削削除する。
次に図17(G)のごとくこの機能材料製板体9hの研削面に樹脂製のフィルム12hを貼付する。
その後図17(H)のごとくこの機能材料製板体9hのフィルム12hとは反対側の補助樹脂層11hをこの機能材料製板体9hから引き剥がす。
次に図18(A)(B)のごとくこのフィルム12hに貼付された機能材料製板体9hの、フィルム12hとは反対側面を、図16(E)で形成された基材13aの機能材料製板体9a〜9g(正確には9g)上に貼付、一体化する。
その後図18(C)のごとく機能材料製板体9h上からフィルム12hを剥離する。次に図18(D)のごとくフィルム12hが剥離された基材13a上において機能材料製板体9hの凹部10hを埋めるごとく、この板体9hの凹部10h側に銅メッキによる導電層14hを設ける。
その後図18(E)のごとく機能材料製板体9hの凹部10hに導電層14hを残した状態で、この機能材料製板体9hの基材13aとは反対側の導電層14hを研削する。
図19から図21は個片化処理を示しており、先ず図19では図18の状態から基材13aを分離する。
次に図20のごとく左右の導電層14a〜14h部分で分離、個片化する。
つまり、図3〜図19までで示したものは、図20で分離した個片が水平方向に規則正しく配置されたものであり、最終的には図20のごとく個片化されるものである。
そしてこの個片の左右の導電層14a〜14h部分の表面には、図2からも理解されるようにニッケルメッキをすることで、外部電極3が形成される。
また、図3〜図20を用いて説明した外部電極3間の導電層14a〜14h部分は、図2において説明したように螺旋状コイルパターンの内部導体1となっている。
またこの螺旋状のコイルパターンの内部導体1の内外に接する部分は図3〜図20の説明で理解されるように、フェライト粉を樹脂材料に分散させた機能材料製板体9a〜9hの積層一体化物により構成されたものであって、これにより図2における磁性体層4が構成されている。
つまり、本実施形態のインダクタンス部品は一見一般的なものに見えるが、螺旋状の内部導体1の内外に接する部分が機能材料層として磁性体層4となっていることが大きな特徴で、それによりインダクタンス値が大きくなり、またそのことにより同じインダクタンス値なら従来品よりも小型化が図れる。
また磁性体層4は、螺旋状コイルパターンの内部導体1と左右のニッケルメッキをする基礎部分を構成するための、所謂マスク(型枠)を兼用しているものであり、別途マスクを設ける必要がないので、生産性の高いものとなる。
次に上記実施形態のマスター金型8a〜8hについて説明する。
これらマスター金型8a〜8hは、上述のごとくそれぞれ図3(A)、図5(A)、図7(A)、図9(A)、図11(A)、図13(A)、図15(A)、図17(A)に示した凹版6a〜6hから形成される。
これらの凹版6a〜6hは上述のごとく、ポリイミド製のシートにレーザー照射することにより形成されるものであって、精密加工のためこれらの凹部5a〜5hは非常に高価なものとなる。
しかもこれらの凹版6a〜6hは上述のごとくポリイミド製(樹脂シート)シートから形成されるものであって、高度が高くないので、この凹版6a〜6hに直接図3(E)、図5(E)、図7(E)、図9(E)、図11(E)、図13(E)、図15(E)、図17(E)のごとく、補助樹脂層11a〜11hを重ねる、例えばスキージ操作を行うと、わずかな作業回数で、型崩れ(凹部のだれ)が起きてしまい、その結果上述のごとく再び高価な精密加工で、凹版6a〜6hを作らなければならない。
そこで本実施形態では、高価な凹版6a〜6hによりマスター金型8a〜8hを形成することとした。
凹版6a〜6hによりマスター金型8a〜8hを形成する場合、メッキにより形成するので、上述したスキージ操作による型崩れは発生せず、マスター金型8a〜8hを何度も簡単に大量に製造することが出来る。
そしてこのようにマスター金型8a〜8hを簡単に大量に製造することが出来れば、各層(a〜h)において多くのマスター金型8a〜8hを用いて並行的に図3(C)(D)、図5(C)(D)、図7(C)(D)、図9(C)(D)、図11(C)(D)、図13(C)(D)、図15(C)(D)、図17(C)(D)の工程を行うことが出来、マスター金型8a〜8hが安価に大量に生産出来ること、および大量のマスター金型8a〜8hを用いて並行的な工程が出来ることから、結論として生産性を向上できることになる。
勿論マスター金型8a〜8hを凹版6a〜6hにより形成しないのであれば、図3(A)(B)、図5(A)(B)、図7(A)(B)、図9(A)(B)、図11(A)(B)、図13(A)(B)、図15(A)(B)、図17(A)(B)の工程は不要となる。
図21は本発明の他の実施形態を示したもので、コイルパターンの内部導体1の下方(上方でも良い)に放熱体層15を一体化し、本体2Aとしたものである。なお、放熱体層15は図3〜図20を用いた上記説明からも理解されるように、外部電極3の基礎部分と、螺旋状コイルパターンを構成した導電層14a〜14h部分製造時に一体に製造することが出来るものであり、アルミナのフィラーを分散させた樹脂を、コイルパターンの内部導体1の下方において、左右のニッケルメッキをする基礎部分を構成する導電層14a〜14h部分製造時に一体に製造することが出来るものである。
図22、図23は本発明のさらに他の実施形態を示したもので、コイルパターンの内部導体1の下方(上方でも良い)にキャパシタ素子構成導体16,17を設けて、本体2Bとしたものである。
つまり、キャパシタ素子構成導体16,17は図23のごとく櫛歯状で、所定間隔をおいて水平方向に対向したものであり、これらのキャパシタ素子構成導体16,17の水平方向間には、誘電体層18が一体に設けられている。
また、これらのキャパシタ素子構成導体16,17と誘電体層18も、図3〜図20を用いた上記説明から理解されるように、外部電極3の基礎部分と、螺旋状コイルパターンを構成した導電層14a〜14h部分製造時に一体に製造することが出来るものである。
以上のごとく本発明は、内部導体を有する本体と、この本体外に設けられるとともに、前記内部導体に電気的に接続された外部電極とを備え、前記本体は、前記内部導体が、少なくとも水平方向で接する内部導体形成用パターンを有する機能材料層を備えた構成としたもの、つまり内部導体に水平方向で接する部分に機能材料層を設けているので、例えばインダクタンス部品であればインダクタンス値を大きくすることが出来、またキャパシタンス部品であれば静電容量を大きくすることが出来、逆にそれのことからインダクタンス部品やキャパシタンス部品を小型化することが出来、各種電子機器の小型化にも大きく貢献するものとなる。
本発明の一実施形態を示す斜視図 本発明の一実施形態を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の一実施形態の製造方法を示す断面図 本発明の他の実施形態を示す断面図 本発明のさらに他の実施形態を示す断面図 本発明のさらに他の実施形態の主要部の斜視断面図
符号の説明
1 内部導体
2 本体
3 外部電極
4 磁性体層
15 放熱体層
16 キャパシタ素子構成導体
17 キャパシタ素子構成導体
18 誘電体層

Claims (30)

  1. 内部導体を有する本体と、この本体外に設けられるとともに、前記内部導体に電気的に接続された外部電極とを備え、前記本体は、前記内部導体が、少なくとも水平方向で接する内部導体形成用パターンを有する機能材料層を備えた電子部品。
  2. 内部導体はインダクタンス素子構成導体とし、機能材料層は磁性体層により構成した請求項1に記載の電子部品。
  3. 内部導体は外部電極接続用電極構成導体とし、機能材料層は放熱体層により構成した請求項1に記載の電子部品。
  4. 内部導体はインダクタンス素子構成導体と外部電極接続用電極構成導体とし、インダクタンス素子構成導体近傍の機能材料層は磁性体層により構成し、外部電極接続用電極構成導体近傍の機能材料層は放熱体層により構成した請求項1に記載の電子部品。
  5. 磁性体層は放熱体層の上層とした請求項4に記載の電子部品。
  6. 放熱体層は磁性体層の上層とした請求項4に記載の電子部品。
  7. 内部導体はキャパシタ素子構成導体とし、機能材料層は誘電体層により構成した請求項1に記載の電子部品。
  8. 内部導体はキャパシタ素子構成導体と外部電極接続用電極構成導体とし、キャパシタ素子構成導体近傍の機能材料層は誘電体層により構成し、外部電極接続用電極構成導体近傍の機能材料層は放熱体層により構成した請求項1に記載の電子部品。
  9. 誘電体層は放熱体層の上層とした請求項8に記載の電子部品。
  10. 放熱体層は誘電体層の上層とした請求項8に記載の電子部品。
  11. 内部導体はインダクタンス素子構成導体とキャパシタ素子構成導体とし、インダクタンス素子構成導体近傍の機能材料層は磁性体層により構成し、キャパシタ素子構成導体近傍の機能材料層は誘電体層により構成した請求項1に記載の電子部品。
  12. 内部導体はインダクタンス素子構成導体とキャパシタ素子構成導体とし、インダクタンス素子構成導体近傍の機能材料層は磁性体層により構成し、キャパシタ素子構成導体近傍の機能材料層は誘電体層により構成し、表面の機能材料層は放熱体層により構成した請求項1に記載の電子部品。
  13. 放熱体層は最上層とした請求項12に記載の電子部品。
  14. 放熱体層は最下層とした請求項12に記載の電子部品。
  15. 内部導体を有する本体と、この本体外に設けられるとともに、前記内部導体に電気的に接続された外部電極とを備えた電子部品の製造方法であって、前記内部導体は、少なくとも下記第1から第9の工程により形成する電子部品の製造方法。
    マスター金型を機能材料製板体に押し付けた後に引き剥がして、この機能材料製板体の前記マスター金型の凸部に対向する部分に凹部を形成する第1の工程、
    次にこの機能材料製板体の凹部を埋めるごとく、この機能材料製板体の凹部側に補助樹脂層を重ねる第2の工程、
    その後前記機能材料製板体の凹部とは反対側を、少なくともこの機能材料製板体の凹部底面に達するまで研削する第3の工程、
    次にこの機能材料製板体の研削面にフィルムを貼付する第4の工程、
    その後この機能材料製板体のフィルムとは反対側の補助樹脂層をこの機能材料製板体から引き剥がす第5の工程、
    次にこのフィルムに貼付された機能材料製板体の、フィルムとは反対側面を基材上に貼付する第6の工程、
    その後この基材上からフィルムを剥離する第7の工程、
    次にフィルムが剥離された基材上において機能材料製板体の凹部を埋めるごとく、この板体の凹部側にメッキによる導電層を設ける第8の工程、
    その後機能材料製板体の凹部に導電層を残した状態で、この機能材料製板体の基材とは反対側の導電層を研削する第9の工程。
  16. 内部導体はインダクタンス素子構成導体とし、機能材料製板体は磁性体により構成した請求項15に記載の電子部品の製造方法。
  17. 内部導体は外部電極接続用電極構成導体とし、機能材料製板体は放熱体により構成した請求項15に記載の電子部品の製造方法。
  18. 内部導体はインダクタンス素子構成導体と外部電極接続用電極構成導体とし、インダクタンス素子構成導体近傍の機能材料製板体は磁性体により構成し、外部電極接続用電極構成導体近傍の機能材料製板体は放熱体により構成した請求項15に記載の電子部品の製造方法。
  19. 内部導体はキャパシタ素子構成導体とし、機能材料層は誘電体層により構成した請求項15に記載の電子部品の製造方法。
  20. 内部導体はキャパシタ素子構成導体と外部電極接続用電極構成導体とし、キャパシタ素子構成導体近傍の機能材料製板体は誘電体により構成し、外部電極接続用電極構成導体近傍の機能材料製板体は放熱体により構成した請求項15に記載の電子部品の製造方法。
  21. 内部導体はインダクタンス素子構成導体とキャパシタ素子構成導体とし、インダクタンス素子構成導体近傍の機能材料製板体は磁性体により構成し、キャパシタ素子構成導体近傍の機能材料製板体は誘電体により構成し、表面の機能材料製板体は放熱体により構成した請求項15に記載の電子部品の製造方法。
  22. 請求項15〜21の何れか一つの第9工程により得られた、導電層を一体化した機能材料製板体を、他の工程により形成された板体と重合する電子部品の製造方法。
  23. 内部導体を有する本体と、この本体外に設けられるとともに、前記内部導体に電気的に接続された外部電極とを備えた電子部品の製造方法であって、前記内部導体は、少なくとも下記第1から第11の工程により形成する電子部品の製造方法。
    内部導体パターンを形成するための凹部を有する凹版を形成する第1の工程、
    次にこの凹版の前記凹部側にメッキをすることにより、前記凹版の凹部に対向する部分が凸部となったマスター金型を形成する第2の工程、
    その後このマスター金型を機能材料製板体に押し付けた後に引き剥がして、この機能材料製板体の前記マスター金型の凸部に対向する部分に凹部を形成する第3の工程、
    次にこの機能材料製板体の凹部を埋めるごとく、この機能材料製板体の凹部側に補助樹脂層を重ねる第4の工程、
    その後前記機能材料製板体の凹部とは反対側を、少なくともこの機能材料製板体の凹部底面に達するまで研削する第5の工程、
    次にこの機能材料製板体の研削面にフィルムを貼付する第6の工程、
    その後この機能材料製板体のフィルムとは反対側の補助樹脂層をこの機能材料製板体から引き剥がす第7の工程、
    次にこのフィルムに貼付された機能材料製板体の、フィルムとは反対側面を基材上に貼付する第8の工程、
    その後この基材上からフィルムを剥離する第9の工程、
    次にフィルムが剥離された基材上において機能材料製板体の凹部を埋めるごとく、この板体の凹部側にメッキによる導電層を設ける第10の工程、
    その後機能材料製板体の凹部に導電層を残した状態で、この機能材料製板体の基材とは反対側の導電層を研削する第11の工程。
  24. 内部導体はインダクタンス素子構成導体とし、機能材料製板体は磁性体により構成した請求項23に記載の電子部品の製造方法。
  25. 内部導体は外部電極接続用電極構成導体とし、機能材料製板体は放熱体により構成した請求項23に記載の電子部品の製造方法。
  26. 内部導体はインダクタンス素子構成導体と外部電極接続用電極構成導体とし、インダクタンス素子構成導体近傍の機能材料製板体は磁性体により構成し、外部電極接続用電極構成導体近傍の機能材料製板体は放熱体により構成した請求項23に記載の電子部品の製造方法。
  27. 内部導体はキャパシタ素子構成導体とし、機能材料層は誘電体により構成した請求項23に記載の電子部品の製造方法。
  28. 内部導体はキャパシタ素子構成導体と外部電極接続用電極構成導体とし、キャパシタ素子構成導体近傍の機能材料製板体は誘電体により構成し、外部電極接続用電極構成導体近傍の機能材料製板体は放熱体により構成した請求項23に記載の電子部品の製造方法。
  29. 内部導体はインダクタンス素子構成導体とキャパシタ素子構成導体とし、インダクタンス素子構成導体近傍の機能材料製板体は磁性体により構成し、キャパシタ素子構成導体近傍の機能材料製板体は誘電体により構成し、表面の機能材料製板体は放熱体により構成した請求項23に記載の電子部品の製造方法。
  30. 請求項23〜29の何れか一つの第11工程により得られた、導電層を一体化した機能材料製板体を、他の工程により形成された板体と重合する電子部品の製造方法。
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