JP5291822B1 - 建物用設備設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量で重量の大きな蓄電池などに対応することができる建物用設備設置構造を提供する。
【解決手段】建物1の屋外側に建物用設備としての蓄電池6を設置するための建物用設備設置構造であって、建物1の建物本体1A下部の建物基礎1Bに隣接して、建物基礎1Bの設けられた地盤面より高く建物基礎1Bよりも低い建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2が設けられており、蓄電池設置用基礎2の上に、架台5を介して、蓄電池6が設置された構成とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の屋外側に蓄電池などの建物用設備を設置するための建物用設備設置構造に関するものである。
従来から、安定した温度環境等を考慮して、建物の屋外側に建物用設備としての蓄電池を設置することがなされている(特許文献1等を参照)。
特開2002−81765号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の建物用設備設置構造では、蓄電池の重量が比較的小さい場合を想定していたため、建物の外壁に設置すれば、浸水の被害を防止することができたが、近年では、建物に設置される蓄電池の大容量化が進み、その重量も大きくなってきているので、これに対応しきれなくなってきた。
そこで、本発明は、大容量で重量の大きな蓄電池などに対応することができる建物用設備設置構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物用設備設置構造は、建物の屋外側に建物用設備を設置するための建物用設備設置構造であって、前記建物の建物本体下部の建物基礎に隣接して、該建物基礎の設けられた地盤面より高く該建物基礎よりも低い建物用設備設置用基礎が設けられており、該建物用設備設置用基礎の上に前記建物用設備が設置されていることを特徴とする。
ここで、前記建物用設備は、架台を介して、前記建物用設備設置用基礎の上に設置されているとよい。
また、前記架台は、前記建物用設備設置用基礎にアンカーボルトで固定されているとよい。
さらに、前記建物基礎の上端部と前記建物の外壁との間には壁内換気用の隙間が設けられているとよい。
ここで、前記建物基礎の上端部には、水切り材が設けられているとよい。
また、前記建物用設備設置用基礎の内部に中空部を有していてもよい。
さらに、前記建物用設備設置用基礎の内部に軽量化部材が設けられていてもよい。
このような本発明の建物用設備設置構造は、建物の屋外側に建物用設備を設置するための蓄電池設置構造であって、建物の建物本体下部の建物基礎に隣接して、建物基礎の設けられた地盤面より高く建物基礎よりも低い建物用設備設置用基礎が設けられており、建物用設備設置用基礎の上に建物用設備が設置された構成とされている。
こうした構成なので、建物用設備設置用基礎が建物用設備をしっかりと支持するため、大容量で重量の大きな蓄電池などの建物用設備に対応することができる。
また、建物用設備が設置される位置が地盤面よりも高くなるため、浸水の被害を防止することができるうえに、建物用設備設置用基礎は建物基礎よりも低いため、建物基礎と建物本体の外壁との間に、水切り材や化粧材などを通常通り取り付けることができ、さらに建物用設備設置用基礎から建物本体に雨水が流れ込むこともない。
ここで、建物用設備は、架台を介して、建物用設備設置用基礎の上に設置されている場合は、この架台の高さ分、さらに建物用設備が設置される位置が地盤面よりも高くなるうえに、この架台の内部の空間を利用して建物用設備からの配線等を容易に行うことができる。
また、架台は、建物用設備設置用基礎にアンカーボルトで固定されている場合は、架台に大きな引抜耐力を持たせることができるので、地震などによる大きな揺れがあっても、建物用設備の転倒を防止することができる。
さらに、建物基礎の上端部と建物の外壁との間には壁内換気用の隙間が設けられている場合は、建物用設備の設置に左右されずに、壁内換気が行え、建物本体の健全性を保つことができる。
ここで、建物基礎の上端部には、水切り材が設けられている場合は、壁内換気用の隙間から雨水が流れ込むことをより抑制することができる。
また、建物用設備設置用基礎の内部に中空部を有する場合は、建物用設備設置用基礎の軽量化を図ることができる。
さらに、建物用設備設置用基礎の内部に軽量化部材が設けられている場合は、建物用設備設置用基礎の軽量化及び耐力の向上を図ることができる。
実施例1の建物用設備設置構造を備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 図1の平面図である。 実施例2の建物用設備設置構造を備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例3の建物用設備設置構造を備えた建物の概略構成を説明する説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜3に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
図1及び図2は、実施例1の建物用設備設置構造を備えた建物1の概略構成を示している。
まず、この建物1は、地盤に打設された建物基礎1Bの上に建物本体1Aが構築されて成る。
そして、建物基礎1Bに隣接して、内部に鉄筋(図示せず)が設けられた建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2が打設されて設けられている。
ここで、この蓄電池設置用基礎2の高さは、地盤面より320mm高く、建物基礎1Bよりも80mm低くなるように設定されている。
なお、実証試験を行ったところ、この蓄電池設置用基礎2の高さは、建物基礎1Bよりも30mm〜200mm低く設定すると、建物1の外壁11の下端部と建物基礎1Bの上端部との間に形成された壁内換気用の隙間3から水が浸入し難いことが確認された。
また、この実施例1のように、建物基礎1Bの上端部に水切り材4を設けると、より水が浸入し難いことも確認された。
そして、壁内換気用の隙間3からの換気を阻害しないように、外壁11から間隔をあけて、蓄電池設置用基礎2の上に、架台5を介して、大容量で重量の大きな建物用設備としての蓄電池6が設置されている。
ここで、架台5は、アンカーボルト7,・・・により蓄電池設置用基礎2に固定されている。
また、蓄電池6は、その脚部が架台5の上面にボルトとナットにより固定されている。
なお、蓄電池設置用基礎2の下部には、支持力を大きくするための支持杭8が設けられている。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1の建物用設備設置構造は、建物1の屋外側に建物用設備としての蓄電池6を設置するための建物用設備設置構造である。
そして、建物1の建物本体1A下部の建物基礎1Bに隣接して、建物基礎1Bの設けられた地盤面より高く建物基礎1Bよりも低い建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2が設けられており、蓄電池設置用基礎2の上に蓄電池6が設置された構成とされている。
こうした構成なので、蓄電池設置用基礎2が蓄電池6をしっかりと支持するため、大容量で重量の大きな蓄電池6に対応することができる。
また、蓄電池6が設置される位置が地盤面よりも高くなるため、浸水の被害を防止することができるうえに、蓄電池設置用基礎2は建物基礎1Bよりも低いため、建物基礎1Bと建物本体1Aの外壁11との間に、水切り材4や化粧材(図示せず)などを通常通り取り付けることができ、さらに蓄電池設置用基礎2から建物本体1Aに雨水が流れ込むこともない。
ここで、蓄電池6は、架台5を介して、蓄電池設置用基礎2の上に設置されている。
このため、この架台5の高さ分、さらに蓄電池6が設置される位置が地盤面よりも高くなるうえに、この架台5の内部の空間を利用して蓄電池6からの配線等を容易に行うことができる。
また、架台5は、蓄電池設置用基礎2にアンカーボルト7,・・・で固定されている。
このため、架台5に大きな引抜耐力を持たせることができるので、地震などによる大きな揺れがあっても、蓄電池6の転倒を防止することができる。
さらに、建物基礎1Bの上端部と建物1の外壁11との間には壁内換気用の隙間3が設けられている。
このため、蓄電池6の設置に左右されずに、壁内換気が行え、建物本体1Aの健全性を保つことができる。
ここで、建物基礎1Bの上端部には、水切り材4が設けられている。
このため、壁内換気用の隙間3から雨水が流れ込むことをより抑制することができる。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図3は、実施例2の建物用設備設置構造を備えた建物1の概略構成を示している。
この実施例2の建物用設備設置構造では、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2の内部に中空部9を有することが実施例1の建物用設備設置構造と主に異なる。
このため、中空部9を有する分、蓄電池設置用基礎2の軽量化を図ることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図4は、実施例3の建物用設備設置構造を備えた建物1の概略構成を示している。
この実施例3の建物用設備設置構造では、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2の内部に軽量化部材(EPS材)10が設けられていることが実施例1の建物用設備設置構造と主に異なる。
このため、軽量化部材(EPS材)10を設けた分、蓄電池設置用基礎2の軽量化及び耐力(特に圧縮耐力)の向上を図ることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜3に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これら実施例1〜3に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例1〜3では、架台5を設けて実施したが、これに限定されず、架台5を設けずに実施してもよい。
また、上記した実施例1〜3では、建物用設備として、蓄電池6を用いて実施したが、これに限定されず、例えば、給湯機やエアーコンディショナの室外機などを用いて実施してもよい。
さらに、上記した実施例1〜3では、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2を打設して実施したが、これに限定されず、例えば、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2として、工場等で製造したプレキャスト部材を用いて実施してもよい。
また、上記した実施例1〜3では、蓄電池6自体に、特に上部や周囲の防水性を高める処理を施して実施したが、これに限定されず、例えば、蓄電池6の上部や周囲に簡単な雨除けを設けて実施してもよい。
さらに、上記した実施例3では、軽量化部材10としてEPS材を用いて実施したが、これに限定されず、例えば、EPS材に代えて土などを用いて実施してもよい。
1 建物
1A 建物本体
1B 建物基礎
2 蓄電池設置用基礎(建物用設備設置用基礎)
3 壁内換気用の隙間
4 水切り材
5 架台
6 蓄電池(建物用設備)
7 アンカーボルト
8 支持杭
9 中空部
10 軽量化部材
11 外壁

Claims (6)

  1. 建物の屋外側に建物用設備としての蓄電池を設置するための建物用設備設置構造であって、
    前記建物の建物本体下部の建物基礎に隣接して、該建物基礎の設けられた地盤面より高く該建物基礎よりも低い建物用設備設置用基礎が設けられており、該建物用設備設置用基礎の上に、前記建物用設備としての蓄電池からの配線に利用可能な内部空間を有する架台を介して、前記建物用設備としての蓄電池が設置されており、
    前記蓄電池は、前記内部空間を利用して前記架台の上面に固定されており、
    前記架台は、前記建物用設備設置用基礎にアンカーボルトで固定されていることを特徴とする建物用設備設置構造。
  2. 前記建物用設備設置用基礎の高さは、前記建物基礎の上端部よりも30mm〜200mm低く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の建物用設備設置構造。
  3. 前記建物基礎の上端部と前記建物の外壁との間には壁内換気用の隙間が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物用設備設置構造。
  4. 前記建物基礎の上端部には、水切り材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
  5. 前記建物用設備設置用基礎の内部に中空部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
  6. 前記建物用設備設置用基礎の内部に軽量化部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
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