JP5238896B1 - 建物用設備設置構造、及び建物用設備設置構造に用いられるカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】大容量で、重量の大きな蓄電池などに対応することができる建物用設備設置構造を提供する。
【解決手段】建物1の屋外側に、建物用設備としての蓄電池6を設置するための建物用設備設置構造であって、建物1に隣接して蓄電池6が設置されており、蓄電池6の周囲には、隙間をあけて、屋根部121、正面壁部122、通気孔を有する側壁部123,123、及び基枠部125とから成るカバー12が設置された構成とされている。
【選択図】図1
【解決手段】建物1の屋外側に、建物用設備としての蓄電池6を設置するための建物用設備設置構造であって、建物1に隣接して蓄電池6が設置されており、蓄電池6の周囲には、隙間をあけて、屋根部121、正面壁部122、通気孔を有する側壁部123,123、及び基枠部125とから成るカバー12が設置された構成とされている。
【選択図】図1
Description
本発明は、建物の屋外側に蓄電池などの建物用設備を設置するための建物用設備設置構造、及びこの建物用設備設置構造に用いられるカバーに関するものである。
従来から、安定した温度環境等を考慮して、建物の屋外側に建物用設備としての蓄電池を設置することがなされている(特許文献1等を参照)。
また、蓄電池を収納庫内に収納して設置することも提案されている(特許文献2等を参照)。
しかしながら、特許文献1のような従来の建物用設備設置構造では、蓄電池の重量が比較的小さい場合を想定していたため、日除けや雪除けのためには周囲に簡単なカバーを設置すれば対応できたが、近年では、建物に設置される蓄電池の大容量化が進み、その重量も大きくなってきているので、これに対応しきれなくなってきた。
また、特許文献2のような従来の建物用設備設置構造では、蓄電池が収納庫内で宙に浮いた状態に固定されているため、耐震性等を考慮すると、蓄電池の重量が中位のものまでしか対応することができない。
そこで、本発明は、大容量で重量の大きな蓄電池などに対応することができる建物用設備設置構造、及びこの建物用設備設置構造に用いられるカバーを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物用設備設置構造は、建物の屋外側に建物用設備を設置するための建物用設備設置構造であって、前記建物に隣接して前記建物用設備が設置されており、当該建物用設備の周囲には、隙間をあけて、少なくとも屋根部、正面壁部、及び通気孔を有する側壁部とから成るカバーが設置されていることを特徴とする。
ここで、前記カバーは、前記建物に面する側の背面壁部が省略されていてもよい。
また、前記カバーは、前記建物に面する側の背面壁部を有していてもよい。
さらに、前記カバーには、メンテナンス用の点検口の点検口用蓋が着脱可能に設けられているとよい。
また、前記カバーの下部には高さ調整機構が設けられているとよい。
さらに、前記建物用設備及び前記カバーは、前記建物の建物本体下部の建物基礎に隣接した建物用設備設置用基礎の上に設置されているとよい。
また、前記建物用設備設置用基礎は、前記建物基礎の設けられた地盤面より高く該建物基礎よりも低いとよい。
さらに、前記建物用設備は、架台を介して、前記建物用設備設置用基礎の上に設置されているとよい。
また、前記架台は、前記建物用設備設置用基礎にアンカーボルトで固定されているとよい。
さらに、前記建物基礎の上端部と前記建物の外壁との間には壁内換気用の隙間が設けられているとよい。
ここで、前記建物基礎の上端部には、水切り材が設けられているとよい。
また、前記建物用設備設置用基礎の内部に中空部を有していてもよい。
さらに、前記建物用設備設置用基礎の内部に軽量化部材が設けられていてもよい。
本発明の建物用設備設置構造に用いられるカバーは、建物の屋外側に建物用設備を設置するための建物用設備設置構造に用いられるカバーであって、前記建物用設備の周囲を覆う、少なくとも屋根部、正面壁部、及び通気孔を有する側壁部とから成ることを特徴とする。
ここで、前記建物に面する側の背面壁部が省略されていてもよい。
また、前記建物に面する側の背面壁部を有していてもよい。
また、メンテナンス用の点検口の点検口用蓋が着脱可能に設けられているとよい。
さらに、下部には高さ調整機構が設けられているとよい。
このような本発明の建物用設備設置構造は、建物の屋外側に建物用設備を設置するための建物用設備設置構造であって、建物に隣接して建物用設備が設置されており、建物用設備の周囲には、隙間をあけて、少なくとも屋根部、正面壁部、及び通気孔を有する側壁部とから成るカバーが設置された構成とされている。
こうした構成なので、建物用設備の日除けや雪除けが簡易に行えるうえに、対向する側壁部が有する通気孔を通して風がよく通り、建物用設備からの排熱を効率的に排出することができるため、大容量で重量の大きな蓄電池などの建物用設備に対応することができる。
ここで、カバーは、建物に面する側の背面壁部が省略されている場合は、背面壁部を省略する分、安価となり、さらに背面からの通気性も良く、主に日除けだけを考慮すればよい地域で実施するのに適している。
また、カバーは、建物に面する側の背面壁部を有する場合は、背面壁部によりカバーの内側に雪が入り込むのを防止でき、主に豪雪地域で実施するのに適している。
さらに、カバーには、メンテナンス用の点検口の点検口用蓋が着脱可能に設けられている場合は、点検口用蓋を取り外して、蓄電池などの建物用設備のフィルターの清掃や交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、カバーの下部には高さ調整機構が設けられている場合は、カバー内部の蓄電池などの建物用設備の特に高さがメーカーにより微妙に異なるときなどにも対処できるうえに、蓄電池などの建物用設備の配線等に必要な隙間を確保することもできる。
さらに、建物用設備及びカバーは、建物の建物本体下部の建物基礎に隣接した建物用設備設置用基礎の上に設置されている場合は、建物用設備設置用基礎により大容量で重量の大きな蓄電池などの建物用設備をしっかりと支持することができる。
また、建物用設備設置用基礎は、建物基礎の設けられた地盤面より高く建物基礎よりも低い場合は、建物用設備が設置される位置が地盤面よりも高くなるため、浸水の被害を防止することができるうえに、建物用設備設置用基礎は建物基礎よりも低いため、建物基礎と建物本体の外壁との間に、水切り材や化粧材などを通常通り取り付けることができ、さらに建物用設備設置用基礎から建物本体に雨水が流れ込むこともない。
さらに、建物用設備は、架台を介して、建物用設備設置用基礎の上に設置されている場合は、この架台の高さ分、さらに建物用設備が設置される位置が地盤面よりも高くなるうえに、この架台の内部の空間を利用して建物用設備からの配線等を容易に行うことができる。
また、架台は、建物用設備設置用基礎にアンカーボルトで固定されている場合は、架台に大きな引抜耐力を持たせることができるので、地震などによる大きな揺れがあっても、建物用設備の転倒を防止することができる。
さらに、建物基礎の上端部と建物の外壁との間には壁内換気用の隙間が設けられている場合は、建物用設備の設置に左右されずに、壁内換気が行え、建物本体の健全性を保つことができる。
ここで、建物基礎の上端部には、水切り材が設けられている場合は、壁内換気用の隙間から雨水が流れ込むことをより抑制することができる。
また、建物用設備設置用基礎の内部に中空部を有する場合は、建物用設備設置用基礎の軽量化を図ることができる。
さらに、建物用設備設置用基礎の内部に軽量化部材が設けられている場合は、建物用設備設置用基礎の軽量化及び耐力の向上を図ることができる。
このような本発明の建物用設備設置構造に用いられるカバーは、建物の屋外側に建物用設備を設置するための建物用設備設置構造に用いられるカバーであって、建物用設備の周囲を覆う、少なくとも屋根部、正面壁部、及び通気孔を有する側壁部とから成る構成とされている。
こうした構成なので、建物用設備の日除けや雪除けが簡易に行えるうえに、対向する側壁部が有する通気孔を通して風がよく通り、建物用設備からの排熱を効率的に排出することができる。
ここで、建物に面する側の背面壁部が省略されている場合は、背面壁部を省略する分、安価となり、さらに背面からの通気性も良く、主に日除けだけを考慮すればよい地域で用いるのに適している。
また、建物に面する側の背面壁部を有する場合は、背面壁部によりカバーの内側に雪が入り込むのを防止でき、主に豪雪地域で用いるのに適している。
また、メンテナンス用の点検口の点検口用蓋が着脱可能に設けられている場合は、点検口用蓋を取り外して、蓄電池などの建物用設備のフィルターの清掃や交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、下部には高さ調整機構が設けられている場合は、カバー内部の蓄電池などの建物用設備の特に高さがメーカーにより微妙に異なるときなどにも対処できるうえに、蓄電池などの建物用設備の配線等に必要な隙間を確保することもできる。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜4に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
図1及び図2は、実施例1の建物用設備設置構造を備えた建物1の概略構成を示している。
まず、この建物1は、地盤に打設された建物基礎1Bの上に建物本体1Aが構築されて成る。
そして、建物基礎1Bに隣接して、内部に鉄筋(図示せず)が設けられた建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2が打設されて設けられている。
ここで、この蓄電池設置用基礎2の高さは、地盤面より320mm高く、建物基礎1Bよりも80mm低くなるように設定されている。
なお、実証試験を行ったところ、この蓄電池設置用基礎2の高さは、建物基礎1Bよりも30mm〜200mm低く設定すると、建物1の外壁11の下端部と建物基礎1Bの上端部との間に形成された壁内換気用の隙間3から水が浸入し難いことが確認された。
また、この実施例1のように、建物基礎1Bの上端部に水切り材4を設けると、より水が浸入し難いことも確認された。
そして、壁内換気用の隙間3からの換気を阻害しないように、外壁11から間隔をあけて、蓄電池設置用基礎2の上に、架台5を介して、大容量で重量の大きな建物用設備としての蓄電池6が設置されている。
ここで、架台5は、アンカーボルト7,・・・により蓄電池設置用基礎2に固定されている。
また、蓄電池6は、その脚部が架台5の上面にボルトとナットにより固定されている。
なお、蓄電池設置用基礎2の下部には、支持力を大きくするための支持杭8が設けられている。
さらに、蓄電池6の周囲には、カバー12が設置されている。
このカバー12は、鋼製の屋根部121と正面壁部122と側壁部123,123と基枠部125とから成る。
ここで、基枠部125は1つの部材から成るが、屋根部121、正面壁部122、及び側壁部123,123は、それぞれ2つの部材から成り、互いを穴部と爪部との引掛け結合により、カバー12が組み立てられている。
また、正面から見て、右側の側面部123の下側には、点検口14の点検口用蓋123Aが着脱可能に設けられている。
ここで、点検口用蓋123Aには取手が設けられており、この取手を用いて穴部と爪部との引掛け結合の解除が容易になっている。
また、側壁部123,123には、一部のみ図示したが、パンチングメタルが用いられており、このパンチング孔が通気孔となっている。
なお、カバー12は、建物1に面する側の背面壁部は省略されている。
さらに、基枠部125の四隅には、蓄電池設置用基礎2の表面から140mmの高さに支持する脚部13,・・・が設けられている。
ここで、カバー12の脚部13,・・・には、図3に示したように、基枠部125から鉛直下方に突出したボルト軸部131と、このボルト軸部131が螺合される蓄電池設置用基礎2の表面に固定された支持部133と、高さ調整用のナット部132とから成る高さ調整機構130が設けられている。
この高さ調整機構130は、ナット部132をレンチなどで回すことによりカバー12の高さの微調整が行えるセパレータと略同じ仕組みのものである。
なお、支持部133は、カバー12の転倒防止のために、アンカーボルト15,・・・により蓄電池設置用基礎2に固定されている。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1の建物用設備設置構造は、建物1の屋外側に建物用設備としての蓄電池6を設置するための建物用設備設置構造であって、建物1に隣接して蓄電池6が設置されており、蓄電池6の周囲には、隙間をあけて、屋根部121、正面壁部122、通気孔を有する側壁部123,123、及び基枠部125とから成るカバー12が設置された構成とされている。
こうした構成なので、建物用設備としての蓄電池6の日除けや雪除けが簡易に行えるうえに、対向する側壁部123,123が有する通気孔を通して風がよく通り、建物用設備としての蓄電池6からの排熱を効率的に排出することができるため、建物用設備としての大容量で重量の大きな蓄電池6に対応することができる。
ここで、カバー12は、建物1に面する側の背面壁部が省略されている。
このため、背面壁部を省略する分、安価となり、さらに背面からの通気性も良く、主に日除けだけを考慮すればよい地域で実施するのに適している。
また、カバー12には、メンテナンス用の点検口14の点検口用蓋123Aが着脱可能に設けられている。
このため、点検口用蓋123Aを取り外して、建物用設備としての蓄電池6のフィルターの清掃や交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、カバー12の下部には高さ調整機構130が設けられている。
このため、カバー12内部の建物用設備としての蓄電池6の特に高さがメーカーにより微妙に異なるときなどにも対処できるうえに、建物用設備としての蓄電池6の配線等に必要な隙間を確保することもできる。
また、建物用設備としての蓄電池6及びカバー12は、建物1の建物本体1A下部の建物基礎1Bに隣接した建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2の上に設置されている。
このため、蓄電池設置用基礎2により建物用設備としての大容量で重量の大きな蓄電池6をしっかりと支持することができる。
さらに、蓄電池設置用基礎2は、建物基礎1Aの設けられた地盤面より高く建物基礎1Bよりも低い。
このため、建物用設備としての蓄電池6が設置される位置が地盤面よりも高くなるため、浸水の被害を防止することができるうえに、蓄電池設置用基礎2は建物基礎1Bよりも低いため、建物基礎1Bと建物本体1Aの外壁11との間に、水切り材4や化粧材(図示せず)などを通常通り取り付けることができ、さらに蓄電池設置用基礎2から建物本体1Aに雨水が流れ込むこともない。
また、蓄電池6は、架台5を介して、蓄電池設置用基礎2の上に設置されている。
このため、この架台5の高さ分、さらに蓄電池6が設置される位置が地盤面よりも高くなるうえに、この架台5の内部の空間を利用して蓄電池6からの配線等を容易に行うことができる。
さらに、架台5は、蓄電池設置用基礎2にアンカーボルト7,・・・で固定されている。
このため、架台5に大きな引抜耐力を持たせることができるので、地震などによる大きな揺れがあっても、蓄電池6の転倒を防止することができる。
また、建物基礎1Bの上端部と建物1の外壁11との間には壁内換気用の隙間3が設けられている。
このため、蓄電池6の設置に左右されずに、壁内換気が行え、建物本体1Aの健全性を保つことができる。
さらに、建物基礎1Bの上端部には、水切り材4が設けられている。
このため、壁内換気用の隙間3から雨水が流れ込むことをより抑制することができる。
このような実施例1の建物用設備設置構造に用いられるカバー12は、建物1の屋外側に建物用設備としての蓄電池6を設置するための建物用設備設置構造に用いられるカバーであって、建物用設備としての蓄電池6の周囲を覆う、屋根部121、正面壁部122、通気孔を有する側壁部123,123、及び基枠部125とから成る構成とされている。
こうした構成なので、建物用設備としての蓄電池6の日除けや雪除けが簡易に行えるうえに、対向する側壁部123,123が有する通気孔を通して風がよく通り、建物用設備としての蓄電池6からの排熱を効率的に排出することができる。
ここで、建物1に面する側の背面壁部が省略されている。
このため、背面壁部を省略する分、安価となり、さらに背面からの通気性も良く、主に日除けだけを考慮すればよい地域で用いるのに適している。
また、メンテナンス用の点検口14の点検口用蓋123Aが着脱可能に設けられている。
このため、点検口用蓋123Aを取り外して、建物用設備としての蓄電池6のフィルターの清掃や交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、下部には高さ調整機構130が設けられている。
このため、カバー12内部の建物用設備としての蓄電池6の特に高さがメーカーにより微妙に異なるときなどにも対処できるうえに、建物用設備としての蓄電池6の配線等に必要な隙間を確保することもできる。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図4は、実施例2の建物用設備設置構造を備えた建物1の概略構成を示している。
この実施例2の建物用設備設置構造では、カバー12の建物1に面する側の背面壁部124が設けられていることが実施例1の建物用設備設置構造と主に異なる。
このため、背面壁部124によりカバー12の内側に雪が入り込むのを防止でき、主に豪雪地域で実施するのに適している。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図5は、実施例3の建物用設備設置構造を備えた建物1の概略構成を示している。
この実施例3の建物用設備設置構造では、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2の内部に中空部9を有することが実施例1の建物用設備設置構造と主に異なる。
このため、中空部9を有する分、蓄電池設置用基礎2の軽量化を図ることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例4について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図6は、実施例4の建物用設備設置構造を備えた建物1の概略構成を示している。
この実施例4の建物用設備設置構造では、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2の内部に軽量化部材(EPS材)10が設けられていることが実施例1の建物用設備設置構造と主に異なる。
このため、軽量化部材(EPS材)10を設けた分、蓄電池設置用基礎2の軽量化及び耐力(特に圧縮耐力)の向上を図ることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜4に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これら実施例1〜4に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、上記した実施例1〜4では、カバー12として鋼製のものを用いて実施したが、これに限定されず、他の材質のもので実施してもよい。
また、上記した実施例1〜4では、側壁部123,123としてパンチングメタルを用い、パンチング孔を通気孔として実施したが、これに限定されず、例えば、側壁部123,123として、通気孔となるスリット孔を有する板状のものを用いたり、通気孔となるメッシュ孔を有するメッシュ板を用いたりして実施してもよい。
また、上記した実施例1〜4では、架台5を設けて実施したが、これに限定されず、架台5を設けずに実施してもよい。
さらに、上記した実施例1〜4では、建物用設備として、蓄電池6を用いて実施したが、これに限定されず、例えば、給湯機やエアーコンディショナの室外機などを用いて実施してもよい。
また、上記した実施例1〜4では、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2を打設して実施したが、これに限定されず、例えば、建物用設備設置用基礎としての蓄電池設置用基礎2として、工場等で製造したプレキャスト部材を用いて実施してもよい。
さらに、上記した実施例4では、軽量化部材10としてEPS材を用いて実施したが、これに限定されず、例えば、EPS材に代えて土などを用いて実施してもよい。
1 建物
1A 建物本体
1B 建物基礎
2 蓄電池設置用基礎(建物用設備設置用基礎)
3 壁内換気用の隙間
4 水切り材
5 架台
6 蓄電池(建物用設備)
7 アンカーボルト
8 支持杭
9 中空部
10 軽量化部材
11 外壁
12 カバー
121 屋根部
122 正面壁部
123 側壁部
123A 点検口用蓋
124 背面壁部
125 基枠部
13 脚部
130 高さ調整機構
131 ボルト軸部
132 ナット部
133 支持部
14 点検口
15 アンカーボルト
1A 建物本体
1B 建物基礎
2 蓄電池設置用基礎(建物用設備設置用基礎)
3 壁内換気用の隙間
4 水切り材
5 架台
6 蓄電池(建物用設備)
7 アンカーボルト
8 支持杭
9 中空部
10 軽量化部材
11 外壁
12 カバー
121 屋根部
122 正面壁部
123 側壁部
123A 点検口用蓋
124 背面壁部
125 基枠部
13 脚部
130 高さ調整機構
131 ボルト軸部
132 ナット部
133 支持部
14 点検口
15 アンカーボルト
Claims (16)
- 建物の屋外側に建物用設備としての蓄電池を設置するための建物用設備設置構造であって、
前記建物に隣接して前記建物用設備としての蓄電池が設置されており、
当該建物用設備としての蓄電池の周囲には、隙間をあけて、少なくとも屋根部、正面壁部、及び通気孔を有する側壁部とから成るカバーが設置されており、
前記カバーの一方の側壁部の下側には、メンテナンス用の点検口が設けられ、該点検口には、通気孔を有する点検口用蓋が着脱可能に設けられていることを特徴とする建物用設備設置構造。 - 前記カバーは、前記建物に面する側の背面壁部が省略されていることを特徴とする請求項1に記載の建物用設備設置構造。
- 前記カバーは、前記建物に面する側の背面壁部を有することを特徴とする請求項1に記載の建物用設備設置構造。
設置構造。 - 前記カバーの下部には高さ調整機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
- 前記建物用設備及び前記カバーは、前記建物の建物本体下部の建物基礎に隣接した建物用設備設置用基礎の上に設置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
- 前記建物用設備設置用基礎は、前記建物基礎の設けられた地盤面より高く該建物基礎よりも低いことを特徴とする請求項5に記載の建物用設備設置構造。
- 前記建物用設備は、架台を介して、前記建物用設備設置用基礎の上に設置されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の建物用設備設置構造。
- 前記架台は、前記建物用設備設置用基礎にアンカーボルトで固定されていることを特徴とする請求項7に記載の建物用設備設置構造。
- 前記建物基礎の上端部と前記建物の外壁との間には壁内換気用の隙間が設けられていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
- 前記建物基礎の上端部には、水切り材が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の建物用設備設置構造。
- 前記建物用設備設置用基礎の内部に中空部を有することを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
- 前記建物用設備設置用基礎の内部に軽量化部材が設けられていることを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造。
- 建物の屋外側に建物用設備としての蓄電池を設置するための建物用設備設置構造に用いられるカバーであって、
前記建物用設備としての蓄電池の周囲を覆う、少なくとも屋根部、正面壁部、及び通気孔を有する側壁部とから成り、
一方の側壁部の下側には、メンテナンス用の点検口が設けられ、該点検口には、通気孔を有する点検口用蓋が着脱可能に設けられていることを特徴とする建物用設備設置構造に用いられるカバー。 - 前記建物に面する側の背面壁部が省略されていることを特徴とする請求項13に記載の建物用設備設置構造に用いられるカバー。
- 前記建物に面する側の背面壁部を有することを特徴とする請求項13に記載の建物用設備設置構造に用いられるカバー。
- 下部には高さ調整機構が設けられていることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載の建物用設備設置構造に用いられるカバー。
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