JP3194681U - 太陽電池パネルの設置用基礎架台 - Google Patents
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Abstract
【課題】シンプルな外観形状を呈しつつ、風、積雪、地震等の自然界の外力に対して十分に耐え得る据付け強度を有するだけでなく、施工性の向上と施工コストの低減を図ることができる太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。【解決手段】太陽電池パネルの設置用基礎架台は、土中に埋設される角状のコンクリート基礎ブロック2と、コンクリート基礎ブロック上に一体化して設ける円柱状のコンクリート架台3とからなり、コンクリート基礎ブロック及びコンクリート架台は、それぞれの形状に合わせた型枠を設置した後、型枠の内部にコンクリートを打設することによって一体化して形成されるとともに、コンクリート架台の高さがコンクリート架台の形状を有する型枠内に打設するコンクリートの充填量によって調製されることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、太陽電池パネルを地面上に支柱を介して設置するときに使用される同パネルの設置用基礎架台であって、自然界の外力に耐え得る十分な据付け強度を有し、施工性の向上と施工コストの低減を図ることができる太陽電池パネルの設置用基礎架台に関する。
太陽電池パネルは、太陽光エネルギーを電力に変換する太陽光発電システムに使用されるものであり、地上又は陸屋根に設置されるのが一般的である。その設置に際しては、太陽電池パネルを風荷重、積雪荷重、地震荷重等の自然界の外力に対して十分に耐え、安全に保つための架台及びそれを支える基礎架台が必要になる。
太陽電池パネルの設置方法として、例えば地面に設置する場合は、まず、設置現場でコンクリート等により据付け箇所にブロック状の基礎架台を形成した上で、その基礎架台上に、搬送されてきた太陽電池パネル及びその架台を組み付ける。
架台は、架台に備わる各脚部をコンクリート等からなる基礎架台にアンカーボルトで固定する構造、又は基礎架台の上面に形成した箱抜き部に架台の脚部を挿入した状態でコンクリートで固定する箱抜き構造により基礎架台の組み付けられる。その中で、施工がより簡便であることから前者のアンカーボルトで固定する方法が採用されることが多い。そして、その架台に、太陽電池パネルを所定の角度で傾斜させた状態で搭載して太陽電池パネルの据付けが完了する。2列の架台を用いて太陽電池パネルを所定の角度に据え付けする場合は、それぞれの列に配置される架台又は基礎架台の高さを変えることによって角度の調整を行うことができる。
一方、太陽電池パネル及びその架台を支持するブロック状の基礎架台は、一般的に、設置現場にてその据付け箇所に型枠を製作し、その型枠内にコンクリートを流し込んで固めることにより形成される。このような太陽電池パネルの設置現場の据付けに対して、従来から工程の簡略化及び作業時間の短縮化が強く求められている。
特許文献1には、太陽電池パネルの設置場所での据付けを簡略化し、設置作業での工期の正確な設定を容易にするため、太陽電池パネルを架台上に所定角度で傾斜させた状態で組み付け、前記架台の各脚部に、予め製作された運搬可能なブロック状基礎を取付けて据付け箇所に載置することを特徴とする太陽電池パネルの据付け構造が提案されている。前記ブロック状基礎は、太陽電池パネル又は架台が倒壊することが無いように、その大きさや重量等が設計されている。
特許文献2には、所望の基礎重量を確保しつつ安定して太陽電池パネルを設置するため、コンクリート製の角柱状ブロックから成る複数の単位枕材を直線状に地面に置き敷きし、該単位枕材相互をボルトにより連結した第一枕基礎及びそれと並行する第二枕基礎を形成し、前記第一、第二枕基礎を形成する単位枕材に太陽電池パネルを支える支柱を立設する太陽電池パネルの設置構造が提案されている。
また、特許文献3には別の太陽電池パネル基礎架台が提案されている。前記特許文献3に記載の太陽電池パネル基礎架台は、均しコンクリートと、該均しコンクリート上に設けられた中空の外殻部と、該外殻部内に充填された架台コンクリートと、該架台コンクリートに設置された太陽電池パネル取付用アンカーボルトとを備えるものであり、工期を短縮できると共に、施工精度を安定させることができる。
さらに、特許文献4には、重量のあるブロック体を傾斜材、枕材として用い、前記ブロック体同士を互いに密接させて配置することによって、施工性向上と、風や振動に対する耐久性確保とを両立できる太陽電池載置架台が提案されている。前記特許文献4に記載の太陽電池載置架台は、複数の前記枕材のうち、配線部材を通す部分に所定の隙間をあけて配置することにより、配線部材の取り回しを容易にすることができる。
太陽電池パネル基礎架台に求められる技術課題としては、上記で述べたように、風、積雪、地震等の自然界の外力に対して十分に耐え、安全に太陽電池パネルを保持できるだけでなく、他方で工程の簡略化及び作業時間の短縮化が求められている。特に、自然界では大きな台風や地震が起こる場合もあり、それらの外力にもできるだけ耐え得るような堅牢な構造を構築することが好ましい。また、地面が平坦地でなく、傾斜地や表面の凹凸が大きく平坦地として造成することが難しい場所においても太陽電池パネルを容易に据付けできる基礎架台を設計できれば、太陽光発電システムの普及に大きな弾みがつくことが期待される。さらに、多数の太陽電池パネルを住宅地近くに据付ける場合は、基礎架台の構造及び外観をできるだけシンプルにして周辺の景観に大きな違和感を与えないようにすることが望まれている。
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載の太陽電池パネルの据付け構造又は設置構造は、予め製作された運搬可能なブロック状基礎の複数を離散又は連結して取付け、据付け箇所に載置する方法を採用しており、ブロック状基礎が地面に固定されていない。そのため、ブロック状基礎の下部形状を尖端状としたり、接着剤等を使用することが行われているが、それらの方法を採用したとしても自然界の大きな外力に十分に耐え得るものではなかった。また、前記ブロック状基礎を一枚の平坦状としたり、連結して構造を採用する場合は傾斜地又は表面が大きく荒れた地面への据付けが困難であり、加えて、太陽電池パネルの下部地面上に剥き出しの連結形状として形成されるため、地面上の外観の点からもシンプルな構造とは言えない。
上記特許文献3に記載の太陽電池パネル基礎架台は、より堅牢な構造を有するものであるが、均しコンクリートを形成した後、鋼板が角筒状に加工された部材を均しコンクリートに釘止めする工程が必要であり、施工工程が煩雑となっている。さらに、前記均しコンクリートを傾斜地又は表面が大きく荒れた地面の上に形成する場合は、工程がより一層煩雑となる場合がある。また、前記均しコンクリートは、設置した地面上にコンクリートブロック体として剥き出しの状態で複数個が現れるため、シンプルな地面上の外観を有する基礎架台として使用するには適しない。
上記特許部文献4に記載の太陽電池載置架台は、配線部材の取り回しを容易にする点については考慮されているものの、地面上に傾斜材と枕材が直に載置される構造であるため、自然界の大きな外力に対しては強度が十分でなく、加えて、太陽電池パネルの破損等の可能性が大きくなるという問題がある。さらに、地面上の外観の点からも美観に優れる太陽電池載置架台とは言い難い。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、従来よりもシンプルな外観形状を呈しつつ、風、積雪、地震等の自然界の外力に対して十分に耐え得る据付け強度を有するだけでなく、施工性の向上と施工コストの低減を図ることができる太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供することにある。
本発明は、土中に埋設するコンクリート基礎ブロックと、該コンクリート基礎ブロック上に一体化して設けるコンクリート架台とから構成し、両者の形状を最適化するとともに、太陽電池パネルの据付け位置を水平に保つため、前記コンクリート架台の高さを容易に調整できる施工構造を採用することによって、上記の課題を解決できることを見出して本考案に到った。
すなわち、本考案の構成は以下の通りである。
[1]本考案は、太陽電池パネルを支持する太陽電池パネルの設置用基礎架台であって、土中に埋設される角状のコンクリート基礎ブロックと、該コンクリート基礎ブロック上に一体化して設ける円柱状のコンクリート架台とからなり、前記コンクリート基礎ブロック及び前記コンクリート架台は、それぞれの形状に合わせた型枠を設置した後、該型枠の内部にコンクリートを打設することによって一体化して形成されるとともに、前記コンクリート架台の高さが前記コンクリート架台の形状を有する型枠内に打設するコンクリートの充填量によって調製されることを特徴とする太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
[2]本考案は、前記コンクリート架台の形状を有する型枠が、紙製のボイド管であることを特徴とする前記[1]に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
[3]本考案は、前記コンクリート基礎ブロック及び前記コンクリート架台の内部に配線収納用配管を有し、前記配線収納用配管の一方の口が前記コンクリート基礎ブロック又は前記コンクリート基礎ブロックの下部に置き敷する基礎施工用の栗石、砕石又は地面から外部に突出して設けられていることを特徴とする前記[1]又は[2]に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
[4]本考案は、前記配線収納用配管の他方の口が前記コンクリート架台の最上面から突出して設けられていることを特徴とする前記[3]に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
[1]本考案は、太陽電池パネルを支持する太陽電池パネルの設置用基礎架台であって、土中に埋設される角状のコンクリート基礎ブロックと、該コンクリート基礎ブロック上に一体化して設ける円柱状のコンクリート架台とからなり、前記コンクリート基礎ブロック及び前記コンクリート架台は、それぞれの形状に合わせた型枠を設置した後、該型枠の内部にコンクリートを打設することによって一体化して形成されるとともに、前記コンクリート架台の高さが前記コンクリート架台の形状を有する型枠内に打設するコンクリートの充填量によって調製されることを特徴とする太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
[2]本考案は、前記コンクリート架台の形状を有する型枠が、紙製のボイド管であることを特徴とする前記[1]に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
[3]本考案は、前記コンクリート基礎ブロック及び前記コンクリート架台の内部に配線収納用配管を有し、前記配線収納用配管の一方の口が前記コンクリート基礎ブロック又は前記コンクリート基礎ブロックの下部に置き敷する基礎施工用の栗石、砕石又は地面から外部に突出して設けられていることを特徴とする前記[1]又は[2]に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
[4]本考案は、前記配線収納用配管の他方の口が前記コンクリート架台の最上面から突出して設けられていることを特徴とする前記[3]に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台を提供する。
本考案による太陽電池パネルの設置用基礎架台は、角状のコンクリート基礎ブロックと、該コンクリート基礎ブロック上に設ける円柱状のコンクリート架台が一体化して形成されるとともに、前記コンクリート基礎ブロック部分が設置後に土中に埋設されるため、風、積雪、地震等の自然界の大きな外力に対して十分に耐え得る据付け強度を有する。加えて、前記コンクリート基礎ブロックが太陽電池パネルの下部地面上に剥き出しの状態で現れず、前記コンクリート架台の形状もシンプルな円柱状であり四隅に角がないため、地面上の外観がすっきりしたものとなり、周辺の景観に対する違和感を低減することができる。
また、前記コンクリート基礎ブロック及びコンクリート架台は、それぞれの形状に合わせた型枠の内部にコンクリートを打設して一体化するときに、前記コンクリート架台の高さを、打設するコンクリートの充填量によって調製することができるため、据付け場所として傾斜地や表面の凹凸が大きい地面であっても、太陽電池パネルの据付け位置を水平に保つことが容易となり、施工時の手間の簡略化と時間短縮が可能となる。さらに、前記コンクリート架台の形状を有する型枠として紙製のボイド管を使用することで施工性の大幅な向上を図ることができ、結果的に施工コストの低減を図ることができる。
本考案による太陽電池パネルの設置用基礎架台は、内部に配線収納用配管を有し、該配線収納用配管の入口及び出口が外部に突出して設けることによって、配線の引き回しを行う必要がなくなり、太陽電池パネルとの電気接続等が容易となる。加えて、地面上に配線が散乱する状態が避けられるため、外観においても美観に優れ、好ましい形態である。本考案の基礎架台は複数個を用いて太陽電池パネルとの据付けが行われるが、施工する基礎架台のすべてではなく、その一部に前記内部に配線収納用配管を有する基礎架台を適用するだけで本発明の前記目的を十分に達成することができる。
本考案による太陽電池パネルの設置用基礎架台の一例を図1に示す。図1の(a)は本発明による太陽電池パネルの設置用基礎架台を地中に埋設した状態を示す斜視図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(a)の上面図である。
図1に示すように、本考案による太陽電池パネルの設置用基礎架台1は、角状のコンクリート基礎ブロック2と、該コンクリート基礎ブロック上に設ける円柱状のコンクリート架台3からなり、両者の2と3とが一体化されている。角状のコンクリート基礎ブロック2は、施工後、自然界の外力に耐え得る強度を確保するため地面4の土中に埋設され、地面4の地表には円柱状のコンクリート架台3だけが露出するようになる。また、円柱状のコンクリート架台3の最上面部には、太陽電池パネルを支持するために使用されるアングル材又はチャンネル材の金属板との接続をアンカーボルトによって行うために、アンカーボルト挿入用穴5が設けられる。図1には、アンカーボルト挿入用穴5が2個形成された例を示している。本発明においては、円柱状のコンクリート架台3の最上面に、あらかじめアンカーボルトを挿入したものを使用しても良い。
図1に示す基礎架台1の複数を必要な数だけ地面4に形成した後、太陽電池パネルの据付けが行われる。図2に、基礎架台の複数個を用いて太陽電池パネルの据付けを行った太陽パネルの据付け構造の例を示す。図2の(a)は基礎架台1の複数個を用いて太陽電池パネル6の据付けを行った太陽電池パネルの据付け構造7の例を示す外観模式図であり、(b)は(a)に示す太陽光発電パネルの据付け構造7を裏側から見たときの外観図である。また、図2の(b)の下段には、太陽電池パネルの固定部分を拡大し、その部分を点線で囲んだ枠内に示している。
図2の(a)及び(b)に示すように、太陽電池パネル6は、前後2列に配置して施工した複数の基礎架台1によって据付けが行われる。図2の(a)において、手前側の前列(第1列)に位置する基礎架台1は、後列(第2列)に位置する基礎架台1よりもコンクリート架台3が低くなるように施工し、太陽電池パネル6を所定の角度で傾斜させることによって、太陽電池パネル6の受光面が太陽光に向くようにして据付けを行う。このとき、前列に位置する基礎架台1は、円柱状のコンクリート架台3の高さが後列に位置する基礎架台1よりも相対的に低く施工され、太陽電池パネルを支持するために使用されるアングル材又はチャンネル材の金属板8を介さずに、直接、太陽電池パネルの枠材に接続される。他方、後列に位置する基礎架台1は、円柱状のコンクリート架台3の高さが前列に位置する基礎架台1よりも相対的に高く施工され、アングル材又はチャンネル材の金属板8を介して、太陽電池パネル6の背面に設けられた金属板9との接続を行う。後列に位置する基礎架台1のコンクリート架台3とアングル材又はチャンネル材の金属板8との接続は、例えば、図2の(b)下段の拡大図に示すように、地表に露出している円柱状のコンクリート架台3と、前記アングル材又はチャンネル材の金属板8a、8b、8cをビス止めしたL字鋼板10とをアンカーボルト11によって接続する。アンカーボルト11は、L字鋼板10に設けた穴とコンクリート架台3の最上面に設けたアンカーボルト挿入用穴5とを突き合わせて挿入した後、必要に応じてナットやワッシャー等を介してレンチ等を用いて締め付け固定して行う。
本考案において、前列及び後列に配置する複数のコンクリート架台3の高さは、太陽電池パネル6の据付け高さ、その傾斜角度及びアングル材又はチャンネル材の高さに応じて決めることができる。図2では、前列に位置する基礎架台1のコンクリート架台3が、直に太陽電池パネルの枠材に接続される太陽電池パネルの据付け構造7の例を示しているが、アングル材又はチャンネル材の金属板8を介して、太陽電池パネル6の背面に設けられた金属板9との接続を行っても良い。その場合、後列に配置するコンクリート架台3の高さを前列に位置するコンクリート架台3より高くし、必要であれば、同時にアングル材又はチャンネル材の金属板8も高くすることによって、太陽電池パネルの傾斜角度の調製を行う。
本考案による太陽電池パネルの基礎架台は、コンクリート基礎ブロック2及びコンクリート基礎ブロック2の上に設けるコンクリート架台3が一体化され、両者の形状が、それぞれ矩形状及び円柱状である点に特徴を有する。
コンクリート基礎ブロック2は、通常、設置場所の地面を所望の深さで平坦状に掘り、基礎施工用の栗石又は砕石等を投入した後、その上に型枠を組み、コンクリートを投入し固めることによって打設される。前記栗石又は砕石等を投入しないで、掘り返した地面上に、直に型枠を組む場合もある。次いで、コンクリート基礎ブロック2の上に、コンクリート架台3を形成するための型枠を搭載し、前記型枠の周囲部分を釘止めした後、再度、コンクリート投入による打設が行われる。それに対して、本発明においては、コンクリート基礎ブロック2の型枠を組む工程において、コンクリート基礎ブロック2の中央部に相当する位置にコンクリート架台3の型枠を組んだ後、両者の型枠にコンクリートを同時に投入することによって、コンクリート基礎ブロック2とコンクリート架台3とを一体化した形で打設を行う。このとき、コンクリート基礎ブロック2とコンクリート架台3の両型枠内部には、補強用の鉄筋を組み込んでも良い。それにより作業工程が簡略化できるだけでなく、コンクリート基礎ブロック2とコンクリート架台3との境目(又は界面)が形成されないため、自然界の外力に対して十分に耐え得るような大きな強度を有する本発明の基礎架台を得ることができる。
コンクリート基礎ブロック2の外形は型枠の形状によって決まり、形状としては正方形や長方形等の矩形、円形又は楕円形等が挙げられる。また、前記型枠の材質としては、紙、木、プラスチック、金属等が挙げられる。本考案の基礎架台は、作業工程が簡略化でき、且つ、施工コストの低減を図る必要があるため、コンクリート基礎ブロック2を施工するために使用する型枠としては、矩形状のものを使用する。矩形状の型枠は、型枠用として専用のものを使用するだけでなく、プラスチックや木の切れ端を用いても容易に組むことができ、施工後の取外しが容易なためである。さらに、矩形状のコンクリート基礎ブロック2は、掘り返した土で覆い、土中に埋設することによって基礎架台が強固に固定され、自然界の外力に対して十分に耐え得るような大きな強度を得ることができる。このように、矩形状のコンクリート基礎ブロック2は、施工作業及び基礎架台の強度の点から最適な形状である。
本考案の基礎架台を構成するコンクリート架台3は、施工作業及び基礎架台の強度の点から、形状を円柱状とすることが実用的である。コンクリート架台3が円柱状であれば、型枠として空洞の金属管だけでなく、より低コストの紙又はプラスチックからなる管を使用することができる。特に、内部が空洞で円柱状の紙製ボイド管は、汎用性が高く低コストで容易に入手することができ、且つ、型枠として使用するときに十分な厚さと強度を有している。また、紙製ボイド管は、その内部にコンクリートを打設した後、切り裂いて除去することもでき、取り外しが容易である。状況に応じて紙製ボイド管を取り外さないで、そのまま残した状態にしておいてもよいため、本発明で好適に使用される。さらに、円柱状のコンクリート架台3は、矩形状のものと異なり、四隅の角がない形状であるためコンクリート架台の方向性を気にすることなく設置することができる。加えて、四隅の角から起こりやすい破壊又は亀裂進展という問題もなくなるため、耐久性に優れる基礎架台とすることができる。そして、施工後の地面上において、円柱状コンクリート架台が規則正しく配列したシンプルな外観を呈するため、矩形状のものと比べて、周辺の景観に対する違和感を低減できるという効果が得られる。
このように、本考案による太陽電池パネルの設置用基礎架台は、紙製又はプラスチック製の円柱状管の型枠、特に紙製ボイド管を用いて、コンクリート基礎ブロック2とともにコンクリート架台3を一体施工することが可能である。そして、前記型枠の内部にコンクリートを打設するときにコンクリート充填量を調製することによって、コンクリート基礎ブロック2の高さを簡便に、且つ、所望の設計値通りに形成することができる。それによって得られる効果を、以下に図を用いて例示しながら説明する。
図3は、本考案の基礎架台の複数個を用いて太陽電池パネルの据付けを行った太陽電池パネルの据付け構造の変形例を示す外観図である。図3において、(a)は地表面の凹凸が大きい地面に基礎架台を設置するときの外観模式図、(b)は傾斜地に基礎架台を設置するときの外観模式図である。
図3の(a)に示すように、基礎架台1は、設置位置に当たる地表面が凹の場合は地表面に露出する円形状のコンクリート架台3を高くし、他方、設置位置に当たる地面表面が凸の場合は地表面に露出する円形状のコンクリート架台3を低く施工することによって、太陽電池パネル6を水平に据付けることができる。すなわち、基礎架台1の設置位置に当たる地表面の凹凸状態に応じて、円形状のコンクリート架台3を高さを相対的に変えることによって、据付けを行う太陽電池パネルの水平性が保たれる。
太陽電池パネル6を傾斜地に設置する場合は、図3の(b)に示すように、据付けを行う太陽電池パネル6の水平性を保つため、円形状のコンクリート架台3の高さを傾斜角度に応じて段階的に変える。傾斜地が平坦ではなく、凹凸を有する荒地の場合、すなわち、図3において(b)に加えて(a)に示す状態が複合して組み合わさった地面においても、円形状のコンクリート架台3の高さは、地面の状態に応じてコンクリート充填量を変えることによって調製することが可能である。本考案の基礎架台を構成する円筒状のコンクリート架台3は、設置のときに方向性を考慮する必要がなく、比較的小さな断面積でも高い強度を有するため、限られたスペースで施工できる小径のものを多数本用いて施工することによって、複雑な地表面形状を有する場所でも外界の大きな外力に耐え得る強度で太陽電池パネルを据付けることができる。
以上のように、本考案の基礎架台は、円形状コンクリート架台3の高さを調製することによって、従来の基礎架台と比べて太陽電池パネルの据付け構造7の設計自由度を高めることができる。円形状のコンクリート架台3の高さを調製する方法については、後述の第1の実施形態で示す工程図で詳細に説明する。
以下、本考案による太陽電池パネルの基礎架台について具体的な実施形態を用いて説明するが、本考案はこれらの実施形態によって何ら限定されるものではない。
<第1の実施形態>
本実施形態による太陽電池パネルの設置用基礎架台の施工例について図4に示す工程図によって説明する。
本実施形態による太陽電池パネルの設置用基礎架台の施工例について図4に示す工程図によって説明する。
まず、図4の(a)に示すように、設置場所の地面4を所望の深さ、例えば300mmの深さで略正方形状の窪みを掘り、その窪みの中に基礎施工用の栗石12を投入し、厚さ120mmの略平坦状の基礎を造成する。この工程では、基礎施工用資材として、栗石12の代わりに、砕石を投入してもよい。また、栗石12又は砕石等を投入しないで、掘り返した地面を、そのまま基礎施工地盤とすることができる。
次いで、図4の(b)に示すように、略平坦状の栗石12の上にコンクリート基礎ブロックの矩形状木型枠13を仕上がり厚さが120mmになるように組み、さらに、コンクリート基礎ブロックの木型枠13のほぼ中心部の位置にコンクリート架台3の型枠として紙製の円柱状ボイド管14(外径300mm、紙厚:2mm)を配置し、木型枠13の一部で支持して搭載する。この工程においては、後の工程で打設するコンクリートを補強するために、両者の型枠13、14の内部に補強用の鉄筋15を組み込むのが実用的である。
次いで、図4の(c)に示すように、両者の型枠13、14の内部にコンクリート16をそれぞれ投入する。ここで、紙製のボイド管14の内部に投入するコンクリートは、固化後に形成されるコンクリート架台3の高さに応じて、その充填量を決めることができる。例えば、図4の(c)においては、点線の部分までコンクリートが投入される。本実施形態においては、コンクリート架台3の仕上がり高さ(コンクリート固化後の高さ)がコンクリート基礎ブロックの最上面から750mmとなるような点線の位置までコンクリートの投入を行う。
その後、型枠13、14の内部に充填されたコンクリートが硬化し固化するまで放置した後、紙製のボイド管14を脱型する(図4の(d))。図中には、紙製のボイド管14をコンクリート16から切り離しながら取り外すときの途中の工程が示されている。コンクリート6を紙製のボイド管14の最上面まで打設する場合は、紙製のボイド管14を切り離さずに、そのままコンクリートに密着した状態で残してもよい。このようにしてコンクリート打設を行うことによって、角状のコンクリート基礎ブロック2と該コンクリート基礎ブロック上に設けられた円柱状のコンクリート架台3とが一体化された本実施形態の基礎架台が得られる(図4の(f))。
最後に、図4の(A)で掘った土の一部を、コンクリート架台3の所望の位置(本実施形態においてはコンクリート基礎ブロックの最上面から100mmの高さ)まで戻して、コンクリート基礎ブロック2と、コンクリート架台3の下部とを土中に埋設することによって施工が完了する。その後、必要に応じて、コンクリート架台3の最上面に、ドリル等を用いて太陽電池パネルの据付け用のアンカーボルト挿入穴5を形成する(図4の(g))。以上の方法で設置場所の地面に本実施形態の基礎架台の複数個を施工した後に、太陽電池パネルの据付けを行い、太陽光発電装置と電気的に接続されて太陽光光発電システムが構築される。
以上のように、本実施形態による太陽電池パネルの設置用基礎架台は、作業工程が簡略化できるだけでなく、コンクリート基礎ブロック2とコンクリート架台3との境目(又は界面)が形成されないため、自然界の外力に対して十分に耐え得るような大きな強度を有する構造とすることができる。
<第2の実施形態>
本実施形態で説明する太陽電池パネルの設置用基礎架台の一例を地中に埋設した状態を図5に示す。図5において、(a)はその斜視図であり、(b)は(a)のB−B線断面図である。また、図5の(c)は、(b)の基礎架台の変形例を示す断面図である。
本実施形態で説明する太陽電池パネルの設置用基礎架台の一例を地中に埋設した状態を図5に示す。図5において、(a)はその斜視図であり、(b)は(a)のB−B線断面図である。また、図5の(c)は、(b)の基礎架台の変形例を示す断面図である。
図5の(a)及び(b)に示すように、本実施形態の基礎架台は、コンクリート基礎ブロック2及びコンクリート架台3の内部に配線収納用配管17を有し、配線収納用配管17の一方の口18がコンクリート基礎ブロック2又はコンクリート基礎ブロック2の下部に置敷きする基礎施工用の栗石12から外部に突出して設けられた構造を有する。ここで、配線収納用配管17は、栗石12から外部に突出し、一方の口18を地面上まで延長した構造を有する。配線収納用配管17の一方の口18は、配線収納用配管17の内部に挿入した配線19を、地面上の別の場所に配置されている太陽光発電装置の接続端子と接続するために使用される配線口として利用できる。
図5の(c)に示す設置用基礎架台は、図5の(b)に示す基礎架台の変形例であって、配線収納用配管17の他方の口20がコンクリート架台3の最上面から突出して設けられている。太陽電池パネルから引き出される配線を配線収納用配管17の他方の口20から挿入すれば、挿入が容易になるだけでなく、他方の口20が複数の配線を束ねる機能を有するため配線作業が楽になるという効果を奏する。また、図5に示すように、配線収納用配管17を、L字鋼板10(一点鎖線で示す部分)と接続するアングル材又はチャンネル材の金属板8(点線で示す部分)が有する凹部内側に配置することによってアングル材又はチャンネル材の金属板8に近接して設けることができるようになるため、太陽電池パネルから引き出される配線の配線収納用配管17への挿入が容易になる。なお、アングル材又はチャンネル材の金属板8とL字鋼板10との接続は、後の工程で太陽電池パネルの据付けのときに行われるため、図5には、構成部品8、10を実線ではなく、参照等としてそれぞれ点線及び一点鎖線で示している。
配線収納用配管17としては、例えば、高強度で屈曲性があり、耐食性に優れる強化合成樹脂可とう保護管を使用することができる。強化合成樹脂可とう保護管には難燃性を付与してもよい。また、配線収納用配管17として、あらかじめ所望の形状に加工した金属製の管や、管の内部又は外部を薄い金属で裏打ちした強化合成樹脂可とう保護管を使用することもできる。配線収納用配管17は、複数の配線を容易に挿入でき、加えて配線の移動の際に大きな障害とならない程度の内径を有するもので、且つ、コンクリート架台3の半径未満であればよい。配線収納用配管17の内径としては、1〜80mmが好ましく、3〜50mmがより好ましい。配線収納用配管17をコンクリート基礎ブロック2及びコンクリート架台3、並びに栗石12の内部に設ける方法としては、例えば、図4において(b)の工程の前後又は最中に、配線収納用配管17を、コンクリート基礎ブロック2とコンクリート架台3を形成するための両型枠及び栗石12のそれぞれの内部に所望の位置で配置した後、(c)のコンクリート打設工程を経由することによって固定する。その場合、すでに造成済の栗石12は、配線収納用配管17を通過させる部分の栗石を除き、配線収納用配管17を配置した後、除いた栗石を再度その部分に投入する。
図5に示す設置用基礎架台は、以下の技術課題を解決するために有効であり、特徴的な構造を有するものである。
太陽光発電システムを構築するために、据付けが完了した太陽電池パネルは電気配線によって太陽光発電装置と接続される。前記太陽光発電装置は、逆流防止用ダイオードを有する中継箱及び電力制御用のパワーコンデショナーから構成され、発電電力は一般的に電力量計で計測して商用電源系統又は個人用電源系統に接続されている。従来から太陽電池パネルと太陽光発電装置とを接続するため電気配線は、各太陽電池パネルから引き出される配線をアングル又はチャンネル材を構成する金属板の間及び地面上に剥き出しの状態で引きまわして、集中的な発電制御を行うために太陽光発電装置との接続が行われていた。その接続では、アングル又はチャンネル材を構成する金属板に沿って配線された複数の電気配線は、例えば、束にまとめてコンパクトな形で前記金属板に沿って配置することが可能である。しかしながら、太陽光発電装置の接続端子までの部分は配線が地面上に露出することが避けられず、露出部分が耐久性及び安全性の点で問題となる場合がある。この問題を解決するため配線を地面内に埋設する方法が採用されることもあるが、その場合は、埋設工事等の余分な作業が必要となる。このように、従来の基礎架台を使用する場合は配線をコンパクトにまとめたり、地中に埋設する等の余分な工程を経由する必要があり、配線作業が煩雑なものとなっている。
それに対して、本実施形態による太陽電池パネルの設置用基礎架台は、上記で説明した機能と効果を有することから、配線工程の簡略化と作業時間の短縮化が可能なだけでなく、構築した太陽光発電システムの耐久性及び安全性の向上を図ることができる。加えて、配線が剥き出しの状態で、アングル又はチャンネル材を構成する金属板の間及び地面上に露出することがないため、外部から見たときの美観にも優れるという効果をえることができる。
図5には、配線収納用配管17が、コンクリート基礎ブロック2及びコンクリート架台3の内部、並びに栗石12の内部にも設けられた例を示したが、本実施形態においては、栗石12を使用しないで他の施工形態で配線収納用配管17を設けてもよい。図6にその例を示す。図6の(a)は、基礎施工用の栗石の代わりに砕石21を使用し、その砕石内部に配線収納用配管17を設ける基礎架台であり、(b)は、栗石又は砕石を使用しないで、掘り返した地面上にコンクリート基礎ブロック2及びコンクリート架台3を直接施工し、地面4の内部に配線収納用配管17を埋設して設ける基礎架台である。図6に示す基礎架台は、基礎施工用土台が栗石から砕石又は地中に代わっただけで、図5に示すものと基本的に同じ方法で配線収納用配管17を設けることができる。
図6に示す設置用基礎架台の例は、図5に示すものと基本的に同じ機能と効果を有するため、施工性の向上と施工コストの低減ができるだけでなく、太陽光発電システムの耐久性と安全性の向上を図ることができる。加えて、太陽電池パネルの据付け構造の外観が、従来の基礎架台を使用する場合と比べて美観に優れる。本実施形態の基礎架台は複数個を用いて太陽電池パネルが据付けられるが、施工する基礎架台のすべてではなく、特定の台数の内部に配線収納用配管を設けるだけで本発明の目的を十分に達成することができる。
以上のように、 本考案による太陽電池パネルの設置用基礎架台は、角状のコンクリート基礎ブロックと、該コンクリート基礎ブロック上に設ける円柱状のコンクリート架台が一体化して形成されるとともに、前記コンクリート基礎ブロック部分が設置後に土中に埋設されるため、自然界の大きな外力に対して十分に耐え得る据付け強度を有し、外観の点からも周辺の景観に対する違和感を低減することができる。また、前記コンクリート架台の高さを型枠の内部に打設するコンクリートの充填量によって調製することができるため、施工時の手間の簡略化と時間短縮が可能となる。さらに、前記コンクリート架台の形状を有する型枠として紙製のボイド管を使用することで施工性の大幅な向上を図ることができ、結果的に施工コストの低減を図ることができる。
本考案による太陽電池パネルの設置用基礎架台は、内部に配線収納用配管を有し、該配線収納用配管の入口及び出口を外部に突出して設けることによって、配線の引き回しを行う必要がなくなり、太陽電池パネルとの電気接続等が容易となり、加えて、外観においても優れた美観が得られるため、好ましい形態である。本考案の基礎架台は、さらに、傾斜地や表面の凹凸が大きく平坦地として造成することが難しい場所にも適用が可能であり、設置場所を決めるときの選択幅が広がるため、その有用性は極めて高い。
1・・・太陽電池パネルの設置用基礎架台、2・・・コンクリート基礎ブロック、3・・・コンクリート架台、4・・・地面、5・・・アンカーボルト挿入用穴、6・・・太陽電池パネル、7・・・太陽電池パネルの据付け構造、8・・・アングル材又はチャンネル材の金属板、9・・・太陽電池パネルの背面に設けられた金属板、10・・・L字鋼板、11・・・アンカーボルト、12・・・栗石、13・・・木型枠、14・・・円柱状ボイド管、15・・・鉄筋、16・・・コンクリート、17・・・配線収納用配管、18・・・配線収納用配管の一方の口、19・・・配線、20・・・配線収納用配管の他方の口、21・・・砕石。
Claims (4)
- 太陽電池パネルを支持する太陽電池パネルの設置用基礎架台であって、
土中に埋設される矩形状のコンクリート基礎ブロックと、該コンクリート基礎ブロック上に一体化して設ける円柱状のコンクリート架台とからなり、
前記コンクリート基礎ブロック及び前記コンクリート架台は、それぞれの形状に合わせた型枠を設置した後、該型枠の内部にコンクリートを打設することによって一体化して形成されるとともに、前記コンクリート架台の高さが前記コンクリート架台の形状を有する型枠内に打設するコンクリートの充填量によって調製されることを特徴とする太陽電池パネルの設置用基礎架台。 - 前記コンクリート架台の形状を有する型枠が、紙製のボイド管であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台。
- 前記コンクリート基礎ブロック及び前記コンクリート架台の内部に配線収納用配管を有し、前記配線収納用配管の一方の口が前記コンクリート基礎ブロック又は前記コンクリート基礎ブロックの下部に置き敷する基礎施工用の栗石、砕石又は地面から外部に突出して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台。
- 前記配線収納用配管の他方の口が前記コンクリート架台の最上面から突出して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池パネルの設置用基礎架台。
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