JP4219917B2 - 太陽電池パネル支持構造および太陽光発電システム - Google Patents

太陽電池パネル支持構造および太陽光発電システム Download PDF

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Description

本発明は、太陽電池パネルを複数並べて取付けることができる太陽電池パネル支持構造に関するものである。
近年、クリーンエネルギといわれる太陽電池パネルを複数並べた地上設置型の大規模太陽光発電システムが注目されてきている。しかし、太陽光発電システムは、その建設コストが他の新エネルギ(風力発電、バイオマス等)に比べてかなり高く、事業化に当たって大きな障害となっていた。
従来、大規模太陽光発電システムにおける太陽電池パネルの取付けは、鋼材を組合せたトラスフレームを基礎に取付けた支持構造物や、三つのコンクリートブロックを並べて配置し、中間の傾斜したコンクリートブロックに太陽電池パネルを取付ける支持構造物が提案されていた。
鋼材を用いた支持構造物は、等間隔に形成された基礎の上に、ベース材、横材、アーム、アングルフレームといった鋼材をボルトや溶接でトラス構造に組立て、アングルフレームに太陽電池パネルを固定するものであった(特許文献1参照)。
このような、鋼材を用いた支持構造物では、鋼材の費用が嵩み低廉化が難しい。そこで、鋼材に代えてコンクリートブロックを用いた支持構造物が提案された。この支持構造物は、予め工場で製作された太陽電池パネル取付け用の傾斜コンクリートブロックと、傾斜コンクリートブロックの傾斜を維持する第一の支持コンクリートブロックと、傾斜コンクリートブロックのずれを防止する第二の支持コンクリートブロックとを連続して並べるものであった(特許文献2参照)。
特開2004−311883号公報の[0010],図3 特開2004−311882号公報の[0020],図7
特許文献1のように、鋼材で形成したトラス構造を基礎に取付けて支持構造物を構成する場合、現場で全てを組立てるのに時間と手間が掛かるので、工場である程度のトラス構造を組立てて現場に運び、現場で完成させることが多かったが、重量物の運搬となり取り扱いが不便であった。
太陽電池パネルを傾斜して保持するために、ベース材、横材、アーム、アングルフレームといった長さや形状が異なる鋼材を多数準備する必要があり、その上、太陽電池パネルに作用する風荷重、地震荷重、雪荷重に耐える構造にするために、斜材,筋交いや断面量の増加等により部材量が増え、鋼材の使用量を増加させねばならず不経済であった。
鋼材を用いた支持構造物は、太陽電池パネル一枚あたりの部材量を低減するため、パネルの取付け枚数を増やす必要があり、横方向だけでなく縦方向にも太陽電池パネルを多数並べて配置することが多く、時として3m程度の高さとなるため、施工時に足場を組む必要があり、安全性、メンテナンス性で劣るものであった。
特許文献2のように、コンクリートブロックで支持構造物を構成する場合、傾斜させて設置する傾斜コンクリートブロックは、現場で、傾斜コンクリートブロックの傾斜を維持する第一の支持コンクリートブロックと、傾斜コンクリートブロックのずれを防止する第二の支持コンクリートブロックとの上に設置することになる。この際、傾斜コンクリートブロックの下端縁は地面に設置させるが、地面が精度よく整地されていない場合には、傾斜コンクリートブロックを精度よく設置することができない。
本発明に係る太陽電池パネル支持構造は、施工地に所定間隔で立設した複数の架台と、
架台間に掛け渡した支持材と、支持材に設けた太陽電池パネルを取付ける太陽電池パネル
取付部とを備え、前記架台の上面の支持材の取付部間を高さ方向に切り欠いたものである。
架台は、例えば、複数の架台の上面全部又は一部を所定の傾斜角で傾斜させ、この傾斜面に支持材を取付けて太陽電池パネルを傾斜状態で支持するものとしてもよい。また、架台は、周側面を下方に広がるように傾斜させてもよい。また、架台は、施工地に架台の外形形状に対応した型枠を設置し、この型枠内にコンクリートを流し込んで形成してもよい。さらに、架台は、外形となる中空状の外皮と、外皮内に充填された充填物とから構成してもよい。
この太陽電池パネル支持構造は、施工地に所定間隔で立設した複数の鉄筋コンクリート製の架台と、架台間に掛け渡した支持材と、支持材に設けた太陽電池パネルを取付ける太陽電池パネル取付部とを備えているので、部材点数が少なく済み、施工も簡単に行えるから、設置費用を安価に抑えることができる。
複数の架台の上面全部又は一部を所定の傾斜角で傾斜させ、この傾斜面に支持材を取付け、太陽電池パネルを傾斜状態で支持するようにしたものは、太陽電池パネルを傾斜させて設置することができ、太陽エネルギの受光量を大きくすることができる。また、太陽電池パネルを傾斜状態で支持すると、風が吹いたときに抵抗を受ける。このとき、斜めに傾斜した太陽電池パネルの傾斜度合いが大きくなると風から受ける抵抗も大きくなるが、架台の上面を傾斜させ、架台の高さが低い側を前側、高い側を後側としたとき、斜めに傾斜した太陽電池パネル傾斜度合いに応じて、架台の重心が太陽電池パネルの後側に移動するので、風から力を受けて斯かる太陽電池パネル支持構造が前側に転倒するのを防止できる。
また、架台の周側面が、下方に広がるように傾斜することにより、太陽電池パネル支持構造として、重心をさらに下方に位置させることができるので、風から力を受けて斯かる太陽電池パネル支持構造が前側に転倒するのを防止できる。
架台は、施工地で架台の外形形状に対応した型枠を設置し、この型枠内にコンクリートを流し込んで形成することができるので、施工時に地面の多少の凹凸をコンクリートを成形するときに吸収することができるから、施工時に整地をする場合、地面の平坦度は、それほどの高い精度が要求されず、施工が容易となり、整地コストを削減することができる。
架台は、外形となる中空状の外皮と、外皮内に充填された充填物とから構成することができるので、予め形成された中空状の外皮を施工地に運び、施工地で、この外皮内に充填物を充填して架台を形成できる。したがって、架台は、充填物を流し込む型枠を施工地で組付ける必要がなく、施工に係る部品点数や手間を少なくすることができる。しかも、架台は、外皮をそのまま外形として使用できるので、複数の架台の外形を同じ形状にでき、見栄えをよくすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る太陽電池パネル支持構造を図面に基づいて説明する。
この太陽電池パネル支持構造1は、図1に示すように、架台2と、太陽電池パネル4を取付ける支持材3とから構成されている。
架台2は、施工地に所定間隔で複数基立設している。この架台2は、実施形態では、図1、図2に示すように、所定間隔毎に3基を直線上に平行に並べて立設している。この架台2は、施工地で外形に対応して組付けられた型枠内にコンクリートを流し込んで形成した鉄筋コンクリート製の架台である。
前記架台2は、上面2aを所定の傾斜角で傾斜させている。この架台2の上面2aの傾斜角は、実施形態では、図1に示すように、上面全部を地面の水平面に対して約30度の傾斜角で一方向へ傾斜させている。上面2aは全部が傾斜していなくてもよく、後述する太陽電池パネル4を取付ける支持材3が取付けられる面が傾斜していればよい。上面2aは、平面に形成されている。架台2の上面2aを約30度に傾斜させたが、水平線と太陽のなす角度は、通年で変化しているため、年間の総発電量が最大となるように太陽電池パネル4を設置する場合、10〜40度の範囲で傾斜させることが多い。また、太陽電池パネル4に太陽光ができる限り直角に当たることが効率の上で望ましいので、北半球では南向きに架台2の上面2aを傾斜させて設置している。しかし、架台2は、太陽電池パネル4の施置場所によっては、直線上に平行に設けずに弧を描いて設けることがあってもよい。前記架台2の周側形状は、断面角形(図1参考)に形成しているが、断面楕円形状であってもよい。
支持材3は、図1、図2、図3に示すように、架台2の上面2aに掛け渡して取付けられている。この支持材3は、実施形態では、図1に示すように、平行に並べた3基の架台2に掛け渡しされて、架台2の傾斜した上面2aに、段違い(図1の上部と下部)に平行に二本配置して取付けられている。支持材3は、平面3aと両側部3b,3cとを備えた溝形鋼から形成されている。支持材3の架台2への取付けは、各架台2の上面2aに埋め込まれて突出するボルト5に支持材3に形成した取付孔を挿入して、ナット6で締付け固定することで行なう。支持材3の平面3aは、太陽電池パネル4を取付ける太陽電池パネル取付部である(以降、平面を太陽電池パネル取付部という)。
二本の支持材3を平行に配置するときに太陽電池パネル取付部3aを太陽電池パネル4側にして、長手方向(図2の左右方向)に同一角度で傾斜させている。
支持材3は、溝形鋼で説明しているが、山形鋼、I形鋼、H形鋼等の形鋼や、角形、丸形の鋼管でもよい。支持材3の架台2の上面2aへの掛け渡しは、図1,図2では平行に配置しているが、斜めに配置してもよい。また、支持材3の本数も、二本に限定されるものでなく、一本や三本以上であってもよい。
太陽電池パネル4は、支持材3の太陽電池パネル取付部3aに取付けられる。この太陽電池パネル4は、実施形態では、図1に示すように、二本の支持材3の太陽電池パネル取付部3a上に6枚を並べて取付けている。太陽電池パネル取付部3aは、図3に示すように、背面4aを太陽電池パネル取付部3aに設置している。太陽電池パネル4は、外周に設けたフレーム4bを緩衝材7で押えるようにして取付具8で支持材3の太陽電池パネル取付部3aに取付けている。取付具8は、フレーム4bの上面を緩衝材7を介して押える押え部8aと、支持材3の太陽電池パネル取付部3aと当接する当接部8bとを有し、当接部8bに形成した孔8cと、支持材3の太陽電池パネル取付部3aに形成した取付孔3bとを一致させて、ボルト10を孔8c,3bに挿入してナット11で固定している。ボルト10と当接部8b,ナット11と太陽電池パネル取付部3aとの間には、締め付けを強固にするためにワッシャ9を介在させている。
当接部8bの太陽電池パネル取付部3aへの固定は、強度的に問題がなければ、ボルト10とナット11に代えてタップねじで太陽電池パネル取付部3aに直接固定してもよい。タップねじで取付けることができるならば、取付作業を太陽電池パネル4に対して一方向から行なうことができるので作業性が向上する。
太陽電池パネル4の取付枚数は、実施形態としては、図1に示すように、二本の平行な支持材3に対して太陽電池パネル4を長手方向に6枚取付けているが、この6枚の太陽電池パネル4,二本の支持材3,3基の架台2を一セットとして長手方向に複数セットを連続して配置し、太陽電池パネルから得られる直流を交流に変換するDC/AC変換装置を設けることにより、太陽光発電システムを構成している。太陽光発電システムとしては、前述の一枚の太陽電池パネルとDC/AC変換装置とでも構成をできるが、小電力の出力しか得られない。
複数セットを連続して配置するために、各セット毎に架台2を3基準備したのでは、工事費が嵩むので、隣のセットの支持材3を端の架台2(図1、図2の右端の架台)の上面2aに取付けて、架台2の共有化を図っている。この共有化する架台2の上面には、支持材3を取付けるボルト5が4本設けられている。図1,図2の右側に支持材3のみが見えるが、この支持材3にも太陽電池パネル4(図2に二点鎖線で示す)が取付けられる。
以上説明した実施形態の太陽電池パネル支持構造と、比較例として鋼材でトラスフレームを構成して基礎に取付ける支持構造との部材低減量を比較してみると以下のようになった。
実施例として太陽電池パネル4の大きさを、長さ=1.2m、幅=0.6m、最大出力85Wのものを使用して、横に6セット、すなわち太陽電池パネル4を36枚並べたものを1ユニットとして、前後に3ユニット設置し、太陽電池パネル108枚で最大出力9.18kwの発電システムを構成した。
太陽電池パネル4以外に必要な主たる部材は、架台2に使用するコンクリート、架台2に使用する鉄筋、支持材3である。これら、架台2、支持材3の重量は、
a.架台数=13基×3ユニット=39基 である。
b.架台のコンクリートの体積=架台の体積×架台数
=(0.4m×0.78m×(0.3m+0.75m)/2)×39
=6.39m3
但し、架台の体積は、幅×奥行き×(前側の高さ+後側の高さ)とし、
0.4m×0.78m×(0.3m+0.75m)/2とした。
c.架台に使用する鉄筋の重さ=20×6.39=128kg
但し、コンクリート1m3当たり鉄筋20kg必要と想定。
d.支持材の重さ=2本×6本×3ユニット×1本当たりの重量kg
=2×6×3×13
=468kg
但し、支持材は溝形鋼を利用して長さ4.2mで13kg/本の重量とする。
比較例として、同じ太陽電池パネル4を縦横に105枚並べて8.93kwの出力の発電システムを構成した太陽電池パネル支持構造の重量を計算する。
太陽電池パネル支持構造101は、図10,図11に示すように、地面Eに一部を埋め込んだコンクリートと鉄筋で形成された基礎102の上に、低い柱103と高い柱104とを間隔を開けて立設している。この柱102,103に桟105を取付けて、高い柱104と桟105とに補強用の斜材106を取付けている。そして、このような基礎102を平行に11基並べて、各基礎102の桟105に掛け渡され太陽電池パネルの背面を支持する横桟107,108を取付けている。この比較例の太陽電池パネル支持構造101は、長手方向に基礎102が平行に配置されて、約26mの長さになっている。
このような太陽電池パネル支持構造101の重量は、以下のようになる。
a.基礎の数=11基
b.基礎のコンクリートの体積=基礎の体積×基礎の数
=1.2m×2.55m×0.3m×11基
=10.1m3
但し、基礎の体積は、幅×奥行き×高さとし、
1.2m×2.55m×0.3mとした。
c.基礎に使用する鉄筋の重さ=20×10.1=202kg
但し、コンクリート1m3当たり鉄筋20kg必要と想定。
d.フレームを構成する鋼材の重量
d1)横桟106の重量
軽量形鋼100×50×20×2.3(重量 4.06kg/m)を使用
使用長さ=25.8m×6本=155m
使用重量=155×4.06=629.3kg
d2)横桟107の重量
鋼45×45×4(重量 2.74kg/m)を使用
使用長さ=25.8m×1本=25.8m
使用重量=25.8×2.74=70.7kg
d3)桟105の重量
鋼65×65×6(重量 5.91kg/m)を使用
使用長さ=2.97m×11本=32.7m
使用重量=32.7×5.91=193.3kg
d4)高い柱104の重量
鋼65×65×6(重量 5.91kg/m)を使用
使用長さ=2.1m×11本=23.1m
使用重量=23.1×5.91=136.5kg
d5)低い柱104の重量
鋼65×65×6(重量 5.91kg/m)を使用
使用長さ=0.61m×11本=6.71m
使用重量=6.71×5.91=39.7kg
d6)斜材106の重量
鋼40×40×3(重量 1.83kg/m)を使用
使用長さ=1.24m×11本=13.6m
使用重量=13.6×1.83=24.9kg
鋼材の総重量=d1+d2+d3+d4+d5+d6
=1094.4kg
この実施例と比較例を出力1kw当たりの重量で比較してみると表1のようになる。
Figure 0004219917
すなわち、表1で明らかなように、部材低減量比較として、鋼材でトラスフレームを組んだ比較例に比べて、実施例は、コンクリート、鉄筋、鋼材(本発明の支持材も鋼材である)の低減率が、63%,62%,42%となり、太陽電池パネル支持構造をつくるときの建設コストが低減されることがわかる。
このような太陽電池パネル支持構造を採用すると、建設コストが削減できると共に、現在市販されている太陽電池パネルは、1〜1.5m×0.6〜1m程度の大きさであるので、架台2の高さを1m以下に抑えることができ、施工時に足場を組む必要が無く、施工性、安全性が向上する。
架台2は、架台2の外形形状に対応した型枠を作り、この型枠内にコンクリートを流し込んで形成したもので、施行地の多少の凹凸をコンクリートを成形するときに吸収することができるから、地面の平坦度は、それほどの高い精度が要求されず、5mm前後の不陸があっても問題ない。特にブロックを複数並べる場合に比べると、地面の平坦度を精度良く仕上げる必要がないから、施工が容易となり、整地コストを削減することができる。
架台2の高さは例えば実施例のように30cmにすることができるので、雨水による冠水も防止できる。必要な場合は、現場施工であるから設計変更で簡単に高さを変更できる。
支持材3を取付ける架台2の上面2aの表面精度は、コンクリートの形成時に使用する型枠の表面粗さにより決まるので、型枠の表面を平滑面に仕上げておくことにより、各架台2の上面2aの精度を同じように仕上げることも容易である。これにより、支持材3の側壁3b,3cが当接しても、太陽電池パネル取付部3aの取付け状態に狂いがなく、太陽電池パネル4の傾斜角度が設計値からずれることがないから、最大の効率を得ることができる。
架台2を傾斜させて形成することにより、太陽電池パネル4を支持材3に取付けたとき、架台2の高さが低い側を前側、高い側を後側として、重心を架台2の後側に位置させることができるので、太陽電池パネル4が風であおられても前側へ転倒することがない。
また、支持材3や太陽電池パネル4は、市販の固定部材で容易に固定可能であるから、特別な仕様の構造体を用いる必要がない。
なお、実施形態では、架台2を基礎と一体に鉄筋コンクリートにて形成しているが、重心をさらに下方へ移動させたい場合は、図4に示すように、架台2の上面2aaの支持材3の取付部間を高さ方向に切り欠いて、取付部間の上面2abを他の上面2aaより低くすればよい。
また、太陽発電システム1はその施置場所により架台2の傾斜角度が変わることがあるので、図5に示すように、架台2を基礎部2bと傾斜部2cとに分割しておき、傾斜部2cをプレキャストで製作して、現場で基礎部2bを形成するときに傾斜部2cの鉄筋2caと基礎部2bの鉄筋2baを溶接してコンクリートを型枠内に充填することで一体にすることもできる。
次に他の実施形態として、架台を外皮と充填物とで構成した場合を、図6〜9に基づいて説明する。
架台52は、図6に示すように、外形となる中空状の外皮52fと、外皮52f内に充填された充填物52gとから構成している。外皮52fは、実施形態においては、図7,図8に示すように、上面52aと、周囲の側面52b,52c,52d,52eとから中空状に合成樹脂で一体に形成している。外皮52fの底は、床がなく開口させている。外皮52fの周側形状は、実施形態においては、断面角形形状をしているが、断面楕円形状であってもよい。外皮52fは、合成樹脂以外にも強化繊維樹脂等を用いることができる。外皮52fの中空部に充填物52gを充填するが、内部に空洞や未充填部が発生すると強度的に問題があるので、外皮52fを透明か、半透明にすることにより内部の状態を把握することもできる。
前記外皮52fの上面52aは、地面に対して所定の傾斜角で傾斜している。上面52aは、一部が傾斜した二つの角度の異なる面から構成されている。この実施形態においては、約30度の傾斜角で傾斜した傾斜面52aaと、この傾斜面52aaと連続する頂きに形成した水平面52abとから構成されている。実施形態では上面52aを二つの角度の異なる面52aa,52abで形成したが、全てが傾斜していてもよい。架台52の傾斜面52aaは、平面に形成されていることが望ましい。前記水平面52abには充填物52gを充填する開口52acが開けられている。外皮52fの傾斜面52aaには、図9で示すように、ボルト5を外皮52fの外側と内側からナットNで締付け固定している。ボルト5の外皮52f内に位置する部分は充填物52gで、さらに固定されている。
外皮52fの側面は、下方に広がるように傾斜している。この実施形態においては、外皮52fの側面52b〜52eのうち、左右の側面52c,52d(図8中左右側に示す)と、後側(架台の高さが高い側)の側面52e(図8中上側に示す)を下方に広がるように傾斜させている。側面52c,52dの傾斜角度は、架台52の高さが低い側を前側としたとき、前側の傾斜角α1、後側の傾斜角α2とし、α1>α2となるように、後側の傾斜角を緩くしている。
このような外皮52fを用いて、施工地で架台52を形成し、太陽電池パネル支持構造51を構成する場合を説明する。
施工地で架台52を立設させる場所の地面を整地した後に、外皮52fの上面52aを上にして所定間隔毎に直線上に平行に並べて配置する。必要であれば地面に鉄筋等の補強材を埋め込んで、この補強材を外皮52fの中空内に位置させることができる。そして、外皮52fの開口52acから充填物52gを充填する。充填物52gとしては、この実施形態においては、コンクリートを使用して、外皮52fの内部を埋め尽くしている。補強材を充填物52gで覆った場合は、架台52としての強度的を増すことができる。外皮52fは、充填物52gを開口52acから充填するので、外形が変形しないように、強度的に弱い箇所は、板厚を厚くしたり、補強リブを設けたりして補強をしておくとよい。
このようにして形成された架台52は、各架台52の傾斜面52aaを同一方向に傾斜させて立設させることができるので、架台52の傾斜面52aaから突出するボルト5に上述と同様に支持材3を取付けて太陽電池パネル支持構造51を構成できる。太陽電池パネル4の支持材3への取付けは、上述と同様に取付具8で取付ければよい。
このように架台52を外皮52fと充填物52gとから構成した場合は、架台52の外形を予め外皮52fで形成しているので、コンクリートを流し込む型枠を施工地で組む必要がなく、施工作業が簡素化される。また、外皮52fが中空状なので、軽く運搬にさほど手間が掛からず、取り扱いが極めて簡単にできる。外皮52fをそのまま架台52の外形として使用できるので、複数の架台52の外形を同じ形状にでき、見栄えをよくすることができる
外皮52fの底面は、床がなく開口しているので、施工地の地面に多少の凸凹があっても充填物52gによって吸収できるので、整地作業にかける労力、コストを削減できる。
架台52の外皮52fの上面52aを所定の傾斜角や平面度に仕上げておくことができるので、各架台52の傾斜面52aaの精度を同じように仕上げることができ、太陽電池パネル4を傾斜して設置するときに、傾斜面52aaと支持材3との関係を設計図どおりに取付けることができ、各太陽電池パネル4の取付状態に狂いがなく、太陽エネルギの受光量を各パネル均一に得ることができるので、太陽電池パネル4毎の発電量のバラツキを少なくできる。
外皮52fの側面52c,52d,52eを地面の水平面に対して傾斜させ、しかも相対向する側面52c,52dの前側の傾斜角よりも後側の傾斜角を緩く傾斜させるので、充填物5gを充填すると、重心を後側でしかも下方にすることができ、太陽電池パネル4が前側へ転倒することがなく耐風性能や耐震性能が向上する。
外皮52fの側面52c,52d,52eが傾斜することにより、充填物52gとしてコンクリートを流し込む場合、外皮52f内部の空気を傾斜面で開口52abへ導いて、開口52abから抜くことができるので、コンクリート内に空洞が発生しにくい。
外皮52fの上面52aを、傾斜面52aaと、傾斜面と連続する頂となる水平面52abとから構成することにより、傾斜面52aaの位置が全体に前側になるので、太陽電池パネル4を取付けても重心を下方で後側にでき、前側へ転倒がしにくい。また、充填物52gの投入口となる開口52acを傾斜面52aaと連続する頂に設けることにより、充填物52gを外皮52fの内部全体に充填でき、空洞による架台52の強度低下を防止できる。
充填物52gは、コンクリートに代えて土を使用することができる。この土を使用する場合は、外皮52f,ボルト5と土との一体化が難しいので、外皮52fや施工地に対策をする必要がある。例えば、外皮52fにおいては、中空状の空間の体積を増やして架台52としての重量を確保するとともに、厚みを増やしたり、底を閉じて外皮52f自身の強度を高めることが必要である。また、施工地においては、外皮52fの底が閉じているため、施工地の地面の不陸を吸収できないので、十分に整地をするか、コンクリートや鋼製の床を設置する必要がある。
太陽電池パネル支持構造を示す概念図である。 図1のA部拡大上面図である。 図2のB−B線の断面図である。 架台の第一の変形例を示す斜視図である。 架台の第二の変形例を示す一部切欠き斜視図である。 他の実施形態を示す太陽電池パネル支持構造の一部切り欠け概念図である。 図6の架台の外皮の斜視図である。 図7の架台の上面図である。 図7のC−C線の断面図である。 比較例の太陽電池パネル支持構造の側面図である。 図10の一部切り欠け背面図である。
符号の説明
1,51 太陽電池パネル支持構造
2,52 架台
2a 上面
3 支持材
4 太陽電池パネル
52f 外皮
52g 充填物

Claims (6)

  1. 施工地に所定間隔で立設した複数の架台と、
    架台間に掛け渡した支持材と、
    支持材に設けた太陽電池パネルを取付ける太陽電池パネル取付部とを備え
    前記架台の上面の支持材の取付部間を高さ方向に切り欠いた太陽電池パネル支持構造。
  2. 前記架台は、複数の架台の上面全部又は一部を所定の傾斜角で傾斜させ、この傾斜面に支持材を取付けて太陽電池パネルを傾斜状態で支持したことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル支持構造。
  3. 前記架台は、架台の周側面が下方に広がるように傾斜している請求項1または2に記載の太陽電池パネル支持構造。
  4. 前記架台は、施工地に架台の外形形状に対応した型枠を設置し、前記型枠内にコンクリートを流し込んで形成した請求項1に記載の太陽電池パネル支持構造。
  5. 前記架台は、架台の外形となる中空状の外皮と、外皮内に充填された充填物とから構成した請求項1に記載の太陽電池パネル支持構造。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の太陽電池パネル支持構造に支持した複数の太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルから得られる直流を交流に変換するDC/AC変換装置とを備えた太陽光発電システム。
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