JP5269650B2 - エンジンブラケット - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のエンジンとエンジンマウントの間に介設されてエンジンを支持するエンジンブラケットに関するものである。
従来、自動車のエンジンと車体との間には、エンジンの振動が車体に伝達するのを抑制するためにゴム状弾性体を備えたエンジンマウントが設けられており、エンジンのエンジンマウントへの取付部位には、剛体のエンジンブラケットが介設されている(例えば、下記特許文献1参照)。
この種のエンジンブラケットとして、アルミニウム合金を材料としたダイカスト品を用いる場合があり、その場合、例えばスクイズダイカスト法で作製できるように肉厚を設定して、要求される強度、固有周波数及び耐久性を満足させるようにしている。
特開平09−142161号公報
図10〜13は、比較例に係るエンジンブラケット100を示したものである。このエンジンブラケット100は、エンジン側に固定されるエンジン側固定部102を底面とし、エンジンマウント側に固定されるマウント側固定部104を頂部とする四角錐状をなして、四角錐の底面側に開口するように内部が空洞105に設けられている。
エンジン側固定部102は、四角錐の底面となる四角にそれぞれボルト穴106を含むボルト締結部108,110,112,114を有する。マウント側固定部104は、エンジン側固定部102の中心部上方から一辺116側に偏らせて設けられており、従って、前記四角錐は傾斜した形状をなしている。
前記一辺116を挟んで位置する一対のボルト締結部108,110は互いに離間する方向に張り出して設けられており、該一辺116に対向する辺118を挟んで位置する一対のボルト締結部112,114と上記張り出して設けられた一対のボルト締結部108,110との間の辺120,122は、ボルト締結部112,114よりも内側にくびれ状に形成されている。
そして、ボルト締結部108と112の間に挟まれたくびれ状の辺120を底辺とする第1側壁部124と、ボルト締結部110と114の間に挟まれたくびれ状の辺122を底辺とする第2側壁部126との間には、両者を連結して上記四角錐の内部の空洞105を仕切る補強壁128が設けられている。
このような形状を持つ比較例に係るエンジンマウント100を評価したところ、固有値性能において、エンジン側固定部102の剛性が低く、目標とする固有周波数に到達していないことが判明した。固有値性能を上げるためにはエンジン側固定部102の剛性を高めればよいが、むやみに補強したのでは重量増加が大きく、軽量化の要請に反する。そのため、固有値性能を効果的に高めるような補強を行うことが望まれる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、固有値性能を効果的に向上させることができるエンジンブラケットを提供することを目的とする。
本発明に係るエンジンブラケットは、エンジンとエンジンマウントの間に介設される剛性のエンジンブラケットであって、
エンジン側に固定されるエンジン側固定部を底面とし、エンジンマウント側に固定されるマウント側固定部を頂部とする略四角錐状をなして、前記四角錐の底面側に開口するように内部が空洞に設けられており、
前記エンジン側固定部は、一対の長辺と一対の短辺とからなる略長方形状をなして、前記長方形の四角にボルト穴を含むボルト締結部がそれぞれ設けられ、
前記マウント側固定部は、前記長方形の中心部上方から一方の前記短辺側に偏らせて設けられ、
前記四角錐の4つの側面が、前記一対の長辺をそれぞれ底辺とする第1側壁部及び第2側壁部と、前記一方の短辺を底辺とする第3側壁部と、他方の前記短辺を底辺とする第4側壁部とからなり、
前記四角錐の内部に、前記第1側壁部と前記第2側壁部との間を連結して前記空洞を仕切る第1補強壁が設けられるとともに、前記第3側壁部と前記第4側壁部との間を連結して前記空洞を仕切りかつ前記第1補強壁に十字状に交差する第2補強壁が設けられ、前記第2補強壁が前記他方の短辺の近傍においてY字状に分岐して当該他方の短辺を挟んで位置する一対の前記ボルト締結部にそれぞれ接続させて設けられたものである。
このように四角錐の内部に第1補強壁を設けるだけでなく、該第1補強壁に十字状に交差する第2補強壁を設け、かつ、この第2補強壁を他方の短辺側においてY字状に分岐して設けてその先端をそれぞれ一対のボルト締結部に接続させて設けたことにより、上記エンジン側固定部の剛性を効果的に高めることができ、固有周波数の数値を高めて固有値性能を向上することができる。なお、これに対して、第2補強壁をY字状に分岐させずに第4側壁部にそのまま接続されるように設けた場合、上記のようにマウント側固定部を前記一方の短辺側に偏らせて設けた構成では、他方の短辺を挟んで位置する一対のボルト締結部での剛性向上効果が不十分となり、固有値性能の向上効果が十分に得られない。
本発明のエンジンブラケットにおいて、前記第4側壁部が前記四角錐の底部において外側に張り出し形成されて、該張り出し部に前記他方の短辺を挟んで位置する前記一対のボルト締結部が設けられている場合、前記第2補強壁の前記Y字状の分岐部が前記張り出し部の付け根部に設定されていることが好ましく、これにより、張り出し部の付け根部の剛性を効果的に高めて、固有値性能の更なる向上を図ることができる。
本発明のエンジンブラケットにおいて、前記一方の短辺を挟んで位置する一対の前記ボルト締結部が互いに離間する方向に張り出して設けられている場合、前記第1側壁部と前記第2側壁部には、前記張り出して設けられたボルト締結部から前記四角錐の底部側を前記第3側壁部との接合部に沿って延びる補強リブが立設されていることが好ましい。このようなリブを設けることによって、上記一方の短辺を挟んで位置する一対のボルト締結部においても剛性を高めて、固有値性能の更なる向上を図ることができる。
上記のように本発明のエンジンブラケットであると、固有値性能を効果的に向上させることができる。
一実施形態に係るエンジンブラケットの底面側を示す斜視図。 同エンジンブラケットの別の方向から見た斜視図。 同エンジンブラケットの正面図。 同エンジンブラケットの平面図。 同エンジンブラケットの底面図。 同エンジンブラケットの側面図。 図5のVII−VII線断面図。 図6のVIII−VIII線断面図。 同エンジンブラケットの組み付け状態を示す断面図。 比較例のエンジンブラケットの底面側を示す斜視図。 比較例のエンジンブラケットの別の方向から見た斜視図。 比較例のエンジンブラケットの底面図。 比較例のエンジンブラケットの側面図。
以下、本発明の1実施形態に係るエンジンブラケット10を図1〜9に基づいて説明する。このエンジンブラケット10は、アルミニウム合金のダイカスト成形品からなる剛性部材であり、図9に示すように、自動車のエンジン1の底部側の傾斜面と、エンジンマウント2の頂部との間に介設されて、エンジン1を支持する部材である。
図1〜6に示すように、エンジンブラケット10は、エンジン1側に固定されるエンジン側固定部12を底面とし、エンジンマウント2側に固定されるマウント側固定部14を頂部とする略四角錐状をなしている。そして、該四角錐の底面側に開口するように内部が空洞16に設けられ(図5,7参照)、スクイズダイカスト法で作製できるように各部の肉厚が例えば6mm程度に設定されている。
上記四角錐の底面をなすエンジン側固定部12は、図5に示すように、それぞれ互いに対向する一対の長辺18A,18Bと一対の短辺20A,20Bとからなる略長方形状に形成されている。そして、この長方形状をなす四角錐の底面の四角に、エンジン1に対してボルト締結されるボルト締結部22A,22B,22C,22Dがそれぞれ設けられている。ボルト締結部22A〜Dは、四角錐の高さ方向Hに貫通する平面視円形のボルト穴24と、該ボルト穴24を取り囲む平面状の締結面部26とからなる。なお、各ボルト締結部22A〜Dの下面には、図5,7に示すように、ボルト穴24の周りを取り囲むように環状にわずかに隆起した座面部28が設けられて、該座面部28がエンジン1の底部側の傾斜面に当接した状態に固定されるよう構成されている(図9参照)。
上記四角錐の頂部をなすマウント側固定部14は、エンジン側固定部12の上記長方形の中心部上方から一方の短辺20A側に偏らせて設けられて、これにより上記四角錐は傾斜した形状をなしている。
上記四角錐の4つの側面は、上記一対の長辺18A,18Bをそれぞれ底辺とする第1側壁部30及び第2側壁部32と、上記一方の短辺20Aを底辺とする第3側壁部34と、他方の短辺20Bを底辺とする第4側壁部36とからなり、これら側壁部30,32,34,36は、エンジン側固定部12からマウント側固定部14に向かって先細の略三角形状をなしている。上記のようにマウント側固定部14を偏らせて設けたことにより、図7に示すように、第3側壁部34は四角錐の底面に対して略垂直に形成され、その他の側壁部30,32,36は傾斜して設けられ、その中でも第4側壁部36が四角錐の底面に対して最も大きく傾斜して設けられている。
上記一方の短辺20Aを挟んで位置する一対のボルト締結部22A,22Bを第1ボルト締結部としたとき、これら第1ボルト締結部22A,22Bは、図1,4,5に示すように、互いに離間する方向Gに張り出して設けられている。すなわち、第1ボルト締結部22A,22Bは、上記一対の長辺18A,18Bから外側に張り出して形成されている。第1ボルト締結部22A,22Bは、高さ方向Hに垂直な平板状をなし、それぞれ第1側壁部30及び第2側壁部32から外側にはみ出すように突出させて設けられている。
上記他方の短辺20Bを挟んで位置する一対のボルト締結部22C,22Dを第2ボルト締結部としたとき、これら第2ボルト締結部22C,22Dは、図5に示すように、上記一対の長辺18A,18Bから外側に張り出すことなく設けられており、すなわち、長辺18A,18Bは第2ボルト締結部22C,22Dに対して内側にくびれることなく形成されている。なお、上記一方の短辺20Aは、その両側の第1ボルト締結部22A,22Bに対して内側にくびれることなく形成され、上記他方の短辺20Bも、その両側の第2ボルト締結部22C,22Dに対して内側にくびれることなく形成されている。
図6,7に示すように、第4側壁部36は、四角錐の底部において外側に張り出し形成されており、これにより当該底部に段状の張り出し部38が設けられている。そして、この張り出し部38に上記一対の第2ボルト締結部22C,22Dが設けられている。第2ボルト締結部22C,22Dは、張り出し部38の高さ方向Hの全体にわたって筒状に設けられている(図2,8参照)。
マウント側固定部14は、図7に示すように、第4側壁部36の頂部延長上において、第4側壁部36に対して僅かに屈曲した板状に形成されており、その先端部には平面視円形のボルト穴40(図1,2参照)が貫通して設けられている。マウント側固定部14は、その上面が図9に示すようにエンジンマウント2の頂部に当接した状態で、不図示のボルトをボルト穴40に挿通させて締結することにより固定されるよう構成されている。
以上の構成において、上記四角錐の内部には、図5,7,8に示すように、第1側壁部30と第2側壁部32との間を連結して空洞16を仕切る第1補強壁42が設けられている。第1補強壁42は、各側壁部30,32,34,36と略同じ肉厚の壁部であり、第3側壁部34に平行な平板状をなし、従って四角錐の底面に略垂直に設けられている。そのため、図7に示すように、その頂部42Aが、傾斜状をなす第4側壁部36の内側に接続されている。また、図5に示すように、第1補強壁42の底部両端42B,42Bは、上記一対の第1ボルト締結部22A,22Bの付け根部近傍に接続されている。
上記四角錐の内部には、また、第3側壁部34と第4側壁部36との間を連結して空洞16を仕切る第2補強壁44が設けられている。第2補強壁44は、各側壁部30,32,34,36と略同じ肉厚の壁部であり、第3側壁部34と第4側壁部36の幅方向中心同士を連結して、第1補強壁42に十字状に交差するように、当該第1補強壁42に垂直な平板状をなしている。第2補強壁44は、図7に示すように、上記空洞16の高さ方向Hの全体にわたって設けられている。
図5,8に示すように、第2補強壁44は、他方の短辺20Bの近傍における上記四角錐の底部側においてY字状に分岐して、当該他方の短辺20Bを挟んで位置する一対の第2ボルト締結部22C,22Dにそれぞれ接続させて設けられている。すなわち、一方の短辺20Aから当該短辺20Aに垂直に延びる第2補強壁44は、第1補強壁42に十字状に交差した後、Y字状に分岐し、分岐したそれぞれの壁部44A,44Aの先端が第2ボルト締結部22C,22Dにそれぞれ接続されている。この例では、分岐した各壁部44A,44A間のなす角度は略直角に設定されており、各壁部44A,44Aの先端は、筒状をなす第2ボルト締結部22C,22Dの外周面に対し、その高さ方向の全体にわたって接続されている。
第2補強壁44は、また、図7に示すように、そのY字状の分岐部(即ち、分岐点)44Bが、第4側壁部36の上記張り出し部38の付け根部38Aに設定されている。すなわち、第4側壁部36の主たる傾斜部36Aから張り出し部38に至る境界近傍の付け根部38Aで第2補強壁44が二股に分かれるように設定されており、従って、第2補強壁44は第4側壁部36の主たる傾斜部36Aでは単なる平板状をなし、張り出し部38では分岐した2つの壁部44A,44Aにより構成されている。
図1,2,4,8に示すように、第1側壁部30と第2側壁部32には、四角錐の底部側を第3側壁部34との接合部(四角錐の二面接合部である辺)48に沿って延びる補強リブ46がそれぞれ立設されている。補強リブ46は、上記の張り出して設けられた第1ボルト締結部22A,22Bから第1側壁部30と第2側壁部32の高さ方向Hの中央部にまで至る四角錐の底部側に設けられており、四角錐の頂部側には設けられていない。また、図8に示すように、補強リブ46は、第3側壁部34に対して段差なく設けられるように、第3側壁部34の両側縁をそのまま外側に延長した形状をなしており、第1側壁部30及び第2側壁部32に対して垂直に立設されている。
図1,2,7に示すように、第3側壁部34の両側縁部には、四角錐の頂部側を第1側壁部30及び第2側壁部32との接合部48に沿って延びる第2補強リブ50がそれぞれ設けられており、マウント側固定部14が補強されている。第2補強リブ50は、マウント側固定部14から第3側壁部34の高さ方向Hの中央部に至る四角錐の頂部側に設けられている。そして、図2に示すように、補強リブ46と第2補強リブ50とは、四角錐の高さ方向Hの中央部において互いに重複した範囲が存在するように、両者の長さが設定されている。
以上のように構成された本実施形態のエンジンブラケット10であると、エンジン1の上下振動によるエンジンブラケット10の四角錐を横断するような方向Xでの固有値モードにおいて(図9参照)、第1補強壁42とともに、上記特有の第2補強壁44を設けたことにより、エンジン1側への取り付け点であるエンジン側固定部12の剛性を効果的に高めることができ、固有周波数の数値を高めて固有値性能を向上することができる。特には、エンジン1のより底部側に固定される第2ボルト締結部22C,22Dが第4側壁部36の張り出し部38に設けられているところ、第2補強壁44の分岐部44Bを張り出し部38の付け根部38Aに設定したことで、該張り出し部38の剛性を効果的に高めることができる。
また、第1側壁部30と第2側壁部32において四角錐の底部側に補強リブ46を立設したことにより、横方向に張り出し形成された第1ボルト締結部22A,22Bにおいても剛性を高めて、固有値性能の更なる向上を図ることができる。
一例として、図10〜13に示す比較例のエンジンブラケット100と図1〜9に示す実施形態のエンジンブラケット10とについて、上記方向Xでの固有値性能を測定したところ、比較例のエンジンブラケット100では固有周波数が865Hzであったのに対し、実施形態のエンジンブラケット10では固有周波数が890Hzであり、25Hzの固有周波数の向上効果が認められた。
なお、上記実施形態は、本発明の好ましい一態様を示したものであり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、エンジンブラケット10の全体形状としては概略四角錐状であれば上記実施形態の形状に限定されるものではない。なお、本発明において、エンジン側固定部を底面とし、マウント側固定部を頂部とするとの表現は、あくまでエンジンブラケット単体としての四角錐の底面及び頂部を意味するものであり、エンジンブラケットを車両に組み付けた状態での底面と頂部を意味するものではない。従って、図9に示すようにエンジンブラケット10の四角錐を横倒しにして車両に組み付けるものでもよく、あるいはまた四角錐をほぼ倒立した状態に組み付けるものでもよい。また、組み付けられるエンジンやエンジンマウントの構成も公知の種々のものを用いることができ、特に限定されない。その他、一々列挙しないが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1…エンジン、2…エンジンマウント
10…エンジンブラケット
12…エンジン側固定部、14…マウント側固定部、16…空洞
18A,18B…長辺
20A…一方の短辺,20B…他方の短辺
22A,22B…第1ボルト締結部、22C,22D…第2ボルト締結部
24…ボルト穴
30…第1側壁部、32…第2側壁部、34…第3側壁部、36…第4側壁部
38…張り出し部、38A…付け根部
42…第1補強壁
44…第2補強壁、44B…分岐部
46…補強リブ
G…離間する方向

Claims (3)

  1. エンジンとエンジンマウントの間に介設される剛性のエンジンブラケットであって、
    エンジン側に固定されるエンジン側固定部を底面とし、エンジンマウント側に固定されるマウント側固定部を頂部とする略四角錐状をなして、前記四角錐の底面側に開口するように内部が空洞に設けられており、
    前記エンジン側固定部は、一対の長辺と一対の短辺とからなる略長方形状をなして、前記長方形の四角にボルト穴を含むボルト締結部がそれぞれ設けられ、
    前記マウント側固定部は、前記長方形の中心部上方から一方の前記短辺側に偏らせて設けられ、
    前記四角錐の4つの側面が、前記一対の長辺をそれぞれ底辺とする第1側壁部及び第2側壁部と、前記一方の短辺を底辺とする第3側壁部と、他方の前記短辺を底辺とする第4側壁部とからなり、
    前記四角錐の内部に、前記第1側壁部と前記第2側壁部との間を連結して前記空洞を仕切る第1補強壁が設けられるとともに、前記第3側壁部と前記第4側壁部との間を連結して前記空洞を仕切りかつ前記第1補強壁に十字状に交差する第2補強壁が設けられ、前記第2補強壁が前記他方の短辺の近傍においてY字状に分岐して当該他方の短辺を挟んで位置する一対の前記ボルト締結部にそれぞれ接続させて設けられた
    ことを特徴とするエンジンブラケット。
  2. 前記第4側壁部が前記四角錐の底部において外側に張り出し形成されて、該張り出し部に前記他方の短辺を挟んで位置する前記一対のボルト締結部が設けられ、前記第2補強壁の前記Y字状の分岐部が前記張り出し部の付け根部に設定されたことを特徴とする請求項1記載のエンジンブラケット。
  3. 前記一方の短辺を挟んで位置する一対の前記ボルト締結部が互いに離間する方向に張り出して設けられ、前記第1側壁部と前記第2側壁部に、前記張り出して設けられたボルト締結部から前記四角錐の底部側を前記第3側壁部との接合部に沿って延びる補強リブが立設されたことを特徴とする請求項2記載のエンジンブラケット。
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