JP6332389B2 - 車両の下部車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、搭乗者用の座席シートを移動可能に支持するシートレールが取り付けられるシートブラケットを備えた車両の下部車体構造に関する。
自動車等の車両においては、搭乗者用の座席シートの車体前後方向の位置を調整可能とする必要がある。このため、座席シートは車体前後方向に延びるシートレールに移動可能に支持される。一方、シートレールは、車体フレームの下部に組み付けられるシートブラケットによって、位置決めされると共に固定的に支持される。シートブラケットは、車体フレームの下部に配置されるクロスメンバを利用して、車体フレームに取り付けられることがある。前記クロスメンバは、フロアパネルの車幅方向中央付近において前後方向に延びるトンネル部と、車幅方向両端部に配置されるサイドシルとの間を繋ぐ補強部材である。シートブラケットは、このようなクロスメンバの車幅方向端部に配置される。
車両の走行時、シートブラケットには、座席シート及び搭乗者の荷重を担持した状態で、車体フレームの振動が加わることになる。このため、シートブラケットは、車体上下方向の剛性が高いことが求められる。特許文献1には、閉断面構造のシートブラケットの内部に、サイドシル又はトンネル部とクロスメンバとを繋ぐ平板部材が配置されてなる構造が開示されている。
特開2015−105033号公報
特許文献1のシートブラケットのように、閉断面に平板部材を組み入れることで、サイドシル〜トンネル部間のクロスメンバを介した荷重伝達性は改善する。しかしながら、前記平板部材を組み入れだけでは、シートブラケット自体の車体上下方向の剛性を十分に高めることはできない。さらに、車体軽量化のためにシートブラケットをアルミニウムの鋳造品にて形成するような場合、構造的に上下方向の剛性に優れるシートブラケットが必要となる。
本発明の目的は、優れた車体上下方向の剛性を備えるシートブラケットを用いることで、剛性が高められた車両の下部車体構造を提供することにある。
本発明の一局面に係る車両の下部車体構造は、車体フレームと、前記車体フレームの下部に組み付けられ、シートレールが取り付けられるシートブラケットと、を備え、前記シートブラケットは、前記車体フレームの一部と共に閉断面を形成するブラケット壁部と、前記ブラケット壁部の上面に設けられる、前記シートレールの固定部と、前記閉断面内に配置され、車体上下方向に延びる複数のリブと、を備え、前記複数のリブは、前記閉断面内で互いに交差するように延び、前記リブの各々は下方側が先細りとなる形状を有する。
この車両の下部車体構造によれば、シートブラケットは閉断面内に配置された複数のリブを備え、これらのリブは前記閉断面内で互いに交差するように車体上下方向に延びる。このような交差構造持つ複数のリブにより、シートブラケットの車体上下方向の剛性が高められる。また、前記リブの各々は下方側が先細りとなる形状を有する。シートブラケットにおいて、面外変形が生じ易いのは、座席シートの荷重を受け止めるブラケット壁部の上面に位置する固定部付近である。一方、シートブラケットの下端付近は車体フレームに対する固定部に近いことから、剛性を補強する必要性は低い。従って、前記リブの下方側を先細り形状とすることで、剛性補強のための質量効率を向上させ、シートブラケットの軽量化を図ることができる。
上記の下部車体構造において、前記複数のリブは、前記固定部において互いに交差するように延びていることが望ましい。これにより、座席シートの支持荷重が加わる固定部を効率的に補強することができる。
上記の下部車体構造において、前記固定部は、前記シートレールを固定するボルトが螺合される円筒型のボス部を含み、前記複数のリブは、各々が前記ブラケット壁部と前記ボス部との間を繋ぐリブであると共に、前記ボス部において互いに交差するように延びていることが望ましい。
この下部車体構造によれば、ブラケット壁部とボス部とを複数のリブが繋ぎ、しかもこれらのリブが前記ボス部において互いに交差するように配置される。従って、荷重の入力点となる前記ボス部周囲の剛性を質量効率良く高めることができる。
この場合、前記ボス部は、車体上下方向に所定長さを有し、前記リブの前記ボス部との連結部において、前記リブは前記ボス部の上下全長に亘って連結されていることが望ましい。この構造とすることで、前記リブの前記ボス部との連結部において、応力集中部が生じないようにすることができる。
上記の下部車体構造において、前記複数のリブは、前記ボス部を中心として、前記ブラケット壁部に向けて放射状に延びるように配置されていることが望ましい。この構造とすることで、前記ボス部に加わる応力を放射状に配置されたリブを通してバランス良く分散させることができる。
上記の下部車体構造において、前記ブラケット壁部は、箱形の側面を形成する複数の側壁と、これら側壁の上面を覆う上壁とを含み、前記リブは、前記複数の側壁が交差する角部に繋がっていることが望ましい。
ブラケット壁部が箱形構造を有している場合、その角部は本来的に剛性が高い。このような角部にリブの端部を繋ぐことによって、ボス部周囲の剛性を一層向上させることができる。
この場合、前記ブラケット壁部は、少なくとも4つの角部を備え、前記複数のリブは、対角方向に配置された角部同士を繋ぐように延びている構造とすれば、質量効率の良い剛性向上を図ることができる。
上記の下部車体構造において、前記シートブラケットは、アルミニウム又はその合金の一体成型物からなることが望ましい。
この下部車体構造によれば、シートブラケットをアルミニウム又はその合金の一体成型物にて形成することで、シートブラケットの軽量化を図ることができる。また、鋳造等で一体成型することで、平板材の組合せや板材の曲げ、絞り加工によりシートブラケットを形成する場合に比べて、ブラケット壁部やリブの形状、これらの配置の自由度を高めることができる。
上記の下部車体構造において、前記固定部は、前記シートレールを固定するボルトが螺合される円筒型のボス部を含み、前記シートブラケットは、アルミニウム又はその合金の一体成型物からなり、前記ボス部は、その内周面にネジ切り部を有していることが望ましい。
この下部車体構造によれば、シートレール固定のためのボルトと締結構造を形成する部材、例えばナットや補強板などの使用を省くことができる。従って、部品点数を減らすことができる。
上記の下部車体構造において、前記車体フレームは、その下部に、車体前後方向に延びるトンネル部を備えるフロアパネルと、前記フロアパネルの車幅方向外側において車体前後方向に延びる一対のサイドシルと、前記トンネル部と前記サイドシルとの間において車幅方向に延びるクロスメンバと、を備え、前記シートブラケットは、前記クロスメンバの車幅方向端部に取り付けられていることが望ましい。
この下部車体構造によれば、シートブラケットがクロスメンバに取り付けられるので、当該シートブラケットの裾野部分の剛性を高めることができる。また、トンネル部又はサイドシルとクロスメンバとの結合部分を、シートブラケットにて補強することが可能となり、車体フレームの剛性を高めることができる。
本発明によれば、優れた車体上下方向の剛性を備えるシートブラケットが車体フレームの下部に組み付けられるので、剛性が高められた車両の下部車体構造を提供することができる。
図1は、本発明に係る車両の下部車体構造が適用された車体フレームの上面図である。 図2は、車体フレーム(トンネル部)に対するシートブラケットの取り付け部分の拡大斜視図である。 図3は、前記シートブラケットの斜視図である。 図4は、前記シートブラケットの下面側の斜視図である。 図5は、前記シートブラケットの上面図である。 図6は、前記シートブラケットの下面図である。 図7は、前記シートブラケットの右側面図である。 図8は、前記シートブラケットの左側面図である。 図9は、前記シートブラケットの後側面図である。 図10は、前記シートブラケットの前側面図である。 図11は、図8のXI−XI線断面図である。 図12は、図8のXII−XII線断面図である。 図13は、図2のXIII−XIII線断面図である。 図14は、図2のXIV−XIV線断面図である。 図15(A)は、比較例のシートブラケットとシートレールとの固定状態を示す断面図、図15(B)は、本実施形態のシートブラケットとシートレールとの固定状態を示す断面図である。 図16(A)は、第1変形例に係るシートブラケットの下面図、図16(B)はその縦断面図である。 図17は、第2変形例に係るシートブラケットの下面図である。 図18(A)、(B)は、第3、第4変形例に係るシートブラケットの断面図である。
[車両の下部車体構造の概略]
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係る車両の下部車体構造を詳細に説明する。先ずは、本発明に係る車両の下部車体構造が適用された車体フレーム1について、図11、図2を参照して説明する。図1は、車両の車体フレーム1の上面図、図2は車体フレーム1の下部の要部斜視図である。車両は、例えば四輪自動車である。なお、図1及び他の図面において、前後、左右、上下の方向表示を付している。これらの方向は、車両を基準としている。つまり、以下の説明中において用いている前後、左右、上下の方向は、図1に示している前後方向(車体前後方向)、左右方向(車幅方向)、及び、図1の紙面に垂直な方向である上下方向と一致させている。
車体フレーム1の下部には、フロアパネル11、サイドシル12、トンネル部13、ダッシュパネル14、フロントサイドフレーム15及びリアサイドフレーム16などが配置されている。このような車体フレーム1の下部には、クロスメンバ2及びシートブラケット3が組み付けられている。
フロアパネル11は大略的に水平方向に延びる平板であり、車体フレーム1の底面(車室の底面)を構成し、左右一対で備えられている。サイドシル12は、左右一対の補強部材であり、閉断面構造を備えている。一対のサイドシル12は、右側及び左側のフロアパネル11の車幅方向外側において、それぞれ前後方向に延びている。
トンネル部13は、車幅方向の中央、すなわち一対のフロアパネル11の中間に配置され、前後方向に延びている。図2には、トンネル部13の後方部分の斜視図が示されている。トンネル部13は、下面が開口し、フロアパネル11に対して上方へ山型に隆起した部分であり、前後方向に延びる右側板131及び左側板132と、これら側板131、132の上端同士を繋ぐ天板133とを含む。トンネル部13の左右下部側縁に延設された裾野フランジ135は、左右のフロアパネル11の内側端部に各々連結されている。トンネル部13の内側には、前後方向に延びる図略のドライブシャフトが収容される。
ダッシュパネル14は、フロアパネル11の前端から上方に立ち上がるパネルであり、車室とエンジンルームとを前後に仕切っている。ダッシュパネル14の左右方向中央付近には、トンネル部13の前端に連なるトンネル部分が備えられている。フロントサイドフレーム15は、ダッシュパネル14からさらに前方に延びる左右一対のフレームである。一対のフロントサイドフレーム15の間はエンジンルームであり、エンジンやトランスミッション等から構成される図略のエンジンユニットが据え付けられる。リアサイドフレーム16は、フロアパネル11の後端から後方に延びる左右一対のフレームである。
クロスメンバ2は、車体フレーム1の車幅方向の剛性を向上させるためのフレームであり、トンネル部13とサイドシル12との間において車幅方向に延びている。本実施形態では、左右のフロアパネル11上に、それぞれ前後方向に2本ずつ並んで配設されている例を示している。各クロスメンバ2の内側端部はトンネル部13に連結され、外側端部はサイドシル12に連結されている。図2には、4つのクロスメンバ2のうち、右後側のクロスメンバ2が示されている。
クロスメンバ2は、前凸条21、後凸条22、凹条部23及び底フランジ24を備え、下方が開口した部材である。前凸条21及び後凸条22は、共に前後方向の断面視で台形型の凸条であり、左右方向に平行に延びている。凹条部23は、凸条21、22間において左右方向に延びる谷部である。底フランジ24は最も下方に突出した部分であり、クロスメンバ2の前後に配置され、フロアパネル11に接面する。
シートブラケット3は、各クロスメンバ2の車幅方向両端部上に配置されている。シートブラケット3には、前後方向に延びるシートレールR(図1において、左側のフロアパネル11上のものだけを仮想線で示している)が取り付けられる。シートレールRは、図略の座席シートを前後方向に移動可能に支持する。車幅方向内側のシートブラケット3は、クロスメンバ2の内側端部とトンネル部13とに接合され、両者の連結部の補強材としての役目も果たす。また、車幅方向外側のシートブラケット3は、クロスメンバ2の外側端部とサイドシル12とに接合され、両者の連結部の補強材としての役目も果たす。
[シートブラケットの詳細]
図2には、右後側のクロスメンバ2の内側端部上に配置されているシートブラケット3が示されている。当該シートブラケット3は、トンネル部13の右側板131に形成されている取り付け面134と、前記クロスメンバ2の内側端部とに接合されている。以下、このシートブラケット3について、詳細に説明する。以下の図の方向表示は、図2のシートブラケット3に対応している。なお、トンネル部13に接合される他のシートブラケット3は、実質的に同じ構造を備えている。また、サイドシル12側に配置されるシートブラケット3も、接合される対象がサイドシル12である他は、実質的に同じ構造である。
図3は、シートブラケット3の斜視図、図4は、シートブラケット3の下面側の斜視図である。図5、図6、図7、図8、図9及び図10はそれぞれ、シートブラケット3の上面図、下面図、右側面図、左側面図、後側面図及び前側面図である。図11は、図8のXI−XI線断面図、図12は、図8のXII−XII線断面図である。図13は、図2のXIII−XIII線断面図、図14は、図2のXIV−XIV線断面図である。
シートブラケット3は、ブラケット壁部30と、ブラケット壁部30の内部に配置されたリブ構造部4とを含む。ブラケット壁部30は、下面と左側面とが開口した箱形の構造体であり、クロスメンバ2及びトンネル部13(車体フレームの一部)と共に閉断面を形成する部材である。ブラケット壁部30は、前壁31、後壁32、上壁33及び右壁34を含む。ブラケット壁部30の左端には横フランジ35が、下端には下フランジ36が備えられている。右壁34の下部には、右方に突出する前凸フランジ341、後凸フランジ342及び凹フランジ343が連設されている。
シートブラケット3は、アルミニウム又はその合金の鋳造によって、一体成型物として形成されている。鋳造の方法としては、砂型鋳造、金型鋳造或いはダイキャスト鋳造などを採用することができる。アルミニウム又はその合金材料を用いることで、シートブラケット3の軽量化を図ることができる。また、鋳造で一体成型することで、ブラケット壁部30及びリブ構造部4の形状やこれらの配置の自由度を高めることができる利点がある。なお、平板材の組合せや板材の曲げ、絞り加工によりシートブラケット3を形成するようにしても良い。
<ブラケット壁部>
ブラケット壁部30は、中空の略直方体の箱形形状を有する。前壁31、後壁32及び右壁34(複数の側壁)は、ブラケット壁部30における箱形の側面を形成する側壁であり、上壁33は、これら側壁の上面を覆う壁である。横フランジ35は、ブラケット壁部30の左側面の開口縁から外方に延び出すフランジであり、下フランジ36は、下面の開口縁から外方に延び出すフランジである。前壁31及び後壁32と右壁34との交差箇所、及び前壁31及び後壁32の左端からの横フランジ35の延び出し箇所には、上下方向に延びる4つの角部C1〜C4が形成されている。
前壁31及び後壁32は上下方向及び左右方向に延びる壁であり、両者は前後方向に所定間隔(概ね、クロスメンバ2の前後幅の相当する間隔)を置いて互いに対向している。前壁31は、その下方部分に、前方側に向けて緩く曲がった裾部311を有している。後壁32は、後方側に向けて緩く曲がった裾部321を有している。裾部311、321の前後方向の間隔は、下方に向かうに連れて徐々に広がっている。
右壁34は、上下方向及び前後方向に延びる壁であり、前壁31及び後壁32の右端縁同士を繋いでいる。右壁34の下部には、クロスメンバ2の上面に対する嵌め合わせ構造部として、前凸フランジ341、後凸フランジ342及び凹フランジ343が、右方に向けて突設されている。図13、図14に示すように、クロスメンバ2の内側端部2Aは、フランジ341〜343を突き抜ける態様で、ブラケット壁部30の内部空間Sに進入している。シートブラケット3は、例えばこれらフランジ341〜343におけるスポット溶接により、クロスメンバ2に固着される。
前凸フランジ341は、山型の形状を備えたフランジ部であり、シートブラケット3がクロスメンバ2に組み合わされた状態において、前凸条21に嵌め合わされる。後凸フランジ342も山型の形状を備えたフランジ部であり、クロスメンバ2の後凸条22に嵌め合わされる。凹フランジ343は、前凸フランジ341と後凸フランジ342との間に配置された谷部であり、クロスメンバ2の凹条部23に嵌り込む部分である。前凸フランジ341の前側面は前壁31の裾部311に面一で連なっており、後凸フランジ342の後側面は後壁32の裾部321に面一で連なっている。
上壁33は、左右方向及び前後方向に延びる壁であり、前壁31、後壁32及び右壁34の各上端同士を繋いでいる。図7、図9などに示されているように、上壁33は、やや後ろ下がりに傾いている。上壁33は、ブラケット壁部30の上面を構成しており、シートレールRは上壁33の上に載置される。すなわち、上壁33は、シートレールRを介して座席シート及び搭乗者の荷重を受ける壁となる。
上壁33の前後左右の中心位置からやや後右寄りの位置には、シートレールRの固定部としての円筒型のボス部37が配置されている。ボス部37は、上壁33から鉛直下方に延び出し、車体上下方向に所定長さを有している。ボス部37の内周壁には、ネジ溝からなるネジ切り部372(図15(A)に模式的に示している)が設けられている。ボス部37には、シートレールRを固定するボルトが螺合される。ボス部37は、ブラケット壁部30に後付けされるのではなく、ブラケット壁部30と一体成型されている。前記ネジ溝は、一定成型後のネジ切り加工によって形成される。
横フランジ35は、前壁31、後壁32及び上壁33の左端縁から、各々前方、後方及び上方に所定幅で延び出すフランジである。図13、図14に示すように、シートブラケット3がクロスメンバ2に取り付けられた状態において、横フランジ35は、トンネル部13の右側板131に設けられた平坦面である取り付け面134に接面し、例えばスポット溶接により取り付け面134に固定される。
下フランジ36は、前後一対で設けられ、前壁31(裾部311)の下端から前方に、また、後壁32(裾部321)の下端から後方に、各々所定幅で延び出すフランジである。下フランジ36の左端は、横フランジ35の下端部分に連なるように、上方へ向けて湾曲している。下フランジ36は、トンネル部13の下部側縁に延設されている裾野フランジ135(図2、図13、図14)に、例えばスポット溶接により固定される。
ブラケット壁部30自体は、上述の通り下面と左側面とが開口した構造体であるが、ブラケット壁部30の内部空間Sは、車体フレームの一部との組合せによって実質的に閉じた空間となる。すなわち図13、図14に示す通り、ブラケット壁部30の下面開口は、右壁34側からクロスメンバ2の内側端部2Aが入り込むと共に、トンネル部13の裾野フランジ135が存在することで、実質的に閉じられている。また、ブラケット壁部30の左側面開口は、取り付け面134によって塞がれている。従って、ブラケット壁部30は、実質的に閉断面構造を備えている。
<リブ構造部>
リブ構造部4は、ブラケット壁部30の内部空間S(閉断面)内に配置され、上下方向に延びる複数のリブを備える。本実施形態では、前記複数のリブとして、第1リブ41、第2リブ42、第3リブ43及び第4リブ44が備えられている例を示している。これらリブ41〜44は、図4、図6に示されているように、内部空間S内において互いに交差するように延びている。
第1〜第4リブ41〜44は、ブラケット壁部30の内壁面とボス部37の外周面との間を各々繋ぐように延びるリブである。すなわち、第1〜第4リブ41〜44は、実際には交差していないが、各々異なる方向からボス部37(固定部)に向かい、ボス部37において互いに交差する如き態様で延びている。より詳しくは、第1〜第4リブ41〜44は、ブラケット壁部30が備える4つの角部C1〜C4と、これら角部C1〜C4に囲まれた位置にあるボス部37との間に各々延びている。
第1リブ41は、一端が前壁31と横フランジ35とが交差する角部C1に繋がり、他端がボス部37に連結されている。第2リブ42は、一端が後壁32と右壁34とが交差する角部C2に繋がり、他端がボス部37に連結されている。角部C1と角部C2との位置関係は対角であり、第1リブ41と第2リブ42とは、ボス部37を挟んで角部C1と角部C2とを対角方向に繋ぐように延びている。
第3リブ43は、一端が前壁31と右壁34とが交差する角部C3に繋がり、他端がボス部37に連結されている。第4リブ44は、一端が後壁32と横フランジ35とが交差する角部C4に繋がり、他端がボス部37に連結されている。角部C3と角部C4との位置関係は対角であり、第3リブ43と第4リブ44とは、ボス部37を挟んで角部C3と角部C4とを対角方向に繋ぐように延びている。
この結果、第1〜第4リブ41〜44は、シートレールRの固定部となるボス部37を中心として、直方体形状を有するブラケット壁部30の4つ角部C1〜C4の各々に向けて放射状に延びるように配置されている。第1〜第4リブ41〜44は、荷重の受け面となる上壁33の剛性を高めると共に、ボス部37に加わる応力をブラケット壁部30において剛性の高い部分である角部C1〜C4に伝達する役目を果たす。これにより、上壁33の面外変形が抑止されると共に、シートブラケット3の上下方向の剛性が高められる。
図8、図11を参照して、第1リブ41は、その下方側が先細りとなる形状を備えている。つまり、第1リブ41は、角部C1からボス部37への延伸方向を幅方向とするとき、その幅が上下全長に亘って一定ではなく、下方に向かうほど幅狭となっている。具体的には第1リブ41は、下端側に斜辺部411を備える。斜辺部411の上端412は、ボス部37の下端面371に連なっている。斜辺部411の下端413は、角部C1の下端付近に繋がっている。
このような斜辺部411を具備することで、第1リブ41の幅方向の長さは、ボス部37の下端面371よりも下側の部分において、徐々に短くなっている。換言すると、第1リブ41の下端をボス部37の下端面371の高さに揃えるのではなく、斜辺部411によって下方へ向けて先細り状に第1リブ41の下端を延長している。これにより、第1リブ41の一端と角部C1との上下方向の接合長さが長くなっている。第1リブ41のほか、第2〜第4リブ42〜44も、上記の斜辺部411と同様な斜辺部を下端側に有し、先細り形状を備えている。
第1リブ41の他端は、ボス部37の上下全長に亘って連結されている。すなわち、斜辺部411の上端412の高さ位置と、ボス部37の下端面371の高さ位置とが同じである。つまり、第1リブ41とボス部37との連結部において、上端412と下端面371との間に段差は存在しない。第2〜第4リブ42〜44も同様である。
[作用効果]
以上説明した車両の下部車体構造によれば、次のような作用効果を奏する。シートブラケット3は、ブラケット壁部30内の内部空間S(閉断面内)に配置されたリブ構造部4を有する。リブ構造部4は、第1〜第4リブ41〜44を備え、これらのリブ41〜44は、内部空間S内で互いに交差するように車体上下方向に延びるリブである。このような交差構造持つ複数のリブにより、シートブラケット3の車体上下方向の剛性が構造的に高められている。従って、軽量化を企図してアルミニウムの鋳造品にてシートブラケット3を形成する場合でも、必要十分な車体上下方向の剛性をシートブラケット3に具備させることが可能となる。
また、第1リブ41が斜辺部411を備えるように、第1〜第4リブ41〜44の各々は下方側が先細りとなる形状を有する。シートブラケット3において、面外変形が生じ易いのは、座席シートの荷重を受け止めるブラケット壁部30の上壁33に一体化されているボス部37付近である。一方、ブラケット壁部30の下端付近は車体フレーム1に対する固定部(右壁34下部の前凸フランジ341、後凸フランジ342及び凹フランジ343と、前壁31及び後壁32下フランジ36)に近いことから、剛性を補強する必要性は低い。従って、第1〜第4リブ41〜44の下方側を先細り形状とすることで、剛性補強のための質量効率を向上させ、シートブラケット3の軽量化を図ることができる。
第1〜第4リブ41〜44は、各々がブラケット壁部30とボス部37との間を繋ぐリブであると共に、ボス部37において互いに交差するように延びている。また、第1〜第4リブ41〜44は、ボス部37を中心として、ブラケット壁部30に向けて放射状に延びている。このようなリブ構造部4とすることで、座席シートの支持荷重の入力点となるボス部37の周囲の剛性を質量効率良く高めることができる。また、第1〜第4リブ41〜44を放射状に配置することで、ボス部37に加わる応力を放射状に配置されたリブ41〜44を通してバランス良くブラケット壁部30へ分散させることができる。
ブラケット壁部30は、箱形の側面を形成する前壁31、後壁32及び右壁34からなる側壁と、この側壁に連なる横フランジ35とを含む。また、前壁31及び後壁32と右壁34との交差部、前壁31及び後壁32と横フランジ35との交差部に、4つ角部C1〜C4を備えている。そして、第1〜第4リブ41〜44の一端は、4つ角部C1〜C4が交差する角部に各々繋がっている。箱形構造を有するブラケット壁部30の角部C1〜C4は、本来的に剛性が高い。このような角部C1〜C4に第1〜第4リブ41〜44の一端部を繋ぐことによって、ボス部37周囲の剛性を一層向上させることができる。
また、第1〜第4リブ41〜44とボス部37との連結部において、第1〜第4リブ41〜44の他端はボス部37の上下全長に亘って連結されている。従って、前記連結部において上端412と下端面371との間に段差は存在しない構造である。前記連結部に段差が存在していると、その段差部が応力集中箇所となり、機械的強度の弱点部となり得る。例えば、斜辺部411の上端412が、下端面371よりも高い位置においてボス部37に連なっていると、上端412と下端面371との間に段差が発生する。このような段差が存在すると、上端412が応力集中部となり得る。しかし、上端412と下端面371とを位置合わせすることで、応力集中部が生じないようにすることができる。
上壁33に突設されているボス部37は、ブラケット壁部30と共に一体成型によって形成され、その内周面にネジ切り部を有している。これにより、部品点数を減らすことができる。この点を、図15(A)、(B)に基づき説明する。図15(A)は、比較例のシートブラケット300とシートレールRとの固定状態を示す断面図である。シートブラケット300は、板金の折り曲げ加工等によって形成されるブラケットである。比較例では、シートブラケット300の内部に補強板302が配置され、この補強板302にナット303が溶着される。ナット303付きの補強板302を上板301に添わせ、ボルトBがナット303に締結されることで、シートレールRがシートブラケット300に固定される。
一方、図15(B)は、本発明に係るシートブラケット3とシートレールRとの固定状態を示す断面図である。シートブラケット3の上壁33から下方に突出するよう、ボス部37がブラケット壁部30と一体成型されている。ボス部37の周壁は複数のリブ40により支持されている。ボス部37には、一体成型後に設けられたネジ切り部372が備えられている。このボス部37にボルトBを締結させるだけで、シートレールRがシートブラケット3に固定される。このため、上掲の補強板302にナット303などの使用を省くことができ、部品点数を減らすことができる。
以上説明した本実施形態に係るシートブラケット3によれば、第1〜第4リブ41〜44がブラケット壁部30内で交差する構造を備えるので、シートブラケット3の車体上下方向の剛性が高められる。このようなシートブラケット3を車体フレーム1の下部に組み付けることで、剛性が高められた車両の下部車体構造を提供することができる。また、シートブラケット3がクロスメンバ2に取り付けられるので、当該シートブラケット3の裾野部分の剛性を高めることができる。さらに、トンネル部13又はサイドシル12とクロスメンバ2との結合部分を、シートブラケット3にて補強することが可能となり、この点においても車体フレーム1の剛性を高めることができる。
[変形実施形態の説明]
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形実施形態を取ることができる。
(1)上記実施形態では、ブラケット壁部30が略直方体の形状を備える例を示した。ブラケット壁部30の形状は、直方体の形状に限定されない。図16(A)は、第1変形例に係るシートブラケット3Aの下面図、図16(B)はその縦断面図である。シートブラケット3Aのブラケット壁部30Aは、概ね四角錐台の形状を有する。ブラケット壁部30Aの上壁は、実質的にシートレールRとの固定部となるボス部370の上面だけで形成されている。ボス部370の上面は、ボルトBのボルト頭を受けることができるサイズに設定されている。リブ40は、ブラケット壁部30Aの内部空間において、四角錐台の側壁同士の交差部からなる角部と、ボス部370との間に延びている。このシートブラケット3Aによれば、ブラケット壁部30Aの上壁を必要最小限にすることで、上壁に面外変形が実質的に生じないようにすることができる。
(2)上記実施形態では、第1〜第4リブ41〜44がブラケット壁部30の角部C1〜C4に繋がっている例を示した。リブとブラケット壁部30との連結部は、角部C1〜C4に限定されない。図17は、第2変形例に係るシートブラケット3Bの下面図である。シートブラケット3Bのブラケット壁部30Bは、第1変形例と同様に、概ね四角錐台の形状を有している。しかし、リブ40は、ブラケット壁部30Bの内部空間において、角部ではなく、四角錐台の側壁の各中央付近に連結されている。このようなシートブラケット3Bによっても、上下方向の剛性を高めることが可能である。
(3)上記実施形態では、第1〜第4リブ41〜44がボス部37の上下全長に亘って連結されている例を示した。かかる構成は、本発明において必須の構成ではない。図18(A)は、第3変形例に係るシートブラケット3Cの断面図である。シートブラケット3Cは、上記実施形態と同様なブラケット壁部30を有する。しかし、ブラケット壁部30の内部空間に配置されているリブ40Aは、ボス部37の上下全長ではなく、上半分程度の領域に連結されている。好ましい態様は、上述の通り、ボス部37の上下全長に亘って連結されているリブ40Bである。しかし、少なくともボス部37と上壁33との交差付近に繋がっているリブであれば補強効果は得られるので、リブ40Aも採用可能である。また、リブ40Bによればリブの軽量化を図ることができる利点もある。
図18(B)は、第4変形例に係るシートブラケット3Dの断面図である。シートブラケット3Dは、上端付近に湾曲部401を有するリブ40Cを有している。湾曲部401は、ボス部37の下端に連なっており、シートブラケット3Cにおいて応力集中部分となり得るボス部37の下端付近を補強している。このようなリブ40Cを用いることで、応力集中部分を解消できると共に、リブの軽量化を図ることができる。
この他、リブの本数は、4本に限定されず、任意の本数とすることが可能である。例えば3本のリブ、或いは、質量効率を過度に低下させない範囲で、5本以上のリブをブラケット壁部30の内部空間に配置するようにしても良い。
1 車体フレーム
11 フロアパネル
12 サイドシル
13 トンネル部
2 クロスメンバ
3 シートブラケット
30 ブラケット壁部
31 前壁(側壁)
32 後壁(側壁)
33 上壁
34 右壁(側壁)
35 横フランジ(側壁)
36 下フランジ
37 ボス部(シートレールの固定部)
372 ネジ切り部
4 リブ構造部
41 第1リブ
42 第2リブ
43 第3リブ
44 第4リブ
S 内部空間(閉断面)
R シートレール
B ボルト
C 角部

Claims (10)

  1. 車体フレームと、
    前記車体フレームの下部に組み付けられ、シートレールが取り付けられるシートブラケットと、を備え、
    前記シートブラケットは、
    前記車体フレームの一部と共に閉断面を形成するブラケット壁部と、
    前記ブラケット壁部の上面に設けられる、前記シートレールの固定部と、
    前記閉断面内に配置され、車体上下方向に延びる複数のリブと、を備え、
    前記複数のリブは、前記閉断面内で互いに交差するように延び、前記リブの各々は下方側が先細りとなる形状を有する、車両の下部車体構造。
  2. 請求項1に記載の車両の下部車体構造において、
    前記複数のリブは、前記固定部において互いに交差するように延びている、車両の下部車体構造。
  3. 請求項2に記載の車両の下部車体構造において、
    前記固定部は、前記シートレールを固定するボルトが螺合される円筒型のボス部を含み、
    前記複数のリブは、各々が前記ブラケット壁部と前記ボス部との間を繋ぐリブであると共に、前記ボス部において互いに交差するように延びている、車両の下部車体構造。
  4. 請求項3に記載の車両の下部車体構造において、
    前記ボス部は、車体上下方向に所定長さを有し、
    前記リブの前記ボス部との連結部において、前記リブは前記ボス部の上下全長に亘って連結されている、車両の下部車体構造。
  5. 請求項3又は4に記載の車両の下部車体構造において、
    前記複数のリブは、前記ボス部を中心として、前記ブラケット壁部に向けて放射状に延びるように配置されている、車両の下部車体構造。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両の下部車体構造において、
    前記ブラケット壁部は、箱形の側面を形成する複数の側壁と、これら側壁の上面を覆う上壁とを含み、
    前記リブは、前記複数の側壁が交差する角部に繋がっている、車両の下部車体構造。
  7. 請求項6に記載の車両の下部車体構造において、
    前記ブラケット壁部は、少なくとも4つの角部を備え、
    前記複数のリブは、対角方向に配置された角部同士を繋ぐように延びている、車両の下部車体構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両の下部車体構造において、
    前記シートブラケットは、アルミニウム又はその合金の一体成型物からなる、車両の下部車体構造。
  9. 請求項1に記載の車両の下部車体構造において、
    前記固定部は、前記シートレールを固定するボルトが螺合される円筒型のボス部を含み、
    前記シートブラケットは、アルミニウム又はその合金の一体成型物からなり、
    前記ボス部は、その内周面にネジ切り部を有している、車両の下部車体構造。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両の下部車体構造において、
    前記車体フレームは、その下部に、車体前後方向に延びるトンネル部を備えるフロアパネルと、前記フロアパネルの車幅方向外側において車体前後方向に延びる一対のサイドシルと、前記トンネル部と前記サイドシルとの間において車幅方向に延びるクロスメンバと、を備え、
    前記シートブラケットは、前記クロスメンバの車幅方向端部に取り付けられている、車両の下部車体構造。
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