JP5261876B2 - 光反射体用ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、光反射用成形品の製造に用いられるポリエステル樹脂組成物、およびそれを成形して得られる成形品であって、表面の一部または全体に金属蒸着膜が形成され、該金属蒸着膜と該成形品の表面が接している光反射体に関する。
従来、自動車用ランプにおけるハウジング、リフレクター、エクステンションや家電照明器具等などの光反射体としては金属製(板金)、バルクモールディングコンパウンド(BMC)やシートモールディングコンパウンド(SMC)に代表される熱硬化性樹脂に金属メッキ加工や金属薄膜を蒸着したものあるいは塗装したものが使用されてきた。金属製反射体は加工性が悪く、重くて扱い難いという欠点があり、一方、熱硬化性樹脂成形品に金属メッキ加工や金属薄膜を蒸着した反射板は耐熱性、剛性、寸法安定性をはじめとして優れた特性を有しているが、成形サイクルが長いこと、成形の際にバリが発生すること、または成形時にモノマーが揮発し作業環境を悪化させるという問題点を抱えている。そのため、このような問題点がなく、またこれらの光反射体の高機能化やデザインの多様化に伴い、生産性に優れる熱可塑性樹脂に蒸着したものが主流となってきている。
このような光反射体の製造方法としては、光反射面とされる場所に表面平滑性を付与するためにプライマー処理したのちに金属を蒸着し、さらにトップコートを塗布する方法が挙げられる。しかし、上述のプライマーを塗布する従来の方法では、プライマーに有機溶剤が使用されているために環境上好ましくなく、さらに前記有機溶剤の揮発および塗膜の硬化に時間がかかるため、メッキ加工や蒸着に要する費用が高くトータルコストが高いという問題点があった。従って前加工の必要がなく低コストで製造可能である直接金属蒸着法が可能である光反射体用熱可塑性樹脂組成物が求められている。
このような光反射体用樹脂組成物における要求に応えるために、ポリブチレンテレフタレート樹脂(以後PBTと略称)とポリエチレンテレフタレート樹脂(以後PETと略称)および無機フィラー、離型剤からなる樹脂組成物(特許文献1)、PBT、PET、離型剤(ポリグリセリンステアリン酸エステル)、非繊維状無機フィラーからなる樹脂組成物(特許文献2)、PBT、PET、ポリアルキレンナフタレート樹脂から成る樹脂組成物(特許文献3)、ポリエステル樹脂とポリカーボネート樹脂からなる樹脂組成物(特許文献4)、PBTにポリカーボネートおよび微粉末フィラーを配合する樹脂組成物(特許文献5)、ポリアルキレンテレフタレート系樹脂とシリコーンオイルからなる樹脂組成物に微粉末フィラーから成る樹脂組成物(特許文献6)、などが提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載の樹脂組成物を用いた場合は、無機フィラーの添加量が少ないことから、光反射体成形品の材質に求められる耐熱温度が上昇する傾向にあり、高温時の剛性が不十分である。特許文献2に記載のグリセリンモノステアレートを滑剤もしくは離型剤として使用した樹脂組成物においては、射出成形時の温度250〜270℃において重量減少が大きいことから、成形品の一部または全部に金属蒸着膜が形成された光反射体の輝度感が必ずしも満足できるものではない。特許文献3に記載の樹脂組成物では、PET/PBT系の樹脂よりは、ポリエチレンナフタレート樹脂を配合していることから耐熱温度は上昇しているが、特許文献1と同様熱剛性の点において不十分である。特許文献4、特許文献5の樹脂組成物においては、ガラス転移温度140℃のポリカーボネート樹脂を使用している。ところが光反射体の使用環境は、最大160〜170℃にも達するといわれており、170℃の環境に曝された場合、これらの樹脂組成物自身が大幅に変色するだけでなく、成形品の一部または全部に形成された金属蒸着膜輝度感が大幅に悪化する。特許文献6の樹脂組成物からなる光反射体では直接金属蒸着膜を形成した場合に光反射体の輝度感が十分ではなかった。
特開2004−250636号公報 特開2004−240292号公報 特開2003−268216号公報 特開2003−55540号公報 特開平11−101905号公報 特開平11−61382号公報
本発明の目的は、表面平滑性かつ離型性に優れるだけでなく、初期の直接金属蒸着膜の輝度、高温環境下においても輝度劣化が無い光反射体用ポリエステル樹脂組成物を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するために本発明者らが鋭意検討した結果得られたものである。
すなわち、本発明は、
(1)ポリブチレンテレフタレート樹脂(A)30〜80重量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂(B)10〜40重量%、平均粒子径1.2μm以下の焼成カオリン(C)と、非繊維状無機充填材(D)から構成された無機フィラー0.1〜40重量%からなるポリエステル樹脂組成物であって、窒素雰囲気下270℃で10分間放置したときの重量減少率が5重量%未満のポリエチレン系ワックスである離型剤(E)を(A)〜(D)の合計100重量部に対して0.01〜1.0重量部含む光反射体用ポリエステル樹脂組成物、
(2)非繊維状充填材(D)が硫酸バリウム(D−1)および/または酸化チタン(D−2)である(1)に記載の光反射体用ポリエステル樹脂組成物、
(3)(1)〜()のいずれかに記載の光反射体用ポリエステル樹脂組成物を射出成形して得られる成形品
(4)()に記載の成形品を直接金属蒸着することを特徴とする、光反射体の製造方法、
を提供するものである。
上述したように本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物は、直接金属蒸着性に優れ、鏡面鮮明性、表面平滑性などの表面外観に優れた成形品を提供することができる。さらに、成形性、特に鏡面成形品の成形時に離型に関しても優れた成形品を提供することができる。
また、本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物を成形して得られる成形品の表面の一部または全体に金属蒸着膜が形成され、該金属蒸着膜と該成形品の表面が接している光反射体は、高鏡面性、高輝度感を有し、更に高温暴露後の曇りによる輝度感低下が著しく少ない。加えて、上記の光反射体は、自動車用ランプにおけるハウジング、リフレクター、エクステンションや家電照明器具等などとして好適に用いることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明を構成するポリブチレンテレフタレート樹脂(A)とは、テレフタル酸あるいはそのエステル形成性誘導体と1,4−ブタンジオールあるいはそのエステル形成性誘導体とを主成分とし重縮合反応させる等の通常の重合方法によって得られる重合体であって、特性を損なわない範囲、例えば20重量%程度以下、他の共重合成分を含んでも良い。これら(共)重合体の好ましい例としては、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリブチレン(テレフタレート/アジペート)、ポリブチレン(テレフタレート/セバケート)、ポリブチレン(テレフタレート/デカンジカルボキシレート)、ポリブチレン(テレフタレート/ナフタレート)、ポリ(ブチレン/エチレン)テレフタレート等が挙げられ、単独で用いても2種以上混合しても良い。
本発明で用いられるポリブチレンテレフタレート樹脂(A)は、o−クロロフェノール溶液を25℃で測定したときの固有粘度が0.36〜1.60、特に0.52〜1.25の範囲にあるものが好適である。固有粘度が0.36未満では機械的特性が不良となり、一方、固有粘度が1.60を越えると樹脂組成物全体の溶融粘度が上昇し、成形品によっては、成形出来なくなる恐れもでるので好ましくない。
本発明におけるPBT(A)の配合量はポリエステル樹脂組成物全体の30〜80重量%である。ポリブチレンテレフタレートの配合量が30重量%未満であると、樹脂組成物の射出成形時の離型性が悪く成形ハイサイクル性が劣り、80重量%を越えると樹脂組成物の表面外観が低下しやすくなる傾向にある。
本発明を構成するポリエチレンテレフタレート樹脂(B)とは、テレフタル酸あるいはそのエステル形成性誘導体とエチレングリコールあるいはそのエステル形成性誘導体とを主成分とし重縮合反応させる等の通常の重合方法によって得られる重合体であって、特性を損なわない範囲、例えば20重量%程度以下、他の共重合成分を含んでも良い。これら(共)重合体の好ましい例としては、ポリエチレン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリエチレン(テレフタレート/アジペート)、ポリエチレン(テレフタレート/セバケート)、ポリエチレン(テレフタレート/デカンジカルボキシレート)、ポリエチレン(テレフタレート/ナフタレート)、ポリ(ブチレン/エチレン)テレフタレート等が挙げられ、単独で用いても2種以上混合しても良い。上記のポリエチレンテレフタレート樹脂(B)を用いることによって、成形性と直接金属蒸着性を両立させることができる。
本発明で用いるPET(B)としては、o−クロロフェノール溶液を25℃で測定したときの固有粘度が0.30〜1.60、特に0.45〜1.35の範囲にあるものが好適である。固有粘度が0.30未満では機械的特性が不良となり、一方、固有粘度が1.60を越えると成形性が不良になる傾向がある。
本発明におけるPET(B)の配合量はポリエステル樹脂組成物全体の10〜40重量%が好ましい。PET(B)の配合量が10重量%未満であると、樹脂組成物の表面外観が低下しやすく、40重量%を越えると樹脂組成物の射出成形時の離型性が悪く成形ハイサイクル性が劣る傾向にある。
本発明において使用される平均粒子径1.2μmの焼成カオリン(C)は、基本化学式Al2OSi25(OH)4・nH2Oで表される含水ケイ酸アルミニウムを、高温で焼成したものである。未焼成のカオリンを用いると樹脂組成物の機械的特性が不良となる傾向があり、好ましくない。また、焼成カオリン(C)の平均粒子径は1.2μm以下であることが必須であり、1.2μmを越えると本発明の光反射体に求められる鏡面精度が発現せず、そのまま蒸着を施すと蒸着膜の輝度が低下するので好ましくない。焼成カオリン(C)の平均粒子径の下限については特に制限はないが、0.1μm以上であることが好ましい。
平均粒子径1.2μ以下の焼成カオリン(C)は、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリクロロシランなどのビニルシラン化合物、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどのエポキシシラン化合物、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノシラン化合物、ステアリン酸、オレイン酸、モンタン酸、ステアリルアルコールなどの長鎖脂肪酸または長鎖脂肪族アルコールなどで表面処理されたものであっても表面処理をしないものであってもいずれも好ましく用いられる。本発明で用いることができる焼成カオリンとしては林化成(株)製”トランスリンク77”(平均粒径:0.8μm)、トランスリンク555(平均粒子径0.8μm)、ウルトレックス98(平均粒子径0.8μm)などが挙げられる。
本発明においては、平均粒子径1.2μm以下の焼成カオリン(C)以外の非繊維状無機充填材(D)を用いることが必要である。ここで、非繊維状とは球状無機充填材、板状無機充填材等を指し、具体的には、ゼオライト、セリサイト、マイカ、クレー、パイロフィライト、ベントナイト、アスベスト、アルミナシリケートなどの珪酸塩、アルミナ、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化鉄などの金属化合物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウムなどの水酸化物、ガラスビーズ、セラミックビーズ、窒化ホウ素、炭化珪素およびシリカなどがあげられ、これら充填材を1種または2種以上併用することも可能である。なかでも硫酸バリウム(D−1)および/または酸化チタン(D−2)を用いることが、光反射体の高鏡面性、高輝度感を得るために好ましい。
本発明の平均粒子径1.2μmの焼成カオリン(C)と非繊維状無機充填剤(D)から構成される無機フィラーの合計重量は、ポリエステル樹脂組成物中の0.1〜40重量%の範囲である。0.1重量%よりも下回る場合には、添加した効果が無く、40重量%を超える量の場合には、成形品表面にフィラーが浮くので、表面外観が悪化することがあり好ましくない。焼成カオリンと非繊維状充填剤の比率は、全組成物中の合計重量が満たされる限りにおいて如何なる比率でも良いが、アルミ蒸着時の輝度や成形品の物性のバランスから、(C):(D)=20:80〜80:20の範囲が好ましい。
本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物は、(A)〜(D)からなるポリエステル樹脂組成物100重量部に対して、窒素雰囲気下270℃で10分間放置したときの重量減少率が5重量%未満の離型剤(E)を0.01〜1.0重量部含まれることが必須である。離型剤(E)の窒素雰囲気下、270℃で10分間放置時の重量減少率が5重量%以上の場合には、高温環境下において蒸着膜の輝度が劣化するので好ましくない。離型剤(E)の重量減少率の下限については特に限定はないが、重量減少率が0重量%以上であることが好ましい。また離型剤の添加量が0.01重量部を下回る量添加した場合には、成形品の形状によっては離型しない場合があり、好ましくない。一方1.0重量部を超える量使用した場合には、離型には問題が無いが、鏡面成形品蒸着をした場合に、曇による輝度劣化することがあり、好ましくない。
また、離型剤(E)としては、カルナバワックス、ライスワックス、蜜ろう、ラノリン、モンタンワックス、モンタン酸エステルワックス、モンタン酸複合エステルワックス、モンタン酸金属塩、パラフィンワックス、ポリエチレン系ワックス、ひまし油及びその誘導体、脂肪酸及びその誘導体などが挙げられるが、好ましくはポリエチレン系ワックスまたはモンタン酸金属塩または炭素数が15以上のアルキル基を有する高級脂肪酸と炭素数が15以上のアルキル基を有する高級アルコールから形成されるエステル化合物から選ばれる1種以上であり、本発明においてはポリエチレン系ワックスを用いる。ポリエチレン系ワックスまたはモンタン酸金属塩または炭素数が15以上のアルキル基を有する高級脂肪酸と炭素数が15以上のアルキル基を有する高級アルコールから形成されるエステル化合物から選ばれる1種以上の態様については、複数のポリエチレン系ワックス、複数のモンタン酸金属塩、高級脂脂肪酸と高級アルコールから形成されるエステル化合物をそれぞれ併用することも可能であり、さらにポリエチレン系ワックスとモンタン酸金属塩および高級脂脂肪酸と高級アルコールから形成されるエステル化合物を併用することも可能である。
本発明のポリエチレン系ワックスは、大きく分けて高圧下ラジカル重合によって製造される多くの分岐構造を有したものと、チグラー触媒を用いた分岐の少ない低圧重合法によって製造されるものに大別される。また高密度ポリエチレンを酸化分解して得られる物もある。本発明で使用される離型剤(E)のポリエチレン系ワックスとしては、上記の270℃×10分間放置時の重量減少が5重量%を満たせばいずれのものも使用することが可能であるが、重量平均分子量が10000を超えるポリエチレン系ワックスが好適に使用できる。中でもクラリアント製リコワックスPE190またはリコワックスPED191を好適に使用することが出来る。
一方、モンタン酸金属塩は、モンタン酸とアルカリ金属、アルカリ土類金属の塩であり、270℃×10分間放置時の重量減少が5重量%を満たせば使用することが可能である。具体的に使用可能なものは、モンタン酸リチウム、モンタン酸カルシウム、モンタン酸亜鉛、モンタン酸マグネシウム、モンタン酸ナトリウムが挙げられ、これらは1種または2種以上で使用される。また、本発明で使用するモンタン酸金属塩の酸価は、20mgKOH/g以下が好ましい。酸価が20mgKOH/gを超えると、金属と反応していない未反応モンタン酸が多く混合された状態にあることから、270℃×10分間放置時の重量減少が5重量%を超え、また高温環境下における蒸着膜の輝度が劣化するので好ましくない。モンタン酸金属塩の酸価の下限については特に限定はないが、0.01mgKOH/g以上であることが好ましい。なお、モンタン酸金属塩の酸価については、試料0.1gをクロロホルムに溶解し、0.1N水酸化カリウム滴定することによって測定することができる。
さらに炭素数が15以上のアルキル基を有する高級脂肪酸と炭素数が15以上のアルキル基を有する高級アルコールから形成されるエステル化合物は、270℃×10分間放置時の重量減少率が5重量%未満であれば使用することが可能である。炭素数が15未満のアルキル基である場合には、エステル形成時に脂肪酸またはアルコールが残存した場合、上記270℃×10分間放置時の重量減少が5重量%を超えるため、高温環境下における蒸着膜の輝度が劣化するので好ましくない。また炭素数の上限としては特に制限はないが、40以下であることが好ましい。炭素数40を超えるアルキル基を有する高級脂肪酸、および炭素数が40を超えるアルキル基を有する高級アルコールは、実質的に入手困難なためである。上記の観点から、高級脂肪酸および高級アルコールのアルキル基の炭素数は、15以上40以下が好ましく、より好ましくは16以上40以下であり、更に好ましくは17以上40以下である。
炭素数が15以上のアルキル基を有する高級脂肪酸は、例えばパルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキジン酸、ヘンイコサン酸、ベヘン酸、トリコサン酸、リグノセリン酸、ペンタコサン酸、セロチン酸、モンタン酸などが挙げられる。また、炭素数が15以上のアルキル基を有する高級アルコールの具体例としては、パルミチルアルコール、マルガリルアルコール、ステアリルアルコール、ノナデカニルアルコール、アラキジルアルコール、ヘンイコサニルアルコール、ベヘニルアルコール、トリコサニルアルコール、ミリシルアルコールなどが挙げられる。これら例示した高級脂肪酸と高級アルコールからなるエステル化合物は、いかなる組合せでも使用することができるが、具体的に使用できるエステル化合物を例示すると、パルミチン酸ミリシルアルコール、セロチン酸ミリシルアルコール、リグノセリン酸ミリシルアルコール、ステアリン酸ステアリルアルコールなどが挙げられる。更に好ましくは、リグノセリン酸ミリシルアルコール、ステアリン酸ステアリルアルコールが、特に好ましくはステアリン酸ステアリルアルコールが挙げられる。
本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、他の離型剤、酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤、難燃助剤、衝撃改良材、滑剤などの通常の添加剤および少量の他種ポリマーを添加することができる。
他の離型剤としては、カルナバワックス、ライスワックス、蜜ろう、ラノリン、モンタンワックス、モンタン酸エステルワックス、モンタン酸複合エステルワックス、モンタン酸金属塩、パラフィンワックス、ポリエチレン系ワックス、ひまし油及びその誘導体、脂肪酸及びその誘導体などが挙げられる
酸化防止剤の例としては、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、テトラキス(メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)メタン、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート等のフェノール系化合物、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3’−チオジプロピオネート等のイオウ系化合物、トリスノニルフェニルホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト等のリン系化合物等が挙げられる。
安定剤としては、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを含むベンゾトリアゾール系化合物、ならびに2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンのようなベンゾフェノン系化合物、モノまたはジステアリルホスフェート、トリメチルホスフェートなどのリン酸エステルなどを挙げることができる。
これらの各種添加剤は、2種以上を組み合わせることによって相乗的な効果が得られることがあるので、併用して使用してもよい。
なお、例えば酸化防止剤として例示した添加剤は、安定剤や紫外線吸収剤として作用することもある。また、安定剤として例示したものについても酸化防止作用や紫外線吸収作用のあるものがある。すなわち前記分類は便宜的なものであり、作用を限定したものではない。
紫外線吸収剤としては、例えば2−ヒドロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)メタンなどに代表されるベンゾフェノン系紫外線吸収剤、また2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ビス(α,α’−ジメチルベンジル)フェニルベンゾトリアゾール、2,2’メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]、メチル−3−[3−tert−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニルプロピオネート−ポリエチレングリコールとの縮合物に代表されるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を挙げることができる。
またビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、ポリ{[6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル][(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)イミノ]}、ポリメチルプロピル3−オキシ−[4−(2,2,6,6−テトラメチル)ピペリジニル]シロキサンなどに代表されるヒンダードアミン系の光安定剤も含むことができ、かかる光安定剤は上記紫外線吸収剤や各種酸化防止剤との併用において、耐候性などの点においてより良好な性能を発揮する。
難燃剤は、ハロゲン系、リン酸エステル系、金属塩系、赤リン、シリコン系、金属水和物系などであり、滴下防止剤も含む。着色剤は有機染料、有機顔料、無機顔料などが挙げられる。その他蛍光増白剤、蓄光顔料、蛍光染料、流動改質剤、無機および有機の抗菌剤、光触媒系防汚剤、グラフトゴムに代表される衝撃改質剤、赤外線吸収剤、フォトクロミック剤などを挙げることができる。
本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物はこれら配合成分が均一に分散されていることが好ましく、その配合方法は任意の方法を用いることができる。代表例として、単軸あるいは2軸の押出機、バンバリーミキサー、ニーダーあるいはミキシングロールなど、公知の溶融混合機を用いて、200〜350℃の温度で溶融混練する方法を挙げることができる。各成分は、予め一括して混合しておき、それから溶融混練してもよい。なお、各成分に付着している水分は少ない方がよく、予め事前乾燥しておくことが望ましいが、必ずしも全ての成分を乾燥させる必要がある訳ではない。
本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物の好ましい製造方法の例としては、シリンダー温度230〜300℃の2軸押出機を用い、(A)〜(E)およびその他の添加物を配合した原料を該押出機に供給して混練する方法が挙げられる。
本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物は、射出成形、押出成形、ブロー成形、トランスファー成形、真空成形など一般に熱可塑性樹脂の公知の成形方法により成形されるが、なかでも射出成形が好ましい。射出成形により製造する場合にはシリンダー温度を樹脂組成物の融点よりも20℃〜50℃程度高い温度として、金型温度を60〜120℃とすることが好ましい。また、鏡面の部分の面粗度を適当な値とするために、成形体の鏡面部分に相当する部分と接触する金型の面粗度を0.01s〜0.05s程度とすることが好ましい。
本発明の光反射体用ポリエステル樹脂組成物を射出成形した後、得られた成形品にプライマーを蒸着せずに、成形品に直接金属膜を蒸着させることで光反射体を製造することができる。金属の蒸着方法としては一例として、日立製作所(株)製真空蒸着装置にて、加熱により揮発したアルミをプライマーを用いずに直接成形品に蒸着する方法が挙げられる。これによって、従来ではプライマーの蒸着時に必要であった有機溶媒を使用することなく製品を製造することができるため環境負荷が小さく、また、有機溶媒を蒸散させる行程が不要となるため、著しく行程を簡略化することができ、コストを削減することができる。
本発明の光反射体は具体的には自動車用ヘッドランプや家庭用照明などが挙げられる。光反射体は直接金属蒸着性に優れるため、低コストで環境負荷なく製造することができ、自動車用ランプにおけるハウジング、リフレクター、エクステンションや家電照明器具等などとして好適に用いることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例および比較例の評価方法を次に示す。
(1)直接金属蒸着性の評価
シリンダー温度270℃、金型温度80℃、金型鏡面の部分の面粗度0.03sの条件で射出成形した鏡面角板を日立(株)製真空蒸着装置にて、アルミを直接蒸着し、目視で確認して、表面に全く曇りがなく非常に輝度感に優れているものを◎◎、表面に全く曇りのないものを◎、一部に曇りがあるものを○、全体が曇っているものを×とした。
(2)高温暴露後の光反射体鏡面性、輝度感の評価
上記の光反射体を160℃×72時間高温暴露したあと、直接金属蒸着性と同様に目視評価した。
(3)写像性の評価
シリンダー温度270℃、金型温度80℃、金型の鏡面部分の面粗度0.03sの条件で鏡面角板を形成し、得られた鏡面角板の写像性を評価した。
装置 : スガ試験機株式会社製 写像性測定機 型式 ICM−1DP
得られた数値は、スリット(0.125mm,0.5mm,1mm,2.0mm)間を通過した光が、サンプル(この場合鏡面角板)に反射し、受光部で何%受光したかを表す。当然表面平滑性が足りない物は数値が低下する。
(4)離型性の評価
図1に記載した形状の金型を使用し、シリンダー温度270℃、金型温度80℃でその離型力を測定し、比較した。離型力測定には、テクノプラス社製ロードセル1C−1Bを金型内に挿入し、歪み増幅器には、東洋ボールドウィン社製MD−1031、記録装置には、日置電機製メモリーハイコーダ8840を用いて、離型力を測定した。
以下に実施例および比較例に使用した配合組成物を示した。
(A−1) ポリブチレンテレフタレート樹脂:東レ(株)製 ” トレコン 1100S”
(B−1) ポリエチレンテレフタレート樹脂:東レ(株)製”TSB900”
(C−1) 焼成カオリン:林化成(株)製”トランスリンク555”、平均粒子径=0.8μm
(C−2) 焼成カオリン:林化成(株)製”ウルトレックス98”、平均粒子径=0.8μm
(C−3) 焼成カオリン:林化成(株)製”トランスリンク445”、平均粒子径=1.4μm
(D−1) 硫酸バリウム:堺化学(株)製”B−55”、平均粒子径=0.66μm
(D−2) 酸化チタン:石原産業(株)製”CR−63”、平均粒子径=0.21μm、塩素法により製造した、アルミナ水和物およびケイ酸水和物の2種類を処理剤として使用したルチル形の酸化チタン。
(E−1) ポリエチレンワックス:クラリアントジャパン(株)製”リコワックスPED191”、270℃×10分放置後の重量減少は、1重量%。
(E−2) ポリエチレンワックス:クラリアントジャパン(株)製”リコワックスPED190”、270℃×10分放置後の重量減少は、1重量%。
(E−3) モンタン酸カルシウム:クラリアントジャパン(株)製”リコモントCaV102”、270℃×10分放置後の重量減少は、3重量%。
(E−4) モンタン酸ナトリウム:クラリアントジャパン(株)製”リコモントNaV101”、270℃×10分放置後の重量減少は、2重量%。
(E−5) ステアリン酸ステアリルアルコール:理研ビタミン(株)製“リケマールSL−800”、270℃×10分放置後の重量減少は4重量%。
(E−6) リグノセリン酸ミリシルアルコール:川研ファインケミカル(株)製“カワワックスL”、270℃×10分放置後の重量減少は3重量%。
(E−7) ポリエチレンワックス:クラリアントジャパン(株)製”リコルブH12”、270℃×10分放置後の重量減少は、6重量%。
(E−8) ポリエチレンワックス:クラリアントジャパン(株)製”リコワックスPED522”、270℃×10分放置後の重量減少は、7重量%。
(E−9) グリセリンモノステアレート:コグニスジャパン(株)製“ロキシオールG129”、270℃×10分放置後の重量減少は20重量%。
実施例1〜および比較例1〜13
(A)から(E)を表1(実施例)、表2(比較例)に示した原料の組合せで配合した。
各実施例、比較例に記載した材料の製造方法は次の通りである。すなわち、シリンダー温度250℃に設定したスクリュー径57mmφの2軸押出機を用いて製造した。(A)〜(E)、並びにその他添加剤全てを元込め部から供給して溶融混練を行い、ダイスから吐出されたストランドを冷却バス内で冷却した後、ストランドカッターにてペレット化した。得られた各ペレットは、130℃の熱風乾燥機で3時間以上乾燥した後、前記評価方法記載の方法を用いて成形し、評価を行なった。
施例1〜9
実施例の評価結果を表1に併記した。得られた樹脂組成物は何れも、直接蒸着性、高温処理後のアルミ蒸着膜の輝度が低下せず、表面平滑性(写像性)、離型性に優れたものであった。
比較例1〜13
比較例の評価結果を表2に記した。表2に示したように樹脂組成物の組成を変更した以外は、実施例と同様にペレット化および成形を行い、各種評価を行った。得られた組成物は、直接蒸着性、表面平滑性、写像性、離型性、耐衝撃性の何れかが劣るものであった。
樹脂分比率の影響
比較例1,2と実施例1〜の比較によって、樹脂分がPBT樹脂単独である場合には、樹脂の固化が速いため、鏡面となりにくく、蒸着膜表面の輝度感が若干劣る物であった。一方、PETの比率が高い場合には、表面平滑性が実施例の組成物に比較して劣る物であった。
焼成カオリンの平均粒子径
比較例3のように、平均粒子径が大きい焼成カオリン使用の場合には表面平滑性が若干劣る物であった。
離型剤の影響
比較例6、7、13では、270℃×10分の熱処理したときの重量減少が5重量%以上である離型剤を使用した場合には、離型には問題がないが、鏡面成形品表面に離型剤がブリードして表面平滑性を悪化させたり、アルミ蒸着膜が部分的に曇が発生することが分かった。
離型剤量の影響
比較例8では、離型剤を全く使用していないので、離型せず成形品が挫屈した。また、冷却時間を延ばしても短縮しても全く離型しなかった。離型力を示したが、これは、エアで金型を冷却し、無理やり抜いたときの数値である。一方、比較例9〜12は、離型剤量を1重量%以上使用した場合であるが、使用量が多すぎて、クリアなアルミ蒸着膜を形成することができなかった。
Figure 0005261876
Figure 0005261876
左側が離型力測定のための成形品の上面図である。右側が、離型力測定のための成形品の側面図である。
符号の説明
1. 内面(研磨粒度#14000の研磨剤にて研磨)

Claims (4)

  1. ポリブチレンテレフタレート樹脂(A)30〜80重量%、ポリエチレンテレフタレート樹脂(B)10〜40重量%、平均粒子径1.2μm以下の焼成カオリン(C)と非繊維状無機充填材(D)から構成された無機フィラー0.1〜40重量%からなるポリエステル樹脂組成物であって、窒素雰囲気下270℃で10分間放置したときの重量減少率が5重量%未満のポリエチレン系ワックスである離型剤(E)を(A)〜(D)の合計100重量部に対して0.01〜1.0重量部含む光反射体用ポリエステル樹脂組成物。
  2. 非繊維状充填材(D)が硫酸バリウム(D−1)および/または酸化チタン(D−2)である請求項1に記載の光反射体用ポリエステル樹脂組成物。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載の光反射体用ポリエステル樹脂組成物を射出成形して得られる成形品。
  4. 請求項3記載の成形品を直接金属蒸着することを特徴とする、光反射体の製造方法。
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