JP5292877B2 - ポリエステル樹脂組成物および光反射体 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物および光反射体 Download PDF

Info

Publication number
JP5292877B2
JP5292877B2 JP2008080015A JP2008080015A JP5292877B2 JP 5292877 B2 JP5292877 B2 JP 5292877B2 JP 2008080015 A JP2008080015 A JP 2008080015A JP 2008080015 A JP2008080015 A JP 2008080015A JP 5292877 B2 JP5292877 B2 JP 5292877B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
weight
polyester resin
metal
molded article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008080015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009235156A (ja
Inventor
雄太 志村
智幸 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2008080015A priority Critical patent/JP5292877B2/ja
Publication of JP2009235156A publication Critical patent/JP2009235156A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5292877B2 publication Critical patent/JP5292877B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

本発明は、光反射体の製造に用いられるポリエステル樹脂組成物、およびそれを成形して得られる成形品であって、その表面の一部または全体に金属蒸着膜が形成され、該金属蒸着膜と該成形品の表面が接している光反射体に関する。
従来、自動車用ランプにおけるハウジング、リフレクター、エクステンションや家電照明器具等などの光反射体としては金属製(板金)、バルクモールディングコンパウンド(BMC)やシートモールディングコンパウンド(SMC)に代表される熱硬化性樹脂成型品に金属メッキ加工や金属薄膜を蒸着したものあるいは塗装したものが使用されてきた。金属製反射体は加工性が悪く、重くて扱い難いという欠点があり、一方、熱硬化性樹脂成形品に金属メッキ加工や金属薄膜を蒸着した反射板は耐熱性、剛性、寸法安定性をはじめとして優れた特性を有しているが、成形サイクルが長いこと、成形の際にバリが発生すること、または成形時にモノマーが揮発し作業環境を悪化させるという問題点を抱えている。そのため、このような問題点がなく、またこれらの光反射体の高機能化やデザインの多様化に伴い、生産性に優れる熱可塑性樹脂成型品に金属薄膜を蒸着したものが主流となってきている。
このような光反射体の製造方法としては、光反射面とされる場所に表面平滑性を付与するためにプライマー処理したのちに金属を蒸着し、さらにトップコートを塗布する方法が挙げられる。しかし、上述のプライマーを塗布する従来の方法では、プライマーに有機溶剤が使用されているために環境上好ましくなく、さらに前記有機溶剤の揮発および塗膜の硬化に時間がかかるため、メッキ加工や蒸着に要する費用が高くトータルコストが高いという問題点があった。従って前加工の必要がなく低コストで製造可能である直接金属蒸着法が可能である光反射体用熱可塑性樹脂組成物が求められている。
このような光学反射体の製造方法においては、光学反射面とする熱可塑性樹脂成型品の表面に下塗膜(プライマーコート膜)を形成して高い平滑性を与え、これに金属蒸着を行なうことで、熱硬化性樹脂と遜色のない光学精度(反射精度)を得ている。しかし、製造工程の増加による歩留まり低下、下塗剤に用いる有機溶剤の環境に与える影響、下塗膜の硬化に時間を要することによる生産性の低下など、種々の問題を生じる原因ともなっている。
熱可塑性樹脂成形体において、前記下塗膜の形成を要せず、金属薄膜を直接蒸着したもので、従来品と遜色のない光学面が得られれば、製品作成時における工程の削減に伴う生産性の向上および、プライマーコート剤の不使用に伴う環境対応の効果が得られる。
また、対象部品がランプ部材を主としている関係上、光反射体の使用環境温度が100〜200℃の温度範囲で発生する付着性ガスがレンズカバーやミラー等に付着し、白く曇る(フォギング)という問題点があった。
このような光反射体用熱可塑性樹脂組成物における要求にこたえるために、特許文献1では、ポリブチレンテレフタレートにポリカーボネートおよび微粉末フィラーを配合する樹脂組成物が提案されている。また特許文献2ではポリアルキレンテレフタレート系樹脂とポリカーボネート樹脂、シリコーンオイル、有機核剤からなる樹脂組成物に微粉末フィラーを強化材として用いる方法が提案されている。また特許文献3では微粉末フィラー、離型剤としてモンタン酸塩またはモンタン酸エステルを含む熱可塑性ポリエステルにアンダーコートを形成することなく直接反射金属層を設けてなる光反射体が提案されている。
しかし、特許文献1に記載の樹脂組成物を用いた場合では、離型性が不十分であり、成形ハイサイクル性が不満足であり、加えて成形品の表面の一部または全体に金属蒸着膜が形成された光反射体を高温暴露した場合に輝度感が低下する。また特許文献2に記載の樹脂組成物を用いた場合では、離型剤および有機核剤由良による揮発成分が多く、十分なフォギング性が得られない。特許文献3に記載の樹脂組成物を用いた場合では、剛性が不十分であり、離型剤および有機核剤由良による揮発成分が多く、十分なフォギング性が得られない。
特開平11−101905号公報 特開平11−241006号公報 特開2005−314612号公報
本発明の課題は、直接金属蒸着性、表面平滑性、衝撃性、離型性に優れ、かつフォギング性に優れた成形品を製造することができるポリエステル樹脂組成物、および該ポリエステル樹脂組成物の成形品に金属蒸着膜を形成した、輝度感に優れ、かつ、付着性ガスによるガス曇りが発生しない光反射体を提供することである。
本発明者らは鋭意検討した結果、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、平均粒径が1.5μm以下の球状無機充填材、窒素雰囲気下100℃以上200℃以下で加熱処理したときの重量減量が1.50%以下の脂肪酸金属塩を特定の割合で含むポリエステル樹脂組成物を用いることにより前記課題を解決できることを見出し、本発明に至ったものである。
すなわち、本発明は、
(1)ポリブチレンテレフタレート樹脂(A)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(B)、平均粒径が1.5μm以下の球状無機充填材(C)、窒素雰囲気下100℃で30分加熱処理後、窒素雰囲気下200℃で30分加熱処理した時の重量減量が1.50%以下であり、かつ、モンタン酸および/またはベヘン酸と、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよびリチウムからなる群より選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属との塩である脂肪酸金属塩(D)を含有するポリエステル樹脂組成物であって、(A)+(B)の合計を100重量%として、(A)55〜95重量%、(B)45〜5重量%配合し、かつ(A)+(B)100重量部に対し、(C)0.1〜40重量部、(D)0.01〜5.0重量部から構成されるポリエステル樹脂組成物、
(2)球状無機充填材(C)が焼成カオリン、硫酸バリウム、酸化チタンから選択される少なくとも1種以上である(1)に記載のポリエステル樹脂組成物、
(3)ISO3274に規定された中心線平均粗さが1.0nmの鏡面金型を用いて製造された成形品表面の中心線平均粗さが5.0〜20.0nmである(1)または(2)に記載のポリエステル樹脂組成物、
(4)(1)〜(3)のいずれかに記載のポリエステル樹脂組成物を用いて製造された成形品であって、表面の一部または全体に金属蒸着膜が形成され、該金属蒸着膜と該成形品の表面が接している光反射体を提供するものである。
本発明のポリエステル樹脂組成物は、フォギング性に優れると共に、直接金属蒸着性に優れ、表面平滑性で代表される表面外観の良好な成形品を提供することができる。また、本発明のポリエステル樹脂組成物を成形して得られる成形品の表面の一部または全体に金属蒸着膜が形成され、該金属蒸着膜と該成形品の表面が接している光反射体は高輝度感を有し、更に高温暴露後の曇りによる輝度感低下および曇り発生が著しく少ない。加えて、上記の光反射体は、自動車用ランプにおけるハウジング、リフレクター、エクステンションや家電照明器具等などとして好適に用いることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明を構成するポリブチレンテレフタレート樹脂(A)とは、テレフタル酸あるいはそのエステル形成性誘導体と1,4−ブタンジオールあるいはそのエステル形成性誘導体とを主成分とし重縮合反応させる等の通常の重合方法によって得られる重合体であって、特性を損なわない範囲、例えば20重量%程度以下、他の共重合成分を含んでも良い。これら(共)重合体の好ましい例としては、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリブチレン(テレフタレート/アジペート)、ポリブチレン(テレフタレート/セバケート)、ポリブチレン(テレフタレート/デカンジカルボキシレート)、ポリブチレン(テレフタレート/ナフタレート)、ポリ(ブチレン/エチレン)テレフタレート等が挙げられ、単独で用いても2種以上混合しても良い。
本発明で用いられるポリブチレンテレフタレート樹脂(A)は、o−クロロフェノール溶液を25℃で測定したときの固有粘度が0.36〜1.60、特に0.52〜1.25の範囲にあるものが好適である。固有粘度が0.36未満では機械的特性が不良となり、一方、固有粘度が1.60を越えると成形性が不良になる傾向がある。
本発明におけるポリブチレンテレフタレート樹脂(A)の配合量はポリエステル樹脂成分全体を100重量%としたとき、55〜95重量%であり、好ましくは55〜90重量%、さらに好ましくは60〜85重量%である。ポリブチレンテレフタレート(A)の配合量が55重量%未満であると、樹脂組成物の射出成形時の離型性が悪く成形ハイサイクル性が劣り、95重量%を越えると樹脂組成物の表面外観が低下しやすくなる傾向にある。
本発明を構成するポリエチレンテレフタレート樹脂(B)とは、テレフタル酸あるいはそのエステル形成性誘導体とエチレングリコールあるいはそのエステル形成性誘導体とを主成分とし重縮合反応させる等の通常の重合方法によって得られる重合体であって、特性を損なわない範囲、例えば20重量%程度以下、他の共重合成分を含んでも良い。これら(共)重合体の好ましい例としては、ポリエチレン(テレフタレート/イソフタレート)、ポリエチレン(テレフタレート/アジペート)、ポリエチレン(テレフタレート/セバケート)、ポリエチレン(テレフタレート/デカンジカルボキシレート)、ポリエチレン(テレフタレート/ナフタレート)、(ポリ(エチレン/シクロヘキサンジメチル)/テレフタレート)、ポリ(ブチレン/エチレン)テレフタレート等が挙げられ、単独で用いても2種以上混合しても良い。上記のポリエチレンテレフタレート樹脂(B)を用いることによって、成形性と直接金属蒸着性を両立させることができる。
本発明で用いるポリエチレンテレフタレート樹脂(B)としては、o−クロロフェノール溶液を25℃で測定したときの固有粘度が0.30〜1.60、特に0.45〜1.35の範囲にあるものが好適である。固有粘度が0.30未満では機械的特性が不良となり、一方、固有粘度が1.60を越えると成形性が不良になる傾向がある。
本発明におけるポリエチレンテレフタレート樹脂(B)の配合量はポリエステル樹脂成分を100重量%としたとき45〜5重量%であり、好ましくは45〜10重量%、さらに好ましくは40〜15重量%である。ポリエチレンテレフタレート樹脂(B)の配合量が5重量%未満であると、樹脂組成物の表面外観が低下しやすく、45重量%を越えると樹脂組成物の射出成形時の離型性が悪く成形ハイサイクル性が劣る傾向にある。
本発明を構成する球状無機充填材(C)としては、カオリン、ゼオライト、セリサイト、パイロフィライト、ベントナイト、アルミナシリケートなどの珪酸塩、アルミナ、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化鉄などの金属化合物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウムなどの水酸化物、ガラスビーズ、セラミックビーズ、窒化ホウ素、炭化珪素およびシリカなどがあげられ、これら充填材を2種以上併用することも可能である。なかでも焼成カオリン、硫酸バリウム、酸化チタンから選択される少なくとも1種以上を用いることが、光反射体の高鏡面性、高輝度感を得るために好ましい。焼成カオリンは、基本化学式AlOSi(OH)・nHOで表される含水ケイ酸アルミニウムを焼成して水分を除去したものである。本発明では、中でも600℃以上1500℃以下の条件で焼成したカオリンを用いることが樹脂組成物の機械特性の観点から好ましい。
本発明における球状無機充填材(C)の平均粒径は1.5μm以下であることが好ましく、より好ましくは1.0μm以下である。平均粒径が1.5μmを越えると直接金属蒸着性が低下し好ましくない。すなわち上記の平均粒径が1.5μm以下の球状無機充填材を用いることによって機械的特性と直接金属蒸着性を両立させることができる。
本発明における球状無機充填材(C)の配合量は(A)+(B)の合計100重量部に対し、0.1〜40重量部であることが好ましく、より好ましくは1〜30重量部、さらに好ましくは5〜15重量部である。球状無機充填材(C)の配合量が0.1重量部未満であると直接金属蒸着膜を形成した光反射体を高温暴露した場合の輝度感低下が発生し、40重量部を越えるとフィラーの浮きだしにより直接金属蒸着性が低下する。
本発明を構成する脂肪酸金属塩(D)を構成する脂肪酸として炭素数16〜40の高級脂肪酸を1種類以上含んだものが好ましく、特に炭素数20〜40の不飽和高級脂肪酸が好ましく、そのうちモンタン酸が特に好ましい。
本発明における脂肪酸金属塩(D)を構成する金属としては、元素周期律表の第I類および第II類に属するアルカリ金属、アルカリ土類金属の金属塩が好ましく、より好ましくは、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リチウムの金属塩であり、さらに好ましくはナトリウム塩である。
本発明で用いる脂肪酸金属塩(D)は、窒素雰囲気下100℃で30分加熱処理後、窒素雰囲気下200℃で30分加熱処理した時の重量減量が1.50%以下であることが必要である。重量減量の測定は、エスアイアイ・ナノテクノロジー(株)製、示差熱熱重量同時測定装置(TG/DTA6200)を用いて、窒素雰囲気下、40℃から100℃まで20℃/minの速度で昇温後、100℃で30分保持し、その後、200℃まで100℃/minの速度で昇温後、200℃で30分保持する。この200℃で30分保持した時の重量減量が1.50%以下であり、より好ましくは1.30%以下である。100℃以下の温度で揮発する成分は、曇りの発生原因となるガスが発生しないため、フォギング性に影響を及ぼさない。しかし、100℃〜200℃の温度範囲で加熱処理を実施した場合、曇り発生の原因となる遊離脂肪酸の揮発が生じる。そのため、窒素雰囲気下100℃以上200℃以下で30分加熱処理した際に重量減量が1.50%を越える場合、揮発しやすい遊離脂肪酸の量が多く、フォギング性が低下する。
本発明における脂肪酸金属塩(D)の配合量は(A)+(B)の合計100重量部に対し、0.01〜5.0重量部であることが好ましく、より好ましくは0.05〜3.0重量部、さらに好ましくは0.1〜1.0重量部である。配合量が0.01重量%未満であると、射出成形時の離型不良が発生しやすくなり、5.0重量%より大きい値であるとガス成分の揮発により、フォギング性の低下および、直接金属蒸着膜を形成した光反射体を高温暴露した場合の輝度感低下が発生しやすくなる。
本発明のポリエステル樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、酸化防止剤、安定剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤、難燃助剤、衝撃改良材、滑剤などの通常の添加剤および少量の他種ポリマーを添加することができる。
酸化防止剤の例としては、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、テトラキス(メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)メタン、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート等のフェノール系化合物、ジラウリル−3,3’−チオジプロピオネート、ジミリスチル−3,3’−チオジプロピオネート等のイオウ系化合物、トリスノニルフェニルホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト等のリン系化合物等が挙げられる。
安定剤としては、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを含むベンゾトリアゾール系化合物、ならびに2,4−ジヒドロキシベンゾフェノンのようなベンゾフェノン系化合物、モノまたはジステアリルホスフェート、トリメチルホスフェートなどのリン酸エステルなどを挙げることができる。
これらの各種添加剤は、2種以上を組み合わせることによって相乗的な効果が得られることがあるので、併用して使用してもよい。
なお、例えば酸化防止剤として例示した添加剤は、安定剤や紫外線吸収剤として作用することもある。また、安定剤として例示したものについても酸化防止作用や紫外線吸収作用のあるものがある。すなわち前記分類は便宜的なものであり、作用を限定したものではない。
紫外線吸収剤としては、例えば2−ヒドロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−メトキシフェニル)メタンなどに代表されるベンゾフェノン系紫外線吸収剤、また2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ビス(α,α’−ジメチルベンジル)フェニルベンゾトリアゾール、2,2’メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]、メチル−3−[3−tert−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニルプロピオネート−ポリエチレングリコールとの縮合物に代表されるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を挙げることができる。
またビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、ポリ{[6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル][(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)イミノ]}、ポリメチルプロピル3−オキシ−[4−(2,2,6,6−テトラメチル)ピペリジニル]シロキサンなどに代表されるヒンダードアミン系の光安定剤も含むことができ、かかる光安定剤は上記紫外線吸収剤や各種酸化防止剤との併用において、耐候性などの点においてより良好な性能を発揮する。
難燃剤は、ハロゲン系、リン酸エステル系、金属塩系、赤リン、シリコン系、金属水和物系などであり、滴下防止剤も含む。着色剤は有機染料、有機顔料、無機顔料などが挙げられる。その他蛍光増白剤、蓄光顔料、蛍光染料、流動改質剤、無機および有機の抗菌剤、光触媒系防汚剤、グラフトゴムに代表される衝撃改質剤、赤外線吸収剤、フォトクロミック剤などを挙げることができる。
本発明のポリエステル樹脂組成物は配合成分が均一に分散されていることが好ましく、その配合方法は任意の方法を用いることができる。代表例として、単軸あるいは2軸の押出機、バンバリーミキサー、ニーダーあるいはミキシングロールなど、公知の溶融混合機を用いて、200〜350℃の温度で溶融混練する方法を挙げることができる。各成分は、予め一括して混合しておき、それから溶融混練してもよい。なお、各成分に付着している水分は少ない方がよく、予め事前乾燥しておくことが望ましいが、必ずしも全ての成分を乾燥させる必要がある訳ではない。
本発明のポリエステル樹脂組成物の好ましい製造方法の例としては、シリンダー温度230〜300℃の2軸押出機を用い、(A)〜(D)およびその他の添加物を配合した原料を該押出機に供給して混練する方法が挙げられる。
本発明のポリエステル樹脂組成物を、ISO3274に規定された中心線平均粗さが1.0nmの鏡面金型で成形した場合、成形品表面の中心線平均粗さは5.0nm〜20.0nmであることが好ましい。本発明の成形品表面の中心線平均粗さは、シリンダー温度270℃、金型温度80℃、金型鏡面部分の中心線平均粗さが1.0nmの条件で射出成形した鏡面角板の鏡面部分の任意の10箇所をミツトヨ(株)製の表面粗さ測定器”SURFTEST−500”にて、ISO 3274に規定されている中心線平均粗さ(Ra)を測定し、測定値を平均することで求めた。本発明のポリエステル樹脂組成物で製造された成形品の中心線平均粗さが5.0nm未満の場合、金型鏡面部分への、はりつきの可能性があるため好ましくなく、中心線平均粗さが20.0nmを超える場合は、直接金属蒸着性が低下し、成形品表面にプライマー処理せずに金属蒸着膜を形成した場合に、該金属蒸着膜と該成形品の表面が接している光反射体の輝度感に劣るため、好ましくない。
本発明のポリエステル樹脂組成物は、射出成形、押出成形、ブロー成形、トランスファー成形、真空成形など、熱可塑性樹脂の公知の成形方法により成形されるが、なかでも射出成形により好ましく成形される。射出成形により製造する場合にはシリンダー温度を樹脂組成物の融点よりも20℃〜50℃程度高い温度として、金型温度を60〜120℃とすることが好ましい。
本発明の光反射体はポリエステル樹脂組成物を射出成形し、得られた成形品に金属膜を蒸着することで製造される。金属膜蒸着方法の好ましい例として、島津製作所(株)製真空蒸着装置E−250A形にて、加熱により揮発したアルミを、プライマーを用いずに直接蒸着する方法が挙げられる。これによって、従来ではプライマー処理に必要であった有機溶媒を使用することなく製品を製造することができるため環境負荷が小さく、また、有機溶媒を蒸散させる行程が不要となるため、著しく工程を簡略化することができ、コスト削減することができる。
本発明の光反射体は輝度感に優れ、低コストで環境負荷なく製造することができるため、自動車用ランプにおけるハウジング、リフレクター、エクステンションや家電照明器具等などとして好適に用いることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例および比較例の評価方法を次に示す。
(1)表面粗さ<中心線平均粗さ(Ra)>の評価
シリンダー温度270℃、金型温度80℃の条件で、金型鏡面部分のISO3274に規定された中心線平均粗さが1.0nmの鏡面金型で射出成形した鏡面角板の鏡面部分の任意の10箇所をミツトヨ(株)製の表面粗さ測定器”SURFTEST−500”にて、ISO3274に規定されている中心線平均粗さRaを測定し、平均したものである。数値が低いほど、表面平滑性が優れている。
(2)直接金属蒸着性の評価
シリンダー温度270℃、金型温度80℃の条件で、金型鏡面部分のISO3274に規定された中心線平均粗さが1.0nmの鏡面金型で射出成形した鏡面角板を島津製作所(株)製真空蒸着装置E−250A形にて、アルミを直接蒸着し、目視で確認して、表面に全く曇りがなく非常に輝度感に優れているものを◎◎、表面に全く曇りがなく輝度感を有するものを◎、一部に曇りがあるが輝度感に支障がないものを○、全体が曇っており輝度感に劣るものを×とした。
(3)高温暴露後の輝度感の評価
上記の光反射体を160℃×72時間高温暴露したあと、直接金属蒸着性と同様に目視評価した。
(4)離型性の評価
シリンダー温度270℃、金型温度80℃で、鏡面角板を射出成形により作成する際に、エジェクターピンが板に食い込んでいないもの、スプルーちぎれがないものを◎、エジェクターピンが板に食い込んでいるが、スプルーちぎれはなく著しい変形は生じないものを○、スプルーちぎれはないが、エジェクターピンが板に食い込み、かつ著しい変形が生じているもの△、スプルーちぎれがあり、著しい変形が生じているものを×とした。
(5)耐衝撃性の評価(衝撃強度)
厚み3.0mmのアイゾット衝撃試験用テストピースをシリンダー温度260℃、金型温度80℃の条件で射出成形し試料に用いた。ASTM D256に従ってノッチ付きアイゾット衝撃強度を測定した。
(6)剛性の評価(曲げ弾性率)
ASTM D790に従って評価を行なった。試験片は厚さ3.2mmのものを用い、その成形条件はシリンダー温度260℃、金型温度80℃である。
以下に実施例および比較例に使用した配合組成物を示す。
(7)フォギング性の評価(ヘイズ測定)
直径6.0mm、長さ45.0mmの円柱状成形品を熱風乾燥機にて130℃×3hr予備乾燥後、1.50gになるよう成形品を切削し、試験管(外径18.0mm×高さ75mm)に入れ、これをサンプルとし、穴径φ18.5mm×6個、深さ50mmのアルミブロックが2個入ったサイニクス社製ドライブロックバスに試験管を挿入し、サンプル上にスライドガラスを載せ、160℃×20hr加熱し、この際に発生したガスをスライドガラス上に付着させる。その後、このスライドガラスを東洋精機社製直読ヘイズメーターにてヘイズ値(曇り)を測定する。ヘイズ値が小さいほど曇りが少ないことを示す。
実施例及び比較例に使用した配合成分を次に示す。
(A)ポリブチレンテレフタレート樹脂
(A−1) ポリブチレンテレフタレート樹脂:東レ(株)製 “トレコン1100T”、固有粘度0.85(以下、PBTとも称する。)。
(B)ポリエチレンテレフタレート樹脂
(B−1) ポリエチレンテレフタレート樹脂:東レ(株)製”TSB900”、固有粘度0.90(以下、PETとも称する。)。
(C)球状無機充填材
(C−1) 焼成カオリン:林化成(株)製”ウルトレックス98”、平均粒子径=0.8μm
(C−2) 焼成カオリン:林化成(株)製”サチントンW”、平均粒子径=1.4μm
(C−3) カオリン:林化成(株)製”ASP400”、平均粒子径=4.8μm
(C−4) 硫酸バリウム:堺化学(株)製”B−55”、平均粒子径=0.66μm
(C−5) 酸化チタン:石原産業(株)製”CR−63”、平均粒子径=0.21μm、塩素法により製造した、アルミナ水和物およびケイ酸水和物の2種類を処理剤として使用したルチル形の酸化チタン。
(D)脂肪酸金属塩
(D−1) モンタン酸ナトリウム:日東化成(株)製”NS−8”、重量減量1.24%
(D−2) ベヘン酸マグネシウム:日東化成(株)製”MS−7”、重量減量1.27%
(D−3) モンタン酸ナトリウム:クラリアントジャパン(株)製”リコモントNaV101”重量減量1.80%。
(E)ポリカーボネート樹脂
(E−1) 芳香族ポリカーボネート樹脂:出光化学(株)製”A1900”、
数平均分子量19000(以下、PCとも称する。)。
(F)非球状無機充填材
(F−1) 板状硫酸バリウム:堺化学(株)製 ”板状硫酸バリウム・A”。
実施例1〜9
(A)〜(D)を表1に示す組合せで配合した、配合成分を、シリンダー温度250℃に設定したスクリュー径57mmφの2軸押出機に供給した。(A)〜(D)、並びにその他添加剤全てを元込め部から供給して溶融混練を行い、ダイスから吐出されたストランドを冷却バス内で冷却した後、ストランドカッターにてペレット化した。得られた各ペレットは、130℃の熱風乾燥機で3時間以上乾燥した後、前記評価方法記載の方法を用いて成形し、評価を行なった。
その結果を表1に併記した。得られた組成物は何れも、直接金属蒸着性、表面平滑性、離型性、耐衝撃性、高温暴露後の輝度感、フォギング性に優れたものであった。
比較例1〜10
表2に示したように樹脂組成物の組成を変更した以外は、実施例と同様にペレット化および成形を行い、各種評価を行った。得られた組成物は、直接金属蒸着性、表面平滑性、離型性、耐衝撃性、フォギング性の何れかが劣るものであった。評価結果を表2に示す。
Figure 0005292877
Figure 0005292877
比較例4は球状無機充填材を用いていないため、高温暴露後に成形品の後収縮が生じ、高温暴露後の輝度感が劣るものであった。
比較例5は球状無機充填材の充填量が多すぎるため、成形品の表面平滑性が十分に得られず直接金属蒸着性が劣ると共に、耐衝撃性の低下が生じた。
比較例6は球状無機充填材の平均粒径が大きすぎるため、成形品の表面平滑性が十分に得られず直接金属蒸着性が劣ると共に、耐衝撃性の低下が生じた。
比較例8は脂肪酸金属塩の添加量が多すぎるため、成形品表面の金属蒸着性が悪く、熱処理時の発生ガス量の増加に伴うフォギング性の低下が生じた。
比較例9は熱処理時の発生ガスが多い脂肪酸金属塩を使用しているため、フォギング性が劣るものであった。

Claims (4)

  1. ポリブチレンテレフタレート樹脂(A)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(B)、平均粒径が1.5μm以下の球状無機充填材(C)、窒素雰囲気下100℃で30分加熱処理後、窒素雰囲気下200℃で30分加熱処理した時の重量減量が1.50%以下であり、かつ、モンタン酸および/またはベヘン酸と、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムおよびリチウムからなる群より選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属との塩である脂肪酸金属塩(D)を含有するポリエステル樹脂組成物であって、(A)+(B)の合計を100重量%として、(A)55〜95重量%、(B)45〜5重量%配合し、かつ(A)+(B)100重量部に対し、(C)0.1〜40重量部、(D)0.01〜5.0重量部から構成されるポリエステル樹脂組成物。
  2. 球状無機充填材(C)が焼成カオリン、硫酸バリウム、酸化チタンから選択される少なくとも1種以上である請求項1に記載のポリエステル樹脂組成物。
  3. ISO3274に規定された中心線平均粗さが1.0nmの鏡面金型を用いて製造された成形品表面の中心線平均粗さが5.0〜20.0nmである請求項1または2に記載のポリエステル樹脂組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のポリエステル樹脂組成物を用いて製造された成形品であって、表面の一部または全体に金属蒸着膜が形成され、前記金属蒸着膜と該成形品の表面が接している光反射体。
JP2008080015A 2008-03-26 2008-03-26 ポリエステル樹脂組成物および光反射体 Expired - Fee Related JP5292877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008080015A JP5292877B2 (ja) 2008-03-26 2008-03-26 ポリエステル樹脂組成物および光反射体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008080015A JP5292877B2 (ja) 2008-03-26 2008-03-26 ポリエステル樹脂組成物および光反射体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009235156A JP2009235156A (ja) 2009-10-15
JP5292877B2 true JP5292877B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=41249523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008080015A Expired - Fee Related JP5292877B2 (ja) 2008-03-26 2008-03-26 ポリエステル樹脂組成物および光反射体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5292877B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11001705B2 (en) 2015-12-25 2021-05-11 Toyobo Co., Ltd. Polyester resin composition, light-reflector component containing same, light reflector, and method for producing polyester resin composition
US11001706B2 (en) 2017-02-02 2021-05-11 Toyobo Co., Ltd. Polyester resin composition, and light reflector component and light reflector including polyester resin composition
US11713392B2 (en) 2017-02-02 2023-08-01 Toyobo Co., Ltd. Polyester resin composition, and light reflector component and light reflector including polyester resin composition
US11795298B2 (en) 2018-03-26 2023-10-24 Toyobo Mc Corporation Polyester resin composition, light-reflector component containing same, and light reflector

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036442A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 東洋紡株式会社 ポリエステル樹脂組成物、これを含む光反射体用部品および光反射体
JP2017048374A (ja) * 2015-08-12 2017-03-09 東洋紡株式会社 ポリエステル樹脂組成物、これを含む光反射体用部品および光反射体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000035509A (ja) * 1998-05-14 2000-02-02 Polyplastics Co ポリブチレンテレフタレ―ト樹脂製光反射体及びその製造方法
JP5261876B2 (ja) * 2005-03-23 2013-08-14 東レ株式会社 光反射体用ポリエステル樹脂組成物
WO2007083655A1 (ja) * 2006-01-17 2007-07-26 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 熱可塑性樹脂組成物および光反射体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11001705B2 (en) 2015-12-25 2021-05-11 Toyobo Co., Ltd. Polyester resin composition, light-reflector component containing same, light reflector, and method for producing polyester resin composition
US11001706B2 (en) 2017-02-02 2021-05-11 Toyobo Co., Ltd. Polyester resin composition, and light reflector component and light reflector including polyester resin composition
US11713392B2 (en) 2017-02-02 2023-08-01 Toyobo Co., Ltd. Polyester resin composition, and light reflector component and light reflector including polyester resin composition
US11795298B2 (en) 2018-03-26 2023-10-24 Toyobo Mc Corporation Polyester resin composition, light-reflector component containing same, and light reflector

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009235156A (ja) 2009-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4835438B2 (ja) 光反射体用ポリエステル樹脂組成物
JP5261876B2 (ja) 光反射体用ポリエステル樹脂組成物
JP5292877B2 (ja) ポリエステル樹脂組成物および光反射体
JP6787128B2 (ja) 赤外光透過性ポリエステル樹脂組成物
JP4232863B2 (ja) メタライズドポリエステル組成物
JP5319098B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法、ならびにこれを用いて成形された光反射体用部品、および光反射体
JP2007218980A (ja) 反射体及びその製造方法
WO2016117586A1 (ja) 赤外光透過性ポリエステル樹脂組成物
JPWO2012147871A1 (ja) 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、およびこれを用いた光反射体
JP5508009B2 (ja) 射出形成用ポリエステル樹脂組成物、光反射体基体および光反射体
JP5729169B2 (ja) 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、およびこれを用いた光反射体
JP2005146103A (ja) ポリエステル樹脂組成物
JP2014065842A (ja) ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物および成形品
EP2634211A1 (en) Heat and light resistant polymer composition
JP4526756B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物、それより成る成形体及び照明器具
JP2006265331A (ja) ポリエステル樹脂組成物
JP5226655B2 (ja) 樹脂製光反射体用基体
JP4329007B2 (ja) ポリエステル樹脂組成物
JP2008115209A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP2005041977A (ja) ポリエステル樹脂組成物
JP4300842B2 (ja) 光反射板、及びこの光反射板を備えた照明器具
JP2021121685A (ja) ポリエステル系樹脂組成物及び車両灯体用部品
JP2007092005A (ja) 艶消しポリブチレンテレフタレート樹脂組成物
WO2016194757A1 (ja) 赤外光透過性ポリエステル樹脂組成物
JP6540288B2 (ja) 赤外光透過性ポリエステル樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130527

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5292877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees