JP5260355B2 - 盗難防止装置における設定忘れ防止装置 - Google Patents
盗難防止装置における設定忘れ防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5260355B2 JP5260355B2 JP2009050540A JP2009050540A JP5260355B2 JP 5260355 B2 JP5260355 B2 JP 5260355B2 JP 2009050540 A JP2009050540 A JP 2009050540A JP 2009050540 A JP2009050540 A JP 2009050540A JP 5260355 B2 JP5260355 B2 JP 5260355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outrigger
- theft
- state
- key switch
- setting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005283 ground state Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
例えば、特許文献1に記載の技術では、クレーンのアンロード回路に盗難防止装置用のキースイッチを回路開閉手段として設け、クレーン車を保管するときに、クレーン車を走行不能な状態(例えば、アウトリガを接地させる)にしてから盗難防止用のキースイッチをアンロード側に設定する操作をしてからキーを抜き、クレーン車を保管するようにしている。これにより、窃盗犯は、たとえ車両のエンジンをかけることができたとしても、キースイッチで解除操作がなされない限り、クレーンがアンロード状態であるため、車両を走行可能な状態に戻すことができず、クレーン車の盗難を防止することができる。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、盗難防止機能の設定忘れを防止して確実に盗難を防止することのできる盗難防止装置における設定忘れ防止装置を提供することを目的としている。
図1に示すように、この車両搭載型のクレーンCは、自走可能な車両1を有し、この車両1の荷台2と運転室3の間のシャーシフレーム4上にベース5が連結固定されている。ベース5上には、コラム6が旋回自在に設けられており、このコラム6の上端部にはブーム7が起伏自在に枢支されている。コラム6にはウインチ(図示略)が設けられており、そのウインチからワイヤロープ10をブーム7の先端部に導いて、ブーム7の先端部の滑車(図示略)を介してフック11に掛回すことにより、フック11をブーム7の先端部から吊下している。
さらに、図3に示すように、上記アンロード弁作動用電磁弁31には、アンロード弁作動用電磁弁31を駆動するために、車両1のエンジンキースイッチSW2と接続された盗難防止用キースイッチSW6が接続されている。なお、この盗難防止用キースイッチSW6には、例えば、キーを挿入して操作することにより開となり、また、キーを抜き出すことで閉となるb接点を備えたノーマルクローズ型のキースイッチを用いている。
ここで、演算制御部50は、盗難防止用キースイッチSW6、アウトリガ接地検出用ロードセル70および車両1のエンジンキースイッチSW2からの各信号が入力される入力部51と、盗難防止判定プログラムを格納している記憶部52と、入力部51からの信号と記憶部52の盗難防止判定プログラムに基づいて演算処理するCPU53と、CPU53からの信号に基づいて設定忘れ警告ブザー60を鳴動させる出力部54とを備えて構成されている。
但し、演算制御部50は、CPU53を用いずに、リレー等を用いたシーケンス回路で構成することも可能である。
まず、ステップS1に移行する。ステップS1では、アウトリガ8が接地しているか否かを判定する。つまり、アウトリガ8のアウトリガ接地検出用ロードセル70からの信号を監視して、アウトリガ8が接地しているときには(Yes)ステップS2に移行し、アウトリガ8が非接地のときには(No)ステップS5に移行する。
ステップS4では、設定忘れ警告ブザーを鳴動し、処理を戻す。
ステップS5に移行した場合は、盗難防止用キースイッチSW6が操作されているか否かを判定する。つまり、盗難防止用キースイッチSW6が、キーを抜き出すことで閉となっている状態(操作状態)のときには(Yes)ステップ6に移行し、盗難防止用キースイッチSW6がキーを挿入して操作することにより開となっている状態(非操作状態)の時には(No)処理を戻す。
なお、上記盗難防止判定プログラムに基づく動作パターン(条件とその条件での判定結果)を以下の表1に示す。
この盗難防止装置では、クレーンCを搭載した車両1を保管する際には、まず、作業者がアウトリガ用切換弁26L、26Rを操作して、アウトリガ用油圧シリンダ16L、16Rを伸長し、図1のように、アウトリガ8を接地状態とし、クレーンCの車両1を走行不能にする。次いで、盗難防止用キースイッチSW6を閉操作してキーを抜き出す(上記表1の(1)参照)。そして、車両1のエンジンキースイッチSW2を切ってから運転室3を施錠する。
また、アウトリガが接地状態であっても、盗難防止用キースイッチSW6を閉操作せずに車両1のエンジンキースイッチSW2を切ると(上記表1の(3)参照)、設定忘れ警告ブザー60から警報が出されることになる(ステップS4)。
例えば、車両搭載型のクレーンには、アンロード弁作動用電磁弁31の非通電時にアンロード弁32をアンロード作動させるように構成しているものもある。この場合には、盗難防止用キースイッチSW6をキーを挿入して操作することにより閉となり、キーを抜き出すことで開となるa接点を備えたノーマルオープン型のキースイッチとした構成とする。
また、上記実施形態では、演算制御部50の盗難防止判定プログラムでは、エンジンキースイッチSW2の操作状態からエンジン2の作動状態を監視する例で説明したが、これに限らず、油圧ポンプ21の作動を停止するため、PTO(パワーテイクオフ)2aをOFFにすると、PTOケーブルに付設されたスイッチによってその作動状態を監視する構造にしてもよい。なお。PTOケーブルに付設するスイッチとしては、例えば特許第2756495号公報に開示されるような公知の構成を採用すればよい。
2 エンジン
3 運転室
7 ブーム
8 アウトリガ
11 フック
16L、16R アウトリガ用油圧シリンダ
21 油圧ポンプ
26L、26R アウトリガ用切換弁
27 主管路
28 タンク
29 戻り管路
31 アンロード弁作動用電磁弁
32 アンロード弁
40 電磁弁制御ライン
41 クレーン制御用電気回路部
50 演算制御部
60 警報部
C クレーン
SW2 エンジンキースイッチ
SW6 盗難防止用スイッチ(回路開閉手段)
Claims (2)
- アウトリガを有する自走可能な作業機に用いられて、作業機の保管時にアウトリガを接地させ盗難防止用の回路開閉手段を操作することでアウトリガの接地状態が保持されるようにした盗難防止装置における設定忘れ防止装置であって、
前記アウトリガの接地状態を検出するアウトリガ接地検出手段と、警報部と、その警報部に警報を出させる演算制御部とを備え、該演算制御部は、アウトリガが接地状態で、前記回路開閉手段が非操作状態で、前記作業機のエンジンまたはPTOが非作動状態であると判断したときに、前記警報部に警報を出すよう信号を出力することを特徴とする盗難防止装置における設定忘れ防止装置。 - 前記演算制御部は、不揮発性の記憶部を有することを特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置における設定忘れ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009050540A JP5260355B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | 盗難防止装置における設定忘れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009050540A JP5260355B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | 盗難防止装置における設定忘れ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010202064A JP2010202064A (ja) | 2010-09-16 |
JP5260355B2 true JP5260355B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=42963985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009050540A Active JP5260355B2 (ja) | 2009-03-04 | 2009-03-04 | 盗難防止装置における設定忘れ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5260355B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000185894A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Tadano Ltd | 作業機械の安全装置 |
JP2003012297A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Aichi Corp | 作業用車両の安全装置 |
JP3946550B2 (ja) * | 2002-03-08 | 2007-07-18 | 古河機械金属株式会社 | 自走可能な作業機の盗難防止装置 |
JP2008137454A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Furukawa Unic Corp | 作業機の盗難防止装置 |
JP5073543B2 (ja) * | 2008-03-24 | 2012-11-14 | 株式会社タダノ | 作業用車両の制御装置 |
-
2009
- 2009-03-04 JP JP2009050540A patent/JP5260355B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010202064A (ja) | 2010-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20150176254A1 (en) | Disarm device | |
JP2008137454A (ja) | 作業機の盗難防止装置 | |
US7726051B2 (en) | Wheel-type working machine and method of controlling the same | |
JP2009154740A (ja) | 作業用車両の制御装置 | |
JP4355620B2 (ja) | 作業車の盗難防止装置 | |
JP5013715B2 (ja) | 遠隔操作用送信機の置き忘れ警報装置 | |
JP5260355B2 (ja) | 盗難防止装置における設定忘れ防止装置 | |
JP3737963B2 (ja) | 建設機械 | |
JP2007090908A (ja) | 建設作業機の盗難防止装置 | |
JP2017024470A (ja) | 軌陸作業車の盗難防止装置 | |
JP6413348B2 (ja) | 作業車両の盗難防止装置 | |
JP5073543B2 (ja) | 作業用車両の制御装置 | |
JP3946550B2 (ja) | 自走可能な作業機の盗難防止装置 | |
JP2013043606A (ja) | 作業用車両の盗難防止装置 | |
JP6306293B2 (ja) | 作業車両の盗難防止装置 | |
JP6340298B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2010137696A (ja) | 不整地運搬車両 | |
KR100674120B1 (ko) | 유압쇼벨의 걸이구 안전장치 | |
JP5856416B2 (ja) | 作業車両の盗難防止装置 | |
JP6233681B2 (ja) | 作業車両の盗難防止装置 | |
JP2007090909A (ja) | 建設作業機の盗難防止装置 | |
JP7138089B2 (ja) | 作業車両 | |
KR101009866B1 (ko) | 휠타입 굴삭기의 램실린더 제어장치 | |
KR101486926B1 (ko) | 건설장비의 도난 방지 시스템 | |
JP6759647B2 (ja) | 遠隔操作端末の盗難防止システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20120106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5260355 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |