JP6413348B2 - 作業車両の盗難防止装置 - Google Patents
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Description
特許文献1の盗難防止装置は、油圧アクチュエータによって駆動される作業装置を搭載した作業車両の制御装置であって、盗難防止モードを設定するスイッチ手段と、盗難防止モードが設定されているとき、油圧アクチュエータを制御する制御弁を駆動する複動シリンダをロックしてその作動を規制する作動規制手段とを備える。作業車両の保管に際して盗難防止モードの設定を行なっておけば、例えその保管中に窃取を目的とした何等かの操作が行われたとしても、作動規制手段によって制御弁がロックされることから、油圧アクチュエータを作動させて作業車両を窃取することができず、作業車両の盗難が確実に防止できる。
第2発明の作業車両の盗難防止装置は、第1発明において、前記遠隔操作端末は、前記動作選択スイッチにより入力された前記暗証番号を表示する表示部を備えることを特徴とする。
第3発明の作業車両の盗難防止装置は、第1または第2発明において、前記走行規制手段は、前記盗難防止モードが設定されている場合に、前記作業装置のうちのアウトリガ装置を接地状態で維持し、前記遠隔操作端末は、複数の操作モードを有しており、盗難防止モードが解除された場合に、前記アウトリガ装置を操作するためのアウトリガ操作モードに切り替わることを特徴とする。
第4発明の作業車両の盗難防止装置は、第1または第2発明において、前記走行規制手段は、前記盗難防止モードが設定されている場合に、前記作業装置のうちのアウトリガ装置を接地状態で維持し、前記制御装置は、盗難防止モードが解除された場合に、前記アウトリガ装置を格納することを特徴とする。
第3発明によれば、盗難防止モードが解除されるとともに、遠隔操作端末がアウトリガ操作モードに自動で切り替わるので、そのままアウトリガ装置を格納して作業車両を走行可能な状態にでき、使用者の手間が省ける。
第4発明によれば、盗難防止モードが解除されるとともに、アウトリガ装置が自動で格納されるので、使用者の手間が省ける。
(作業車両)
本発明に係る作業車両の盗難防止装置は、移動式クレーン、高所作業車、ホイルローダー、油圧ショベル等の作業車両に設けられる。移動式クレーンとしては、オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーン、トラッククレーン、積載形トラッククレーン等が挙げられる。以下では、積載形トラッククレーンを例に説明するが、他の作業車両においても本発明に係る作業車両の盗難防止装置を設けることができる。
図1に示すように、積載形トラッククレーンCRは、汎用トラック10の運転室11と荷台12との間の車両フレーム13に小型クレーン20が搭載されたものである。
制御装置70は、遠隔操作端末80と双方向に無線通信または有線通信可能となっている。遠隔操作端末80には、いわゆるラジコン送信機をはじめとする無線操作端末のほか、有線操作端末が含まれる。図3に示すように、遠隔操作端末80には、各種のスイッチやレバー等の操作部81〜90と、液晶パネル等の表示部91が搭載されている。操作部には、上、中、下の3ポジショントグルスイッチであり、クレーン装置の動作を選択するための旋回選択スイッチ81、起伏選択スイッチ82、ウインチ選択スイッチ83、および伸縮選択スイッチ84が含まれる。なお、これらのスイッチ81〜84をまとめて動作選択スイッチと称する。また、操作部には、押しボタンスイッチである電源スイッチ85、ホーンスイッチ86、ナビスイッチ87、モード選択スイッチ88、フック取出スイッチ89、フック格納スイッチ90のほか、図示しないアクセルレバーが含まれる。
本実施形態の盗難防止装置は、アウトリガ装置25、26を接地状態として、盗難防止モードに設定すると、レバー群27等の操作に関わらずアウトリガ装置25、26の接地状態を維持する。これにより積載形トラッククレーンCRを走行不可能な状態で維持して盗難防止を実現する。ここで、アウトリガ装置25、26の接地状態とは、アウトリガ用油圧シリンダ45、46が伸長し、アウトリガ装置25、26のフロートが地面に接した状態(図1参照)、またはアウトリガ装置25、26により積載形トラッククレーンCRの車体が浮上した状態である。なお、アウトリガ装置25、26は、積載形トラッククレーンCRの車幅方向に張り出した状態で接地状態にしてもよいし、格納した状態で接地状態にしてもよい。
盗難防止モードが設定されている場合に、アウトリガ用切換制御弁55、56を駆動するパイロットシリンダ65、66の両油室に圧油を供給する。これによりアウトリガ用切換制御弁55、56をロックして、レバー群27等の操作に関わらずアウトリガ装置25、26の接地状態を維持する。
つぎに、図4に基づき盗難防止モードの設定手順について説明する。
(1)積載形トラッククレーンCRを保管する際には、まず、遠隔操作端末80の電源スイッチ85を押して、遠隔操作端末80の電源を入れる。そうすると、遠隔操作端末80は「クレーン操作モード」となり、表示部91には「クレーン操作画面」が表示される。つぎに、遠隔操作端末80を「アウトリガ操作モード」に切り換えて操作することにより、またはレバー群27を操作することにより、アウトリガ装置25、26を接地状態にする。これにより、積載形トラッククレーンCRは走行不可能な状態となる。
つぎに、図5および図6に基づき盗難防止モードの解除手順について説明する。
(1)積載形トラッククレーンCRを使用する際には、まず、積載形トラッククレーンCRのエンジンを始動させる。これにより制御装置70の電源が投入される。つぎに、遠隔操作端末80の電源スイッチ85を押して、遠隔操作端末80の電源を入れる。
上記実施形態では、動作選択スイッチ81〜84の操作が暗証番号の対応する桁の数値変更に対応するよう構成したが、その他の操作部を対応させる構成としてもよい。例えば、4つの動作選択スイッチ81〜84に代えて、2本のジョイスティックを備える遠隔操作端末80においては、それらジョイスティックの操作を暗証番号の数値変更に対応させてもよい。また、暗証番号の桁数は4桁に限定されない。遠隔操作端末80は、少なくとも暗証番号の桁数と同数の操作部を備えていることが好ましい。
10 汎用トラック
20 小型クレーン
31 油圧バルブユニット
41〜46 油圧アクチュエータ
51〜56 切換制御弁
61〜66 パイロットシリンダ
70 制御装置
80 遠隔操作端末
81 旋回選択スイッチ
82 起伏選択スイッチ
83 ウインチ選択スイッチ
84 伸縮選択スイッチ
85 電源スイッチ
86 ホーンスイッチ
87 ナビスイッチ
88 モード選択スイッチ
89 フック取出スイッチ
90 フック格納スイッチ
91 表示部
Claims (4)
- 作業装置を備える作業車両の盗難防止装置であって、
盗難防止モードが設定されている場合に、前記作業車両を走行不可能な状態で維持する走行規制手段と、
前記作業装置の動作を制御する制御装置と通信し、該作業装置を遠隔操作するための遠隔操作端末と、を備え、
前記遠隔操作端末により、盗難防止モード解除用の暗証番号を入力するよう構成されており、
前記遠隔操作端末は、前記作業装置の動作を選択するための動作選択スイッチを少なくとも前記暗証番号の桁数と同数備えており、
各前記動作選択スイッチの操作が前記暗証番号の対応する桁の数値変更に対応している
ことを特徴とする作業車両の盗難防止装置。 - 前記遠隔操作端末は、前記動作選択スイッチにより入力された前記暗証番号を表示する表示部を備える
ことを特徴とする請求項1記載の作業車両の盗難防止装置。 - 前記走行規制手段は、前記盗難防止モードが設定されている場合に、前記作業装置のうちのアウトリガ装置を接地状態で維持し、
前記遠隔操作端末は、複数の操作モードを有しており、盗難防止モードが解除された場合に、前記アウトリガ装置を操作するためのアウトリガ操作モードに切り替わる
ことを特徴とする請求項1または2記載の作業車両の盗難防止装置。 - 前記走行規制手段は、前記盗難防止モードが設定されている場合に、前記作業装置のうちのアウトリガ装置を接地状態で維持し、
前記制御装置は、盗難防止モードが解除された場合に、前記アウトリガ装置を格納する
ことを特徴とする請求項1または2記載の作業車両の盗難防止装置。
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