JP5257555B2 - リングギヤとデフケースの締結構造及びそれを用いた差動装置 - Google Patents

リングギヤとデフケースの締結構造及びそれを用いた差動装置 Download PDF

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Description

本発明は、リングギヤとデフケースの締結構造及びそれを用いた差動装置に関する。
自動車の駆動機構に用いられるデフギヤ(differential gear)は、自動車の駆動輪を繋ぐシャフトに用いられ、自動車がカーブを曲がるときに内輪と外輪の速度差を吸収する差動装置の1つである。
簡単に構造を説明すると、デフギヤは、デフケースの外側に保持されるリングギヤと、デフケース内部に設けられ、デフケースに取り付けられたピニオンギヤ、そしてピニオンギヤと噛み合う車軸に取り付けられたギヤよりなる。
そして、自動車のエンジン等が発生する駆動力はデフケースに締結されるリングギヤに伝達され、デフケースに取り付けられたピニオンギヤにより車軸に取り付けられたギヤを回転することで車軸に動力を伝える。
この他、自動車に用いられる差動装置としては、一方の車輪が無負荷状態の時に車軸を空転させてしまうデフギヤの欠点を補ったLSDと呼ばれる物も存在するが、デフケースの外側にリングギヤを用いるという点では同じ構造となる。
そして、この差動装置に備えるデフケースにリングギヤを締結する方法は、従来ではボルトを用いて締結する方法が採られてきた。
しかし、このボルトでの締結方法を用いると、ボルトの重量やボルトで締結する為に必要な肉厚等を必要とするので、重量が増加する問題がある。
そこで、デフケースとリングギヤの締結をボルトによる締結によらずに、かしめ固定により行う方法も検討されている(例えば特許文献1参照)。図8は、従来のデフギヤ101の断面図である。図9は、リングギヤ103の一部を拡大した斜視図である。図10は、リングギヤ103をデフケース102に圧入する工程を示す図である。図11は、リングギヤ103をデフケース102にかしめ固定する工程を示す図である。図12は、従来のデフギヤ101におけるかしめ部分を拡大した模式図である。
図8に示すデフギヤ101は、リングギヤ103が駆動力を伝達する駆動ギヤ(図示せず)と噛合するように、自動車に組み付けられる。デフギヤ101は、デフケース102の一端に固定されたリングギヤ103に図示しない駆動ギヤから回転トルクが伝達されると、デフケース102がリングギヤ103と一体的に回転する。デフケース102は、差動ギヤ116が組み付けられる組付スペース117を備える。デフケース102は、組付スペース117にピニオンシャフト118を介してピニオンギヤ119が回転不能に固設されている。ピニオンギヤ119は、差動ギヤ116に噛合され、差動ギヤ116に連結する車軸120に駆動力を伝達するようになっている。
リングギヤ103は、デフケース102の一端外周面に圧入された後かしめ加工により締結されている。図9に示すように、リングギヤ103の外周面には、回転トルクが付与されるギヤ部104が設けられている。また、リングギヤ103の内周面には、複数のノッチ部105が連続して形成されている。
図10に示すように、デフケース102の一端外周面には、リングギヤ103が圧入される圧入面106が環状に設けられている。圧入面106は、外径寸法がリングギヤ103の内径寸法より大きく設定され、圧入代が設けられている。圧入面106の図中右端面には、ヒール部107が圧入面106に対して垂直に立設され、リングギヤ103の圧入量を規制するようになっている。また、圧入面106の図中左端面には、鍔部108が、圧入面106から延設されている。
このようなデフギヤ101は、図10に示すように、リングギヤ103をデフケース102の鍔部108側から圧入面106に嵌め合わせる。リングギヤ103は、ヒール部107に突き当てられるまで圧入面106に圧入される。このとき、リングギヤ103は、ノッチ部105がヒール部107と反対側に配置されるように、圧入面106に圧入される。そして、図11に示すように、鍔部108をノッチ部105側へ押し倒し、ノッチ部105に対して押し付ける。すると、鍔部108の材料が各ノッチ部105に対して塑性流動する。これにより、図12に示すように、鍔部108が各ノッチ部105に入り込むように塑性変形してかしめられ、かしめ部110が形成される。リングギヤ103は、当該かしめ部110と、ヒール部107とリングギヤ103との接触部分により挟み込まれるようにして、保持される。
欧州特許出願公開公報第647789号
しかしながら、従来のデフギヤ101は、図12に示すように、ノッチ部105が断面山形形状に成形されていた。そのため、鍔部108をノッチ部105にかしめる場合、鍔部108をノッチ部105に押し付けて、鍔部108の材料をノッチ部105に塑性流動させてかしめ部110を形成する場合に、ノッチ部105の傾斜する傾斜面111,112が変形抵抗となる。そのため、ノッチ部105は、鍔部108の材料が頂部113まで充填されず、材料が充填されない未充填領域114が頂部113に残ってしまっていた。
かしめ加工によりデフケース102とリングギヤ103が締結されたデフギヤ101は、例えば自動車に適用された場合、リングギヤ103に作用する回転トルクにより、かしめ部110が塑性変形し、ガタを生じることがあった。
具体的には、自動車が前進する場合、リングギヤ103に正方向の回転トルクが伝達される。すると、リングギヤ103は、かしめ部110と圧入面106との圧入部分を介してデフケース102に回転トルクを伝達する。このとき、例えば図13に示すように、各ノッチ部105の傾斜面111にトルクF101が作用する。かしめ部110は、かしめ工程時に、頂部113に材料の充填されない未充填領域114が形成されており、上方への材料の塑性流動が制限されていない。そのため、かしめ部110は、傾斜面111にトルクF101が作用すると、図中矢印F102に示すように、その力の向きが未充填領域114(頂部113)へ向かって変換され、傾斜面111に接する材料が上方へ向かって盛り上がるように塑性流動する。傾斜面111に接する材料が上方へ向かって塑性変形すると、その塑性変形した分だけ、ノッチ部105が鍔部108に対してトルクF101が作用する方向(図中右側)へ移動し、かしめ部110と傾斜面112との間に隙間115が形成される。
この隙間115が形成された状態で、自動車が後退する場合、リングギヤ103には、正方向と反対の回転トルクが作用する。リングギヤ103は、かしめ部110と圧入面106との圧入部分を介してデフケース102に逆方向の回転トルクを伝達する。この場合、図14に示すように、ノッチ部105の傾斜面112にトルクF103が作用する。上述したように、自動車が前進する際に、傾斜面112とかしめ部110との間に隙間115が形成されるため、リングギヤ103は、逆方向の回転トルクが伝達されると、図14の二点差線の示す後退開始位置から、図中実線に示すように、ノッチ部105の傾斜面112をかしめ部110に接触させて隙間115を解消するように、図中左側へ移動する。この移動が、デフケース102とリングギヤ103との間に生じるガタとなる。そして、今度は、傾斜面111とかしめ部110との間に隙間121が形成される。
デフケース102とリングギヤ103との間にガタが発生すると、リングギヤ103が、駆動力を伝達するための駆動ギヤ(図示せず)にギヤ部104を噛み合わせる位置がずれる。この場合、ギヤ部104の噛み合いがずれた部分が図示しない駆動ギヤにぶつかってギヤノイズを発生し、騒音となってしまっていた。また、ギヤ部104は、トルク伝達時に、図示しない駆動ギヤとの噛み合いがずれた部分に偏った力が作用し、歯面強度を低下させることがあった。
そして、デフケース102とリングギヤ103との間にガタが生じると、デフケース102の圧入面106が塑性変形して滑りを生じることがある。この場合、圧入面106がリングギヤ103の内周面と擦れ合って摩耗し、異物を発生する。しかも、圧入面106がすり減ることにより、リングギヤ103を圧入面106に圧入してデフケース102に締結する締結強度が低下し、デフギヤ101の耐久性を低下させる虞がある。
尚、図13は、従来のデフギヤ101が、リングギヤ103からデフケース102にトルクF101を伝達される状態を説明する図である。図14は、従来のデフギヤ101が、リングギヤ103からデフケース102に逆方向のトルクF103を伝達される状態を説明する図である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、トルク伝達時に発生するガタを抑制できるリングギヤとデフケースの締結構造及びそれを用いた差動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るリングギヤとデフケースの締結構造は、外周面にギヤ部が形成され、内周面に複数のノッチ部が形成されたリングギヤと、前記リングギヤが圧入される圧入面と、前記圧入面の端部に前記ノッチ部に押し付けられてかしめられる鍔部とを備えるデフケースを有し、前記圧入面に前記リングギヤを圧入した後、前記鍔部を前記ノッチ部へ押し付けることにより前記リングギヤに前記デフケースをかしめて締結するリングギヤとデフケースの締結構造において、前記ノッチ部は、段差面を有し、前記ノッチ部は、前記鍔部と反対側に窪むように凹部が前記段差面上に形成されている。
上記構成のリングギヤとデフケースの締結構造は、前記ノッチ部が、前記内周面から凹む方向のノッチ中心線を挟んで両側に前記段差面を設けられていることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る差動装置は、上記何れかに記載するリングギヤとデフケースの締結構造を適用している。
上記態様のリングギヤとデフケースの締結構造及びそれを用いた差動装置は、リングギヤに回転トルクが与えられると、デフケースが、リングギヤと圧入面との圧入部分と、リングギヤのノッチ部に鍔部をかしめたかしめ部分とを介してリングギヤからトルクを伝達される。リングギヤは、デフケースの鍔部がノッチ部にかしめられると、鍔部の材料がノッチ部の段差面に接するようにノッチ部内を塑性流動し、鍔部を塑性変形させてかしめ部を形成する。そのため、リングギヤに回転トルクが伝達され、各ノッチ部の側面にトルクが作用すると、かしめ部が当該側面を介して押されて変形しようとする。しかし、かしめ部は、ノッチ部に形成された段差面により変形を阻止される。そのため、かしめ部に作用する力は、トルクが作用する側面と対向する面へ向かって作用する。トルクが作用する面と対向する面にも、かしめ部が接触している。そのため、かしめ部が、トルクが作用する面と対向する面から反力を受ける。この結果、かしめ部には、静水圧に近い力が作用し、トルク伝達時にかしめ部が変形せず、ノッチ部とかしめ部との間に隙間が形成されない。よって、上記態様のリングギヤとデフケースの締結構造及びそれを用いた差動装置によれば、トルク伝達時に発生するガタを抑制することができる。
上記構成のリングギヤとデフケースの締結構造は、ノッチ部が、リングギヤの内周面から凹む方向のノッチ中心線を挟んで両側に段差面を設けられている。そのため、リングギヤに対して正方向の回転トルクが作用するときのみならず、正方向と反対の逆方向の回転トルクが作用した場合でも、リングギヤの周方向にガタが発生することを抑制できる。
上記構成のリングギヤとデフケースの締結構造は、鍔部と反対側に窪むように凹部が段差面上に形成されている。そのため、鍔部をノッチ部にかしめる場合に段差面に作用するかしめ荷重の一部が凹部に逃がされる。よって、上記構成のリングギヤとデフケースの締結構造によれば、例えば、かしめ成形を行う場合にかしめ荷重が設定値を超えても、段差面に作用するかしめ荷重を緩和し、ノッチ部の変形を阻止することができる。
本発明の第1実施形態に係り、リングギヤとデフケースの締結構造の模式図である。 リングギヤの内周面を図1のK1方向から見た部分拡大図である。 図2のK2方向から見たノッチ部の形状を示す図である。 かしめ工程を説明する図であって、ノッチ部内に材料を充填し始めた状態を示す。 かしめ工程を説明する図であって、ノッチ部内に材料を充填する状態を示す。 かしめ工程を説明する図であって、かしめ成形荷重を緩和する様子を示す。 リングギヤからデフケースに正方向の回転トルクを伝達するトルク伝達状態を説明する図である。 従来のデフギヤの断面図である。 リングギヤの一部を拡大した斜視図である。 リングギヤをデフケースに圧入する工程を示す図である。 リングギヤをデフケースにかしめ固定する工程を示す図である。 従来のデフギヤにおけるかしめ部分を拡大した模式図である。 従来のデフギヤが、リングギヤからデフケースに正方向のトルクを伝達される状態を説明する図である。 従来のデフギヤが、リングギヤからデフケースに逆方向のトルクを伝達される状態を説明する図である。
1 リングギヤとデフケースの締結構造
2 デフケース
3 リングギヤ
4 ギヤ部
5 ノッチ部
6 圧入面
8 鍔部
14,15 段差面
16 凹部
次に、本発明に係るリングギヤとデフケースの締結構造及びそれを用いた差動装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
<リングギヤとデフケースの締結構造>
図1は、本発明の第1実施形態に係り、リングギヤ3とデフケース2の締結構造1(以下「締結構造1」という。)の模式図である。図2は、リングギヤ3の内周面3cを図1のK1方向から見た部分拡大図である。
図1に示す本実施形態の締結構造1は、従来技術と同様、自動車のデフギヤ101(差動装置の一例)に適用される。デフギヤ101は、リングギヤ3が駆動力を伝達する駆動ギヤ(図示せず)と噛合するように、自動車に組み付けられる。締結構造1は、リングギヤ3とデフケース2を除き、デフギヤ101と同様の構成を有するので、ここでは、リングギヤ3とデフケース2を中心に説明する。
図1に示すデフケース2は、材料の塑性流動が起こりやすいように、鋳鉄を材質とする。デフケース2は、図10に示す従来のデフケース102に設けられた圧入面106とヒール部107と鍔部108と同様に、圧入面6とヒール部7と鍔部8が設けられている。圧入面6は、デフケース2と同軸となるように、デフケース2の外周面に環状に設けられている。ヒール部7は、リングギヤ3をデフケース2に圧入する量を規制するために、圧入面6の図中右端面の外側に環状に設けられている。ヒール部7は、圧入面6に対して垂直に設けられている。また、鍔部8は、圧入面6の図中左端面から延設されている。鍔部8は、変形可能な厚さで設けられている。これらの圧入面6とヒール部7と鍔部8は、切削加工によって成形されている。
図1に示すリングギヤ3は、低炭素鋼を材質とする。リングギヤ3の表面には、浸炭加工が施されて、硬度が高められている。リングギヤ3は、略円筒形状をなす。リングギヤ3は、内周面3cの内径寸法がデフケース2の圧入面6の外径寸法より小さくされ、環状の圧入面6に圧入されるようになっている。圧入面6は、デフケース2の軸線と同軸になるように、設けられている。リングギヤ3の外周面には、外部装置から回転トルクが伝達されるギヤ部4が設けられている。リングギヤ3の内周面3cには、デフケース2の鍔部8がかしめられる複数のノッチ部5が設けられている。ノッチ部5は、鍔部8をノッチ部5側へ折り曲げて均一にかしめることができるように、内周面3cの図中左端開口部側から軸方向奥側(図中右側)へ向かって傾斜している。図2に示すように、ノッチ部5は、リングギヤ3の内周面3cに沿って連続して設けられている。
図3は、図2のK2方向から見たノッチ部5の形状を示す図である。
ノッチ部5は、略山形形状をなす。ノッチ部5は、内周面3cから凹む方向のノッチ中心線Lを挟んで傾斜面11,12を有する。ノッチ部5は、ノッチ中心線Lを挟んで両側に段差面14,15が形成されている。ノッチ部5は、ノッチ中心線L上に凹部16が設けられている。ノッチ部5は、凹部16を挟んで図中左右対称形状となるように傾斜面11,12と段差面14,15が設けられている。段差面14,15は、凹部16と傾斜面11,12の間に平坦に設けられている。そのため、傾斜面11と段差面14との間には肩部21が形成されている。また、傾斜面12と段差面15との間には肩部22が形成されている。凹部16は、段差面14,15の間から図中上方へ(デフケース2の鍔部8と反対側へ)窪むように設けられている。このようなノッチ部5は、鍔部8がかしめられるように、全高H1が鍔部8の径方向の厚みH2より小さく寸法に設定されている。ノッチ部5は、鍛造により成形され、硬度がデフケース2の鍔部8より高くされている。
<デフケースとリングギヤの締結方法>
リングギヤ3をデフケース2の鍔部8側から圧入面6に圧入する。リングギヤ3は、ヒール部7に突き当たるまで圧入面6に圧入される。このとき、リングギヤ3は、ノッチ部5がヒール部7と反対側に位置するように、デフケース2に圧入される。そして、鍔部8をリングギヤ3側へ押し倒し、ノッチ部5に強く押し付ける。鍔部8は、ノッチ部5より硬度が低いため、鍔部8をノッチ部5に押し付けると、鍔部8がノッチ部5を埋めるように塑性変形し、かしめられる。これにより、リングギヤ3は、圧入面6との圧入部分によりデフケース2に対して同軸上に位置決めされる。また、リングギヤ3は、鍔部8とノッチ部5のかしめ部分と、ヒール部7との間で、デフケース2に対して軸方向に位置決めされて保持される。
かしめ工程について、より詳しく説明する。図4は、かしめ工程を説明する図であって、ノッチ部5内に材料を充填し始めた状態を示す。図5は、かしめ工程を説明する図であって、ノッチ部5内に材料を充填する状態を示す。図6は、かしめ工程を説明する図であって、かしめ成形荷重を緩和する様子を示す。尚、鍔部8内に記載した図中矢印は、材料の塑性流動方向を示す。
図4に示すように、鍔部8をノッチ部5に押し付けると、鍔部8は、材料がノッチ部5の内部へ入り込むように塑性流動し、変形する。このとき、鍔部8の材料は、ノッチ部5に図中左右対称に設けられた傾斜面11,12に案内されて凹部16へ向かって盛り上がるように変形し、図5に示すように、段差面14,15に当接する。材料は、段差面14,15に接触すると、段差面14,15に沿って図中左右方向へ広がるように塑性流動し始める。これにより、肩部21,22の内側に形成される未充填領域17,18が、鍔部8の材料によって埋められていく。そのため、ノッチ部5は、鍔部8の材料が充填されていない未充填領域17,18が小さくなる。よって、鍔部8は、ノッチ部5の段差面14,15まで肉詰めするように塑性変形して、ノッチ部5にかしめられたかしめ部10を形成する。
このとき、例えば、鍔部8をノッチ部5側へ押し倒してかしめる工具が、ノッチ部5の形状に合わず、鍔部8をノッチ部5にかしめるかしめ荷重が設定値より大きくなることがある。この場合、図6に示すように、ノッチ部5には、段差面14,15の間に外径方向(図中上方)へ窪むように凹部16が設けられているため、鍔部8の材料は、段差面14,15に突き当たった後、かしめ荷重の一部を凹部16側へ逃がし、段差面14,15に作用するかしめ荷重を緩和する。よって、締結構造1では、かしめ成形を行う場合にかしめ荷重が設定値を超えても、ノッチ部5の変形を阻止することができる。
<トルク伝達方法>
締結構造1は、例えば、自動車が前進する場合、リングギヤ3が図示しない駆動ギヤによって正方向に回転される。リングギヤ3に作用する正方向の回転トルクは、鍔部8とノッチ部5のかしめ部10と、圧入面6とリングギヤ3の圧入部分を介して、デフケース2に伝達される。これにより、デフケース2は、リングギヤ3と一体的に回転される。デフギヤ101は、デフケース2の回転をピニオンギヤ119と差動ギヤ116を介して車軸120に伝達し、自動車の内輪と外輪の速度差を吸収する。
また、締結構造1は、例えば、自動車が後退する場合、リングギヤ3が図示しない駆動ギヤによって正方向と反対の逆方向に回転される。リングギヤ3に作用する逆方向の回転トルクは、上記と同様にしてデフケース2に伝達される。
ノッチ部5にトルクが作用した場合におけるかしめ部10の変形について説明する。図7は、リングギヤ3からデフケース2に正方向の回転トルクを伝達するトルク伝達状態を説明する図である。
例えば、自動車の前進時に、正方向の回転トルクF5がノッチ部5の傾斜面11に作用すると、かしめ部10は、傾斜面11に押されて塑性変形しようとする。しかし、かしめ部10は、未充填領域17,18を小さくするように、傾斜面11、段差面14、段差面15、傾斜面12に接触した状態でノッチ部5にかしめられている。傾斜面11に作用する回転トルクは、図中F1に示すように、材料が充填されておらず強度の弱い未充填領域17,18や凹部16側へ向かう図中右上方向への力に変換され、段差面14に作用する。段差面14は、図中F2に示すように、図中F1の力に対する反力を発生し、かしめ部10の変形を阻止する。逃げ場のない図中F2に示す反力は、図中F3に示すように、傾斜面11に対向する傾斜面12側へ向かって図中右方向への力に変換される。しかし、かしめ部10は、傾斜面12に接触している。そのため、傾斜面12は、図中F3の力が作用すると、図中F4に示すように図中左方向への反力を発生し、かしめ部10の変形を阻止する。このとき、かしめ部10は、段差面15にも接触し、変形を阻止されている。この結果、かしめ部10は、自動車の前進時に静水圧に近い力が作用して変形せず、ノッチ部5との間に隙間を形成しない。よって、締結構造1は、リングギヤ3に正方向の回転トルクF5が作用し、リングギヤ3とデフケース2が正方向に回転する場合に、リングギヤ3の周方向にガタが発生することを抑制される。
一方、例えば、自動車の後退時に、正方向の回転トルクF5と逆方向に回転トルクF6がノッチ部5に付与されると、かしめ部10が、傾斜面12に押されて塑性変形しようとする。しかし、かしめ部10は、段差面14,15に接触しているため、上述の正方向の回転トルクF5が傾斜面11に作用した場合と同様に、傾斜面12に作用する回転トルクF6の力の向きが変換され、段差面14,15と傾斜面11により塑性変形を阻止される。この結果、かしめ部10は、自動車の後退時に静水圧に近い力が作用して変形せず、ノッチ部5との間に隙間を形成しない。よって、締結構造1は、リングギヤ3に逆方向の回転トルクF6が作用し、リングギヤ3とデフケース2が逆方向に回転する場合に、リングギヤ3の周方向にガタが発生することを抑制される。
ここで、ノッチ部5は、ノッチ中心線Lを挟んで左右対称形状となるように、傾斜面11,12と段差面14,15を設けられている。そのため、例えば自動車の後退時に、逆方向の回転トルクF6が前進時の回転トルクF5と同程度の力でノッチ部5に作用した場合でも、かしめ部10の塑性変形を抑え、リングギヤ3の周方向にガタが発生することを抑制できる。
そして、締結構造1は、自動車の前進時と後退時にかしめ部10とノッチ部5との間に隙間が形成されないため、自動車が前進と後退を繰り返しても、かしめ部10とノッチ部5が衝突を繰り返してガタを大きくすることもない。
締結構造1を適用したデフギヤ101は、リングギヤ3のガタの発生が抑制されるため、リングギヤ3のギヤ部4と図示しない駆動ギヤとの噛み合い位置が、トルク伝達時にずれにくい。そのため、ギヤ部4と図示しない駆動ギヤとがスムーズに噛合し、ギヤノイズが発生しにくいという付随的効果が得られる。また、デフギヤ101は、ギヤ部4と図示しない駆動ギヤとを正常に噛合し続けるので、ギヤ部4の歯面に偏った力が作用せず、ギヤ部4の歯面強度を低下させにくいという付随的効果が得られる。
そして、締結構造1を適用したデフギヤ101は、リングギヤ3とデフケース2との間にガタを発生しないため、ノッチ部5とかしめ部10との間の隙間を解消するようにリングギヤ3がデフケース2に対して回転しない。これにより、リングギヤ3の内周面がデフケース2の圧入面6に対して滑りを生じ、圧入面6を塑性変形させることを防止できる。そのため、リングギヤ3と圧入面6との摩耗によって異物を発生しない。また、リングギヤ3と圧入面6との締結強度が低下することがなく、デフギヤ101の耐久性を長期間維持できるという付随的効果が得られる。
<変形例>
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、ノッチ部5の中央上部に凹部16を設けた。これに対して、凹部16は、中央部から肩部21側又は肩部22側のいずれかへずれた位置に設けても良い。
例えば、上記実施形態では、凹部16を挟んで傾斜面11,12と段差面14,15を左右対称に設けた。これに対して、傾斜面11,12と段差面14,15は左右対称形状でなくても良い。具体的には、段差面14のみを設けたり、段差面15を段差面14より小さい幅で設けても良い。
例えば、上記実施形態では、段差面14,15を平坦に設けたが、段差面14,15を傾斜面11,12より傾斜角度の小さいなだらかな傾斜面としても良い。
例えば、上記実施形態では、ノッチ部5に凹部16を設けたが、設定値を超える過剰なかしめ荷重がノッチ部5に作用した場合でも、ノッチ部5の変形を防止できるのであれば、必ずしも凹部16を設ける必要はない。つまり、例えば、ノッチ部5の断面形状を台形形状としても良い。

Claims (3)

  1. 外周面にギヤ部が形成され、内周面に複数のノッチ部が形成されたリングギヤと、前記リングギヤが圧入される圧入面と、前記圧入面の端部に前記ノッチ部に押し付けられてかしめられる鍔部とを備えるデフケースを有し、前記圧入面に前記リングギヤを圧入した後、前記鍔部を前記ノッチ部へ押し付けることにより前記リングギヤに前記デフケースをかしめて締結するリングギヤとデフケースの締結構造において、
    前記ノッチ部は、段差面を有すること、
    前記ノッチ部は、前記鍔部と反対側に窪むように凹部が前記段差面上に形成されている
    ことを特徴とするリングギヤとデフケースの締結構造。
  2. 請求項1に記載するリングギヤとデフケースの締結構造において、
    前記ノッチ部は、前記内周面から凹む方向のノッチ中心線を挟んで両側に前記段差面を設けられている
    ことを特徴とするリングギヤとデフケースの締結構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載するリングギヤとデフケースの締結構造を適用していることを特徴とする差動装置
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