JP5256698B2 - 車両用シートの回転留め装置 - Google Patents

車両用シートの回転留め装置 Download PDF

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本発明は、車両用シートの回転留め装置に関する。詳しくは、ベース側部材に対して回転可能に配設された回転部材を回転留めするための車両用シートの回転留め装置に関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックの脇部にアームレスト(肘掛け)が配設されているものがある。ここで、下記特許文献1には、シートバックの片隣にアームレストが配設された技術が開示されている。この開示では、アームレストが可倒式となっており、肘掛けとして使用される使用位置と、シートバックの形状に即して起こし上げた格納位置と、の間で起倒回動させられるようになっている。そして、このアームレストの連結部には、アームレストを格納位置に固定することのできるロック装置が配設されている。このロック装置は、常時はアームレストを格納位置に固定した状態を保持するようになっているが、アームレストから引き出された操作ストラップを引張る操作によってロック状態が解除されるようになっている。
特開2003−93195号公報
しかし、上記開示の従来技術では、アームレストを格納位置から使用位置に引き出すために、操作ストラップを引張る操作が必要であるため操作が面倒である。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、可倒式アームレスト等の回転部材を回転留めされた第1の回転位置から回転留め状態を解除して第2の回転位置まで回転移動させる操作を簡便化することにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートの回転留め装置は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、ベース側部材に対して回転可能に配設された回転部材を回転留めするための車両用シートの回転留め装置であり、可動体と係合体とバネ部材とを有する。可動体は、回転部材と回転方向に一体的とされている。係合体は、可動体との係合によって可動体を回転留めするようになっている。バネ部材は、係合体を可動体と係合させる作動方向に附勢するようになっている。係合体は、ベース側部材に回転可能に連結されている。バネ部材は、一端がベース側部材に固定され、他端が係合体に固定され、係合体の回転移動に伴う他端の配置変動によって、係合体の回転附勢方向が正逆双方向に切り換えられるようになっている。係合体は、回転部材が第1の回転位置にある時に、附勢によって可動体と係合し、回転部材の第2の回転位置に向けての回転移動を阻止するようになっている。回転部材を第1の回転位置から逆方向に回転させることで、可動体に形成された凸部が係合体を押し回してバネ部材の回転附勢方向を逆転させ、係合体が可動体との係合から外れることで回転部材の第2の回転位置への回転移動が許容される。
この第1の発明によれば、回転部材は、第1の回転位置にある状態では、係合体が附勢によって可動体と係合することで、第2の回転位置に向けての回転移動が阻止された状態となる。しかし、この状態から、回転部材を阻止された回転方向とは逆方向に回転させることにより、可動体の凸部が係合体を押し回して係合体の回転附勢方向を逆転させ、係合体を可動体との係合状態から外し出す。これにより、回転部材を第2の回転位置まで回転させることができるようになる。このように、回転対象となる回転部材を直接逆方向に回転させる動作によって、別途の操作部材の操作を伴うことなく回転留め状態を解除して第2の回転位置まで移動させることができ、かかる操作を簡便化することができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、係合体は、回転部材を第2の回転位置に回転させる動きに伴って可動体に押圧されて回転し、バネ部材による回転附勢方向が可動体と係合する作動方向に切り換えられるようになっている。回転部材を第2の回転位置から第1の回転位置に戻すことで、係合体が附勢によって可動体と係合する。
この第2の発明によれば、回転部材を第2の回転位置に回転させることにより、係合体が可動体に押圧されて回転し、バネ部材による回転附勢方向が可動体と係合する作動方向に切り換えられる。そして、回転部材を第1の回転位置に戻すことにより、係合体はその附勢によって可動体と係合し、再び回転部材を回転留めした状態となる。このように、回転部材を第1の回転位置に戻す操作によって回転留めした元の状態に戻すことができ、繰り返し使用の操作性を向上させることができる。
次に、第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、係合体は、回転部材が第1の回転位置にある時に、その外周縁部に形成された角部が附勢によって可動体に形成された凹部内に入り込むことで、可動体と突き合わせ状態となって、回転部材の第2の回転位置に向けての回転移動を阻止するようになっている。
この第3の発明によれば、係合体は、その外周縁部に形成された角部を可動体の凹部内に入れ込むことで、可動体と突き合わせられた状態となるため、可動体の回転移動を強固に阻止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートの回転留め装置(回転留め装置10)の構成について、図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1には、本実施例の車両用シート1の概略構成が示されている。この車両用シート1は、背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭受けとなるヘッドレスト4とを有する。そして、シートバック2の図示手前側のサイドには、肘掛けとして使用されるアームレスト5が配設されている。
ここで、シートバック2が本発明のベース側部材に相当し、アームレスト5が本発明の回転部材に相当する。このアームレスト5は、シートバック2と一体的に連結された回転軸5Aによって、シートバック2に対して起倒回動可能な状態に連結されている。これにより、アームレスト5は、シートバック2の形状に即して起こし上げた格納位置(第1の回転位置)と、シートバック2の前方側に倒し込んだ使用位置(第2の回転位置)との間で起倒回動させられるようになっている。
しかし、このアームレスト5は、上述した格納された回転位置のところで、その前倒し方向の回転が回転留め装置10によって阻止されるようになっている。これにより、アームレスト5は、その不使用時に、自重や振動等の作用によって格納位置から前倒しされないように保持されるようになっている。この回転留め装置10による回転留め状態は、アームレスト5を格納位置から回転留めされていない後方側への回転操作を行うことで解除することができる。
これにより、アームレスト5を使用位置まで倒し込んで、肘掛けとしての使用ができるようになる。そして次に、アームレスト5を使用位置から格納位置まで起こし上げることにより、アームレスト5が、再び回転留め装置10の作動によって、格納位置で回転留めされた元の状態に戻される。以下、回転留め装置10の構成について、図2〜図5を用いて詳しく説明する。この回転留め装置10は、図2に示されるように、フック11と、ポール12と、バネ部材13とによって構成されている。ここで、フック11が本発明の可動体に相当し、ポール12が本発明の係合体に相当する。
ここで、フック11は、アームレスト5と一体的に連結されており、シートバック2と一体的に連結された回転軸5Aによって、シートバック2に対して回転可能に軸支連結されている。このフック11には、その外周縁部において、半径方向内方側に窪んだ凹部11Aと、凹部11Aから段差状に立ち上がった肩部11Bと、半径方向外方側に突出した凸部11C及び頭部11Dとが形成されている。このフック11は、図3に示されるように、その頭部11Dがシートバック2に結合されたストッパ11Pと当接する回転位置で、図示時計回り方向の回転移動が規制されるようになっている。
次いで、図2に示されるように、ポール12は、前述した回転軸5Aと平行となるようにシートバック2と一体的に連結された回転軸12Aによって、シートバック2に対して回転可能に軸支連結されている。ここで、ポール12は、その回転の中心部(回転軸12A)から半径方向外方側に延び出す第1アーム12B及び第2アーム12Cと、第1アーム12Bの先端部から図示時計回り方向に突出する角部12Dと、を有する形状に形成されている。このポール12は、図2及び図3に示されるように、第1アーム12Bや第2アーム12Cがシートバック2に結合されたストッパ12Qやストッパ12Pとそれぞれ当接する回転位置で、図示時計回り方向や反時計回り方向の回転移動がそれぞれ規制されるようになっている。
次いで、図2に示されるように、バネ部材13は、その一端13Aがシートバック2に掛着されて固定されており、他端13Bがポール12に掛着されて固定されている。このバネ部材13は、予め捩り込まれた状態で組み付けられており、他端13Bを一端13Aから引き離す方向に附勢力を作用させるようになっている。これにより、バネ部材13は、その一端13Aとポール12の回転中心(回転軸12Aの中心)とを結ぶ基準線Lに対して、他端13Bが図示左側の領域に配置された状態時には、ポール12を図示時計回り方向に回転附勢するようになっている。
しかし、バネ部材13は、図3に示されるように、ポール12がその附勢に抗して図示反時計回りに回転操作されて、他端13Bが基準線Lの図示右側の領域内に配置変動することにより、ポール12の回転附勢方向が図示反時計回りに切り換えられるようになっている。
したがって、上記構成の回転留め装置10は、以下のようにしてその作動状態を変化させる。先ず、図2に示されるように、アームレスト5が格納位置(第1の回転位置)の状態にある時には、ポール12は、バネ部材13の附勢に伴う図示時計回り方向の回転により、角部12Dをフック11の凹部11A内に入り込ませた状態となる。これにより、フック11は、図示反時計回り方向の回転運動に対して、肩部11Bがポール12の角部12Dに突き当てられた状態となるため、同方向の回転移動が阻止された状態となる。
これにより、アームレスト5を格納位置から使用位置に前倒しする回転移動が阻止された状態となる。そして、この状態から、フック11を回転が阻止されていない図示時計回り方向に回転させると、図3に示されるように、凸部11Cが角部12Dの傾斜面状に形成されている内側面を蹴り上げる格好で押圧する。これにより、ポール12が図示反時計回り方向に押し回されると共に、この回転に伴うバネ部材13の他端13Bの配置変動によって、ポール12が図示反時計回り方向に回転附勢される状態に切り換えられる。
これにより、ポール12は、その附勢による反時計回り方向の回転によって、角部12Dが凹部11Aから外し出された状態となる。そして、ポール12は、バネ部材13の附勢力によって、第1アーム12Bがストッパ12Qと当たる位置まで回転し、この回転位置状態に保持される。これにより、ポール12は、角部12Dがフック11と干渉することのない位置まで退避移動させられた状態となる。したがって、このポール12の姿勢変化によって、フック11を図示反時計回り方向に回転させられるようになる。なお、フック11は、上述した図示時計回り方向の回転移動によってポール12を押し退けた後、頭部11Dがストッパ11Pと当接する回転位置で、同方向への回転移動が規制されるようになっている。
したがって、次に図4に示されるように、フック11を図示反時計回り方向に回転させると、凸部11Cが先ほどの回転移動によって図示上方側に揺動したポール12の第2アーム12Cを押圧し、これを図示下方側に押し下げる。これにより、ポール12が図示時計回り方向に押し回されると共に、この回転に伴うバネ部材13の他端13Bの配置変動によって、ポール12が図示時計回り方向に回転附勢される状態に切り換えられる。
これにより、ポール12は、その附勢による時計回り方向の回転によって、角部12Dをフック11の外周面上に突き当てた姿勢状態となる。したがって、この状態から、フック11を図示反時計回り方向に更に回転移動させることにより、フック11の頭部11Dがポール12の第1アーム12Bの先端部に突き当てられた状態となる。これにより、フック11の同方向への回転移動が阻止された状態となる。
なお、ポール12は、第1アーム12Bの先端部がフック11の頭部11Dによって図示時計回り方向に押し回されても、第2アーム12Cとストッパ12Pとの当接によって、同方向への回転移動が確実に規制されるようになっている。これにより、アームレスト5が、使用位置に倒し込まれた回転位置で、肘掛け使用時の負荷を支えられるようになっている。そして次に、フック11を元の回転位置に戻すために、フック11を図示時計回り方向に回転移動させると、図5に示されるように、ポール12の角部12Dがフック11の外周面上を摺動しながら肩部11Bに乗り上げた後、附勢によって凹部11A内に入り込む。
このとき、角部12Dがフック11の肩部11Bに乗り上げる際にポール12が図示反時計回り方向に押し退けられる回転では、バネ部材13の他端13Bの配置変動量は僅かであり、ポール12の回転附勢方向は図示時計回り方向のまま保たれる。したがって、図2に示されるように、フック11を回転前の位置まで戻す操作によって、再びフック11を回転留めした状態に戻すことができる。
このように、本実施例の車両用シートの回転留め装置によれば、アームレスト5は、格納位置(第1の回転位置)にある状態では、ポール12が附勢によってフック11と係合することで、使用位置(第2の回転位置)に向けての回転移動が阻止された状態となる。しかし、この状態から、アームレスト5を阻止された回転方向とは逆方向に回転させることにより、フック11の凸部11Cがポール12を押し回してポール12の回転附勢方向を逆転させ、ポール12をフック11との係合状態から外し出すことができる。
これにより、アームレスト5を使用位置まで回転させられるようになる。このように、回転対象となるアームレスト5を直接逆方向に回転させる動作によって、別途の操作部材の操作を伴うことなく回転留め状態を解除して使用位置まで移動させることができ、かかる操作を簡便化することができる。
また、アームレスト5を使用位置に回転させることにより、ポール12がフック11に押圧されて回転し、バネ部材13による回転附勢方向がフック11と係合する作動方向に切り換えられる。そして、アームレスト5を格納位置に戻すことにより、ポール12はその附勢によってフック11と係合し、再びアームレスト5を回転留めした状態となる。このように、アームレスト5を格納位置に戻す操作によって回転留めした元の状態に戻すことができ、繰り返し使用の操作性を向上させることができる。
また、ポール12は、その外周縁部に形成された角部12Dをフック11の凹部11A内に入れ込むことで、フック11と突き合わせられた状態となるため、フック11の回転移動を強固に阻止することができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例により説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施ができるものである。例えば、図6に示されるように、上記実施例で示した回転留め装置10を車両用シート1の足乗せとして使用されるオットマン6(回転部材)の起倒構造に適用することもできる。このオットマン6は、シートクッション3の前端部分に回転軸6Aによって起倒回動可能に連結されており、回転留め装置10によって実線で示された使用位置で倒し込み方向の回転移動が阻止されるようになっている。そして、オットマン6は、これを使用位置から更に起こし上げる方向に回転させることにより、上述した回転留め状態が解除されてシートクッション3の前面部の位置まで倒し込めるようになっている。
また、図7に示されるように、回転留め装置10を車両用シート1のシートバック2の背後側に配設されるテーブル7(回転部材)の起倒構造にも適用することができる。このテーブル7は、シートバック2の背面部に回転軸7Aによって起倒回動可能に連結されており、回転留め装置10によって破線で示された格納位置で倒し込み方向の回転移動が阻止されるようになっている。そして、テーブル7は、これを格納位置からシートバック2の背面部に押し込む方向に回転させることにより、上述した回転留め状態が解除されてシートバック2の後方側の使用位置に倒し込めるようになっている。
また、図8に示されるように、回転留め装置10を車両用シート1のヘッドレスト4(回転部材)の起倒構造にも適用することができる。このヘッドレスト4は、シートバック2の上面部に回転軸4Aによって起倒回動可能に連結されており、回転留め装置10によって実線で示された使用位置で倒し込み方向の回転移動が阻止されるようになっている。そして、ヘッドレスト4は、これを使用位置から前方側に回転させることにより、上述した回転留め状態が解除されてシートバック2の後方側の位置に倒し込めるようになっている。
また、上記実施例で示したアームレスト等の回転部材に対して、第1の回転位置から第2の回転位置に向けて回転附勢するバネ部材を設けてもよい。これにより、アームレスト等の回転部材を第1の回転位置から逆方向に回転させて回転留め状態を解除することによって、回転部材を附勢によって第2の回転位置に回転させられるようになり、回転移動させる操作をより簡便にすることができる。
また、係合体を回転附勢するバネ部材として、他端を一端に引き寄せる方向にバネ力を作用させるタイプのものを用いてもよい。但しこの場合には、上記実施例で示した構成とはバネ部材の附勢方向が逆転することとなるため、配置に注意が必要である。
実施例1の車両用シートの回転留め装置の概略構成を表した側面図である。 アームレストが格納位置で回転留めされた状態を表した模式図である。 アームレストの回転留め状態が解除された状態を表した模式図である。 アームレストを使用位置に倒し込んだ状態を表した模式図である。 アームレストを格納位置に起こし上げていく途中の状態を表した模式図である。 回転留め装置をオットマンの起倒構造に適用した例を表した模式図である。 回転留め装置をシートバックの背後側テーブルの起倒構造に適用した例を表した模式図である。 回転留め装置をヘッドレストの起倒構造に適用した例を表した模式図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートバック(ベース側部材)
3 シートクッション
4 ヘッドレスト(回転部材)
4A 回転軸
5 アームレスト(回転部材)
5A 回転軸
6 オットマン(回転部材)
6A 回転軸
7 テーブル(回転部材)
7A 回転軸
10 回転留め装置
11 フック(可動体)
11A 凹部
11B 肩部
11C 凸部
11D 頭部
11P ストッパ
12 ポール(係合体)
12A 回転軸
12B 第1アーム
12C 第2アーム
12D 角部
12P ストッパ
12Q ストッパ
13 バネ部材
13A 一端
13B 他端
L 基準線

Claims (2)

  1. ベース側部材に対して回転可能に配設された回転部材を回転留めするための車両用シートの回転留め装置であって、
    前記回転部材と回転方向に一体的とされた可動体と、
    該可動体との係合によって該可動体を回転留めする係合体と、
    該係合体を前記可動体と係合させる作動方向に附勢するバネ部材とを有し、
    前記係合体は前記ベース側部材に回転可能に連結され、前記バネ部材は一端が前記ベース側部材に固定され他端が前記係合体に固定され該係合体の回転移動に伴う他端の配置変動によって前記係合体の回転附勢方向が正逆双方向に切り換えられるようになっており、該係合体は前記回転部材が第1の回転位置にある時に附勢によって前記可動体と係合し前記回転部材の第2の回転位置に向けての回転移動を阻止するようになっており、該回転部材を第1の回転位置から逆方向に回転させることで前記可動体に形成された凸部が前記係合体を押し回して前記バネ部材の回転附勢方向を逆転させ、前記係合体が前記可動体との係合から外れることで前記回転部材の第2の回転位置への回転移動が許容されるようになっており、
    前記係合体は、前記回転部材を第2の回転位置に回転させる動きに伴って前記可動体の前記凸部に押圧されて回転し前記バネ部材による回転附勢方向が前記可動体と係合する作動方向に切り換えられるようになっており、
    前記回転部材を第2の回転位置から第1の回転位置に戻すことで前記係合体が附勢によって前記可動体と係合することを特徴とする車両用シートの回転留め装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの回転留め装置であって、
    前記係合体は、前記回転部材が第1の回転位置にある時にその外周縁部に形成された角部が附勢によって前記可動体に形成された凹部内に入り込むことで該可動体と突き合わせ状態となって前記回転部材の第2の回転位置に向けての回転移動を阻止するようになっていることを特徴とする車両用シートの回転留め装置。
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