JP4362897B2 - 車両用シートの支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用シートを構成するシートクッションの下面側部に配設されて、当該車両用シートをフロア上に支持するための支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用シートの支持装置の一形式として、シートクッションの下面側部に配設されて車両用シートをフロア上に支持する形式の支持装置がある。当該支持装置は、3列の並列座席を構成するセンターシートや、2列の並列座席の一方のサイドシートの側部を下方から支持するもので、シートクッションの下面側の側部に上下方向に回動可能に取付けられたレッグを備え、同レッグを起立状態にしてシートを支持するように構成されている。
【0003】
当該支持装置は、車両用シートを折畳んだ状態に収納したり、折畳んだ状態で取外して他の場所へ収納する場合に、起立状態にあるレッグをシートクッションの下面側に倒伏状態に格納させるもので、通常は、レッグを付勢するターンオーバスプリングを備えている。ターンオーバスプリングは、レッグの回動途中でターンオーバしてレッグを格納方向および起立方向へ選択的に付勢し、レッグの格納状態および起立状態を保持すべく機能する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、当該形式の支持装置においては、レッグはターンオーバスプリングの付勢力によって起立状態を保持されていることから、起立状態にあるレッグにターンオーバスプリングの付勢力に打ち勝つ力が作用すると、レッグは格納方向へ回動するおそれがある。また、ベルトアンカーからの高荷重に対しても起立状態を保持し得ないおそれがある。
【0005】
これに対処すべく、ターンオーバスプリングとしてバネ力の大きいスプリングを採用しているが、バネ力が十分に大きいスプリングを採用する場合には、レッグの格納状態および起立状態を保持する保持力が大きくて、レッグの起立状態および格納状態への操作に大きな操作力が必要となる。
【0006】
従って、本発明の目的は、当該形式の支持装置において、ターンオーバスプリングとして大きなバネ力を有するスプリングを採用することなくてレッグの起立状態を大きな力で保持することができ、かつ、レッグの起立方向および格納方向への操作に大きな操作力を要することがなくて操作性が良好な支持装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は車両用シートの支持装置に関し、特に、車両用シートを構成するシートクッションの下面側部に配設されて当該車両用シートをフロア上に支持するための支持装置に関するものである。
【0008】
しかして、本発明に係る支持装置は、前記シートクッションの下面側の側部に上下方向に回動可能に取付けられ上方への回動により前記シートクッションの下面側に水平状態に格納されるとともに下方への回動により前記シートクッションに対して直交状態に起立するレッグと、前記シートクッションと前記レッグ間に張設され同レッグの回動途中にターンオーバして同レッグを格納方向および起立方向へ選択的に付勢するターンオーバスプリングと、前記レッグに設けられて同レッグの起立時に同レッグの回動を規制して起立状態にロックするロックブラケットを有するロック手段と、前記ロックブラケットによる前記レッグのロック状態を解除するレリーズレバーを有するロック解除手段を備え、前記ロックブラケットおよび前記レリースレバーは前記シートクッション側に互いに同軸的かつ回動可能に支持されていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の作用・効果】
本発明に係る支持装置によれば、起立状態にあるレッグは、ターンオーバスプリングの作用により起立方向へ付勢された状態で、ロック手段にてロックされて回動を規制される。このため、レッグはその起立状態を強固に保持され、たとえレッグにターンオーバスプリングの付勢力に打ち勝つ力が作用しても、レッグは格納方向へ回動するおそれは全くなく、また、ベルトアンカーからの高荷重に対しても起立状態を十分に保持することができる。
【0010】
また、本発明に係る支持装置によれば、レッグの起立状態を強固に保持すべくターンオーバスプリングのバネ力を大きくしてレッグの起立状態の保持力を大きくするような必要はなく、レッグの起立方向および格納方向への操作には小さな操作力でよくて、レッグの起立方向および格納方向への操作性が良好である。
【0011】
本発明に係る支持装置においては、前記ロック手段を、外周面に係合凹所を有しレッグ側に設けられたロックブラケットと、シートクッション側にロックブラケットの外周面に対して進退可能に設けられてロックブラケットの係合凹所に離脱可能に係合するロックピンと、ロックピンとレッグ側間に張設されロックピンをロックブラケットの外周面側に付勢して同周面上に弾撥的に当接させるスプリングを備えた構成とし、かつ、前記ロック解除手段を、ロックピンが弾撥的に当接するカム面を有してシートクッション側に回動可能に取付けられ回動時にカム面にてロックピンをロックブラケットの係合凹所から離脱させるレリーズレバーを備えた構成とすることができる。
【0012】
これにより、ロック手段およびロック解除手段を一体で簡単な構造に構成することができるとともに、レッグに対するロックおよびロック解除を容易にすることができて、レッグの起立方向および格納方向への操作性を一層良好にすることができる。
【0013】
また、本発明に係る支持装置においては、前記ロック手段を構成するロックピンを、前記シートクッション側のブラケットに設けた長孔に摺動可能に嵌挿し、同ロックピンに前記スプリングを掛止する構成とすることができ、また、同スプリングを前記ターンオーバスプリングが兼ねる構成とすることができる。これにより、ロック手段およびロック解除手段を含む支持装置の全体の構造を簡単な構成とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。図1には、3列の並列座席であるリヤシートが示されている。当該リヤシートはダブルフォールドダウンシートであって、中央座席であるセンターシート10aと、左右の各側方座席であるサイドシート10b,10cとにより構成されている。各サイドシート10b,10cは、シートクッション11の下面の前側に回動可能に組付けた脚部12をリンク13を介して車室フロアfに前後方向へ回動可能に支持されているとともに、シートクッション11の下面の後側に設けたロック機構14を介し車室フロアfのデッキf1に離脱可能にロックされている。
【0015】
これら各サイドシート10b,10cは、ロック機構14による車室フロアfのデッキf1に対するロックを解除することにより、図2に示すように、シートバック15をシートクッション11上に折り畳んだ状態で、車室フロアfのデッキf1と略同一レベルになるように、前方へ折り畳んで収納される構成となっている。センターシート10aは、図示しない連結機構を介してサイドシート10cのシートクッション11の一側に離脱可能に連結されているとともに、後述する本発明の一例に係る支持装置20を介して車室フロアfのデッキf1上に支持されているもので、車室フロアfのトンネル部f2に対向している。センターシート10aは、サイドシート10cを収納する際には、同サイドシート10cから離脱される構成となっている。
【0016】
図3および図4には、センターシート10aの2つの例が示されており、図3に示すセンターシート10aにおいては、シートクッション11がサイドシート10cのシートクッション11の一側に対して図示しない連結機構を介して離脱可能に連結され、かつ、シートバック15がサイドシート10cのシートバック15の一側に対してバックロック16aをバックストライカ16bに掛止することにより離脱可能に連結される。図4に示すセンターシート10aにおいては、シートクッション11がサイドシート10cのシートクッション11の一側に対して図示しない連結機構を介して離脱可能に連結されているもので、シートバック15は、サイドシート10cのシートバック15の一側に対しては連結されておらず、シートクッション11に対して左右一対のリクライニング機構16cを介して連結されている。
【0017】
各センターシート10aは、サイドシート10cに対して図3の2点鎖線で示す状態で着脱されるもので、図3または図4に示すように、シートクッション11の下面側に設けた支持装置20を構成するサイドレッグ21を介して車室フロアfのデッキf1上に支持される。なお、図3および図4のセンターシート10aおよびサイドシート10cは、ヘッドレストを省略して示されている。
【0018】
しかして、本発明の一例に係る支持装置20は、図5に示すように、サイドレッグ21、ロックブラケット22、レリーズレバー23、ロックピン24、ベースブラケット25、ターンオーバスプリング26を備えている。ロックブラケット22、ロックピン24、ベースブラケット25、およびターンオーバスプリング26はロック手段を構成するもので、ロックブラケット22およびベースブラケット25は、連結ピン27a,27bとともに、サイドレッグ21の前側の先端部をシートクッション11側へ取付けるための取付手段としても機能する。また、レリーズレバー23は、ロック解除手段を構成する。なお、取付ブラケット28および連結ピン29は、サイドレッグ21の後側の先端部をシートクッション11側へ取付けるための取付手段として機能する。
【0019】
サイドレッグ21の後側の先端部は、図6および図7に示すように、シートクッション11を構成するクッションフレーム11aに取付ブラケット28および連結ピン29を介して取付けられている。この取付構造においては、取付ブラケット28はクッションフレーム11aに固着されていて、連結ピン29は取付ベース28の一方の貫通孔28a、サイドレッグ21の貫通孔21a、および取付ブラケット28の他方の貫通孔28bを貫通していて、サイドレッグ21をクッションフレーム11aに対して上下方向かつ左右方向へ回動可能に取付けている。
【0020】
サイドレッグ21の前側の先端部は、図8および図9に示すように、ロックブラケット22、ベースブラケット25、および連結ピン27a,27bを介してクッションフレーム11aに取付けられている。この取付構造においては、ベースブラケット25はクッションフレーム11aに固着され、かつ、サイドレッグ21の前側の先端部がロックブラケット22に固着されていて、連結ピン27aはロックブラケット22の一方の貫通孔22a、ベースブラケット25の一方の貫通孔25aを貫通し、かつ、連結ピン27bはロックブラケット22の他方の貫通孔22b、レリーズレバー23の貫通孔23a、およびベースブラケット25の他方の貫通孔25bを貫通していて、サイドレッグ21をクッションフレーム11aに対して上下方向かつ左右方向へ回動可能に取付けている。
【0021】
また、この取付構造においては、レリーズレバー23はロックブラケット22の外側とベースブラケット25の内側間に位置して上下方向へ回動可能に支持されており、ロックピン24はベースブラケット25の前後一対の長孔25c,25dを貫通していて、ロックブラケット22およびレリーズレバー23の外周面に対して進退可能に支持されている。
【0022】
ターンオーバスプリング26は、ロックブラケット22内に位置していて、その一端がロックピン24の中央部の環状溝24aに掛止され、かつ、その他端がレリーズレバー23のレバー部23bに掛止されている。これにより、ターンオーバスプリング26は、ロックピン24をロックブラケット22およびレリーズレバー23の外周面に弾撥的に当接させているとともに、サイドレッグ21の上下方向の回動時には、ロックブラケット22およびレリーズレバー23の回動支点を中心にターンオーバする。
【0023】
ロックブラケット22においては、一方および他方の外周面にカム面22cおよび係合凹所22dが形成されており、かつ、他方の外周面にカム面22cの後方に掛止凹所22eが形成されている。レリースレバー23においては、その外周面に谷部23c1および山部23c2からなるカム面23cと、カム面23cの後方に掛止突起23dが形成されている。レリースレバー23は、連結ピン27bにて支持された状態においては、その掛止突起23dをロックブラケット22の掛止凹所22eに挿入されており、その谷部23c1をロックブラケット22の係合凹所22dに並列的に位置させている。
【0024】
ロックブラケット22の掛止凹所22eは、レリースレバー23の掛止突起23dより幅広に形成されていて、レリースレバー23をロックブラケット22に対して、上下方向への所定角度の回動を許容する。レリースレバー23のカム面23cは、ロックブラケット22のカム面22cより大きく形成されていて、その回動時にはロックブラケット22の係合凹所22dに弾撥的に係合しているロックピン24を、係合凹所22dから押し上げるべく機能する。
【0025】
このように構成した支持装置20においては、サイドレッグ21が起立状態にある場合には、図9に示すように、サイドレッグ21はターンオーバスプリング26の作用により起立方向へ付勢されており、また、ロックピン24がターンオーバスプリング26の作用によりロックブラケット22の外周面の係合凹所22d、およびレリーズレバー23の外周面のカム面23cの谷部23c1に弾撥的の係合している。これにより、サイドレッグ21は、ロックブラケット22およびロックピン24のロック作用により上下方向への回動を規制され、センターシート10aを車室フロアfのデッキ部f1上に確実に支持している。
【0026】
この支持状態にあるセンターシート10aをサイドシート10cから取外すべく、起立状態にあるサイドレッグ21を格納するには、先ずレリーズレバー23を図9の図示反時計方向へ回動操作する。これにより、レリーズレバー23は、ロックブラケット22の掛止凹所22eで許容されている角度だけ上方に回動(図示A部位まで)して、ロックピン24をその谷部23c1から山部23c2へと乗り上げさせ、ロックピン24をロックブラケット22の係合凹所22dから押し出してカム面22c上に乗り上げさせる。
【0027】
この結果、サイドレッグ21は、ロックブラケット22およびレリーズレバー23と一体に上方へ回動可能となり、サイドレッグ21をターンオーバスプリング26に抗して上方へ回動させれば、サイドレッグ21は、ロックピン24をロックブラケット22およびレリーズレバー23の外周面上を摺動させつつ上方へ回動する。このサイドレッグ21の回動途中では、ターンオーバスプリング26はターンオーバしてサイドレッグ21を格納方向へ付勢する。また、ロックピン24は、最終的にはロックブラケット22の第2の係合凹所22fおよびレリーズレバー23の係合凹所23eに係合してサイドレッグ21のそれ以上の回動を規制して、サイドレッグ21は、図9の2点鎖線で示すように(図示B部位)、シートクッション11の下面に沿って格納される。
【0028】
サイドレッグ21は、格納状態では、ターンオーバスプリング26により格納方向へ付勢されて格納状態を保持されており、サイドレッグ21にターンオーバスプリング26の付勢力に打ち勝つ力を図9の図示時計方向へ作用させると、サイドレッグ21は同図の実線で示すように起立状態に復帰させることができる。
【0029】
このように、当該支持装置20によれば、起立状態にあるサイドレッグ21を、ターンオーバスプリング26に起立方向へ付勢された状態で、ロックブラケット22、ロックピン24およびターンオーバスプリング26からなるロック手段にてロックして、その回動を規制している。このため、サイドレッグ21はその起立状態を強固に保持され、たとえターンオーバスプリング26の付勢力に打ち勝つ力が作用しても、サイドレッグ21は格納方向へ回動するおそれは全くなく、また、ベルトアンカーからの高荷重に対しても起立状態を十分に保持することができる。
【0030】
また、当該支持装置20によれば、サイドレッグ21の起立状態を強固に保持すべくターンオーバスプリング26のバネ力を大きくしてサイドレッグ21の起立状態の保持力を大きくするような必要はなく、サイドレッグ21の起立方向および格納方向への操作は小さな操作力でよくて、サイドレッグ21の起立方向および格納方向への操作性が良好である。
【0031】
当該支持装置20においては、ロック手段を、ロックブラケット22、ロックピン24、およびターンオーバスプリング26にて構成し、かつ、ロック解除手段をレリーズレバー23にて構成しているため、ロック手段およびロック解除手段を一体で簡単な構造に構成することができるとともに、サイドレッグ21に対するロックおよびロック解除を容易にすることができて、サイドレッグ21の起立方向および格納方向への操作性を一層良好にすることができる。
【0032】
また、当該支持装置20においては、ロック手段を構成するロックピン24をべースブラケット25の長孔25c,25dに摺動に嵌挿して、ロックピン24にスプリングを掛止するように構成し、かつ、ロックピン24を付勢するスプリングとしてにターンオーバースプリング26を兼用しているため、ロック手段およびロック解除手段を含む支持装置の全体の構造を簡単な構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持装置を装備したセンターシートを中央座席とする3列の並列座席であるリヤシートの斜視図である。
【図2】同リヤシートを構成する左右両サイドシートのフォールドダウン状態を示す斜視図である。
【図3】同リヤシートを構成するセンターシートをサイドシートに連結した状態の斜視図である。
【図4】同リヤシートを構成する他のセンターシートをサイドシートに連結した状態の斜視図である。
【図5】本発明の一例に係る支持装置の分解斜視図である。
【図6】同支持装置におけるサイドレッグの後側の取付部位を示す横断平面図である。
【図7】同取付部位の縦断側面図である。
【図8】同支持装置におけるサイドレッグの前側の取付部位を示す横断平面図である。
【図9】同取付部位の縦断側面図である。
【符号の説明】
10a…センターシート、10b,10c…サイドシート、11…シートクッション、11a…クッションフレーム、12…脚部、13…リンク、14…ロック機構、15…シートバック、16a…バックロック、16b…バックストライカ、16c…リクライニング機構、20…支持装置、21…サイドレッグ、21a…貫通孔、22…ロックブラケット、22a,22b…貫通孔、22c…カム面、22d,22f…係合凹所、22e…掛止凹所、23…レリーズレバー、23a…貫通孔、23b…レバー部、23c…カム面、23c1…谷部、23c2…山部、23d…掛止突起、23e…係合凹所、24…ロックピン、24a…環状溝、25…ベースブラケット、25a,25b…貫通孔、25c,25d…長孔、26…ターンオーバスプリング、27a,27b…連結ピン、28…取付ブラケット、28a,28b…貫通孔、29…連結ピン、f…車室フロア、f1…デッキ、f2…トンネル部。
Claims (4)
- 車両用シートを構成するシートクッションの下面側部に配設されて、当該車両用シートをフロア上に支持する支持装置であり、前記シートクッションの下面側の側部に上下方向に回動可能に取付けられ上方への回動により前記シートクッションの下面側に水平状態に格納されるとともに下方への回動により前記シートクッションに対して直交状態に起立するレッグと、前記シートクッションと前記レッグ間に張設され同レッグの回動途中にターンオーバして同レッグを格納方向および起立方向へ選択的に付勢するターンオーバスプリングと、前記レッグに設けられて同レッグの起立時に同レッグの回動を規制して起立状態にロックするロックブラケットを有するロック手段と、前記ロックブラケットによる前記レッグのロック状態を解除するレリーズレバーを有するロック解除手段を備え、前記ロックブラケットおよび前記レリースレバーは前記シートクッション側に互いに同軸的かつ回動可能に支持されていることを特徴とする車両用シートの支持装置。
- 請求項1に記載の支持装置において、前記ロック手段は、外周面に係合凹所を有し前記レッグ側に設けられて前記シートクッション側に回動可能に支持されたロックブラケットと、前記シートクッション側に前記ロックブラケットの外周面に対して進退可能に設けられて同ロックブラケットの係合凹所に離脱可能に係合するロックピンと、前記ロックピンと前記レッグ側間に張設され同ロックピンを前記ロック部材の外周面側に付勢して同外周面上に弾撥的に当接させるスプリングを備え、かつ、前記ロック解除手段は、前記ロックピンが弾撥的に当接するカム面を有して前記シートクッション側に回動可能に支持され回動時に前記カム面にて前記ロックピンを前記ロック部材の係合凹所から離脱させるレリーズレバーを備え、前記レリーズレバーと前記ロックブラケットは前記シートクッション側にて同軸的に支持されていることを特徴とする車両用シートの支持装置。
- 請求項2に記載の支持装置において、前記ロックピンは前記シートクッション側のブラケットに設けた長孔に摺動可能に嵌挿されていて、前記ロックピンに前記スプリングが掛止されていることを特徴とする車両用シートの支持装置。
- 請求項2または3に記載の支持装置において、前記スプリングは前記ターンオーバースプリングが兼ねていることを特徴とする車両用シートの支持装置。
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