JP2009118897A - 車両用シートの回転留め装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アームレスト5と一体的に組み付けられたフック11はアームレスト5が第1の回転位置にある時にポール12との係合によって回転留めされる。ポール12を回転附勢するバネ部材13はポール12の回転に伴う他端13Bの配置変動によってポール12の回転附勢方向が切り換えられる。アームレスト5を第1の回転位置から回転が許容された逆方向に回転させることでフック11に形成された凸部11Cがポール12を押し回してバネ部材13の回転附勢方向を逆転させ、ポール12がフック11との係合から外れることでアームレスト5の第2の回転位置への回転移動が許容される。
【選択図】図2
Description
先ず、第1の発明は、ベース側部材に対して回転可能に配設された回転部材を回転留めするための車両用シートの回転留め装置であり、可動体と係合体とバネ部材とを有する。可動体は、回転部材と回転方向に一体的とされている。係合体は、可動体との係合によって可動体を回転留めするようになっている。バネ部材は、係合体を可動体と係合させる作動方向に附勢するようになっている。係合体は、ベース側部材に回転可能に連結されている。バネ部材は、一端がベース側部材に固定され、他端が係合体に固定され、係合体の回転移動に伴う他端の配置変動によって、係合体の回転附勢方向が正逆双方向に切り換えられるようになっている。係合体は、回転部材が第1の回転位置にある時に、附勢によって可動体と係合し、回転部材の第2の回転位置に向けての回転移動を阻止するようになっている。回転部材を第1の回転位置から逆方向に回転させることで、可動体に形成された凸部が係合体を押し回してバネ部材の回転附勢方向を逆転させ、係合体が可動体との係合から外れることで回転部材の第2の回転位置への回転移動が許容される。
この第1の発明によれば、回転部材は、第1の回転位置にある状態では、係合体が附勢によって可動体と係合することで、第2の回転位置に向けての回転移動が阻止された状態となる。しかし、この状態から、回転部材を阻止された回転方向とは逆方向に回転させることにより、可動体の凸部が係合体を押し回して係合体の回転附勢方向を逆転させ、係合体を可動体との係合状態から外し出す。これにより、回転部材を第2の回転位置まで回転させることができるようになる。このように、回転対象となる回転部材を直接逆方向に回転させる動作によって、別途の操作部材の操作を伴うことなく回転留め状態を解除して第2の回転位置まで移動させることができ、かかる操作を簡便化することができる。
この第2の発明によれば、回転部材を第2の回転位置に回転させることにより、係合体が可動体に押圧されて回転し、バネ部材による回転附勢方向が可動体と係合する作動方向に切り換えられる。そして、回転部材を第1の回転位置に戻すことにより、係合体はその附勢によって可動体と係合し、再び回転部材を回転留めした状態となる。このように、回転部材を第1の回転位置に戻す操作によって回転留めした元の状態に戻すことができ、繰り返し使用の操作性を向上させることができる。
この第3の発明によれば、係合体は、その外周縁部に形成された角部を可動体の凹部内に入れ込むことで、可動体と突き合わせられた状態となるため、可動体の回転移動を強固に阻止することができる。
2 シートバック(ベース側部材)
3 シートクッション
4 ヘッドレスト(回転部材)
4A 回転軸
5 アームレスト(回転部材)
5A 回転軸
6 オットマン(回転部材)
6A 回転軸
7 テーブル(回転部材)
7A 回転軸
10 回転留め装置
11 フック(可動体)
11A 凹部
11B 肩部
11C 凸部
11D 頭部
11P ストッパ
12 ポール(係合体)
12A 回転軸
12B 第1アーム
12C 第2アーム
12D 角部
12P ストッパ
12Q ストッパ
13 バネ部材
13A 一端
13B 他端
L 基準線
Claims (3)
- ベース側部材に対して回転可能に配設された回転部材を回転留めするための車両用シートの回転留め装置であって、
前記回転部材と回転方向に一体的とされた可動体と、
該可動体との係合によって該可動体を回転留めする係合体と、
該係合体を前記可動体と係合させる作動方向に附勢するバネ部材とを有し、
前記係合体は前記ベース側部材に回転可能に連結され、前記バネ部材は一端が前記ベース側部材に固定され他端が前記係合体に固定され該係合体の回転移動に伴う他端の配置変動によって前記係合体の回転附勢方向が正逆双方向に切り換えられるようになっており、該係合体は前記回転部材が第1の回転位置にある時に附勢によって前記可動体と係合し前記回転部材の第2の回転位置に向けての回転移動を阻止するようになっており、該回転部材を第1の回転位置から逆方向に回転させることで前記可動体に形成された凸部が前記係合体を押し回して前記バネ部材の回転附勢方向を逆転させ、前記係合体が前記可動体との係合から外れることで前記回転部材の第2の回転位置への回転移動が許容されることを特徴とする車両用シートの回転留め装置。 - 請求項1に記載の車両用シートの回転留め装置であって、
前記係合体は、前記回転部材を第2の回転位置に回転させる動きに伴って前記可動体に押圧されて回転し前記バネ部材による回転附勢方向が前記可動体と係合する作動方向に切り換えられるようになっており、
前記回転部材を第2の回転位置から第1の回転位置に戻すことで前記係合体が附勢によって前記可動体と係合することを特徴とする車両用シートの回転留め装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートの回転留め装置であって、
前記係合体は、前記回転部材が第1の回転位置にある時にその外周縁部に形成された角部が附勢によって前記可動体に形成された凹部内に入り込むことで該可動体と突き合わせ状態となって前記回転部材の第2の回転位置に向けての回転移動を阻止するようになっていることを特徴とする車両用シートの回転留め装置。
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JP2007293084A JP5256698B2 (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 車両用シートの回転留め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007293084A JP5256698B2 (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 車両用シートの回転留め装置 |
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---|---|---|---|---|
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2007
- 2007-11-12 JP JP2007293084A patent/JP5256698B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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JPS5752863U (ja) * | 1980-09-11 | 1982-03-26 |
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JP5256698B2 (ja) | 2013-08-07 |
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