JP5256208B2 - 低床式鉄道車両用台車及びそれを備えた低床式鉄道車両 - Google Patents

低床式鉄道車両用台車及びそれを備えた低床式鉄道車両 Download PDF

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Description

本発明は、搭乗空間を有する車体を支持する低床式鉄道車両用台車及びそれを備えた低床式鉄道車両に関する。
路面電車等の鉄道車両の車体の床下には、車体を支持してレールに沿って走行するための台車がそれぞれ設けられている。一般的な台車は、台車枠の前後に一対の車軸が回転自在に取り付けられ、各車軸に左右一対の車輪が設けられた構成となっており、台車枠には、車体の振動を吸収する空気バネや、車軸を回転駆動する走行駆動用モータ等の各種装置が搭載されている。
このような台車を備えた車両では、乗客が搭乗する車体は台車の上に設けられているため、車体の床面の地上高さが高く配置され、車体の乗降口と地上との間に高低差が生じている。そこで近年の路面電車では、バリアフリーの観点から、高齢者や障害者等が乗降しやすいように乗降口が低い位置に設けられた低床式鉄道車両が現れている。
例えば、欧州特許第38378号公報に開示された台車では、左右の車輪を連結する車軸が廃止され、車輪が台車枠に対して直接回転自在に取り付けられていると共に、二対ある車輪のうち一対の車輪が大径で残りの一対が小径となっている。これにより、小径の車輪の上方に位置する車体の床面を低く配置することができると共に、大径の車輪の間には部品等を配置するスペースが形成可能になっている。
しかしながら、前記公報の台車では、左右の独立回転する車輪がカーブを通過しやすくなるように多数のリンク機構が設けられており、構造が非常に複雑になっている。鉄道車両では、線路の左右のレール間距離が一定であるため、左右の車輪間距離にも精度が求められるが、左右の車輪の間に複雑な機構が介設されていると、車軸の無い独立車輪の場合には、車輪間距離の精度が低下してしまうこととなる。
そこで本発明は、左右の車輪間距離の精度を向上させつつ車体の低床化を図ることを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る低床式鉄道車両用台車は、客室及び運転席の空間を有する鉄道車両の車体を空気バネを介して支持する台車枠と、前記台車枠の進行方向の前後において左右に延在するように配置される主車軸及び副車軸と、前記各車軸の左右両側に設けられた車輪と、前記各車軸の左右両側に設けられて前記車軸をそれぞれ支持する軸箱と、前記各軸箱と前記台車枠とを弾性結合して前記軸箱を支持する軸箱支持装置とを備え、前記主車軸に設けられた前記車輪は大径車輪で、前記副車軸に設けられた前記車輪は前記大径車輪よりも外径が小さい小径車輪であり、前記小径車輪の上端位置が、前記大径車輪の回転中心位置よりも低くなるように構成され、前記小径車輪は前記客室の下方に配置され、かつ、前記大径車輪及び前記空気バネは前記運転席の下方に配置される構成である
前記構成によれば、進行方向の前側及び後側のいずれか一方に大径車輪を設け、いずれか他方に小径車輪を設けているので、大径車輪により走行安定性を維持しながらも、小径車輪の上方に位置する車体の床面を低床化することが可能となる。かつ、小径車輪が左右に延在する副車軸により連結されているので、左右の小径車輪の間の距離がレール間距離に合致するように精度良く保たれ、走行安定性を向上することもできる。
本発明の低床式鉄道車両は、車体と、前記車体を空気バネを介して支持する台車とを備え、前記台車は、台車枠と、前記車体の進行方向の端部側において左右に延在するように配置される主車軸と、前記主車軸に対して前記車体の進行方向の中央側において左右に延在するように配置される副車軸と、前記主車軸の左右両側に設けられた大径車輪と、前記副車軸の左右両側に設けられ、前記大径車輪よりも外径が小さい小径車輪と、前記各車軸の左右両側に設けられて前記車軸をそれぞれ支持する軸箱と、前記各軸箱と前記台車枠とを弾性結合して前記軸箱を支持する軸箱支持装置とを備え、前記車体は、その進行方向の端部側であって、前記大径車輪及び前記空気バネの上方に配置される運転席と、前記運転席よりも前記車体の中央側であって、前記小径車輪の上方に配置され、前記運転席の床面よりも低い床面を有する客室とを備え、前記小径車輪の上端位置が、前記大径車輪の回転中心位置よりも低くなるように構成されている
前記構成によれば、車体の進行方向の端部に配置された台車において、車体の進行方向の端部側に大径車輪が配置され、車体の進行方向の中央側に小径車輪が配置されるので、大径車輪により走行安定性を維持しながらも、車体の床面を車体中央位置から小径車輪の上方位置まで低床化すること可能となる。かつ、小径車輪が左右に延在する副車軸により連結されているので、左右の小径車輪の間の距離がレール間距離に合致するように精度良く保たれ、走行安定性を向上することもできる。
本発明の第1実施形態に係る低床式鉄道車両用台車の平面図である。 図1に示す台車の側面図である。 左半分が図2のIIIa方向から見た背面図、右半分が図2のIIIb方向から見た背面図である。 図1に示す台車のコイルバネの断面図である。 図4に示すコイルバネに用いる線材を説明する図面である。 本発明の第2実施形態に係る低床式鉄道車両用台車の平面図である。 図6に示す台車の側面図である。 左半分が図7のVIIIa方向から見た背面図、右半分が図2のVIIIb方向から見た背面図である。 図6に示す小径車輪の揺動を説明する要部背面図である。 本発明の第3実施形態に係る低床式鉄道車両用台車の平面図である。 図10に示す台車の側面図である。 各実施形態に係る台車を適用した低床式鉄道車両の一部透視側面図である。 図12のXIII−XIII線断面図である。 図12のXIV−XIV線断面図である。 各実施形態に係る台車を適用した他の低床式鉄道車両の一部透視側面図である。 左半分が図16のXVIa−XVIa線断面図、右半分が図16のXVIb−XVIb線断面図である。 図16のXVII−XVII線断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る低床式鉄道車両用台車1の平面図である。図2は図1に示す台車1の側面図である。図3は左半分が図2のIIIa方向から見た背面図、右半分が図2のIIIb方向から見た背面図である。なお、図1における左側を進行方向の前側、右側を後側、上側を右側、下側を左側として説明する。図1乃至3に示すように、本実施形態の台車1は、車体21を支持する台車枠3を有し、その台車枠3の前後に主車軸6及び副車軸8が回転自在に設けられており、主車軸6の左右両側に一対の大径車輪7が設けられ、副車軸8の左右両側に一対の小径車輪9が設けられている。
台車枠3は、平面視略H形状であり、進行方向に延在する左右一対の側梁部3aと、左右の側梁部3aの中央やや後寄り部分に左右に架設された横梁部3bとを有している。側梁部3aの中央やや前寄り部分には、左右に延在する主車軸6が軸受10を有する軸箱23に回転自在に支持されており、軸箱23がバネを有する軸箱支持装置25により台車枠3に対して弾性的に接続されている。主車軸6の左右両側には、各側梁部3aの左右方向内側において大径車輪7が一体的に固定されている。主車軸6には、歯車装置及び可撓継ぎ手を有する駆動装置11が設けられており、横梁部3bには駆動装置11に動力伝達可能に接続された電動機12が取り付けられている。即ち、電動機12による回転動力が駆動装置11を介して主車軸6に伝達されている。また、側梁部3aの前端部には左右に伸びる端梁部13が垂設されている。また、主車軸6又は大径車輪7にはブレーキ装置(図示せず)が設けられている。なお、小径車輪7側にもブレーキ装置を設けてもよい。
側梁部3aの後端部には、平面視で後方に向けて2つに分岐した二股部3cが形成されている。二股部3cには軸箱支持装置26が接続され、その軸箱支持装置26により副車軸8を軸受15により回転自在に支持する軸箱24が支持される。二股部3cには、左右方向を軸線とする軸穴3dが形成されている。また、二股部3cには、軸穴3dよりも前方において左右方向外方に向けて突出した下側バネ受部3eが設けられている。二股部3cで挟まれた空間には、軸箱支持装置26を構成する支持部材4の前端部4aが配置されている。支持部材4の前端部4aの二股部3cの軸穴3dに対応する位置には同一軸線を有する軸穴4bが形成されている。そして、二股部3cの軸穴3dと副枠4の軸穴4bとに連結ピン14が回転自在に挿入されている。即ち、左右方向に軸線を有する連結ピン14の軸線を揺動軸線として、支持部材4が台車枠3に対して上下に揺動自在となっている。
支持部材4の後端部4cには、左右に延在する副車軸8を軸受15を介して回転自在に支持する軸箱24が設けられている。副車軸8の左右両側には、各支持部材4の左右方向内側において大径車輪7よりも外径が小さい小径車輪9が一体的に固定されている。具体的には、小径車輪9の外径は大径車輪7の外径の1/2未満となっており、例えば、大径車輪7の外径が500〜750mmで、小径車輪9の外径が200〜350mmとなっている。また、小径車輪9の静止状態における上端位置が大径車輪7の回転中心位置よりも低くなっている。さらに、支持部材4の小径車輪9に対応する位置における上端部は、小径車輪9の静止状態における上端部よりも低く配置されている。そして、支持部材4の小径車輪9に対応する位置における上端部の地面からの高さは、例えば300〜400mmであり、好ましくは350mm以下となっている。なお、小径車輪9の外径は大径車輪7の外径の1/2未満でなくても車体21の床面が十分に低くなる場合には、1/2以上であってもよい。
支持部材4の進行方向の中央部分には、左右方向外側に向けて突出する平面視略L形状の上側バネ受部4dが設けられている。上側バネ受部4dは、台車枠3の下側バネ受部3eの上方位置に向けて前方に延在しており、上側バネ受部4dと下側バネ受部3eとの間に上下に伸縮するコイルバネ16(弾性体)が圧縮状態で介設されている。即ち、揺動軸線となる連結ピン14よりも前方において、コイルバネ16により上側バネ受部4dが下側バネ受部3eに対して上向きに付勢されることで、連結ピン14よりも後方にある小径車輪9が下向きに付勢されている。
台車枠3の上方には枕梁5が左右方向に延在しており、枕梁5は接続装置17(心ざら)を介して台車枠3に接続されることで、枕梁5が台車枠3に対して水平旋回可能となっている。枕梁5の上面の左右両側には空気バネ18が設けられており、この空気バネ18の上端部により車体21が支持される構成となっている。さらに、枕梁5には、後方に向けて台車側ブラケット19が突出しており、その台車側ブラケット19にボルスタアンカ20の前端部が連結されている。
接続装置17の旋回中心C1と大径車輪7の回転中心C2との間の進行方向の距離をL1とし、接続装置17の旋回中心C1と小径車輪9の回転中心C3との間の進行方向の距離をL2とすると、L2はL1よりも大きくなっている。具体的には、L2はL1の略2倍の長さに設定されており、主車軸6及び大径車輪7で車体21から台車1にかかる荷重の約2/3を負担し、副車軸8及び小径車輪9で前記荷重の約1/3を負担している。
車体21は、主に台車枠3の上方位置にある高床面21aと、小径車輪9の上方位置にある低床面21cと、高床面21aの後端と低床面21cの前端とを連続する垂直面21bとを有している。高床面21aは、空気バネ18で下方から支持されている。低床面21cは、小径車輪9と若干のクリアランスをあけた状態で近接配置されている。垂直面21bには前方に突出する車体側ブラケット22が設けられており、ボルスタアンカ20の後端部が車体側ブラケット22に連結されることで、台車側ブラケット19と車体側ブラケット22とが接続される。
図4は図1に示す台車1のコイルバネ16の断面図である。図5は図4に示すコイルバネ16に用いる線材16´を説明する図面である。図4及び5に示すように、コイルバネ16は、断面積が一定でない線材16´を螺旋状に曲げ加工することで形成されている。図5に示すように、線材16´は、その長さ方向の中央部分にあり断面積が一定である太棒部16aと、太棒部16aの両側に連続して先端に向けて縮径するテーパ棒部16b,16cとを有している。図4に示すように、この線材16´により形成されたコイルバネ16は、その上側バネ受部4d及び下側バネ受部3eに接続される上下両側部分が、上下方向の中央部分よりも断面積が小さくなっている。これにより、コイルバネ16は、伸縮量に対して非線形となるバネ定数を有することとなる。
詳しくは、上側バネ受部4dと下側バネ受部3eとを近接させる外力が作用する際には、コイルバネ16は、剛性の高い太棒部16aよりも剛性の低いテーパ棒部16b,16cが優先して縮み始める。そうすると、コイルバネ16の収縮量が小さいうちは、コイルバネ16のバネ定数は小さくなる。そして、コイルバネ16の収縮量が大きくなると、テーパ棒部16b,16cの収縮スペースが減ることにより、主に太棒部16aによる収縮が始まる。このようにコイルバネ16の収縮量が大きくなると、コイルバネ16のバネ定数は大きくなる。よって、連結ピン14を支点とした台車枠3に対する支持部材4の上下方向の揺動変位量が大きくなるにつれてバネ定数が大きくなるようになっている。
以上に説明した構成によれば、進行方向の前側に大径車輪7を設け、後側に小径車輪9を設けているので、大径車輪7により走行安定性を維持しながらも、小径車輪9の上方に位置する車体21の床面を低床化することができる。しかも、軸箱支持装置26の小径車輪9に対応する位置における上端部が小径車輪9の上端部の位置よりも低く、かつ、小径車輪9の上端位置が大径車輪7の回転中心位置よりも低いので、小径車輪9付近の上方に充分なスペースを確保することができ、車体21の小径車輪9の上方に位置する部分を大幅に低床化することができる。さらに、小径車輪9が左右に延在する副車軸8により連結されているので、左右の小径車輪9の間の距離がレール間距離に合致するように精度良く保たれ、走行安定性を向上することもできる。
また、車体からの荷重を受ける割合の大きい大径車輪7を支持する台車枠3に対して小径車輪9がコイルバネ16により支持部材4を介して下向きに付勢されるので、重量の小さい小径車輪9のレールに対する密着度を高めることができる。しかも、台車枠3に対する支持部材4の上下方向の揺動変位量が小さいときにはコイルバネ16のバネ定数が小さくなるため、小径車輪9が大径車輪7に対して柔軟に上下相対変位することができ、小径車輪9がレールに沿ってスムーズに追従することが可能となる。かつ、台車枠3に対する支持部材4の上下方向の揺動変位量が大きくなるとコイルバネ16のバネ定数が大きくなるため、小径車輪9は上下方向に変位し難くなり、小径車輪9が車体21の低床部21cに接触することも防止することができる。
なお、本実施形態では弾性体としてコイルバネ16が用いられているが、付勢力を発揮するものであればこれに限定されず、例えばゴム等からなる弾性材や板バネなどを用いてもよい。
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態に係る低床式鉄道車両用台車31の平面図である。図7は図6に示す台車31の側面図である。図8は左半分が図7のVIIIa方向から見た背面図、右半分が図2のVIIIb方向から見た背面図である。なお、図6における左側を進行方向の前側、右側を後側、上側を右側、下側を左側として説明する。また、第1実施形態と同一の構成要素には、第1実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略している。
図6乃至8に示すように、本実施形態の台車31は、車体21を支持する台車枠3を有し、その台車枠3に主車軸6及び副車軸8が回転自在に設けられており、主車軸6の左右両側に一対の大径車輪7が設けられ、副車軸の左右両側に一対の小径車輪9が設けられている。
台車枠32は、進行方向の前側に配置された第1枠部材33と、第1枠部材33の後側に連結された第2枠部材40とを備えている。第1枠部材33は、進行方向に延在する左右一対の側梁部33aと、左右の側梁部33aの後端部分に左右に架設された横梁部33bと、横梁部33bの左右方向の中央部より若干後方に突出した軸固定部33cとを有している。側梁部33aの中央やや前寄り部分には、左右に延在する主車軸6が軸受10を有する軸箱23により回転自在に支持されており、軸箱23がバネを有する軸箱支持装置25により第1枠部材33に対して弾性的に接続されている。主車軸6の左右両側には、各側梁部33aの左右方向内側において大径車輪7が一体的に固定されている。また、軸固定部33cには、後方に突出する支軸43の前端部分が圧入固定されており、その支軸43は後方から見て左右の小径車輪9の間の中央に位置されている。
第2枠部材40は、支軸43が回転自在に挿通される筒状部40aと、筒状部40aから左右に延在する一対の第1横梁部40bと、第1横梁部40bから左右斜め前に延在する一対の第2横梁部40cと、横梁部40cから左右に延在する一対の第3横梁部40dと、第3横梁部40dから後方に向けて平面視で2つに分岐した二股部40eとを備えている。つまり、第2枠部材40が、筒状部40aから左右外方にいくにつれて前方に湾曲する形状であることにより、二股部40eが筒状部40aの真横に位置して第1枠部材33に近接配置されている。また、筒状部40aから後方に突出した支軸43の後端外周面にはネジ部が形成されており、そのネジ部にナット44が螺着されている。つまり、第2枠部材40は、第1枠部材33に対して支軸43を回転軸線としたロール方向に回転自在に連結されている。
二股部40eには軸箱支持装置35が接続され、その軸箱支持装置35により副車軸8を軸受15により回転自在に支持する軸箱24が支持される。二股部40eには、左右方向を軸線とする軸穴40gが形成されている。また、二股部40eには、軸穴40gより前方において左右方向外方に向けて突出した下側バネ受部40fが設けられている。二股部40eで挟まれた空間には、軸箱支持装置35を構成する支持部材41の前端部41aが配置されている。二股部40eの軸穴40gに対応する位置には同一軸線を有する軸穴41bが形成されている。そして、二股部40eの軸穴40gと支持部材41の軸穴41bとに連結ピン14が回転自在に挿入されている。即ち、左右方向に軸線を有する連結ピン14を支点として、支持部材41が第2枠部材40に対して上下に揺動自在となっている。支持部材41の後端部41cには、左右に延在する副車軸8が軸受15を介して回転自在に支持されている。副車軸8の左右両側には、各支持部材41の左右方向内側において小径車輪9が一体的に固定されている。
支持部材41の進行方向の中央部分には、左右方向外側に向けて突出する平面視略L形状の上側バネ受部41dが設けられている。上側バネ受部41dは、第2枠部材40の下側バネ受部40fの上方位置に向けて前方に延在しており、上側バネ受部41dと下側バネ受部40fとの間に上下に伸縮するコイルバネ16(弾性体)が圧縮状態で介設されている。即ち、揺動支点となる連結ピン14よりも前方において、コイルバネ16により上側バネ受部41dが下側バネ受部40fに対して上向きに付勢されることで、連結ピン14よりも後方にある小径車輪9が下向きに付勢されている。
第1枠部材33の上方には枕梁5が左右方向に延在しており、枕梁5は接続装置17を介して第1枠部材33に接続されることで、枕梁5が第1枠部材33に対して水平旋回可能となっている。また、接続装置17の旋回中心C1と大径車輪7の回転中心C2との間の進行方向の距離をL1とし、接続装置17の旋回中心C1と小径車輪9の回転中心C3との間の進行方向の距離をL2とすると、L2はL1よりも大きく、具体的にはL2はL1の略2倍の長さに設定されている。
図9は図6に示す小径車輪9の揺動を説明する要部背面図である。図9に示すように、小径車輪9を左右両側に有する副車軸8を支持するための軸箱24を支持する支持部材4は、支軸43を支点として第1枠部材33に対してロール方向に揺動自在となっている。よって、例えば、左右一方の小径車輪9に上方に向けた外力が作用した場合には、第2枠部材40が軸箱支持装置35と共に支軸43を支点としてロール方向に揺動するため、他方の小径車輪9は下方に向けた力が作用することとなる。
以上の構成によれば、左右どちらか一方の小径車輪9のレールに対する重力方向の押圧力が大きくなるか又は小さくなった場合でも、第2枠部材40がロール方向に回転することで、左右一対の小径車輪9の車体21からの荷重を負担する割合が等しくなるように作用するので、走行安定性がより向上する。さらに、車体からの荷重を受ける割合の大きい大径車輪7を支持する第1枠部材33に連結された第2枠部材40に対して小径車輪9がコイルバネ16により支持部材41を介して下向きに付勢されるので、重量の小さい小径車輪9のレールに対する密着度を高めることができる。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
(第3実施形態)
図10は本発明の第3実施形態に係る低床式鉄道車両用台車51の平面図である。図11は図10に示す台車51の側面図である。なお、図10における左側を進行方向の前側、右側を後側、上側を右側、下側を左側として説明する。また、第1実施形態と同一の構成要素には、第1実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略している。
図10及び11に示すように、本実施形態の台車51は、車体21を支持する枕梁53と台車枠52を有し、その台車枠52の前後に主車軸6及び副車軸60が設けられており、主車軸6の左右両側に一対の大径車輪7が設けられ、副車軸60の左右両側に一対の小径車輪61が設けられている。
台車枠52は、進行方向に延在する左右一対の前側梁部52aと、左右の前側梁部52aの後端部分に左右に架設された横梁部52bと、左右の前側梁部52aの前端部分に左右に架設された端梁部52cと、横梁部52bの左右端部と中央部との間から後方に突出した後側梁部52eとを有している。端梁部52cの前端部にはガードプレート57が垂設されている。ガードプレート57は、前板部57a及び側板部57bを有する平面視で略馬蹄状に形成されており、台車枠52の前端部から側端部にかけてカバーするように配置されている。前側梁部52aには左右外方に突出するブラケット70が設けられており、ガードプレート57の側板部57bはブラケット70に支持されている。
前側梁部52aの略中央部分には、左右に延在する主車軸6が軸受10を介して回転自在に支持されており、その主車軸6の左右両側には、各前側梁部52aの左右方向内側において大径車輪7が一体的に固定されている。軸受10には、シェブロンゴム式の軸バネ部材56が設けられている。主車軸6には駆動装置54が設けられており、端梁部52cには駆動装置54に動力伝達可能に接続された電動機55が取り付けられている。
横梁部52bの上方には枕梁53が左右方向に延在しており、枕梁53の上面の左右両側には空気バネ18が設けられており、この空気バネ18の上端部により車体21が支持される構成となっている。さらに、枕梁53には、車体2と連結するためのボルスタアンカ66の前端部が連結されており、そのボルスタアンカ66の後端部が車体21の低床部21cに設けられた車体側ブラケット65に連結されている。
後側梁部52eの後端部52fの下面には、軸箱支持装置69を介して軸箱58が取り付けられており、その軸箱58には副車軸60が挿通されている。軸箱支持装置69は、軸箱58にゴムブロック59(弾性体)を介して接続される支持部材64と、軸箱58から前方に突出した軸梁62とを備えており、その軸梁62の前端部が後側梁部52eの下面に突出したゴムブッシュ63に軸支されている。副車軸60の軸箱58より左右外方に突出した端部には、一対の小径車輪61がそれぞれ軸受62を介して回転自在に取り付けられている。換言すれば、後側梁部52eに設けられた軸箱支持装置69は一対の小径車輪61の間において軸箱58を介して副車軸60を支持しており、副車軸60があまり回転しない状態で左右の小径車輪61がそれぞれ独立して回転する構成となっている。
小径車輪61の外径は大径車輪7の外径の1/2未満となっており、小径車輪61の静止状態における上端位置が大径車輪7の回転中心位置よりも低くなっている。また、車体21から枕梁53に負荷される荷重中心C1と大径車輪7の回転中心C2との間の進行方向の距離をL1とし、荷重中心C1と小径車輪61の回転中心C3との間の進行方向の距離をL2とすると、L2はL1よりも大きく、具体的にはL2はL1の略2倍の長さに設定されている。
以上の構成によれば、後側梁部52eは各小径車輪61の間で副車軸60を支持し、各小径車輪61の左右方向内側に配置されているため、各小径車輪61の左右方向外側にスペースを空けることができ、他部品の配置スペースを確保することが可能となる。また、左右の小径車輪61はそれぞれ独立して自在に回転するため、例えば、カーブ走行時において線路の曲率半径が小さい場合であっても、左右の小径車輪61がそれぞれレール上をスムーズに転動することができる。さらに、台車枠52の端梁部52cに平面視馬蹄形状となるガードプレート57が垂設されているので、前方及び側方からの障害物等から台車51及び電動機やブレーキ装置等の台車51を構成する機器を保護することができる。また、この台車51が車両の最前部に配置される場合において、車体21側にガードを設けることを不要にすることも可能となる。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
以下、前述した各実施形態の台車1,31,51を適用した低床式鉄道車両について説明する。なお、適用形態は何れの実施形態の台車1,31,51であっても同様であるため、以下は代表して第1実施形態の台車1の適用例について説明する。
図12は第1実施形態に係る台車1を適用した低床式鉄道車両100の一部透視側面図である。図13は図12のXIII−XIII線断面図である。図14は図12のXIV−XIV線断面図である。図12乃至14に示すように、本例の鉄道車両100は、一両編成の路面電車であり、車体21の前端部及び後端部が台車1でそれぞれ支持されている。前方の台車1は、大径車輪7が車体21の前端部側に位置し、小径車輪9が車体21の進行方向の中央側に位置するように配置されている。後方の台車1は、大径車輪7が車体21の後端部側に位置し、小径車輪9が車体21の進行方向の中央側に位置するように配置されている。
車体21の前端部及び後端部にはそれぞれ運転席Dが設けられており、前後の運転席Dの間の搭乗空間が客室Pとなっている。運転席Dは大径車輪7の上方に位置し、運転席Dの床は高床部21aとなっている。小径車輪9の上方は客室Pの一部になっており、客室Pの床は座席21dを除いて全面が低床部21cとなっている。客室Pには、運転席Dに隣接した車体21の側壁に乗降口21eが設けられている。つまり、小径車輪9の上方に乗降口21eが配置されている。
以上の構成によれば、車体21の進行方向の端部側に台車1の大径車輪7が配置され、車体21の進行方向の中央側に台車1の小径車輪9が配置されるので、大径車輪7により走行安定性を維持しながらも、車体21の車体中央位置から小径車輪9の上方位置まで低床部21cを設けることが可能となる。
図15は第1実施形態に係る台車1を適用した他の低床式鉄道車両の一部透視側面図である。図16は左半分が図16のXVIa−XVIa線断面図、右半分が図16のXVIb−XVIb線断面図である。図17は図15のXVII−XVII線断面図である。図15乃至17に示すように、本例の鉄道車両200は、三両編成であり、客室P専用の車体223の前後に運転席D付きの車体221,222が連結されている。なお、車体221〜223の連結部分には連結通路を覆う幌240,241が設けられている。
先頭の車体221の前端部及び最後尾の車体222の後端部は台車1で支持されている。先頭の台車1は、大径車輪7が車体221の前端部側に位置し、小径車輪9が車体221の進行方向の中央側に位置するように配置されている。最後尾の台車1は、大径車輪7が車体222の後端部側に位置し、小径車輪9が車体222の進行方向の中央側に位置するように配置されている。
車体221の前端部及び車体222の後端部にはそれぞれ運転席Dが設けられており、前後の運転席Dの間の搭乗空間が客室Pとして連続している。運転席Dは大径車輪7の上方に位置し、運転席Dの床は高床部221a,222aとなっている。小径車輪9の上方は客室Pの一部になっており、客室Pの床は座席221d,222d,223dを除いて全面が低床部221c,222c,223cとなっている。客室Pには、運転席Dに隣接した車体221,222の側壁に乗降口221e,222eが設けられている。つまり、小径車輪9の上方に乗降口221e,222eが配置されている。
中間の車体223は、低床部223cである通路を挟んで左右に座席223dが設けられている。座席223は、進行方向に向かい合うように配置されており、座席223dの下は高床部223eとなっている。この高床部223eの下には枕バネ252を介して軸箱251が設けられ、軸箱251に独立車輪250が回転自在に支持されている。
以上の構成によれば、第1使用例と同様に、車体221,222の進行方向の端部側に台車1の大径車輪7が配置され、車体221,222の進行方向の中央側に台車1の小径車輪9が配置されるので、大径車輪7により走行安定性を維持しながらも、運転席D以外の搭乗空間に小径車輪9の上方位置まで低床部221c,222c,223cを形成することが可能となる。
なお、前述した実施形態では、道路に敷設された軌道を走行する路面電車(LRV)について説明したが、それに限られず、他の鉄道車両にも適用可能である。

Claims (9)

  1. 客室及び運転席の空間を有する鉄道車両の車体を空気バネを介して支持する台車枠と、
    前記台車枠の進行方向の前後において左右に延在するように配置される主車軸及び副車軸と、
    前記各車軸の左右両側に設けられた車輪と、
    前記各車軸の左右両側に設けられて前記車軸をそれぞれ支持する軸箱と、
    前記各軸箱と前記台車枠とを弾性結合して前記軸箱を支持する軸箱支持装置とを備え、
    前記主車軸に設けられた前記車輪は大径車輪で、前記副車軸に設けられた前記車輪は前記大径車輪よりも外径が小さい小径車輪であり、
    前記小径車輪の上端位置が、前記大径車輪の回転中心位置よりも低くなるように構成され、
    前記小径車輪は前記客室の下方に配置され、かつ、前記大径車輪及び前記空気バネは前記運転席の下方に配置される構成である、低床式鉄道車両用台車。
  2. 前記軸箱支持装置は、前記軸箱を前記台車枠に対して弾性結合するための弾性体を有し、
    前記弾性体は、そのバネ定数が非線形であり、前記台車枠に対する前記軸箱の相対変位量が大きくなるにつれてバネ定数が大きくなるように構成されている請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  3. 前記軸箱支持装置は、前記台車枠に対して上下揺動可能に取り付けられて揺動軸線の一方側で前記軸箱を支持する支持部材と、前記支持部材の揺動軸線の他方側を上方に付勢する弾性体とを有し、
    前記軸箱に支持された前記小径車輪が前記弾性体の付勢力により下向きに付勢される構成である請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  4. 前記台車枠は、前記主車軸を支持する第1枠部材と、前記第1枠部材に連結されて前記軸箱支持装置が設けられた第2枠部材とを有し、
    前記第2枠部材は、前記第1枠部材に対して進行方向を回転軸線とするロール方向に回転可能に連結されている請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  5. 前記主車軸は、前記一対の大径車輪の左右方向外側において前記軸箱を介して前記軸箱支持装置により支持されている一方、
    前記副車軸は、前記一対の小径車輪の左右方向内側において前記軸箱を介して前記軸箱支持装置により支持されている請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  6. 前記小径車輪は、前記副車軸に対して軸受を介して回転自在に設けられている請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  7. 前記台車枠の進行方向の前端部にガードプレートが垂設されており、前記ガードプレートは前記台車枠の前端部から側端部にかけてカバーするように形成されている請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  8. 前記台車枠の上方に配置された枕梁と、前記枕梁に対して前記台車枠を水平旋回可能に接続する接続装置とをさらに備え、
    前記接続装置の旋回中心と前記大径車輪の回転中心との間の進行方向の距離が、前記接続装置の旋回中心と前記小径車輪の回転中心との間の進行方向の距離よりも小さい、請求項1に記載の低床式鉄道車両用台車。
  9. 車体と、前記車体を空気バネを介して支持する台車とを備え、
    前記台車は、
    台車枠と、
    前記車体の進行方向の端部側において左右に延在するように配置される主車軸と、
    前記主車軸に対して前記車体の進行方向の中央側において左右に延在するように配置される副車軸と、
    前記主車軸の左右両側に設けられた大径車輪と、
    前記副車軸の左右両側に設けられ、前記大径車輪よりも外径が小さい小径車輪と、
    前記各車軸の左右両側に設けられて前記車軸をそれぞれ支持する軸箱と、
    前記各軸箱と前記台車枠とを弾性結合して前記軸箱を支持する軸箱支持装置とを備え、
    前記車体は、
    その進行方向の端部側であって、前記大径車輪及び前記空気バネの上方に配置される運転席と、
    前記運転席よりも前記車体の中央側であって、前記小径車輪の上方に配置され、前記運転席の床面よりも低い床面を有する客室とを備え
    前記小径車輪の上端位置が、前記大径車輪の回転中心位置よりも低くなるように構成されている、低床式鉄道車両。
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