JP5255033B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
(1)パチンコ遊技機の構造
本発明の第1実施形態に係るパチンコ遊技機について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施形態のパチンコ遊技機1は、外枠に前面枠10が開閉可能に取り付けられ、前面枠10の内側には遊技盤2が取り付けられている。前面枠10のパネル部10aには遊技に使用する遊技球を貯留しておく球受け皿6が設けられている。球受け皿6は、図示しない賞球払出装置から払い出された賞球を含む遊技球を一時貯留すると共に、遊技球を整列状態として球送り装置93(図10参照)に送る流路となる。また、前面枠10の右下部には遊技球を発射させるハンドル11が設けられている。その他、前面枠10には、複数の枠ランプ17及びスピーカ18が配設されている。
次に、図6に基づいて第1実施形態のパチンコ遊技機1の電気系統について説明する。図6に示すように、第1実施形態のパチンコ遊技機1は、メイン制御基板(遊技制御基板)20、払出制御基板21、サブ制御基板25を備え、サブ制御基板25は、演出制御基板22、画像制御基板23、及び、ランプ制御基板24を備えている。そして、払出制御基板21及び演出制御基板22はメイン制御基板20に接続され、画像制御基板23及びランプ制御基板24は演出制御基板22に接続されている。各制御基板は、CPU、ROM、RAM等を備えている。また、メイン制御基板20は、RAM内に、第1保留記憶部27a及び第2保留記憶部27bを有する保留記憶部27を備えている。
次に、図7,8基づいてメイン制御基板20の動作について説明する。なお、後述する各カウンタは、RAMに設けられ、パチンコ遊技機1の電源投入時にゼロクリアされる。
次に、上記のように構成される第1実施形態のパチンコ遊技機1について、遊技中の動作の流れの一例を説明する。
まず、正常に遊技されている場合について説明する。正常に遊技されている場合、バックストップ60近傍に配置されたフォトセンサ85は、図9(a)のタイミングチャートに示すような動作をする。すなわち、ハンドル11が操作されると、遊技球が間欠的に連続して発射されるので、バックストップ60の揺動部材61は、原位置にある原位置状態と揺動位置にある揺動状態とを繰り返す。したがって、フォトセンサ85は、受光状態と遮光状態とを繰り返す。ここで、このときフォトセンサ85が遮光状態(揺動部材61が揺動状態)を継続する時間をt1とする。正常な遊技時には、図8に示す不正行為検出処理において、フォトセンサ85が所定時間t2以上遮光状態を継続することはないので(S202でNO)、エラー処理(S203)がなされることはない。
次に、糸Sを着けた遊技球を用いた不正行為がなされた場合について説明する。糸Sを着けた遊技球を用いた不正行為は、図5に示すように行われる。まず、不正行為者は、糸Sを着けた遊技球を発射し、糸Sを引っ張ってテンションをかけることにより、図5に示すように、遊技球を遊技領域3の上流で一旦保持する。その後、図5図示二点鎖線で示すように、少しずつ糸Sを遊技領域3へ出していき、遊技球を入球させたい入賞口(たとえば第1始動口51a)まで誘導し、誘導した入賞口に設けられたSW(たとえば第1始動口SW54a)に何度も遊技球を検知させ、入賞口の種類に応じた特典(たとえば第1始動口51aであれば、3球の賞球と、大当たり抽選のための各種乱数の取得)を得ようとする。
第1実施形態のパチンコ遊技機1では、メイン制御基板20は、エラー処理(S203参照)として、パチンコ遊技機1が備える盤ランプ19、枠ランプ17、又は、パチンコホールにおいてパチンコ遊技機の上方に設置されるデータカウンタなどの外部機器を点灯点滅させたり、スピーカ18から警告音を鳴らしたり、表示部4aにエラーである旨を表示したりして、不正が検出されたことをホールの従業員などに報知する。
以上説明したように、第1実施形態のパチンコ遊技機1は、球受け皿6内の遊技球を遊技領域3の上流へ向けて発射し、遊技領域3を流下する遊技球が遊技領域3に配された入賞口(第1始動口51a、第2始動口51b、大入賞口71、普通入賞口90)に入球すると、遊技者に対して所定の特典を付与するパチンコ遊技機において、球通路部58(球受け皿6から遊技領域3に至るまでの遊技球の通路)上に設けられ、糸S(線状部材)を介してかかる遊技球の荷重によって作動する不正検知部87(揺動部材61およびフォトセンサ85)と、不正検知部87の作動に基づいて糸Sの着いた遊技球が遊技領域3へ発射されたと判定する判定手段(実施形態ではメイン制御基板20により構成される)とを備える。
以下、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の構成については、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の符号を付して説明を省略する。
以下、変更例について説明する。なお、変更例の説明において、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の構成については、第1実施形態のパチンコ遊技機1と同様の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態のパチンコ遊技機1では、変位検出手段は、フォトセンサ85により構成したが、リミットスイッチ113などの他の検出手段により構成してもよい。例えば図13(a)に示す変更例のパチンコ遊技機のように、ハウジング部材111内に変位部材112とリミットスイッチ113とを備えたバックストップ110を用いて構成する。この変位部材112は、薄肉の板金とされ、遊技領域3へ突出した先端側部112aと、ハウジング部材111内に収納された基端側部112bとを備える。先端側部112aは、ハンドル11操作により発射された遊技球が当たることにより撓み、遊技球が遊技領域3に入ると元の状態に復帰して、遊技球が戻るのを防止する。基端側部112bは、リミットスイッチ113を作動させる作動片となっており、遊技球が通過するときに、先端側部112aとともに図13(b)に示すように変位して、リミットスイッチ113を作動させる。リミットスイッチ113は、メイン制御基板20に接続されており、リミットスイッチ113による変位検知信号は、メイン制御基板20に入力される。
また、変位検出手段として、ひずみゲージを用いて構成してもよい。この場合、例えば、バックストップ60の揺動部材61にひずみゲージを取り付け、揺動部材61をエレメントとしたフォースセンサ(荷重センサ)を構成する。そして、揺動部材61に取り付けたひずみゲージからの信号が、増幅回路により増幅されて、メイン制御基板20に入力されるよう構成する。この場合、揺動部材61は金属製とする。このように構成すれば、遊技球の荷重が糸Sを介して揺動部材61にかかったとき、遊技球の荷重による揺動部材61の変位をひずみゲージが検出するので、糸Sを着けた遊技球を用いた不正行為を検出することができる。
なお、実施形態では、糸Sを着けた遊技球を用いて行われる不正行為を例にとって説明したが、各実施形態および変更例のパチンコ遊技機は、糸Sの代わりにワイヤー等を着けた遊技球を用いて同様に行われる不正行為に対しても、同様の効果を発揮する。
3…遊技領域
6…球受け皿
20…メイン制御基板(判定手段)
51a…第1始動口(入賞口)
51b…第2始動口(入賞口)
58…球通路部(遊技球の通路)
61…揺動部材(変位部材)
64…V字溝(外れ規制部)
66…スリット(保持部)
71…大入賞口(入賞口)
85…フォトセンサ(変位検出手段)
87…不正検知部
90…普通入賞口(入賞口)
S…糸(線状部材)
Claims (3)
- 球受け皿内の遊技球を、レール部材における外レール部と内レール部との間の球通路部を経て、遊技領域の上流へ向けて発射し、前記遊技領域を流下する遊技球が前記遊技領域に配された入賞口に入球すると、遊技者に対して所定の特典を付与するパチンコ遊技機において、
前記球受け皿から前記遊技領域に至るまでの遊技球の通路上に設けられ、線状部材を介してかかる遊技球の荷重によって作動する不正検知部と、
前記不正検知部の作動に基づいて線状部材の着いた遊技球が前記遊技領域へ発射されたと判定する判定手段と、
を備え、
前記不正検知部は、
前記内レール部の先端部近傍に配され、線状部材を介してかかる遊技領域を流下する遊技球の荷重によって変位する変位部材と、
前記変位部材が変位したことを検出する変位検出手段と、
を備えて構成され、
前記変位検出手段が前記変位部材の変位を検出したことに基づいて、前記判定手段は、線状部材の着いた遊技球が前記遊技領域へ発射されたと判定することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記変位部材は、遊技球に着けられた線状部材が当該変位部材から外れるのを規制する外れ規制部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
- 前記外れ規制部は、遊技球に着けられた前記線状部材の動きを規制する保持部として、前記V字溝の底部を備えていることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
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