JP2004147891A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】パチンコ機の球皿内のパチンコ球を機外へ排出し、球タンクから供給されるパチンコ球を球発射装置へ供給する場合に、低コスト化・制御簡単化の要求を満たしながら、動作信頼性と防犯性を向上させる。
【解決手段】球皿20内のパチンコ球を機外へ排出する排出用球送出装置22の出口側に排出用球検出センサ37を設け、球タンクから供給されるパチンコ球を球発射装置15へ供給する発射用球送出装置26の出口側に発射用球検出センサ40を設ける。発射操作ハンドル21が発射操作されている期間に、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期で繰り返すように制御すると共に、排出用球送出装置22の送出動作を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返した後に発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返すという一連の処理を繰り返す。
【選択図】 図1
【解決手段】球皿20内のパチンコ球を機外へ排出する排出用球送出装置22の出口側に排出用球検出センサ37を設け、球タンクから供給されるパチンコ球を球発射装置15へ供給する発射用球送出装置26の出口側に発射用球検出センサ40を設ける。発射操作ハンドル21が発射操作されている期間に、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期で繰り返すように制御すると共に、排出用球送出装置22の送出動作を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返した後に発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返すという一連の処理を繰り返す。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、球皿内のパチンコ球を機外へ排出し、この球排出経路とは別経路で供給されるパチンコ球を球発射装置へ供給する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ機等の遊技機において、遊技領域の拡大化や球発射装置の小型化・低消費電力化を目的として、遊技機の上部に球発射装置を配置した上部発射式の遊技機が提案されている。この上部発射式の遊技機は、遊技機下部に配置された球皿内のパチンコ球を遊技機上部に配置された球発射装置へ供給する構成にすると、パチンコ球を遊技機の下部から上部へ持ち上げる機構が必要となり、構成が複雑化してコストアップする。
【0003】
そこで、特許文献1(特許第2993171号公報)に記載されているように、球皿内のパチンコ球の経路と、球発射装置に供給するパチンコ球の経路とを分離して、遊技機上部に設けられた球タンク内のパチンコ球を球発射装置へ供給し、球発射装置でパチンコ球を発射する毎に、その発射動作に連動させて球皿内のパチンコ球を球送出装置で送り出して機外へ排出する構成が提案されている。
【0004】
しかし、上記特許文献1の構成では、球発射装置にパチンコ球が供給されていない状態で球発射装置が発射動作する空打ちをした場合に、その空打ちに連動して球送出装置が送出動作して球皿内のパチンコ球を排出してしまうため、実際に発射されたパチンコ球の数よりも球皿内から排出されたパチンコ球の数の方が多くなってしまい、遊技客に不利益を与えてしまうという問題がある。
【0005】
この対策として、特許文献2(特開2002−272925号公報)に記載されているように、球発射装置で発射されるために待機しているパチンコ球(発射待機球)を検出する発射待機球検出センサと、球送出装置で送り出されるために待機しているパチンコ球(送出待機球)を検出する送出待機球検出センサとを設け、発射操作ハンドルが発射操作され且つ各球検出センサで発射待機球と送出待機球が両方とも検出されているときに、球発射装置が1球分の発射動作をする毎に球送出装置が1球分の送出動作をするように制御することで、球発射装置で発射されたパチンコ球の数と球送出装置で球皿内から排出されたパチンコ球の数とを整合させることが提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特許第2993171号公報(第2−3頁等)
【特許文献2】
特開2002−272925号公報(第2頁等)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したように、各球検出センサで発射待機球と送出待機球が検出されているときに球発射装置と球送出装置を動作させる構成では、例えば、不正行為者が糸や針金等で吊した不正球を球流路に侵入させて球送出装置の入口側に配置された送出待機球検出センサに不正球を検出させることで、あたかも送出待機球があるかのように見せかけて、球送出装置でパチンコ球を送り出すことなく球発射装置でパチンコ球を発射させる不正が行われる可能性がある。
【0008】
このような不正行為の防犯策として、特許文献2では、球送出装置の出口側にも球検出センサを配置して、球送出装置からパチンコ球が正常に送り出されたことを確認しながら発射動作を制御することが提案されているが、この場合、球送出装置の入口側と出口側の両方に球検出センサを設ける必要があるため、コストアップすると共に、両センサの出力信号を確認しながら発射制御を行う必要があり、発射に関する制御が複雑化するという欠点がある。
【0009】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、低コスト化・制御簡単化の要求を満たしながら、球皿内からのパチンコ球の排出数と球発射装置のパチンコ球の発射数とを整合させて動作信頼性を向上させることができると共に、不正行為に対する防犯性を向上させることができる遊技機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、球皿内のパチンコ球を排出用球送出装置で送り出して機外へ排出し、この球排出経路とは別経路で供給されるパチンコ球を発射用球送出装置で送り出して球発射装置へ供給して球発射装置で発射する遊技機であって、排出用球送出装置で送り出されたパチンコ球を検出する排出用球検出センサと、発射用球送出装置で送り出されたパチンコ球を検出する発射用球検出センサとを設け、球発射装置の発射操作部が発射操作されている期間に、制御手段によって、排出用球送出装置の送出動作を排出用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す球抜き処理と、排出用球検出センサでパチンコ球が検出される毎に発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す発射球供給処理とを交互に繰り返すように制御する構成としたものである。
【0011】
この構成では、球皿内のパチンコ球を排出用球送出装置で排出する毎に、別経路で供給されるパチンコ球を発射用球送出装置で球発射装置へ供給することができ、球皿内から排出されたパチンコ球の数と球発射装置で発射されたパチンコ球の数とを整合させることができる。また、排出用球送出装置からパチンコ球が正常に送り出されたことを排出用球検出センサによって確認することができるので、不正行為に対する防犯性も高くなる。しかも、排出用球送出装置の出口側に排出用球検出センサを設けるだけで良く、排出用球送出装置の入口側と出口側の両方に球検出センサを設ける必要がないため、低コスト化・制御簡単化の要求も満たすことができる。
【0012】
この場合、例えば、排出用球送出装置(又は発射用球送出装置)で送り出されたパチンコ球が排出用球検出センサ(又は発射用球検出センサ)で検出される毎に、球発射装置を発射動作させるようにしても良いが、そうすると、球皿内の最後のパチンコ球(最終球)が排出用球送出装置で送り出された後は、排出用球検出センサでパチンコ球が検出されなくなるため、球発射装置の発射動作が停止する。このため、球発射装置で最後に発射されたパチンコ球が、釘等で跳ね返って発射位置に戻ってくるファール球となった場合に、そのファール球を発射することができない。
【0013】
そこで、請求項2のように、発射操作部が発射操作されている期間に、球発射装置の発射動作を所定周期で繰り返すように制御すると良い。このようにすれば、一般的な遊技機と同じように、遊技者が発射操作部を発射操作している限り、球発射装置の発射動作が繰り返されるので、球皿内の最後のパチンコ球(最終球)が排出用球送出装置で送り出され、その最終球に対応して球発射装置が発射動作した後も発射動作が繰り返され、球発射装置で最後に発射されたパチンコ球が、ファール球となって発射位置に戻ってきた場合でも、そのファール球を再び発射することができる。
【0014】
この場合、請求項3のように、発射用球送出装置の送出動作を球発射装置の発射動作に同期させるように制御すると良い。このようにすれば、球発射装置の発射動作に対して常に適正なタイミングで発射用球送出装置を送出動作させて適正なタイミングで球発射装置にパチンコ球を供給することができる。
【0015】
また、請求項4のように、発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す際に、その繰り返し回数が所定回数に達した場合には異常と判定するようにすると良い。このようにすれば、発射用球送出装置にパチンコ球が供給されていない球切れ等の異常が発生した場合に、それを早期に検知して適宜の処理を実行することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をパチンコ機に適用した一実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1に基づいてパチンコ機の前面側の概略構成を説明する。パチンコ機11(遊技機)の本体枠12の前面側には、遊技盤13が取り付けられている。この遊技盤13の前面に取り付けられたレール14等によって、遊技盤13の前面に、パチンコ球が転動する遊技領域が区画形成され、この遊技領域に、センター役物、入賞口、入賞装置等(いずれも図示せず)が設けられている。
【0017】
また、本体枠12には、遊技盤13の遊技領域へパチンコ球を発射する球発射装置15が、遊技盤13の左側上部又は左側中間部に相当する位置に取り付けられている。尚、球発射装置15を遊技盤13の前面に取り付けるようにしても良い。球発射装置15は、打球槌16がその回動軸17を上側にして取り付けられ、この打球槌16で発射レール18の発射位置にセットされたパチンコ球を打撃することで、パチンコ球を遊技領域へ発射するようになっている。
【0018】
一方、パチンコ機11の前面側下部には、前面パネル19が設けられ、この前面パネル19に、パチンコ球(賞球や貸球)を貯溜する球皿20や球発射装置15の発射操作ハンドル21(発射操作部)が設けられている。また、球皿20の下流側には、後述する排出用球送出装置22が設けられ、この排出用球送出装置22によって球皿20内のパチンコ球が1球ずつ送り出されて機外(パチンコ島側のパチンコ球回収通路)に排出されるようになっている。
【0019】
次に、図2に基づいてパチンコ機11の裏面側の概略構成を説明する。パチンコ機11の本体枠12の裏面側上部には、パチンコ島の球補給通路(図示せず)からパチンコ球が補給される球タンク23が設けられ、この球タンク23には、発射用球流路24と払出用球流路25とが接続されている。球タンク23は、球タンク23内のパチンコ球を払出用球流路25よりも発射用球流路25の方に優先的に流下させるように構成されている。或は、球タンク23内のパチンコ球を払出用球流路25よりも発射用球流路24の方へ優先的に振り分けて流下させる球振分装置を設けるようにしても良い。
【0020】
発射用球流路24は、後述する発射用球送出装置26を介してパチンコ機11前面側の球発射装置15に接続され、この発射用球送出装置26によって球タンク23から供給されるパチンコ球が1球ずつ送り出されて球発射装置15へ供給されるようになっている。
【0021】
一方、払出用球流路25は、球払出装置27に接続されている。この球払出装置27とパチンコ機11前面側の球皿20との間には、球払出通路28が接続され、球払出装置27から払い出されたパチンコ球(賞球又は貸球)が球払出通路28を流下して球皿20に流入するようになっている。
【0022】
次に、図3及び図4を用いて排出用球送出装置22と発射用球送出装置26の構成を説明する。
図3に示すように、排出用球送出装置22は、球皿20の裏面側(前面パネル19の裏面側)に設けられ、排出用球送出装置22の本体ケース30内には、パチンコ球を送り出す送出カム31が配置されている。この送出カム31は、樹脂等で形成され、この送出カム31には、回動軸32と可動磁性片33がインサート成形等により一体化されている。球皿20の下流部には、排出用球流路34が接続され、本体ケース30には、排出用球流路34を流下するパチンコ球を送出カム31の上方に導入する球導入口35と、送出カム31で送り出されたパチンコ球を機外へ排出する球排出口36が形成されている。また、送出カム31の側方には、送出カム31を回動駆動するための電磁石(図示せず)が設けられ、この電磁石の吸着面に、送出カム31の側方に突出した可動磁性片33の可動面が対向している。
【0023】
電磁石への通電オフ時には、図3(a)に示すように送出カム31が自重により下方に回動し、球導入口35から流入したパチンコ球が送出カム31の上端で受け止められた状態となる。そして、電磁石への通電をオンすると、図3(b)に示すように、可動磁性片33に磁気吸引力が作用して、送出カム31が上方に回動し、送出カム31の凹部にパチンコ球が1個だけ受け入れられる。この後、電磁石への通電をオフすると、図3(a)に示すように、可動磁性片33に磁気吸引力が作用しなくなり、送出カム31が自重により下方に回動し、送出カム31の凹部内のパチンコ球が球排出口36から送り出されて機外へ排出される。
【0024】
また、球排出口36の下方には、送出カム31から送り出されたパチンコ球を検出する排出用球検出センサ37が設けられている。この排出用球検出センサ37は、検出部が送出カム31の回動軌跡と重ならないように配置されている。
【0025】
一方、図4に示すように、発射用球送出装置26は、遊技盤13に形成された貫通孔38に設けられている。発射用球送出装置26の構成は、上述した排出用球送出装置22と実質的に同一部分が多いため、排出用球送出装置22と実質的に同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0026】
発射用球送出装置26の本体ケース39には、発射用球流路24を流下するパチンコ球を送出カム31の上方に導入する球導入口35と、送出カム31で送り出されたパチンコ球を球発射装置15の発射レール18へ排出する球排出口36が形成されている。
【0027】
そして、電磁石への通電をオンした後にオフすると、図4(b)に示すように、送出カム31が上方に回動して、送出カム31の凹部にパチンコ球が1個だけ受け入れられた後に、図4(a)に示すように、送出カム31が自重により下方に回動して、送出カム31の凹部内のパチンコ球が球排出口36から送り出されて発射レール18に供給される。
【0028】
また、球排出口36の側方には、送出カム31から送り出されたパチンコ球を検出する発射用球検出センサ40が設けられている。この発射用球検出センサ40は、検出部が送出カム31の回動軌跡と重ならないように配置されている。
【0029】
前述した排出用球検出センサ37、発射用球検出センサ40等の各種センサの出力信号は、パチンコ機11の制御回路(図示せず)に入力され、このパチンコ機11の制御回路によって球発射装置15、排出用球送出装置22、発射用球送出装置26等の動作が制御される。
【0030】
パチンコ機11の制御回路は、図5に示す発射制御プログラムと図6に示す排出及び発射用球送出制御プログラムを実行することで、特許請求の範囲でいう制御手段として機能し、発射操作ハンドル21が発射操作されている期間に、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期で繰り返すように制御すると共に、排出用球送出装置22の送出動作を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返す球抜き処理と、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出される毎に発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返す発射球供給処理とを交互に繰り返すように制御する。
【0031】
図5に示す発射制御プログラムは、所定周期で実行され、まず、ステップ101で、発射操作ハンドル21が発射操作されているか否かを判定する。ここで、発射操作とは、遊技者の手が発射操作ハンドル21のタッチセンサに触れた状態で発射操作ハンドル21を回動操作することである。もし、発射操作ハンドル21が発射操作されていなければ、そのまま本プログラムを終了する。
【0032】
一方、ステップ101で、発射操作ハンドル21が発射操作されていると判定された場合には、ステップ102に進み、発射タイミング回路(図示せず)で発射タイミング信号を所定の発射周期(例えば1/100分)で出力する。
【0033】
この後、ステップ103に進み、発射タイミング信号を検出したか否かを判定し、発射タイミング信号が検出されたときに、ステップ104に進み、発射操作ハンドル21の操作量に応じた発射力で球発射装置15を発射動作させる。
【0034】
以上の処理により、発射操作ハンドル21が発射操作されている期間は、排出用球検出センサ37や発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを問わず、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期(例えば1/100分)で繰り返す。
【0035】
また、図6に示す排出及び発射用球送出制御プログラムが起動されると、まず、ステップ201で、発射操作ハンドル21が発射操作されているか否かを判定する。もし、発射操作ハンドル21が発射操作されていなければ、そのまま本プログラムを終了する。
【0036】
一方、ステップ201で、発射操作ハンドル21が発射操作されていると判定された場合には、ステップ202に進み、排出用球送出装置22を1球分だけ送出動作させた後、ステップ203に進み、排出用球検出センサ37でパチンコ球を検出したか否かを判定する。もし、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されなければ、ステップ202に戻り、排出用球送出装置22を再度、1球分だけ送出動作させた後に排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されたか否かを判定する処理を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返す(ステップ202、203)。
【0037】
尚、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されることなく、排出用球送出装置22の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達したときに、球皿20内のパチンコ球が空であると判断して、本プログラムを終了するようにしても良い。
【0038】
そして、ステップ203で、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されたと判定されたときに、球皿20内のパチンコ球が1球だけ排出用球送出装置22で送り出されて機外へ排出された判断して、ステップ204に進み、球発射装置15の発射周期(例えば1/100分)で出力される発射タイミング信号を検出したか否かを判定する。この発射タイミング信号が検出されたときに、ステップ205に進み、発射タイミング信号を基準にした所定の発射用球送出タイミングで、発射用球送出装置26を1球分だけ送出動作させた後、ステップ206に進み、発射用球検出センサ40でパチンコ球を検出したか否かを判定する。
【0039】
もし、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されなければ、ステップ207に進み、発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数以上になったか否かを判定する。発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達していなければ、ステップ204に戻り、発射タイミング信号を基準にして設定された所定の発射用球送出タイミング毎に、発射用球送出装置26を1球分だけ送出動作させた後に発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを判定する処理を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返す(ステップ204〜207)。
【0040】
そして、発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達する前に、ステップ206で、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたと判定された場合には、球タンク23から供給されたパチンコ球が1球だけ発射用球送出装置26で送り出されて球発射装置15に供給されたと判断して、209に進み、後述するエラー処理中か否かを判定し、エラー処理中でなければ、そのまま、本プログラムを終了する。
【0041】
これに対して、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出される前に、ステップ207で、発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達したと判定された場合には、ステップ208に進み、発射用球送出装置26にパチンコ球が供給されていない球切れ等のエラー状態(異常状態)であると判定して、エラー処理を実行し、球切れ等のエラー状態であることを報知ランプ等によって報知する。更に、球補給指示等をホールコンピュータ等に出力するようにしても良い。
【0042】
この後、ステップ204に戻り、再び、発射タイミング信号を基準にして設定された所定の発射用球送出タイミング毎に、発射用球送出装置26を1球分だけ送出動作させた後に発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを判定する処理を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返し(ステップ204〜208)、パチンコ球が球タンク23に補給されて、球タンク23から供給されたパチンコ球が1球だけ発射用球送出装置26で送り出されることによって、ステップ206で、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたときに、209に進み、エラー処理中か否かを判定し、エラー処理中であれば、ステップ210に進み、エラー処理を解除して、本プログラムを終了する。
【0043】
尚、球切れ等のエラー状態であると判定された後は、発射用球送出装置26の送出動作を停止し、球タンク23にパチンコ球が補給されたときに、発射用球送出装置26の送出動作を再開するようにしても良い。
【0044】
以上説明した本実施形態では、発射操作ハンドル21が発射操作されているときに、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期(例えば1/100分)で繰り返すと共に、排出用球送出装置22の送出動作を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返した後に発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返すという一連の処理を繰り返すようにしたので、球皿20内のパチンコ球を排出用球送出装置22で排出する毎に、球タンク23から供給されるパチンコ球を発射用球送出装置26で球発射装置15へ供給することができ、球皿20内から排出されたパチンコ球の数と球発射装置15で発射されたパチンコ球の数とを整合させることができ、動作信頼性を向上させることができる。また、排出用球送出装置22からパチンコ球が正常に送り出されたことを排出用球検出センサ37によって確認することができるので、不正行為に対する防犯性も向上させることができる。しかも、排出用球送出装置22の出口側に排出用球検出センサ37を設けるだけで良く、排出用球送出装置22の入口側と出口側の両方に球検出センサ37を設ける必要がないため、低コスト化することができると共に、発射に関する制御を簡単化することができる。
【0045】
また、本実施形態では、発射操作ハンドル21が発射操作されている期間は、排出用球検出センサ37や発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを問わず、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期で繰り返すようにしたので、一般的なパチンコ機と同じように、遊技者が発射操作ハンドル21を発射操作している限り、球発射装置21の発射動作を継続することができる。このため、球皿20内の最後のパチンコ球(最終球)が排出用球送出装置22で送り出され、その最終球に対応して球発射装置15が発射動作した後も発射動作を継続することができ、球発射装置15で最後に発射されたパチンコ球が、釘等で跳ね返って発射位置に戻ってくるファール球となった場合でも、そのファール球を再び発射することができる。
【0046】
更に、本実施形態では、発射用球送出装置26の送出動作を球発射装置15の発射動作(発射タイミング信号)に同期させるようにしたので、球発射装置15の発射動作に対して常に適正なタイミングで発射用球送出装置26を送出動作させて適正なタイミングで球発射装置15にパチンコ球を供給することができ、発射動作の信頼性も向上することができる。
【0047】
また、本実施形態では、発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返す際に、その繰り返し回数が所定回数に達した場合に、発射用球送出装置26にパチンコ球が供給されていない球切れ等のエラー状態であると判定するようにしたので、球切れ等のエラーが発生した場合に、それを早期に検知して適宜のエラー処理(エラーの報知、球補給指示等)を実行することができる。
【0048】
尚、上記実施形態では、球検出センサ37、40でパチンコ球が検出されたか否かを問わず球発射装置15の発射動作を繰り返すようにしたが、排出用球送出装置22及び/又は発射用球送出装置26で送り出されたパチンコ球が排出用球検出センサ37及び/又は発射用球検出センサ40で検出される毎に、球発射装置15を1回又は所定回数だけ発射動作させるようにしても良い。
【0049】
また、球発射装置15、排出用球送出装置22、発射用球送出装置26の構成を適宜変更しても良い。
その他、本発明はパチンコ機に限定されず、所定数のパチンコ球を発射して組み合わせゲームを行うアレンジ式パチンコ機等、種々の遊技機に本発明を適用しても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の請求項1の遊技機によれば、発射操作部が発射操作されている期間に、排出用球送出装置の送出動作を排出用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返した後に発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返すという一連の処理を繰り返すようにしたので、低コスト化・制御簡単化の要求を満たしながら、球皿内から排出されたパチンコ球の数と球発射装置で発射されたパチンコ球の数とを整合させて動作信頼性を向上させることができると共に、不正行為に対する防犯性を向上させることができる。
【0051】
また、請求項2では、発射操作部が発射操作されている期間に、球発射装置の発射動作を所定周期で繰り返すようにしたので、一般的な遊技機と同じように、遊技者が発射操作部を発射操作している限り、球発射装置の発射動作を繰り返させることでき、ファール球にも対応することができる。
【0052】
更に、請求項3では、発射用球送出装置の送出動作を球発射装置の発射動作に同期させるようにしたので、球発射装置の発射動作に対して常に適正なタイミングでパチンコ球を供給することができ、発射動作の信頼性も向上させることができる。
【0053】
また、請求項4では、発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す際に、その繰り返し回数が所定回数に達した場合には異常と判定するようにしたので、発射用球送出装置にパチンコ球が供給されていない球切れ等の異常を早期に検知して異常に対する適宜の処理を速やかに実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ機の正面図
【図2】パチンコ機の裏面図
【図3】(a)は排出用球送出装置の通電オフ時の状態を示す縦断側面図、(b)は排出用球送出装置の通電オン時の状態を示す縦断側面図
【図4】(a)は発射用球送出装置の通電オフ時の状態を示す縦断側面図、(b)は発射用球送出装置の通電オン時の状態を示す縦断側面図
【図5】発射制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【図6】排出及び発射用球送出制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
11…パチンコ機(遊技機)、15…球発射装置、20…球皿、21…発射操作ハンドル(発射操作部)、22…排出用球送出装置、23…球タンク、24…発射用球流路、25…払出用球流路、26…発射用球送出装置、37…排出用球検出センサ、40…発射用球検出センサ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、球皿内のパチンコ球を機外へ排出し、この球排出経路とは別経路で供給されるパチンコ球を球発射装置へ供給する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ機等の遊技機において、遊技領域の拡大化や球発射装置の小型化・低消費電力化を目的として、遊技機の上部に球発射装置を配置した上部発射式の遊技機が提案されている。この上部発射式の遊技機は、遊技機下部に配置された球皿内のパチンコ球を遊技機上部に配置された球発射装置へ供給する構成にすると、パチンコ球を遊技機の下部から上部へ持ち上げる機構が必要となり、構成が複雑化してコストアップする。
【0003】
そこで、特許文献1(特許第2993171号公報)に記載されているように、球皿内のパチンコ球の経路と、球発射装置に供給するパチンコ球の経路とを分離して、遊技機上部に設けられた球タンク内のパチンコ球を球発射装置へ供給し、球発射装置でパチンコ球を発射する毎に、その発射動作に連動させて球皿内のパチンコ球を球送出装置で送り出して機外へ排出する構成が提案されている。
【0004】
しかし、上記特許文献1の構成では、球発射装置にパチンコ球が供給されていない状態で球発射装置が発射動作する空打ちをした場合に、その空打ちに連動して球送出装置が送出動作して球皿内のパチンコ球を排出してしまうため、実際に発射されたパチンコ球の数よりも球皿内から排出されたパチンコ球の数の方が多くなってしまい、遊技客に不利益を与えてしまうという問題がある。
【0005】
この対策として、特許文献2(特開2002−272925号公報)に記載されているように、球発射装置で発射されるために待機しているパチンコ球(発射待機球)を検出する発射待機球検出センサと、球送出装置で送り出されるために待機しているパチンコ球(送出待機球)を検出する送出待機球検出センサとを設け、発射操作ハンドルが発射操作され且つ各球検出センサで発射待機球と送出待機球が両方とも検出されているときに、球発射装置が1球分の発射動作をする毎に球送出装置が1球分の送出動作をするように制御することで、球発射装置で発射されたパチンコ球の数と球送出装置で球皿内から排出されたパチンコ球の数とを整合させることが提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特許第2993171号公報(第2−3頁等)
【特許文献2】
特開2002−272925号公報(第2頁等)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したように、各球検出センサで発射待機球と送出待機球が検出されているときに球発射装置と球送出装置を動作させる構成では、例えば、不正行為者が糸や針金等で吊した不正球を球流路に侵入させて球送出装置の入口側に配置された送出待機球検出センサに不正球を検出させることで、あたかも送出待機球があるかのように見せかけて、球送出装置でパチンコ球を送り出すことなく球発射装置でパチンコ球を発射させる不正が行われる可能性がある。
【0008】
このような不正行為の防犯策として、特許文献2では、球送出装置の出口側にも球検出センサを配置して、球送出装置からパチンコ球が正常に送り出されたことを確認しながら発射動作を制御することが提案されているが、この場合、球送出装置の入口側と出口側の両方に球検出センサを設ける必要があるため、コストアップすると共に、両センサの出力信号を確認しながら発射制御を行う必要があり、発射に関する制御が複雑化するという欠点がある。
【0009】
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、低コスト化・制御簡単化の要求を満たしながら、球皿内からのパチンコ球の排出数と球発射装置のパチンコ球の発射数とを整合させて動作信頼性を向上させることができると共に、不正行為に対する防犯性を向上させることができる遊技機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、球皿内のパチンコ球を排出用球送出装置で送り出して機外へ排出し、この球排出経路とは別経路で供給されるパチンコ球を発射用球送出装置で送り出して球発射装置へ供給して球発射装置で発射する遊技機であって、排出用球送出装置で送り出されたパチンコ球を検出する排出用球検出センサと、発射用球送出装置で送り出されたパチンコ球を検出する発射用球検出センサとを設け、球発射装置の発射操作部が発射操作されている期間に、制御手段によって、排出用球送出装置の送出動作を排出用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す球抜き処理と、排出用球検出センサでパチンコ球が検出される毎に発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す発射球供給処理とを交互に繰り返すように制御する構成としたものである。
【0011】
この構成では、球皿内のパチンコ球を排出用球送出装置で排出する毎に、別経路で供給されるパチンコ球を発射用球送出装置で球発射装置へ供給することができ、球皿内から排出されたパチンコ球の数と球発射装置で発射されたパチンコ球の数とを整合させることができる。また、排出用球送出装置からパチンコ球が正常に送り出されたことを排出用球検出センサによって確認することができるので、不正行為に対する防犯性も高くなる。しかも、排出用球送出装置の出口側に排出用球検出センサを設けるだけで良く、排出用球送出装置の入口側と出口側の両方に球検出センサを設ける必要がないため、低コスト化・制御簡単化の要求も満たすことができる。
【0012】
この場合、例えば、排出用球送出装置(又は発射用球送出装置)で送り出されたパチンコ球が排出用球検出センサ(又は発射用球検出センサ)で検出される毎に、球発射装置を発射動作させるようにしても良いが、そうすると、球皿内の最後のパチンコ球(最終球)が排出用球送出装置で送り出された後は、排出用球検出センサでパチンコ球が検出されなくなるため、球発射装置の発射動作が停止する。このため、球発射装置で最後に発射されたパチンコ球が、釘等で跳ね返って発射位置に戻ってくるファール球となった場合に、そのファール球を発射することができない。
【0013】
そこで、請求項2のように、発射操作部が発射操作されている期間に、球発射装置の発射動作を所定周期で繰り返すように制御すると良い。このようにすれば、一般的な遊技機と同じように、遊技者が発射操作部を発射操作している限り、球発射装置の発射動作が繰り返されるので、球皿内の最後のパチンコ球(最終球)が排出用球送出装置で送り出され、その最終球に対応して球発射装置が発射動作した後も発射動作が繰り返され、球発射装置で最後に発射されたパチンコ球が、ファール球となって発射位置に戻ってきた場合でも、そのファール球を再び発射することができる。
【0014】
この場合、請求項3のように、発射用球送出装置の送出動作を球発射装置の発射動作に同期させるように制御すると良い。このようにすれば、球発射装置の発射動作に対して常に適正なタイミングで発射用球送出装置を送出動作させて適正なタイミングで球発射装置にパチンコ球を供給することができる。
【0015】
また、請求項4のように、発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す際に、その繰り返し回数が所定回数に達した場合には異常と判定するようにすると良い。このようにすれば、発射用球送出装置にパチンコ球が供給されていない球切れ等の異常が発生した場合に、それを早期に検知して適宜の処理を実行することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をパチンコ機に適用した一実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1に基づいてパチンコ機の前面側の概略構成を説明する。パチンコ機11(遊技機)の本体枠12の前面側には、遊技盤13が取り付けられている。この遊技盤13の前面に取り付けられたレール14等によって、遊技盤13の前面に、パチンコ球が転動する遊技領域が区画形成され、この遊技領域に、センター役物、入賞口、入賞装置等(いずれも図示せず)が設けられている。
【0017】
また、本体枠12には、遊技盤13の遊技領域へパチンコ球を発射する球発射装置15が、遊技盤13の左側上部又は左側中間部に相当する位置に取り付けられている。尚、球発射装置15を遊技盤13の前面に取り付けるようにしても良い。球発射装置15は、打球槌16がその回動軸17を上側にして取り付けられ、この打球槌16で発射レール18の発射位置にセットされたパチンコ球を打撃することで、パチンコ球を遊技領域へ発射するようになっている。
【0018】
一方、パチンコ機11の前面側下部には、前面パネル19が設けられ、この前面パネル19に、パチンコ球(賞球や貸球)を貯溜する球皿20や球発射装置15の発射操作ハンドル21(発射操作部)が設けられている。また、球皿20の下流側には、後述する排出用球送出装置22が設けられ、この排出用球送出装置22によって球皿20内のパチンコ球が1球ずつ送り出されて機外(パチンコ島側のパチンコ球回収通路)に排出されるようになっている。
【0019】
次に、図2に基づいてパチンコ機11の裏面側の概略構成を説明する。パチンコ機11の本体枠12の裏面側上部には、パチンコ島の球補給通路(図示せず)からパチンコ球が補給される球タンク23が設けられ、この球タンク23には、発射用球流路24と払出用球流路25とが接続されている。球タンク23は、球タンク23内のパチンコ球を払出用球流路25よりも発射用球流路25の方に優先的に流下させるように構成されている。或は、球タンク23内のパチンコ球を払出用球流路25よりも発射用球流路24の方へ優先的に振り分けて流下させる球振分装置を設けるようにしても良い。
【0020】
発射用球流路24は、後述する発射用球送出装置26を介してパチンコ機11前面側の球発射装置15に接続され、この発射用球送出装置26によって球タンク23から供給されるパチンコ球が1球ずつ送り出されて球発射装置15へ供給されるようになっている。
【0021】
一方、払出用球流路25は、球払出装置27に接続されている。この球払出装置27とパチンコ機11前面側の球皿20との間には、球払出通路28が接続され、球払出装置27から払い出されたパチンコ球(賞球又は貸球)が球払出通路28を流下して球皿20に流入するようになっている。
【0022】
次に、図3及び図4を用いて排出用球送出装置22と発射用球送出装置26の構成を説明する。
図3に示すように、排出用球送出装置22は、球皿20の裏面側(前面パネル19の裏面側)に設けられ、排出用球送出装置22の本体ケース30内には、パチンコ球を送り出す送出カム31が配置されている。この送出カム31は、樹脂等で形成され、この送出カム31には、回動軸32と可動磁性片33がインサート成形等により一体化されている。球皿20の下流部には、排出用球流路34が接続され、本体ケース30には、排出用球流路34を流下するパチンコ球を送出カム31の上方に導入する球導入口35と、送出カム31で送り出されたパチンコ球を機外へ排出する球排出口36が形成されている。また、送出カム31の側方には、送出カム31を回動駆動するための電磁石(図示せず)が設けられ、この電磁石の吸着面に、送出カム31の側方に突出した可動磁性片33の可動面が対向している。
【0023】
電磁石への通電オフ時には、図3(a)に示すように送出カム31が自重により下方に回動し、球導入口35から流入したパチンコ球が送出カム31の上端で受け止められた状態となる。そして、電磁石への通電をオンすると、図3(b)に示すように、可動磁性片33に磁気吸引力が作用して、送出カム31が上方に回動し、送出カム31の凹部にパチンコ球が1個だけ受け入れられる。この後、電磁石への通電をオフすると、図3(a)に示すように、可動磁性片33に磁気吸引力が作用しなくなり、送出カム31が自重により下方に回動し、送出カム31の凹部内のパチンコ球が球排出口36から送り出されて機外へ排出される。
【0024】
また、球排出口36の下方には、送出カム31から送り出されたパチンコ球を検出する排出用球検出センサ37が設けられている。この排出用球検出センサ37は、検出部が送出カム31の回動軌跡と重ならないように配置されている。
【0025】
一方、図4に示すように、発射用球送出装置26は、遊技盤13に形成された貫通孔38に設けられている。発射用球送出装置26の構成は、上述した排出用球送出装置22と実質的に同一部分が多いため、排出用球送出装置22と実質的に同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0026】
発射用球送出装置26の本体ケース39には、発射用球流路24を流下するパチンコ球を送出カム31の上方に導入する球導入口35と、送出カム31で送り出されたパチンコ球を球発射装置15の発射レール18へ排出する球排出口36が形成されている。
【0027】
そして、電磁石への通電をオンした後にオフすると、図4(b)に示すように、送出カム31が上方に回動して、送出カム31の凹部にパチンコ球が1個だけ受け入れられた後に、図4(a)に示すように、送出カム31が自重により下方に回動して、送出カム31の凹部内のパチンコ球が球排出口36から送り出されて発射レール18に供給される。
【0028】
また、球排出口36の側方には、送出カム31から送り出されたパチンコ球を検出する発射用球検出センサ40が設けられている。この発射用球検出センサ40は、検出部が送出カム31の回動軌跡と重ならないように配置されている。
【0029】
前述した排出用球検出センサ37、発射用球検出センサ40等の各種センサの出力信号は、パチンコ機11の制御回路(図示せず)に入力され、このパチンコ機11の制御回路によって球発射装置15、排出用球送出装置22、発射用球送出装置26等の動作が制御される。
【0030】
パチンコ機11の制御回路は、図5に示す発射制御プログラムと図6に示す排出及び発射用球送出制御プログラムを実行することで、特許請求の範囲でいう制御手段として機能し、発射操作ハンドル21が発射操作されている期間に、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期で繰り返すように制御すると共に、排出用球送出装置22の送出動作を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返す球抜き処理と、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出される毎に発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返す発射球供給処理とを交互に繰り返すように制御する。
【0031】
図5に示す発射制御プログラムは、所定周期で実行され、まず、ステップ101で、発射操作ハンドル21が発射操作されているか否かを判定する。ここで、発射操作とは、遊技者の手が発射操作ハンドル21のタッチセンサに触れた状態で発射操作ハンドル21を回動操作することである。もし、発射操作ハンドル21が発射操作されていなければ、そのまま本プログラムを終了する。
【0032】
一方、ステップ101で、発射操作ハンドル21が発射操作されていると判定された場合には、ステップ102に進み、発射タイミング回路(図示せず)で発射タイミング信号を所定の発射周期(例えば1/100分)で出力する。
【0033】
この後、ステップ103に進み、発射タイミング信号を検出したか否かを判定し、発射タイミング信号が検出されたときに、ステップ104に進み、発射操作ハンドル21の操作量に応じた発射力で球発射装置15を発射動作させる。
【0034】
以上の処理により、発射操作ハンドル21が発射操作されている期間は、排出用球検出センサ37や発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを問わず、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期(例えば1/100分)で繰り返す。
【0035】
また、図6に示す排出及び発射用球送出制御プログラムが起動されると、まず、ステップ201で、発射操作ハンドル21が発射操作されているか否かを判定する。もし、発射操作ハンドル21が発射操作されていなければ、そのまま本プログラムを終了する。
【0036】
一方、ステップ201で、発射操作ハンドル21が発射操作されていると判定された場合には、ステップ202に進み、排出用球送出装置22を1球分だけ送出動作させた後、ステップ203に進み、排出用球検出センサ37でパチンコ球を検出したか否かを判定する。もし、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されなければ、ステップ202に戻り、排出用球送出装置22を再度、1球分だけ送出動作させた後に排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されたか否かを判定する処理を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返す(ステップ202、203)。
【0037】
尚、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されることなく、排出用球送出装置22の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達したときに、球皿20内のパチンコ球が空であると判断して、本プログラムを終了するようにしても良い。
【0038】
そして、ステップ203で、排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されたと判定されたときに、球皿20内のパチンコ球が1球だけ排出用球送出装置22で送り出されて機外へ排出された判断して、ステップ204に進み、球発射装置15の発射周期(例えば1/100分)で出力される発射タイミング信号を検出したか否かを判定する。この発射タイミング信号が検出されたときに、ステップ205に進み、発射タイミング信号を基準にした所定の発射用球送出タイミングで、発射用球送出装置26を1球分だけ送出動作させた後、ステップ206に進み、発射用球検出センサ40でパチンコ球を検出したか否かを判定する。
【0039】
もし、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されなければ、ステップ207に進み、発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数以上になったか否かを判定する。発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達していなければ、ステップ204に戻り、発射タイミング信号を基準にして設定された所定の発射用球送出タイミング毎に、発射用球送出装置26を1球分だけ送出動作させた後に発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを判定する処理を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返す(ステップ204〜207)。
【0040】
そして、発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達する前に、ステップ206で、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたと判定された場合には、球タンク23から供給されたパチンコ球が1球だけ発射用球送出装置26で送り出されて球発射装置15に供給されたと判断して、209に進み、後述するエラー処理中か否かを判定し、エラー処理中でなければ、そのまま、本プログラムを終了する。
【0041】
これに対して、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出される前に、ステップ207で、発射用球送出装置26の送出動作の繰り返し回数が所定回数に達したと判定された場合には、ステップ208に進み、発射用球送出装置26にパチンコ球が供給されていない球切れ等のエラー状態(異常状態)であると判定して、エラー処理を実行し、球切れ等のエラー状態であることを報知ランプ等によって報知する。更に、球補給指示等をホールコンピュータ等に出力するようにしても良い。
【0042】
この後、ステップ204に戻り、再び、発射タイミング信号を基準にして設定された所定の発射用球送出タイミング毎に、発射用球送出装置26を1球分だけ送出動作させた後に発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを判定する処理を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返し(ステップ204〜208)、パチンコ球が球タンク23に補給されて、球タンク23から供給されたパチンコ球が1球だけ発射用球送出装置26で送り出されることによって、ステップ206で、発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたときに、209に進み、エラー処理中か否かを判定し、エラー処理中であれば、ステップ210に進み、エラー処理を解除して、本プログラムを終了する。
【0043】
尚、球切れ等のエラー状態であると判定された後は、発射用球送出装置26の送出動作を停止し、球タンク23にパチンコ球が補給されたときに、発射用球送出装置26の送出動作を再開するようにしても良い。
【0044】
以上説明した本実施形態では、発射操作ハンドル21が発射操作されているときに、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期(例えば1/100分)で繰り返すと共に、排出用球送出装置22の送出動作を排出用球検出センサ37でパチンコ球が検出されるまで繰り返した後に発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返すという一連の処理を繰り返すようにしたので、球皿20内のパチンコ球を排出用球送出装置22で排出する毎に、球タンク23から供給されるパチンコ球を発射用球送出装置26で球発射装置15へ供給することができ、球皿20内から排出されたパチンコ球の数と球発射装置15で発射されたパチンコ球の数とを整合させることができ、動作信頼性を向上させることができる。また、排出用球送出装置22からパチンコ球が正常に送り出されたことを排出用球検出センサ37によって確認することができるので、不正行為に対する防犯性も向上させることができる。しかも、排出用球送出装置22の出口側に排出用球検出センサ37を設けるだけで良く、排出用球送出装置22の入口側と出口側の両方に球検出センサ37を設ける必要がないため、低コスト化することができると共に、発射に関する制御を簡単化することができる。
【0045】
また、本実施形態では、発射操作ハンドル21が発射操作されている期間は、排出用球検出センサ37や発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されたか否かを問わず、球発射装置15の発射動作を所定の発射周期で繰り返すようにしたので、一般的なパチンコ機と同じように、遊技者が発射操作ハンドル21を発射操作している限り、球発射装置21の発射動作を継続することができる。このため、球皿20内の最後のパチンコ球(最終球)が排出用球送出装置22で送り出され、その最終球に対応して球発射装置15が発射動作した後も発射動作を継続することができ、球発射装置15で最後に発射されたパチンコ球が、釘等で跳ね返って発射位置に戻ってくるファール球となった場合でも、そのファール球を再び発射することができる。
【0046】
更に、本実施形態では、発射用球送出装置26の送出動作を球発射装置15の発射動作(発射タイミング信号)に同期させるようにしたので、球発射装置15の発射動作に対して常に適正なタイミングで発射用球送出装置26を送出動作させて適正なタイミングで球発射装置15にパチンコ球を供給することができ、発射動作の信頼性も向上することができる。
【0047】
また、本実施形態では、発射用球送出装置26の送出動作を発射用球検出センサ40でパチンコ球が検出されるまで繰り返す際に、その繰り返し回数が所定回数に達した場合に、発射用球送出装置26にパチンコ球が供給されていない球切れ等のエラー状態であると判定するようにしたので、球切れ等のエラーが発生した場合に、それを早期に検知して適宜のエラー処理(エラーの報知、球補給指示等)を実行することができる。
【0048】
尚、上記実施形態では、球検出センサ37、40でパチンコ球が検出されたか否かを問わず球発射装置15の発射動作を繰り返すようにしたが、排出用球送出装置22及び/又は発射用球送出装置26で送り出されたパチンコ球が排出用球検出センサ37及び/又は発射用球検出センサ40で検出される毎に、球発射装置15を1回又は所定回数だけ発射動作させるようにしても良い。
【0049】
また、球発射装置15、排出用球送出装置22、発射用球送出装置26の構成を適宜変更しても良い。
その他、本発明はパチンコ機に限定されず、所定数のパチンコ球を発射して組み合わせゲームを行うアレンジ式パチンコ機等、種々の遊技機に本発明を適用しても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の請求項1の遊技機によれば、発射操作部が発射操作されている期間に、排出用球送出装置の送出動作を排出用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返した後に発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返すという一連の処理を繰り返すようにしたので、低コスト化・制御簡単化の要求を満たしながら、球皿内から排出されたパチンコ球の数と球発射装置で発射されたパチンコ球の数とを整合させて動作信頼性を向上させることができると共に、不正行為に対する防犯性を向上させることができる。
【0051】
また、請求項2では、発射操作部が発射操作されている期間に、球発射装置の発射動作を所定周期で繰り返すようにしたので、一般的な遊技機と同じように、遊技者が発射操作部を発射操作している限り、球発射装置の発射動作を繰り返させることでき、ファール球にも対応することができる。
【0052】
更に、請求項3では、発射用球送出装置の送出動作を球発射装置の発射動作に同期させるようにしたので、球発射装置の発射動作に対して常に適正なタイミングでパチンコ球を供給することができ、発射動作の信頼性も向上させることができる。
【0053】
また、請求項4では、発射用球送出装置の送出動作を発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す際に、その繰り返し回数が所定回数に達した場合には異常と判定するようにしたので、発射用球送出装置にパチンコ球が供給されていない球切れ等の異常を早期に検知して異常に対する適宜の処理を速やかに実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ機の正面図
【図2】パチンコ機の裏面図
【図3】(a)は排出用球送出装置の通電オフ時の状態を示す縦断側面図、(b)は排出用球送出装置の通電オン時の状態を示す縦断側面図
【図4】(a)は発射用球送出装置の通電オフ時の状態を示す縦断側面図、(b)は発射用球送出装置の通電オン時の状態を示す縦断側面図
【図5】発射制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【図6】排出及び発射用球送出制御プログラムの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
11…パチンコ機(遊技機)、15…球発射装置、20…球皿、21…発射操作ハンドル(発射操作部)、22…排出用球送出装置、23…球タンク、24…発射用球流路、25…払出用球流路、26…発射用球送出装置、37…排出用球検出センサ、40…発射用球検出センサ。
Claims (4)
- 球皿内のパチンコ球を排出用球送出装置で送り出して機外へ排出し、この球排出経路とは別経路で供給されるパチンコ球を発射用球送出装置で送り出して球発射装置へ供給して該球発射装置で発射する遊技機であって、
前記排出用球送出装置で送り出されたパチンコ球を検出する排出用球検出センサと、
前記発射用球送出装置で送り出されたパチンコ球を検出する発射用球検出センサと、
前記球発射装置の発射操作部が発射操作されている期間に、前記排出用球送出装置の送出動作を前記排出用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す球抜き処理と、前記排出用球検出センサでパチンコ球が検出される毎に前記発射用球送出装置の送出動作を前記発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す発射球供給処理とを交互に繰り返すように制御する制御手段と
を備えていることを特徴とする遊技機。 - 前記制御手段は、前記発射操作部が発射操作されている期間に、前記球発射装置の発射動作を所定周期で繰り返すように制御することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記制御手段は、前記発射用球送出装置の送出動作を前記球発射装置の発射動作に同期させるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
- 前記制御手段は、前記発射用球送出装置の送出動作を前記発射用球検出センサでパチンコ球が検出されるまで繰り返す際に、その繰り返し回数が所定回数に達した場合には異常と判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2002-10-31 JP JP2002316927A patent/JP2004147891A/ja active Pending
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