JP5252549B2 - ベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構 - Google Patents

ベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構 Download PDF

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Description

本発明は、ベッドの差込式サイドレール装置において、サイドレールを、本来の差込支持側の向きから、裏返した状態において差し込んで支持することを不可能とするための逆差し防止機構に関するものである。
医療施設や在宅看護の場で使用するベッドのサイドレールとしては各種方式のものが従来から提供されているが、このうち、サイドレールの下側に支持棒体を突設し、この支持棒体をベッド側に設けた差込支持部に差し込んで支持する方式の差込式サイドレールは、構成が複雑でなく、扱いやすいため、広く使用されている。
このような差込式サイドレールでは、一般に、その周辺等に隙間が生じるため、ベッド使用者の身体能力によっては、隙間に身体の一部が挟まれてしまうことがあり、特に、サイドレールとヘッドボードとの間に生じる隙間は、頭側に存在するため重大事故につながる恐れが高い。
このため、サイドレールにおいては、安全に使用できるようにするために、各部の寸法等が規格、例えばIEC規格により規定されている。即ち、現行のIEC規格においては、例えばサイドレールが格子状に構成されている場合のように閉空間を有する場合には、その空間の寸法は、使用者の頭が入らないようにするために120mm以下とするように規定される。また、サイドレールの端部とヘッドボードやフットボードとの隙間又はサイドレールの端部間の隙間等のように、隙間により開いた空間部がある場合には、この隙間の寸法は、使用者の首が入らないようにするために60mm以下とするか、又は頭が引っ掛からないようにするために235mm以上とするように規定されている。尚、これらの寸法は、IEC規格の改定案では、例えばサイドレール間とサイドレールとボード間について、60mm未満または318mmよりも大きい、と規定される。
ところで、一般に、差込式サイドレールの一対の支持棒体は丸パイプ等で構成され、外周の断面形状を同径の円形状とした構成であるため、本来の差込支持側の向きから、裏返した状態においても差込支持を行うことができてしまい、即ち、逆差しが可能である。
しかしながら、図を参照して後述するように、近来の差込式サイドレールは、左右非対称の形状としたものが多いので、本来の差込支持側では上述した危険な隙間が生じないのに、逆差しをすることによって危険な隙間を生じてしまうことが多い。そして差込式サイドレールは、抜き差しを比較的頻繁に行うものであるので、うっかりと逆差しをしてしまう危険性も高い。
従来、抜き差しを行う装置において逆差しを防止するための機構として、例えば特許文献1では交換機や伝送機等に使用するインタフェースケーブル用コネクタ等のコネクタにおける逆差し防止機構が、また特許文献2においては、ICカード等のカード用のコネクタにおける逆差し防止機構が提案されている。
特開2001−297828号公報 特開2004−63093号公報
従来の差込式サイドレールでは、逆差し防止機構を設けておらず、その代わり逆差しを防止するために、取扱説明書や警告ラベル等により注意喚起を行っているが、その効果には限界があった。
本発明はこのような点に鑑みて創案されたもので、まず、サイドレールを、本来の差込支持側の向きから、裏返した状態での差込支持を、上述した特許文献に記載された逆差し防止機構と同様に機構的に不可能とし、以てサイドレールとボードの間や、左右に並べて差込支持した一対のサイドレールの間に、身体が挟まれる危険性がある隙間を生じないようにすることを目的の一つとするものである。
また本発明では、新しい型式のベッド用の差込式サイドレールと、旧型式のベッド用差込式サイドレールの互換性を規制し、旧型式のベッド用の差込式サイドレールを新型式のベッドには使用できないようにしたり、又は相互の使用ができないようにすることによって上述した危険な隙間が生じるのを防止することを他の目的とするものである。
上述した課題を解決するために、本発明では、まず、サイドレールの下側に一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設け、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、サイドレールの支持棒体間と、対応する差込口間の個所に逆差し防止手段を設けたベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を提案する。
また本発明では、上記の構成において、逆差し防止手段は、サイドレールの支持棒体間の偏倚した位置に設けた凸部と、この凸部に対応して差込支持部の差込口間に設けた受入部とから構成することを提案する。
また本発明では、上記の構成において、逆差し防止手段は、差込支持部の差込口間の偏倚した位置に設けた凸部と、この凸部に対応してサイドレールの支持棒体間に設けた受入部とから構成することを提案する。
また本発明では、サイドレールの下側に一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設け、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、サイドレールの支持棒体のいずれかの外側に付設した凸部と、この凸部に対応して差込支持部の対応する差込口の外側に設けた受入部とから逆差し防止手段を設けたベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を提案する。
そして本発明では、以上の構成において、受入部は、凹部により構成すること、又は段部により構成すること、又は差込支持部の端部の切欠部により構成することを提案する。
次に本発明では、サイドレールの下側に、一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設け、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、支持棒体のいずれかと、対応する差込口に逆差し防止手段を設けたベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を提案する。
また本発明では、上記の構成において、逆差し防止手段は、支持棒体の外周の一部に形成された凸部と、この凸部に対応して差込口の内周の一部に形成された凹部とから構成するか、又は支持棒体の外周の一部に形成された凹部と、この凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部とから構成するか、又は支持棒体の外周の一部に形成された凸部及び凹部と、この凸部及び凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部及び凹部とから構成することを提案する。
また本発明では、上記の構成において、逆差し防止手段は、短く形成された一方側の支持棒体と、それに対応して差込支持長が短く形成された差込口とから構成することを提案する。またこの構成において、差込口にスペーサーを差し込むことにより差込支持長を短く形成することを提案する。
次に本発明では、サイドレールの下側に、一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設けた構成において、一対の支持棒体は外周の断面形状を異ならせた構成とし、夫々の支持棒体に対応して差込支持部の差込口の夫々の内周の断面形状を、相互に包含されない異なった形状に構成するベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を提案する。
次に本発明では、サイドレールの下側に一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設けた構成において、本来の差込支持側においてベッドのボード側に位置するサイドレールの左右方向の一端部の下側から、この左右方向の外側に水平な第1のガイド棒を突設して、その先端に、ボードの外側に回り込ませるように水平面上で直角に屈曲させた部分を有する鈎状部を形成すると共に、サイドレールの前記左右方向の他端部の下側から、この左右方向の外側に水平な第2のガイド棒を突設して、その端部に、ベッドから離れる方向に向かって突出させた部分を有する鈎状部を形成したベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を提案する。
サイドレールの支持棒体間と、対応する差込口間の個所に、サイドレールの支持棒体間の偏倚した位置に設けた凸部と、この凸部に対応して差込支持部の差込口間に設けた受入部とから構成する逆差し防止手段、又は差込支持部の差込口間の偏倚した位置に設けた凸部と、この凸部に対応してサイドレールの支持棒体間に設けた受入部とから構成する逆差し防止手段、又はサイドレールの支持棒体のいずれかの外側に付設した凸部と、この凸部に対応して差込支持部の対応する差込口の外側に設けた受入部とから構成する逆差し防止手段を設けた逆差し防止機構では、サイドレールが本来の差込支持側に向いている場合には、凸部と受入部が対応するため何らの制限を受けることなく差込支持を行うことができる。しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、凸部と受入部が対応せず、凸部により正常な差込が阻害されるため、操作者はサイドレールが逆側であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、支持棒体のいずれかと、対応する差込口に、支持棒体の外周の一部に形成された凸部と、この凸部に対応して差込口の内周の一部に形成された凹部とから構成する逆差し防止手段、又は支持棒体の外周の一部に形成された凹部と、この凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部とから構成する逆差し防止手段、又は支持棒体の外周の一部に形成された凸部及び凹部と、この凸部及び凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部及び凹部とから構成する逆差し防止手段、又は短く形成された一方側の支持棒体と、それに対応して差込支持長が短く形成された差込口とから構成する逆差し防止手段を設けた逆差し防止機構では、サイドレールが本来の差込支持側に向いている場合には、逆差し防止手段が設けられている一方側の支持棒体が、逆差し防止手段が設けられている差込口に対応するため、いずれの側の支持棒体も、対応する差込口に正常に差し込まれ、何らの制限を受けることなく差込支持を行うことができる。しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、逆差し防止手段が設けられている一方側の支持棒体と、逆差し防止手段が設けられている差込口が対応しないため、少なくとも一方側の支持棒体が差込口に正常に差し込まれず、これによって操作者はサイドレールが逆側であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
次に、一対の支持棒体は外周の断面形状を異ならせた構成とし、夫々の支持棒体に対応して差込支持部の差込口の夫々の内周の断面形状を、相互に包含されない異なった形状に構成した逆差し防止機構では、サイドレールが本来の差込支持側に向いている場合にのみ、夫々の支持棒体が、対応する差込口に差し込まれるため、何らの制限を受けることなく差込支持を行うことができる。しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、支持棒体と差込口の断面形状が合わず、包含されることもないため正常な差込が阻害され、これによって操作者はサイドレールが逆側であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とし、支持棒体のいずれかと、対応する差込口に、逆差し防止手段を設けた逆差し防止機構において、支持棒体の外周の一部に形成された凹部と、この凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部を逆差し防止手段の要素としたものや、短く形成された一方側の支持棒体と、それに対応して差込支持長が短く形成された差込口を逆差し防止手段の要素としたものでは、これらの支持棒を、内周の一部に凸部が形成されていない差込口や、差込支持長を短くしていない差込口にも差し込むことができるが、外周の一部に凹部が形成されていない支持棒体を、内周の一部に凸部が形成された差込口に差し込むことや、差込支持長が短く形成された差込口に短く形成されていない支持棒体を正常に差し込むことができない。
従って、このような逆差し防止機構では、本発明を適用した新型のベッド用の、より安全な構成のサイドレールを旧型のベッドに差込支持して使用することができるが、旧型のベッド用のサイドレールを新型のベッドには使用できない、いわゆる後方互換性を持たせることができる。
一方、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とし、支持棒体のいずれかと、対応する差込口に、逆差し防止手段を設けた逆差し防止機構において、支持棒体の外周の一部に形成された凸部及び凹部と、この凸部及び凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部及び凹部を逆差し防止手段の要素としたものや、一対の支持棒体は外周の断面形状を異ならせた構成とし、夫々の支持棒体に対応して差込支持部の差込口の夫々の内周の断面形状を、相互に包含されない異なった形状に構成した逆差し防止機構では、本発明を適用した新型のベッド用のサイドレールを旧型のベッドに差込支持することもできない。従って、この場合には、新型のベッドに旧型のベッド用のサイドレールを使用することによる安全性の低下を防止できると共に、本発明に係る新型のサイドレールを、本来、使用を想定している新型のベッドのみに使用できるようにすることにより、本来の安全性を確実に発揮することができる。
本来の差込支持側にベッドのボード側に位置するサイドレールの一端部から外側に第1のガイド棒を突設して、その先端に、ボードの外側に回り込ませる鉤状部を形成すると共に、サイドレールの他端部から外側に第2のガイド棒を突設して、その端部に、ベッドから離れる方向に向かう鉤状部を形成した逆差し防止機構では、サイドレールを本来の差込支持位置又は本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、第1のガイド棒の鉤状部又は第2のガイド棒の鉤状部が邪魔となって支持棒体を差込支持部の差込口まで移動させることができないため、これによって操作者はサイドレールが逆側であることを認識することができ、こうして逆差しと、別の位置に支持してしまうことを防止することができる。
次に本発明のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
まず図1〜図4は本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第1の実施の形態の構成及び動作を示すものであり、また図5、図6は本発明を適用しない場合の動作を対比して示すための説明図である。
図1〜図4において、符号1はベッド、2は基部フレーム、3は基部フレーム2上に昇降可能に支持されたボトム支持フレーム、4は複数の部分に分割されて起伏可能にボトム支持フレーム3に支持されたボトム、5はヘッドボード、6はフットボードである。
符号7h,7fは夫々ベッド1のヘッドボード5側、フットボード6側に支持されるサイドレールであり、これらのサイドレール7h,7fは下側に一対の支持棒体8a,8bを突設している。符号9はボトム支持フレーム3に支持された付属品受けであり、これらの付属品受け9には、上記一対の支持棒体8a,8bを差し込んで支持する一対の差込口10a,10bを設けた差込支持部を構成している。このように第1の実施の形態では、差込支持部を付属品受け9に構成しているが、周知のようにボトム支持フレーム3自体に設けることもできる。以下、差込支持部と付属品受けを同様に符号9で示す。
これらのサイドレール7h,7fは、本体の形状が支持棒体8a,8bに対して非対称に構成されている。即ち、この実施の形態では、ヘッドボード5側のサイドレール7hの本体は、左右端とも夫々の側の支持棒体8a,8bよりも外側に突出するように配置されているが、左端の突出長は右端の突出長よりも短く構成されている。またフットボード6側のサイドレール7fの本体は、右端が右側の支持棒体8bよりも外側に突出するように配置されているが、左端は左側の支持棒体8aよりも右側に位置するように配置されている。
これらのサイドレール7h,7fは図3又は図5に示すように、本来の使用時にそれらのボード側の端部がヘッドボード5、フットボード6に近接して、それらの間の隙間L2が非常に狭くなるように設計されており、またサイドレール7h,7f間の隙間は上述したIEC規格で規定される寸法である、例えば469mmとなるように設計されている。
そこで、これらのサイドレール7h,7fを、操作者が誤って裏返した状態において差し込んで支持してしまう場合を考えると、まず、ヘッドボード5側のサイドレール7hでは、裏返した状態の左端がヘッドボード5よりも外側に大きく突出してしまうので、操作者が表裏を誤ることはない。しかしながらフットボード6側のサイドレール7fでは、裏返して支持した状態は、ヘッドボード5側のサイドレール7hとの隙間L1’が狭くなると共にフットボード6との隙間L2’が広くなった状態であるので、この状態はうっかりと本来の支持状態として誤る可能性があり、この支持状態では、隙間L1’が安全な寸法よりも狭くなると共に、隙間L2’が安全な寸法よりも広く、例えば60mm以上で318mm以下となってしまう危険性がある。
そこで本発明のこの実施の形態では、図1〜図4に示すように、表裏側を誤る可能性があるフットボード6側のサイドレール7fの支持棒体8a,8b間の左右側に偏倚した位置、この場合、サイドレール7fの下部横桟部材11の、右側の支持棒体8b側寄りの個所から下方に凸片12を突出させている。そして、この凸片12の位置に対応して差込支持部9の差込口10a,10b間の、差込口10b寄りの個所に、凸片12を差込可能な差込口13を設けている。従って、この凸片12が上述した凸部に相当し、差込口13が上述した受入部に相当する。
このような構成では、図1に示すようにサイドレール7fが本来の差込支持側に向いている場合には、支持棒体8a,8bが差込口10a,10bに対応すると共に、凸片12と差込口13が対応するため、何らの制限を受けることなく図2に示すようにサイドレール7fの支持棒体8a,8bを差込支持部9の差込口10a,10bに差込んで支持を行うことができる。
しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図4に示すように凸片12と差込口13が対応せず、凸片12が差込支持部9の上面に当接して正常な差込が阻害されるため、操作者はサイドレール7fが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
以上に説明した第1の実施の形態は、フットボード6側のサイドレール7fに関して説明しているが、第1の実施の形態をヘッドボード5側のサイドレール7hにも適用できることは勿論である。またサイドレール7fの本体の構成も、図で示すような格子フレーム状でなく、板状又はそれらの組み合わせにより構成したものでも良い。
次に図7〜図9は、本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第2の実施の形態の構成及び動作を示すものである。
この第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、サイドレール7fの本体は、右端が右側の支持棒体8bよりも外側に突出するように配置されているが、左端は左側の支持棒体8aよりも右側に位置するように配置されており、また支持棒体8a,8bを差し込んで支持する一対の差込口10a,10bを設けた差込支持部9を付属品受けに構成している。このように第1の実施の形態の構成要素に対応する構成要素には、同一の符号を付している。
この第2の実施の形態では、差込支持部9の差込口10a,10b間の偏倚した位置、即ち10b寄りの上面に突起14を設けており、またサイドレール7fの下部横桟部材11には段部15を設けて、下部横桟部材11において段部15の図中右側は、上方に凹んでいるような形状としている。従って、差込支持部9に設けた突起14が上述した凸部に相当し、段部15により凹んだ下部横桟部材11の個所が上述した受入部に相当する。
このような構成では、図7に示すようにサイドレール7fが本来の差込支持側に向いている場合には、支持棒体8a,8bが差込口10a,10bに対応すると共に、差込支持部9の突起14と、下部横桟部材11の段部15により凹んだ個所が対応するため、何らの制限を受けることなく図8に示すようにサイドレール7fの支持棒体8a,8bを差込支持部9の差込口10a,10bに差込んで支持を行うことができる。
しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図9に示すように突起14と下部横桟部材11の凹んだ個所が対応せず、突起14がサイドレール7fの下部横桟部材11に当接して正常な差込が阻害されるため、操作者はサイドレール7fが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
以上に説明した第2の実施の形態は、フットボード6側のサイドレール7fに関して説明しているが、第1の実施の形態と同様にヘッドボード5側のサイドレール7hにも適用できることは勿論である。またサイドレール7fの本体の構成も、図で示すような格子フレーム状でなく、板状又はそれらの組み合わせにより構成したものでも良い。また受入部は、段部15により凹んだ下部横桟部材11の個所として構成する他、突起14に対応した個所のみを凹部とするように構成することができる。
次に図10、図11は、本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第3の実施の形態の構成及び動作を示すものである。
この第3の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、サイドレール7fの本体は、右端が右側の支持棒体8bよりも外側に突出するように配置されているが、左端は左側の支持棒体8aよりも右側に位置するように配置されており、また支持棒体8a,8bを差し込んで支持する一対の差込口10a,10bを設けた差込支持部9を付属品受けに構成している。このように第1の実施の形態の構成要素に対応する構成要素には、同一の符号を付している。
この第3の実施の形態では、図中左側の支持棒体8aの外側に、先端を垂下させた鉤状の凸片16を設けており、この凸片16に対応して差込支持部9の左端側を切り欠いて切欠部17を構成している。従って、凸片16が上述した凸部に相当し、差込支持部9の左端側の切欠部17が上述した受入部に相当する。
このような構成では、図10に示すようにサイドレール7fが本来の差込支持側に向いている場合には、支持棒体8a,8bが差込口10a,10bに対応すると共に、支持棒体8aの外側に突設した凸片16が、差込支持部9の切欠部17の外側に対応するため、サイドレール7fは、何らの制限を受けることなく図11に示すように、支持棒体8a,8bを差込支持部9の差込口10a,10bに差込んで支持を行うことができる。
しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図示は省略しているが、支持棒体8aの外側に突設した凸片16が、差込支持部9の図中右側の上面個所に対応するため、凸片16が差込支持部9の上面に当接して正常な差込が阻害されるため、操作者はサイドレール7fが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
以上に説明した第3の実施の形態もフットボード6側のサイドレール7fに関して説明しているが、第1の実施の形態と同様にヘッドボード5側のサイドレール7hにも適用できることは勿論である。またサイドレール7fの本体の構成も、図で示すような格子フレーム状でなく、板状又はそれらの組み合わせにより構成したものでも良い。
次に図12は本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第4の実施の形態の構成を示すものである。
この第4の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、サイドレール7fの本体は、右端が右側の支持棒体8bよりも外側に突出するように配置されているが、左端は左側の支持棒体8aよりも右側に位置するように配置されており、また支持棒体8a,8bを差し込んで支持する一対の差込口10a,10bを設けた差込支持部9を付属品受けに構成している。このように第1の実施の形態の構成要素に対応する構成要素には、同一の符号を付している。
一対の支持棒体8a,8bは外周の断面形状を同径の円形状としているため、図13に示すように支持棒体8a,8b自体は差込口10a,10bのいずれにも差込支持可能である。そこで、この第4の実施の形態では、いずれか一方側、この場合、図中右側の支持棒体8bの外周の一部に凸部18を設けると共に、この凸部18に対応して差込支持部9の差込口10bの内周の一部に凹部19を設けている。従ってこれらの凸部18と凹部19が上述した逆差し防止手段を構成している。
この構成では、図12に示すようにサイドレール7fが本来の差込支持側に向いている場合には、支持棒体8a,8bが差込口10a,10bに対応すると共に、支持棒体8bの外側に設けた凸部18が、差込口10bに設けた凹部19に対応するため、サイドレール7fは、何らの制限を受けることなく、それらの支持棒体8a,8bを差込支持部9の差込口10a,10bに差込んで支持を行うことができる。
しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図示は省略しているが、外周の一部に凸部18を設けた支持棒体8bが、凹部19を設けていない差込口10aに対応するため、凸部18が差込口10aの上面に当接して正常な差込が阻害されるため、操作者はサイドレール7fが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
以上に説明した第4の実施の形態もフットボード6側のサイドレール7fに関して説明しているが、第1の実施の形態と同様にヘッドボード5側のサイドレール7hにも適用できることは勿論である。またサイドレール7fの本体の構成も、図で示すような格子フレーム状でなく、板状又はそれらの組み合わせにより構成したものでも良い。
次に図14は本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第5の実施の形態の構成及び動作を示すもので、この図14では、一対の支持棒体8a,8bと差込口10a,10bを設けた差込支持部9のみを模式的に示している。
この第5の実施の形態では、支持棒体8aは外周の断面形状を円形とし、これに対応して差込口10aの内周の断面形状を円形としているが、他方側の支持棒体8bでは、断面形状が、基本的には支持棒体8aと同径の円形であるが、外周の一部を平面状に切り欠いて凹部20を形成しており、これに対応して差込口10bの内周の一部は円周上の位置から半径方向に平面状に突出させて凸部19を形成している。
この構成では、サイドレールが本来の差込支持側に向いている場合には、図14に示すように支持棒体8a,8bが差込口10a,10bに対応するので、支持棒体8bに凹部20、差込口10bに凸部19が形成されていても、何らの制限を受けることなく、支持棒体8a,8bを差込支持部9の差込口10a,10bに差込んでサイドレールの支持を行うことができる。
しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図示は省略しているが、凸部19を形成している差込口10bに、凹部20を形成していない支持棒体8aが対応して、支持棒体8aの差込口10bへの正常な差込が阻害されるため、操作者はサイドレール7fが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
次に図15は本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第6の実施の形態の構成及び動作を示すもので、この図15では、図14と同様に一対の支持棒体8a,8bと差込口10a,10bを設けた差込支持部9のみを模式的に示している。
この第6の実施の形態は、第5の実施の形態と比較して、支持棒体8bに形成した凹部20と、差込口10bに形成した凸部19の形状が異なり、これらの形状を断面三角形状としているのみで、その他は同様であり、その動作は自明であるため動作の説明は省略する。このように凹部20と凸部19の形状は適宜である。
以上の第5の実施の形態と第6の実施の形態においては、上述したとおり、凸部19を形成している差込口10bに、凹部20を形成していない支持棒体8aを差込むことはできないが、逆に、凹部20を形成している支持棒体8bを、凸部19を形成していない差込口10aに差し込むことはできる。
そのため本発明を適用した新型のベッド用の、より安全な構成のサイドレールを旧型のベッドに差込支持して使用することができるが、旧型のベッド用のサイドレールを新型のベッドには使用できない、いわゆる後方互換性を持たせることができる。
次に図16は本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第7の実施の形態の構成及び動作を示すもので、この図16では、図14と同様に一対の支持棒体8a,8bと差込口10a,10bを設けた差込支持部9のみを模式的に示している。
この第7の実施の形態では、一対の支持棒体8a,8bは外周の断面形状を異ならせた構成とし、その際、夫々の支持棒体8a,8bに対応して差込支持部9の差込口10a,10bの夫々の内周の断面形状を、相互に包含されない異なった形状に構成したものである。即ち、この実施の形態は、具体的には、支持棒体8bは、外周の断面形状が、支持棒体8aの外径よりも大きな円形の一部を平面状に切り欠いて凹部20を形成し、これに対応して差込口10bの内周の一部は、差込口10aの内径よりも大きな内径の円周上の位置から半径方向に平面状に突出させて凸部19を形成し、これにより差込支持部9の差込口10a,10bの夫々の内周の断面形状を、一対の支持棒体8a,8bの異なった断面形状に対応して、相互に包含されない異なった形状に構成したものである。
このような構成においては、本来の差込支持側の向きでは、図16に示すように一対の支持棒体8a,8bの夫々を、対応する差込口10a,10bに円滑に差し込んでサイドレールを支持することができるが、本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図示は省略しているが、一対の支持棒体8a,8bのいずれもが、逆側の差込口10b,10aに差込むことができないので、操作者はサイドレールが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
次に図17は本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第8の実施の形態の構成及び動作を示すもので、この図17では、図16と同様に一対の支持棒体8a,8bと差込口10a,10bを設けた差込支持部9のみを模式的に示している。
この第8の実施の形態では、一方側の支持棒体8bの外周の一部に第6の実施の形態と同様に凹部20を形成すると共に、凸部22も形成しており、差込口10bには、これらの凹部20及び凸部22に対応して、内周の一部に第6の実施の形態と同様に凸部19を形成すると共に、凹部21を形成したものである。
この第8の実施の形態においても本来の差込支持側の向きでは、図17に示すように一対の支持棒体8a,8bの夫々を、対応する差込口10a,10bに円滑に差し込んでサイドレールを支持することができるが、本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図示は省略しているが、一対の支持棒体8a,8bのいずれもが、逆側の差込口10b,10aに差込むことができないので、操作者はサイドレールが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
以上の第7の実施の形態と第8の実施の形態においては、上述したとおり、本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、支持棒体8bを逆側の差込口10aに差し込むことも、支持棒体8aを逆側の差込口10bに差し込むこともできない。従って上述したように逆差しが防止できることは勿論のこと、新型のベッドに旧型のベッド用のサイドレールを使用することによる安全性の低下を防止できると共に、本発明に係る新型のサイドレールを、本来、使用を想定している新型のベッドのみに使用できるようにすることにより、本来の安全性を確実に発揮することができる。
次に図18〜図20は、本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第9の実施の形態の構成及び動作を示すものである。
この第9の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、サイドレール7fの本体は、右端が右側の支持棒体8bよりも外側に突出するように配置されているが、左端は左側の支持棒体8aよりも右側に位置するように配置されており、また支持棒体8a,8bを差し込んで支持する一対の差込口10a,10bを設けた差込支持部9を付属品受けに構成している。このように第1の実施の形態の構成要素に対応する構成要素には、同一の符号を付している。
即ち、この第9の実施の形態では、一方側の支持棒体8aは他方側の支持棒体8bよりも短く形成されており、この短い支持棒体8bに対応して、差込口10aは、スペーサー23を挿入することにより、その差込支持長を短く形成している。
このような構成では、図18に示すようにサイドレール7fが本来の差込支持側に向いている場合には、図19に示すように、支持棒体8a,8bを差込口10a,10bに正常に差し込むことができ、こうしてサイドレール7fの正常な支持を行うことができる。
しかしながら本来の差込支持側の向きから裏返した状態では、図20に示すように、長さを短く形成していない支持棒体8bが、スペーサー23により差込支持長を短くした差込口10aに対応するので、支持棒体8bはスペーサー23に閊えて正常な差込が行えない。従って操作者はサイドレール7fが表裏側に逆であることを認識することができ、こうして逆差しを防止することができる。
以上に説明した第9の実施の形態もフットボード6側のサイドレール7fに関して説明しているが、第1の実施の形態と同様にヘッドボード5側のサイドレール7hにも適用できることは勿論である。またサイドレール7fの本体の構成も、図で示すような格子フレーム状でなく、板状又はそれらの組み合わせにより構成したものでも良い。また差込口10aは、短く形成した支持棒体8aに対応するように差込支持長を短くすれば良いので、スペーサー23を用いずに、予め浅く形成しても良い。
次に図21〜図27は、本発明を適用した差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態の構成及び動作を示すものである。
この第10の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、サイドレール7fの本体は、右端が右側の支持棒体8bよりも外側に突出するように配置されているが、左端は左側の支持棒体8aよりも右側に位置するように配置されており、また支持棒体8a,8bを差し込んで支持する一対の差込口10a,10bを設けた差込支持部9を付属品受けに構成している。このように第1の実施の形態の構成要素に対応する構成要素には、同一の符号を付している。
この第10の実施の形態では、本来の差込支持側においてベッド1のボード、即ちヘッドボード5又はフットボード6側に位置するサイドレール7(7h,7f)の一端部から外側に第1のガイド棒24を突設して、その先端に、ボード5、6の外側に回り込ませる鉤状部25を形成すると共に、サイドレール7の他端部から外側に第2のガイド棒26を突設して、その端部に、ベッド1から離れる方向に向かう鉤状部27を形成したものである。尚、この実施の形態では第2のガイド棒26は下部横桟部材11を兼用している。
図25に示すように、この実施の形態では、サイドレール7をベッド1のヘッドボード5側の両側及びフットボード6側の両側に対応させるために、上述した鉤状部25、27の突出方向を逆とした2タイプのものを構成している。即ち、図25において、対角線上に配置されたサイドレール7は同タイプとして構成している。
以上の構成において、夫々のサイドレール7は、本来の差込支持側に向いた状態では、図26に示すように、いずれもが円滑に、一対の支持棒体8a,8bを対応する差込支持部9の差込口10a,10bに差し込んで支持することができるが、図27に示すように、本来の向きから、図中2点鎖線uで示すように、サイドレール7を裏返した状態で対応する差込支持部9に差し込もうとすると、第2のガイド棒26に突設した鉤状部27がボトム支持フレーム3に閊えてしまうため、支持棒体8b,8aを差込口10a,10bに差し込むことが全くできない。
更に図26の2点鎖線v,wで示すように、図中、右下側の本来の差込支持部9ではない左下側の差込支持部9に、本来の差込支持側と同じ向きで、又は裏返して差し込もうとしても、第1のガイド棒24に突設した鉤状部25や第2のガイド棒26に突設した鉤状部27がボトム支持フレーム3に閊えてしまうため、支持棒体8a,8bを差込口10a,10bに差し込むことが全くできない。
従ってこれによって操作者はサイドレールが逆側であることを認識することができ、こうして逆差しと、別の位置に支持してしまうことを防止することができる。
本発明は以上の通りであるので、サイドレールを、本来の差込支持側の向きから、裏返した状態での差込支持を機構的に不可能としているので、操作者は意識をすることなく、常時本来の差込支持側で使用することができる。こうして、サイドレールとボードの間や、左右に並べて差込支持した一対のサイドレールの間に、身体が挟まれる危険性がある隙間を生じないようにすることを、簡単な機構で実現することができ、特別な機構を必要としないため、差込式サイドレールの使い勝手の良さを減じない等、産業上の利用可能性が大なる差込式サイドレールにおける逆差し防止機構を提供することができる。
本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第1の実施の形態を概念的に示す斜視図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第1の実施の形態を使用前の状態において概念的に示す側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第1の実施の形態を使用状態において概念的に示す側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第1の実施の形態を誤った操作において概念的に示す側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を適用していない場合における使用状態を示す側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を適用していない場合における誤った使用状態を示す側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第2の実施の形態を概念的に示す要部側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第2の実施の形態を使用状態において概念的に示す要部側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第2の実施の形態を誤った操作状態において概念的に示す要部側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第3の実施の形態を概念的に示す要部斜視図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第3の実施の形態を使用状態において概念的に示す要部側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第4の実施の形態を概念的に示す要部斜視図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構を適用していない場合における使用状態を示す要部説明的断面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第5の実施の形態における使用状態を示す要部説明的断面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第6の実施の形態における使用状態を示す要部説明的断面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第7の実施の形態における使用状態を示す要部説明的断面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第8の実施の形態における使用状態を示す要部説明的断面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第9の実施の形態を概念的に示す要部側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第9の実施の形態を使用状態において概念的に示す要部側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第9の実施の形態を誤った操作状態において概念的に示す要部側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態のサイドレールを示す斜視図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態のサイドレールを示す平面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態のサイドレールを示す側面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態を適用するベッドの平面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態を適用する前の状態を示すベッドの平面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態を使用状態において示すベッドの平面図である。 本発明の差込式サイドレール装置における逆差し防止機構の第10の実施の形態を誤操作状態において示すベッドの平面図である。
符号の説明
1 ベッド
2 基部フレーム
3 ボトム支持フレーム
4 ボトム
5 ヘッドボード
6 フットボード
7h,7f サイドレール
8a,8b 支持棒体
9 付属品受け(差込支持部)
10a,10b 差込口
11 下部横桟部材
12 凸片
13 差込口
14 突起
15 段部
16 凸片
17、19、22 凸部
18、20、21 凹部
23 スペーサー
24 第1のガイド棒
25、27 鉤状部
26 第2のガイド棒

Claims (15)

  1. サイドレールの下側に一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設け、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、サイドレールの支持棒体間と、対応する差込口間の個所に逆差し防止手段を設けたことを特徴とするベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  2. 逆差し防止手段は、サイドレールの支持棒体間の偏倚した位置に設けた凸部と、この凸部に対応して差込支持部の差込口間に設けた受入部とから構成することを特徴とする請求項1に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  3. 逆差し防止手段は、差込支持部の差込口間の偏倚した位置に設けた凸部と、この凸部に対応してサイドレールの支持棒体間に設けた受入部とから構成することを特徴とする請求項1に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  4. サイドレールの下側に一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設け、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、サイドレールの支持棒体のいずれかの外側に付設した凸部と、この凸部に対応して差込支持部の対応する差込口の外側に設けた受入部とから逆差し防止手段を設けたことを特徴とするベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  5. 受入部は、凹部により構成することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  6. 受入部は、段部により構成することを特徴とする請求項3に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  7. 受入部は、差込支持部の端部の切欠部により構成することを特徴とする請求項4に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  8. サイドレールの下側に、一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設け、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、支持棒体のいずれかと、対応する差込口に逆差し防止手段を設けたことを特徴とするベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  9. 逆差し防止手段は、支持棒体の外周の一部に形成された凸部と、この凸部に対応して差込口の内周の一部に形成された凹部とから構成することを特徴とする請求項8に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  10. 逆差し防止手段は、支持棒体の外周の一部に形成された凹部と、この凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部とから構成することを特徴とする請求項8に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  11. 逆差し防止手段は、支持棒体の外周の一部に形成された凸部及び凹部と、この凸部及び凹部に対応して差込口の内周の一部に形成された凸部及び凹部とから構成することを特徴とする請求項8に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  12. 逆差し防止手段は、短く形成された一方側の支持棒体と、それに対応して差込支持長が短く形成された差込口とから構成することを特徴とする請求項8に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  13. 差込口にスペーサーを差し込むことにより差込支持長を短く形成することを特徴とする請求項12に記載のベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  14. サイドレールの下側に、一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設けた構成において、一対の支持棒体は外周の断面形状を異ならせた構成とし、夫々の支持棒体に対応して差込支持部の差込口の夫々の内周の断面形状を、相互に包含されない異なった形状に構成することを特徴とするベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
  15. サイドレールの下側に一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に上記支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設けた構成において、本来の差込支持側においてベッドのボード側に位置するサイドレールの左右方向の一端部の下側から、この左右方向の外側に水平な第1のガイド棒を突設して、その先端に、ボードの外側に回り込ませるように水平面上で直角に屈曲させた部分を有する鈎状部を形成すると共に、サイドレールの前記左右方向の他端部の下側から、この左右方向の外側に水平な第2のガイド棒を突設して、その端部に、ベッドから離れる方向に向かって突出させた部分を有する鈎状部を形成したことを特徴とするベッドの差込式サイドレール装置における逆差し防止機構。
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