JP6737499B2 - サイドレール付きベッド - Google Patents

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Description

本発明は、サイドレール付きベッドに関し、詳しくはベッド本体へのサイドレールの取付位置及び向きを、使用者の好みに合わせて変更することができるとともに、サイドレールの反対向きでの使用が不適当な位置では反対向きでの取付けができないものとするサイドレール付きベッドに関する。
従来、サイドレールの反対向きとした状態での差込支持を機構的に不可能とする逆差し防止手段を有するサイドレール付きベッドとして、サイドレールの下側に一対の支持棒体を突設すると共に、ベッド側に支持棒体を差し込んで支持する一対の差込口を有する差込支持部を設け、一対の支持棒体は外周の断面形状を同径の円形状とした構成において、サイドレールの支持棒体間と、対応する差込口間の個所に逆差し防止手段を設けたものがある(特許文献1参照)。
このベッドは、サイドレールの逆差し防止手段を設けたことで、サイドレールが反対向きで差し込まれて、主にヘッドボード及びフットボードとの間に使用者の首や手足が挟まれるといった事故を回避することができるものである。
また、病院用・介護用ベッドとして、ベッド本体の両サイドに一列に連ねられて立設されている転落防止用柵の間隔を3cm以下とし、かつ、転落防止用柵に緩衝部材を装着したものがある(特許文献2参照)。
この病院用・介護用ベッドは、上記構成により、首等を転落防止用柵の間に挟み込む危険性がなくなり、手足の骨折、打撲、挫創などの危険性も少なくなるものである。
しかし、この特許文献1及び2記載のものは、何れもサイドレールをベッドの決められた位置に、決められた向きで取り付けた状態でのみ使用することができるものである。
このため、使用者はこのサイドレールを取り付けておくか、取り外しておくかの選択しかできず、使用者の身体の状態や好み、場面に合わせた調整ができず不便なものとなっていた。特に使用者がベッドに寝ている状態では、転落防止のために頭側及び脚側のサイドレールを取り付けておく必要があるが、離床する際には、少なくともこれらの一方を取り外してしまわないと離床することができないところ、このサイドレールの取外しは基本的に介助者等が行うものであって、使用者が自らサイドレールを取り外すことは容易ではなく、結果として離床に対する躊躇いが生じ、運動回数の低減や心労によって身体機能の低下、健康状態の悪化を導くといった課題があった。
特開2010−068967号 実用新案登録第3032135号公報
本発明が前述の状況に鑑み解決しようとするところは、ベッド本体へのサイドレールの取付位置及び向きを変更可能なものとしつつ、反対向きでの使用が不適当な位置では反対向きでの取付けができないものとするサイドレール付きベッドを提供する点にある。
本発明に係るサイドレール付きベッドは、前記課題解決のために、サイドレールを取り付けるための複数の差込孔を側端部に有するベッド本体と、この差込孔に差し込まれる固定用差込部を有する複数のサイドレールとを備えたサイドレール付きベッドであって、前記複数のサイドレールにおける、前記固定用差込部の各々の水平断面の外形及びこの外形の点対称である形状が、全て同一とはならない二以上の異なる形状を有するものであり、前記差込孔が、前記固定用差込部の水平断面の外形又はこの外形の点対称である形状の中で、所定の1つの形状のみを内包する形状であることで、この形状を内包する前記固定用差込部のみを差込み固定することができる第一の差込孔と、前記固定用差込部の水平断面の外形又はこの外形の点対称である形状の中で、二以上の形状を重ねて得られる外形を内包する形状であることで、異なる形状の前記固定用差込部を差込み固定することができる第二の差込孔とを備え、前記サイドレールが、前後に一対の固定用差込部を有するものであるとともに、前記複数の差込孔が、前記ベッド本体の前後方向における両端の前記差込孔として前記第一の差込孔を形成し、これらの第一の差込孔の間に、複数の前記第二の差込孔を、各差込孔の間隔が前記一対の固定用差込部の間隔と略同一寸法となる位置に設けたものである。
また、前記サイドレールが前後に一対の固定用差込部を有するものであり、これらの一対の固定用差込部の水平断面の外形が異なるものであると好ましい。
本発明に係るサイドレール付きベッドによれば、第一の差込孔と第二の差込孔との組合せによって、サイドレールの取付位置及び向きが規制されるため、簡易な構成によって、使用者の安全性と利便性を向上したサイドレール付きベッドを得ることができる。また、ヘッドボードやフットボードとの関係で問題が生じ易い最も頭側よりの取付位置及び最も脚側よりの取付位置では、サイドレールの向きを規制しつつ、これら以外の中央位置等では、その向きを自由に選択することができるものとし、更に利便性を向上することができる。
また、前記サイドレールが前後に一対の固定用差込部を有するものであり、これらの一対の固定用差込部の水平断面の外形が異なるものであると、外観でサイドレールの向きを判断しやすいものとなり、サイドレールの取付をさらに容易なものとすることができる。
本発明の実施形態に係るサイドレール付きベッドの構成を示す正面図である。 同じくサイドレール付きベッドの構成を示す平面図である。 同じくサイドレール付きベッドの構成を示す部分拡大斜視図である。 同じくサイドレール付きベッドの構成を示す部分拡大分解斜視図である。 同じくサイドレール付きベッドのベッド本体の差込孔の構成を示す部分拡大平面図である。 同じくサイドレール付きベッドのサイドレールを中央位置に取り付けた状態を示す正面図である。 同じくサイドレール付きベッドのサイドレールを中央位置に反対向きに取り付けた状態を示す正面図である。 本発明の別の実施形態に係るサイドレール付きベッドのサイドレールの固定構造を示す概略図であり、(a)はサイドレールの固定用差込部の水平断面形状を示す断面図、(b)はベッド本体の差込孔の形状を示す平面図である。 本発明の更に別の実施形態に係るサイドレール付きベッドのサイドレールの固定構造を示す概略図であり、(a)はサイドレールの固定用差込部の水平断面形状を示す断面図、(b)はベッド本体の差込孔の形状を示す平面図である。 本発明のまた更に別の実施形態に係るサイドレール付きベッドのサイドレールの固定構造を示す概略図であり、(a)はサイドレールの固定用差込部の水平断面形状を示す断面図、(b)はベッド本体の差込孔の形状を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。また、本明細書において、サイドレール付きベッドの長手方向を前後とする。ここで、形状の同一とは、その角度を含めて同一のものというものとし、三角形と逆三角形のように、互いの角度が異なるものは同一形状ではないものとする。また、円とは、楕円等を含まず中心から等しい距離だけ離間した点の集合体及びこれに近い形状とし、点対称とは、中心で180度回転させた形状というものとする。
本発明に係るサイドレール付きベッド1の実施形態を、図1乃至図7に沿って説明する。
図1乃至図4に示すように、サイドレール付きベッド1は、サイドレール3を取り付けるための複数の差込孔4,4,…を側端部に有するベッド本体2と、この差込孔4,4,…に差し込まれる固定用差込部5を有する複数のサイドレール3,3,…とを備えたサイドレール付きベッドである。複数のサイドレール3,3,…における、固定用差込部5の各々の水平断面の外形及びこの外形の点対称である形状が、全て同一とはならない二以上の異なる形状を有するものであり、差込孔4,4,…が、固定用差込部5の水平断面の外形又はこの外形の点対称である形状の中で、所定の1つの形状のみを内包する形状であることで、この形状を内包する固定用差込部5のみを差込み固定することができる第一の差込孔4Aと、固定用差込部5の水平断面の外形又はこの外形の点対称である形状の中で、二以上の形状を重ねて得られる外形を内包する形状であることで、異なる形状の固定用差込部5を差込み固定することができる第二の差込孔4Aとを備えたものである。ここで、固定用差込部5の各々の水平断面の外形及びこの外形の点対称である形状が、全て同一とはならない二以上の異なる形状を有するとは、これらの形状の全てが同一の形状でないこと、つまり、これらの形状の集合の中には少なくとも二つの異なる形状が存在することを意味する。
ベッド本体2は、平面視において略長方形状の電動ベッドであって、長手方向に延びる左右両側の二本夫々のフレーム2a,2aに、各四個の差込孔4,4,…が設けられたものである。
ここで、このベッド本体2は、電動ベッドとして図示しているが、このようなベッドに限らず、一般的なベッドや小児用ベッド、上下多段式のベッド等の他のベッドであってもよく、また、サイドレール3は転落防止用としてのものに限らず、使用者の介助機能を有する回転式のアームを備えたものや他の機能を有するものであってもよい。
サイドレール3は、図1乃至図4に示すように、このサイドレール3が左右の片側(図1における手前側)にのみ、前後方向に二個並設された状態となっている。これらのサイドレール3,3は、横長の長方形状の柵本体3aと、この柵本体3aを固定するための固定用差込部5を有する支持部3bとよりなるものである。
柵本体3aは、外縁が略長方形状に折り曲げられて形成された棒体よりなり、この外縁の内側には水平方向に延びるストレートな棒体が上下に二本並設されたものである。この棒体は、円筒状のものであるため、使用者や介助者が安全に掴まったり、ベッドの移動等の操作を行なったりすることができる。
支持部3bは、下端が柵本体3aの下側から下方に突出するように柵本体3aに設けられた、水平断面における外形が略八角形状の棒体である。この支持部3bは、柵本体3aに前後に二本設けられているが、この二本の支持部3b,3bは、柵本体3aに対して前側又は後側に偏った位置で固定されているため、サイドレール3を反対向きとすると、二本の支持部3b,3bに対する柵本体3aが前側よりから後側よりに、又はこれと反対方向に位置が変更される。支持部3bの先端側には固定用差込部5が設けられている。
固定用差込部5は、サイドレール3の下側に設けられ、これをベッド本体2の差込孔4に差し込んで固定することで、サイドレール3をベッド本体2に固定することができるものとなっている。この固定用差込部5は、その水平断面における外形を略八角形状の一部が外方に突出した形状として形成されている。この突出する凸条は、固定用差込部5の略全体において上下方向にのびるように形成されている。このような凸条を差込孔4の凹条に沿うようにして、サイドレール3をベッド本体2に取り付けることで、これらが強固に固定される。また、固定用差込部5の水平断面の外形が略八角形状の一部が外方に突出した形状であるため、この形状とこの形状の点対称である形状とは、同一ではなく異なる形状となっている。
差込孔4は、ベッド本体2の長手方向にのびる二本のフレーム2a,2aの上面に夫々、前後に四個、上下方向に貫通する孔として設けられている。この差込孔4は、正向きのサイドレール3の固定用差込部5のみを差込み固定することができる第一の差込孔4Aと、正向き及び逆向きの何れのサイドレール3の固定用差込部5も差込み固定することができる第二の差込孔4Bとを含むものである。これらの第一の差込孔4Aと第二の差込孔4Bは、サイドレール3の二個の固定用差込部5,5間の距離と同一の間隔となるように、その全てが等間隔で設けられているため、何れの二個の差込孔4,4に対してもサイドレール3の固定用差込部5,5が夫々対応する位置となる。このため、固定用差込部5が対応する差込孔4に差込み固定可能なもの、つまり、固定用差込部5の水平断面における外形が差込孔4に包含される形状であれば、その位置及び向きでのサイドレール3のベッド本体2への取付が可能となる。なお、差込孔4が一般的な固定用差込部の水平断面における外形の形状である円形状や矩形状を包含する形状であれば、このような一般的な固定用差込部を有するサイドレール3をそのまま使用することもできる。
図5(a)に示すように、第一の差込孔4Aは、ベッド本体2のフレーム2aにおける前後方向の四個の差込孔4,4,…のうち最前及び最後に夫々配置され、第二の差込孔4Bは、これらの第一の差込孔4Aの間に、全ての差込孔4が等間隔となるように二個配置されている。第一の差込孔4Aは、頭側と脚側で水平面において180度回転させた形状となっている。つまり、頭側の第一の差込孔4Aは、ベッド本体2の長手方向における外側であるヘッドボード6側に凸部を形成した孔形状であり、脚側の第一の差込孔4Aは、ベッド本体2の長手方向における外側であるフッドボード7側に凸部を形成した孔形状となっている。これらの第一の差込孔4A,4Aは、同一の形状を水平面で180度回転させたものであるため、これらの差込孔4A,4Aを形成する部材は同一のものを使用することができる。
ここで、ベッド本体2の一方の側端側に、二個のサイドレール3,3を前後に二個並べて取り付ける場合、頭側の二個の差込孔4A,4Bに頭側用のサイドレール3Aの固定用差込部5,5を差し込んで固定するとともに、脚側の二個の差込孔4B,4Aに脚側用のサイドレール3Bの固定用差込部5,5を差し込んで固定する。このとき、頭側用のサイドレール3Aは、図5(b)に示すように、頭側に凸条を有する固定用差込部5となっているため、第一の差込孔4A及び第二の差込孔4Bの形状に内包されるため、差込み固定が可能である。また、脚側用のサイドレール3Bは、脚側に凸条を有する固定用差込部5となっているため、頭側のものと同様に、差込み固定が可能である。この凸条5aと第一の差込孔4Aの凹部4aは取付向き規制手段として機能するものである。
しかし、これらの位置で、サイドレール3を反対向きで差し込もうとすると、頭側では、外側に凸部を有する差込孔4Aに対して、内側に凸条を有する固定用差込部5を差し込むこととなるため、この凸条が邪魔となって差込み固定ができず、また、脚側でも同様に差込み固定ができない。このように第二の差込孔4Bの凹部4aに加えて反対側に設けられた回避用凹部4bは規制回避手段として機能するものである。よって、この構成によるサイドレール付きベッド2では、頭側又は脚側の二個の差込孔4に対するサイドレール3は予め定められた向きでしか取り付けることができないものとなっている。このため、ヘッドボード6やフットボードとサイドレール3との間の隙間が、使用者の頭や手足を挟んでしまう状態でのベッドの使用を防止することができる。また、頭側用のサイドレール3A及び脚側のサイドレール3Bは、使用者の好みや場面に応じて何れか一方を取り外しておくこともできる。
図6及び図7には、サイドレール3をベッド本体2の中央に取り付けた状態を示す。
ベッド本体2には、長手方向に四個の差込孔4,4,…が設けられているが、これらのうち中央の二個の差込孔4,4に、一個のサイドレール3を取り付けることとなる。中央の二個の差込孔4,4は、第二の差込孔4B,4Bであるため、頭側用のサイドレール3A又は脚側用のサイドレール3Bをそのままの向きで取り付けることができ、また、これらを反対向きとした状態でも取り付けることができる。このため、図示するようにサイドレール3の向きを変更してサイドレール付きベッド1を使用者の使い勝手の良い態様とすることができる。
なお、差込孔4は上下方向に貫通するものとしてベッド本体2のフレーム2aに設けられているが、貫通していないものであってもよく、また、フレーム2a以外の部分に設けられたものであってもよい。
図8には、ベッド本体2の差込孔4及びサイドレール3の固定用差込部5の別の実施形態を示し、図8(a)には、一個のサイドレール3の前後に設けられる頭側の固定用支持部51A,51Bの断面形状を、図8(b)には、ベッド本体2の四個の差込孔41A,41,A,41B,41Bの平面形状を示す。この固定用支持部51A,51Bは、水平断面における外形を略楕円形状とする部材で構成され、この部材を一方では横長の楕円、他方では斜めに傾いた楕円となるようにサイドレールに組み付けてられてなるものである。
図9には、ベッド本体2の差込孔4及びサイドレール3の固定用差込部5の更に別の実施形態を示し、図9(a)には、一個のサイドレール3の前後に設けられる固定用支持部52A,52Bの断面形状を、図9(b)には、ベッド本体2の四個の差込孔42A,42A,42B,42Bの平面形状を示す。この固定用支持部52A,52Bは、水平断面における外形を略三角形状とする部材で構成され、この部材を前後方向における外側に凸となるようにサイドレールに組み付けてられてなるものである。
上記の形態における固定用差込部51A,51B,52A,52Bは、水平断面における外形が同一の形状であるもの、つまり、同一の棒体を、サイドレール3への組み付け角度を異なるものとすることによって、前後の固定用差込部51A,51B(52A,52B)の水平断面における外形を異なる形状としたものであり、これによって、部品費用を安く抑え、製品全体としての製造コストを低廉化することができる。なお、上記の形態における脚側の固定用支持部(図示せず)は、頭側の固定用支持部52A,52B(52A,52B)とは前後の位置を反対に構成されてなるものである。
図10には、ベッド本体2の差込孔4及びサイドレール3の固定用差込部5のまた更に別の実施形態を示し、図10(a)には、一個のサイドレール3の前後に設けられる固定用支持部53A,53Bの断面形状を、図10(b)には、ベッド本体2の四個の差込孔43A,43A,43B,43Bの平面形状を示す。これらの固定用支持部53A,53Bは、一方が水平断面における外形を矩形状とする部材で構成され、他方がこの矩形状の外形の対向する二辺に夫々コ字状に外方に突出する凸部が設けられたものである。これらの固定用差込部53A,53Bは、前後で異なる形状の部材よりなるが、第一の差込孔43Aが一方の矩形状の固定用差込部53Aのみを差込み固定可能とするものとして、第二の差込孔43Bが双方の固定用差込部53A,53Bを差込み固定可能とするものとして構成されているため、サイドレールの不適切な位置での反対向きでの使用を不可能としつつ、中央位置では反対向きでも使用可能とすることで、自由度を向上させたものとなっている。なお、上記の形態における脚側の固定用支持部(図示せず)は、頭側の固定用支持部53A,53Bとは前後の位置を反対に構成されてなるものである。
なお、本実施形態では、サイドレールは、前後に一対の固定用差込部を有するものとして構成されているが、これに限らず、例えば一個の固定用差込部とベッド本体のフレームを挟持する断面視コ字状のものとしてもよく、また、固定用差込部は、サイドレールと一体的に形成されてなるものや、棒状でないものであってもよい。また、各部材は、金属や合成樹脂等の一般的なものは勿論、これら以外であっても種々のものを適宜選択することができる。
1 サイドレール付きベッド
2 ベッド本体
2a フレーム
3 サイドレール
3A 頭側用のサイドレール
3B 脚側用のサイドレール
3a 柵本体
3b 支持部
4 差込孔
4A 第一の差込孔
41A,42A,43A 第一の差込孔
4B 第二の差込孔
41B,42B,43B 第二の差込孔
5 固定用差込部
51A,52A,53A 頭側の固定用差込部
51B,52B,53B 脚側の固定用差込部
6 ヘッドボード
7 フッドボード

Claims (2)

  1. サイドレールを取り付けるための複数の差込孔を側端部に有するベッド本体と、この差込孔に差し込まれる固定用差込部を有する複数のサイドレールとを備えたサイドレール付きベッドであって、
    前記複数のサイドレールにおける、前記固定用差込部の各々の水平断面の外形及びこの外形の点対称である形状が、全て同一とはならない二以上の異なる形状を有するものであり、
    前記差込孔が、前記固定用差込部の水平断面の外形又はこの外形の点対称である形状の中で、所定の1つの形状のみを内包する形状であることで、この形状を内包する前記固定用差込部のみを差込み固定することができる第一の差込孔と、
    前記固定用差込部の水平断面の外形又はこの外形の点対称である形状の中で、二以上の形状を重ねて得られる外形を内包する形状であることで、異なる形状の前記固定用差込部を差込み固定することができる第二の差込孔とを備え
    前記サイドレールが、前後に一対の前記固定用差込部を有するものであるとともに、前記複数の差込孔が、前記ベッド本体の前後方向における両端の前記差込孔として前記第一の差込孔を形成し、これらの第一の差込孔の間に、複数の前記第二の差込孔を、各差込孔の間隔が前記一対の固定用差込部の間隔と略同一寸法となる位置に設けたものであることを特徴とするサイドレール付きベッド。
  2. 前記サイドレールが前後に一対の固定用差込部を有するものであり、これらの一対の固定用差込部の水平断面の外形が異なるものである請求項記載のサイドレール付きベッド。
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