JP3047759U - 医療ベッド及び介護ベッド用ベッドカバー - Google Patents
医療ベッド及び介護ベッド用ベッドカバーInfo
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- JP3047759U JP3047759U JP1997008814U JP881497U JP3047759U JP 3047759 U JP3047759 U JP 3047759U JP 1997008814 U JP1997008814 U JP 1997008814U JP 881497 U JP881497 U JP 881497U JP 3047759 U JP3047759 U JP 3047759U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- cover
- hanging
- protective fence
- medical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装飾性豊なベッドカバーを使用してベッド自
体に華やかさを持たせるために、防護柵があっても使用
できるベッドカバーを提供する。 【解決手段】 ベッドカバー(10)が、側部に防護柵
(C)が取付け可能な医療用ベッド(A)におけるベッ
ド面に対応する大きさに形成した長方形状のカバー部
(11)と、該カバー部の幅方向の両側に配された垂下
部(12)とからなり、前記垂下部が適宜間隔をおいて
垂下方向に分離(14)されている。
体に華やかさを持たせるために、防護柵があっても使用
できるベッドカバーを提供する。 【解決手段】 ベッドカバー(10)が、側部に防護柵
(C)が取付け可能な医療用ベッド(A)におけるベッ
ド面に対応する大きさに形成した長方形状のカバー部
(11)と、該カバー部の幅方向の両側に配された垂下
部(12)とからなり、前記垂下部が適宜間隔をおいて
垂下方向に分離(14)されている。
Description
【0001】
本考案は、防護柵が取付け可能になっている医療用ベッドに使用するためのベ ッドカバーに関し、特に防護柵が取付けられていても、支障なく使用できるベッ ドカバーに関する。
【0002】
従来から病院等で使用されている医療用ベッドには、白いシーツで覆ったベッ ドマットに、同じく白いカバーで覆った毛布及び掛布団を掛けて使用されている のが一般的であり、ベッドカバーは使用されていなかった。
【0003】
上記のようにベッドカバーが使用されない理由は、医療用ベッドには、通常、 落下防止用の防護柵がベッドの両側に取付けられていることにあり、この防護柵 がベッドカバーの使用の邪魔になっていた。
【0004】 近年、高齢化が進む関係上、病院、老人ホーム等の施設はもとより、家庭にお いても介護が必要な老人が多くなっており、このような介護老人は、短期間で介 護が不要となることは少なく、むしろ、相当長期間にわたることが多い。そのよ うな状況においては、装飾豊なカーテンを使用したり、置物や花などを飾って室 内をできるだけ華やかにしてあげようとする周囲の人の配慮が見られるが、上記 した従来のような装飾的配慮の乏しい無味乾燥なベッドでは、自分自身が病人で あることを常に自覚させられるので精神衛生上芳しいものではなく、また、介護 者や見舞客も病人に接するという緊張感が常に伴い、そのため、知らず知らずの うちに介護老人を遠ざけるようになってしまうのが一般的である。
【0005】 本考案は、防護柵があっても使用できるベッドカバーであって、ベッドカバー に装飾性を付与すれば医療用及び介護用のベッドに華やかさを持たせることので きるベッドカバーの提供を目的とするものである。
【0006】
本考案に係るベッドカバーは、側部に防護柵が取付け可能な医療用ベッドにお けるベッド面に対応する大きさに形成した長方形状のカバー部と、該カバー部の 幅方向の両側に配された垂下部とからなり、前記垂下部が適宜間隔をおいて垂下 方向に分離されているものである。
【0007】 上記のように構成することにより、防護柵の支柱が垂下部の分離部に挿通でき るので、防護柵が邪魔にならずにベッドカバーをベッドに覆い掛けることができ る。
【0008】 また、本考案に係るベッドカバーとして、側部に防護柵が取付け可能な医療用 ベッドにおけるベッド面に対応する大きさに形成した長方形状のカバー部と、該 カバー部の幅方向の両側に配された垂下部とからなり、前記垂下部に適宜間隔を おいて垂下方向に支柱挿通用の開口部を形成するようにしてもよい。
【0009】 上記のように構成することにより、防護柵の支柱が垂下部の開口部に挿通でき るので、防護柵が邪魔にならずにベッドカバーをベッドに覆い掛けることができ る。
【0010】
以下に本考案の好適な実施例を図1〜図4に基いて詳細に説明する。図1及び 図2は第1の実施例を示し、図3及び図4は第2の実施例を示す。
【0011】 図1は、第1の実施例に係るベッドカバーの広げた状態を示す斜視図であり、 図2は、防護柵を取付けた医療用ベッド(A)に該ベッドカバーを覆い掛けた状 態を示す斜視図である。図において、(10)は、フリルタイプのベッドカバー であり、長方形状のカバー部(11)とその幅方向の側に縫着した垂下部(12 )とからなる。カバー部(11)は、ベッドマット(B)の上面に対応する大き さであって、垂下部(12)は、ベッドマット(B)から床面までの高さに相当 する長さに設計されている。
【0012】 左右両側の垂下部(12)はそれぞれ分離した5枚の垂下片(13)からなり 、隣設する垂下片同士は、垂下方向に形成される分離部(14)がそれぞれ一部 重なり合うようにしてカバー部(11)の側縁に縫着され、フリル状の垂下部( 12)を形成している。
【0013】 (C)は、ベッドの側枠に支柱(C´)を差込むことによって着脱自在に取付 けられた防護柵であり、該ベッドにベッドカバー(10)を覆い掛け、その分離 部(14)に支柱(C´)を挿通すると、垂下片(12)が支柱(C´)をよけ て垂下することになるので、垂下部(12)の全体がベッド両側において床面ま で垂下する状態となる。
【0014】 したがって、本ベッドカバー(10)は、ベッド(A)に防護柵(C)を取付 けた状態においても防護柵(C)に邪魔されることなく、ベッド(A)に覆い掛 けることができる。
【0015】 なお、本実施例においては、両側の垂下部それぞれを5枚の垂下片から構成し 、4個所の分離部を形成しているが、これに限られるものではなく、防護柵(C )の支柱(C´)の差込み部の間隔や個数に応じて適宜変更されるものである。
【0016】 図3は、第2の実施例に係るベッドカバーの広げた状態を示す斜視図であり、 図4は、防護柵を取付けた医療用ベッド(A)に該ベッドカバーを覆い掛けた状 態を示す斜視図である。図において、(20)は、ボックスタイプのベッドカバ ーであり、長方形状のカバー部(21)とその幅方向の両側に縫着した垂下部( 22)とからなる。カバー部(21)は、ベッドマット(B)の上面に対応する 大きさであって、垂下部(22)は、ベッドマット(B)から床面までの高さに 相当する長さに設計されている。
【0017】 左右両側の垂下部(22)にはそれぞれ垂下方向に開口部(24)が形成され ており、この開口部(24)は防護柵の支柱が挿通できるように設けたものであ る。
【0018】 (C)は、ベッドの側枠に支柱(C´)を差込むことによって着脱自在に取付 けられた防護柵であり、該ベッドにベッドカバー(20)を覆い掛け、その開口 部(24)に支柱(C´)を挿通すると、垂下部(22)の全体がベッド両側に おいて床面まで垂下する状態となる。
【0019】 したがって、本ベッドカバー(20)は、ベッド(A)に防護柵(C)を取付 けた状態においても防護柵(C)に邪魔されることなく、ベッド(A)に覆い掛 けることができる。
【0020】 なお、本実施例においては、両側の垂下部にそれぞれ4個所の開口部を形成し ているが、これに限られるものではなく、防護柵(C)の支柱(C´)の差込み 部の間隔や個数に応じて適宜変更されるものである。
【0021】 上記の第1及び第2の実施例に示す如く構成すれば、防護柵を取付けた医療用 ベッドに対して、ベッドカバーが何ら支障なく使用できるようになる。したがっ て、ベッドカバーを装飾豊なものにすることにより医療用及び介護用のベッド全 体の装飾性が向上する。
【0022】
本考案に係るベッドカバーは、側部に防護柵が取付け可能な医療用ベッドにお けるベッド面に対応する大きさに形成した長方形状のカバー部と、該カバー部の 幅方向の両側に配された垂下部とからなり、前記垂下部が適宜間隔をおいて垂下 方向に分離されているものであるから、防護柵の支柱が垂下部の分離部に挿通で きるので、防護柵が邪魔にならずにベッドカバーをベッドに覆い掛けることがで きる。
【0023】 また、本考案に係るベッドカバーとして、側部に防護柵が取付け可能な医療用 ベッドにおけるベッド面に対応する大きさに形成した長方形状のカバー部と、該 カバー部の幅方向の両側に配された垂下部とからなり、前記垂下部に適宜間隔を おいて垂下方向に支柱挿通用の開口部を形成するようにすれば、防護柵の支柱が 垂下部の開口部に挿通できるので、防護柵が邪魔にならずにベッドカバーをベッ ドに覆い掛けることができる。
【0024】 したがって、上記のベッドカバーに模様や色彩を施して使用すれば、医療用及 び介護用ベッドが装飾豊かなものとなるため、療養生活が快適なものとなる。
【図1】本考案の第1の実施例に係るベッドカバーの斜
視図である。
視図である。
【図2】第1の実施例に係るベッドカバーの使用状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係るベッドカバーの斜
視図である。
視図である。
【図4】第2の実施例に係るベッドカバーの使用状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
A………医療用ベッド B………ベッドマット C………防護柵 C´……防護柵の支柱 10……ベッドカバー 11……カバー部 12……垂下部 13……垂下片 14……分離部 20……ベッドカバー 21……カバー部 22……垂下部 24……開口部
Claims (2)
- 【請求項1】側部に防護柵が取付け可能な医療用ベッド
におけるベッド面に対応する大きさに形成した長方形状
のカバー部と、該カバー部の幅方向の両側に配された垂
下部とからなり、前記垂下部が適宜間隔をおいて垂下方
向に分離されていることを特徴とする医療ベッド及び介
護ベッド用ベッドカバー。 - 【請求項2】側部に防護柵が取付け可能な医療用ベッド
におけるベッド面に対応する大きさに形成した長方形状
のカバー部と、該カバー部の幅方向の両側に配された垂
下部とからなり、前記垂下部に適宜間隔をおいて垂下方
向に支柱挿通用の開口部を形成したことを特徴とする医
療ベッド及び介護ベッド用ベッドカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008814U JP3047759U (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 医療ベッド及び介護ベッド用ベッドカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008814U JP3047759U (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 医療ベッド及び介護ベッド用ベッドカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047759U true JP3047759U (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=43182060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997008814U Expired - Lifetime JP3047759U (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 医療ベッド及び介護ベッド用ベッドカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047759U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018003367A1 (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-04 | シーホネンス株式会社 | サイドレール付きベッド |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP1997008814U patent/JP3047759U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018003367A1 (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-04 | シーホネンス株式会社 | サイドレール付きベッド |
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