JP3002326U - 寝具用布団で使える一人用ヤグラコタツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来型ヤグラコタツは、複数人数を対象にし
たものであったが、本考案は、一人用に限定することに
より、寝具用布団がそのまま利用でき、より経済的で、
どんな狭い部屋でも、簡単に使用可能にする。 【構成】 ヤグラコタツの足枠を楕円形にし、従来の敷
物、コタツ用布団を使わずに、寝具用布団か使えるのが
特徴である一人用のヤグラコタツである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はヤグラコタツを寝具用布団でも使えるようにした一人用のヤグラコ タツに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のヤグラコタツは一家団欒の場となりうるように複数が使えるものであっ た。よってかなり大きな物となり一度部屋を置くと片付けるのがめんどうであっ た。そして一人で使うには市販の最も小さいものでも不経済である。 又、その場で仮眠をとるにも布団で寝るよりもかなり窮屈であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、その欠点を除いて、一人で使う場合最も快適で経済的、手軽に取りつ け、片づけができるヤグラコタツを開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面を追いながら説明すれば、 （イ）足枠１を、コタツ内を最小限の空間で済むように楕円形にする。 （ロ）最小限の空間を最大限に利用するため電熱体３をなるべく薄くする。 （ハ）コンセント用コードは足にからまらないように足枠１の一本の中に入るよ うにするか、もしくはそれに添うように取り付ける。

【０００５】

【作用】

本案は、以上のような構造であるから、今までのコタツの利用法と同じである が、従来の物と違う点は、敷物、掛け物等の必要がなく寝具用布団をそのまま利 用して使うことができる。

【０００６】

【実施例】 なお、本考案の実施にあたって次の如きことができる。 （イ）足枠１と電熱枠２、補強枠５はそれぞれ取りはずしができるようにする。 （ロ）補強枠５は、１に取りつけたままでも真中から折り曲げができるようにす る。 （ハ）台４は、付けても付けなくてもよい。 （ニ）足枠の一部（もしくは全体）の表面を寝ていて足がぶつかっても痛くない ように、熱に強く柔らかい緩衝材６でおおう。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、一人で利用でき、しかも布団をそのまま使えるのでその大きさを 最小限にすることで経済的に、手軽に使うことができる。しかも、取り片づけ、 取りつけが簡単なコタツである。又、このコタツの使用によって従来のコタツと 競合することもない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【符号の説明】

１ 足枠 ２ 電熱枠 ３ 電熱体 ４ 台 ５ 補強材 ６ 緩衝材

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 楕円状の足枠１に電熱体３を付けた電熱
   枠２を取りつける。以上の如く構成された寝具布団をそ
   のまま使える一人用ヤグラコタツ
2. 【請求項２】 コタツの上に何か置きたい時は台４を添
   えた請求項１の一人用ヤグラコタツ
3. 【請求項３】 足枠１を補強するため補強枠５を付けた
   一人用ヤグラコタツ
4. 【請求項４】 コンセント用コードは足になるべくから
   まらないように足枠の一つから出るようにするか、又は
   足枠に添って付けられた一人用ヤグラコタツ
5. 【請求項５】 足枠に柔らかい素材６を付けた一人用ヤ
   グラコタツ