JP3058586U - 掛け布団落下防止付カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、提供されている掛け布団のカバーは、
掛け布団の外周面を覆うように構成されている。しか
し、ベッドの場合、夜中に何度も布団がベッドから落ち
て、寒い思いをするなどの問題点がある。 【解決手段】 カバー本体２と落下防止部３から構成さ
れ、落下防止部３は、帯状連結部３Ａと袋部３Ｂと芯板
３Ｃから構成され、帯状連結部３Ａは、布地をもって短
い帯状に構成され、カバー本体２における長辺である左
右辺のうちのいずれか一方の辺に、外方に向け連結さ
れ、袋部３Ｂは平面方形の袋状体３Ｂ３に構成され、袋
状体３Ｂ３の上辺に開口部３Ｂ４が形成され、芯板３Ｃ
は、柔軟性に富んだプラスチックの板などをもって平面
方形の板状体に構成され、袋部３Ｂ内に開口部３Ｂ４よ
り挿脱自在に挿入されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、新規な構成を有する掛け布団落下防止付カバーに関するものである 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、提供されている掛け布団のカバーは、掛け布団の外周面を覆うように構 成されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 １．ベッドの場合、夜中に何度も布団がベットから落ちて、寒い思いをしてい た。 ２．ベッドに布団が落ちないように柵を付ける例もあるが、病院のベッドを連 想し気分的にも不快で、また見た目も悪い。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするもの である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案は下記のようになるものである。 すなわち、本考案のものは、カバー本体２と、落下防止部３から構成され、カ バー本体２は、平面縦長方形の裏面２Ａと表面２Ｂから構成され、内部に掛け布 団４が収納され、落下防止部３は、帯状連結部３Ａと袋部３Ｂと芯板３Ｃから構 成され、帯状連結部３Ａは、布地をもって短い帯状に構成され、カバー本体２に おける長辺である左右辺のうちのいずれか一方の辺のほぼ中央位置に、外方に向 け連結され、袋部３Ｂは、平面方形の裏面３Ｂ１と表面３Ｂ２を縫合して袋状体 ３Ｂ３に構成され、この袋状体３Ｂ３の上辺に開口部３Ｂ４が形成され、芯板３ Ｃは、柔軟性に富んだプラスチックの板などをもって袋部とほぼ同寸法である平 面方形の板状体に構成され、当該芯板３Ｃは袋部３Ｂ内に開口部３Ｂ４を利用し て挿脱自在に挿入されている掛け布団落下防止付カバーである。

【０００５】 この場合、下記のように構成することができる。 帯状連結部３Ａの外方への長さイは２１０ｍｍ、袋部３Ｂの外方への長さロは １９０ｍｍ、袋部３Ｂの深さハは２６０ｍｍである。

【０００６】 使用方法は下記の通りである。 １．図４のように、芯板３Ｃが挿入されている落下防止部３を、ベッド６とマ ット７の間に挿入する。 ２．図５のように、掛け布団が左方にずれて落ちようとしても、芯板３Ｃが挿 入されている落下防止部３がベッド６とマット７で挟持固定されているから、当 該掛け布団はずり落ちることがない。 ３．落下防止部３がカバー本体２の左右辺のうちのいずれか一方の辺の真中に 取付けられているので、掛け布団が左側に落ちやすい人、右側に落ちやすい人に も、上下を逆さにすることによって、どちらにも対応できる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。 １は本考案の掛け布団落下防止付カバーで、カバー本体２と、落下防止部３か ら構成されている。 Ａ．カバー本体２は、公知のものであるが、平面縦長方形の裏面２Ａと表面２ Ｂから構成され、内部に掛け布団４が収納されている。 Ｂ．落下防止部３は、帯状連結部３Ａと袋部３Ｂと芯板３Ｃから構成されてい る。 ａ．帯状連結部３Ａは、布地をもって短い帯状に構成され、カバー本体２にお ける長辺である左右辺のうちのいずれか一方の辺のほぼ中央位置に、外方に向け 連結されている。 ｂ．袋部３Ｂは、平面方形の裏面３Ｂ１と表面３Ｂ２を縫合して袋状体３Ｂ３ に構成され、この袋状体３Ｂ３の上辺に開口部３Ｂ４が形成されている。 ｃ．芯板３Ｃは、柔軟性に富んだプラスチックの板などをもって袋部とほぼ同 寸法である平面方形の板状体に構成され、当該芯板３Ｃは袋部３Ｂ内に開口部３ Ｂ４を利用して挿脱自在に挿入されている。

【０００８】

【実施例】

さらに、以下のような条件で実験した結果、極めて良好な結果が得られた。 １．帯状連結部３Ａの外方への長さイは、２１０ｍｍ ２．袋部３Ｂの外方への長さロは、１９０ｍｍ ３．袋部３Ｂの深さハは、２６０ｍｍ

【０００９】

【考案の効果】

本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 １．掛け布団がベッドより落下しない。 ２．いつも掛け布団がきれいにかかっている。 ３．ベッドに取付ける柵は、その部分だけ布団が寄ったりして見た目が悪くな るが、本考案のものによれば、掛け布団を自然に掛けた状態で見た目もきれいで ある。 ４．このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、 経済的であるなどの効果をも有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】略図的平面図である。

【図２】同上の要部拡大斜視図である。

【図３】Ａ−Ａ線拡大断面図である。

【図４】使用状態を説明する要部拡大断面図である。

【図５】作用を説明する要部拡大断面図である。

【図６】寸法を説明する略図的平面図である。

【符号の説明】

１ 掛け布団落下防止付カバー ２ カバー本体 ３ 落下防止部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カバー本体（２）と、落下防止部（３）
   から構成され、カバー本体（２）は、平面縦長方形の裏
   面（２Ａ）と表面（２Ｂ）から構成され、内部に掛け布
   団（４）が収納され、落下防止部（３）は、帯状連結部
   （３Ａ）と袋部（３Ｂ）と芯板（３Ｃ）から構成され、
   帯状連結部（３Ａ）は、布地をもって短い帯状に構成さ
   れ、カバー本体（２）における長辺である左右辺のうち
   のいずれか一方の辺のほぼ中央位置に、外方に向け連結
   され、袋部（３Ｂ）は、平面方形の裏面（３Ｂ１）と表
   面（３Ｂ２）を縫合して袋状体（３Ｂ３）に構成され、
   この袋状体（３Ｂ３）の上辺に開口部（３Ｂ４）が形成
   され、芯板（３Ｃ）は、柔軟性に富んだプラスチックの
   板などをもって袋部とほぼ同寸法である平面方形の板状
   体に構成され、当該芯板（３Ｃ）は袋部（３Ｂ）内に開
   口部（３Ｂ４）を利用して挿脱自在に挿入されているこ
   とを特徴とする掛け布団落下防止付カバー。
2. 【請求項２】 帯状連結部（３Ａ）の外方への長さ
   （イ）は２１０ｍｍ、袋部（３Ｂ）の外方への長さ
   （ロ）は１９０ｍｍ、袋部（３Ｂ）の深さ（ハ）は２６
   ０ｍｍである請求項１記載の掛け布団落下防止付カバ
   ー。