JP2002125822A - 組掛け布団 - Google Patents

組掛け布団

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JP2002125822A
JP2002125822A JP2000329563A JP2000329563A JP2002125822A JP 2002125822 A JP2002125822 A JP 2002125822A JP 2000329563 A JP2000329563 A JP 2000329563A JP 2000329563 A JP2000329563 A JP 2000329563A JP 2002125822 A JP2002125822 A JP 2002125822A
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JP
Japan
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cloth
quilt
fasteners
duvet
upper cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000329563A
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English (en)
Inventor
Kenichi Inagaki
健一 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhachi Mawata Co Ltd
Original Assignee
Maruhachi Mawata Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組掛け布団において、季節や好みに応じて多
様な使用方法を選択できる組掛け布団の提供する。 【解決手段】 組掛け布団1は第一の布団体となる上カ
バー2と、第二の布団体となる肌掛け羽毛布団3と、第
三の布団体となる下カバー4とを備え、上カバー2と羽
毛布団3の横に延びる各辺に沿って互いに係合するファ
スナー22,24、32,34を取り付け、上カバー2
と下カバー4の縦に延びる各辺に沿って互いに係合する
ファスナー21,23、41,43を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、季節や好みに応じ
て多様な組み合わせの使用を可能にした組掛け布団に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、寝具の一つである掛け布団
は、季節や好みなどにより種々使い分けられている。す
なわち、気温の低い冬季において厚手の掛け布団や羽毛
布団などと毛布などを組み合わせて使用し、温度の高い
夏場はタオルケットのみを使用するといった具合であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年おいて
は住宅構造や生活様式に変化が見られ、例えば空調装置
やベットの普及が寝具に対するニーズを多様化させてい
る。特に、空調された部屋のベットに寝るという生活様
式では、毛布や羽毛布団などを複数重ね合わせたものが
分離して脱落することがなく、しかも、全体として薄い
掛け布団が望まれている。また、従来、布団を覆うカバ
ーとして、布団の全体を包む袋状をしたものがある。こ
の袋状のカバーは布団への取り付けが面倒なばかりか、
カバーが部分的に汚れた場合も、袋状のカバーを全て布
団から外して洗濯する必要があり、洗濯物が増えるとい
う問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、季節や好みに応じて多様な使用方法を選択で
き、しかも、全体として薄く容易に分離しがたい組掛け
布団の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、以下の手段を採用した。請求項1に記載
の組掛け布団は、第一、第二、第三の布団体を備え、第
一、第二の布団体の横に延びる各辺に沿って互いに係合
するファスナーを取り付け、第一、第三の布団体の縦に
延びる各辺に沿って互いに係合するファスナーを取り付
けことを特徴とするものである。このような組掛け布団
によれば、第一の布団体に対する第二、第三の布団体の
装着を容易に切り換えることができ、季節や好みに応じ
て多様な使用方法を選択できる。
【0006】また、第一、第三の布団体布団を第二の布
団体を覆うカバーとすることにより、従来の袋状のカバ
ーに比べてカバーを布団から外して洗濯することが容易
になる。そして、第一の布団体の略全周にファスナーを
設けるものの、第二、第三の布団体の全周にファスナー
を設けないため、ファスナーの使用量が少なくて済み、
第一の布団体に対して第二、第三の布団体を容易に着脱
できる。請求項2に記載の組掛け布団は、第一、第三の
布団体の間に第二の布団体を配置し、第三の布団体に第
一、第二の布団体の横に延びる各辺を包むようにして折
り返される折り返し部を設けたことを特徴とするもので
ある。この組掛け布団によれば、汚れやすい第一、第二
の布団体の襟元が第三の布団体の折り返し部に覆われて
いるため、第一、第二の布団体が汚れることを有効に抑
えられる。
【0007】請求項3に記載の組掛け布団は、縦方向に
延びる辺に取り付けられるファスナーを複数に分割する
ことにより、洗濯等による縮みが生じてもファスナーの
スムーズな係合が維持される。
【0008】請求項4に記載の組掛け布団は、第二、第
三の布団体の横に延びる各辺が係止手段を介して離れな
いようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る組掛け布団の
一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1にお
いて、符号の1は組掛け布団を示しており、この組掛け
布団1は平面視が縦方向に長い矩形状をしている。組掛
け布団1は第一の布団体となる上カバー2と、第二の布
団体となる肌掛け羽毛布団3と、第三の布団体となる下
カバー4とを備える。この羽毛布団3は上カバー2と下
カバー4の間に羽毛布団3が配置され、汚れないように
覆われている。上カバー2は、羽毛布団3より大きい矩
形状の布からなり、その周囲にフリル29が縫い付けら
れている。上カバー2の裏側(使用状態の下側)にはそ
の縦横4つの辺に沿って4つのファスナー21〜24が
縫い付けられている。羽毛布団3は表裏2枚の布周囲が
縫い合わされた袋状の表皮39を備える。この表皮39
は適当なピッチで区画され、各区画の内部にはそれぞれ
羽毛が充填されている。
【0010】そして、羽毛布団3の端部には横の辺に沿
って2つのファスナー32,34が縫い付けられてい
る。この各ファスナー32,34は上カバー2のファス
ナー22,24に係合して、羽毛布団3と上カバー2を
横の辺で結ぶ。下カバー4は、羽毛布団3と略同じ大き
さをもつ矩形状の布からなり、一方の横の辺から延長さ
れる折り返し部49を有する。折り返し部49は羽毛布
団3及び上カバー2の横に延びる各辺を包むようにして
折り返され、羽毛布団3及び上カバー2を覆ってこれら
が汚れないようにする。そして、下カバー4の裏側(使
用状態の上側)にはその横に延びる各辺に沿って2つの
ファスナー41,43が縫い付けられている。この各フ
ァスナー41,43が上カバー2のファスナー21,2
3に係合して、下カバー4と上カバー2を縦の辺で結
ぶ。
【0011】下カバー4の横の辺に沿ってはファスナー
が縫い付けられないが、下カバー4と羽毛布団3の横に
延びる各辺を結ぶ係止手段5が設けられる。下カバー4
の折り返し部49が設けられる一方の端部には3つの係
止手段5が、他方の端部には4つの係止手段5がそれぞ
れ等間隔をもって設けられる。これにより、下カバー4
のファスナー41,43が設けられない端部が羽毛布団
3から離れない。なお、羽毛布団3の縦の辺に沿っては
ファスナーが縫い付けられず、羽毛布団3と上カバー2
は縦の辺で離れているが、このファスナーが設けられな
い端部は、上カバー2と下カバー4の間に挟まれること
により、上カバー2から離れないようになっている。
【0012】係止手段5は、図2に示すように、下カバ
ー4の端部に縫い付けられる一対の係合帯45と、各係
合帯45の先端に取り付けられる雄・雌のスナッパー4
6,47と、羽毛布団3の端部に縫い付けられるループ
25とによって構成される。上カバー2の表側(使用状
態の上側)には3つのボタン28が取り付けられる。各
ボタン28が折り返し部49の裏側のボタン穴48に係
合し、折り返し部49の端部が上カバー2に係止され
る。
【0013】さて、上述した構成の組掛け布団1は、上
カバー2に対して羽毛布団3がその横に延びる各辺でフ
ァスナー22,32及びファスナー24,34を介して
取り付けられ、同じく上カバー2に対して下カバー4が
その縦に延びる各辺でファスナー21,41及びファス
ナー23,43を介して取り付けられる。つまり、羽毛
布団3または下カバー4の全周にファスナーを設けない
ため、ファスナーの使用量が少なくて済み、上カバー2
に対して羽毛布団3または下カバー4を容易に着脱で
き、これらの洗濯が容易に行える。組掛け布団1は上カ
バー2と下カバー4の間に羽毛布団3が配置され、羽毛
布団3は汚れないように覆われている。特に汚れやすい
上カバー2及び羽毛布団3の襟元が下カバー4の折り返
し部49に覆われているため、上カバー2及び羽毛布団
3の汚れが有効に抑えられる。
【0014】組掛け布団1は、第三の布団体として、下
カバー4の他にタオルケットや毛布を用意してもよい。
これにより、季節に応じて、さらには使用者の好みに応
じて適宜選択して使用することができ、全体として薄く
容易に分離しがたい組掛け布団を実現する。また、図3
に示ように、上カバー2の縦に延びる各辺に取り付けら
れるファスナー21を2つのファスナー21a,21b
に分割し、ファスナー23を2つに複数のファスナー2
3a,23bに分割してもよい。あるいは、ファスナー
21を3以上に分割してもよい。この場合、長いファス
ナー21,23を複数に分割することにより、洗濯等に
よる縮みが生じてもファスナー21,23のスムーズな
係合が維持される。
【0015】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更が可
能である。例えば、適用可能な係止手段5としては、ス
ナッパー46,47を用いないで、ボタンとボタン穴の
係合、面状ファスナー(いわゆるマジックテープ(登録
商標))による係合、あるいはループ25に通したひも
を結ぶことによる係合など、種々の公知手段がある。ま
た、組掛け布団1は平面視が縦方向に長い矩形状をして
いるが、これに限らず横方向に長い矩形状にしたり、正
方形にすることも可能である。
【0016】
【発明の効果】上述した本発明の組掛け布団によれば、
ファスナーの使用量が少なくて済み、カバー類の付け外
しが容易に行える組掛け布団の提供でき、しかも季節や
好みに応じて多様な使用方法を選択できる。また、肌掛
け羽毛布団のように薄手の羽毛布団を組み合わせること
で、薄くて高い保温性が得られる組掛け布団は、空調の
きいた部屋でベッドを使用するといった生活スタイルに
好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す組掛け布団の図で
ある。
【図2】 同じく係止手段を拡大した斜視図である。
【図3】 他の実施の形態を示す上カバーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 組掛け布団 2 上カバー 3 羽毛布団 4 下カバー 5 係止手段 21〜24 ファスナー 32,34 ファスナー 41,43 ファスナー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一、第二、第三の布団体を備える組掛
    け布団において、 前記第一、第二の布団体の横に延びる各辺に沿って互い
    に係合するファスナーを取り付け、 前記第一、第三の布団体の縦に延びる各辺に沿って互い
    に係合するファスナーを取り付けたことを特徴とする組
    掛け布団。
  2. 【請求項2】 第一、第三の布団体の間に第二の布団体
    を配置し、 前記第三の布団体に第一、第二の布団体の横に延びる各
    辺を包むようにして折り返される折り返し部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の組掛け布団。
  3. 【請求項3】 前記第一、第三の布団体の各辺に取り付
    けられるファスナーを複数に分割したことを特徴とする
    請求項1または2に記載の組掛け布団。
  4. 【請求項4】 前記第二、第三の布団体の横に延びる各
    辺を結ぶ係止手段を備えたことを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか一つに記載の組掛け布団。
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