JP5252518B2 - ポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品に関する。詳しくは、耐候性に優れ、成形品やペレットから発生するホルムアルデヒド量を大幅に低減し、熱安定性に優れたポリアセタール樹脂組成物およびそれからなる成形品に関する。
ポリアセタール樹脂はバランスの取れた機械的性質と良好な自己潤滑特性及び電気特性を有するエンジニアリングプラスチックとして、各種の機械部品や電気部品等に広く使用されている。しかしながら、ポリアセタール樹脂は日光や蛍光灯などに長時間曝されたり、風雨等に曝されることにより、成形品の表面が変色したり、光沢を失ったり、更にはクラックを発生して機械的強度が損なわれるなどの問題を生じる場合がある。
また、ポリアセタール樹脂はモノマーの主原料がホルムアルデヒドであることから、重合時や成形時等にかかる熱履歴によるわずかな熱分解反応によりきわめて微量ながらもホルムアルデヒドが発生し、作業環境の悪化を招き、また成形加工時の変色や金型への付着物(モールドデポジット)の生成、成形品の耐熱安定性の低下などの原因となる。特に、最終製品から発生するホルムアルデヒドは、所謂シックハウス症候群等の原因とされ、厚生労働省の室内ホルムアルデヒド濃度の指針値は0.08ppmと規定されている。ポリアセタール樹脂成形品から、ホルムアルデヒド発生を完全になくすことは難しいが、最終製品からのホルムアルデヒド発生量を現状よりさらに低くすることが求められている。そのためには、ホルムアルデヒド発生量の低いポリアセタール樹脂組成物が望ましい。
ポリアセタールの耐侯性を改良する為、各種耐候性添加剤をポリアセタール樹脂に添加することによりポリアセタール樹脂の耐候性の向上を図ることが提案されている。例えば、紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤を併用して配合することにより、耐侯性を向上させたポリアセタール樹脂組成物については数多くの提案がなされている(例えば特許文献1、2他)。
また、特許文献3には、ポリアセタールに、紫外線吸収剤と分子量の異なる2種類のヒンダードアミンを配合した組成物が耐侯性と共に、モールドデポジットの生成による成形品外観不良に対しても効果があることが記載されている。
一方、ポリアセタール樹脂組成物からなるペレットおよび成形品のホルムアルデヒド発生量を抑制するために、ポリアセタール樹脂に種々の添加剤を配合する方法が知られている。たとえば、特許文献4には、アジピン酸ジヒドラジド等のヒドラジド類を配合することが提案されている。ホルムアルデヒド捕捉剤或いは成形品からのホルムアルデヒド発生量を抑制するための添加剤としては、その他に、尿素或いは尿素誘導体、メラミン−ホルムアルデヒド重合物、窒素含有化合物−ホウ酸塩、グリオキシジウレイド化合物その他の窒素含有化合物が数多く提案されている。
耐候性添加剤とホルムアルデヒド捕捉剤を配合して耐候性向上と共にホルムアルデヒド発生量を抑制したポリアセタール樹脂組成物も提案されており、例えば、特許文献2には、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤と共に、ホルムアルデヒド捕捉剤としてメラミン、ベンゾグアナミン、シアノグアニジン等を配合した組成物が示され、また特許文献5には、耐候性安定剤と尿素、尿素誘導体、アミジン誘導体からなる抑制剤を配合したポリアセタール樹脂組成物が提案されている。
特開平2−180951号公報 特開平7−309994号公報 特開平7−26109号公報 特開平4−345648号公報 特開平11−335520号公報
しかしながら、これらの特許文献に記載のポリアセタール樹脂組成物は、必ずしも、満足な性能を有するものではなく、特に、耐候性添加剤とホルムアルデヒド捕捉剤を併用した場合、ホルムアルデヒドの捕捉が不十分で、成形品のホルムアルデヒド発生量が前記厚生労働省の指針値に対応し得るベく低減された組成物を得ることは困難であった。本発明はかかる現状に鑑みなされたものであって、その目的は、耐候性に優れると共に、ペレットや成形品から発生するホルムアルデヒド量を大幅に低減し、熱安定性に優れ、金型汚染性を低減したポリアセタール樹脂組成物を提供することである。
本発明者らは、上記の問題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ホルムアルデヒド捕捉剤としてヒドラジドを用いた場合、耐候性添加剤としてポリアセタール樹脂に配合されるヒンダードアミンの構造により、ペレットや成形品から発生するホルムアルデヒド量が影響を受けること、そして特定のヒンダードアミン、紫外線吸収剤およびヒドラジド化合物を組み合わせ、これらを特定の割合で配合することにより、成形品の耐候性、熱安定性が大きく向上し、ペレットや成形品より発生するホルムアルデヒド量を著しく低減できることを見出し、本発明を達成するに至ったすなわち本発明の要旨は、(A)ポリアセタール樹脂100重量部に対し、(B)後述する式(1)〜(9)で示される構造を有するヒンダードアミン系光安定剤0.01〜5重量部、(C)紫外線吸収剤0.01〜5重量部、および(D)芳香族ヒドラジド及び20℃における水(HO)100gに対する溶解度が1g未満である脂肪族ヒドラジドより選ばれる一種又は二種以上のヒドラジド化合物0.001〜5重量部を配合してなるが、
但し、更に、下記(E1)一般式(10)で表されるカルボン酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩、および/または(E2)一般式(11)で表される飽和脂肪酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩を含むポリアセタール樹脂組成物は除く、
ことを特徴とするポリアセタール樹脂組成物、並びにかかるポリアセタール樹脂組成物からなる成形品に存する。
Figure 0005252518
(式(10)中、R、Rは水素原子および炭素数10以下の有機基からなる群から選ばれた基を示し、同一であっても異なっていてもよく、またx、yはそれぞれ0から5までの整数を示し、かつx+yが0から5までの整数である。またAは水酸基、ホルミル基、アミノ基、エステル基、アルコキシル基からなる群から選ばれた基を示す。)
Figure 0005252518
(式(11)中、R、Rは水素原子および炭素数10以下のアルキル基からなる群から選ばれた基を示し、同一であっても異なっていてもよく、またzは6以上の整数を示し、またBは水酸基を示す。)
本発明に係わるポリアセタール樹脂組成物は、耐候性に優れ、かつ、ペレットおよび成形品から発生するホルムアルデヒド量が抑制されている。従って本発明のポリアセタール樹脂組成物は、いわゆるシックハウス症候群対策が必要とされ、更に耐候性も必要とされるような自動車内装部品、家屋や学校等に使用される建材部品、および電気部品等の材料としてきわめて有用である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に使用される(A)ポリアセタール樹脂は、オキシメチレン基(−CHO−)を主たる構成単位とするアセタールホモポリマー以外に、前記オキシメチレン基以外の構成単位を1種以上含むコポリマー(ブロックポリマーも含む)、およびターポリマー等も含まれる。また、前記ポリアセタール樹脂は、線状構造のみならず分岐、架橋構造を有していてもよい。前記オキシメチレン基以外の構成単位としてはオキシエチレン基(−CHCHO−)、オキシプロピレン基(−CHCHCHO−)、オキシブチレン基(−CHCHCHCHO−)等の炭素数2〜4のオキシアルキレン基が挙げられ、中でもオキシエチレン基が好ましい。また、オキシアルキレン単位構造の含有量としては、0.1〜20重量%が好ましい。
オキシメチレン基(−CHO−)と炭素数2〜4のオキシアルキレン基を構成単位とするポリアセタール樹脂は、ホルムアルデヒドの3量体(トリオキサン)や4量体(テトラオキサン)などのオキシメチレン基の環状オリゴマーとエチレンオキサイド、1,3−ジオキソラン、1,3,6−トリオキソカン、1,3−ジオキセパン等の炭素数2〜4のオキシアルキレン基を含む環状オリゴマーとを共重合することによって製造することができる。中でも、トリオキサンやテトラオキサンなどの環状オリゴマーとエチレンオキサイドもしくは1,3−ジオキソランとの共重合体が好ましい。特に、トリオキサンと1,3−ジオキソランとの共重合体がさらに好ましい。
本発明において使用される(B)ヒンダードアミン系光安定剤は、下記式(1)〜(9)で示されるピペリジン構造を有するアミンである。
本発明に使用される(B)ヒンダードアミン系光安定剤は、分子中に複数のピペリジン構造を有することが出来るが、全てのピペリジン構造が、N−炭素原子−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル構造である。
本発明に使用される(B)ヒンダードアミン系光安定剤は、下式()のビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)セバケート、
Figure 0005252518
下式()の1−[2−{3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}エチル]−4−[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ]−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
Figure 0005252518
下式()で示されるテトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、
Figure 0005252518
下式(4)で示されるブタンテトラカルボキシレートの4つのR’の一部が1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基で、残りの他がトリデシル基である化合物の混合物、
Figure 0005252518
但し、上記式(4)中、4つのR’の一部が1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基で残りの他がトリデシル基(−C 13 27 )である。
下式()で示される、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,β,β,β−テトラメチル−3,9(2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウデンカン)−ジエタノールとの縮合物、(pは1〜3)
Figure 0005252518
下式()で示されるコハク酸ジメチルと4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノールの縮合物、(nは10〜14)
Figure 0005252518
下式()で示される1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルメタクリレート、
Figure 0005252518
下式()で示されるN,N’,N”,N’”−テトラキス−(4,6−ビス−(ブチル−(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)アミノ)−トリアジン−2−イル)−4,7−ジアザデカン−1,10−ジアミン、
Figure 0005252518
下式()で示されるビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)[[3,5−ビス(1,1ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]ブチルマロネートである
Figure 0005252518
上記ヒンダードアミン化合物は単独で用いても、或いは二種以上を併用してもよい。上記ヒンダードアミンの中、特に好ましくは式()、()、()、()、()、()および()で示されるヒンダードアミンである。
本発明において使用される(C)紫外線吸収剤は、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、芳香族ベンゾエート系化合物、シアノアクリレート系化合物、及び、シュウ酸アニリド系紫外線吸収剤の中から選ばれる。
(C)紫外線吸収剤の具体例としては、例えば、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチル−フェニル)ベンゾトリアゾール、2,2'−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール、2−(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−イソアミル−フェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2'−ヒドロキシ−3',5'−ビス−(α,α−ジメチルベンジル)フェニル〕ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オキシベンジルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、p−t−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレート、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3'−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3'−ジフェニルアクリレート、N−(2−エトキシ−5−t−ブチルフェニル)シュウ酸ジアミド、N−(2−エチルフェニル)−N'−(2−エトキシフェニル)シュウ酸ジアミドなどが挙げられる。
上記紫外線吸収剤は単独で用いても、二種以上で併用してもよい。好ましくは、ベンゾトリアゾール系化合物であり、特に好ましくは、20℃における蒸気圧が1×10−8Pa以下のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤である。具体的には、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール、2,2'−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]が挙げられる。
本発明で使用される(D)ヒドラジド化合物は、(D1)芳香族ヒドラジド及び(D2)20℃における水(HO)100gに対する溶解度が1g未満である脂肪族ヒドラジドからなる群より選ばれる。
(D1)芳香族ヒドラジドとしては、例えばイソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラジド、1,5−ナフタレンジカルボジヒドラジド、1,8−ナフタレンジカルボジヒドラジド、2,6−ナフタレンジカルボジヒドラジド、サリチル酸ヒドラジド、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸ヒドラジド、1,5−ジフェニルカルボノヒドラジド、p−トルエンスルホニルヒドラジド、2,4−トルエンジスルホニルヒドラジド、アミノベンズヒドラジド、4−ピリジンカルボン酸ヒドラジド、4,4'−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジドなどが挙げられる。
(D2)20℃における水(HO)100gに対する溶解度が1g未満である脂肪族ヒドラジドとしては、シュウ酸ジヒドラジド(水溶解度0.2g以下)、セバシン酸ジヒドラジド(0.01g以下)、1,12−ドデカンジカルボヒドラジド(0.01g以下)、1,18−オクタデカンジカルボヒドラジド(0.1g以下)などが挙げられる。
上記ヒドラジド化合物は単独で用いても、又は二種以上を併用してもよい。好ましくは、1,12−ドデカンジカルボヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジド、1,8−ナフタレンジカルボジヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラジドである。
本発明の樹脂組成物は、これら(A)〜(D)成分を全て、特定の量比で含有させることにより、耐候性と低金型汚染性の両立が達成出来る。本発明の樹脂組成物中の(B)ヒンダードアミン系光安定剤の量は、(A)ポリアセタール樹脂100重量部に対し0.01〜3重量部、好ましくは0.03〜2重量部、さらに好ましくは0.05〜1重量部である。(C)紫外線吸収剤の量は、ポリアセタール樹脂100重量部に対し、0.01〜5重量部、好ましくは0.05〜4重量部、さらに好ましくは0.07〜3重量部である。(D)ヒドラジド化合物の量はポリアセタール樹脂100重量部に対して、0.001〜5重量部、好ましくは0.003〜3重量部、更に好ましくは0.005〜1重量部である。
本発明のポリアセタール樹脂組成物は、以上の成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲内で公知の添加剤および/または充填剤を添加することが可能である。前記添加剤としては、例えば滑剤、帯電防止剤、離型剤、熱安定剤、酸化防止剤、その他の紫外線吸収剤、その他の光安定剤等が挙げられる。また、前記充填剤としてはガラス繊維、ガラスフレーク、ガラスビーズ、タルク、マイカ、炭酸カルシウム、チタン酸カリウムウィスカー等が挙げられる。また、その他の添加剤として、尿素化合物、アルキレンアクリル化合物、ポリエーテル化合物等を添加することが可能である。さらに顔料、染料を加えて所望の色目に仕上げることも可能である。
但し、上記した本発明のポリアセタール樹脂組成物に、更に、下記(E1)一般式(10)で表されるカルボン酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩、および/または(E2)一般式(11)で表される飽和脂肪酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩を含むポリアセタール樹脂組成物は、本発明のポリアセタール樹脂組成物から除かれる。
Figure 0005252518
(式(10)中、R、Rは水素原子および炭素数10以下の有機基からなる群から選ばれた基を示し、同一であっても異なっていてもよく、またx、yはそれぞれ0から5までの整数を示し、かつx+yが0から5までの整数である。またAは水酸基、ホルミル基、アミノ基、エステル基、アルコキシル基からなる群から選ばれた基を示す。)
Figure 0005252518
(式(11)中、R、Rは水素原子および炭素数10以下のアルキル基からなる群から選ばれた基を示し、同一であっても異なっていてもよく、またzは6以上の整数を示し、またBは水酸基を示す。)
本発明のポリアセタール樹脂組成物の製造法は特に限定されるものではなく、上記(A)〜(D)成分、および必要に応じてその他の樹脂添加剤および/または充填剤を混合し、混練することによって調製することができる。混合・混練の方法についても、特に制限はなく、公知の混合・混練装置を使用する方法が挙げられる。混練は、ポリアセタール樹脂が溶融する温度以上、具体的には、原料のポリアセタール樹脂の流動開始温度以上(一般的には170℃以上)で行うのが好ましい。
具体的には、例えば、(A)ポリアセタール樹脂に対して、(B)ヒンダードアミン系光安定剤、(C)紫外線吸収剤、(D)ヒドラジド化合物を、所定の量、同時または順次添加し、必要に応じて他の樹脂添加剤を添加した後、タンブラー型ブレンダー等によって混合し、得られた混合物を1軸または2軸押出し機にて溶融混練してストランド状に押出し、ペレット化することにより所望の組成のポリアセタール樹脂組成物を得ることができる。また本発明の成形品は、本発明のポリアセタール樹脂組成物を用い、射出成形、押出成形、圧縮成形、吹込成形、真空成形、発泡成形等の公知のポリアセタール樹脂の成形法を使用して成形することにより得られる。
本発明で得られるポリアセタール樹脂組成物は、耐候性に優れており、かつ、ペレットおよび成形品から発生するホルムアルデヒド量が低減されていることから、いわゆるシックハウス症候群対策が必要とされ、更に耐候性も必要とされるような自動車内装部品、家屋や学校等に使用される建材部品、および電気部品等の材料として有用である。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下に示す具体例に制限されるものではない。
なお、実施例及び比較例で使用した材料、及び樹脂組成物の物性評価法を以下に示す。
<材料>
*ポリアセタール樹脂:コモノマーとして1,3−ジオキソランを用いたアセタールコポリマー(コモノマー量は、樹脂に対して4.2重量%)、メルトインデックス(10.5g/10分)。
*ヒンダードアミン系光安定剤−1:1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル−及びトリデシル−が混合した1,2,3,4ブタンテトラカルボキシレート、旭電化工業(株)社製「アデカスタブLA-62」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−2:コハク酸ジメチルと4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノールの縮合物、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)社製「Tinuvin622」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−3:ヒンダードアミン系光安定剤−3:テトラキス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、旭電化工業(株)社製「アデカスタブLA-52」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−4:1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,β,β,β−テトラメチル−3,9(2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウデンカン)−ジエタノールとの縮合物、旭電化工業(株)社製「アデカスタブLA-63」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−5:ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)[[3,5−ビス(1,1ジメチルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]メチル]ブチルマロネート、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)社製「Tinuvin144」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−6:1−[2−{3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}エチル]−4−[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ]−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、三共ライフテック社製「サノールLS-2626」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−7:1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル−メタクリレート、三共ライフテック社製「サノールLS-3410」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−8:N',N' ' ,N' ' ',N' ' ' '−テトラキス−(4,6−ビス−(ブチル−(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)アミノ)−トリアジン−2−イル)−4,7−ジアザデカン−1,10−ジアミン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)社製「Chimassorb119FL」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−9:ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)セバケート、三共ライフテック(株)社製「サノールLS-765」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−10:ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケート、三共ライフテック(株)社製「サノールLS-770」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−11:ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}]、三共ライフテック(株)社製「サノールLS-944」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−12:テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、旭電化工業(株)社製「アデカスタブLA-57」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−13:2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル及びトリデシル−1,2,3,4ブタンテトラカルボキシレート、旭電化工業(株)社製「アデカスタブLA-67」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−14:1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジノールとβ,β,β,β−テトラメチル−3,9(2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウデンカン)−ジエタノールとの縮合物、旭電化工業(株)社製「アデカスタブLA-68」。
*ヒンダードアミン系光安定剤−15:デカン二酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−1(オクチルオキシ)−4−ピペリジニル)エステルと1,1−ジメチルエチルヒドロペルオキシドとオクタンの反応生成物、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)社製「Tinuvin123」。
*紫外線吸収剤−1:2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノール、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)社製「Tinuvin234」、20℃における蒸気圧:2.0×10−10Pa。
*紫外線吸収剤−2:2,2'−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]、旭電化工業(株)社製「アデカスタブLA-31」、20℃における蒸気圧:6.0×10−13Pa。
*ヒドラジド化合物−1:1,10−ドデカンジカルボヒドラジド、水100g(20℃)に対する溶解度0.01g以下。
*ヒドラジド化合物−2:セバシン酸ジヒドラジド、水100g(20℃)に対する溶解度0.01g以下。
*ヒドラジド化合物−3:テレフタル酸ジヒドラジド。
*ヒドラジド化合物−4:アジピン酸ジヒドラジド、水100g(20℃)に対する溶解度9.1g。
*アミノ置換トリアジン化合物:メラミン
<物性評価法>
(a)クラック発生時間(耐候性);
池貝社製PCM−30押出機を用いて、シリンダー温度:(ダイヘッド側)220/220/220/170℃(ホッパー側)、スクリュー回転数:100rpm、吐出量3kg/hにてペレットを作成。このペレットを用いて、日精樹脂工業社製PS−40E5ASE成形機にてシリンダー温度215℃で成形した試験片(100mm×40mm×厚さ2mm)を、サンシャインウェザオメーターWEL−SUN−DCH−B(スガ試験機社製)により、83℃に暴露し、表面の白化やクラックなどの劣化現象が、目視又は光学顕微鏡で観察されはじめるまでの時間をクラック発生時間とした。クラック発生時間が大きいほど耐候性に優れていることを示す。
(b)ホルムアルデヒド発生量;
池貝製社PCM−30押出機を用いて、シリンダー温度:(ダイヘッド側)220/220/220/170℃(ホッパー側)、スクリュー回転数:100rpm、吐出量3kg/hにてペレットを作成。このペレットを用いて、日精樹脂工業社製PS−40E5ASE成形機にて、100mm×40mm×厚さ2mmの平板をシリンダー温度215℃で成形して試験片とし、成形翌日にドイツ自動車工業組合規格VDA275(自動車室内部品−改訂フラスコ法によるホルムアルデヒド放出量の定量)に記載された方法に準拠して以下の手順で測定し、比較例1のホルムアルデヒド発生量を1とした場合の相対値を求めた。
i)ポリエチレン容器中に、蒸留水50mlを入れ、試験片を吊るした状態で密閉し、60℃で3時間保持する。
ii)その後、60分間室温で放置した後、試験片を取り出す。
iii)次いで、容器内の蒸留水中に吸収されたホルムアルデヒド濃度をUVスペクトロメーターを用い、アセチルアセトン比色法で測定する。
(c)b値(熱安定性);
池貝社製PCM−30押出機を用いて、シリンダー温度:(ダイヘッド側)220/220/220/170℃(ホッパー側)、スクリュー回転数:100rpm、吐出量3kg/hにてペレットを作成。このペレットを用いて、日精樹脂工業社製PS−40E5ASE成形機をにて、100mm×40mm×厚さ2mmの平板をシリンダー温度215℃で成形し、日本電色工業社製Spectro Color Meter SE2000にてb値を測定した。b値が小さい程熱安定性が良いことを示す。
(d)金型汚染性
住友重機械工業社製ミニマットM8/7A成形機を用い、しずく型金型を用いて、成形温度230℃、金型温度35℃で3000ショット連続成形し、終了後金型の付着物の状態を肉眼で観察し、以下の6段階の基準で評価した。
Figure 0005252518
[実施例1〜14,比較例1〜20]
ポリアセタール樹脂100重量部に対し、下記表1〜表6に示す配合処方で原料を秤量し、タンブラー型ブレンダーによって混合した。次に、得られた混合物を30mmφ2軸押出機(池貝社製、型式:PCM−30)にて、シリンダー温度:(ダイヘッド側)220/220/220/170℃(ホッパー側)、スクリュー回転数:100rpm、吐出量3kg/hにてペレット化し、所望のポリアセタール樹脂組成物のペレットを得た後、射出成形機(日精樹脂工業社製、型式:PS−40E5ASE)を用いて、100mm×40mm×厚さ2mmの平板をシリンダー温度215℃で成形し、耐候性、発生ホルムアルデヒド量、b値を評価した。結果を表1〜表6に示した。
なお、発生ホルムアルデヒド量は比較例1の発生量を基準(1.00)にする相対値で表示した。
Figure 0005252518
Figure 0005252518
Figure 0005252518
Figure 0005252518
Figure 0005252518
Figure 0005252518
表1〜表2から明らかな様に、紫外線吸収剤と本発明に規定する特定のヒンダードアミン系光安定剤およびヒドラジド化合物とを配合した実施例1〜14の組成物は何れも、優れた耐候性、熱安定性を有し、ホルムアルデヒド発生量が少なく、金型汚染性も小さい。
しかし、ピペリジル基の窒素原子が炭素原子ではなく水素原子と結合しているヒンダードアミン系化合物10〜15を用い、それ以外は実施例1と同じ組成の比較例5〜10の組成物は、実施例1の組成物に比し、ホルムアルデヒド発生量が約20倍以上と多く、熱安定性も大幅に低下している。
比較例のヒンダードアミンを用いて、ヒドラジド化合物の使用量を2倍にした比較例11〜15の組成物は、ホルムアルデヒド発生量を低減することは出来るが、熱安定性を示すb値は実施例の組成物に及ばない。
ホルムアルデヒド捕捉剤として、20℃、水100gに対する溶解度が1gを超えるヒドラジド化合物−4或いはメラミンを用いた比較例15〜20の組成物は、それぞれ対応する実施例の組成物と対比すると、耐候性、熱安定性は略同等であるが、ホルムアルデヒド発生量は5〜30倍と大幅に増加している。

Claims (6)

  1. (A)ポリアセタール樹脂100重量部に対し、
    (B)下記式(1)〜(9)で示されるヒンダードアミン系光安定剤0.01〜5重量部、
    (C)紫外線吸収剤0.01〜5重量部、および
    (D)芳香族ヒドラジド及び20℃における水(HO)100gに対する溶解度が1g未満である脂肪族ヒドラジドより選ばれる一種又は二種以上のヒドラジド化合物0.001〜5重量部、
    を配合してなるが、
    但し、更に、下記(E1)一般式(10)で表されるカルボン酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩、および/または(E2)一般式(11)で表される飽和脂肪酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩を含むポリアセタール樹脂組成物は除く、
    ことを特徴とするポリアセタール樹脂組成物。
    Figure 0005252518
    (式(10)中、R、Rは水素原子および炭素数10以下の有機基からなる群から選ばれた基を示し、同一であっても異なっていてもよく、またx、yはそれぞれ0から5までの整数を示し、かつx+yが0から5までの整数である。またAは水酸基、ホルミル基、アミノ基、エステル基、アルコキシル基からなる群から選ばれた基を示す。)
    Figure 0005252518
    (式(11)中、R、Rは水素原子および炭素数10以下のアルキル基からなる群から選ばれた基を示し、同一であっても異なっていてもよく、またzは6以上の整数を示し、またBは水酸基を示す。)
    Figure 0005252518
    Figure 0005252518
    Figure 0005252518
    Figure 0005252518
    但し、上記式(4)中、4つのR’の一部が1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基で残りの他がトリデシル基(−C 13 27 )である。
    Figure 0005252518
    Figure 0005252518
    Figure 0005252518
    Figure 0005252518
    Figure 0005252518
  2. (C)紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系化合物であることを特徴とする請求項1に記載のポリアセタール樹脂組成物。
  3. (C)紫外線吸収剤が20℃における蒸気圧が1×10−8Pa以下のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤であることを特徴とする請求項2に記載のポリアセタール樹脂組成物。
  4. (C)紫外線吸収剤が2−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4,6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチル)フェノールまたは2,2’−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]であることを特徴とする請求項2または3に記載のポリアセタール樹脂組成物。
  5. (D)ヒドラジド化合物がナフタレンジヒドラジド、テレフタル酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジドおよびドデカン二酸ジヒドラジドからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポリアセタール樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のポリアセタール樹脂組成物からなる成形品。
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